JPH0919830A - 電極セット装置 - Google Patents
電極セット装置Info
- Publication number
- JPH0919830A JPH0919830A JP17330595A JP17330595A JPH0919830A JP H0919830 A JPH0919830 A JP H0919830A JP 17330595 A JP17330595 A JP 17330595A JP 17330595 A JP17330595 A JP 17330595A JP H0919830 A JPH0919830 A JP H0919830A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- holder
- setting
- electrodes
- jig
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来、小径の電極を多数使用して放電、或い
は電解により穿孔を行う細穴加工機の電極が損傷した場
合は、損傷した電極を手作業により交換しており、電極
間の間隔が4mm程度と非常に狭いために隣合う電極を傷
付けないように慎重に行わなくてはならず、夥しい時間
を要している。また、細穴加工機のテーブル上で電極を
手作業により1本1本取付けたり取外したりしており、
その間は細穴加工機を停止しなければならない。 【解決手段】 電極セット補助装置が受金を介して電極
ホルダーを支持し支柱に沿って上下動および回転させて
位置決めするとともに電極セット治具が差し込まれる複
数の電極を電極ホルダーにセットして電極ホルダーごと
保持するようにする。
は電解により穿孔を行う細穴加工機の電極が損傷した場
合は、損傷した電極を手作業により交換しており、電極
間の間隔が4mm程度と非常に狭いために隣合う電極を傷
付けないように慎重に行わなくてはならず、夥しい時間
を要している。また、細穴加工機のテーブル上で電極を
手作業により1本1本取付けたり取外したりしており、
その間は細穴加工機を停止しなければならない。 【解決手段】 電極セット補助装置が受金を介して電極
ホルダーを支持し支柱に沿って上下動および回転させて
位置決めするとともに電極セット治具が差し込まれる複
数の電極を電極ホルダーにセットして電極ホルダーごと
保持するようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小径の電極を多数
使用して放電或いは電解により多数の穿孔を同時に行う
細穴加工機などに適用される電極セット装置に関する。
使用して放電或いは電解により多数の穿孔を同時に行う
細穴加工機などに適用される電極セット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直径が0.8mm〜2mm程度と小径
の電極を多数使用して放電、或いは電解により多数の穿
孔を同時に行う細穴加工機に電極を装填する場合は、細
穴加工機のテーブル上で電極を手作業により1本1本細
穴加工機の電極ホルダーに取付けている。また、電極が
損傷した場合は、細穴加工機を停止して損傷した電極だ
けを手作業により交換している。
の電極を多数使用して放電、或いは電解により多数の穿
孔を同時に行う細穴加工機に電極を装填する場合は、細
穴加工機のテーブル上で電極を手作業により1本1本細
穴加工機の電極ホルダーに取付けている。また、電極が
損傷した場合は、細穴加工機を停止して損傷した電極だ
けを手作業により交換している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、上記のように小
径の電極を多数使用して放電、或いは電解により穿孔を
行う細穴加工機の電極が損傷した場合は、損傷した電極
を手作業により交換しており、電極間の間隔が4mm程度
と非常に狭いために隣合う電極を傷付けないように慎重
に行わなくてはならず、夥しい時間を要している。ま
た、細穴加工機のテーブル上で電極を手作業により1本
1本取付けたり取外したりしており、その間は細穴加工
機を停止しなければならない。
径の電極を多数使用して放電、或いは電解により穿孔を
行う細穴加工機の電極が損傷した場合は、損傷した電極
を手作業により交換しており、電極間の間隔が4mm程度
と非常に狭いために隣合う電極を傷付けないように慎重
に行わなくてはならず、夥しい時間を要している。ま
た、細穴加工機のテーブル上で電極を手作業により1本
1本取付けたり取外したりしており、その間は細穴加工
機を停止しなければならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電極セット
装置は上記課題の解決を目的にしており、受金を介して
電極ホルダーを支持し支柱に沿って上下動および回転さ
せて位置決めする電極セット補助装置と、差し込まれる
複数の電極を上記電極ホルダーにセットして上記電極ホ
ルダーごと保持する電極セット治具とを備えた構成を特
徴とする。即ち、本発明に係る電極セット装置において
は、電極セット補助装置が受金を介して電極ホルダーを
支持し支柱に沿って上下動および回転させて位置決めす
るとともに電極セット治具が差し込まれる複数の電極を
電極ホルダーにセットして電極ホルダーごと保持するよ
うになっており、電極をセットする場合は細穴加工機と
は別の場所で電極セット補助装置で支持された電極ホル
ダーに電極セット治具により電極をセットした後、電極
ホルダーにセットされた電極を電極ホルダーごと電極セ
ット治具により保持する。このようにして複数の電極が
細穴加工機の外部で予め電極ホルダーにセットされ電極
セット治具により保持される。
装置は上記課題の解決を目的にしており、受金を介して
電極ホルダーを支持し支柱に沿って上下動および回転さ
せて位置決めする電極セット補助装置と、差し込まれる
複数の電極を上記電極ホルダーにセットして上記電極ホ
ルダーごと保持する電極セット治具とを備えた構成を特
徴とする。即ち、本発明に係る電極セット装置において
は、電極セット補助装置が受金を介して電極ホルダーを
支持し支柱に沿って上下動および回転させて位置決めす
るとともに電極セット治具が差し込まれる複数の電極を
電極ホルダーにセットして電極ホルダーごと保持するよ
うになっており、電極をセットする場合は細穴加工機と
は別の場所で電極セット補助装置で支持された電極ホル
ダーに電極セット治具により電極をセットした後、電極
ホルダーにセットされた電極を電極ホルダーごと電極セ
ット治具により保持する。このようにして複数の電極が
細穴加工機の外部で予め電極ホルダーにセットされ電極
セット治具により保持される。
【0005】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は本発明の実施の一
形態に係る電極セット装置の説明図である。図におい
て、本実施の形態に係る電極セット装置は直径が0.8
mm〜2mmと小径の電極を多数使用して放電或いは電解に
より多数の穿孔を同時に行う細穴加工機などに使用され
るもので、図1および図2に示すように細穴加工機の外
部に設けられた細穴加工機のテーブルを模した定盤c
と、上下動および回転が可能な電極の上下部ホルダーa
5,a6などの固定具を備えた電極セット補助装置a
と、電極がセット(組込)され電極をセットしたままで
搬送が可能な電極セット治具bなどとにより構成されて
いる。電極セット補助装置aは定盤c上に立てられた支
柱a11,軸a7,軸受a10,スタンドa1などで構
成されており、縦(深)穴用および横穴用電極の電極ホ
ルダーを支持して上下動させるとともに、スタンドa1
を回転させることにより電極ホルダーが電極セット治具
b内に縦(深)穴用電極を出し入れする際の邪魔になら
ぬようになっている。チェックゲージb5は電極セット
治具b内に電極をセットする際に電極の位置のチェック
と運搬時に電極の振れを防止して電極を保護するための
ものである。縦(深)穴用電極を電極セット治具bにセ
ットした後は電極セット治具bをボルトにより固定し、
電極と一体化して運搬する。電極セット治具bはワーク
取付け台c1に取付けられるようになっている。縦
(深)穴用電極の電極ホルダーにパイプ状の電極を取付
ける場合は、パイプ状の電極を電極ロックボルトa8で
押さえてからシリコンなどのシール材a13を下部ホル
ダーa6内に流し込み、シール材a13の養生をした後
に下部ホルダーa6にOリングを嵌め、上部ホルダーa
5を取付けて電極のセットが完了する。なお、横穴用の
電極は短いために電極セット治具bは使用せず、電極ホ
ルダーのみでセットする。
形態に係る電極セット装置の説明図である。図におい
て、本実施の形態に係る電極セット装置は直径が0.8
mm〜2mmと小径の電極を多数使用して放電或いは電解に
より多数の穿孔を同時に行う細穴加工機などに使用され
るもので、図1および図2に示すように細穴加工機の外
部に設けられた細穴加工機のテーブルを模した定盤c
と、上下動および回転が可能な電極の上下部ホルダーa
5,a6などの固定具を備えた電極セット補助装置a
と、電極がセット(組込)され電極をセットしたままで
搬送が可能な電極セット治具bなどとにより構成されて
いる。電極セット補助装置aは定盤c上に立てられた支
柱a11,軸a7,軸受a10,スタンドa1などで構
成されており、縦(深)穴用および横穴用電極の電極ホ
ルダーを支持して上下動させるとともに、スタンドa1
を回転させることにより電極ホルダーが電極セット治具
b内に縦(深)穴用電極を出し入れする際の邪魔になら
ぬようになっている。チェックゲージb5は電極セット
治具b内に電極をセットする際に電極の位置のチェック
と運搬時に電極の振れを防止して電極を保護するための
ものである。縦(深)穴用電極を電極セット治具bにセ
ットした後は電極セット治具bをボルトにより固定し、
電極と一体化して運搬する。電極セット治具bはワーク
取付け台c1に取付けられるようになっている。縦
(深)穴用電極の電極ホルダーにパイプ状の電極を取付
ける場合は、パイプ状の電極を電極ロックボルトa8で
押さえてからシリコンなどのシール材a13を下部ホル
ダーa6内に流し込み、シール材a13の養生をした後
に下部ホルダーa6にOリングを嵌め、上部ホルダーa
5を取付けて電極のセットが完了する。なお、横穴用の
電極は短いために電極セット治具bは使用せず、電極ホ
ルダーのみでセットする。
【0006】縦(深)穴用電極を電極セット治具bにセ
ットする場合は、定盤c上で上下部ホルダーa5,a6
およびガイドb1と一体の電極セット用台板b4を用い
て電極をセットする。即ち、先ず縦(深)穴用電極の下
部ホルダーa6をスタンドa1に受金a4を介して固定
し、電極セット治具bの位置に対して180°反対の位
置に設けられているインデックスプランジャa9にピン
を挿入して位置決めする。次に、電極セット用台板b4
を定盤c上に位置決めして蝶ボルトb7で固定する。さ
らに、チェックゲージb5および下部ストッパーb6を
ワークサイズに合わせて電極セット用台板b4に取付け
る。そのうえで、電極セット補助装置aにより電極ホル
ダーを取り除いて電極をガイドb1から下部ストッパー
b6に当たるまで1本づつ差し込む。そして、下部ホル
ダーa6を電極セット治具bの位置まで戻して電極セッ
ト治具bに対して180°の位置に設けられているイン
デックスプランジャa9により位置決めして固定ノブa
3で固定する。さらに、上下用ハンドルa2を廻して縦
穴用電極の下部ホルダーa6をガイドb1よりも10〜
20mm上の位置まで降ろして固定ノブa3により固定す
る。そして、ピンセット類を使用して電極を1本づつ掴
んで電極ホルダーまで持ち上げ、受金a4に当たるまで
差し込んで電極ロックボルトa8で固定する。それか
ら、上下用ハンドルa2により電極ホルダーがガイドb
1のインロー部に嵌まり込むまで降ろす。さらに、電極
ロックボルトa8を緩めて下部ストッパーb6に当たる
まで電極を降ろす。次いで、受金a4から下部ホルダー
a6を外してスタンドa1を電極セット治具bに対して
180°の位置まで旋回させ、インデックスプランジャ
a9によりセットする。続いて、電極を電極ロックボル
トa8で押えてシリコンなどのシール材a13を下部ホ
ルダーa6内に流し込む。この流し込んだシール材a1
3を養生した後、下部ホルダーa6にOリングa12を
嵌めて上部ホルダーa5を取付けることにより縦(深)
穴用電極の電極セット治具bへのセットが完了する。こ
のようにして電極のセットが完了した後に固定用の蝶ボ
ルトb7を外し、保管場所に両側のアイボルトを介して
セットされた電極を搬送して保管する。
ットする場合は、定盤c上で上下部ホルダーa5,a6
およびガイドb1と一体の電極セット用台板b4を用い
て電極をセットする。即ち、先ず縦(深)穴用電極の下
部ホルダーa6をスタンドa1に受金a4を介して固定
し、電極セット治具bの位置に対して180°反対の位
置に設けられているインデックスプランジャa9にピン
を挿入して位置決めする。次に、電極セット用台板b4
を定盤c上に位置決めして蝶ボルトb7で固定する。さ
らに、チェックゲージb5および下部ストッパーb6を
ワークサイズに合わせて電極セット用台板b4に取付け
る。そのうえで、電極セット補助装置aにより電極ホル
ダーを取り除いて電極をガイドb1から下部ストッパー
b6に当たるまで1本づつ差し込む。そして、下部ホル
ダーa6を電極セット治具bの位置まで戻して電極セッ
ト治具bに対して180°の位置に設けられているイン
デックスプランジャa9により位置決めして固定ノブa
3で固定する。さらに、上下用ハンドルa2を廻して縦
穴用電極の下部ホルダーa6をガイドb1よりも10〜
20mm上の位置まで降ろして固定ノブa3により固定す
る。そして、ピンセット類を使用して電極を1本づつ掴
んで電極ホルダーまで持ち上げ、受金a4に当たるまで
差し込んで電極ロックボルトa8で固定する。それか
ら、上下用ハンドルa2により電極ホルダーがガイドb
1のインロー部に嵌まり込むまで降ろす。さらに、電極
ロックボルトa8を緩めて下部ストッパーb6に当たる
まで電極を降ろす。次いで、受金a4から下部ホルダー
a6を外してスタンドa1を電極セット治具bに対して
180°の位置まで旋回させ、インデックスプランジャ
a9によりセットする。続いて、電極を電極ロックボル
トa8で押えてシリコンなどのシール材a13を下部ホ
ルダーa6内に流し込む。この流し込んだシール材a1
3を養生した後、下部ホルダーa6にOリングa12を
嵌めて上部ホルダーa5を取付けることにより縦(深)
穴用電極の電極セット治具bへのセットが完了する。こ
のようにして電極のセットが完了した後に固定用の蝶ボ
ルトb7を外し、保管場所に両側のアイボルトを介して
セットされた電極を搬送して保管する。
【0007】このようにセットして保管されている縦
(深)穴用、横穴用電極を細穴加工機に装填する場合
は、図3乃至図5に示すように電極セット用台板b4に
上下部ホルダーa5,a6によりセット(組立)された
電極を電極セット用の定盤cから外して電極ホルダーお
よび電極のガイドb1と一体の電極セット用台板b4が
組上った状態のままで保管場所から細穴加工機のテーブ
ル上へ両側のアイボルトを介して搬送する。そして、テ
ーブル上のY軸方向のキー溝に電極セット用台板b4底
面のキーを嵌め込んでワーク取付け台c1にスライド可
能に取付けて固定する。それから、Z軸方向電極取付け
フランジを上部ホルダーa5の上20mm位まで降ろして
Z軸方向電極取付けフランジのX,Y方向基準面から電
極セット用台板b4のセンターラインを読み取る。芯出
しした後、Z軸方向電極取付けフランジを上部ホルダー
a5の上3〜5mm位まで降ろして上下部ホルダーa5,
a6をガイドb1から外して持ち上げ、Z軸方向電極取
付けフランジに固定する。固定後、電極の底面がガイド
底面よりも2〜5mm程度入るまでZ軸方向電極取付けフ
ランジを上昇させることにより電極の装填が完了する。
そして、電極セット用台板b4から下部ストッパーb6
およびチェックゲージb5を外す。さらに、ワークをワ
ーク取付け台c1に位置決めした後、押え金b3でワー
クを固定して穿孔を行う。ワーク取付け台c1を反転さ
せる場合は図5に示すようにチェンブロックc5、ガー
ダーc6、ハンガーc7などを用いて行う。図における
符号c2はX軸方向のサーボモータ、c3はY軸方向の
送りハンドル、c4はZ軸方向のサーボモータである。
(深)穴用、横穴用電極を細穴加工機に装填する場合
は、図3乃至図5に示すように電極セット用台板b4に
上下部ホルダーa5,a6によりセット(組立)された
電極を電極セット用の定盤cから外して電極ホルダーお
よび電極のガイドb1と一体の電極セット用台板b4が
組上った状態のままで保管場所から細穴加工機のテーブ
ル上へ両側のアイボルトを介して搬送する。そして、テ
ーブル上のY軸方向のキー溝に電極セット用台板b4底
面のキーを嵌め込んでワーク取付け台c1にスライド可
能に取付けて固定する。それから、Z軸方向電極取付け
フランジを上部ホルダーa5の上20mm位まで降ろして
Z軸方向電極取付けフランジのX,Y方向基準面から電
極セット用台板b4のセンターラインを読み取る。芯出
しした後、Z軸方向電極取付けフランジを上部ホルダー
a5の上3〜5mm位まで降ろして上下部ホルダーa5,
a6をガイドb1から外して持ち上げ、Z軸方向電極取
付けフランジに固定する。固定後、電極の底面がガイド
底面よりも2〜5mm程度入るまでZ軸方向電極取付けフ
ランジを上昇させることにより電極の装填が完了する。
そして、電極セット用台板b4から下部ストッパーb6
およびチェックゲージb5を外す。さらに、ワークをワ
ーク取付け台c1に位置決めした後、押え金b3でワー
クを固定して穿孔を行う。ワーク取付け台c1を反転さ
せる場合は図5に示すようにチェンブロックc5、ガー
ダーc6、ハンガーc7などを用いて行う。図における
符号c2はX軸方向のサーボモータ、c3はY軸方向の
送りハンドル、c4はZ軸方向のサーボモータである。
【0008】従来、小径の電極を多数使用して放電、或
いは電解により穿孔を行う細穴加工機の電極が損傷した
場合は、損傷した電極を手作業により交換しており、電
極間の間隔が4mm程度と非常に狭いために隣合う電極を
傷付けないように慎重に行わなくてはならず、夥しい時
間を要している。また、細穴加工機のテーブル上で電極
を手作業により1本1本取付けたり取外したりしてお
り、その間は細穴加工機を停止しなければならないが、
本電極セット装置においてはこのような欠点を解消する
ために細穴加工機の外部に細穴加工機のテーブルを模し
た定盤cと、上下動および回転が可能な電極ホルダーに
よる固定具を備えた電極セット補助装置aと、上部で電
極セット補助装置a下部と嵌合し電極の位置をチェック
および固定を行う脱着可能な電極セット治具bとで構成
されており、電極セット補助装置aと電極セット治具b
とにより小径で多数の電極を容易にセット(組込)する
ことができ、電極をセットした後は電極セット治具bを
ボルトにより固定して一体化した後に運搬して保管して
おき、必要時にセットしたまま細穴加工機に取付けて穿
孔に使用するようになっており、細穴加工中に電極が損
傷した場合における電極の取替えが簡便になる。また、
細穴加工機の外部で電極のセットを行うことにより、細
穴加工機の稼働時間も伸びるなど細穴の加工能率が向上
する。
いは電解により穿孔を行う細穴加工機の電極が損傷した
場合は、損傷した電極を手作業により交換しており、電
極間の間隔が4mm程度と非常に狭いために隣合う電極を
傷付けないように慎重に行わなくてはならず、夥しい時
間を要している。また、細穴加工機のテーブル上で電極
を手作業により1本1本取付けたり取外したりしてお
り、その間は細穴加工機を停止しなければならないが、
本電極セット装置においてはこのような欠点を解消する
ために細穴加工機の外部に細穴加工機のテーブルを模し
た定盤cと、上下動および回転が可能な電極ホルダーに
よる固定具を備えた電極セット補助装置aと、上部で電
極セット補助装置a下部と嵌合し電極の位置をチェック
および固定を行う脱着可能な電極セット治具bとで構成
されており、電極セット補助装置aと電極セット治具b
とにより小径で多数の電極を容易にセット(組込)する
ことができ、電極をセットした後は電極セット治具bを
ボルトにより固定して一体化した後に運搬して保管して
おき、必要時にセットしたまま細穴加工機に取付けて穿
孔に使用するようになっており、細穴加工中に電極が損
傷した場合における電極の取替えが簡便になる。また、
細穴加工機の外部で電極のセットを行うことにより、細
穴加工機の稼働時間も伸びるなど細穴の加工能率が向上
する。
【0009】
【発明の効果】本発明に係る電極セット装置は前記のよ
うに構成されており、複数の電極が予め電極ホルダーに
セットされ電極セット治具により保持されるので、細穴
加工機などにおける電極の装填および取替えが簡便にな
る。また、電極が細穴加工機などの外部で電極ホルダー
にセットされるので、細穴加工機の稼働時間が大幅に伸
びて穿孔の能率が向上する。
うに構成されており、複数の電極が予め電極ホルダーに
セットされ電極セット治具により保持されるので、細穴
加工機などにおける電極の装填および取替えが簡便にな
る。また、電極が細穴加工機などの外部で電極ホルダー
にセットされるので、細穴加工機の稼働時間が大幅に伸
びて穿孔の能率が向上する。
【図1】図1は本発明の実施の一形態に係る電極セット
装置の正面図である。
装置の正面図である。
【図2】図2(a),(b)は図1における要部詳細図
である。
である。
【図3】図3はセットした電極の使用説明図である。
【図4】図4もセットした電極の使用説明図である。
【図5】図5は細穴加工機の使用説明図である。
a 電極セット補助装置 b 電極セット治具 c 定盤 a1 スタンド a2 上下用ハンドル a3 固定ノブ a4 受金 a5 上部ホルダー a6 下部ホルダー a7 軸 a8 電極ロックボルト a9 インデックスプランジャ a10 軸受 a11 支柱 a12 Oリング a13 シール材 b1 ガイド b2 アイボルト取付け台 b3 押え金 b4 電極セット用台板 b5 チェックゲージ b6 下部ストッパー b7 蝶ボルト c1 ワーク取付け台 c2 X軸方向のサーボモータ c3 Y軸方向の送りハンドル c4 Z軸方向のサーボモータ c5 チェンブロック c6 ガーダー c7 ハンガー
Claims (1)
- 【請求項1】 受金を介して電極ホルダーを支持し支柱
に沿って上下動および回転させて位置決めする電極セッ
ト補助装置と、差し込まれる複数の電極を上記電極ホル
ダーにセットして上記電極ホルダーごと保持する電極セ
ット治具とを備えたことを特徴とする電極セット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17330595A JPH0919830A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 電極セット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17330595A JPH0919830A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 電極セット装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0919830A true JPH0919830A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15957988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17330595A Withdrawn JPH0919830A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 電極セット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0919830A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6396022B1 (en) | 1998-10-16 | 2002-05-28 | Astec Corporation Limted | Method and device for replacing pipe electrode for small-hole electric discharge machining and electrode magazine |
US20090216362A1 (en) * | 2008-02-21 | 2009-08-27 | Rolls-Royce Plc | Calibration of a machine tool |
-
1995
- 1995-07-10 JP JP17330595A patent/JPH0919830A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6396022B1 (en) | 1998-10-16 | 2002-05-28 | Astec Corporation Limted | Method and device for replacing pipe electrode for small-hole electric discharge machining and electrode magazine |
US20090216362A1 (en) * | 2008-02-21 | 2009-08-27 | Rolls-Royce Plc | Calibration of a machine tool |
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