JPH09198220A - ウィンドウシステムおよびウィンドウ表示方法 - Google Patents

ウィンドウシステムおよびウィンドウ表示方法

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JPH09198220A
JPH09198220A JP8024872A JP2487296A JPH09198220A JP H09198220 A JPH09198220 A JP H09198220A JP 8024872 A JP8024872 A JP 8024872A JP 2487296 A JP2487296 A JP 2487296A JP H09198220 A JPH09198220 A JP H09198220A
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window
windows
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JP8024872A
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Ryoji Fukuda
亮治 福田
Takashi Harada
隆史 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、ウィンドウに関する情報を
容易に把握でき、操作性の良いウィンドウシステムおよ
びウィンドウ表示方法を提供することにある。 【解決手段】 同一画面内で複数のウィンドウを部分的
に重畳して表示可能な表示手段5と、複数のウィンドウ
内の座標位置を指定する位置指定手段1とを備え、この
位置指定手段1による座標位置の指定に応じて、ウィン
ドウ個数調査手段2が該座標位置に重畳しているウィン
ドウの個数情報を調査する。また、この調査された個数
情報は、表示手段5の画面に表示される。これによりウ
ィンドウに関する個数情報を容易に把握でき、操作性の
良いウィンドウシステムが提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一画面内で複数
のウィンドウを部分的に重畳して表示可能なウィンドウ
システムおよびウィンドウ表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のウィンドウシステムにおいて、ウ
ィンドウの名前、位置、大きさ、重なり状態(階層状
態)等のウィンドウに関する情報を把握するためには、
例えばウィンドウの名前を把握するためにウィンドウの
枠にその名前を表示するという方法がとられている。ま
た、ウィンドウ位置の把握には、ウィンドウをリサイズ
するときに大きさを表示する、という方法がとられてい
る。さらに大きさ、重なり状態の把握にはそれぞれ、全
体画面のイメージを縮小したものを画面上に表示して位
置を把握する、全てのウィンドウの背景を透明にして隠
されたウィンドウの位置を把握する、といった技術が提
供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、ウィンドウの表示領域によるクリッピン
グの結果からウィンドウの重なり方を把握するしかな
く、何重にも重なったウィンドウの上下関係を把握また
は変更することが困難であった。
【0004】また、ウィンドウの階層を変更することな
く名前、大きさ等のウィンドウの属性を変更することが
できないので操作性が悪いという問題があった。
【0005】そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされ
たものであり、ウィンドウに関する情報を容易に把握で
き、操作性の良いウィンドウシステムおよびウィンドウ
表示方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明によるウィンドウシステムは、同一画面内で複
数のウィンドウを部分的に重畳して表示可能な表示手段
と、前記複数のウィンドウ内の位置を指定する位置指定
手段とを備え、前記位置指定手段による位置の指定に応
じて、該位置に重畳しているウィンドウの個数情報及び
該ウィンドウの属性を示す属性情報のうちの少なくとも
一つを前記表示手段の画面に表示することを特徴とし、
さらに前記画面に表示されたウィンドウの属性情報を変
更する変更手段を備え、この変更手段により変更された
属性情報に従って前記ウィンドウの属性を変更してもよ
いことを特徴とする。
【0007】また、上記課題を解決するために本発明に
よるウィンドウ表示方法は、同一画面内で複数のウィン
ドウを部分的に重畳して表示手段により表示可能にする
表示ステップと、前記複数のウィンドウ内の位置を指定
する位置指定ステップとを備え、前記位置指定ステップ
による位置の指定に応じて、該位置に重畳しているウィ
ンドウの個数情報及び該ウィンドウの属性を示す属性情
報のうちの少なくとも一つを前記表示手段の画面に表示
することを特徴とし、さらに、前記画面に表示されたウ
ィンドウの属性情報を変更する変更ステップを備え、こ
の変更ステップにより変更された属性情報に従って前記
ウィンドウの属性を変更してもよいことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0009】(実施の第1の形態)まず、本発明の実施
の第1の形態を説明する図1は、本発明によるウィンド
ウシステムの機能的な構成手段を示す機能構成図であ
る。
【0010】同図に示すように、本システムは、複数の
ウィンドウ内の座標位置を指定する位置指定手段1と、
同一画面内で複数のウィンドウを部分的に重畳して表示
可能な表示手段5と、この表示手段5に表示されたウィ
ンドウの個数を調査するウィンドウ個数調査手段2とを
有して構成されている。
【0011】図2は、上記各機能構成手段を実現するた
めのハードウェア構成の一例を示す構成ブロック図であ
る。
【0012】同図に示すように、本システムのハードウ
ェアは、ブロック全体を制御するCPU11を有し、こ
のCPU11に、各種プログラムやウィンドウ情報等を
記憶するRAM12及びROM13と、タブレットイン
タフェイス14を介して接続される入力ペン15及び入
力タブレット16と、ディスプレイコントローラ18を
介して接続され、画面に表示する文字や図形データ等を
記憶するVRAM17及びこのVRAM17に記憶され
た各種データを表示する液晶ディスプレイ19とが接続
されて構成されている。
【0013】ここで上記位置指定手段1の機能は、入力
ペン15、入力タブレット16及びタブレットインタフ
ェイス14からなる一連の入力装置により実現されるよ
うになっている。すなわち、タブレットインタフェイス
14を介してCPU11の制御の下で入力ペン15を入
力タブレット16に当接することにより座標位置の指定
が可能となる。
【0014】また、ウィンドウ個数調査手段2の機能
は、RAM12又はROM13に組み込まれた動作プロ
グラムをCPU11が実行することにより実現されるよ
うになっている。
【0015】また、表示手段5の機能は、VRAM1
7、ディスプレイコントローラ18及び液晶ディスプレ
イ19により実現されるようになっている。すなわち、
ディスプレイコントローラ18を介してCPU11の制
御の下でVRAM17に記憶された各種データが液晶デ
ィスプレイ19に表示されるようになっている。これに
より例えば液晶ディスプレイ19に、図3に示す複数の
ウィンドウが表示されるようになっている。この図3に
示された複数のウィンドウは、ルートウィンドウ21を
有し、このルートウィンドウ21の上に、一般のウィン
ドウ22、23及び24が重なりあって構成されてい
る。
【0016】また、ルートウィンドウ21の右上には、
入力ペン15によって指定された座標位置に存在するウ
ィンドウの個数情報を表示する個数表示部26が設けら
れている。尚、図3の例では、ルートウィンドウ21の
上に、ウィンドウ22、23及び24の3つのウィンド
ウが重なりあっているので、数字表示部26には「3」
という数字が表示されている。また、個数表示部26に
は、入力ペン15でウィンドウの任意の位置が指定され
た場合のみ個数情報が表示されるようになっている。
【0017】次に、上記構成による本実施の形態の動作
を説明する。
【0018】図3において、入力ペン15のペン先が触
れている部分は複数のウィンドウが重なりあっている部
分なので、そのウィンドウ状況が使用者にとって把握し
難い。そこで使用者は、液晶ディスプレイ19に表示さ
れている複数のウィンドウの中から、ウィンドウの重な
っている個数の把握し難い部分を入力ペン15で入力タ
ブレット16へ接触させる。すると、いままで何も表示
されていなかった画面の右上部分に「3」という数字が
表示される。
【0019】次に、上記一連のウィンドウに関する動作
をCPU11のプログラム処理の流れを中心に説明す
る。図4は、CPU11のプログラム処理を示すフロー
チャートである。
【0020】まず、使用者が前記入力ペン15により座
標を入力すると(S61)、CPU11は、ポインタを
ルートウィンドウ21に設定する(S62)。そして、
カウント数n=0とする(S63)。
【0021】次に、CPU11は、ポインタの示すウィ
ンドウの内部に入力された座標が存在するか否かを判断
し(S64)、存在していないと判断した場合には後述
のステップS68へ移行し、存在していると判断した場
合には、さらに、ポインタの示すウィンドウの上に別の
ウィンドウが存在しているか否かを判断する(S6
5)。
【0022】前記ステップS65で、別のウィンドウが
存在していないと判断した場合にはCPU11は、後述
のステップS70へ移行し、存在していると判断した場
合には、次にカウント数nを1増やす(S66)。そし
て、ポインタを別のウィンドウに設定し(S67)、ス
テップS64の処理へ戻る。
【0023】前記ステップS64で、ポインタの示すウ
ィンドウの内部に入力された座標が存在しないと判断し
た場合にはCPU11は、ポインタを元のウィンドウに
戻すとともに(S68)、カウント数nを1減らし(S
69)、前記ステップS64の処理へ戻る。
【0024】また、前記ステップS65で、ポインタの
示すウィンドウの上に別のウィンドウが存在していない
と判断した場合にはCPU11は、カウント数nを返り
値(最終的なnの値)として(S70)、一連の処理を
終了する。ここで、最後に返り値として得られたカウン
ト数nの値は、CPU11の制御の下に表示手段5(液
晶ディスプレイ19)によって表示される。
【0025】以上の処理はRAM12またはROM13
にあらかじめプログラムとして書き込まれており、CP
U11によって順次実行される。
【0026】以上説明したように本実施の形態によるウ
ィンドウシステムによれば、入力ペン15でウィンドウ
の座標位置を指定するという容易な操作により、該指定
された座標位置に重畳したウィンドウの個数が把握で
き、ウィンドウシステムの操作性が向上する。尚、上記
のような入力ペン15に限らず、マウス等の他の入力デ
バイスでも上記と同様の効果が得られる。
【0027】(実施の第2の形態)次に、実施の第2の
形態を説明する。
【0028】図5は、本実施の形態によるウィンドウシ
ステムの機能的な構成手段を示す機能構成図である。
【0029】同図に示すように、本実施の形態では上記
実施の第1の形態における機能的な構成手段に、ウィン
ドウ情報調査手段3及びウィンドウ情報変更手段4を付
加して構成されている。また、上記各機能的な構成手段
を実現するためのハードウェア構成は、上記実施の第1
の形態とほぼ同様であるため説明は省略する。
【0030】ただし、上記におけるウィンドウ情報調査
手段3は、位置指定手段1による座標位置の指定に応じ
て、該座標位置に重畳しているウィンドウの属性を示す
属性情報を調査するものであり、その機能はRAM12
又はROM13に組み込まれた動作プログラムをCPU
11が実行することにより実現されるようになってい
る。尚、ウィンドウ情報調査手段3により調査された属
性情報はCPU11の動作により、表示手段5の画面に
表示されるようになっており、例えば属性情報がウィン
ドウの階層に関する情報の場合には、図6に示したよう
にウィンドウの階層を表す階層メニュー31が表示され
るようになっている。
【0031】ウィンドウ情報変更手段4は、画面に表示
されたウィンドウの属性情報を変更するものであり、そ
の機能は入力ペン15、入力タブレット16及びタブレ
ットインタフェイス14からなる一連の入力装置により
実現されるようになっている。尚、ウィンドウ情報変更
手段4により変更された属性情報に従ってウィンドウの
属性もCPU11の動作に基づいて変更されるようにな
っている。
【0032】次に、上記構成による本実施の形態におけ
る動作を、図3及び図6〜図10を用いて説明する。
尚、以下では属性情報がウィンドウの階層に関する情報
の場合について説明する。
【0033】図6は本実施の形態の動作をも説明するも
のであり、前記実施の第1の形態における図3と同様に
複数のウィンドウで構成されている。但し、本実施の形
態では、入力ペン15によって指定された位置に存在す
るウィンドウの階層を表す階層メニュー31が表示され
る。また、この階層メニュー31は、ウィンドウの重な
り方が把握できるよう階層の項目で構成されている。
【0034】まず、図3に示すようにウィンドウ22、
23及び24が重なっているものとする。ここで使用者
がウィンドウ23をウィンドウ24の上になるように重
なり方を変更したい場合、上記実施の第1の形態と同様
に、重なりを変更したい部分をペンで触れる。すると図
6に示すように階層メニュー31が表示され、ウィンド
ウの重なり方が把握できる。そして、階層メニュー31
の中から項目「2」を入力ペン15で選択し、項目
「1」の上に入力ペン15をひきずりながら移動する。
すると、ウィンドウの階層が変更され、使用者の目的が
容易に達成できる。
【0035】次に、上記一連のウィンドウに関する動作
をウィンドウ情報調査手段3の処理の流れを中心に説明
する。図9は、ウィンドウ情報調査手段3(CPU1
1)のプログラム処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0036】図9に示すように、まず、使用者が入力ペ
ン15により座標位置を入力すると(S71)、CPU
11は、ポインタをルートウィンドウ21に設定する
(S72)。そして、階層メニューを初期化する(S7
3)。
【0037】次にCPU11は、ポインタの示すウィン
ドウの内部に入力された座標が存在するか否かを判断し
(S74)、存在していないと判断した場合には後述の
ステップS78へ移行し、存在していると判断した場合
には、さらに、ポインタの示すウィンドウの上に別のウ
ィンドウが存在しているか否かを判断する(S75)。
【0038】前記ステップS75で、別のウィンドウが
存在していないと判断した場合にはCPU11は、後述
のステップS80へ移行し、存在していると判断した場
合には次に階層メニューに項目を増やす(S76)。
【0039】ここで、ステップS76でいう項目とは、
ウィンドウ名、位置、大きさ、親子関係のポインタなど
である。例えば、4個のウィンドウ91、92、93及
び94がそれぞれウィンドウA、ウィンドウB、ウィン
ドウC、ウィンドウDという名前で図7に示すような関
係で配置されていた場合に、各ウィンドウの内部構造は
図8に示すように、親子関係または兄弟関係による双方
向の木構造になっているものとする。すなわち、それぞ
れのウィンドウの構造体101、102、103及び1
04にはウィンドウ名、位置、大きさなどがウィンドウ
の属性として備えられている。ここでは、それらの属性
を階層メニューの項目として扱う。
【0040】前記ステップS76での処理を終えるとC
PU11は、ポインタを別のウィンドウに設定し(S7
7)、ステップS74の処理へ戻る。
【0041】前記ステップS74で、ポインタの示すウ
ィンドウの内部に入力された座標が存在しないと判断し
た場合にはCPU11は、ポインタを元のウィンドウに
戻すとともに(S78)、階層メニューから項目を削除
し(S79)、ステップS74の処理へ戻る。
【0042】また、前記ステップS75で、ポインタの
示すウィンドウの上に別のウィンドウが存在していない
と判断した場合にはCPU11は、階層メニューを返り
値(最終的な階層メニュー)として一連の処理を終了す
る(S80)。ここで、最後に返り値として得られた階
層メニューは、例えば図6に示す階層メニュー31とし
てCPU11の制御の下に表示手段5(液晶ディスプレ
イ19)に表示される。
【0043】次に、ウィンドウ情報調査手段3によって
得られた階層メニュー31を、ウィンドウ情報変更手段
4によって変更する際の処理の流れを図10のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0044】まず、使用者が前記入力ペン15により座
標を入力すると(S81)、CPU11は、入力された
座標が階層メニュー31の内部かどうかを判断し(S8
2)、階層メニュー31の内部でなければこれにて処理
を終了し、内部であれば次に、入力された座標値から階
層メニュー31内の該当する項目を取得する(S8
3)。
【0045】そして、項目の移動操作であるか否かを判
断する(S84)。ここで、移動操作ででなければ処理
を終了し、移動操作であれば、移動先の座標から項目を
取得する(S85)。
【0046】次に、前記ステップS85で得られた項目
が終了の項目であるか否かを判断し(S86)、終了で
あれば処理を終了し、終了でなければ、移動元の項目か
ら移動先の項目へ階層メニュー31の項目の順番を変更
する(S87)。そして、階層メニュー31の項目に従
ってウィンドウの階層を変更し(S88)、ステップS
81の処理へ戻る。
【0047】以上の処理はRAM12またはROM13
にあらかじめプログラムとして書き込まれており、CP
U11によって順次実行される。
【0048】以上説明したように本実施の形態によるウ
ィンドウシステムによれば、入力ペン15でウィンドウ
を指定するという容易な操作により、ウィンドウが重な
っている個数に加えてその階層が把握でき、その操作性
が向上する。
【0049】(実施の第3の形態)次に、実施の第3の
形態を説明する。
【0050】上記実施の第2の形態では、ウィンドウ情
報変更手段4がウィンドウの属性情報としてその階層に
関する情報を変更する場合について述べたが、本実施の
形態では、他の属性情報としてウィンドウの大きさを変
更する場合の例を示す。尚、本実施の形態における各機
能的な構成手段及びそれを実現するためのハードウェア
構成は、上記実施の第2の形態とほぼ同様であるため説
明は省略する。
【0051】次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0052】図11は本実施の形態の動作を説明するた
めのものであり、前記実施の第2の形態における図6に
示したものとほぼ同様に複数のウィンドウで構成されて
いる。但し、本実施の形態では、入力ペン15によって
指定された座標位置に存在する階層メニュー31の横に
属性メニュー41が表示されるようになっている。この
属性メニュー41は、階層メニュー31から選択された
ウィンドウに対する属性情報を示す属性メニューであ
る。
【0053】まず、図3に示すようにウィンドウ22、
23及び24が重ねられているものとする。ここで、使
用者が、ウィンドウの重なり方を変更せずに2番目に重
ねられているウィンドウ23の大きさだけを変更したい
場合、前記実施の第2の形態と同様に、CPU11がデ
ィスプレイコントローラ18を介して液晶ディスプレイ
19に表示した階層メニュー31の表示内で目的のウィ
ンドウ23に対応する項目を選択する。すると、図11
に示すようにCPU11の制御の下で液晶ディスプレイ
19に階層メニュー41が表示される。そこで、使用者
は、前記属性メニュー41の中から「サイズ(300,
200)」を入力ペン15によって選択し、ウィンドウ
の横幅の値300を例えば150に変更する。ここで、
この値の変更手段(ウィンドウ情報変更手段4)は、入
力ペン15によっても実現できるが、さらにキーボード
や手書き文字認識などの手段によっても実現できる。値
を変更した結果、図12に示すように、ウィンドウ23
はウィンドウ51へと大きさを変更され、使用者の目的
が達成される。
【0054】次に、上記一連のウィンドウに関する動作
をフローチャートを用いて説明する。
【0055】図13は、ウィンドウ情報調査手段3(C
PU11)のプログラム処理の流れをを中心に示したフ
ローチャートである。尚、階層メニュー31を表示する
までは、前記実施の第2の形態とほぼ同様であるため説
明は省略する。
【0056】まず、使用者が階層メニュー31から目的
とするウィンドウの項目を選択すると、図13のフロー
チャートに示す処理が開始される。CPU11は、選択
されたウィンドウから調査した属性情報を属性メニュー
41として表示手段5の液晶ディスプレイ19に表示す
る(S11)。
【0057】次に、使用者が入力ペン15により変更し
たい属性の項目を選択するための座標を入力すると(S
112)、CPU11は、座標値が属性メニュー41の
内部であるか否かを判断し(S113)、内部でなけれ
ばここでの処理を終了する。
【0058】また、座標値が属性メニュー41の内部に
ある場合には(S113;YES)、座標値から選択さ
れた属性を取得し(S114)、次に属性値の変更操作
であるか否かを判断し(S115)、変更操作でないと
判断した場合には処理を終了する。また、変更操作であ
ると判断した場合には、ウィンドウの属性を変更した後
(S116)、処理を終了する。尚、以上の説明ではウ
ィンドウの大きさを変更する場合について説明したが、
他の属性情報を変更する場合についても上記と同様の動
作により実施可能である。これにより、使用者はウィン
ドウの階層を変更することなく目的のウィンドウに対し
て属性を容易に変更できるため、ウィンドウシステムの
操作性が向上する。
【0059】以上各実施の形態で説明したウィンドウシ
ステムによれば、入力ペン15等による簡単な操作によ
り、重なっているウィンドウの個数、ウィンドウの属性
を示す属性情報が簡単に把握できる。また、ウィンドウ
の重なり方(階層)を変更できる。さらにウィンドウの
階層を変更することなくウィンドウの属性が変更でき、
ウィンドウシステムの操作性が向上する。
【0060】尚、本発明は上記実施の形態に限定されず
種々の変形実施が可能であり、例えばウィンドウ情報変
更手段4として用いられた入力ペン15等は、マウスな
どペン以外の入力デバイスであっても上記と同様の効果
が得られる。
【0061】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。さらに本発明は、システム又は装置にそ
の動作プログラムを供給することによって達成される場
合にも適用できることはいうまでもない。この場合、本
発明に係る動作プログラムを格納した記憶媒体から該プ
ログラムをシステム又は装置に読み出すことによって、
本発明の効果が享受可能となる。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、座
標位置の指定に応じて、該座標位置に重畳しているウィ
ンドウの属性情報等を画面に表示し、さらに前記画面に
表示された属性情報が変更可能であるとともに、この変
更された属性情報に従って前記ウィンドウの属性の変更
が可能であるから、何重にも重畳したウィンドウの上下
関係を容易に把握できるとともに、さらにウィンドウの
名前、大きさ、位置、階層等のウィンドウに関する各種
属性情報をも容易に把握、変更でき、操作性の良いウィ
ンドウシステムおよびウィンドウ表示方法を提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の第1の形態におけるウィン
ドウシステムの機能を説明する機能構成図である。
【図2】各機能構成手段を実現するためのハードウェア
構成を示す構成ブロック図である。
【図3】実施の第1の形態において表示手段に表示され
る表示画面である。
【図4】実施の第1の形態における動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図5】本発明による実施の第2の形態におけるウィン
ドウシステムの機能を説明する機能構成図である。
【図6】実施の第2の形態において表示手段に表示され
る表示画面である。
【図7】ウィンドウの構造を説明するための説明図であ
る。
【図8】ウィンドウの内部構造を表す図である。
【図9】実施の第2の形態における動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図10】実施の第2の形態における動作を説明するフ
ローチャートである。
【図11】実施の第3の形態において表示手段に表示さ
れる表示画面である。
【図12】ウィンドウの大きさを変更した後の表示画面
である。
【図13】実施の第3の形態における動作を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 位置指定手段 2 ウィンドウ個数調査手段 3 ウィンドウ情報調査手段 4 ウィンドウ情報変更手段 5 表示手段 11 CPU 12 RAM 13 ROM 14 タブレットインタフェイス 15 入力ペン 16 入力タブレット 17 VRAM 18 ディスプレイコントローラ 19 液晶ディスプレイ 26 ウィンドウ個数表示部 31 階層メニュー 41 属性メニュー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一画面内で複数のウィンドウを部分的
    に重畳して表示可能な表示手段と、 前記複数のウィンドウ内の位置を指定する位置指定手段
    とを備え、 前記位置指定手段による位置の指定に応じて、該位置に
    重畳しているウィンドウの個数情報及び該ウィンドウの
    属性を示す属性情報のうちの少なくとも一つを前記表示
    手段の画面に表示することを特徴とするウィンドウシス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記画面に表示されたウィンドウの属性
    情報を変更する変更手段を備え、この変更手段により変
    更された属性情報に従って前記ウィンドウの属性を変更
    することを特徴とする請求項1記載のウィンドウシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記ウィンドウの属性情報は、前記ウィ
    ンドウの名前、大きさ、位置及び階層に関する情報のう
    ちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項1又
    は2記載のウィンドウシステム。
  4. 【請求項4】 同一画面内で複数のウィンドウを部分的
    に重畳して表示手段により表示可能にする表示ステップ
    と、 前記複数のウィンドウ内の位置を指定する位置指定ステ
    ップとを備え、 前記位置指定ステップによる位置の指定に応じて、該位
    置に重畳しているウィンドウの個数情報及び該ウィンド
    ウの属性を示す属性情報のうちの少なくとも一つを前記
    表示手段の画面に表示することを特徴とするウィンドウ
    表示方法。
  5. 【請求項5】 前記画面に表示されたウィンドウの属性
    情報を変更する変更ステップを備え、この変更ステップ
    により変更された属性情報に従って前記ウィンドウの属
    性を変更することを特徴とする請求項4記載のウィンド
    ウ表示方法。
  6. 【請求項6】 前記ウィンドウの属性情報は、前記ウィ
    ンドウの名前、大きさ、位置及び階層に関する情報のう
    ちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項4又
    は5記載のウィンドウ表示方法。
JP8024872A 1996-01-19 1996-01-19 ウィンドウシステムおよびウィンドウ表示方法 Pending JPH09198220A (ja)

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