JPH09197497A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH09197497A
JPH09197497A JP775496A JP775496A JPH09197497A JP H09197497 A JPH09197497 A JP H09197497A JP 775496 A JP775496 A JP 775496A JP 775496 A JP775496 A JP 775496A JP H09197497 A JPH09197497 A JP H09197497A
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JP
Japan
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arc tube
reflecting surface
light emitting
axis
reflecting
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Application number
JP775496A
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English (en)
Inventor
Hideaki Matsune
英明 松音
Toshibumi Nakano
俊文 中野
Tatsuji Higuchi
達治 樋口
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】照射された光線を効率良く被写体面側へ照射で
き、また、配光特性に優れ、高いG NO.が得られるスト
ロボ発光装置を提供する。 【解決手段】発光管11と反射傘12とで構成される発
光装置であって、反射傘12の反射面12aは、主に発
光管11の軸心S11を第1焦点とする楕円反射面12a
と、軸心S11と同軸であって、半径がR1 ,R2 ,R3
の円弧で形成される円筒反射面12b、12c、12d
とより構成されている。発光管からの光束は、一部は直
接、出射され、他の一部は、上記楕円反射面と円筒反射
面で反射され、被写体側に出射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明装置、詳しく
は、発光管と反射手段とを有する照明装置の上記反射手
段の反射面形状に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、反射傘を有する照明装置であっ
て、カメラ等に適用されるストロボ発光装置は、一般に
光源である発光管の後方に反射面を設け、発光管より直
接出射される直接光と、反射面により反射された反射光
との合成光線にて被写体を照射する。その反射面として
は、発光管の長手方向に投影した楕円反射面が一般的に
用いられている。
【0003】図21は、上記従来のストロボ発光装置の
斜視図であり、図22,図23は、それぞれz軸直角断
面図と、y軸直角断面図である。このストロボ発光装置
は、光源となる発光管101と楕円反射面をもつ反射傘
102とで構成されている。
【0004】なお、上記図21をはじめ、以下に示す各
図において、発光管中心を原点とする直交座標系のx,
y,z座標系を適用しており、z軸は発光管の軸心の長
手方向とし、x軸は被写体方向と一致するものとする。
【0005】上記従来のストロボ発光装置で図24のz
軸直角断面図に示す構造をもつストロボ発光装置は、楕
円反射面102aを持つ反射傘102と、半径rxの発
光管101とからなり、その楕円反射面102aは、半
楕円形状とし、発光管中心S101 を前記楕円の焦点付近
に配置することで、直接光と反射光の照射角をほぼ等し
い状態として照射光を照射することができる。すなわ
ち、上記半楕円反射面形状を撮影レンズの撮影画角全体
をカバーできるように直接光の照射角θ101と反射光の
照射角θ102 とを設定する。そして、光源からの光線を
ロスなく被写体面へ照射する。しかしながら、上述の図
24のストロボ発光装置は、反射面を半楕円形状にして
いることから、反射面の開口幅、深さが大きくなってし
まうという不具合があった。
【0006】そこで、図25の発光装置のz軸直角断面
図に示すよう、反射面を半楕円より小さくして、反射傘
112の深さ(発光管中心S101 から反射傘開口部まで
の距離をxc とする)を浅くして、開口幅を小さくする
ことが考えられる。しかし、直接光にて照射される範囲
が拡がり、ロスする光線が多くなり、光量が低下する。
すなわち、前記図24の反射面102aに対して、図2
5の反射傘112の反射面112aの場合、反射面11
2aにより照射角θ104 の反射光となっていた照射角θ
103 の直接光がロス分となってしまう。
【0007】一方、図26の発光装置のz軸直角断面図
に示すように、反射傘112の半楕円より小さい反射面
112aの前面(発光管中心から距離xL の位置)に照
射角変換部材である光学レンズ114を配置することに
より、配光特性を改善し、光源から照射された光線をロ
スなく利用することも考えられる。すなわち、開口幅H
L1よりも広い幅HL2の光学レンズ114を配設すること
により、ロス部分となるべき照射角θ114 の照射光を有
効光とすることができる。しかし、上記光学レンズ11
4の形状が大きく、発光装置が大型化する。また、光学
レンズと光源の発光管との位置関係を変化させることに
より、光量、配光を変化させる、所謂、ズームストロボ
の場合でも上記光学レンズが発光管より遠ざかるにつれ
て、直接光のロスが大きくなる。
【0008】そこで、特開昭59−165037号公報
に開示の閃光装置の反射傘は、直接光のロスを無くすた
めに、図27のz軸直角断面図に示すように、前記図2
5に示した半楕円より小さい反射面をもつ反射傘112
に対して、さらに、発光管101中心S101 とした半径
R0 の反射面121aをもつ円筒反射傘121を付加
し、前面に開口窓121bを配置したものである。直接
光の照射角は前記図24の半楕円反射面を適用した場合
の照射角θ101 と同等とする。
【0009】また、特開平4−13104号公報(US
Pー5272570)に開示の楕円面鏡を有する反射照
明を有する反射照明装置は、反射傘の反射面の1つとし
ての楕円面が発光管軸心(第1焦点とする)と直交する
y軸まで形成されれおり、もう1つの反射面として、y
軸より前方には、発光管軸心を中心とした半径に沿って
設けられる球面フレネルミラー、または、マイクロダハ
ミラーを有している。この球面フレネルミラー等により
1次光である直接光を第1焦点方向に反射し、光の利用
効率を向上させている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開昭59−1
65037号公報に開示の閃光装置は、ロスとなるべき
光線が円筒反射面121aで反射され、楕円反射部に戻
され、被写体側に反射され、効率の向上が可能である。
しかしながら、反射面の高さHL3が大きくなってしまう
という不具合があった。また、特開平4−13104号
公報に開示の反射照明装置は、反射傘に対して光源が小
さい場合は効果的であるが、カメラのストロボのように
光源が反射傘に対して大きい場合は、効率が悪くなる。
【0011】上述のように、従来の照射装置における反
射面形状では、ロスを無くし、効率が良く、良好な配光
特性を得ようとすると大型化する。逆に、小型にする
と、ロスが生じ、効率や配光特性が悪化するという問題
が生じていた。また、発光管は長手方向に有限長さを持
つものであり、その長手方向を含む断面においても、撮
影被写体以外の範囲へ照射される光線が多くなると、効
率が悪化する。しかし、この長手方向を含む断面におけ
る反射面の形状については、従来から何らの提案はなさ
れていなかった。
【0012】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたもので、発光管と反射手段を有する照明装置に
おいて、発光管より照射された光線を効率良く被写体面
側へ照射でき、また、配光特性に優れ、高いG NO.(ガ
イドナンバ)が得られる反射手段を持つ照明装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
照明装置は、発光管と、該発光管が発する光束を集光
し、被写体に向けて照射する反射手段とを有する照明装
置において、上記反射手段のうち上記発光管の長手方向
軸と交差する側の反射面は、上記発光管の中心から直
接、被写体へ照射される直接光による照射角と上記反射
面に反射して被写体へ照射される反射光による照射角と
が略等しくなるように構成されている。上記照明装置に
おいては、上記発光管から照射光の一部は、直接光とし
て被写体に照射され、さらに、他の一部は、反射光とし
て上記反射手段の反射面で上記直接光の照射角と同じ照
射角で反射して、被写体に向け照射される。
【0014】本発明の請求項2記載の照明装置は、発光
管より発せられる光束を被写体に向けて照射する照明装
置において、上記発光管の発光光束の一部を反射する反
射手段を有し、上記反射手段のうち、上記発光管の長手
方向軸と交差する側の反射面は、その反射面による発光
管の像が、被写体側から見たとき、該反射面全体にわた
るように配設されている。上記照明装置においては、上
記発光管から照射光の一部は、直接光として被写体に照
射され、さらに、他の一部は、反射光として上記反射面
で反射し被写体に向け照射される。
【0015】本発明の請求項3記載の照明装置は、円筒
状発光管が発する光束を集光し、被写体に向けて照射す
る反射手段を有する照明装置において、上記反射手段
は、上記発光管長手方向に投影した形状が楕円面と複数
の円筒面とから成る反射面を有し、上記複数の円筒面
は、上記発光管長手方向を軸とした略同心円で構成され
ている。上記照明装置においては、上記発光管から照射
光の一部は、直接光として被写体に照射され、さらに、
他の一部は、反射光として上記反射面で反射し被写体に
向け照射される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態によって
本発明を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態
を示す照明装置であるストロボ発光装置の発光管の長手
方向z軸に垂直なz軸直角断面図である。上記発光装置
は、発光管11と反射手段としての反射傘12とで構成
されている。
【0017】上記発光管11より発せられた光束を反射
する反射傘12の反射面としては、発光管11の長手方
向の軸心S11を第1焦点とする楕円反射面12aと、発
光管11の軸心S11と同軸であって、半径がR1 の円弧
で形成される円筒反射面12b、半径がR2 の円弧で形
成される円筒反射面12c、半径がR3 の円弧で形成さ
れる円筒反射面12dと、楕円反射面12aおよび円筒
反射面12b、12c、12dと発光管11の軸心S11
とを結ぶ放射状に延びる直線反射面12e、12f、1
2gとが配設されている。なお、発光管11外形と反射
面12aは、いずれも図1の紙面に垂直な筒状の一様断
面形状を持つものとする。
【0018】発光管11より発せられた光束のうち、楕
円反射面12aで反射される光束は、第2焦点となる点
S12を通り、照射角θ12で出射する。また、円弧反射面
12b、12c、12dで反射された光束は、発光管1
1の中心へ向けて反射され、さらに楕円反射面12aに
て反射され、上記照射角θ12で出射する。このとき、発
光管11より直接出射される光束は、照射角θ11で出射
する。なお、直接光の照射角θ11は、前記従来の発光装
置で図24の半楕円反射面を適用した場合の照射角θ10
1 と同等とする。
【0019】上述のように構成された本実施の形態の発
光装置では、前記図25に示すような楕円反射面を半楕
円より小さく設けた場合に生じるロスとなる照射角θ10
3 の範囲の直接光を、円弧反射面12b、12c、12
dにより反射し、楕円反射面12aで反射して照射角θ
12で出射する。
【0020】そして、前記図27に示した従来の発光装
置の円弧反射面を、本実施の形態では円筒反射面12
b、12c、12dと直線反射面12e、12f、12
gから構成される鋸歯状の反射面で代用することで、同
等の効果を得ることができ、しかも、y軸方向が高さH
L3(図27参照)より低い高さHL4となり、より小型化
が実現できる。
【0021】なお、本実施例においては、円弧反射面1
2b、12c、12dを3面で構成しているが、この面
数はいくつであってもよい。また、楕円反射面12a
は、円弧反射面12bより反射された光束を反射できる
範囲、すなわち、発光管11の軸心S11より前方、すな
わち、図1中の軸心S11の右側までの範囲に形成するだ
けでも効率良く照射光を出射できる。
【0022】さらに、楕円反射面12aで反射される光
束の照射角θ12と、発光管11より直接出射される光束
の照射角θ11を略一致させることにより、被写体面で均
一な配光特性を得ることができる。また、本実施の形態
の発光装置の変形例として、図2に示すように上記反射
傘12の前面にフレネルレンズ13等の光学部材を配置
する発光装置を提案できる。この変形例では、さらに効
率よく被写体を照射することができる。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態の照明装
置であるストロボ発光装置について説明する。従来のス
トロボ発光装置として、図28に示すように、その反射
傘132が円筒状発光管131の軸心S131 を中心とす
る円筒反射面132aと半楕円より小さい楕円反射面1
32bとで構成されているような発光装置がある。この
従来の発光装置に対して、さらに、照射状率を上げるた
め、発光管軸心S132 を中心とする円筒反射面133a
を設けて、その反射面133aによりロス部分となる照
射角θ132 の範囲の直接光線を反射させるように構成す
ると、反射のくり返しになり、その反射光線が出射され
ないという問題が生じる。
【0024】そこで、本実施の形態の発光装置は、図3
の発光管の長手方向z軸に垂直なz軸直角断面図に示す
ように、発光管21より発せられた光束を反射する反射
傘22の反射面として、発光管21の軸心S21を中心と
し、かつ、発光管21の外側を覆うような半径の円筒反
射面22aと、発光管11の軸心S21を第1焦点とし、
円筒反射面22aと連続した形状に設けられた半楕円よ
り小さい楕円反射面22bと、さらに、発光管21の軸
心S21を中心とする半径R4 の円弧の一部で形成される
円筒面22cを傾けて配置した反射面であって、発光管
21の中心より発せられた光束を上記楕円反射面22b
へ向けて反射する円筒反射面22dとにより構成するも
のである。なお、上記発光管21と反射傘22は、いず
れも、図3の紙面に垂直な筒状の一様断面形状を持つも
のとする。
【0025】上記発光管11より発せられた光束のう
ち、一部の光束は直接、照射角θ21で出射する。他の一
部の光束は楕円反射面22bで、反射され、照射角θ22
で出射する。また、他の一部の光束は円筒反射面22a
で反射され、発光管21の中心へ向けて反射され、さら
に楕円反射面22bにて反射され、上記照射角θ22の範
囲に出射する。さらに他の一部の光束は円筒反射面22
dにて反射され、楕円反射面22bにて上記照射角θ22
で反射され、出射する。なお、上記照射角θ21とθ22と
は略等しくなるように設定し、さらに、該照射角θ21
は、前記図25の従来の発光装置の半楕円反射面による
照射角θ101 と略等しくする。
【0026】上述のような本実施の形態の発光装置によ
れば、前記図28に示すような楕円反射面を半楕円より
小さく設けた場合に生じる照射角θ132 の範囲のロスと
なるべき光束を、円筒反射面22dにより反射し、さら
に、その反射光を楕円反射面22bにより反射して出射
することができ、効率を上げることができる。
【0027】本実施例においては、円筒反射面22cを
1つの面で構成しているが、これは複数の円筒面で構成
してもかまわない。そして、楕円反射面22bと円筒反
射面22dを結ぶ発光管11の中心より放射状に延びた
直線反射面22eを設けて、鋸歯状反射面を構成しても
良い。
【0028】次に、本発明の第3の実施の形態の照明装
置であるストロボ発光装置について説明する。図4は、
本実施の形態の発光装置の発光管の長手方向z軸と被写
体方向x軸を含むy軸直角断面図である。本発光装置に
おいて発光管31より発せられた光束を反射する反射手
段である反射傘32は、円筒状発光管31の軸心S31に
平行に設けられ、図4上、直線で示されている円筒反射
面32aと、発光管軸心S31と交差する平面状の側板反
射面32bとを有している。そして、上記側板反射面3
2bは、被写体中心から見た時に円筒状発光管31の鏡
像31′が、側板反射面33全体にわたるように、発光
管長手方向軸(z軸)と交差し、x軸に対して照射角θ
33だけ傾斜して配置されている。
【0029】上記照射角θ33は、図5に示すx,z座標
系において、次式を満たす照射角θ33である。すなわ
ち、 Dy×tan(θ33)=(L/2+ZQ )×cos(2×θ33)…(1) ただし、 L :円筒状発光管31の発光部z軸方向(長手方向)
長さ Dy:側板反射面32bのx軸(照明光軸)方向の深さ ZQ :側板反射面32bと発光管31の軸心を延長した
z軸との交点のz座標値とする。
【0030】以上のように構成された本実施の形態の発
光装置によれば、発光管長手方向であるz軸方向と、本
被写体方向であるx軸方向とに直交するy軸方向のみに
限らず、z軸方向についても照射光は、効率よく被写体
方向に照射される。すなわち、側板反射面32bにて反
射される円筒状発光管31からの光束は、略被写体面の
中心付近へ向かって出射され、図4に示す円筒状発光管
31の光量分布の発光特性においてz軸方向への広がる
ことなく、無駄な光線を少なくし、かつ、x軸方向、す
なわち、被写体方向の光量を増やすことができる。
【0031】例えば、図29に示す従来の発光装置の反
射傘142のように側板反射面142bがz軸と直交す
る面であった場合、円筒状発光管141の中心S141 よ
り出射し、側板反射面142bにより反射され、出射さ
れる2次光としての反射光は照射角θ143 の範囲に出射
されていたが、本実施の形態の発光装置の場合、図4に
示すように、円筒状発光管31の中心S31より出射し、
側板反射面32bにより反射され、出射される反射光
は、図29の照射角θ143 の範囲に対して、より被写体
側となる照射角θ32の範囲に出射される。このとき、直
接光の照射角は、角度θ31の範囲となる。
【0032】本実施の形態の装置においては、反射傘3
2の側板反射面32bが傾斜した平面で形成されている
が、その変形例として図6に示すように、反射傘35の
側板反射面35bを、被写体中心から見た時に、円筒状
発光管31の鏡像が、側板反射面35b全体にわたるよ
うに設けた曲面、例えば、放物線で形成される反射面で
形成してもかまわない。
【0033】また、図7の被写体側から見た図に示すよ
うに、上記図4に示す反射傘32の側板反射面32bを
発光管31の長手方向軸と垂直なy軸方向、すなわち、
前記図6上の紙面に垂直な方向、すなわち、図7で上下
方向に直線的に引き延ばした側板反射面36bとする変
形例も提案できる。また、図8に示すように、反射傘3
2の側板反射面37bを発光管31の軸心方向の中心と
被写体中心を結ぶ軸、すなわち、x軸を中心軸とした回
転した回転面(開口部半径R5 )で形成してもよい。
【0034】また、図9に示すように、前記変形例の発
光装置の反射傘35の前面に光学部材であるシリンドリ
カルレンズ36を配置した変形例の発光装置を提案でき
る。この場合もシリンドリカルレンズ36を通して円筒
状発光管31の鏡像が側板反射面35b全体にわたるよ
うに該側板反射面35bを設ける。◎ この変形例の発
光装置によると、前記図6の変形例の発光装置でロス分
となる照射角θ34の範囲の直接光を有効光として被写体
側に照射させることができる。なお、前記図9の変形例
では、側板反射面35bを曲面にて構成しているが、傾
斜した平面で構成してもよい。
【0035】次に、本発明の第4の実施の形態の照明装
置であるストロボ発光装置について説明する。図10
は、本実施の形態の発光装置の発光管の長手方向z軸と
被写体方向x軸を含むy軸直角断面図である。本発光装
置の反射手段である反射傘42は、上記発光管41より
発せられた光束を反射する反射面として、円筒状である
発光管41の長手方向軸(z軸)に平行に設けられ、図
10上は直線で示されている円筒状反射面42aと、発
光管の長手方向z軸と交差する側板反射面42bを有し
ている。上記側板反射面42bは、発光管41の軸心の
中点SS41近傍を焦点とする半楕円形面で形成される。
【0036】以上のように構成された本実施の形態の発
光装置によれば、発光管41の中心より発せられた光束
は、発光管41より直接光として被写体側に照射角θ41
で照射され、また、側板反射面42bにより反射されて
反射光として被写体側に照射角θ42で出射される。上記
側板反射面43を半楕円形状に形成したことにより、照
射角θ41 とθ42 が略等しくなり、均一な配光特性が得
られ、光線の有効利用ができる。
【0037】また、反射傘の側板反射面として、図11
の発光管長手方向z軸と被写体方向x軸を含むy軸直角
断面図に示すように、発光管41の軸心上の中点SS41
近傍を焦点とする放物線に沿う面を側板反射面46bと
した変形例を提案することができる。この側板反射面4
6bの先端部43aで反射される光束は被写体面の略中
心に向かうように反射され、被写体面の中心光量を上げ
ることができる。
【0038】上記第4実施の形態、および、その変形例
の発光装置においても側板反射面42b,46bを前記
第3実施の形態で説明した図7、図8に示すようなx
軸,z軸に対する垂直面、もしくは、x軸に関する回転
面で形成してもよい。
【0039】次に、本発明の第5の実施の形態の照明装
置であるストロボ発光装置について説明する。図12
は、本実施の形態の発光装置の斜視図、図13は、円筒
状発光管の長手方向z軸と被写体方向x軸を含むy軸直
角断面図である。本発光装置の反射手段である反射傘5
2は、円筒状発光管51より発せられた光束を反射する
反射面として、円筒状発光管51の長手方向z軸を軸心
とし、それに平行に設けられた円筒状反射面52aと、
上記z軸と交差し、x,y軸平面と所定の角度傾斜する
側板反射面52bとを有している。なお、被写体側から
見て発光管51の側板反射面52b上の鏡像51′は、
該側板反射面52b全体にわたるように上記傾斜角が設
定されている。
【0040】本発光装置は、円筒状反射面52aの円筒
状発光管51の長手方向z軸に垂直な断面(図22の断
面)における深さDzと、側板反射面52bの上記長手
方向z軸と被写体方向x軸を含む断面(図23の断面)
における深さDyとの関係が図13に示すようにDy>
Dzに設けられていることを特徴としている。
【0041】前記図5に示す第3の実施の形態の発光装
置のように、円筒反射面深さDyと側板反射面深さDz
を等しく設けた場合、円筒状反射面を光線のロスがない
ように形成すると、側板反射面にて光線のロスが生じ、
逆に、側板反射面を光線のロスがないように形成する
と、円筒状反射面52が無駄に大きくなる。しかし、本
実施の形態の発光装置によれば、円筒状反射面52aと
側板反射面52bの双方を光線のロスがないように形成
することがてき、かつ、反射面全体の面積を小さくでき
る。
【0042】また、本実施の形態の装置では、反射傘5
2の形状を円筒状反射面52aと、側板反射面52bと
を有する形状としているが、反射傘52をxy平面への
投影形状が円筒状発光管51の中心S51近傍を焦点とす
る楕円の一部からなる反射面を有する形状に形成しても
構わない。
【0043】なお、図14のy軸直角断面図と図15の
斜視図に示すように、反射傘55の変形例として、側板
反射面のDy>Dzの部分にパネル56の側面に反射面
56bに、例えば、アルミ蒸着等を施した反射傘を適用
すると、上述の効果を得ることができる。また、上記変
形例ではパネル56の側面に反射面56bを側板反射面
55bと等価な面として設けているが、これ以外の別部
材で設けてもかまわない。
【0044】次に、本発明の第6の実施の形態の照明装
置であるストロボ発光装置について説明する。図16
は、本実施の形態の発光装置の発光管の長手方向z軸と
直交し、被写体方向x軸を含むz軸直角断面図である。
本発光装置の反射手段である反射傘62は、発光管61
より発せられた光束を反射する反射面として、発光管6
1の軸心S61を中心とし、かつ、発光管61の外側を覆
うような半径Rxの円筒反射面62aと、上記発光管6
1の軸心を楕円の焦点とし、かつ、楕円のx軸との交点
と発光管61の中心との距離Reが発光管61の半径R
xに対して、 Re≦0.5×Rx ………(2) なる関係式を満たす楕円反射面62bとを有している。
【0045】前述したように前記図25の従来の発光装
置に示したような半楕円より小さい楕円反射面112a
をもつ反射傘112では、前記図24の半楕円反射面を
適用した発光装置に比較して、照射角度θ103 の範囲の
照射光範囲がロスとなっていた。しかし、本実施の形態
の発光装置では、円筒反射面62aと楕円反射面62b
との交点を図16に示すようにy軸より被写体側に位置
させ、さらに、楕円反射面62bの開口部を上記照射角
θ103 をカバ−できる位置に設定することにより、上述
の図25の従来の発光装置でロスとなっていた光束を利
用可能とした。また、反射傘62のy軸方向の開口幅H
L5を上記従来の発光装置の反射傘112の開口幅HL1よ
り小さくすることができる。
【0046】なお、上記第6の実施の形態の発光装置に
おいては、円筒反射面62aと、楕円反射面62bは、
図16に示すように発光管61の中心より図中、右側で
交差している。したがって、発光管61軸心S61より角
度θ64の範囲に出射した光束が円筒反射面62aにより
反射の繰り返しを行うことになり、被写体側に出射しな
い現象が生じる。
【0047】そこで、変形例の反射傘65として、上記
反射の繰り返しが発生しないように、図17のz軸直角
断面図に示すように、角度θ64の範囲の円筒反射面62
aに代えて傾斜した反射面65cを適用し、該反射面が
対向する方向を軸心S61より左方としたものを提案す
る。なお、上記反射傘65は、上記反射面65c以外
は、図16の場合と同様の形状の円筒反射面65aと楕
円反射面65bを有している。
【0048】この変形例の発光装置によれば、発光管6
1の中心より発せられ、反射面65cに照射された光束
は、発光管61の軸心S61より後方(図中左側)に向け
て反射させるような反射面65cがあるためにロスとな
っていた光線を出射させることができ、効率の高い発光
装置を提供することができる。
【0049】次に、本発明の第7の実施の形態の照明装
置であるストロボ発光装置について説明する。図18
は、本実施の形態の発光装置の発光管の長手方向z軸に
垂直なz軸直角断面図であり、図19は、上記図18の
発光管周りの拡大図である。本発光装置の反射傘72
は、発光管71より発せられた光束を反射する反射面と
して、発光管71の軸心S71と同心の発光管71の外側
を覆うような半径をもつ円弧反射面72aと、発光管7
1の軸心S71を焦点とする楕円反射面72bを有してい
る。
【0050】上述のような反射傘の反射面72a,72
bを、例えば、アルミニウム板材を用いてプレス加工に
より一体の反射部材で形成した場合、図20の拡大図に
示すように、円筒反射面72a′と楕円反射面72b′
の交点部分に反射部材、例えば、アルミニウム板材の板
厚tに略等しい曲げ半径R7 が生じる。このため、発光
管71の軸心S71より照射角θ72の範囲に発せられた光
束は、円筒反射面72a′および楕円反射面72b′で
反射される方向とは異なる方向へ反射されてしまう。
【0051】そこで、本実施の形態の発光装置の反射傘
72は、図19に示すように、反射面72を円筒反射面
72aを形成する円筒反射部材72Aと、楕円反射面7
2bを形成する楕円反射部材72Bの2つの反射部材を
連結して形成し、その接続部に曲げ部分が生じないよう
にしている。
【0052】以上のような構造をを持つ本実施の形態の
発光装置によれば、反射傘72を一つの反射部材でプレ
ス加工等により形成した場合に生じる曲げ半径R7 を無
くすことができる。したがって、照射角θ72の範囲に発
せられた光束を確実に円筒反射面72a、または、楕円
反射面72bで反射させることができる。
【0053】なお、本実施の形態において、反射傘72
の反射面は、円弧反射面72aと楕円反射面72bの2
つの面より形成されているが、上記反射面を2つ以上の
面で形成し、それぞれの面を別部材で構成してもよい。
【0054】(付記)上述の各実施の形態に基づいて、
以下に示す構成の照明装置を提案することができる。す
なわち、 (1)発光管と、発光管より発せられる光束を被写体に
向けて反射する反射手段からなる照明装置において、上
記反射手段は、上記発光管長手方向に投影した形状が楕
円面と鋸歯状の複数円筒面とを有し、上記鋸歯状の複数
円筒面が、上記発光管長手方向を軸としてそれぞれ所定
半径の円で構成されることを特徴とする照明装置。
【0055】(2)発光管と、発光管より発せられる光
束を被写体に向けて反射する反射手段とからなる照明装
置において、上記反射手段は、上記発光管と同軸、且
つ、発光管の外形と略一致する円筒面と、上記発光管長
手方向に投影される楕円面と、上記発光管長手方向に投
影される鋸歯状の複数円筒面と、を有し、上記鋸歯状の
複数円筒面の少なくとも一部が上記発光管長手方向を軸
とする所定半径の円筒面に対して光を被写体へ照射でき
るよう傾けられていることを特徴とする照明装置。
【0056】(3)発光管より発せられる光束を被写体
に向けて反射する照明装置において、上記発光管の発光
光束の一部を反射する反射手段を有し、上記反射手段の
うち、上記発光管の長手方向軸と交差する側の反射面
は、その反射面による発光管の像が、被写体側から見た
とき、該反射面全体にわたるように配設されていること
を特徴とする照明装置。
【0057】(4)上記付記(3)において、上記反射
面は、平面、または、曲面で構成されていることを特徴
とする照明装置。 (5)上記付記(3)において、上記反射面は、上記発
光管の中心と被写体の中心とを結ぶ軸を中心軸とした円
筒面であることを特徴とする照明装置。 (6)上記付記(4)において、上記反射面のうち、先
端部分は、反射光線を照射光軸と略平行な方向へ反射さ
せることを特徴とする照明装置。
【0058】(7)発光管と、発光管より発せられる光
束を被写体に向けて反射する反射手段からなる照明装置
において、上記反射手段のうち上記発光管の長手方向軸
と交差する側の反射面は、上記発光管の中心から直接、
被写体へ照射される直接光による照射角と上記反射面に
反射して被写体へ照射される反射光による照射角とが略
等しくなるように構成されていることを特徴とする照明
装置。
【0059】(8)発光管と、発光管より発せられる光
束を被写体へ向け反射する反射手段とからなる照明装置
において、上記反射手段は、正面より見て上記発光管長
手方向に対して略平行な長辺と、これに略垂直な短辺と
からなる略四角形状の開口を有する反射傘であって、上
記発光管に対する上記反射傘の長辺側の傘の深さ寸法D
zと、上記反射傘の短辺側の傘の深さ寸法Dyとの関係
が、 Dy>Dz であることを特徴とする照明装置。
【0060】(9)上記付記(8)において、上記反射
傘の短辺側の傘の寸法Dyのうち、上記反射傘の長辺側
の傘の深さDzより大きい傘の部分は、上記反射傘とは
別部材の面で構成されていることを特徴する照明装置。
【0061】(10)発光管と、発光管より発せられる
光束を被写体に向けて反射する反射手段とからなる照明
装置において、上記反射手段は、反射傘であって、該反
射傘は、上記発光管の位置より被写体方向光軸に対して
後方は、上記発光管の長手方向軸を中心軸とする円筒面
により構成され、上記発光管の位置より光軸に対して前
方は、上記発光管の中心を焦点とし、上記発光管長手方
向軸と平行な軸を中心とする楕円面で構成され、上記楕
円面を延長した仮想線が上記発光管中心と上記光軸との
交点と上記発光管中心との距離をReとし、上記円筒面
の半径をRxとすると、 Re≦0.5×Rx の関係が成立することを特徴とする照明装置。
【0062】(11)発光管と、発光管より発せられる
光束を被写体に向けて反射する反射手段とからなる照明
装置において、上記反射手段は、上記発光管長手方向軸
に垂直な断面にて、少なくとも2つ以上の関数により定
義される形状の反射面を有し、上記反射面は、上記関数
形状ごとに別部材で構成されていることを特徴とする照
明装置。
【0063】(12)略円筒状発光管と、該発光管が発
する光束を集光し、被写体に向けて照射する反射手段と
を有する照明装置において、上記反射手段は、上記円筒
状発光管の中心軸と略同軸で且つ上記発光管の外径と略
一致する第1の円筒面と、上記発光管中心軸より前方に
設けられ、上記発光管長手方向の投影形状が楕円形とな
る楕円面と、上記発光管中心軸より前方に設けられた上
記発光管より前方へ照射される光を上記第1の円筒面乃
至上記楕円面へ向けて反射する上記発光管長手方向の投
影形状が円形となる第2の円筒面と、を有し、上記第2
の円筒面は、上記発光管長手方向を中心軸とする所定半
径の円筒面を、光を被写体へ照射できるように所定量傾
けた形状であることを特徴とする照明装置。
【0064】
【発明の効果】上記説明したように本発明の請求項1記
載の照明装置によれば、発光管から照射光の一部は、直
接光として被写体に照射され、さらに、他の一部は反射
光として上記反射手段の反射面で上記直接光の照射角と
同じ照射角で反射して、被写体に向け照射されるので、
配光特性および照明効率が改善できる。
【0065】また、本発明の請求項2記載の照明装置に
よれば、反射手段のうち、上記発光管の長手方向軸と交
差する側の反射面は、その反射面による発光管の像が、
被写体側から見たとき、該反射面全体にわたるように配
設されているので、配光特性および照明効率が改善でき
る。
【0066】また、本発明の請求項3記載の照明装置に
よれば、反射手段は、上記発光管長手方向に投影した形
状が楕円面と複数の円筒面とから成る反射面を有し、上
記複数の円筒面は、上記発光管長手方向を軸とした略同
心円で構成されているので、配光特性が優れ、照明効率
のよい反射手段をより小型に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す照明装置であ
るストロボ発光装置の発光管の長手方向z軸に垂直なz
軸直角断面図。
【図2】図1のストロボ発光装置の変形例を示す発光装
置のz軸直角断面図。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す照明装置であ
るストロボ発光装置のz軸直角断面図。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示す照明装置であ
るストロボ発光装置のy軸直角断面図。
【図5】図4のストロボ発光装置の寸法関係を示すy軸
直角断面図。
【図6】図4のストロボ発光装置の変形例の発光装置の
y軸直交断面図。
【図7】図4のストロボ発光装置の別の変形例の発光装
置を被写体側から見た図。
【図8】図4のストロボ発光装置のさらに別の変形例の
発光装置を被写体側から見た図。
【図9】図4のストロボ発光装置のさらに別の変形例の
発光装置のy軸直交断面図。
【図10】本発明の第4の実施の形態を示す照明装置で
あるストロボ発光装置のy軸直角断面図。
【図11】図10のストロボ発光装置の変形例の発光装
置のy軸直角断面図。
【図12】本発明の第5の実施の形態を示す照明装置で
あるストロボ発光装置の斜視図。
【図13】図12のストロボ発光装置のy軸直角断面
図。
【図14】図12のストロボ発光装置の変形例の発光装
置のy軸直交断面図。
【図15】図14の変形例の発光装置の斜視図。
【図16】本発明の第6の実施の形態を示す照明装置で
あるストロボ発光装置のz軸直交断面図。
【図17】図16のストロボ発光装置の変形例の発光装
置のz軸直交断面図。
【図18】本発明の第7の実施の形態を示す照明装置で
あるストロボ発光装置のz軸直交断面図。
【図19】図18のストロボ発光装置の発光管周りの拡
大図。
【図20】図18のストロボ発光装置において、反射傘
を一体の部材で成形した場合の発光管周りの拡大図。
【図21】従来のストロボ発光装置の斜視図。
【図22】図21の従来のストロボ発光装置のz軸直角
断面図。
【図23】図21の従来のストロボ発光装置のy軸直角
断面図。
【図24】従来のストロボ発光装置であって、半楕円反
射面を持つ発光装置のz軸直角断面図。
【図25】従来のストロボ発光装置であって、半楕円反
射面より深さの浅い楕円反射面を持つ発光装置のz軸直
角断面図。
【図26】従来のストロボ発光装置であって、半楕円反
射面より深さの浅い楕円反射面を持ち、前面に光学レン
ズを配設した発光装置のz軸直角断面図。
【図27】従来のストロボ発光装置であって、楕円反射
面とその前面に配設された円筒反射面を持つ発光装置の
z軸直角断面図。
【図28】従来のストロボ発光装置であって、発光管と
同軸の円筒反射面と楕円反射面と前面に配設された円筒
反射面を持つ発光装置のz軸直角断面図。
【図29】従来のストロボ発光装置であって、楕円反射
面と、側板反射面を持つ発光装置のy軸直角断面図。
【符号の説明】
11,21,31,41,51,61,71………発光
管 12,22,32,35,42,46,52,55,6
2,65,72………反射傘(反射手段) 32b,35b,36b,37b,42b,46b,5
2b,55b………側板反射面(長手方向軸と交差する
側の反射面) θ11,θ21,θ31,θ41………直接光による照射角 θ12,θ22,θ32,θ42………反射光による照射角 31′,51′………発光管の像 12b,12c,12d………円筒反射面(複数の円筒
面) z軸 ………(長手方向軸)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光管と、該発光管が発する光束を集光
    し、被写体に向けて照射する反射手段とを有する照明装
    置において、 上記反射手段のうち上記発光管の長手方向軸と交差する
    側の反射面は、上記発光管の中心から直接、被写体へ照
    射される直接光による照射角と上記反射面に反射して被
    写体へ照射される反射光による照射角とが略等しくなる
    ように構成されていることを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 発光管より発せられる光束を被写体に向
    けて照射する照明装置において、 上記発光管の発光光束の一部を反射する反射手段を有
    し、上記反射手段のうち、上記発光管の長手方向軸と交
    差する側の反射面は、その反射面による発光管の像が、
    被写体側から見たとき、該反射面全体にわたるように配
    設されていることを特徴とする照明装置。
  3. 【請求項3】 円筒状発光管が発する光束を集光し、被
    写体に向けて照射する反射手段を有する照明装置におい
    て、 上記反射手段は、上記発光管長手方向に投影した形状が
    楕円面と複数の円筒面とから成る反射面を有し、上記複
    数の円筒面は、上記発光管長手方向を軸とした略同心円
    で構成されていることを特徴とする照明装置。
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