JPH09199809A - レーザ面の作成方法および装置 - Google Patents

レーザ面の作成方法および装置

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JPH09199809A
JPH09199809A JP8331193A JP33119396A JPH09199809A JP H09199809 A JPH09199809 A JP H09199809A JP 8331193 A JP8331193 A JP 8331193A JP 33119396 A JP33119396 A JP 33119396A JP H09199809 A JPH09199809 A JP H09199809A
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laser
fluence
silicon
passivation
deposition
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JP8331193A
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Christian Belouet
クリスチヤン・ブルウエ
Gibod Dominique Boccon
ドミニク・ボコン−ジボ
Sylvaine Kerboeuf
シルベヌ・ケルブフ
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Alcatel Lucent SAS
Original Assignee
Alcatel Alsthom Compagnie Generale dElectricite
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Publication date
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    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/02Structural details or components not essential to laser action
    • H01S5/028Coatings ; Treatment of the laser facets, e.g. etching, passivation layers or reflecting layers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
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    • C23C14/28Vacuum evaporation by wave energy or particle radiation
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    • H01S5/0202Cleaving
    • HELECTRICITY
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    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/02Structural details or components not essential to laser action
    • H01S5/028Coatings ; Treatment of the laser facets, e.g. etching, passivation layers or reflecting layers
    • H01S5/0282Passivation layers or treatments

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な面の作成方法を実現し、過度に低い酸
素分圧を得る必要なしに充分に低い酸素割合を得るため
に、充分に速く不動態化材料の堆積が可能な不動態化方
法を選択し、最良の結果が得られる操作条件を定義す
る。 【解決手段】 1.レーザ面を開ける操作と、 2.10-7ないし10-8mbar程度の圧力の容器中に
入れた前記レーザ面に、パルスレーザの照射によりクリ
ーニング段階を施す操作と、 3.同じパルスレーザを使用して、レーザアブラッショ
ンと呼ばれる方法によってケイ素Siまたは窒化ガリウ
ムGaNの堆積により、前記面に、2ないし20オング
ストロームの厚さが得られるまで、パッシベーション操
作を施す操作とを含むことを特徴とするIII−IV族
を主成分とするレーザ、とりわけGaAs/GaAlA
sポンプレーザ面の作成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、III−IV族化
合物を主成分とするレーザ、より詳細には0.98μm
のGaAs/GaAlAsポンプレーザ面の作成に関す
る。以下にこの例について非限定的な例として説明す
る。
【0002】
【従来の技術】GaAs/GaAlAsレーザの寿命
は、面の突然かつ非可逆な劣化によって大きく制限され
る。この現象の原因は、一連の出来事、特に、面の欠陥
を含む区域上での坦体の再結合、坦体の再結合によって
生じる加熱の結果として発生するこれら区域内の禁止帯
域幅の減少、さらに帯域幅の減少の結果としてレーザが
発する放射の光学的吸収量の増加が発生する過程によ
る。これらの現象により、レーザ面が加速度的に加熱さ
れ、最終的にレーザ面が非可逆的に破壊される。この破
壊は、COD(Catastrophic Optical Damage)と呼ば
れる。
【0003】この破壊は、特にフクダ・ミツオ、オカヤ
ス・マサノブ、テンミョウ・ジロウ、およびナカノ・ジ
ュンイチの論文「Degradation Behavior of 0.98um Str
ained Quantum In Well GaAs/AlGaAs Lasers Under Hig
h Power Operation」、IEEE、Journal o
f Quantum Electronics、第30
巻、第2号、1994年2月、471〜476ページに
おいて詳細に観察され研究されている。
【0004】従って、提起された問題のうちの一つは、
レーザ面上での坦体の再結合を最小にすることである。
この再結合は、面の製造に関わる技術的段階の途中およ
び後に形成する酸化物の存在によって促進される。
【0005】特に欧州特許A−0416190号では、
酸化を最小にするため、超真空(10-12mbar程
度)下の劈開によりレーザ面をつくり、パッシベーショ
ン膜の堆積を行う方法が提案された。
【0006】この方法の実施には大きな投資が必要であ
るため、製造費が高くなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の目的
は、安価な面の作成方法を実現することである。
【0008】ケイ素を熱で蒸着させることによりパッシ
ベーション膜をつくる方法が提案されている。この蒸着
技術は、5ないし10オングストローム程度のパッシベ
ーション膜を得るのに例えば1時間程度というように、
極めて長い時間を必要とするという欠点を有する。さら
に、この技術におけるケイ素の原子は、到達時のエネル
ギーが低いため付着が芳しくない。最後に、この技術に
おいては、ケイ素と同時に酸素が付着するのを防止する
ために、きわめて低い酸素分圧で操作を行う必要があ
る。ケイ素原子1000個に対し酸素原子が一つである
ような付着を得ようとする場合、10-12mbar以下
まで酸素分圧を下げる必要があることが計算により得ら
れているが、このようなことは実施不可能であり、再
度、前記に言及したような困難が生じる。
【0009】本発明の第二の目的は、過度に低い酸素分
圧を得る必要なしに充分に低い酸素割合を得るために、
充分に速くパッシベーション材料の堆積が可能なパッシ
ベーション方法を選択することである。
【0010】Gabgyu Lim、Jaeho Lee、Gueorugi Parkお
よびTaeil Timによる論文「Novel technique for fabri
cating Non Absorbing Mirror Laser」、XIV IEE Semic
onductor Laser Conferencem 19-23、1994年9月に
は、劈開されたばかりのレーザ面をアニールによって処
理するためのエキシマレーザの使用が記載されている。
この文書は、面の処理エネルギーについては言及してい
ない。
【0011】本発明の第三の目的は、最良の結果が得ら
れる操作条件を定義することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、 1.レーザ面を開ける操作と、 2.10-7ないし10-8mbar程度の圧力の容器中に
入れた前記レーザ面に、パルスレーザの照射によりクリ
ーニング段階を施す操作と、 3.同じパルスレーザを使用して、レーザアブラッショ
ンと呼ばれる方法によってケイ素Siまたは窒化ガリウ
ムGaNの堆積により、前記面に、2ないし20オング
ストロームの厚さが得られるまで、パッシベーションを
施す操作とを含むことを特徴とするIII−IV族を主
成分とするレーザ面の作成方法を対象とする。
【0013】操作2は操作1と同じ容器内で行うと有利
である。
【0014】堆積が窒化ガリウムである場合に、この堆
積は、ECRプラズマの生成をともなう窒素雰囲気内の
液体ガリウムターゲットのレーザアブラッションによっ
て行われる。
【0015】本発明の別の特徴によれば、炭素DLC、
炭化ケイ素SiC、あるいは窒化ケイ素Si34など、
処理すべきレーザの波長は通すが酸素は通さず、1ない
し5J/cm2のフルエンスで動作する同一のパルスレ
ーザによってつくられる皮膜を、数十オングストローム
の厚さが得られるまで前記面に追加堆積させる。
【0016】前記の追加的堆積はエッチング操作の容器
と同じ容器内で行うと有利である。
【0017】本方法の特定の実施態様においては、パル
スレーザは、10ないし100Hzのレートにおいて継
続時間が10ないし30ナノ秒のパルスで動作するエキ
シマレーザである。
【0018】変形態様においては、パルスレーザは、1
0ないし100Hzのレートにおいて継続時間が4ない
し6ナノ秒のパルスで動作するネオジムドープYAGレ
ーザである。
【0019】処理すべきレーザが0.98μmのGaA
s/GAAsAlポンプレーザである場合、エッチング
操作時のレーザのフルエンスは70ないし120mJ/
cm2である。
【0020】パッシベーション操作時のレーザのフルエ
ンスは1ないし5J/cm2である。
【0021】本発明の別の特徴によれば、パッシベーシ
ョン段階の前に、脈動エキシマレーザを使用して、塩素
または臭素雰囲気下で追加のクリーニング段階が行われ
る。
【0022】雰囲気が塩素雰囲気である場合、圧力は1
-5mbar程度である。
【0023】その場合、レーザのフルエンスは80mj
/cm2程度である。
【0024】本発明はまた、 − 内部において10-7ないし10-8の圧力が維持さ
れ、処理されるべきレーザ面が切削されたレーザ格子用
の支持体と、支持体の旋回を可能にする手段と、レーザ
アブラッション技術によって処理すべき少なくとも一つ
のターゲット支持体とを特に含み、更にレーザ光線の通
過用の少なくとも一つの光学窓を備える容器と、 − 前記容器の外側において、フルエンス、発射レー
ト、および処理すべきレーザ面上またはターゲット上の
ビームの向きを調整する手段を具備するレーザとを含む
ことを特徴とする本方法を実施するための装置も対象と
する。
【0025】本方法を、それを実施するための装置の概
要を示す添付図を参照して説明する。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明によれば、表面を処理すべ
きレーザの格子(ロッド)は容器1に挿入される。
【0027】面は、例えば調整雰囲気(例えば窒素な
ど、酸化しない雰囲気)下の劈開、あるいは化学的また
は機械的な総合技術により、0.98μmのGaAs/
GaAlAsレーザ格子にあらかじめ開かれている。一
般的に、例えば、それぞれ第一および第二面を含む15
ないし25のレーザを含む格子を処理する。第一面は同
時に処理され、次に第二面が同時に処理される。
【0028】図において参照番号2を付した処理すべき
格子は支持体3上に設置される。レーザ面2Aおよび2
Bは連続して処理され、この目的のために、支持体3
は、本方法の実行時希望する角度に従って支持体を旋回
させることができる図示しない手段を具備する。図中で
はこの手段は単に曲線の矢印で示してある。
【0029】容器は、容器内に真空を発生し例えば10
-7ないし10-8mbar程度の残留真空を維持するため
の手段を具備する。
【0030】容器は、レーザアブラッション操作を実施
するためのターゲットを設置することができる少なくと
も一つの別の固定支持体4を含む。
【0031】容器の少なくとも一部分は、外部のレーザ
の放射に対して透明な材質でできている。図中ではこの
部分に1Aの参照番号が付してある。
【0032】容器の外側には、本発明の処理方法に使用
するレーザ5が配設される。レーザは、フルエンス、発
射レート、および、処理すべきレーザ面、あるいはレー
ザアブラッションの場合ターゲットにそのビームが到達
するよう、向きを調整する手段を具備する。
【0033】本発明の方法は以下の通りである。処理す
べきレーザをその支持体上に設置した後、その面上の酸
化物膜を取り除き、また吸収される可能性のあるあらゆ
る汚染物質を排除するため、即ち、クリーニングのため
にパルスレーザの放射によりレーザ面を照射する。
【0034】パルスレーザは例えば、356、308、
248または193ナノメートルの波長で動作するエキ
シマ型である。
【0035】その場合のパルスの継続時間は30ナノ秒
程度である。
【0036】変形態様においては、パルスレーザは、2
66ナノメートルの波長が得られるネオジムドープ4重
YAG型であり、この場合、パルスの継続時間は4ない
し6ナノ秒程度である。
【0037】どちらの場合も、本発明によれば、レーザ
のフルエンスの領域は70ないし120mJ/cm2
ある。
【0038】使用するレーザおよび選択するフルエンス
によって異なる発射数は、レートが10ないし100H
zの場合、1000ないし20000である。
【0039】レーザビームの幅によって、複数のレーザ
格子を同時に処理することが可能であることに注意すべ
きである。
【0040】本方法の第二段階は、エッチングされた面
上にパッシベーション材料を堆積させることから成る。
パッシベーション材料はケイ素が好ましいが、窒化ガリ
ウムGaNを使用することもできる。
【0041】有利には、このパッシベーション堆積は、
クリーニングに使用した容器と同じ容器内で行う。その
結果何らの取り扱いが必要でなく、処理コストの軽減に
寄与する。
【0042】本発明によれば、パッシベーション材料
は、レーザアブラッション(パルスレーザデポジッショ
ン(PLD))と呼ばれる方法を使用して作成する。
【0043】本発明の方法の一特徴によれば、エッチン
グ用のレーザと同じレーザ5を使用し、処理すべきレー
ザ2は、ターゲット4に対向するよう適切な方向が決め
られる。
【0044】ケイ素によるパッシベーションのために、
ターゲット上にケイ素のペレット6を付着させる。処理
用レーザ5はターゲットの方向を向くよう調節され、レ
ーザのフルエンスおよび発射数が調節される。
【0045】今回はフルエンス条件は1ないし5J/c
2である。2ないし20オングストロームの厚さの堆
積を得るには数回の発射で十分である。
【0046】堆積させる材質がケイ素である場合、処理
が短時間であるため、容器内の酸素分圧は比較的高い
(10-8ないし10-10mbar)にもかかわらず、処
理すべき面に到達する酸素原子の数はきわめて少ない。
【0047】堆積させる材質が窒化ガリウムである場
合、液体ガリウムをターゲット上に置き、容器を10-3
ないし10-1mbarの窒素分圧を有する窒素雰囲気下
に置くことにより、堆積を実施するのが好ましく、パッ
シベーション膜内に簡単に取り込まれる窒素原子を発生
させるためには、堆積区域内でECRプラズマが発生す
ることが好ましい。
【0048】この処理は、前記に説明したパッシベーシ
ョン処理を受けた面に、炭素DLC、炭化ケイ素Si
C、あるいは窒化ケイ素Si34など、0.98μmの
波長は通すが酸素は通さない厚さ数十オングストローム
の材質を堆積させることから成る操作によって終了す
る。
【0049】パッシベーション層がケイ素である場合に
はこの操作は必須である。一方、パッシベーション層が
窒化ガリウムGaNである場合にはこの操作は任意であ
る。
【0050】この目的のためにレーザアブラッション法
を使用する。炭素DLCの堆積を行う場合、熱分解炭素
のターゲットを支持体4上に設置し、炭化ケイ素の堆積
を行う場合は、炭化ケイ素のターゲットを支持体4上に
設置し、窒化ケイ素の堆積を行う場合は、ケイ素のター
ゲットを支持体4上に設置し、容器1内に低圧窒素雰囲
気をつくり、原子状態の窒素が存在することにより窒素
の取り込みを促進するECRプラズマを発生させる。
【0051】レーザ5を適切に調節し、そのフルエンス
を1ないし5J/cm2に調節する。数十オングストロ
ームである所望の厚さを得るには数十分で充分である。
【0052】処理はここでも前回と同じ容器内で行うこ
とが好ましい。
【0053】レーザによる面のクリーニングにより、レ
ーザによる照射中、特に、ヒ素を主成分とする化合物の
放出が原因で、面の表面状態が悪化することがあること
が観察された。本発明によれば、パッシベーション段階
の前に、紫外線レーザの支援を受けて、塩素または臭素
を使用してGaAs/GaAlAs面のクリーニングに
より、表面を再生する段階が行われるようになってい
る。紫外線レーザによる照射の役割は、レーザパルス間
に形成される塩化物(例えばGaCl3、AlClx)の
化学的脱離を引き起こすことである。例えば、面は、1
-5ないし10-1mbarの塩素圧力で紫外線パルスレ
ーザによって照射される。レーザのフルエンスは5.1
5ないし5.106W/cm2である。この方法により
表面は正規組成をもち、鏡のように平滑になり、これに
より、表面はパッシベーション段階のための準備ができ
た状態になる。
【0054】GaAs/GaAlAsレーザ面は少なく
とも99%のAlGaAsから成る。前記の段階でAl
GaAsの除去を行うのはこのためであり、AlGaA
sの除去レートはGaAsの除去レートよりも高い。
【0055】例えばレーザはKrF(248nm)エキ
シマレーザとすることができる。塩素の圧力は10-5
barである。試料はおおむね80mJ/cm2(3.
106W/cm2)のレーザフルエンスで照射され、周波
数は10Hzである。このような条件においては、この
段階の継続時間はほぼ1分である。
【0056】本発明の方法により、ポンプレーザの動作
時間は大幅に増加した。本方法は簡単に工業化すること
ができ、ポンプレーザについて非常に低いコストを実現
することができる。
【0057】本発明は、詳細に説明した例に限定される
ものではなく、III−IV族化合物を主成分とするあ
らゆるレーザに適用される。当業者であれば本文書の教
示に則り、特性パラメータを調節することができよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実施するための装置の概要
を示す図。
【符号の説明】
1 容器 1A 光学窓 2 格子 2A レーザ面 2B レーザ面 3 支持体 4 固定支持体 5 レーザ 6 ペレット
フロントページの続き (72)発明者 ドミニク・ボコン−ジボ フランス国、75017・パリ、ブウルバー ル・マレシエルブ・132 (72)発明者 シルベヌ・ケルブフ フランス国、94260・フレスネ、アブニ ユ・ドウ・ラ・リベルテ・69

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1.レーザ面を開く操作と、 2.10-7ないし10-8mbar程度の圧力の容器中に
    入れた前記レーザ面に、パルスレーザの照射によりクリ
    ーニング段階を施す操作と、 3.同じパルスレーザを使用して、レーザアブラッショ
    ンと呼ばれる方法によってケイ素Siまたは窒化ガリウ
    ムGaNの堆積により、前記面に、2ないし20オング
    ストロームの厚さが得られるまで、パッシベーション操
    作を施す操作とを含むことを特徴とするIII−IV族
    を主成分とするレーザ面の作成方法。
  2. 【請求項2】 操作2が操作1と同じ容器内で行われる
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 堆積が窒化ガリウムである場合に、この
    堆積が、ECRプラズマの生成をともなう窒素雰囲気内
    の液体ガリウムターゲットのレーザアブラッションによ
    って行われることを特徴とする請求項1または2に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 炭素DLC、炭化ケイ素SiC、あるい
    は窒化ケイ素Si34など、処理すべきレーザの波長は
    通すが酸素は通さず、1ないし5J/cm2のフルエン
    スで動作する同一のパルスレーザによってつくられる皮
    膜を、数十オングストロームの厚さが得られるまで前記
    面に追加堆積させることを特徴とする請求項1から3の
    いずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記の追加堆積がクリーニング操作の容
    器と同じ容器内で行われることを特徴とする請求項4に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 パルスレーザが、10ないし100Hz
    のレートにおいて継続時間が10ないし30ナノ秒のパ
    ルス動作するエキシマレーザであることを特徴とする請
    求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 パルスレーザが、10ないし100Hz
    のレートにおいて継続時間が4ないし6ナノ秒のパルス
    で動作するネオジムドープYAGレーザであることを特
    徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 処理されるレーザが0.98μmのGa
    As/GaAsAlポンプレーザである場合、クリーニ
    ング操作時のレーザのフルエンスが70ないし120m
    J/cm2であることを特徴とする請求項1から7のい
    ずれか一項に記載のレーザ面の作成方法。
  9. 【請求項9】 不動態化操作時のレーザのフルエンスが
    1ないし5J/cm2であることを特徴とする請求項8
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】 不動態化段階の前に、脈動エキシマレ
    ーザを使用して、塩素または臭素雰囲気下で追加のクリ
    ーニング段階が行われることを特徴とする請求項1から
    9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 雰囲気が、圧力が10-5mbar程度
    の塩素雰囲気であることを特徴とする請求項10に記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 レーザのフルエンスが80mj/cm
    2程度であることを特徴とする請求項10または11に
    記載の方法。
  13. 【請求項13】 内部において10-7ないし10-8mb
    arの圧力が維持され、処理されるべきレーザ面(2
    A、2B)が切削されたレーザ格子(2)用の支持体
    (3)と、支持体の旋回を可能にする手段と、レーザア
    ブラッション技術によって処理すべき少なくとも一つの
    ターゲット支持体(4)とを特に含み、更に、レーザ光
    線の通過用の少なくとも一つの光学窓(1A)を備える
    容器(1)と、 前記容器の外側において、フルエンス、発射レート、お
    よび処理すべきレーザ面上またはターゲット上のビーム
    の向きを調整する手段を具備するレーザ(5)とを含む
    ことを特徴とする請求項1から12に記載の方法を実施
    するための装置。
JP8331193A 1995-12-22 1996-12-11 レーザ面の作成方法および装置 Pending JPH09199809A (ja)

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FR9515397A FR2742926B1 (fr) 1995-12-22 1995-12-22 Procede et dispositif de preparation de faces de laser
FR9515397 1995-12-22

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ID=9485884

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