JPH09198167A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH09198167A
JPH09198167A JP8022064A JP2206496A JPH09198167A JP H09198167 A JPH09198167 A JP H09198167A JP 8022064 A JP8022064 A JP 8022064A JP 2206496 A JP2206496 A JP 2206496A JP H09198167 A JPH09198167 A JP H09198167A
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terminal
power supply
power switch
power
switch
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JP8022064A
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Hideaki Masuo
英明 増尾
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末機を載置する電子機器において、携
帯端末機を載置した状態で動作不良をなくす。そして、
通信チェックの信頼性を向上し、さらに、電源供給端子
及び電源スイッチの耐久性も確保し、また、充電回路の
保護が図れるようにする。 【解決手段】 電源端子と、通信部と、電源スイッチ動
作部とを備えた携帯端末機が載置されることで動作を開
始する電子機器40において、携帯端末機が載置された
状態で、電源端子と接続される電源供給端子47と、通
信部と対向する通信部48と、電源スイッチ動作部によ
り電源オン動作される電源スイッチ49とを設け、か
つ、これらの電源供給端子47、通信部48及び電源ス
イッチ49を同一面であって接近する位置に配置する。
電源供給端子47において、充電用端子47aと駆動用
端子47cを互いに離間させてその間にグランド用端子
47bを配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ入力端末機
等の携帯端末機を載置する入出力装置等の電子機器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯型の通信端末機として、例えば、小
売店・卸売業等でVAN(ValueAdded Ne
twork:付加価値通信網)や商用ネットワークを通
じたリアルタイムな発注業務をサポートするデータ入力
端末機がある。このようなデータ入力端末機は、データ
の転送の中継や印刷等のために入出力装置(以下、I/
Oボックスと呼ぶ)に載せて使用することが可能となっ
ている。
【0003】そして、データ入力端末機は、電源端子
と、光通信部等の通信部と、電源スイッチ動作部とを備
える一方、I/Oボックスは、データ入力端末機を載置
した状態において、その電源端子と接続する電源供給端
子と、通信部と対向する光通信部等の通信部と、電源ス
イッチ動作部により電源オン動作される電源スイッチと
を備えている。以上のような電源端子や電源供給端子、
各通信部、電源スイッチ動作部や電源スイッチは、デー
タ入力端末機やI/Oボックスの異なる面を含む離れた
箇所に設けられているのが従来一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のように
電源端子・電源供給端子、通信部・通信部、電源スイッ
チ動作部・電源スイッチが離れていると、例えば、電源
スイッチ動作部により電源スイッチがオンした状態で他
の電源端子と電源供給端子、通信部と通信部が各々所定
の位置に合わされていない場合があり、そのような場合
には回路的ショートや通信不良等の動作不良となってし
まう不具合が考えられる。
【0005】本発明の課題は、以上のようなデータ入力
端末機等の携帯端末機を載置する入出力装置等の電子機
器において、携帯端末機を載置した状態で動作不良をな
くすようにすることである。そして、本発明は、以上の
ような電子機器において、通信チェックの信頼性を向上
し、さらに、電源供給端子及び電源スイッチの耐久性も
確保し、また、充電回路の保護が図れるようにすること
も課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、例えば、I/Oボックス等の電
源供給側に接続される電極端子板等による電源端子と、
光等による信号の送受信により通信可能な光通信部等の
通信部と、電源供給側の電源スイッチをオン動作するス
イッチ用凸部等による電源スイッチ動作部とを備えたデ
ータ入力端末機等の携帯端末機が載置されることで、例
えば、データの転送の中継や印刷等の動作を開始するI
/Oボックス等の電子機器において、前記携帯端末機が
載置された状態で、前記電源端子と接続される電極端子
バネ等による電源供給端子と、前記通信部と対向する光
通信部等の通信部と、前記電源スイッチ動作部により電
源オン動作されるマイクロスイッチ等による電源スイッ
チとを設け、かつ、これらの電源供給端子、通信部及び
電源スイッチを同一面であって接近する位置に配置した
構成を特徴としている。
【0007】このように、電源供給端子、通信部及び電
源スイッチを同一面であって接近する位置に配置してな
る電子機器であり、即ち、その同一面に電源供給端子、
通信部及び電源スイッチが集中的に配置されているの
で、携帯端末機が載置された状態で、その電源端子と電
源供給端子の接続、通信部と通信部の位置合わせ、電源
スイッチ動作部による電源スイッチの電源オン動作が確
実に行われて、回路的ショートや通信不良等の動作不良
がなくなる。
【0008】そして、請求項2記載の発明は、請求項1
記載の電子機器において、前記携帯端末機が載置される
際、先ず、前記電源端子に前記電源供給端子が接続され
てから、次に、前記両通信部が位置合わせされて、最後
に、前記電源スイッチ動作部により前記電源スイッチが
電源オン動作される構成を特徴としている。
【0009】このように、請求項1記載の電子機器にお
いて、携帯端末機が載置される際、先ず、電源端子に電
源供給端子が接続されてから、次に、両通信部が位置合
わせされて、最後に、電源スイッチ動作部により電源ス
イッチが電源オン動作されるものであり、即ち、電源供
給用の端子接続の後、通信部の位置合わせに続いて、電
源スイッチが電源オン動作するので、通信チェックの信
頼性が上がる。
【0010】そして、請求項3記載の発明は、請求項1
または2記載の電子機器において、前記電源供給端子及
び前記電源スイッチは、前記携帯端末機が載置された際
に前記電源端子と前記電源スイッチ動作部により各々押
圧されて動作する電極端子バネやマイクロスイッチ等に
よるものであり、前記電源端子と前記電源スイッチ動作
部により前記電源供給端子及び前記電源スイッチが各々
押圧されて動作する量をそれぞれ規制するスイッチ基板
やスペーサ等によるストッパとしての規制部材を設けた
構成を特徴としている。
【0011】このように、請求項1または2記載の電子
機器において、その電源供給端子及び電源スイッチが、
携帯端末機の載置の際にその電源端子と電源スイッチ動
作部により各々押圧されて動作する量をそれぞれ規制す
る規制部材を設けたので、電源供給端子及び電源スイッ
チの耐久性が上がる。
【0012】また、請求項4記載の発明は、例えば、1
電極当たり2端子によるものであって、充電用端子と、
電源プラス側の駆動用端子と、電源マイナス側のグラン
ド用端子とを備えたI/Oボックス等の電子機器であっ
て、前記充電用端子と前記駆動用端子を互いに離間させ
て配置すると共に、前記充電用端子と前記駆動用端子の
間に前記グランド用端子を配置した構成を特徴としてい
る。
【0013】このように、充電用端子と駆動用端子を互
いに離間させてその間にグランド用端子を配置した電子
機器なので、充電用端子と駆動用端子の接触による回路
上のショートを回避して、充電回路の保護が図れる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る電子機器の
実施の形態例を図1から図10に基づいて説明する。先
ず、図1は本発明を適用した携帯端末機としてのデータ
入力端末機を示すもので、その操作釦部及び表示部があ
る面側から見た正面図であり、図2はそのデータ入力端
末機の側面図で、図3は図1のデータ入力端末機の背面
図である。これらの図1から図3において、10はデー
タ入力端末機(携帯端末機)、11は本体ケース、12
は表示部、13は操作釦部、14は電源スイッチ、15
は突出部(電池収納部)、16は脚部、17は電池蓋、
18は小突起、19は段部、20は開口部、21は開閉
蓋、22はベルト取付部、23は重心付近、24は電極
端子板(電源端子)、24aは充電用端子、24bはグ
ランド用端子、24cは駆動用端子、25は光通信部、
26はスイッチ用凸ボス(電源スイッチ動作部)、27
は位置決め凹部である。
【0015】即ち、携帯端末機してのデータ入力端末機
10は、例えば、小売店・卸売業等でVANや商用ネッ
トワークを通じたリアルタイムな発注業務をサポートす
る携帯型の通信端末機であり、図1に示すように、上下
方向(置いた場合は前後方向)に長い本体ケース11の
長方形をなす前面に、上部側のLCDによる表示部12
とその下方の操作釦部13とを備えている。また、図示
例では、表示部12の右下隅部に電源スイッチ14が設
けられている。ここで、操作釦部13について、その縦
横方向に並んだ各釦の横方向の配置ピッチは、例えば、
19mm程度で、釦自体の横幅は、例えば、14.6m
m程度となっている。なお、電源スイッチ14は、例え
ば、押して横にスライド操作する方式のものである。
【0016】そして、データ入力端末機10は、図2及
び図3に示すように、その本体ケース11の背面に、突
出部である電池収納部15を備えている。この電池収納
部15は、前記表示部13の背面側に位置して本体ケー
ス11と一体にその背面に形成された横幅方向にわたる
所定高さの脚部16と、その上方側に装着した電池蓋1
7とからなる。つまり、本体ケース11の背面には、図
示しないが、前記脚部16よりも上方側において、本体
ケース11と一体にその背面にコ字状の電池収納壁が形
成されており、そのコ字状の電池収納壁で囲まれた内方
に、電極に接続して電池が収納される。このような電池
の収納部分を覆うため、電池収納壁の外側を沿うように
して本体ケース11背面に形成したL字状の溝部に、前
記脚部16から上方部分を覆う三次元形状による電池蓋
17が嵌め込んで取り付けられている。
【0017】また、本体ケース11背面の下部寄りに
は、左右一対の小突起18,18が形成されていて、こ
の小突起18,18から下方は、本体ケース11前面側
にくぼんだ形状の段部19となっている。なお、小突起
18,18は、図示しないが、テーブル上にデータ入力
端末機10(本体ケース11)を置いた状態で、前記脚
部16と共に足部として機能するもので、このように、
テーブル上に置いた状態のデータ入力端末機10(本体
ケース11)の手前側下がりの傾斜角度は、例えば、
5.8゜程度である。そして、本体ケース11の下端面
(置いた場合には手前側端面)には、図示しないメモリ
カードを出し入れするための開口部20が形成されてい
て、この開口部20は、本体ケース11の背面側にヒン
ジ結合された開閉蓋21の回動操作により開閉自在とな
っている。さらに、本体ケース11背面の下部には、前
記小突起18,18よりも下部で前記段部19に連続す
る斜めの部分に、左右一対のベルト取付部22,22が
設けられている。このベルト取付部22は、図示しない
が、携帯用のベルトの端部に備える取付金具を差し込ん
で固定でき、また、必要に応じその取付金具の固定を解
除して携帯用のベルトを取り外せる構成のものである。
【0018】そして、図3に仮想線により囲んで示すよ
うに、本体ケース11背面の重心付近23には、電源端
子である電極端子板24と、この電極端子板24と平行
する光通信部25と、この光通信部25と平行して電極
端子板24の延長上に位置する電源スイッチ動作部であ
るスイッチ用凸ボス26と、このスイッチ用凸部26を
含んで電極端子板24の両側に位置する位置決め凹部2
7,27とが配設されている。ここで、電極端子板24
は、1電極当たり2端子ずつで計3電極6端子を有する
もので、その内訳は、図3において、右側から順に、充
電用端子24a,24a、グランド用端子24b,24
b、駆動用端子24c,24cとなっている。
【0019】なお、電極端子板24及び光通信部25に
ついては、図6及び図10に示す如く構成されている。
即ち、図6及び図10にように、先ず、電極端子板24
は端子台28を介してメイン基板29に半田付けされて
おり、また、光通信部25の光ダイオード30はダイオ
ード台31を介してメイン基板29に半田付けされてい
る。さらに、スイッチ用凸部26は、図8及び図10に
示すように、一方の位置決め凹部27の中央に形成され
ている。
【0020】次に、図4は本発明を適用した電子機器と
してのI/Oボックスを示すもので、載置部がある上面
側から見た平面図であり、図5はそのI/Oボックスに
データ入力端末機を載置した状態を示す側面図である。
これらの図4及び図5において、40はI/Oボックス
(電子機器)、41は載置部、42は側壁部、43は奥
壁部、44はプリンタ部、45は凹部、46は小穴部、
47は電極端子バネ(電源供給端子)、47aは充電用
端子、47bはグランド用端子、47cは駆動用端子、
48は光通信部、49はスイッチバー(電源スイッ
チ)、50は位置決め凸部である。
【0021】即ち、本発明を適用する電子機器としての
I/Oボックス40は、前記データ入力端末機10のデ
ータの転送の中継や印刷等のために用いられる入出力装
置であり、図5に示したような前下がりの傾斜面による
載置部41の左側に、側壁部42を形成すると共に、こ
の側壁部42に連続する奥壁部43を有しており、この
奥壁部43よりも向こう側部分にプリンタ部44を備え
ている。そして、前下がりの傾斜面による前記載置部4
1には、前記側壁部42及び前記奥壁部43で囲まれる
部分に凹部45を形成して、手前側端部に左右一対の小
穴部46,46が形成されている。つまり、凹部45
は、前記データ入力端末機10の本体ケース11の背面
から突出した前記電池収納部15(脚部16及び電池蓋
21)と対応する略同じ大きさでほんの少し大きい形状
のものとなっている。また、小穴部46は、前記データ
入力端末機10の本体ケース11背面の前記小突起22
と対応する略同じ大きさでほんの少し大きい形状のもの
である。
【0022】そして、以上のI/Oボックス40は、前
記データ入力端末機10の前記電源端子(電極端子板2
4)、前記光通信部25、前記電源スイッチ動作部(ス
イッチ用凸ボス26)及び前記位置決め凹部27,27
に対応して、載置部41に、図4に示すように、電源供
給端子47、光通信部48、電源スイッチ49及び位置
決め凸部50,50を有している。即ち、載置部41に
は、図4に示したように、電源供給端子である電極端子
バネ47と、この電極端子バネ47に平行する光通信部
48と、この光通信部48と平行して電極端子バネ47
の延長上に位置する電源スイッチの一部であるスイッチ
バー49と、このスイッチバー49を含んで電極端子バ
ネ47の両側に位置する位置決め凸部50,50とが配
設されている。ここで、電極端子バネ47は、1電極当
たり2端子ずつで計3電極6端子を有するもので、その
内訳は、図4において、左側から順に、+10Vの充電
用端子47a,47a、グランド用端子47b,47
b、+9Vの駆動用端子47c,47cとなっている。
【0023】なお、電極端子バネ47及び光通信部48
については、図6及び図10に示す如く構成されてい
る。即ち、図6及び図10にように、先ず、電極端子バ
ネ47は端子台51を介してスイッチ基板52に半田付
けされており、また、光通信部48の光ダイオード53
はダイオード台54を介してスイッチ基板52に半田付
けされている。ここで、スイッチ基板52は電極端子バ
ネ47に対する規制部材としても機能している。さら
に、スイッチバー49は、図8及び図10に示すよう
に、一方の位置決め凸部50の内部に上下方向へ摺動自
在に組み込まれている。そして、スイッチ基板52上に
は、図8に示したように、電源スイッチであるマイクロ
スイッチ55が半田付けされており、このマイクロスイ
ッチ55のレバー56がスイッチバー49の下面を支持
している。また、このレバー56の下方には、規制部材
であるスペーサ57がスイッチ基板52上に取り付けて
配設されている。
【0024】次に、データ入力端末機10の単体での使
用例と、I/Oボックス40に載置した状態での使用例
について説明する。先ず、データ入力端末機10を単体
でテーブル上に置いて使用する場合は、図2に示すよう
に、本体ケース11の背面から突出した電池収納部15
を構成する脚部16及び電池蓋17のうち脚部16と、
本体ケース11背面の左右の小突起18,18とが、テ
ーブルの上面に接地して、データ入力端末機10は前下
がりの傾斜状態となる。このように、テーブル上にデー
タ入力端末機10が前下がりに傾斜した状態となって置
かれるので、その手前側下がりに傾斜状態となった本体
ケース11の正面部に設けたLCDによる表示部12が
見やすくなり、かつ、操作釦部13の操作性も良いもの
となる。なお、脚部16のテーブル上面への接地状態に
おいて、電池蓋17はテーブル上面に接触しないので、
電池蓋17の保護も図られている。
【0025】また、データ入力端末機10を手で持って
使用する場合には、その本体ケース11の背面の上部側
寄りに突出した電池収納部15(特に、本体ケース11
背面に一体の脚部16)によって、手で握った際のスト
ッパ機能を得ることができ、従来の如く幅狭部分を設け
る必要がないため、図示のように、操作釦部13を広い
部分に設けることで、操作性が良いものとなっている。
さらに、データ入力端末機10は、その本体ケース11
の背面に突出した電池収納部15を備えているため、均
一な厚みによる本体内に他の電子部品等と並べて電池部
を収納していた従来の場合との比較において、データ入
力端末機10の上下方向長さを短くすることができる。
従って、データ入力端末機10を手で握った際には、そ
の本体ケース11の背面に電池収納部15を突出させて
いることから、その手の位置に重心があるようになるた
め、安定感も良いものとなっている。
【0026】そして、データ入力端末機10をI/Oボ
ックス40に載置した状態で使用する場合は、先ず、デ
ータ入力端末機10をI/Oボックス40に置く際にお
いて、載置部41に備えた起立部する左側の側壁部42
及び奥壁部43によって、本体ケース11の左側面及び
向こう側端面がガイドされると共に、載置部41の凹部
45に、本体ケース11背面から突出した電池収納部1
5がガイドされて、載置部41上に本体ケース11が載
るため、敢えて位置合わせしようとしなくても、図5に
示したように、データ入力端末機10をI/Oボックス
40(載置部41)の所定位置に位置合わせして確実に
載置することができる。なお、このようなデータ入力端
末機10のI/Oボックス40への載置状態において、
本体ケース11背面の小突起18,18は、載置部41
の小穴部46,46にそれぞれ収納状態となる。また、
I/Oボックス40の載置部41が前下がりの傾斜面と
なっているため、図5に示したように、データ入力端末
機10を載置した状態において、その手前側下がりに傾
斜状態となった本体ケース11の正面部に設けたLCD
による表示部12が見やすく、かつ、操作釦部13の操
作性も良いものとなっている。
【0027】そして、データ入力端末機10には、I/
Oボックス40への載置状態において、図5に示したよ
うに、I/Oボックス40からデータ入力端末機10の
手前側端部がはみ出るようになっていて、その本体ケー
ス11の手前側に位置する端面に、メモリカードの出し
入れ用の開口部20を設けたので、その開口部20に設
けた開閉蓋21を下方に倒して、開口部20を開けるこ
とよって、メモリカードの出し入れ操作が手前側から容
易に行えるものとなる。さらに、データ入力端末機10
は、I/Oボックス40への載置状態でその本体ケース
11の手前側端面の開口部20の下側において、I/O
ボックス40から手前側にはみ出すようにして位置する
段部19から連続する斜めの部分に設けたベルト取付部
22に、携帯用のベルトをその端部の取付金具を差し込
んで取り付けるため、開口部20による手前側からのメ
モリカードの出し入れに際し邪魔にならないように携帯
用のベルトを備えることができる。その上、そのベルト
取付部22は本体ケース11の表側から見えないため、
見栄えが良いものとなっている。
【0028】以上のようにしてデータ入力端末機10を
I/Oボックス40に載置する状態において、先ず、図
6から図7に示すように、データ入力端末機10の電極
端子板24がI/Oボックス40の電極端子バネ47に
接触してから、図8及び図10から図9に示すように、
データ入力端末機10のスイッチ用凸ボス26がI/O
ボックス40のスイッチバー49に接触する。続いて、
データ入力端末機10の位置決め凹部27,27とI/
Oボックス40の位置決め凸部50,50とがそれぞれ
嵌合し始める。また、データ入力端末機10の光通信部
25とI/Oボックス40の光通信部48とが位置合わ
せされて、データの光通信が行われる。そして、最終的
に、スイッチバー49がレバー56を押し下げて、マイ
クロスイッチ55がオン状態になる。
【0029】以上の通り、本発明の実施の形態例のデー
タ入力端末機10とI/Oボックス40との関係によれ
ば、以下の効果が得られる。 (1)I/Oボックス40の載置部41の面上に、電極
端子バネ47、光通信部48及びスイッチバー49を集
中配置したことで、回路上のショートや通信不良等の動
作不良がなくなる。
【0030】(2)電極端子板24と電極端子バネ47
との接触、光通信部25,48の位置合わせ、マイクロ
スイッチ55のオンの順としたことにより、光通信の初
期通信チェックの信頼性が上がる。即ち、端子を接続し
てから接続状態(実際のデータ通信、電源供給を行う状
態)とするための電源スイッチをオンするため、回路上
のショートはなく、また、通信ができるか否かの初期通
信等の通信も確実にできる。
【0031】(3)充電用端子47a、グランド用端子
47b、駆動用端子47cの順で並んでいることによ
り、充電回路を保護できる。即ち、駆動用端子と充電用
端子とを仮に近付けた場合、駆動電圧が充電電圧より高
いため、充電回路へ電圧が加わり、充電回路を壊す恐れ
がある。しかし、充電と駆動の電圧の差は少ないため、
ショート対策は難しい。この点において、充電用端子4
7aと駆動用端子47cを離してその間にグランド用端
子47bを配置したことで、駆動用端子47cとグラン
ド用端子47bの間は回路的にショート対策(電位差が
大きいためヒューズにより対策)されており、充電用端
子47aとグランド用端子47bの間も同様に回路的に
ショート対策されているため、不都合はない。また、1
電極当たり2端子接触としたことにより、電極の接触の
信頼性が2倍になる。
【0032】(4)電極端子バネ47がスイッチ基板5
2でストップし、必要以上にたわまないことにより、電
極端子バネ47がへたらない。また、マイクロスイッチ
55のレバー56がスペーサ57でストップすることに
より、マイクロスイッチ55を壊さない。
【0033】なお、以上の実施の形態例においては、電
子機器として、データ入力端末機を載置するI/Oボッ
クスとしたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、他の携帯通信機を載置する充電器兼用の中継器等の
電子機器であってもよい。また、実施の形態例では、電
源供給端子として、電極端子バネとしたが、バネ材でな
くともよく、固定の端子であってもよい。さらに、実施
の形態例では、通信部として、光通信部としたが、光に
限らず、デジタル、アナログ的なデータを端子接続によ
り送受信するものでもよい。そして、電源スイッチとし
ては、実施の形態例のマイクロスイッチの他に、例え
ば、載置によって微小電流が流されてトランジスタをオ
ンしてメイン電源をオンする等の電気的なスイッチや、
携帯端末機から発光されてその光を受光することでオン
するものなどでもよい。また、その他、具体的な細部構
造等についても適宜に変更可能であることは勿論であ
る。
【0034】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る電子機器によれば、電源供給端子、通信部及び電源ス
イッチが同一面に集中的に配置されるため、携帯端末機
が載置された状態で、その電源端子と電源供給端子の接
続、通信部と通信部の位置合わせ、電源スイッチ動作部
による電源スイッチの電源オン動作を確実に行わせて、
回路的ショートや通信不良等の動作不良をなくすことが
できる。
【0035】そして、請求項2記載の発明に係る電子機
器によれば、電源供給用の端子接続の後、通信部の位置
合わせに続いて、電源スイッチが電源オン動作するた
め、通信チェックの信頼性を向上することができる。
【0036】さらに、請求項3記載の発明に係る電子機
器によれば、電源供給端子及び電源スイッチが、携帯端
末機の載置の際にその電源端子と電源スイッチ動作部に
より各々押圧されて動作する量をそれぞれ規制する規制
部材を設けたため、電源供給端子及び電源スイッチの耐
久性を向上することができる。
【0037】また、請求項4記載の発明に係る電子機器
によれば、充電用端子と駆動用端子を互いに離間させて
その間にグランド用端子を配置したため、充電用端子と
駆動用端子の接触による回路上のショートを回避して、
充電回路を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した携帯端末機としてのデータ入
力端末機を示すもので、その操作釦部及び表示部がある
面側から見た正面図である。
【図2】図1のデータ入力端末機の側面図である。
【図3】図1のデータ入力端末機の背面図である。
【図4】本発明を適用した電子機器としてのI/Oボッ
クスを示すもので、載置部がある上面側から見た平面図
である。
【図5】図4のI/Oボックスにデータ入力端末機を載
置した状態を示す側面図である。
【図6】図3のデータ入力端末機の電源端子及び通信部
と図4のI/Oボックスの電源供給端子及び通信部の関
係を示すもので、分解状態で示した一部破断の側面図で
ある。
【図7】図6のデータ入力端末機の電源端子及び通信部
とI/Oボックスの電源供給端子及び通信部が合わさっ
た状態を示した一部破断の側面図である。
【図8】図3のデータ入力端末機の電源スイッチ動作部
と図4のI/Oボックスの電源スイッチの関係を示すも
ので、分解状態で示した一部破断の側面図である。
【図9】図8のデータ入力端末機の電源スイッチ動作部
とI/Oボックスの電源スイッチが合わさった状態で示
した一部破断の側面図である。
【図10】図3のデータ入力端末機の電源端子及び位置
決め部と図4のI/Oボックスの電源供給端子及び位置
決め部の関係を示すもので、分解状態で示した縦断正面
図である。
【符号の説明】
10 携帯端末機 23 重心付近 24 電源端子 25 通信部 26 電源スイッチ動作部 27 位置決め部 28 端子台 29 メイン基板 40 電子機器 41 載置部 47 電源供給端子 47a 充電用端子 47b グランド用端子 47c 駆動用端子 48 通信部 49 スイッチバー 50 位置決め部 51 端子台 52 スイッチ基板 49,55 電源スイッチ 56 レバー 57 規制部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源供給側に接続される電源端子と、信
    号の送受信により通信可能な通信部と、電源供給側の電
    源スイッチをオン動作する電源スイッチ動作部とを備え
    た携帯端末機が載置されることで動作を開始する電子機
    器において、 前記携帯端末機が載置された状態で、前記電源端子と接
    続される電源供給端子と、前記通信部と対向する通信部
    と、前記電源スイッチ動作部により電源オン動作される
    電源スイッチとを設け、 かつ、これらの電源供給端子、通信部及び電源スイッチ
    を同一面であって接近する位置に配置したことを特徴と
    する電子機器。
  2. 【請求項2】 前記携帯端末機が載置される際、 先ず、前記電源端子に前記電源供給端子が接続されてか
    ら、 次に、前記両通信部が位置合わせされて、 最後に、前記電源スイッチ動作部により前記電源スイッ
    チが電源オン動作されることを特徴とする請求項1記載
    の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記電源供給端子及び前記電源スイッチ
    は、前記携帯端末機が載置された際に前記電源端子と前
    記電源スイッチ動作部により各々押圧されて動作するも
    のであり、 前記電源端子と前記電源スイッチ動作部により前記電源
    供給端子及び前記電源スイッチが各々押圧されて動作す
    る量をそれぞれ規制する規制部材を設けたことを特徴と
    する請求項1または2記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 充電用端子と、電源プラス側の駆動用端
    子と、電源マイナス側のグランド用端子とを備えた電子
    機器であって、 前記充電用端子と前記駆動用端子を互いに離間させて配
    置すると共に、 前記充電用端子と前記駆動用端子の間に前記グランド用
    端子を配置したことを特徴とする電子機器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015028787A (ja) * 2013-06-26 2015-02-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 分離型決済端末機及び据置装置

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