JPH09199390A - パターン形成方法、投影露光装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

パターン形成方法、投影露光装置および半導体装置の製造方法

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JPH09199390A
JPH09199390A JP8004942A JP494296A JPH09199390A JP H09199390 A JPH09199390 A JP H09199390A JP 8004942 A JP8004942 A JP 8004942A JP 494296 A JP494296 A JP 494296A JP H09199390 A JPH09199390 A JP H09199390A
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pattern
exposure
mask
light
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Bunoo Rudorufu
ブノー ルドルフ
Hiroshi Fukuda
宏 福田
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Hitachi Ltd
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    • G03F1/36Masks having proximity correction features; Preparation thereof, e.g. optical proximity correction [OPC] design processes

Abstract

(57)【要約】 【課題】マスクパターンの複雑な補正を行なうことなし
に、設計パターンに忠実な投影像またはホトレジストパ
ターンを形成できるパターン形成方法、投影露光装置お
よび半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】投影露光装置の投影レンズの瞳位置に、振
幅透過率の可変な瞳フィルタを配置して露光を行う。瞳
フィルタは透明基板、位相シフト膜、半透明膜および遮
光用のステンシル等で構成され、被露光基板表面の同一
位置に対する複数回または1回の露光中に、交換あるい
は回転される。 【効果】投影レンズの高NA化、露光光の短波長化ある
いはマスクパターンの一部の補正等を行なうことなし
に、パターン転写像の輪郭の忠実性を向上でき、解像不
良の発生を防止して、半導体集積回路装置等を高い歩留
まりで製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパターン形成方法、
投影露光装置および半導体装置の製造方法に関し、詳し
くは、各種固体素子の微細パターンを形成するのにに好
適なパターン形成方法、このパターン形成方法に使用さ
れる投影露光装置および上記パターン形成方法による半
導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年における半導体集積
回路の高集積化は、主に各種回路パターンを微細化する
ことによって達成されてきた。これらの回路パターンの
形成は、現在、主として縮小投影露光装置を用いた光リ
ソグラフィによって行なわれている。縮小投影露光装置
の構成の概略を図1に示す。マスク14は、照明光学系
11から発する光によって照明され、上記マスク14が
有するパターンは、投影光学系15を介して、被露光基
板であるウェーハ19上に塗布されたホトレジスト膜に
投影される。図1から明らかなように、照明光学系11
は、光源10、コンデンサレンズ12および有効光源の
形状を規定する絞り13から構成され、投影光学系15
は、投影レンズ16、瞳フィルタ17およびこの投影レ
ンズ16の瞳面に配置され、レンズの開口数(NA)を
定める開口絞り18から構成されている。
【0003】投影光学系が転写できるパターンの最小寸
法Rは、一般に露光に用いられた光の波長λに比例し
て、上記投影光学系の開口数(NA)に反比例しするの
で、R=k1λ/NAと表される。ここでk1はプロセス
条件等で決められる定数でり、k1=0.61はレーリ
ーの解像限界と呼ばれる。
【0004】上記式から明らかなように、解像力(最小
寸法R)を向上させるためには、波長λを短くすること
および開口数NAを大きくすることが有効であり、従
来、露光光の短波長化や、投影レンズの高NA化によっ
て解像力の向上が行なわれてきた。しかし、最近は光学
材料の制約からArFエキシマレーザ(波長193n
m)以下の短波長化は困難であり、光学系高NA化も限
界に達している。そのため、集積回路の回路パターン寸
法は、投影露光装置の解像限界ぎりぎりのところで設計
されるようになっている。
【0005】一般に、パターン寸法が上記レーリーの解
像限界に近づくと、投影像がマスクパターン形状に忠実
でなくなり、部分的にひずむという問題が現れてくる。
この現象は光学的近接効果として知られ、パターン角部
の丸み、パターン端部での長手方向の縮みあるいはパタ
ーン線幅の変化といった現象として現れてくる。この問
題を解決するため、上記光学的近接効果を補正して投影
像の形状が所望の形になるように、マスクパターンの形
状を予め変形させておくアルゴリズムが提案されてい
る。この近接効果補正については、例えば、マイクロプ
ロセス95、ダイジェスト・オブ・ペーパー第138頁
以降(MicroProcess'95, Digest of paper,p.138)におけ
る論文に示されている。
【0006】一方、与えられて光学系に対して、光学的
にその結像特性を改良することによって、解像限界を向
上させる試み(上記k1の値を小さくする試み:像改良
法)も行なわれてきた。位相シフトマスクの採用はその
代表例である。位相シフトマスクは、従来のマスクの透
過部の1個おきに位相差を与えるものであり、その技術
の例は、アイ・イー・イー・イー、トランザクション・
オン・エレクトロンデバイス29(1982年)第12
82頁以降(IEEE, Trans. on Electron Devices, Vol.
ED-29, No.12(1982) P. 1282)におけるマーク・ディー
・レベンソン等による論文に示されている。
【0007】また、ロジックLSIのゲートパターン等
において要求される微細な孤立遮光線パターンの転写に
適した位相シフト法のひとつとして、シフタエッジ露光
法が知られている。この方法に用いられるマスクは、1
80度の位相差を与える透明膜を透明領域内に設け、そ
の輪郭線に沿って明領域の中に極めて細い線状の暗部を
形成することができる。シフタエッジ露光法について
は、例えば、プロシーディング・オブ・エスピーアイイ
ー1496(1990年)第27頁以降(Proc. SPIE 14
96, p.27)に論じられている。
【0008】上記位相シフト法以外の像改良法として
は、斜方照明法と瞳フィルタ法が知られている。斜方照
明法は、照明光学系11内に配置される絞り13の透過
率を、中央部より周辺部が大きくなるように設定し、マ
スク14を照明する光の入射角を大きくする方法であ
り、特に周期パターンの解像度と焦点深度の向上に効果
がある。瞳フィルタ法は、投影レンズの瞳位置に配置さ
れた、透過光の強度や位相を局所的に変えるフィルタ
(瞳フィルタ)を介して露光を行う方法であり、特に孤
立パターンの焦点深度を飛躍的に大きくすることができ
る。上記斜方照明法は、例えば、プロシーディング・オ
ブ・エスピーアイイー1674(1992年)第741
頁以降(Proc. SPIE 1674, p.741)に論じられている。ま
た、瞳フィルタ法は、例えばジャパニーズ・ジャーナル
・オブ・アプライド・フィズィックス32(1993
年)第5845頁以降(Jpn. J. Appl. Phys. 32, p.584
5)に論じられている。さらに、斜方照明法と瞳フィルタ
法を組み合わせることにより、周期パターンの解像度を
一層向上できることが、プロシーディング・オブ・エス
ピーアイイー2197(1994年)第854頁以降(P
roc. SPIE 12197 p.854)、および、ヨーロッパ特許EP
A,No.95105002,7に示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記近接効果補正を実
際の回路パターンの形成に適用しようとすると、複雑か
つ莫大な量の回路パターンに対して膨大な計算処理時間
を要し、また、多くの微細な補正パターンを必要とする
ので、マスク作成のための描画データが極度に増加して
しまう。さらに、発明者らの検討によれば、パターン角
部の丸まり等はこの方法で本質的に解決不可能であるこ
とが明らかになった。
【0010】一方、上記位相シフト法は、シフタの輪郭
線に沿ったすべての遮光線が形成されるので、所望の線
パターンのみを形成するためには、異なるマスクを用い
て2度露光しなければならず、実用上煩雑である。ま
た、斜方照明法と瞳フィルタ法を組み合わせる像改良法
については、OriiらやSandstromにより提案されている
が、Oriiらの方法では、結像特性が非対称であって正確
に転写されるパターンが限られてしまう。一方、Sandst
romの方法は、像のコントラストが低いばかりでなく、
瞳を露光中に連続的に回転させる必要があり、煩雑であ
る。
【0011】本発明の第1の目的は、上記従来の技術が
有する問題を解決し、複雑なマスク補正を行なうことな
しに、回路設計パターンと同じパターンを有する従来の
マスクを用いても、設計パターンの形状に極めて近い投
影像あるいはレジストパターンを形成することができ、
パターン角部の丸みおよび線の縮みなどに関しても、パ
ターン形状の忠実性を向上させるることができる、新規
なパターン形成方法およびこのようなパターン形成方法
に使用される投影露光装置を提供することである。
【0012】本発明の他の目的は、複雑な位相シフトマ
スクや、2枚以上の異なるマスクによる多重露光を用い
ることなしに、極めて微細なパターンを高い精度で形成
することができる、新規なパターン形成方法およびこの
ようなパターン形成方法に使用される投影露光装置を提
供することである。
【0013】本発明のさらに他の目的は、工程数を増加
させることなしに各種パターンを高い精度に形成するこ
とができる半導体装置の製造方法を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を課題を解決す
るため、本発明はマスクに形成された所定のパターンを
投影レンズを介して基板上に投影露光して、上記パター
ンを上記基板上に転写する方法において、上記マスクを
ほぼ垂直上方から照明し、上記基板表面の同一位置に対
する同一の上記パターンの露光は、上記投影レンズの瞳
位置に配置された瞳フィルタの瞳関数を上記露光中に変
えて行なわれ、上記瞳関数の少なくとも一つは、瞳中心
に対して非軸対称な振幅透過率分布を有していることを
特徴としている。
【0015】上記瞳関数が下記関係を満たす瞳関数A1
および瞳関数A2を含むことによって好ましい結果が得
られる。
【0016】A1(X,Y)=A1(−X,Y)=A
1(X,−Y)=A1(−X,−Y) A2(X,Y)=−A2(−X,Y)=−A2(X,−
Y)=−A2(−X,−Y) (ただし、X,Yは光軸を中心とする瞳面上の直交座標
を示す。) 上記瞳関数A1(X,Y)は瞳内全域で1であり、上記
瞳関数A2(X,Y)は上記投影レンズの瞳面内で1、
0または−1のいずれかの値を取り、かつA2(X,
Y)=0の領域は上記瞳面上で有効光源の像を含むほぼ
十字型の領域であることによって好ましい結果が得られ
る。
【0017】上記瞳関数が、下記関係を満たす瞳関数B
1および瞳関数B2を含むことことによって好ましい結果
が得られる。
【0018】 B1(X,Y)=B1(Y,X)=B1(−Y,−X) B2(X,Y)=B1(−Y,X) (ただし、X,Yは、光軸を中心とする瞳面上の直交座
標を示す。) 上記瞳関数B1(X,Y)は上記瞳面内で1、0.5ま
たは0のいずれかの値を取り、かつB1(X,Y)=
0.5の領域は瞳面上で有効光源の像を含む領域である
ことによって好ましい結果が得られる。
【0019】上記瞳関数B1(X,Y)は瞳内で1また
は0の値を取り、かつB1(X,Y)=0の領域は瞳中
心に対して対称に配置されていることよって好ましい結
果が得られる。
【0020】上記瞳関数が下記関係を満たす瞳関数
1、C2およびC3を含むことによって好ましい結果が
得られる。 C1(X,Y)=C1(−X,Y)=C1(X,−Y)=
1(−X,−Y) C2(X,Y)=−C2(−X,Y)=C2(X,−Y) C3(X,Y)=C2(−Y,X) (ただし、X,Yは、光軸を中心とする瞳面上の直交座
標を示す。) 上記瞳関数C1(X,Y)は上記瞳内の全域で1であ
り、上記瞳関数C2(X,Y)は上記瞳面内で1、0ま
たは−1のいずれかの値を取り、かつC2(X,Y)=
0の領域は上記瞳面上で有効光源の像を含むストライプ
状の領域であることによって好ましい結果が得られる。
【0021】上記瞳関数が下記関係を満たす瞳関数
1、D2、D3およびD4を含むことによって好ましい結
果が得られる。 D1(X,Y)=D1(Y,X) D2(X,Y)=D1(−Y,X) D3(X,Y)=D1(−X,−Y) D4(X,Y)=D1(Y,−X) (ただし、X,Yは、光軸を中心とする瞳面上の直交座
標を示す。) 上記瞳関数D1(X,Y)は瞳内で1、0.5または0
のいずれかの値を取り、かつD1(X,Y)=0.5の
領域は瞳面上で有効光源の像を含む領域であることによ
って好ましい結果が得られる。
【0022】上記露光を上記瞳関数に応じて照度分布が
異なる有効光源を用いて行なうことができる。
【0023】上記瞳関数は、上記光に対して不透明な
膜、上記光を部分的に吸収する膜および上記光の位相を
変化させる膜からなる群から選択された膜が、透明基板
上に部分的に設けられた瞳フィルタを、上記投影レンズ
のほぼ瞳面に設けることによって設定っすることができ
る。
【0024】上記投影露光は、互いに異なる振幅透過率
分布を有する上記瞳フィルタを、上記基板表面の同一位
置に対して行われる複数回または一回の露中に交換する
ことによって行なうことができる。
【0025】上記投影露光は、一つの振幅透過率分布を
有する上記瞳フィルタを、上記基板表面の同一位置に対
して行われる複数回または一回の露光中に回転させて行
なうことができる。
【0026】上記異なる瞳関数は、透明基板上に、上記
光に対して不透明な膜、上記光を部分的に吸収する膜お
よび上記光の位相を変化させる膜からなる群から選択さ
れた膜を部分的に設けて形成されたフィルタと、上記光
に対して不透明なステンシルマスクを、上記投影レンズ
のほぼ瞳面に設けることによって設定することができ
る。
【0027】上記投影露光は、上記ステンシルマスク
を、上記基板表面の同一位置に対する複数回または一回
の露光中に、回転させすことによって行なうことができ
る。
【0028】上記投影レンズのほぼ瞳面には、上記光に
対して複屈折性を有する基板上に、上記光に対して不透
明な膜、上記光を部分的に吸収する膜および上記光の位
相を変化させる膜からなる群から選ばれた膜が部分的に
設けられたフィルタが形成されており、上記投影露光
は、上記基板表面の同一位置に対する複数回または一回
の露光中に、上記光の偏光方向を回転させて行なうこと
ができる。
【0029】また、光源と、マスクを搭載するためのマ
スクステージと、上記光源から発した光を上記マスク上
に照射する照明光学系と、基板を搭載するための基板ス
テージと、上記マスクを通過した光を上記基板に投影露
光するための投影光学系と、上記投影光学系のほぼ瞳近
傍に配置された瞳フィルタまたはステンシルフィルタ
と、上記基板の表面の同一位置に対する複数回または一
回の露光中に上記瞳フィルタまたはステンシルフィルタ
を交換または回転させる手段を具備することを特徴とす
る投影露光装置によっても、上記目的は達成される。
【0030】さらに、マスクに形成された所定のパター
ンを投影レンズを介して半導体基板の主平面に投影露光
して、上記パターンを上記半導体基板の主平面上に転写
する方法において、上記マスクをほぼ垂直上方から照明
し、同一の上記パターンの上記基板表面の同一位置に対
する露光が、互いに異なる複数の瞳関数を有する瞳フィ
ルタを上記投影レンズの瞳位置に配置して行なうことに
よって、半導体装置を製造することができる。
【0031】この際、上記マスクパターンを、MOSL
SIのゲートパターンまたはMOSLSIのコンタクト
ホール、若しくはスルーホールパターンとすることがで
き、いずれも好ましい結果が得られる。
【0032】図面を用いて本発明を説明する。上記瞳関
数の例として4種類の異なる瞳関数A、B、C、Dを図
2に示した。図2(a)は4重対称瞳関数Aを示し透過
部20の全面に正の透過率を有している。図2(b)に
示した瞳関数Bは、光透過部分のうち、左上と右下の領
域21は正の透過率を有し、右上と左下の領域22は負
の透過率を有している。直交する中央部分23は完全な
遮光部であり、その幅は瞳面に投影される有効光源の像
の直径に対応する。この瞳関数Bは、投影レンズの瞳面
の中心を原点とするXY座標系において、XY軸を45
度および−45度回転した軸に対して対称で、90度回
転した軸に対しては反対称である。
【0033】図2(c)に示した瞳関数Cでは、光透過
部分の上半分の領域24は正の透過率を有し、下半分の
領域25は負の透過率を有している。中央線状部分26
は完全な遮光部であり、その幅は瞳面に投影される有効
光源の像の直径以上の大きさを有している。瞳関数は、
縦方向の軸(Y軸)に対して対称で、横方向の軸(X
軸)に対して反対称でる。図2(d)に示した瞳関数D
は、上記瞳関数Cを上記瞳中心に90度回転させたもの
である。
【0034】図2(a)〜(d)に示した瞳関数A〜D
を用いて得られる点像の振幅分布を図3(a)〜(d)
に示した。点像の振幅分布は、瞳関数の2次元フーリエ
変換で与えられるので、瞳関数と同様の対称性を有して
いる。瞳関数Aに関する点像の振幅分布は、図3(a)
に示したように、小さなサイドローブを無視すると、暗
部の領域31の中に、明るいスポット状の分布30が形
成され、均一の位相を有する。
【0035】上記瞳関数Bに関する点像の振幅分布は、
図3(b)に示したように、直交する2軸(XY軸)に
沿った暗線部で分割された4個のピーク32、33が現
れる。図3(b)において、左上と右下に生じたピーク
32は、右上と左下に生じたピーク33とは逆位相にな
っている。
【0036】上記瞳関数Dに関する点像の振幅分布に
は、図3(c)に示したように、暗線部31の横方向の
部分によって上下に分割された2個のピーク34、35
が現れる。図3(c)において、上側のピーク34と下
側のピーク35とは逆位相になっている。
【0037】上記瞳関数に関する点像の振幅分布は、図
3(d)に示したように、上記図3(c)に示した分布
を上記瞳中心に90度回転させたものと同一であり、暗
線部31の水縦方向の部分によって左右に分割された2
個のピーク34、35が現れる。図3(d)において、
左側のピーク34と右側のピーク35とは逆位相になっ
ている。
【0038】したがって、上記瞳関数A、B、Cおよび
Dを適宜組合わせて使用することによって、微細な各種
マスクパターンを高い精度で結像させることができる。
【0039】まず、上記瞳関数AおよびBを組合わせて
使用し、図4(a)に示した、遮光領域41内に横方向
に長い開口部が形成されたパターンを結像させる場合を
説明する。
【0040】図4(a)に示したパターンに対して、透
過部20の全面が正の透過率を有する上記瞳関数Aを用
いると、定性的に図4(b)に示した投影像が得られ
る。この投影像は、暗い領域43の中に明るい線状の像
42が形成されている像であるが、上記像42の幅が投
影光学系の解像限界に近い寸法になると、マスクパター
ンの輪郭44と比べて、得られた上記像42は長手方向
に縮み、角部は丸くなってしまう。
【0041】一方、瞳関数Bを用いると、定性的に図4
(c)に示す投影像が得られる。この場合は、遮光部4
3の十字形状の部分が瞳面上に存在するので、中心部を
透過すべき光およびパターンの辺で回折された光は瞳面
を通過せず、パターンの角部で回折された光のみが瞳を
通過し、像面に到達する。しかし、図3(b)に示した
ように、瞳関数Bの場合は点像の振幅分布が反対称性で
あるため、右上と左下に生じた光のスポット45aは、
左上と右下に生じた光のスポット45bとは逆位相にな
っている。そのため、隣接する角部に対しては、暗い領
域によって互いに分離されたスポット状の像が得られ
る。
【0042】したがって、瞳関数Aを用いた露光に瞳関
数Bを用いた露光を加えると、図4(d)に示したよう
に、角部が強調された像を得ることができる。縦方向に
長い線パターンや正方形パターンについても同様の効果
が得られる。上記説明は開口部の角が凸部でり、角の部
分が強調される場合を示したが、開口部の角が凹部であ
る場合も、像が劣化されることはなく、線パターン像の
縮みが生ずることもない。すなわち、結像すべきパター
ンが開口パターンであれば、開口パターンの形状とは無
関係に本発明をすべて適用できる。
【0043】次に、上記瞳関数A、CおよびDを用い
て、図5(a)に示したマスクパターンの結像を行なう
ことを説明する。図5(a)に示したマスクパターン
は、図4(a)に示したマスクパターンとは逆に、光透
過部51中に遮光パターン50が形成されている。瞳関
数Aを用いて露光を行なうと、図5(b)に示したよう
に、明るい領域53の中に暗い像52が形成された投影
像が得られる。この像52は、線幅が投影光学系の解像
限界に近い寸法で、かつ投影像の幅が、破線で示したマ
スク設計寸法54と同じになるように露光量を調整して
形成されているので、上記像52の両端部に縮みが生
じ、角部は丸くなってしまう。像52の長さがマスク設
計寸法54と等しくなるように露光を行なうと、幅が設
計寸法54より大きい像55が形成されてしまうので、
幅と長さがいずれも設計寸法に等しく、かつ、角部に丸
みが生じないパターンを形成するのは困難である。
【0044】しかし、線幅を保ったまま長さを長くする
代わりに、長さを保ったまま線幅を小さくすることがで
きれば、像端部における縮みの発生を防止できることは
明らかである。
【0045】すなわち、瞳関数Cを用いて露光を行なう
と、図5(c)に示したように、横方向のエッジに沿っ
て細長い光の明線56a、56bが形成される。これ
は、図2(c)に示したように、瞳関数Cの瞳面内には
ストライプ状の遮光部26が存在するので、パターンの
明るいバックグランド成分およびパターンの縦方向の辺
で回折された光は瞳を通過せず、横方向の辺とパターン
角部とで回折された光だけが像面に到達するためであ
り、バックグランド57は暗くなる。
【0046】瞳関数Cによって得られた像は、図3
(c)に示した反対称性を有しているため、図5(c)
に示した上側の上記明線(エッジ像)56aと下側の上
記明線(エッジ像)像56bとは逆位相になり、これら
明線56a、56bは互いに分離される。
【0047】したがって、瞳関数Cを用いた露光を瞳関
数Aを用いた露光に加えることにより、長手方向の長さ
を保ったまま線幅を小さくすることができる。
【0048】ところで、縦方向に長い線パターンに対し
ても同様の効果を得るためには、瞳関数Cを90度回転
した瞳関数Dによる露光も行なわなければならない。こ
の場合、瞳関数Dによる投影像は、図5(d)に示すよ
うに線パターンの縦方向エッジに沿った明線となるの
で、これが加わることにより長手方向の長さが短くなっ
てしまう可能性が考えられる。
【0049】しかし、線幅が投影光学系の解像限界に近
い寸法である横長の線状パターンを形成する場合は、縦
方向のエッジの長さは極めて短いので、図5(d)に示
す投影像の最大光強度は図5(c)の場合と比べて極め
て小さい。したがって、瞳関数Cと瞳関数Dを用いる露
光を等しい露光量行ない、これを瞳関数Aで得られる像
に加えると、線状の像の端部の縮みは極度に減少される
とともに、線状の像の幅を小さくすることができ、した
がって、図5(e)に示したように、長さと幅がマスク
パターンの輪郭54の長さと幅に一致した合成像59を
得ることができる。縦方向に長い遮光パターンに対して
も同様であることはいうまでもない。
【0050】光透過部内にL字型の遮光パターンが存在
する場合は、瞳関数Cおよび瞳関数Dを用いて得られる
像を、瞳関数Aで得られる像に加えて合成像を形成する
と、L字型パターンの内側の角部の方が外側の凸部の角
部より光強度が大きくなるので、この場合もパターン形
状の忠実性が良好な合成像が得られる。
【0051】瞳関数A、CおよびDを用いて得られた像
を合成することによって、上記光学的近接効果が緩和さ
れるばかりでなく、透光部中の遮光パターンの解像度を
大幅に向上させることが可能である。例えば、遮光パタ
ーンの面に沿って得られる光強度分布を考えると、瞳関
数Aで得られる光強度分布は図15に示す曲線150の
ようになり、パターン幅より太い暗線部が形成される。
一方、瞳関数Cで得られる分布は、図15に示す曲線1
51のようにエッジ部のみの明線部からなる。この場
合、瞳関数Dで得られる分布152は寄与しない。した
がって、光強度分布150、151および152とを重
ね合わせることによって、より忠実な光強度分布153
が得られる。
【0052】この場合、最も小さい線幅を得るために、
瞳関数CおよびDを用いる時の露光量を、瞳関数Aを用
いる時の露光量よりも多くすることが望ましい。ただ
し、この方法はかなりのサイドローブが生じるので、隣
合うパターン間の干渉が生じない範囲に、遮光パターン
間の間隔を広くとることが望ましい。微細な線パターン
が要求されるロジックLSIの多くは、この条件が満足
されているので、きわめて好ましい結果が得られる。
【0053】
【発明の実施の形態】瞳関数がそれぞれ異なる多重露光
を実現する方法を説明する。このような多重露光を行な
うための最も直接的な方法は、瞳関数がそれぞれ異なる
複数の瞳フィルタを用意して、各露光ごとに上記瞳フィ
ルタを交換する方法であるが、下記のように、異なる瞳
フィルタを交換することなしに、瞳関数が互いに異なる
多重露光と等価な効果を達成することができる。
【0054】すなわち、互いに異なる瞳関数AAとαAB
を用いて行なわれる多重露光は、瞳関数A1=(AA+α
B)/√2と瞳関数A2=(AA−αAB)/√2とを用い
る多重露光と等価である。図6(a)は瞳関数A1の一
例を示す図であり、符号60は透過率が1である領域、
61は遮光領域、62は透過率が0.5である十字型領
域を、それぞれ表す。上記αは2種類の露光の重みを表
す値である。
【0055】上記瞳関数AAとABがそれぞれ図2に示す
瞳関数Aおよび瞳関数Bと同じ対称性を有する場合は、
上記瞳関数A1と瞳関数A2は、互いに90度回転させる
と同一の関数となる。したがって、単一瞳のフィルタを
露光中に回転させるだけで、二つの瞳関数A、Bを用い
た2重露光と同等の効果が得られる。
【0056】瞳関数Aが完全透過(全面で透過率1)
で、瞳関数Bが振幅透過率−1、0、1のみを有する場
合は、α=1に対しては、瞳関数A1、A2は0と0.5
と1のみの透過率を有する。しかも、透過率が0.5で
ある中央部の領域では、A1とA2は共通である。
【0057】瞳フィルタを回転させた場合、瞳フィルタ
を交換した場合と同様の問題が生じる。しかし、後記の
ように、特定の条件下では、瞳フィルタ全体を回転させ
るのではなく、瞳フィルタと組み合わされたステンシル
マスクのみを回転させることによって、瞳関数全体を回
転させたのと同様の効果が得られる。この場合は、瞳フ
ィルタの交換や回転にともなう上記問題が発生する恐れ
はない。なお、上記ステンシルマスクは回転可能でもよ
く、フィルタ上に固定されていてもよい。
【0058】3種の瞳関数AA、αACおよびαADを用
いる露光は、瞳関数A1=(AA+αAC+αAD)/2、A
2=(AA+αAC−αAD)/2、A3=(AA−αAC+αA
D)/2およびA4=(AA−αAC+αAD)/2を用いる多
重露光と等価である。
【0059】上記瞳関数AA、AC、ADが図2に示した
瞳関数A、C、Dと同じ対称性を有し、かつ、ADがAC
を90度回転させた瞳関数である場合は、上記瞳関数A
1〜A4は同一の瞳フィルタを90度ずつ回転して順次得
られる。したがって、単一の瞳フィルタを露光中に回転
させれば、3種の瞳関数A、C、Dを用いた3重露光と
同じ結果が得られる。
【0060】図6(b)に示した瞳関数A1は、透過率
が1の領域63、遮光領域64および透過率が0.5の
正方形領域65から構成されている。瞳関数Aが完全透
過(全面で透過率1)で、瞳関数C、Dが透過率−1、
0、1のみを有するときは、α=1に対しては、瞳関数
1〜A4の透過率は0、0.5、1のみである。しか
も、瞳関数A1〜A4を有する瞳フィルタにおいては、透
過率が0.5である領域はすべて共通である。
【0061】図6に示した瞳関数を有する瞳フィルタ
は、いずれも有効光源の像が生じる領域の透過率が減衰
される構成となっている。このような瞳フィルタは、高
次の回折光に対して0次回折光(回折しない光)の透過
強度を弱め、共役フィルタとして知られているものと共
通した作用を有している。
【0062】しかし、図6(b)に示した瞳関数では、
瞳面の約半分が遮光部であるため、光の透過量が少な
く、実用上あまり有効ではない。そのため、瞳フィルタ
全体を有効光源と共に斜め方向にシフトさせれば、瞳フ
ィルタをより有効に使用することが可能になる。すなわ
ち、このようにすれば、投影レンズの瞳面内における使
用可能な半径方向距離が大きくなり、より大きな回折角
を有する回折光を通過させることができ、微細パターン
の像のコントラストが向上する。有効光源を斜め方向に
シフトすることは、いわゆる1方向からの斜方照明法を
用いることに他ならない。したがって、図6(b)に示
した瞳関数を有効光源と共に斜め方向にシフトすると、
共役フィルタと斜方照明法を組合せた効果が得られる。
【0063】
【実施例】
〈実施例1〉本実施例は図2(a)、(b)に示した瞳
関数A、Bを用いて2重露光を行なった例である。ま
ず、図7(a)、(b)に示したように、投影レンズの
瞳位置に挿入するための2枚の瞳フィルタA’、B’を
準備した。
【0064】図7(a)に示した瞳フィルタA’は、透
明基板70のみで構成されているので、これを挿入する
ことによって、投影レンズは従来の円形開口、すなわち
瞳関数Aの性能が達成される。
【0065】また、図7(b)に示す瞳フィルタB’
は、透明基板71上に位相シフト膜72が設けられ、さ
らに遮光用のステンシル73がその上方に配置されてい
る。ただし、図7(b)では、透明基板71とステンシ
ル73との間の距離は、誇張して大きく示されている。
【0066】位相シフト膜72は、この位相シフト膜7
2を透過した光の位相を、位相シフト膜72が存在しな
い部分を透過した光に対して180度遅らせる作用を有
しており、膜厚は0.5λ/(n−1)とした。ここに、
nは位相シフト膜72の屈折率であり、本実施例では、
SiO2の蒸着膜を用いたのでnの値は である。
上記瞳フィルタA’、B’を、縮小投影露光装置の投影
レンズの瞳位置に搭載して、マスクパターンの転写を行
なった。
【0067】本実施例において使用した縮小投影露光装
置を図9に示した。光源90から発する光は、フライア
イレンズ91、照明の干渉性を規定する円形絞り92、
コンデンサレンズ群93a、93b、93cを介してマ
スク94を照明する。マスク94に描かれたパターン
は、投影レンズ95を介してウェーハ97上に投影され
る。マスク94はマスク位置制御手段104で制御され
たマスクステージ103上に載置され、その中心と投影
レンズ95の光軸とは正確に位置合わせされている。ホ
トレジストが塗布されたウェーハ97は、試料ステージ
98a上に真空吸着されている。試料ステージ98a
は、投影レンズ95の光軸方向すなわちZ方向に移動可
能なZステージ98b上に載置され、さらにXY方向に
移動可能なXYステージ98c上に搭載されている。Z
ステージ98bおよびXYステージ98cは、主制御系
105からの制御命令に応じてそれぞれの駆動手段10
1a、101bによって駆動されるので、所望の露光位
置に移動可能である。その位置はZステージ98bに固
定されたミラー100の位置として、レーザ測長器99
で正確にモニタされる。また、ウェーハ97の表面位置
は、通常の露光装置が有する焦点位置検出手段で計測さ
れ、計測結果に応じてZステージ98bを駆動させるこ
とによって、ウェーハ97の表面は常に投影レンズ95
の結像面と一致している。投影レンズ95の瞳位置に
は、瞳フィルタ駆動手段102によって各種瞳フィルタ
96が選択されて挿入、交換、回転等が行なわれる。
【0068】露光のフローを図10に示す。正方形の微
細ホールパターンを有する所定のマスクMを投影露光装
置に載置した後、第1の工程110で、ポジ型ホトレジ
ストを塗布したウェーハをウェーハステージ上に載置し
た後、第1の露光工程111で、瞳フィルタA’を用い
てマスクMのパターン転写を行なう。
【0069】次に、瞳フィルタを交換する工程112に
よって、瞳フィルタA’を瞳フィルタB’に交換し、さ
らにステンシル73を挿入した。その後、第2の露光工
程113で、瞳フィルタB’を用いてマスクMのパター
ン転写を行なった。
【0070】最後に、瞳フィルタを交換する工程114
によって、瞳フィルタB’を瞳フィルタA’に戻し、ス
テンシル73を排出する。ウェーハ搬送工程115に
て、ウェーハステージを移動させ、次のウェーハを搭載
した。この操作をすべてのウェーハ露光が終了するまで
繰り返した。
【0071】上記のフローで瞳関数を変えた多重露光を
行ない、現像処理した後、形成された微細ホールパター
ンを走査型電子顕微鏡で観察した。i線縮小投影露光装
置を用いて辺の長さ0.4μmの正方形のホールパター
ンを転写した結果、図14(a)に示したように形状劣
化の少ないほぼ正方形のレジストパターンが形成され
た。比較のため、瞳フィルタA’のみを用いて転写を行
ったが、この場合は、マスクパターンは正方形であるに
もかかわらず、レジストパターンは図14(b)に示す
ように円形となった。
【0072】本実施例では、1枚のウェーハごとに瞳フ
ィルタを変えて露光を行ったが、準備されたすべてのウ
ェーハに対して瞳フィルタA’を用いた露光を行なった
後、次に瞳フィルタB’に取換えて、すべてのウェーハ
に対して露光を行なってもよい。露光装置は上記実施例
に示した装置に限られることなく、異なる波長の光を発
する光源を有するものでも良いし、また、マスクとウェ
ーハを走査しながら露光を行なう装置を用いても同一の
効果が得られる。
【0073】本実施例において示した方法は、下記実施
例のすべてに用いることができる。また、特に遮光部中
に形成された孤立開口パターンを転写する場合は、瞳フ
ィルタB’からステンシル73を省略しても、解像度向
上の効果が得られた。
【0074】〈実施例2〉本実施例は、複数の瞳フィル
タを用いる際に、互いに位置合わせが要求される瞳フィ
ルタの交換とは別に、偏光フィルタを用いる方法によっ
てパターン転写を行なった。光源から発する光を偏光と
し、偏光フィルタは一方向の偏光に対して所定の透過率
を有し、かつ他方向の偏光に対しては図7(b)に示し
た位相シフト膜72と同様の位相差を発生させる。この
偏向フィルタは、複屈折性を有する基板とその上にパタ
ーニングされた位相シフト層から製作した。この位相シ
フト層は、位相シフト層となる材料を基板全面に堆積し
た後、レジスト塗布、パターニングおよびエッチングの
工程を順次行うことによって形成しても良く、また、レ
ジスト塗布、パターニング、位相シフト層となる材料の
堆積およびリフトオフの工程を順次行って形成しても良
い。
【0075】この瞳フィルタを投影露光装置の投影レン
ズの瞳位置に挿入し、以下のようにして露光を行なっ
た。まず、第1の偏光で、実施例1と同様のマスクMを
露光した。次に、照明光の偏光を90度回転させた後、
瞳フィルタ駆動手段102によってステンシルを挿入
し、同一のマスクパターンをウェーハ上の同一位置に露
光した。最後に、照明光の偏光を−90度回転して戻
し、ステンシルを排出した。以後、すべてのウェーハが
露光処理されるまで上記の工程を繰り返した。
【0076】以上のように、偏光を発する光源を有する
投影露光装置を用いて、ホトレジストが塗布されたウェ
ーハ97上に上記多重露光を行ない、現像処理した後、
形成された微細ホールパターンを走査型電子顕微鏡で観
察した。その結果、実施例1と同様の効果が得られたこ
とが確認された。
【0077】〈実施例3〉本実施例は図6(a)に示し
た瞳関数(上記瞳関数A1)を有する瞳フィルタとし
て、図7(c)に模式的に示した瞳フィルタC’を用い
て露光を行なった例である。この瞳フィルタC’は、振
幅透過率が0.5である膜75が十字型に形成された透
明基板74と、遮光部であるステンシル76から構成さ
れており、瞳関数は図6(a)に示した瞳関数に相当す
る。なお、フィルタ基板74とステンシル76との間の
距離は、誇張して大きく図示されている。
【0078】本実施例では、透明基板74は固定され、
ステンシル76のみを回転できるようにした。この瞳フ
ィルタを投影レンズの瞳位置に挿入し、以下のフローで
露光を行なった。
【0079】まず、第1の位置にステンシル76を配置
し、上記瞳フィルタC1'(瞳関数A1)を用いてマスク
Mを露光した。次に、瞳駆動手段102によりステンシ
ル76のみを90度回転させた。その後、同一のマスク
パターンをウェーハ上の同一位置に露光する。最後に、
ステンシル76を−90度回転して第1の位置に戻し
た。以後、すべてのウェーハが露光処理されるまで上記
の工程を繰り返した。ホトレジストが塗布されたウェー
ハ97上に上記多重露光を行なって、現像処理して得ら
れたレジストパターンを走査型電子顕微鏡の観察し、実
施例1と同様の効果が得られることが確認された。
【0080】〈実施例4〉本実施例は、遮光領域の中に
孤立した開口パターンが形成されているマスクを用い
て、多重露光を行なった例であり、上記実施例3におい
て使用された瞳フィルタの有する透過率が0.5である
上記十字形の領域75を省略することができた。
【0081】すなわち、上記透明基板74および上記十
字形の領域75は使用せず、ステンシル76のみを用い
た。図7(c)から明らかなように、ステンシル76
は、瞳面上の対向する四分円の領域に大半の遮光部を有
している。このステンシル76からなるフィルタを投影
露光装置の瞳位置に挿入し、下記フローで露光を行なっ
た。
【0082】まず、第1の位置にステンシル76を配置
(瞳関数A1)し、孤立した開口パターンが形成されて
いるマスクMを露光した。次に、瞳フィルタ駆動手段1
02によってステンシル76を90度回転させた。その
後、同一のマスクパターンをウェーハ上の同一位置に露
光した。最後に、ステンシル76を−90度回転して第
1の位置に戻した。以後、すべてのウェーハが露光処理
されるまで上記の工程を繰り返した。ホトレジストが塗
布されたウェーハ97上に上記の多重露光を行ない、現
像処理した結果、走査型電子顕微鏡の観察により実施例
1と同様の効果が得られることが確認された。
【0083】〈実施例5〉本実施例は、図2に示した瞳
関数A、C、Dによる3重露光を、図8に示す瞳フィル
タを用いて行なった例である。3重露光を容易に行なう
ために、異なる瞳フィルタA”、B”を組み合わせて用
いた。瞳フィルタA”は、図8(a)に示すように、透
明基板80のみから構成され、瞳関数Aが全面透過の場
合(図7(a))に相当する。図2に示した瞳関数C、
Dは同一形状を互いに90度回転させたものであるか
ら、回転する瞳フィルタB”によって瞳関数C、Dを実
現した。この瞳フィルタB”は、図8(b)に示したよ
うに、透明基板81、位相シフト膜82および遮光用の
ステンシル83から構成した。これら瞳フィルタA”,
B”を投影露光装置の投影レンズの瞳位置に挿入し、以
下のフローで露光を行なった。
【0084】まず、透明なフィルタA”を用いて、一方
向に長いパターンを有するマスクMを露光する。次に、
瞳フィルタ駆動手段102を用いて瞳フィルタA”を瞳
フィルタB”(瞳関数C、Dに相当)と交換し、ステン
シル83を挿入して同一のマスクパターンをウェーハ上
の同一位置に露光した(瞳関数C)。
【0085】ステンシル83を90度回転させ、同一の
マスクパターンをウェーハ上の同一位置に露光した(瞳
関数D)。最後に、瞳フィルタA”を基板に戻し、ステ
ンシル83を排出した。以後、すべてのウェーハが露光
処理されるまで上記工程を繰り返した。ホトレジストが
塗布されたウェーハ97上に上記多重露光を行なって現
像処理した結果、マスクパターン形状に忠実なレジスト
パターンを形成することができた。なお、横方向に長い
パターンを露光する場合は、上記瞳関数A、Cによる露
光のみでよく、上記瞳関数Dによる露光を省略すること
ができた。同様に、縦方向に長いパターンを露光する場
合も、瞳関数Cによる露光を省略しても同様の効果が得
られた。
【0086】〈実施例6〉本実施例は、偏光を利用して
瞳関数を変えて多重露光を行なった例である。本実施例
では、偏光光源、および1方向の偏光に対しては所定の
透過率で透過し、他の方向の偏光に対しては図8(b)
に示す位相シフト層82のように位相差を生じさせる瞳
フィルタを用いた。この瞳フィルタは実施例2に示した
方法で形成した。この瞳フィルタを、偏光光源を有する
投影露光装置の投影レンズの瞳位置に挿入し、以下のフ
ローで露光を行なった。
【0087】まず、1方向の偏光を用いてを用いて、実
施例5と同様のマスクMを露光する(瞳関数A)。次
に、偏光の方向を90度回転させて、ステンシルを挿入
した後、同一のマスクパターンをウェーハ上の同一位置
に露光する(瞳関数C)。
【0088】ステンシルを90度回転させ、同一のマス
クパターンをウェーハ上の同一位置に露光する(瞳関数
D)。最後に、偏光を−90度回転させてもとに戻し、
ステンシルを排出する。以後、すべてのウェーハが露光
処理されるまで上記の工程を繰り返した。ホトレジスト
が塗布されたウェーハ97上に上記多重露光を行なっ
て、現像処理した結果、マスクパターンの形状に忠実な
レジストパターンを形成することができた。
【0089】〈実施例7〉本実施例は、単一の瞳フィル
タを、露光中に90度ずつ回転することによって瞳関数
A、C、Dを順次実現し、パターンの転写を行なった例
である。図8(c)に示す瞳関数C”は、図6(b)の
瞳関数に相当する瞳フィルタで、透過率0.5の膜85
が部分的に形成された透明基板84と遮光ステンシル8
6から構成されている。この瞳関数C”を、投影露光装
置の投影レンズの瞳位置に挿入し、以下のフローで露光
を行なった。
【0090】まず、所定位置に基板84とステンシル8
6を配置し、実施例5と同様にしてマスクMを露光した
(瞳関数A1)。次に、ステンシル86を90度回転さ
せた後、同一のマスクパターンをウェーハ上の同一位置
に露光した(瞳関数A2)。
【0091】上記ステンシル86を90度回転させた
後、同一のマスクパターンをウェーハ上の同一位置に露
光する(瞳関数A3)。上記ステンシル86を90度回
転させた後、同一のマスクパターンをウェーハ上の同一
位置に露光した(瞳関数A4)。最後に、ステンシル8
6を90度回転させてもとの位置に戻した。以後、すべ
てのウェーハが露光処理されるまで上記の工程を繰り返
した。ホトレジストが塗布されたウェーハ97上に上記
多重露光を行ない、現像処理した結果、マスクパターン
形状に忠実なレジストパターンを形成することができ
た。
【0092】〈実施例8〉上記実施例1〜4に示した2
重露光は、特に図11(a)に示したような遮光部12
1中に形成された孤立した開口パターン120の転写に
適している。また、上記実施例5〜7に示した多重露光
は、特に図11(b)に示したような光透過部123内
に配置された微細遮光線パターン122の転写に適して
いる。
【0093】本実施例は、本発明を半導体集積回路装置
の製造に適用した例であり、半導体集積回路装置の製造
工程の一部を示す図12を用いて説明する。
【0094】まず、図12(a)に示したように、N~
形シリコン基板130に、周知の方法を用いてP形ウェ
ル層131、P形層132およびフィールド酸化膜13
3を形成し、その上に酸化膜125および多結晶シリコ
ン膜126を形成した。さらに、ホトレジストの塗布、
図13(a)に示したゲートパターン145を形成する
ためのマスクを用いた露光および現像処理を順次行なっ
て、レジストパターン127−1、127−2を形成し
た。上記露光は、上記実施例5、6または7に示した方
法において、瞳フィルタを変えて行なった。
【0095】上記レジストパターン127−1、127
−2をマスクとして多結晶シリコン膜126および酸化
シリコン膜125の露出された部分を順次ドライエッチ
ングして、多結晶シリコン膜と酸化シリコン膜の積層膜
134−1、134−2を形成した後、レジストパター
ン127−1、127−2を除去した。
【0096】次に、周知のイオン打ち込みを行なって、
図12(b)に示したように、P形高濃度拡散層135
およびN形高濃度拡散層136を形成した。
【0097】周知の方法を用いてリンガラス(PSG)
膜137を全面に形成し、その上にホトレジスト膜13
8を周知の塗布法によって形成した後、上記実施例5、
8、7に示したように、瞳フィルタをそれぞれ換えて露
光を行なって、図12(c)に示したように、ホールパ
ターン139を形成した。
【0098】次に、図12(d)に示したように、上記
ホトレジスト膜138をマスクにして、上記リンガラス
膜137の露出部分をドライエッチングし、コンタクト
ホール140を形成した。
【0099】W膜とTiN膜の積層膜からなる電極配線
141および層間絶縁膜142を周知の方法を用いて順
次形成した後、さらに、ホトレジストマスク(図示せ
ず)を周知の方法によって形成し、実施例1に示した方
法を用いた露光と通常のエッチングを行なって、図12
(e)に示したように、ホールパターン143を形成し
た。このホールパターン143の中にWプラグを埋込
み、Al膜からなる第2配線144を接続した。
【0100】以降の工程は従来方法を用いて行なった。
図13(b)に、配線層M1と配線層M2とを連結する
コンタクトホールパターン146のレイアウトの一例を
示した。
【0101】なお、本実施例では主な製造工程のみを示
したが、ゲートパターンとコンタクトホールパターンの
転写に本発明の露光法を用いた以外は、従来法と同じ工
程を用いた。その結果、ゲートパターンとコンタクトホ
ールパターンの解像不良の発生を防止でき、半導体集積
回路装置を高歩留まりで製造することができた。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、投影レンズの高NA
化、露光に用いる光の短波長化あるいはマスクパターン
の一部の変形等を行なうことなしに、パターン転写像の
輪郭の忠実性を向上させることができる。本発明では、
露光中に瞳関数を変えるだけでよいから、実用上極めて
容易である。特に、多くの半導体素子に共通な、縦と横
の辺からなるパターンに対しては、瞳関数を最適化する
ことによって、線像の縮みや角部の丸みといった像の劣
化を防止できる。さらに、微細な遮光線パターンの結像
性能も向上できるので、特に半導体装置製造工程の中
で、高い解像度と形状の正確性が要求される、ゲートパ
ターンやコンタクトホールパターンの形成において、解
像不良の発生を防止でき、半導体集積回路装置を高い歩
留まりで製造でき、実用上極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】投影露光装置の基本的な構成を示す図、
【図2】本発明において用いられる基本的な瞳関数を示
す図、
【図3】図2に示した瞳関数を用いて得られる点像の振
幅分布を示す図、
【図4】本発明によって開口パターンを転写した場合の
投影像を説明する図、
【図5】本発明によって遮光パターンを転写した場合の
投影像を説明する図、
【図6】本発明の瞳関数を示す図、
【図7】本発明の瞳関数を実現するための瞳フィルタの
構成を示す図、
【図8】本発明の他の瞳関数を実現するための瞳フィル
タの構成を示す図、
【図9】本発明において用いられる縮小投影露光装置の
構成を示す図、
【図10】本発明における露光工程のフローの一例を示
す図、
【図11】マスクパターンの例を示す図、
【図12】本発明を半導体集積回路装置の製造に適用し
た例を示す工程図、
【図13】半導体集積回路装置を製造する際の、マスク
パターンレイアウトを示す図、
【図14】形成されたレジストパターンの輪郭を示す
図、
【図15】異なる瞳フィルタを用いる露光の重ね合わせ
の概念を示す図。
【符号の説明】
10…光源、 11…照明光学系、 12…コンデンサ
レンズ 13…絞り、14…マスク、 15…投影光学
系、 16…投影レンズ、 17…瞳フィルタ、18…
開口絞り、 19…被露光基板、 20…透過部、 2
3…遮光部、 30…スポット状の分布、 40…マス
クの開口パターン、 41…遮光部、 42、46…投
影像の輪郭、 50…マスクの遮光パターン、 52、
55…投影像の輪郭、 60…透過率1の領域、 61
…透過率0の領域、 62…透過率0.5の領域、 6
3…透過率1の領域、 64…透過率0の領域、 65
…透過率0.5の領域、 70…透明基板、 72…位
相シフト膜、 73…ステンシル、 75…半透明膜、
76…ステンシル、 80…透明基板、82…位相シ
フト膜、 83…ステンシル、 85…半透明膜、 8
6…ステンシル、 90…照明光源、 94…マスク、
95…投影レンズ、 96…瞳フィルタ、 97…ウ
ェーハ、 98a,b,c…XYZステージ、 99…
レーザ測長系、 100…ミラー、 105…投影露光
装置の主制御系、 120…コンタクトホールパター
ン、 122…微細遮光線パターン、 130…シリコ
ン基板、 133…フィールド酸化膜、 134−1,
2…ゲートパターン、137…絶縁膜、 138…フォ
トレジスト、 140…コンタクトホール、141…電
極配線、 144…第2配線。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスクに形成された所定のパターンを投影
    レンズを介して基板上に投影露光して、上記パターンを
    上記基板上に転写する方法において、上記マスクはほぼ
    垂直上方から照明され、上記基板表面の同一位置に対す
    る同一の上記パターンの露光が、上記投影レンズの瞳位
    置に配置された瞳フィルタの瞳関数を上記露光中に変え
    て行なわれ、上記瞳関数の少なくとも一つは、瞳中心に
    対して非軸対称な振幅透過率分布を有していることを特
    徴とするパターン形成方法。
  2. 【請求項2】上記瞳関数は、下記関係を満たす瞳関数A
    1および瞳関数A2を含むことを特徴とする請求項1に記
    載のパターン形成方法。 A1(X,Y)=A1(−X,Y)=A1(X,−Y)=
    1(−X,−Y) A2(X,Y)=−A2(−X,Y)=−A2(X,−
    Y)=−A2(−X,−Y) ただし、X,Yは光軸を中心とする瞳面上の直交座標を
    示す。
  3. 【請求項3】上記瞳関数A1(X,Y)は瞳内全域で1
    であり、上記瞳関数A2(X,Y)は上記投影レンズの
    瞳面内で1、0または−1のいずれかの値を取り、かつ
    2(X,Y)=0の領域は上記瞳面上で有効光源の像
    を含むほぼ十字型の領域であることを特徴とする請求項
    2に記載のパターン形成方法。
  4. 【請求項4】上記瞳関数は、下記関係を満たす瞳関数B
    1および瞳関数B2を含むことを特徴とする請求項1記載
    のパターン形成方法。 B1(X,Y)=B1(Y,X)=B1(−Y,−X) B2(X,Y)=B1(−Y,X) ただし、X,Yは、光軸を中心とする瞳面上の直交座標
    を示す。
  5. 【請求項5】上記瞳関数B1(X,Y)は上記瞳面内で
    1、0.5または0のいずれかの値を取り、かつB
    1(X,Y)=0.5の領域は瞳面上で有効光源の像を
    含む領域であることを特徴とする請求項4に記載のパタ
    ーン形成方法。
  6. 【請求項6】上記瞳関数B1(X,Y)は瞳内で1また
    は0の値を取り、かつB1(X,Y)=0の領域は瞳中
    心に対して対称に配置されていることを特徴とする請求
    項5に記載のパターン形成方法。
  7. 【請求項7】上記瞳関数は、下記関係を満たす瞳関数C
    1、C2およびC3を含むことを特徴とする請求項1記載
    のパターン形成方法。 C1(X,Y)=C1(−X,Y)=C1(X,−Y)=
    1(−X,−Y) C2(X,Y)=−C2(−X,Y)=C2(X,−Y) C3(X,Y)=C2(−Y,X) ただし、X,Yは、光軸を中心とする瞳面上の直交座標
    を示す。
  8. 【請求項8】上記瞳関数C1(X,Y)は上記瞳内の全
    域で1であり、上記瞳関数C2(X,Y)は上記瞳内で
    1、0または−1のいずれかの値を取り、かつC
    2(X,Y)=0の領域は瞳面上で有効光源の像を含む
    ストライプ状の領域であることを特徴とする請求項7記
    載のパターン形成方法。
  9. 【請求項9】上記瞳関数は、下記関係を満たす瞳関数D
    1、D2、D3およびD4を含むことを特徴とする請求項1
    記載のパターン形成方法。 D1(X,Y)=D1(Y,X) D2(X,Y)=D1(−Y,X) D3(X,Y)=D1(−X,−Y) D4(X,Y)=D1(Y,−X) ただし、X,Yは、光軸を中心とする瞳面上の直交座標
    を示す。
  10. 【請求項10】上記瞳関数D1(X,Y)は瞳内で1、
    0.5または0のいずれかの値を取り、かつD1(X,
    Y)=0.5の領域は瞳面上で有効光源の像を含む領域
    であることを特徴とする請求項9記載のパターン形成方
    法。
  11. 【請求項11】上記露光は、上記瞳関数に応じて照度分
    布が異なる有効光源を用いて行なわれることを特徴とす
    る請求項1から10のいずれか一に記載のパターン形成
    方法。
  12. 【請求項12】上記瞳関数は、上記光に対して不透明な
    膜、上記光を部分的に吸収する膜および上記光の位相を
    変化させる膜からなる群から選択された膜が、透明基板
    上に部分的に設けられた瞳フィルタを、上記投影レンズ
    のほぼ瞳面に設けることによって設定されることを特徴
    とする請求項1から11のいずれか一に記載のパターン
    形成方法。
  13. 【請求項13】上記投影露光は、互いに異なる振幅透過
    率分布を有する上記瞳フィルタを、上記基板表面の同一
    位置に対して行われる複数回または一回の露中に交換し
    て行なわれることを特徴とする請求項1から12のいず
    れか一に記載のパターン形成方法。
  14. 【請求項14】上記投影露光は、一つの振幅透過率分布
    を有する上記瞳フィルタを、上記基板表面の同一位置に
    対して行われる複数回または一回の露光中に回転させて
    行なうことを特徴とする請求項1から12のいずれか一
    に記載のパターン形成方法。
  15. 【請求項15】上記異なる瞳関数は、透明基板上に、上
    記光に対して不透明な膜、上記光を部分的に吸収する膜
    および上記光の位相を変化させる膜からなる群から選択
    された膜を部分的に設けて形成されたフィルタと、上記
    光に対して不透明なステンシルマスクを、上記投影レン
    ズのほぼ瞳面に設けることにより設定されることを特徴
    とする請求項1から11のいずれか一に記載のパターン
    形成方法。
  16. 【請求項16】上記投影露光は、上記ステンシルマスク
    を、上記基板表面の同一位置に対する複数回または一回
    の露光中に回転させて行なうことを特徴とする請求項1
    5記載のパターン形成方法。
  17. 【請求項17】上記投影レンズのほぼ瞳面には、上記光
    に対して複屈折性を有する基板上に、上記光に対して不
    透明な膜、上記光を部分的に吸収する膜および上記光の
    位相を変化させる膜からなる群から選ばれた膜が部分的
    に設けられたフィルタが形成されており、上記投影露光
    は、上記基板表面の同一位置に対する複数回または一回
    の露光中に、上記光の偏光方向を回転させて行なうこと
    を特徴とする請求項1から11のいずれか一に記載のパ
    ターン形成方法。
  18. 【請求項18】光源と、マスクを搭載するためのマスク
    ステージと、上記光源から発した光を上記マスク上に照
    射する照明光学系と、基板を搭載するための基板ステー
    ジと、上記マスクを通過した光を上記基板に投影露光す
    るための投影光学系と、上記投影光学系のほぼ瞳近傍に
    配置された瞳フィルタまたはステンシルフィルタと、上
    記基板の表面の同一位置に対する複数回または一回の露
    光中に上記瞳フィルタまたはステンシルフィルタを交換
    または回転させる手段を具備することを特徴とする投影
    露光装置。
  19. 【請求項19】マスクに形成された所定のパターンを投
    影レンズを介して半導体基板の主平面に投影露光して、
    上記パターンを上記半導体基板の主平面上に転写する方
    法において、上記マスクをほぼ垂直上方から照明し、同
    一の上記パターンの上記基板表面の同一位置に対する露
    光が、互いに異なる複数の瞳関数を有する瞳フィルタを
    上記投影レンズの瞳位置に配置して行なわれることを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】上記マスクパターンは、MOSLSIの
    ゲートパターンであることを特徴とする請求項19記載
    の半導体装置の製造方法。
  21. 【請求項21】上記マスクパターンは、MOSLSIの
    コンタクトホールまたはスルーホールパターンであるこ
    とを特徴とする請求項19記載の半導体装置の製造方
    法。
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