JPH09190241A - 電子機器の載置構造とその電子機器 - Google Patents

電子機器の載置構造とその電子機器

Info

Publication number
JPH09190241A
JPH09190241A JP8022063A JP2206396A JPH09190241A JP H09190241 A JPH09190241 A JP H09190241A JP 8022063 A JP8022063 A JP 8022063A JP 2206396 A JP2206396 A JP 2206396A JP H09190241 A JPH09190241 A JP H09190241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
electronic device
input terminal
data input
electronic appliance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8022063A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Masuo
英明 増尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP8022063A priority Critical patent/JPH09190241A/ja
Publication of JPH09190241A publication Critical patent/JPH09190241A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器に幅狭部分を設けることなく手で握
った際のストッパ機能が得られると共に、操作釦部の操
作性を良くし、また、電子機器を単体でテーブル等の上
に置いた場合に、表示部が見やすくなると共に、釦部の
操作性を良くし、さらに、電子機器の上下方向長さと載
置台の奥行きも短くして、電子機器を手で握った際の安
定感を良くしながら、電子機器を載置台に置くと、位置
合わせされながら載置台の所定位置に電子機器を確実に
載置できるようにする。 【解決手段】 電子機器10の本体11の背面の長手方
向の一半部側寄りに突出部15を備える一方、載置台4
0の電子機器本体11の背面側を載せる部分41に、突
出部15と略同じ大きさで、突出部15を収容する凹部
45を備え、この凹部45と前記突出部15とにより位
置合わせして、電子機器本体11を載置台40に載置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ入力端末機
等の電子機器における入出力装置等の載置台への載置構
造と、そのデータ入力端末機等の電子機器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】携帯型の通信端末機として、例えば、小
売店・卸売業等でVAN(ValueAdded Ne
twork:付加価値通信網)や商用ネットワークを通
じたリアルタイムな発注業務をサポートするデータ入力
端末機がある。このようなデータ入力端末機は、データ
の転送の中継や印刷等のために入出力装置(以下、I/
Oボックスと呼ぶ)に載せて使用することが可能となっ
ている。
【0003】そして、従来のデータ入力端末機は、以下
のような構成であった。 (1)本体をI/Oボックスに載せてセットする際、本
体の左右側面、手前側(下側)端面をガイドとして使用
していた。 (2)入力用の操作釦部がある部分の横幅よりもその上
方側の表示部がある部分を左右に突出して横幅を大きく
した本体形状をしており、本体の幅狭部分を手で握った
際にその上方の幅広部分がストッパとして機能してい
た。 (3)本体の厚みが均一であり、単体でテーブル等の上
に置いた場合、操作釦部及び表示部は水平面上に並んで
いた。 (4)電池部は均一な厚みによる本体内に他の電子部品
等と並べて収納していた。 (5)本体の左右側面、手前側(下側)端面をI/Oボ
ックスに載せるガイドとしていたので、データを取り出
したりするためのメモリカードの出し入れ部を本体の向
こう側(上側)端面や一側面(横面)に設けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データ入力端末機では、次のような問題があった。 (1)本体の表示部がある幅広部分をストッパとして操
作釦部がある幅狭部分を手で握るようにしていたことか
ら、幅狭部分にある操作釦部は、その釦ピッチが小さ
く、釦の大きさも小さいため、釦の操作性があまり良く
なかった。 (2)本体の厚みが均一であることから、単体でテーブ
ル等の上に置いた場合、操作釦部及び表示部が水平面上
に並ぶため、主にLCD(Liquid Crysta
l Display:液晶ディスプレイ)が使用される
表示部が手前からでは多少見づらいものとなっており、
釦部の操作性もあまり良くなかった。 (3)均一な厚みによる本体内に他の電子部品等と並べ
て電池部を収納していたため、本体の上下方向長さ(置
いた場合は前後方向長さ)が長くなり、従って、本体を
載せるI/Oボックスの前後方向長さ(奥行き)も長く
なり、本体を置く場合の設置面積がそれなりに必要とな
っていた。 (4)本体の左右側面、手前側(下側)端面をI/Oボ
ックスに載せるガイドとし、メモリカードの出し入れ部
を本体の向こう側(上側)端面や一側面(横面)に設け
ていたため、メモリカードの出し入れ時に、本体に対し
て向こう側からや横からメモリカードを出し入れしなけ
ればならないことから、本体を持ち変える面倒な手順が
必要であった。
【0005】本発明の課題は、以上のようなデータ入力
端末機等の電子機器のI/Oボックス等の載置台への載
置構造において、電子機器に幅狭部分を設けることなく
手で握った際のストッパ機能が得られると共に、操作釦
部の操作性を良くし、また、電子機器を単体でテーブル
等の上に置いた場合に、表示部が見やすくなると共に、
釦部の操作性を良くし、さらに、電子機器の上下方向長
さと載置台の奥行きも短くして、電子機器を手で握った
際の安定感を良くしながら、電子機器を載置台に置く
と、位置合わせされながら載置台の所定位置に電子機器
を確実に載置できるようにすることである。そして、本
発明は、以上のような載置台に載置される電子機器にお
いて、その本体に対するメモリカード等の電子装置の出
し入れが容易に行え、さらに、そのような電子装置の出
し入れに際し邪魔にならないように携帯用のベルトを設
けられ、かつ、その携帯用のベルトの取付部が本体の表
側から見えなくして見栄えを良くすることも課題として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、例えば、データ入力端末機等の
電子機器のI/Oボックス等の載置台への載置構造であ
って、本体の背面で、その本体の長手方向の一半部寄り
に、本体背面から外部に突出する脚部及び電池蓋等によ
る突出部を備えた電子機器(データ入力端末機等)と、
この電子機器本体の背面側を載せる部分に、前記突出部
(脚部及び電池蓋等)と略同じ大きさで、前記突出部を
収容する凹部を備えた載置台(I/Oボックス等)と、
からなり、前記突出部と前記凹部とにより位置合わせし
て、前記電子機器本体を前記載置台に載置するようにし
た構成を特徴としている。
【0007】このように、電子機器本体の背面に備えた
突出部と、載置台の電子機器本体の背面側を載せる部分
に備えた凹部とにより位置合わせして、電子機器本体を
載置台に載置する構造なので、以下のような作用が得ら
れる。先ず、電子機器本体の背面の長手方向の一半部側
寄りに備えた突出部により、手で握った際のストッパ機
能が得られ、電子機器に従来の如く幅狭部分を設ける必
要がないことから、操作釦部を広い部分に設けて操作性
が良くなる。また、電子機器を単体でテーブル等の上に
置いた場合に、その本体の背面の長手方向の一半部側寄
りに備えた突出部によって、電子機器本体が手前側下が
りの傾斜状態になるので、その手前側下がりに傾斜状態
となる本体正面部に設けられる表示部が見やすくなっ
て、釦部の操作性も良くなる。さらに、電子機器本体の
背面に突出部を備えることにより、例えば、その突出部
を電池収納部とすることで、均一な厚みによる本体内に
他の電子部品等と並べて電池部を収納していた従来の場
合と比較して、電子機器の上下方向長さとその載置台の
奥行きが短くなり、電子機器を手で握った際には、その
手の位置に重心があるようになることから、安定感も良
くなる。しかも、電子機器を載置台に置く際に、突出部
が凹部によりガイドされるので、敢えて位置合わせしよ
うとしなくても、電子機器が所定位置に位置合わせされ
て載置台に確実に載置される。
【0008】そして、請求項2記載の発明は、請求項1
記載の電子機器の載置構造において、さらに、前記載置
台は、前記電子機器本体を載置する際にその一側部をガ
イドする側壁部等による起立部を備えている構成を特徴
としている。
【0009】このように、電子機器本体を載置する際に
その一側部が、載置台に備えた起立部によりガイドされ
るので、請求項1記載の発明による突出部が凹部により
ガイドされる機能に加えて、起立部により電子機器本体
の一側部がガイドされる機能が得られることから、敢え
て位置合わせしようとしなくても、電子機器が所定位置
に位置合わせされて載置台に確実に載置される。
【0010】また、請求項3記載の発明は、例えば、I
/Oボックス等の載置台への載置が可能なデータ入力端
末機等の電子機器であって、請求項1または2記載の前
記電子機器本体に備えられる前記突出部は、例えば、脚
部及び電池蓋により形成されて、電池を収納する電池収
納部である構成を特徴としている。
【0011】このように、請求項1または2記載の本体
に備えられる突出部が電池収納部である電子機器とした
ので、均一な厚みによる本体内に他の電子部品等と並べ
て電池部を収納していた従来の場合と比較して、電子機
器の上下方向長さが短くなり、電子機器を手で握った際
には、その手の位置に重心があるようになることから、
安定感も良くなる。
【0012】そして、請求項4記載の発明は、請求項3
記載の電子機器において、さらに、前記電子機器本体の
一側面であって、前記載置台に載置した状態で手前側に
位置する端面に、前記本体内に装着されるメモリカード
等の電子装置を出し入れするための開口部を設けた構成
を特徴としている。
【0013】このように、請求項3記載の電子機器にお
いて、載置台への載置状態で手前側に位置する本体端面
に、その本体内に装着される電子装置の出し入れ用の開
口部を設けたので、その開口部により電子装置の出し入
れが手前側から容易に行える。
【0014】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の電子機器において、さらに、前記電子機器本体の背
面側であって、前記載置台に載置した状態で前記開口部
の下側に位置する部分に、例えば、差し込み式等による
携帯用のベルトを設けた構成を特徴としている。
【0015】このように、請求項4記載の電子機器にお
いて、載置台への載置状態で開口部の下側に位置する本
体背面側部分に、携帯用のベルトを設けたので、開口部
による手前側からの電子装置の出し入れに際し邪魔にな
らないように携帯用のベルトが備えられ、しかも、その
携帯用のベルトの取付部が本体の表側から見えないよう
になることから、見栄えが良くなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る電子機器の
載置構造とその電子機器の実施の各形態例を図1から図
7に基づいて説明する。
【0017】<第1の実施の形態例>先ず、図1は本発
明を適用した電子機器としてのデータ入力端末機を示す
もので、その操作釦部及び表示部がある面側から見た正
面図であり、図2はそのデータ入力端末機の背面側を示
すもので、電池蓋及び携帯用のベルトも併せて示した分
解背面図であり、さらに、図3は図1のデータ入力端末
機を単体でテーブル上に置いた状態を示す側面図であ
る。これらの図1から図3において、10はデータ入力
端末機(電子機器)、11は本体ケース、12は表示
部、13は操作釦部、14は電源スイッチ、15は突出
部(電池収納部)、16は脚部、17は電池収納壁、1
8は電極、19は電池、20は溝部、21は電池蓋、2
2は小突起、23は段部、24は開口部、25は開閉
蓋、26はベルト取付部、27は携帯用のベルト、28
は取付金具である。
【0018】即ち、本発明を適用する電子機器としての
データ入力端末機10は、例えば、小売店・卸売業等で
VANや商用ネットワークを通じたリアルタイムな発注
業務をサポートする携帯型の通信端末機であり、図1に
示すように、上下方向(置いた場合は前後方向)に長い
本体ケース11の長方形をなす前面に、上部側のLCD
による表示部12とその下方の操作釦部13とを備えて
いる。また、図示例では、表示部12の右下隅部に電源
スイッチ14が設けられている。ここで、操作釦部13
について、その縦横方向に並んだ各釦の横方向の配置ピ
ッチは、例えば、19mm程度で、釦自体の横幅は、例
えば、14.6mm程度となっている。なお、電源スイ
ッチ14は、例えば、押して横にスライド操作する方式
のものである。
【0019】そして、データ入力端末機10は、図2及
び図3に示すように、その本体ケース11の背面に、突
出部である電池収納部15を備えている。この電池収納
部15は、前記表示部13の背面側に位置して本体ケー
ス11と一体にその背面に形成された横幅方向にわたる
所定高さの脚部16と、その上方側に装着した電池蓋2
1とからなる。つまり、本体ケース11の背面には、前
記脚部16よりも上方側において、本体ケース11と一
体にその背面にコ字状の電池収納壁17が形成されてお
り、このコ字状の電池収納壁17で囲まれた内方に、そ
の電極18,18に接続して電池19が収納される。こ
のような電池19の収納部分を覆うため、電池収納壁1
7の外側を沿うようにして本体ケース11背面に形成し
たL字状の溝部20に、前記脚部16から上方部分を覆
う三次元形状による電池蓋21が嵌め込んで取り付けら
れている。
【0020】また、本体ケース11背面の下部寄りに
は、左右一対の小突起22,22が形成されていて、こ
の小突起22,22から下方は、本体ケース11前面側
にくぼんだ形状の段部23となっている。なお、小突起
22,22は、図3に示したように、テーブルT上にデ
ータ入力端末機10(本体ケース11)を置いた状態
で、前記脚部16と共に足部として機能するもので、こ
のように、テーブルT上に置いた状態のデータ入力端末
機10(本体ケース11)の手前側下がりの傾斜角度
は、例えば、5.8゜程度である。そして、本体ケース
11の下端面(置いた場合には手前側端面)には、図示
しないメモリカードを出し入れするための開口部24が
形成されていて、この開口部24は、本体ケース11の
背面側にヒンジ結合された開閉蓋25の回動操作により
開閉自在となっている。さらに、本体ケース11背面の
下部には、前記小突起22,22よりも下部で前記段部
23に連続する斜めの部分に、左右一対のベルト取付部
26,26が設けられている。このベルト取付部26
は、携帯用のベルト27の端部に備える取付金具28を
差し込んで固定でき、また、必要に応じその取付金具2
8の固定を解除して携帯用のベルト27を取り外せる構
成のものである。
【0021】次に、図4は本発明を適用した載置台とし
てのI/Oボックスを示すもので、載置部がある上面側
から見た平面図であり、図5はその載置台にデータ入力
端末機10を載置した状態を示す側面図である。これら
の図4及び図5において、40はI/Oボックス(載置
台)、41は載置部、42は側壁部(起立部)、43は
奥壁部、44はプリンタ部、45は凹部、46は小穴部
である。
【0022】即ち、本発明を適用する載置台としてのI
/Oボックス40は、前記データ入力端末機10のデー
タの転送の中継や印刷等のために用いられる入出力装置
であり、図5に示したような前下がりの傾斜面による載
置部41の左側に、起立部である側壁部42を形成する
と共に、この側壁部42に連続する奥壁部43を有して
おり、この奥壁部43よりも向こう側部分にプリンタ部
44を備えている。そして、前下がりの傾斜面による前
記載置部41には、前記側壁部42及び前記奥壁部43
で囲まれる部分に凹部45を形成して、手前側端部に左
右一対の小穴部46,46が形成されている。つまり、
凹部45は、前記データ入力端末機10の本体ケース1
1の背面から突出した前記電池収納部15(脚部16及
び電池蓋21)と対応する略同じ大きさでほんの少し大
きい形状のものとなっている。また、小穴部46は、前
記データ入力端末機10の本体ケース11背面の前記小
突起22と対応する略同じ大きさでほんの少し大きい形
状のものである。
【0023】次に、データ入力端末機10の単体での使
用例と、I/Oボックス40に載置した状態での使用例
について説明する。先ず、データ入力端末機10を単体
でテーブルT上に置いて使用する場合は、図3に示した
ように、本体ケース11の背面から突出した電池収納部
15を構成する脚部16及び電池蓋21のうち脚部16
と、本体ケース11背面の左右の小突起22,22と
が、テーブルTの上面に接地して、データ入力端末機1
0は前下がりの傾斜状態となる。このように、テーブル
T上にデータ入力端末機10が前下がりに傾斜した状態
となって置かれるので、その手前側下がりに傾斜状態と
なった本体ケース11の正面部に設けたLCDによる表
示部12が見やすくなり、かつ、操作釦部13の操作性
も良いものとなる。なお、脚部16のテーブルT上面へ
の接地状態において、電池蓋21はテーブルT上面に接
触しないので、電池蓋21の保護も図られている。
【0024】また、データ入力端末機10を手で持って
使用する場合には、その本体ケース11の背面の上部側
寄りに突出した電池収納部15(特に、本体ケース11
背面に一体の脚部16)によって、手で握った際のスト
ッパ機能を得ることができ、従来の如く幅狭部分を設け
る必要がないため、図示のように、操作釦部13を広い
部分に設けることで、操作性が良いものとなっている。
さらに、データ入力端末機10は、その本体ケース11
の背面に突出した電池収納部15を備えているため、均
一な厚みによる本体内に他の電子部品等と並べて電池部
を収納していた従来の場合との比較において、データ入
力端末機10の上下方向長さを短くすることができる。
従って、データ入力端末機10を手で握った際には、そ
の本体ケース11の背面に電池収納部15を突出させて
いることから、その手の位置に重心があるようになるた
め、安定感も良いものとなっている。
【0025】そして、データ入力端末機10をI/Oボ
ックス40に載置した状態で使用する場合は、先ず、デ
ータ入力端末機10をI/Oボックス40に置く際にお
いて、載置台41に備えた起立部する左側の側壁部42
及び奥壁部43によって、本体ケース11の左側面及び
向こう側端面がガイドされると共に、載置部41の凹部
45に、本体ケース11背面から突出した電池収納部1
5がガイドされて、載置部41上に本体ケース11が載
るため、敢えて位置合わせしようとしなくても、図5に
示したように、データ入力端末機10をI/Oボックス
40(載置部41)の所定位置に位置合わせして確実に
載置することができる。なお、このようなデータ入力端
末機10のI/Oボックス40への載置状態において、
本体ケース11背面の小突起22,22は、載置部41
の小穴部46,46にそれぞれ収納状態となる。また、
I/Oボックス40の載置台41が前下がりの傾斜面と
なっているため、図5に示したように、データ入力端末
機10を載置した状態において、その手前側下がりに傾
斜状態となった本体ケース11の正面部に設けたLCD
による表示部12が見やすく、かつ、操作釦部13の操
作性も良いものとなっている。
【0026】そして、データ入力端末機10には、I/
Oボックス40への載置状態において、図5に示したよ
うに、I/Oボックス40からデータ入力端末機10の
手前側端部がはみ出るようになっていて、その本体ケー
ス11の手前側に位置する端面に、メモリカードの出し
入れ用の開口部24を設けたので、その開口部24に設
けた開閉蓋25を仮想線で示した如く下方に倒して、開
口部24を開けることよって、メモリカードの出し入れ
操作が手前側から容易に行えるものとなる。さらに、デ
ータ入力端末機10は、I/Oボックス40への載置状
態でその本体ケース11の手前側端面の開口部24の下
側において、I/Oボックス40から手前側にはみ出す
ようにして位置する段部23から連続する斜めの部分に
設けたベルト取付部26に、携帯用のベルト27をその
端部の取付金具28を差し込んで取り付けたため、開口
部24による手前側からのメモリカードの出し入れに際
し邪魔にならないように携帯用のベルト27を備えるこ
とができる。その上、そのベルト取付部26は本体ケー
ス11の表側から見えないため、見栄えが良いものとな
っている。
【0027】以上の通り、本発明の第1の実施の形態例
のデータ入力端末機10とI/Oボックス40との関係
によれば、以下の効果が得られる。 (1)データ入力端末機10の本体ケース11におい
て、突出部による電池収納部15を、表示部12の背面
側に設けたことにより、均一な厚みによる本体内に他の
電子部品等と並べて電池部を収納していた従来と比べ
て、データ入力端末機10の上下方向長さ(置いた場合
は前後方向長さ)を短くして、I/Oボックス40の前
後方向長さ(奥行き)も短くでき、手で握った時の手の
位置に本体ケース11の重心があるため、安定感が得ら
れ、手から落ちにくい。 (2)データ入力端末機10の操作釦部13において、
横方向の釦ピッチを従来より大きくすると共に、釦自体
の横幅も大きくしたため、釦部の操作性が良くなった。 (3)データ入力端末機10のテーブルT等への単体置
き時に、背面側の突出部による電池収納部15の存在に
よって、本体ケース11が手前下がりとなって傾斜して
いるため、LCDによる表示部12が斜め前から見やす
くなり、操作釦部13の操作性も良くなった。
【0028】(4)データ入力端末機10の本体ケース
11背面側の突出部による電池収納部15が、I/Oボ
ックス40に載せる際の凹部45にガイドされて位置決
めがなされ、I/Oボックス40の所定位置にデータ入
力端末機10を確実に載置できる。 (5)データ入力端末機10の本体ケース11左側面
が、I/Oボックス40の起立部42にガイドされるこ
とによっても、I/Oボックス40の所定位置にデータ
入力端末機10を確実に載置できる。 (6)データ入力端末機10の本体ケース11手前側端
面にメモリカードの出し入れ用の開口部24を設けたた
め、メモリカードの出し入れがしやすくなった。 (7)I/Oボックス40に載せた状態で、データ入力
端末機10の本体ケース11手前側端部がI/Oボック
ス40からはみ出るようにして、そのはみ出した本体ケ
ース11手前側端部の背面側に携帯用のベルト27を差
し込むようにしているので、メモリカードの出し入れに
際し邪魔にならないように携帯用のベルト27を備えな
がら、そのベルト取付部26を本体ケース11の表側か
ら隠して見栄えを良くできる。
【0029】<第2の実施の形態例>図6はデータ入力
端末機10とI/Oボックス40との関係において、第
1の実施の形態例に加えた構成を有する第2の実施の形
態例を示すもので、要部破断の分解側面図であり、図7
はそのI/Oボックス40の底面図である。これらの図
6及び図7において、前述した第1の実施の形態例と同
様の部分には同一の符号を付してその説明を省略し、以
下では新規な構成について説明するものものであり、3
1は取付穴、32はナット、51はビス、52は上げ底
部、53は基板、54は電子部品、55,56はコネク
タ、57,58はケーブル、59,60はケーブルコネ
クタ、61はくぼみ部、62はビスである。
【0030】即ち、この第2の実施の形態例では、前述
した第1の実施の形態例における前記データ入力端末機
10において、図6に一部を破断して示したように、本
体ケース11の背面の略中央部に取付穴31を形成し
て、この取付穴31の本体ケース11内側面にナット3
2を固定して設けておく。また、前述した第1の実施の
形態例における前記I/Oボックス40においては、図
6及び図7に示すように、4本のビス51,51,5
1,51により上下のケースを合体してなるI/Oボッ
クス40の底面部の向こう側部分に上げ底部52を形成
して、この上げ底部52より前側のI/Oボックス40
内部に基板53を水平に設置している(図6参照)。そ
して、この基板53の前記凹部45の下方に位置する部
分において、前記載置部41が前下がりの傾斜面である
ことから生じるスペースを有効に利用して、図6に示し
たように、基板53の上下面に電子部品54,54を実
装している。
【0031】さらに、I/Oボックス40の内部には、
前記上げ底部52の前壁部に位置して外部に露出する左
右のコネクタ55,56を設置して、この左右のコネク
タ55,56には、2本の異なるケーブル57,58の
端部に各々備えたケーブルコネクタ59,60をそれぞ
れ差し込んで接続している。そして、以上のI/Oボッ
クス40において、図6及び図7に示したように、その
底面の略中央部にくぼみ部61を形成して、このくぼみ
部61から前記載置部41の略中央部に貫通して露出す
る長いビス62を用意しておく。
【0032】従って、第2の実施の形態例によれば、前
述した第1の実施の形態例で説明したように、特に、本
体ケース11背面に突出した電池収納部15と載置部4
1に形成した凹部45との位置決めガイド機能を伴っ
て、I/Oボックス40にデータ入力端末機10を載置
した状態で、I/Oボックス40底面のくぼみ部61か
ら長いビス62を載置部41に貫通してデータ入力端末
機10の本体ケース11背面の取付穴31内側のナット
32に締め込むことで、I/Oボックス40にデータ入
力端末機10を固定状態にすることができる。こうし
て、I/Oボックス40に固定した状態でデータ入力端
末機10を使用することもできる。
【0033】なお、以上の実施の各形態例においては、
電子機器としてデータ入力端末機を、載置台としてI/
Oボックスとしたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、他の携帯通信機とその充電器等による他の電子
機器とその載置台の組み合わせであってもよい。そし
て、以上の実施の各携帯例では、突出部を電池収納部と
したが、突出部は他にどのよう種類のものでもよく、例
えば、プリンタ部であってもよい。また、AC電源を用
いるとすれば、突出部はトランス等であってもよい。さ
らに、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変
更可能であることは勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る電子機器の載置構造によれば、電子機器本体の背面の
長手方向の一半部側寄りに備えた突出部によって、手で
握った際のストッパ機能が得られるため、電子機器に従
来の如く幅狭部分を設ける必要がなく、従って、操作釦
部を広い部分に設けて操作性を良くすることができると
共に、電子機器を単体でテーブル等の上に置いた場合
に、電子機器本体が手前側下がりの傾斜状態になるた
め、その手前側下がりに傾斜状態となる本体正面部に設
けられる表示部を見やすくすることができ、かつ、釦部
の操作性も良くすることができる。また、電子機器本体
の背面に備えた突出部を、例えば、電池収納部とすれ
ば、均一な厚みによる本体内に他の電子部品等と並べて
電池部を収納していた従来の場合と比較して、電子機器
の上下方向長さとその載置台の奥行きを短くすることが
できると共に、電子機器を手で握った際には、その手の
位置に重心があるようになって、安定感も良くすること
ができる。しかも、電子機器を載置台に置く際に、突出
部が凹部によりガイドされるため、敢えて位置合わせし
ようとしなくても、電子機器を所定位置に位置合わせし
て載置台に確実に載置することができる。
【0035】そして、請求項2記載の発明に係る電子機
器の載置構造によれば、請求項1記載の発明による突出
部が凹部によりガイドされる機能に加えて、載置台に備
えた起立部によって、電子機器本体の一側部がガイドさ
れる機能が得られるため、敢えて位置合わせしようとし
なくても、電子機器を所定位置に位置合わせして載置台
に確実に載置することができる。
【0036】また、請求項3記載の発明に係る電子機器
によれば、請求項1または2記載の本体に備えられる突
出部を電池収納部としたため、均一な厚みによる本体内
に他の電子部品等と並べて電池部を収納していた従来の
場合と比較して、電子機器の上下方向長さを短くするこ
とができると共に、電子機器を手で握った際には、その
手の位置に重心があるようになって、安定感も良くする
ことができる。
【0037】そして、請求項4記載の発明に係る電子機
器によれば、請求項3記載の突出部としての電池収納部
を備える電子機器の載置台への載置状態で手前側に位置
する本体端面に、電子装置の出し入れ用の開口部を設け
たため、その開口部において、電子装置の出し入れを手
前側から容易に行うことができる。
【0038】また、請求項5記載の発明に係る電子機器
によれば、その本体の載置台への載置状態において、請
求項4記載の開口部の下側に位置する本体背面側部分
に、携帯用のベルトを設けたため、開口部による手前側
からの電子装置の出し入れに際し邪魔にならないように
携帯用のベルトを備えることができ、しかも、その携帯
用のベルトの取付部が本体の表側から見えないようにな
るため、見栄えを良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子機器としてのデータ入力
端末機を示すもので、その操作釦部及び表示部がある面
側から見た正面図である。
【図2】図1のデータ入力端末機の背面側を示すもの
で、電池蓋及び携帯用のベルトも併せて示した分解背面
図である。
【図3】図1のデータ入力端末機を単体でテーブル上に
置いた状態を示す側面図である。
【図4】本発明を適用した載置台としてのI/Oボック
スを示すもので、載置部がある上面側から見た平面図で
ある。
【図5】図4の載置台にデータ入力端末機を載置した状
態を示す側面図である。
【図6】データ入力端末機とI/Oボックスとの関係に
おいて、第1の実施の形態例に加えた構成を有する第2
の実施の形態例を示すもので、要部破断の分解側面図で
ある。
【図7】図6のI/Oボックスの底面図である。
【符号の説明】
10 データ入力端末機(電子機器) 11 本体ケース 12 表示部 13 操作釦部 15 突出部(電池収納部) 16 脚部 19 電池 21 電池蓋 23 段部 24 開口部 25 開閉蓋 26 ベルト取付部 27 携帯用のベルト 28 取付金具 31 取付穴 32 ナット 40 I/Oボックス(載置台) 41 載置部 42 側壁部(起立部) 45 凹部 61 くぼみ部 62 ビス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の背面で、その本体の長手方向の一
    半部側寄りに、本体背面から外部に突出する突出部を備
    えた電子機器と、 この電子機器本体の背面側を載せる部分に、前記突出部
    と略同じ大きさで、前記突出部を収容する凹部を備えた
    載置台と、からなり、 前記突出部と前記凹部とにより位置合わせして、前記電
    子機器本体を前記載置台に載置するようにしたことを特
    徴とする電子機器の載置構造。
  2. 【請求項2】 前記載置台は、前記電子機器本体を載置
    する際にその一側部をガイドする起立部を備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子機器の載置構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の前記電子機器本
    体に備えられる前記突出部は、電池を収納する電池収納
    部であることを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 前記電子機器本体の一側面であって、前
    記載置台に載置した状態で手前側に位置する端面に、前
    記本体内に装着される電子装置を出し入れするための開
    口部を設けたことを特徴とする請求項3記載の電子機
    器。
  5. 【請求項5】 前記電子機器本体の背面側であって、前
    記載置台に載置した状態で前記開口部の下側に位置する
    部分に、携帯用のベルトを設けたことを特徴とする請求
    項4記載の電子機器。
JP8022063A 1996-01-12 1996-01-12 電子機器の載置構造とその電子機器 Pending JPH09190241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8022063A JPH09190241A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 電子機器の載置構造とその電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8022063A JPH09190241A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 電子機器の載置構造とその電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09190241A true JPH09190241A (ja) 1997-07-22

Family

ID=12072452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8022063A Pending JPH09190241A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 電子機器の載置構造とその電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09190241A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016058813A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 カシオ計算機株式会社 携帯端末装置
JP2017509094A (ja) * 2014-02-28 2017-03-30 アップル インコーポレイテッド ポータブル電子デバイスの製品デモンストレーション用フィクスチャ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017509094A (ja) * 2014-02-28 2017-03-30 アップル インコーポレイテッド ポータブル電子デバイスの製品デモンストレーション用フィクスチャ
US10292505B2 (en) 2014-02-28 2019-05-21 Apple Inc. Product demonstration fixture for a portable electronic device
JP2016058813A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 カシオ計算機株式会社 携帯端末装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5175671A (en) Expanding apparatus for portable electronic apparatus
US6873356B1 (en) Expansion unit, portable data processing apparatus and imaging device
US5715139A (en) Portable electronic apparatus having a frame supporting functional components, and method of assembling the portable electronic apparatus
US5253139A (en) Portable electronic apparatus having a detachable display unit and a socket lid
US5111361A (en) Device having a slider portion and a stand portion for titling a compact electronic apparatus
JPH05189084A (ja) 小形電子機器
JPH0625037Y2 (ja) 回路基板取付構造
US5122927A (en) Portable electronic apparatus having terminal supported from the bottom case for electrically connecting optional part to the apparatus and method of assembling the same
JP2596702B2 (ja) 情報処理装置
JP2003345464A (ja) 電子機器
KR930005834B1 (ko) 베이스유닛에 프린트 배선기판을 고정하기 위한 구조를 갖는 휴대형기기
JPH09190241A (ja) 電子機器の載置構造とその電子機器
JP4634668B2 (ja) 情報処理装置
KR910008559A (ko) 휴대형 전자 기기
JP3204807B2 (ja) 小型電子機器
JP2633486B2 (ja) Icカード
JP4353566B2 (ja) Oa機器収納パネル
JPH05324123A (ja) ディスプレイ収納型パソコン
JP2645662B2 (ja) オフィスオートメーション機器のインターフェイス装置
KR930005833B1 (ko) 떼어낼 수 있는 디스플레이 유닛을 구비한 휴대형 전자기기
JP2000183544A (ja) 電気装置の筐体ユニット
JPH1023125A (ja) コンピュータ用携帯電話ホルダ
JP3518679B2 (ja) サブラック装置
JPH05145242A (ja) 電子機器の筐体
JPH07219676A (ja) 情報処理装置