JP4890779B2 - コンテンツの配信および取得方法、配信局装置、受信装置、およびコンテンツ取得方法 - Google Patents

コンテンツの配信および取得方法、配信局装置、受信装置、およびコンテンツ取得方法 Download PDF

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本発明は、コンテンツ放送・取得方法に関する。より詳細には、コンテンツをセキュアにオンラインもしくはブロードキャストで配信し、セキュアに取得する方法に関する。
インターネット等の普及やデジタル放送開始に伴い、視聴者が有する装置で有料コンテンツを入手する機会が増えている。さらにその際、特定視聴者のみがそのコンテンツを視聴可能な仕組みが提案されている。
例えば放送局が、暗号化されたコンテンツとその復号鍵(特定視聴者が有する秘密鍵で復号可能に暗号化されている)を放送し、視聴者は自身の秘密鍵でコンテンツの復号鍵を復号化して取得して、得られた復号鍵でコンテンツを復号化するという技術がある(例えば特許文献1)。
また例えば放送局が、配信時刻に基づく有効期限を定義する時間コードとデータ・キーとアルゴリズムを示すコードとを視聴者の公開鍵で暗号化し、それに識別用のハンドルを付加して視聴者に送信し、視聴者が受信したハンドルを用いて自身の秘密鍵を検索し、得られた秘密鍵で配信時刻とデータ・キーとアルゴリズムを復号化し、アルゴリズムを用いて復号鍵を作成してコンテンツを復号化する技術がある。この技術では、時間コードにより決まる有効期限の間のみコンテンツの復号化が可能である(例えば特許文献2)。
特開H11−112950公報 特開2004−48687公報
特許文献1および2の技術においては、暗号化されたコンテンツを復号化するための復号鍵に係る情報が、コンテンツと同様に放送により配信され、且つ、視聴者の秘密鍵で復号可能に暗号化されて配信される。そのため、コンテンツを所望する視聴者以外の人間でも、暗号化されたコンテンツおよび復号鍵に係る情報を入手することが可能である。しかも、所有者の秘密鍵さえ分かればコンテンツを取得することも可能となる。即ち、悪意を持った人間が視聴者の装置を盗み出せば、コンテンツの入手は容易である。
また放送局は、配信する視聴者に合わせて暗号化する必要があり、不特定多数に配信可能なブロードキャスト配信にはこの手法は不向きである。視聴者が有する鍵が共通の場合、配信に関するセキュリティは非常に低くなる。
また特許文献2においては、視聴者の装置での受信時刻が有効期限内でないと、コンテンツを復号化できない仕組みとなっている。有効期限は配信時刻に基づくため、視聴者の装置は放送局が時刻同期している必要がある。
また視聴者の装置は、復号鍵生成に必要なデータ等を放送で受信し、装置内で作成する仕組みとなっており、復号鍵そのものを配信する場合よりセキュアであるが、これらのデータもやはり放送により配信され、視聴者から見て取得経路は1つであるため、視聴者以外の人間が入手することが容易である。
本発明は上記問題を鑑みてなされたものであり、配信局がコンテンツをオンラインもしくはブロードキャストで不特定多数の視聴者に提供し、そのコンテンツを欲する視聴者のみが、コンテンツをセキュアに取得可能な方法を提供する。
本発明は上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明では、配信局に設置された配信局装置から配信されるコンテンツを、前記コンテンツ取得に用いる電子バリュー情報を記憶する情報記憶媒体と情報送受可能な受信装置で取得するコンテンツの配信および取得方法であって、前記配信局装置が、コンテンツを暗号化するステップと、前記配信局装置が、暗号化した前記コンテンツと、前記コンテンツの識別情報と、前記コンテンツの価値情報を含むコンテンツ情報を作成するステップと、前記配信局装置が、作成した前記コンテンツ情報を一方向通信により配信するステップと、前記受信装置が、前記配信局装置から配信される前記コンテンツ情報を受信するステップと、前記受信装置が、前記コンテンツ情報内の前記価値情報と情報記憶媒体内の前記電子バリュー情報を比較するステップと、 前記受信装置が、前記価値情報と前記電子バリュー情報の比較結果に基づき、前記コンテンツの暗号を復号化して前記コンテンツを取得するステップとを含み、前記配信局装置での前記コンテンツの暗号化および前記受信装置での前記コンテンツの復号化には、同一の鍵を使用し、前記同一の鍵は、前記配信局装置および前記受信装置が前記コンテンツ情報毎に作成する、コンテンツの配信および取得方法を提供する。
請求項の発明では、 コンテンツ情報内の価値情報と情報記憶媒体内の前記電子バリュー情報とを比較して、その比較結果に基づき前記コンテンツを復号化して前記コンテンツを取得する受信装置に、コンテンツを配信する配信局に設置された配信局装置であって、 前記コンテンツを暗号化するコンテンツ暗号化手段と、前記コンテンツ暗号化手段で暗号化したコンテンツと、前記コンテンツの識別情報と、前記コンテンツの価値情報を含むコンテンツ情報を作成するコンテンツ情報作成手段と、前記コンテンツ情報作成手段で作成したコンテンツ情報を一方向通信により配信するコンテンツ情報配信手段とを含み、前記コンテンツ暗号化手段は、前記コンテンツ情報毎に暗号鍵を作成して前記コンテンツを暗号化する配信局装置を提供する。
請求項の発明では コンテンツ取得に用いる電子バリュー情報を記憶する情報記憶媒体と情報送受可能であり、配信局に設置された配信局装置から一方向通信により配信される暗号化されたコンテンツと前記コンテンツの識別情報と前記コンテンツの価値情報を含むコンテンツ情報を受信して取得する受信装置であって、前記コンテンツ情報を受信するコンテンツ情報受信手段と、前記コンテンツ情報内の前記価値情報と情報記憶媒体内の前記電子バリュー情報を比較し、その比較結果に基づき、前記コンテンツ情報に含まれるコンテンツの暗号を復号化して前記コンテンツを取得するコンテンツ復号化手段とを含み、 前記コンテンツ復号化手段は、前記コンテンツ情報毎に復号鍵を作成して前記コンテンツを復号化し、前記復号鍵は、前記配信局装置が前記コンテンツの暗号化に使用する暗号鍵と同一の鍵である受信装置を提供する。
請求項の発明では、配信局に設置された配信局装置から一方向通信により配信される、暗号化されたコンテンツと、前記コンテンツの識別情報と、前記コンテンツの価値情報とを含むコンテンツ情報を受信して取得する、前記コンテンツ取得に用いる電子バリュー情報を記憶する情報記憶媒体と情報送受可能な受信装置で用いられるコンテンツ取得方法であって、前記コンテンツ情報を受信するステップと、前記コンテンツ情報内の前記価値情報と情報記憶媒体内の前記電子バリュー情報を比較するステップと、前記価値情報と前記電子バリュー情報の比較結果に基づき、前記コンテンツ情報に含まれるコンテンツの暗号を復号化して前記コンテンツを取得するステップとを含み、前記コンテンツの復号化には、前記配信局装置が前記コンテンツの暗号化に使用する暗号鍵と同一である復号鍵を使用し、 前記受信装置は前記復号鍵を前記コンテンツ情報毎に作成する、コンテンツ取得方法を提供する。
本発明によれば、配信局装置は、暗号化されたコンテンツを復号化するための復号鍵の配信は行わないため、配信信号が傍受されてコンテンツの暗号が解かれることはない。
また配信局装置は、受信装置毎の暗号処理は行わないため、本発明はブロードキャスト配信に非常に適している。
また復号鍵は、受信装置において複数種類の必要な情報(コンテンツの識別情報、コンテンツの配信日時に係る情報、予め決められた装置が作成する鍵情報等)を用いて作成され、且つそれらの情報は複数ルート(鍵情報は情報記憶媒体から、その他は配信信号から)で受信装置に取得されるため、受信装置のみで復号鍵を作成することは出来ない。
また、複数種類の必要情報のうち、コンテンツの配信日時に係る情報および鍵情報は、時刻や時期により変更される情報である。そのため、同一コンテンツでも配信日時や配信時期が異なると鍵情報が変わり、配信信号からコンテンツの暗号を解読して常時使用可能な鍵を作成することは極めて困難である。
また鍵情報は、所定期間毎に変更されるものであり、所定期間を過ぎてしまえば無効情報となる。よって、万一、受信装置と鍵情報が保持された情報記憶媒体の両方が盗難にあっても、所定期間を過ぎればコンテンツ取得は不可能となる。しかも本発明は、コンテンツの取得に一切個人情報を使用しない。従って、受信装置を有する視聴者のリスクを最小限に抑えることができる。
以上をまとめると、本発明により、配信局装置は容易にコンテンツを配信可能で、コンテンツを欲する視聴者は、非常にセキュアにコンテンツを取得可能である。
第1の実施形態
本発明の第1の実施形態について、図1から図15を用いて説明する。
図1は、本発明のコンテンツの販売・提供方法を説明するためのシステム、およびシステム中で送受信される情報を示す図である。
1は受信装置、2は情報記憶媒体、3は専用装置、4は決済センター装置、5は配信局装置、6はコンテンツプロバイダである。
11は受信装置1が所有する受信装置1毎に固有の秘密鍵、12は予め決められた装置から送出される鍵情報、13はコンテンツ、14はコンテンツ13を暗号化したものとコンテンツ13の識別情報と価値情報(コンテンツ13の料金もしくは取得に必要なポイント数を示す情報)とコンテンツ13の配信日時情報とを含むコンテンツ情報、15は受信装置1で取得したコンテンツ13の識別情報と価値情報とを含む取得情報、16は情報記憶媒体2が保持する使用可能な残金情報やポイント情報等である電子バリュー情報、17は専用装置3から決済センター装置4へ送信される、視聴者(コンテンツを取得し、聴取する、視聴する、等する人間)による入金やポイント取得の情報等である入金・ポイント情報、18は決済センター装置4が取得情報15等を用いて作成する配信局装置5の売上情報A、19は配信局装置5が売上情報Aを用いて作成するコンテンツプロバイダ6の売上情報Bである。
受信装置1は、配信局装置5が配信するコンテンツ13が含まれるコンテンツ情報14を受信する、視聴者が所有する装置である。受信装置1としては、デジタルラジオやデジタルテレビ等のブロードキャスト放送を受信する装置、もしくは携帯電話等の双方向通信装置が考えられる。本実施形態では、主にデジタルラジオ受信装置を例にして説明する。
情報記憶媒体2は、受信装置1および専用装置3において、非接触で情報の読み書きが可能なICモジュールを搭載した、視聴者が所有するICカードである。ICモジュール内には、電子バリュー情報16、鍵情報12、およびコンテンツの取得情報15が保持されている。
専用装置3は、店舗等に設置された装置であり、情報記憶媒体2に対して情報を読み書きするための機能を有する。また、入金・ポイント情報17や情報記憶媒体2から読み出したコンテンツの取得情報15を、決済センター装置4等に送信する機能を有する。
決済センター装置4は、決済センターに設置された装置である。決済センター装置4は、専用装置3が送信した入金・ポイント情報17や情報記憶媒体2に保持されていたコンテンツの取得情報15を取得して管理し、決済処理を行う装置である。
配信局装置5は、配信局に設置された装置であり、コンテンツ13の配信機能を有する。配信局装置5としては、コンテンツ13をブロードキャストするデジタルラジオ局やデジタルテレビ局の装置、もしくはインターネットを用いてコンテンツ13を配信するコンテンツ配信事業者の装置が考えられる。本実施形態では主にデジタルラジオ放送局に設置された装置を例にして説明する。
コンテンツプロバイダ6は、配信局装置5へ実際にコンテンツ13を提供する業者の装置である。レコード会社、出版社、番組制作会社等がこれに相当する。
受信装置1と専用装置3は直接情報の送受信は行わないが、情報記憶媒体2を介した情報の送受信が行われている。専用装置3、決済センター装置4、配信局装置5およびコンテンツプロバイダ6は、それぞれが通信回線網を用いて情報の送受信を可能にするための送受信部を有しているため相互接続が可能である。しかし、送受信する情報が鍵情報や売上情報であるので、専用回線を用いる、PKI(公開鍵基盤)を用いる等して、安全な通信を行うものとする。
次に、各装置および装置間の関係について、図2から図5を用いて説明する。
図2は、受信装置1のブロック図である。101は配信局装置5が配信する、コンテンツ13を含むコンテンツ情報14を受信する受信部、102は受信部101で受信したコンテンツ情報14に含まれるコンテンツ13を音声として出力する音声出力部、103は時計、104は情報記憶媒体2に対して情報を読み書きするためのリーダライタ、105は各種情報(コンテンツを含む)を表示するための表示部、106は受信部101で受信し、取得したコンテンツ13を記憶するコンテンツ記憶部、107は受信装置1を動作させるためのプログラムや設定情報等が記憶されたリード・オンリー・メモリ(以後、ROMとする)、108は主に処理作業領域に用いられるランダム・アクセス・メモリ(以後、RAMとする)、109は受信装置1が固有に有する受信装置鍵11を記憶する受信装置鍵記憶部、110はボタンやタッチパネル等、視聴者の入力操作を受けるための入力部、111はROM107に記憶されている動作プログラムを実際に実行して受信装置1の各構成要素を動作させる制御部である。
受信部101および音声出力部102については、図3を用いて配信局装置5と共に後述する。
時計103は、配信局装置5の時計509と同期している。この時刻の同期は、配信局装置5から配信されるコンテンツ情報14に時刻情報が付加されており、この時刻情報に時計103の時刻を合わせることで達成可能である。しかし時刻同期の手法としてはこの方法に限るものではない。
リーダライタ104は、情報記憶媒体2に対してコンテンツ13の取得後に電子バリュー情報16を書き込む際、情報記憶媒体2に対して取得情報15を書き込む際、および情報記憶媒体2からコンテンツ13の復号化に使用する鍵情報12を読み出す際に使用される。リーダライタ104についても、図4を用いて後述する。
コンテンツ記憶部106は、情報記憶媒体2の電子バリュー情報16を用いてコンテンツ13を取得した後に、コンテンツ13を記憶する記憶装置である。ここに記憶されるコンテンツ13は、他の装置への違法コピーを禁ずるため、受信装置鍵記憶部109に記憶されている受信装置鍵11を用いて暗号化した状態で記憶されている。
受信装置鍵記憶部109に記憶されている受信装置鍵11は、受信装置1の製造時もしくは何らかのタイミングで記憶された、受信装置1毎に固有の秘密鍵であり、取得したコンテンツ13を暗号化してコンテンツ記憶部106に記憶する際に用いられる。受信装置鍵記憶部109には、この秘密鍵11と対になる公開鍵11’も記憶されており、これらの鍵は、コンテンツ13の暗号化および再生のための復号化以外には読み出すことが出来ない仕組みとなっている。また受信装置鍵記憶部109は、ハードウエア的にも耐タンパ性を有する構造を有し、秘密鍵および公開鍵の不正使用防止の仕組みが取られている。
ROM107には、本発明のコンテンツ情報受信手段と、電子バリュー書込み手段と、取得情報書込み手段と、コンテンツ復号化手段と、鍵情報取得手段の他、各種機能を実際に遂行するための動作プログラムが格納されている。これらの手段の具体的な機能については、本実施形態の実際の動作説明の際に詳説する。
図3は、配信局装置5のブロック図と、配信局装置5と受信装置1との関係を示す図である。501は配信局装置5で配信するコンテンツ13を記憶する配信コンテンツ記憶部、502は配信局装置5を操作し情報を入力するための入力部、503は各種情報を表示するための表示部、504はコンテンツ情報14を配信するコンテンツ情報配信部、505は外部にある装置との情報の送受信を行うための送受信部、506は配信局装置5を動作させるためのプログラムや設定情報等が記憶されたROM、507は主に処理作業領域に用いられるRAM、508は配信するコンテンツ13を暗号化する際に用いる鍵情報12を保管する鍵情報記憶部、509は時計、510はROM506に記憶されている動作プログラムを実際に実行して配信局装置5の各構成要素を動作させる制御部である。
配信コンテンツ記憶部501に記憶されるコンテンツ13は、コンテンツプロバイダ6から取得したものが主である。配信コンテンツ記憶部501には実際には、コンテンツ13と、コンテンツ13を識別する識別情報と、コンテンツ13の価値情報とが関連付けられて記憶されている。尚、コンテンツプロバイダ6からのコンテンツ13の取得方法としては、コンパクトディスク等によりオフラインで取得する方法や、送受信部505を介してオンラインで取得する方法等があるが、どのような方法でもよい。
コンテンツ情報配信部504は、作成したコンテンツ情報14を配信する。本実施形態において、配信局はデジタルラジオ局を想定しているので、コンテンツ情報配信部504は所定の周波数帯の電波を用いて、放送用にデジタル変調したコンテンツ情報14をブロードキャスト配信する。尚、配信局がデジタルテレビ局、インターネットを用いてコンテンツを配信するコンテンツ配信事業者の場合は、それぞれに対応する方法でコンテンツ情報14を配信するものとする。配信したコンテンツ情報14は、受信装置1の受信部101により受信される。
送受信部505は、外部にある装置とネットワーク接続をするための手段である。これにより配信局装置5は、例えば決済センター装置4、コンテンツプロバイダ6、鍵情報12を作成する予め決められた装置等と通信を行うこと可能となる。
鍵情報記憶部508に記憶されている鍵情報12は、予め決められた装置が作成して配信局装置5および専用装置3(を介して情報記憶媒体2)に送信する情報である。この鍵情報12については決済センター装置4の説明時に詳説する。またコンテンツ13の暗号化および復号化の仕組みについては、本実施形態の実際の動作説明の際に詳説する。
時計509は、受信装置1の時計103と同期している。この時刻の同期については時計103の説明時に説明した通りであり、例えば時計103が時計509の時刻に合わせるという手法を取っている。尚、時計509は、外部にある信頼できる時刻配信局から時刻配信を受ける等して、正確な時刻を計時している。
ROM506には、本発明のコンテンツ暗号化手段と、コンテンツ情報作成手段と、コンテンツ情報配信手段の他、各種機能を実際に遂行するための動作プログラムが格納されている。これらの手段の具体的な機能については、本実施形態の実際の動作説明の際に詳説する。
受信装置1の受信部101は、配信局装置5から配信されたコンテンツ情報14を受信するアンテナ1011とチューナ1013がRFユニット1012を介して接続し、さらにチューナ1013には、受信したコンテンツ情報14のデジタル変調を復調するデコーダ1014が接続した構成を有している。
配信局装置5から配信された情報が有料のコンテンツ情報14ではなく、例えば無料のラジオ番組情報の場合、デコーダ1014で復調した情報を音声出力部102に送出して、音声出力を行う。デコーダ1014はまた、復調した情報の中からコンテンツ情報14やコンテンツの識別情報等を分離して抽出する機能も有し、抽出した情報は制御部111に送出される。
受信装置1の音声出力部102は、デコーダ1014から送出された情報をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ1023と、アナログ信号となった情報を増幅するアンプ1024と、増幅したアナログ信号を実際に音声として出力するスピーカとから構成されている。音声出力部102はまた、コンテンツ記憶部106に記憶されている取得済みコンテンツの音声出力も行う。
図4は、情報記憶媒体2と受信装置1との関係を示す図である。本実施形態での情報記憶媒体2は非接触のICカードであり、受信装置1や専用装置3に、情報記憶媒体2内部の情報の読み書きを許容するための通信手段であるアンテナ部201と、各種情報が保持されているICモジュール202とを有する構成となっている。
ICモジュール202は記憶領域として、使用可能な残金情報やポイント情報等である電子バリュー情報16を記憶する電子バリュー記憶領域と、鍵情報12を記憶する鍵情報記憶領域と、コンテンツの取得情報15を記憶する取得情報記憶領域とを有している。またそれらとは別に、それぞれの記憶領域に対して読み書き可能な装置を制限する条件や、情報の送受信先を制限する条件等のアクセス条件を規定した、オペレーティング情報も保持している。
本実施形態での情報記憶媒体2は、アンテナ部201により外部にある装置から電磁的な電力の供給を受けて内部の情報の読み書きを行う。受信装置1のリーダライタ104は、この情報記憶媒体2のアンテナ部201と情報の送受信および電力供給を行うためのアンテナ部1041と、情報記憶媒体2に書き込む情報を電波で送出するために変調する変調回路1042と、アンテナ部1041で受信した変調されている情報を復調する復調回路と、制御部111とリーダライタ104間の情報の送受信を行うインターフェイス1044とを有する。
図5は、専用装置3および決済センター装置4のブロック図と、専用装置3、決済センター装置4および配信局装置5の関係を示した図である。
まず専用装置3に関して説明する。301は外部にある装置との情報の送受信を行うための送受信部、302は時計、303は各種情報を入力するためのボタン、キー等からなる入力部、304は各種情報を表示するための表示部、305はリーダライタ、306は専用装置3を動作させるためのプログラムや設定情報等が記憶されたROM、307は主に処理作業領域に用いられるRAM、308は情報記憶媒体2に対して視聴者による入金がなされた場合の入金に係る情報やポイント取得の情報等(入金・ポイント情報17)を記憶する入金・ポイント情報記憶部、309は情報記憶媒体2からリーダライタ305により読み出したコンテンツの取得情報15を記憶する取得情報記憶部、310は外部にある装置、例えばPOSシステム(ポイント・オブ・セールス・システム、販売時点管理)などに接続する際に用いることができるインターフェイス、311はROM306に記憶されている動作プログラムを実際に実行して専用装置3の各構成要素を動作させる制御部である。
送受信部301を介して専用装置3は、決済センター装置4、鍵情報12を作成する予め決められた装置、取得情報15を所望する装置等と情報の送受信を行うことが可能である。尚、取得情報15を希望する装置としては、例えば配信局装置5や、配信局装置5にコンテンツを供給しているコンテンツプロバイダ6等の、取得情報15の内容に実際に関係する事業者が想定できる。
リーダライタ305の構成は、図4で説明した受信装置1のリーダライタ104と基本的に同一である。
入金・ポイント情報記憶部308および取得情報記憶部309に記憶されている情報は、コンテンツの決済に係る情報であるため、情報記憶媒体2との情報の送受信に関連する動作である場合を除き、基本的に情報の読み書きは出来ない仕組みになっている。また耐タンパ性を有する構造を有し、不正使用防止の仕組みが取られている。これら記憶部に記憶された情報は、定期的に送受信部301を介して決済センター装置4(もしくは取得情報15を所望する装置等)に送信される。
ところで入金・ポイント情報17は、純粋に入金に係る情報やポイント取得の情報でもよいが、例えば、情報記憶媒体2の入金前と入金後の電子バリュー情報16の値、のように、入金・ポイント情報を間接的に示す情報でもよい。
インターフェイス310は、例えば同じ店舗内にあるPOSシステムの端末との接続を可能にするものである。これにより専用装置3は、POSシステムの端末内にある店舗の売上情報と連動して動作することが可能となる。
ROM306には、本発明の情報読出し手段と、情報送出手段と、情報取得手段と、情報書込み手段の他、各種機能を実際に遂行するための動作プログラムが格納されている。尚、これらの手段の具体的な機能については、本実施形態の実際の動作説明の際に詳説する。
次に決済センター装置4について説明する。本実施形態では、決済センター装置4において鍵情報12を作成し、配信局装置5および専用装置3(を介して情報記憶媒体2)に送信するものとして説明する。即ち、予め決められた装置を決済センター装置4として説明する。
401は、専用装置3等から送信された入金・ポイント情報17やコンテンツの取得情報15を記憶する決済情報記憶部、402は時計、403は外部にある装置との情報の送受信を行うための送受信部、405は決済センター装置5を動作させるためのプログラムや設定情報等が記憶されたROM、406は主に処理作業領域に用いられるRAM、407は鍵情報12を保管する記憶部、408は各種情報を入力するためのボタン、キー等からなる入力部、409は各種情報を表示するための表示部、410はROM405に記憶されている動作プログラムを実際に実行して決済センター装置4の各構成要素を動作させる制御部である。
決済センター装置4は、送受信部403を介して専用装置3、配信局装置5等と情報の送受信を行うことが可能である。
また決済センター装置4は、決済情報記憶部401に記憶された入金・ポイント情報17やコンテンツの取得情報15に基づいて、配信局装置5のコンテンツ13の売上情報Aを作成し、配信局装置5に送信する。売上情報Aに関しては、図16の説明時に再度説明する。
鍵情報記憶部407は、作成した鍵情報12を安全に保管するための記憶装置である。
ところで決済センター装置4は、配信局装置5からのコンテンツ配信および受信装置1でのコンテンツ取得をセキュアに遂行するため、鍵情報(所定期間毎に変更される)を作成して、配信局装置5に送信している。鍵情報記憶部407は、作成した鍵情報12を安全に保管するための記憶装置である。
ところで決済センター装置4は、配信局装置5からのコンテンツ配信および受信装置1でのコンテンツ取得をセキュアに遂行するため、所定期間毎に変更される鍵情報12を作成して、配信局装置5に送信している。専用装置3に対しては、情報記憶媒体2に鍵情報12を書き込む必要性が生じたとき、もしくは専用装置3から鍵情報の送信要求を受信したときに鍵情報12を送信している。この鍵情報12は、ROM405に記憶されている動作プログラムを実行することにより作成される。配信局装置5および受信装置1は、この鍵情報12とコンテンツの識別情報と配信日時情報とを含む情報を用いて、同一の鍵生成アルゴリズムを使用して同一の共通鍵を作成し、それぞれ、コンテンツの暗号化および復号化を行う。鍵生成、暗号化および復号化の詳細は、本実施形態の実際の動作説明の際に詳説する。
鍵情報12の有効期間である所定期間としては、例えば毎週月曜日を開始日とした1週間、毎月1日を開始日とした1ヶ月等が考えられる。専用装置3を介して情報記憶媒体2には、鍵情報12を1個だけ提供することも可能であるが、その場合、情報記憶媒体2の所持者である視聴者が期限日のことを誤って忘れてしまうと、受信装置1においてコンテンツ13の取得が出来なくなる。また、所定期間が1週間の鍵情報12を日曜日に情報記憶媒体2に保持させた場合、次の日には鍵情報12の有効期間が切れてしまい、コンテンツ13の取得が出来なくなる。一方、視聴者の使い勝手を考慮して鍵情報12の所定期間を延ばすことは一般的に、コンテンツ13にかけられた暗号が解読しやすくなることを意味する。このため本実施形態では、これらの問題を考慮して、鍵情報12の所定期間の開始日をずらした鍵情報12を複数個、情報記憶媒体2に対して提供する仕組み採用している。これによりコンテンツ13の暗号化および復号化に関して、高いセキュリティを保ちつつ、見かけ上、コンテンツ13を取得可能な期間を長期に設定することが可能となる。
尚、予め決められた装置は、鍵情報12の生成手段と、配信局装置5および専用装置3への鍵情報12の安全な受け渡しが可能な装置であれば、決済センター装置4でなくてもよい。例えば、様々な店舗に設置された専用装置3を統括的に管理する店舗管理装置のようなものが存在する場合ならば、その店舗管理装置であってもよいし、配信局装置5自身でもよい。一般的に店舗に設置された専用装置3とその店舗管理装置とは非常にセキュアな通信システムとなっているため、店舗管理装置から専用装置3を介して情報記憶媒体2に鍵情報12を送信する際、セキュアな通信を行うことができると考えられる。また、コンテンツを暗号化するのは配信局装置5であるため、配信局装置5が鍵情報12を作成するのは本発明の方法をスムーズに運用をする上で優れていると考えられる。
次に、図6から図15を用いて本発明の実際の動作説明を行う。
図6は、本発明のメインシーケンスを示すフローチャートである。情報記憶媒体2は、必要な情報を取得して保持し、送出すべき情報を送出する。受信装置1はコンテンツ情報14を受信してその中に含まれるコンテンツ13を取得する。
まず情報記憶媒体2は、視聴者が入金した情報やポイント取得の情報に係る入金・ポイント情報17を専用装置3によって書き込まれ、保持する。具体的には、それまでに情報記憶媒体2が保持していた電子バリュー情報と入金・ポイント情報17とを加算した電子バリュー情報を、使用可能な電子バリュー情報16として電子バリュー記憶領域に保持する(S1)。尚、専用装置3は、情報書込み手段の機能によりリーダライタ305を用いて電子バリュー情報の書込みを行う。
次に情報記憶媒体2は、予め決められた装置が作成した鍵情報12を専用装置3を介して取得して、鍵情報記憶領域に保持する(S2)。専用装置3は、情報取得手段の機能により送受信部301を用いて鍵情報12を取得し、情報書込み手段の機能によりリーダライタ305を用いて鍵情報12の書込みを行う。詳細は図7を用いて後述する。
次に情報記憶媒体2は、取得情報記憶領域に保持していたコンテンツ13の取得情報15を、専用装置3に送出する(S3)。専用装置3は情報読出し手段の機能により、リーダライタ305を用いて取得情報15を読み出す。そしてこの取得情報15を取得情報記憶部309に記憶し、情報送出手段の機能により送受信部301を用いて定期的に決済センター装置4等へ送信する。尚、この送信先は、情報記憶媒体2のオペレーティング情報を参照して決定する。
次に受信装置1でコンテンツ情報14を受信するのだが、ここではデジタルラジオ放送を例として、無料番組中に流れている楽曲のコンテンツ13を取得する方法を説明する。
番組中に流れている楽曲は、デジタルラジオ放送であるためデジタルデータであり、例えば図9(a)のように、楽曲デジタルデータの隙間の所々に楽曲コンテンツ13の識別情報が埋め込まれて放送されているものとする。
受信装置1は、まずこの番組を受信部101で受信し(S4)、音声出力部102で再生する。この際、楽曲デジタルデータに埋め込まれていたコンテンツの識別情報は、受信部101のデコーダ1014により抽出される。
視聴者は、番組中に流れている楽曲コンテンツ13の取得を希望する場合、入力部110を操作する。受信装置1はこの操作信号を受けて、S4で抽出したコンテンツの識別情報を所望のコンテンツの識別情報として認識し、一時的に記憶する(S5)。
次に受信装置1は、配信局装置5から配信されるコンテンツ情報14を受信部101で受信する。配信局装置5は、番組のデジタルデータにコンテンツ情報14を重畳させて送信する、楽曲放送が終了後にコンテンツ情報14を送信する、番組とは違うチャネルを用いてコンテンツ情報14を送信する等の手法によりコンテンツ情報14を送信することが可能である。受信装置1は、一時的に記憶した所望のコンテンツの識別情報に基づいて、受信したコンテンツ情報14の中から、所望のコンテンツの識別情報が含まれるものを抽出して、一時的に記憶する(S6)。このS5およびS6は、コンテンツ情報受信手段の機能によりなされる。
次に、コンテンツ情報14に含まれる暗号化されたコンテンツを実際に取得し、記憶する(S7)。この処理の詳細については後述する。
コンテンツ13を取得した後、コンテンツ13の取得で使用した情報記憶媒体2が現在保持する各種情報について、状況を確認する(S8)。情報記憶媒体2の電子バリュー情報16の残価値がない(残金がゼロ、残ポイントがゼロ)場合、電子バリュー情報の取得ステップ(S1)に移行するよう、視聴者を促す通知を行う。電子バリュー情報16の残価値はあるが鍵情報12の所定期間が切れている場合、鍵情報12の取得ステップ(S2)に移行するよう、視聴者を促す通知を行う。通知は例えば、表示部105を用いて行う。電子バリュー情報16の残価値があり、鍵情報12の所定期間も切れていない場合、再度、放送番組を受信するステップ(S4)に戻る。
図7は、情報記憶媒体2が鍵情報12を保持するステップ(S2)の詳細フローチャートである。
まず専用装置3は、情報記憶媒体2に鍵情報12を保持させるため、予め決められた装置(本実施形態では決済センター装置4)に対して、鍵情報12の送信要求を送信する(S11)。
決済センター装置4はこの送信要求を受信し(S12)、予め作成してある、所定期間の開始日をずらした複数個の鍵情報12を鍵情報記憶部407から読み出し(S13)、専用装置3へ送信する(S14)。
鍵情報12は例えば、専用装置3が決済センター装置4に対して鍵情報の要求をおこなったのが3月25日で、所定期間が毎月1日を開始日とした1ヶ月で、3個の鍵情報が1セットと考えた場合、S13では、3月1日から1ヶ月有効な鍵情報と4月1日から1ヶ月有効な鍵情報と5月1日から1ヶ月有効な鍵情報とがセットになって読み出され、決済センター装置4から専用装置3へ送信されることになる。
専用装置3はこれら鍵情報12を決済センター装置4から受信し(S15)、情報記憶媒体2の鍵情報記憶領域に書き込む(S16)。これにより情報記憶媒体2に、鍵情報12が保持される(S17)。
図8は、配信局装置5が決済センター装置4から受信した鍵情報12を用いてコンテンツを暗号化し、コンテンツ情報14を配信する処理を示すフローチャートである。ちなみに配信局装置5は決済センター装置4から鍵情報12を受信し、受信装置1がコンテンツを復号する復号鍵と同一の暗号鍵を作成する。
まず決済センター装置4は、予め作成してある鍵情報12を鍵情報記憶部407から読み出し(S21)、配信局装置5へ送信する(S22)。決済センター装置4は、鍵情報12の所定期間に合わせて定期的に、配信局装置5に対して鍵情報12を送信するものとする。例えば所定期間が毎月1日を開始日とした1ヶ月ならば、決済センター装置4は毎月末に配信局装置5に鍵情報12を送信する。尚、配信のタイミングはこれに限らない。
配信局装置5は、決済センター装置4から送信された鍵情報12を受信し取得する(S23)。そして鍵情報記憶部508に記憶する。このS23は、鍵情報取得手段の機能によりなされる。
次に配信局装置5は、配信コンテンツ記憶部501から配信するコンテンツ13とその識別情報と価値情報をを読み出し(S24)、コンテンツ13を暗号化ための暗号鍵を作成し(S25)、コンテンツ13を暗号化する(S26)。このS25およびS26は、コンテンツ暗号化手段の機能によりなされる。
コンテンツ暗号化手段はまず、予め決めた鍵生成のアルゴリズムを使用して暗号鍵を作成する。鍵生成のアルゴリズムとしては、例えば、鍵情報記憶部508に記憶した鍵情報12と、S24で読み出したコンテンツ13の識別情報と、コンテンツ情報14を配信する日時情報とを含む情報を合成した文字列に、ハッシュ関数を適応させてハッシュデータを生成するというものが考えられる。コンテンツ13の暗号化は、この鍵(ハッシュデータ)をもとに、一般的によく知られているXOR暗号あるいはDESブロック暗号等を使用して行うことができる。
鍵情報12は所定期間で変更され、日時情報は刻々と変わるものなので、同一コンテンツ13でも配信日時や配信時期が異なると鍵生成に用いる鍵情報が変わる。また、鍵生成にハッシュ関数を用いているため、使用している鍵情報の逆算が不可能であり、よって、暗号化されたコンテンツから最も重要な鍵情報12の機密保護が実現される。ゆえに、非常にセキュリティの高い暗号化をコンテンツ13に対して行うことができる。
尚、本実施形態では、鍵生成にコンテンツ13の識別情報と配信する日時情報と鍵情報とを用いたが、これらに限るものではない。例えばラジオの場合には配信日時の代わりに番組放送日時としてもよい。また、上記3種類のうち幾つかを抜粋する、別の情報を追加する等して作成してもよい。
次に配信局装置5は、暗号化されたコンテンツと、コンテンツ13の識別情報と、配信日時情報と、コンテンツ13の価値情報とを含むコンテンツ情報14を作成する(S27)。これは、コンテンツ情報作成手段の機能によりなされる。尚、コンテンツ情報14は、図9(b)に示ような識別情報(ID)、配信日時情報(日時)、コンテンツ13の価値情報(価値)、そして暗号化されたコンテンツが含まれるデータ構造を有する。尚、コンテンツ13の暗号化に配信日時情報を用いる場合であっても、配信局装置5と受信装置1とが同期していることが明らかならば、コンテンツ情報14に配信日時情報を含めずに送信するという手法をとってもよい。
配信局装置5は、図9(b)のようなコンテンツ情報14をコンテンツ配信部504から配信する(S28)。このS28は、コンテンツ情報配信手段の機能によりなされる。
図10は、受信装置1でのコンテンツ13の購入、記憶を示すステップ(S7)の詳細フローチャートである。
まず受信装置1は、リーダライタ104を用いて情報記憶媒体2から電子バリュー情報16(残価値情報)と鍵情報12を読み出す(S31)。ここで情報記憶媒体2は、所定期間のずれた鍵情報12を複数個保持しているので、受信装置1は、鍵情報の読出し日時に対応した鍵情報を読み出す。
次に読み出した残価値が存在するか否かを確認する(S32)。残価値がない場合、表示部105等を用いて残価値がないことを通知する(S42)。残価値がある場合、S33に移行する。
S33では、情報記憶媒体2に存在した残価値から、取得を希望する所望のコンテンツ13の価値情報(コンテンツ価値)を減算し、この減算の結果を新たな残価値とする。
残価値がゼロ未満の場合は、所望のコンテンツ13を取得出来ないことを意味し、表示部105を用いて残価値が足りないとを通知する(S43)。この通知例を図11の(a)に示す。この図において表示部105は、減算する前の情報記憶媒体2が保持していた残価値が100円であり、コンテンツが300円であるため、200円が不足していることを通知している。尚、補足情報として鍵情報12の有効期限(所定期間の最後の日時)を通知するようにすると、視聴者に対して、専用装置3のある店舗に赴いて鍵情報12を取得するように促すことができる。残価値がゼロ以上の場合はS35に移行する。
S35では、受信装置1による読出し日時が鍵情報12の所定期間内であるか否かを確認する。既にS31で、読出し日時に対応した鍵情報12を読み出す作業を行っているのだが、使用可能な鍵情報12が情報記憶媒体2に保持されていなかった場合(保持している鍵情報12の所定期間が切れてしまっている場合)、S44に移行して、表示部105を用いて所定期間が切れていることを通知する。尚、このS35とS44は、S31の後に行うようにしてもよい。読出し日時が鍵情報12の所定期間内である場合には、コンテンツ13の復号鍵の作成を開始する(S36)。
復号鍵は、コンテンツ復号化手段により、配信局装置5のコンテンツ暗号化手段が暗号鍵を作成した方法と同様の方法で作成される。即ちコンテンツ復号化手段は、情報記憶媒体2から取得した鍵情報12と、先に受信して一時的に記憶してあるコンテンツ情報14に含まれるコンテンツ13の識別情報と、配信日時情報とを含む情報を使用して、予め決めた鍵生成のアルゴリズムを適応することで復号鍵を作成する。そしてこの復号鍵により、受信したコンテンツ情報14に含まれる暗号化されたコンテンツを復号化する(S37)。
受信装置1にとってこの復号鍵の作成手法は、復号鍵を作成するために必要な情報が配信局装置5と決済センター装置4とから分かれて取得され、必要情報の1つである鍵情報12は情報記憶媒体2という受信装置1とは別体のものに記憶され、必要情報である鍵情報と配信日時情報とが、時刻や所定期間により変更されるものであるため、非常に安全な手法といえる。
例えば、悪意を持った人間が受信装置1を盗難した場合、行えることは、受信装置1内に記憶されているコンテンツ13を再生することのみである。コンテンツ13を取得するためには、復号鍵生成に必要な情報を全て取得するために、受信装置1と情報記憶媒体2との両方が必要であり、且つ情報記憶媒体2に記憶された鍵情報12の所定期間内でないとコンテンツ13を取得することはできない。また、情報記憶媒体2の電子バリュー情報16が残価値ゼロならば、悪意を持った人間自身が専用装置3を介して入金しなくてはコンテンツ13を取得することはできない。さらに受信装置1および情報記憶媒体2には、視聴者に係る個人情報は一切記憶されていない。
また例えば、悪意を持った人間が、あるコンテンツ情報に含まれるコンテンツの暗号鍵を解読したとしても、この鍵は上記のような幾つかの情報に基づいて、且つ、配信するコンテンツ情報毎に作成されるため、解読した鍵で別のコンテンツ情報に含まれるコンテンツの暗号を解くことは出来ない。さらに、配信局装置5のコンテンツ暗号化手段の説明で述べたように、ハッシュ関数を使用した鍵生成のアルゴリズムにより、鍵情報12の機密保護が実現されているため、別のコンテンツ情報に含まれるコンテンツのための復号鍵を作成することは不可能である。
よって視聴者は極めて安全にコンテンツ13を取得することができる。また仮に情報記憶媒体2と受信装置1を盗難されても、被害を最小限に留めることが出来る。
フローチャートに戻ると、次に受信装置1は、受信装置鍵記憶部109に記憶してある受信装置固有の秘密鍵により、S37で復号化して得られたコンテンツ13を再度暗号化し(S38)、暗号化したコンテンツをコンテンツ記憶部106に記憶する(S39)。
これにより受信装置1内にコンテンツ13が取得されたので、受信装置1はS33で算出した残価値を電子バリュー情報16として電子バリュー記憶領域に、取得したコンテンツ13の識別情報と価値情報とを取得情報15として取得情報記憶領域に書込み(S40)、コンテンツ13を正式に購入・取得する。そして、コンテンツ13の購入、記憶を示す一連の処理が終了したことを、表示部105を用いて通知して(S41)、このフローを終了する。S41の通知例を図11の(b)に示す。この図の表示部105は、楽曲コンテンツではなく、××なクワガタ2巻という図鑑コンテンツ(テキスト、画像、音声入り)をポイントで購入したことと、残りポイントや残金(残価値)と、鍵情報12の有効期限(所定期間の最後の日時)を通知している。本発明においてコンテンツ13は、楽曲に限らず、この図のようにテキストや画像や映像やその複合物でもよい。
尚、このフローにおいて、情報記憶媒体2の電子バリュー情報からコンテンツ13の価値情報を減算して残価値を求め、コンテンツ13の取得に伴って情報記憶媒体2に電子バリュー情報16(残価値)を書き込む処理は、電子バリュー書込み手段によりなされる機能である。またコンテンツ13の取得情報15を情報記憶媒体2に書き込む処理は、取得情報書込み手段によりなされる機能である。また、所定期間を考慮して適切な鍵情報12を読み出す処理は、鍵情報読出し手段によりなされる機能である。
図12は、図10の受信装置1でのコンテンツ13の購入、記憶を示すステップにおいて、コンテンツ情報14に含まれる情報がどのように使用されたかを示す模式図である。
識別情報(ID)および配信日時情報(日時)は、コンテンツ13の暗号を復号するための復号鍵の作成に使用される(21)。価値情報(価値)は、残価値の算出に使用される(22)。そして識別情報(ID)、配信日時情報(日時)、価値情報(価値)といった取得情報15と、残価値である電子バリュー情報16が、情報記憶媒体2に書き込まれ保持される(23)。一方、暗号化されたコンテンツは、復号鍵で復号化され(24)、受信装置鍵で暗号化され(25)、コンテンツ記憶部106に記憶される(26)。
次に図13は、情報記憶媒体2が保持する情報を専用装置3を介して決済センター装置4へ送信し、配信局装置5およびコンテンツプロバイダ6に売上情報が到達するまでの流れを示すシーケンスチャートである。尚、このチャートには示していないが、視聴者による入金やポイント取得の情報等である入金・ポイント情報17は、定期的に専用装置3から決済センター装置4に送信されている。従ってコンテンツ13の売上金等は、決済センター装置4により必ず回収されている。
専用装置3はまず、情報読み出し手段の機能によりリーダライタ305によって、情報記憶媒体2の取得情報記憶領域から取得情報15を読み出して取得する(S51)。専用装置3は、情報記憶媒体2に入金・ポイント情報17を保持させる際、もしくは鍵情報12を保持させる際に取得情報15を読み出すため、情報記憶媒体2の電子バリュー情報16の残価値が無くなったタイミング、もしくは鍵情報12の所定期間が切れたタイミングで、必ず取得情報15を入手することができる。
次に専用装置3は、情報送出手段の機能により、この取得情報15を送受信部301から決済センター装置4に送信する(S52)。そして決済センター装置4の送受信部403によってこれが受信される(S53)。専用装置3は取得情報15を送信した後、情報書込み手段の機能によりリーダライタ305によって、情報記憶媒体2の取得情報15を消去する書込み処理を行う(S63)。これにより情報記憶媒体2の取得情報記憶領域から、先に決済センター装置4に送信した取得情報15が消去される(S64)。
ここで、情報記憶媒体2から専用装置3を介して決済センター装置4へ送信される取得情報15の例を図14に示す。図14には取得情報15として、コンテンツ13の配信局(27)、コンテンツ13の配信日時(28)、コンテンツ13の識別情報(29)、その価値情報(料金(30)もしくはポイント(31))とが含まれている。
決済センター装置4は、図14のような取得情報15を専用装置3から受信後、決済情報記憶部401に保管し(S54)、定期的に集計して売上情報Aを作成する(S55)。この売上情報Aの例を図15に示す。
図15は、ある期間(ここでは2005年4月1日から4月30日までの1ヶ月)における、配信局毎コンテンツ13毎の売上情報の例である。売上情報には、コンテンツ13の配信局(27)、コンテンツ13の識別情報(29)、期間中に金銭により売り上げた数量(32)、その単価である価値情報(30)、期間中に金銭により売り上げた合計金額(33)、期間中にポイントにより売り上げた数量(34)、そのポイント単価である価値情報(31)、期間中にポイントにより売り上げた合計ポイント(35)といった項目が含まれる。図15の33や35を参照することにより、コンテンツ13がその期間においてどれだけ購入され売上げを出したかが分かる。また、36により配信局毎のその期間の売上金が、37により売上ポイントが分かる。
決済センター装置4は、図15のような売上情報Aを送受信部403から配信局毎に配信局装置5へ送信する(S56)。そして、売上情報Aに基づいて配信局に対して決済処理も遂行する。
配信局装置5は、決済センター装置4から送信された売上情報Aを送受信部505で受信し(S57)、て売上情報Aに基づいてコンテンツプロバイダ6の売上情報Bを作成する(S58)。コンテンツプロバイダ6の売上げに関しては、例えば、配信局の売上げの所定パーセントをコンテンツプロバイダ6の売上げとするといった算出方法があるが、勿論これに限らない。
配信局装置5は、予め決めておいたコンテンツプロバイダ6の売上算出方法に則って、売上情報Aを使用して売上情報Bを作成し、売上情報Aおよび売上情報Bを記憶し(S59)、売上情報Bを送受信部505からコンテンツプロバイダ6に送信する(S60)。そして、売上情報Bに基づいた支払い処理をコンテンツプロバイダ6に対して遂行する。
コンテンツプロバイダ6は、配信局装置5から売上情報Bを受信し(S61)、これを記憶する(S62)。そして配信局装置5から支払いを受ける。これにより、情報記憶媒体2が保持する情報を専用装置3を介して決済センター装置4へ送信し、配信局装置5およびコンテンツプロバイダ6に売上情報が到達するまでの一連の処理が終了となる。尚、各情報の作成処理、記憶処理、送受信処理は、それぞれの装置の制御部がROMに記憶された動作プログラムを実行することによりなされる。
以上説明したように、視聴者は所望のコンテンツ13の取得に一切個人情報を使用することなく、コンテンツ13は非常に安全に高セキュリティを保った状態で視聴者の受信装置1に取得され、且つ、コンテンツ13の売上げは確実に配信局装置およびコンテンツプロバイダに回収される。このように本発明は、極めて安全且つ確実なコンテンツの販売・提供方法であってコンテンツ代金の支払方法を提供することできる。
また配信局装置は、受信装置の存在を意識せずに(受信装置に係る情報を一切使用せずに)コンテンツを配信可能である。
また受信装置は、コンテンツ13のための復号鍵をコンテンツ情報14毎に作成し、作成に用いる情報を複数ルートから取得する。そしてそれらの情報は、時刻やある期間により変更されるものである。このようなコンテンツ13の暗号化および復号化の仕組みにより、受信装置1による極めて安全なコンテンツの取得が実現できる。
第2の実施形態
次に、本発明の第2の実施形態について、図16および図17を用いて説明する。
図16は、第1の実施形態とは別の、本発明のコンテンツの販売・提供方法を説明するためのシステム図である。
尚、各種情報に付与された符号、装置類およびその構成要素に付与された符号は、特に断らない限り実施形態1の場合と同様のものを使用することとし、説明は割愛する。
1aは、情報記憶媒体2aを搭載した受信装置である。このような受信装置とすることで、実施形態1の場合のように受信装置にリーダライタを搭載する必要がなくなる。
図17は受信装置1aのブロック図である。第1の実施形態における図2に示された受信装置1と本実施形態の受信装置1aとの違いは、受信装置1aが、リーダライタ104の変わりに情報記憶媒体2aを有する点である。情報記憶媒体2aの中には外部の装置、例えば専用装置3と情報の送受信を行うアンテナ部112と、各種情報が保持されているICモジュール113が含まれている。アンテナ部112の機能およびICモジュールの機能はそれぞれ、実施形態1の情報記憶媒体2のアンテナ部201およびICモジュール202と同一であるため、割愛する。
情報記憶媒体2aは受信装置1a内に存在するが、専用装置3との情報の送受信時には専用装置3から電磁的な電力の供給を受けて動作する。また受信装置1aにおいても、コンテンツ13の取得情報15の書込み、電子バリュー情報16の書込み、および鍵情報12の読み出し以外の目的では情報記憶媒体2aにアクセスできない仕組みとなっている。
以上のように受信装置に情報記憶媒体を搭載することで、受信装置にリーダライタを搭載する必要がなくなるのに加え、視聴者が所有しなければならない構成要素が1個減少するため、視聴者の使い勝手が向上し、本発明が世間に普及し易くなると考えられる。
第3の実施形態
次に、本発明の第3の実施形態について図18を用いて説明する。
図18は、第1の実施形態とは別の、本発明のコンテンツの販売・提供方法を説明するためのシステム図である。
尚、各種情報に付与された符号、装置類およびその構成要素に付与された符号は、特に断らない限り実施形態1の場合と同様のものを使用することとし、説明は割愛する。
7は、鍵情報12を作成して配信局装置5および専用装置3(を介して情報記憶媒体2もしくは2a)に提供する、セキュリティ業務を専門とした予め決められた装置である。第1の実施形態では、決済センター装置4(もしくは、様々な店舗に設置された専用装置3を統括的に管理する店舗管理装置、配信局装置5等)がこの装置を兼ねた例を示したが、よりセキュアに鍵情報12を保管して運用する場合には、決済センター装置4とは別に専門の装置に設定する方法もある。
このようにすることで、コンテンツ13の暗号化および復号化に関して何らかのトラブルがあった場合にも、非常に迅速に対応することが可能となる。
第4の実施形態
次に、本発明の第4の実施形態について、図19から図22を用いて説明する。
図19は、第1の実施形態とは別の、本発明のメインシーケンスを示すフローチャートである。
尚、各種情報に付与された符号、装置類およびその構成要素に付与された符号は、特に断らない限り実施形態1の場合と同様のものを使用することとし、説明は割愛する。
図19において、S1a等の小文字の「a」が付されたステップ番号は、図6のステップ番号と同一の内容である。例えばS1aは図6のS1と同一である。よって小文字の「a」のつくステップ番号についての説明は割愛する。
本実施形態では、コンテンツ情報14にコンテンツ13の試視聴情報が含まれており、試視聴情報およびコンテンツ13の価値情報を確認処理を行い、その結果を受けてコンテンツ13の取得もしくは取得取りやめを実行する。
図19において、S6aでコンテンツ情報14の受信と記憶がなされた後、S71において試視聴および価値情報の確認処理を行う。この詳細フローチャートを図20に示す。
まず受信装置1は、一時的に記憶されているコンテンツ情報14から、コンテンツ13の価値情報と試視聴情報を読み出す(S81)。コンテンツ情報14は、図21のようなデータ構造を有している。即ち、コンテンツ13の識別情報(ID)、配信日時情報(日時)、コンテンツ13の価値情報(価値)、試視聴情報(試視聴)、そして暗号化されたコンテンツが含まれるデータ構造となっている。尚、試視聴情報(試視聴)は無料のため特に暗号化はなされていない。
次に受信装置1は、価値情報を表示部105に表示をする(S82)と共に、試視聴の是非を確認する表示を行う(S83)。この表示例を図22に示す。この図において表示部105は、コンテンツ13の価値情報(料金情報とポイント情報)と、試視聴の是非を確認するテキストを表示をする。試視聴の是非を問う表示画面であるので、入力部110にも試視聴の是非を入力することが可能な情報が割り当てられている。図の「Yes」、「No」、「戻る」等がそれに該当する。
視聴者による入力部110の操作信号が、試視聴する(図22のYes)という情報である場合、受信装置1はその試視聴情報に応じた再生処理を行う(S84)。例えば、楽曲情報ならば音声出力部102において再生を行い、画像や映像コンテンツなら表示部105で再生を行う。視聴者による入力部110の操作信号が、試視聴しない(図22のNo)という情報である場合、S85に移行する。
S85において受信装置1は、購入の是非を確認する表示を行う。視聴者による入力部110の操作信号が、購入するという情報である場合、このフローを終了して図19の「コンテンツ13の取得、記憶ルーチン」(S7a)に移行する(S86)。視聴者による入力部110の操作信号が、購入しないという情報である場合、このフローを終了して、図19の「情報記憶媒体2が現在保持する各種情報について、状況を確認する処理」(S8a)に移行する(S87)。
以上のように、試視聴情報をコンテンツ情報14に含ませ、受信装置1で試視聴を可能にすることにより、視聴者がコンテンツ13を吟味した上で購入可能な仕組みを提供することが出来る。これは視聴者にとっても、無駄なコンテンツ3を誤って購入する機会が減少することに繋がるため、情報記憶媒体2の電子バリュー情報16を有効に使用することが出来る。
本発明のコンテンツの販売・提供方法を説明するためのシステム、およびシステム中で送受信される情報を示す図である。 受信装置1のブロック図である。 配信局装置5のブロック図と、配信局装置5と受信装置1との関係を示す図である。 情報記憶媒体2と受信装置1との関係を示す図である。 専用装置3および決済センター装置4のブロック図と、専用装置3、決済センター装置4および配信局装置5の関係を示した図である。 本発明のメインシーケンスを示すフローチャートである。 ステップS2の詳細フローチャートである。 配信局装置5がコンテンツを暗号化し、コンテンツ情報14を配信する処理を示すフローチャートである。 番組データにおけるコンテンツ識別情報、および配信中のコンテンツ情報のデータ構造である。 ステップS7の詳細フローチャートである。 受信装置1の表示部による通知例を示す図である。 コンテンツ情報14に含まれる情報がどのように使用されたかを示す模式図である。 情報記憶媒体2が保持する情報を決済センター装置4へ送信し、配信局装置5およびコンテンツプロバイダ6に売上情報が到達するまでの流れを示すシーケンスチャートである。 取得情報15の例である。 売上情報Aの例である。 第1の実施形態とは別の、本発明のコンテンツの販売・提供方法を説明するためのシステム図である。 受信装置1aのブロック図である。 第1の実施形態とは別の、本発明のコンテンツの販売・提供方法を説明するためのシステム図である。 第1の実施形態とは別の、本発明のメインシーケンスを示すフローチャートである。 試視聴および価値情報の確認処理を行うフローチャートである。 コンテンツ情報14のデータ構造である。 受信装置1の表示部による表示例である。
符号の説明
1 受信装置
2 情報記憶媒体
3 専用装置
4 決済センター装置
5 配信局装置
6 コンテンツプロバイダ
11 受信装置鍵
12 鍵情報
13 コンテンツ
14 コンテンツ情報
15 取得情報
16 電子バリュー情報
17 入金・ポイント情報
18 売上情報A
19 売上情報B

Claims (4)

  1. 配信局に設置された配信局装置から配信されるコンテンツを、前記コンテンツ取得に用いる電子バリュー情報を記憶する情報記憶媒体と情報送受可能な受信装置で取得するコンテンツの配信および取得方法であって、
    前記配信局装置が、コンテンツを暗号化するステップと、
    前記配信局装置が、暗号化した前記コンテンツと、前記コンテンツの識別情報と、前記コンテンツの価値情報を含むコンテンツ情報を作成するステップと、
    前記配信局装置が、作成した前記コンテンツ情報を一方向通信により配信するステップと、
    前記受信装置が、前記配信局装置から配信される前記コンテンツ情報を受信するステップと、
    前記受信装置が、前記コンテンツ情報内の前記価値情報と情報記憶媒体内の前記電子バリュー情報を比較するステップと、
    前記受信装置が、前記価値情報と前記電子バリュー情報の比較結果に基づき、前記コンテンツの暗号を復号化して前記コンテンツを取得するステップとを含み、
    前記配信局装置での前記コンテンツの暗号化および前記受信装置での前記コンテンツの復号化には、同一の鍵を使用し、
    前記同一の鍵は、前記配信局装置および前記受信装置が前記コンテンツ情報毎に作成する、コンテンツの配信および取得方法。
  2. コンテンツ情報内の価値情報と情報記憶媒体内の前記電子バリュー情報とを比較して、その比較結果に基づき前記コンテンツを復号化して前記コンテンツを取得する受信装置に、コンテンツを配信する配信局に設置された配信局装置であって、
    前記コンテンツを暗号化するコンテンツ暗号化手段と、
    前記コンテンツ暗号化手段で暗号化したコンテンツと、前記コンテンツの識別情報と、前記コンテンツの価値情報を含むコンテンツ情報を作成するコンテンツ情報作成手段と、
    前記コンテンツ情報作成手段で作成したコンテンツ情報を一方向通信により配信するコンテンツ情報配信手段とを含み、
    前記コンテンツ暗号化手段は、前記コンテンツ情報毎に暗号鍵を作成して前記コンテンツを暗号化する配信局装置。
  3. コンテンツ取得に用いる電子バリュー情報を記憶する情報記憶媒体と情報送受可能であり、配信局に設置された配信局装置から一方向通信により配信される暗号化されたコンテンツと前記コンテンツの識別情報と前記コンテンツの価値情報を含むコンテンツ情報を受信して取得する受信装置であって、
    前記コンテンツ情報を受信するコンテンツ情報受信手段と、
    前記コンテンツ情報内の前記価値情報と情報記憶媒体内の前記電子バリュー情報を比較し、その比較結果に基づき、前記コンテンツ情報に含まれるコンテンツの暗号を復号化して前記コンテンツを取得するコンテンツ復号化手段とを含み、
    前記コンテンツ復号化手段は、前記コンテンツ情報毎に復号鍵を作成して前記コンテンツを復号化し、
    前記復号鍵は、前記配信局装置が前記コンテンツの暗号化に使用する暗号鍵と同一の鍵である受信装置。
  4. 配信局に設置された配信局装置から一方向通信により配信される、暗号化されたコンテンツと、前記コンテンツの識別情報と、前記コンテンツの価値情報とを含むコンテンツ情報を受信して取得する、前記コンテンツ取得に用いる電子バリュー情報を記憶する情報記憶媒体と情報送受可能な受信装置で用いられるコンテンツ取得方法であって、
    前記コンテンツ情報を受信するステップと、
    前記コンテンツ情報内の前記価値情報と情報記憶媒体内の前記電子バリュー情報を比較するステップと、
    前記価値情報と前記電子バリュー情報の比較結果に基づき、前記コンテンツ情報に含まれるコンテンツの暗号を復号化して前記コンテンツを取得するステップとを含み、
    前記コンテンツの復号化には、前記配信局装置が前記コンテンツの暗号化に使用する暗号鍵と同一である復号鍵を使用し、
    前記受信装置は前記復号鍵を前記コンテンツ情報毎に作成する、コンテンツ取得方法。
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