JPH0919740A - 鋳鉄接種用ストレーナおよびその接種方法 - Google Patents
鋳鉄接種用ストレーナおよびその接種方法Info
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- JPH0919740A JPH0919740A JP16890095A JP16890095A JPH0919740A JP H0919740 A JPH0919740 A JP H0919740A JP 16890095 A JP16890095 A JP 16890095A JP 16890095 A JP16890095 A JP 16890095A JP H0919740 A JPH0919740 A JP H0919740A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 接種剤のカスの巻き込みによる不良率が少な
く接種の効果が充分に発揮される鋳鉄接種用ストレーナ
および接種方法。 【構成】 湯口12と湯口底の湯溜16との間であって少な
くとも湯道18よりも高い位置に接種剤からなる接種剤ス
トレーナ24を装着し、注湯することにより前記接種剤ス
トレーナを溶湯中に完全に溶け込ませることを特徴とす
るものであって、接種剤ストレーナが鋳型内に湯垢が混
入するのを防止すると共に、接種剤からなる接種剤スト
レーナ自身が溶湯のストリーム中に置かれるので、接種
剤は注湯が完了するまでにカスを残すことなく完全に溶
解する。そのため、接種の効果が充分に発揮され湯流れ
が著しく改善されると共にカス巻き込みによる不良率が
著しく低減する。
く接種の効果が充分に発揮される鋳鉄接種用ストレーナ
および接種方法。 【構成】 湯口12と湯口底の湯溜16との間であって少な
くとも湯道18よりも高い位置に接種剤からなる接種剤ス
トレーナ24を装着し、注湯することにより前記接種剤ス
トレーナを溶湯中に完全に溶け込ませることを特徴とす
るものであって、接種剤ストレーナが鋳型内に湯垢が混
入するのを防止すると共に、接種剤からなる接種剤スト
レーナ自身が溶湯のストリーム中に置かれるので、接種
剤は注湯が完了するまでにカスを残すことなく完全に溶
解する。そのため、接種の効果が充分に発揮され湯流れ
が著しく改善されると共にカス巻き込みによる不良率が
著しく低減する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鋳鉄接種用ストレー
ナおよび鋳鉄の接種方法に関する。
ナおよび鋳鉄の接種方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋳鉄溶湯に鋳込み直前に少量の物質を添
加して凝固時の結晶組成を促進する操作を接種と呼んで
いる。ねずみ鋳鉄の場合はこれによって均一な黒鉛組織
が得られる。また、黒鉛球状化処理後の溶湯には、球状
黒鉛の形状、粒数を整え黒鉛の球状化を促進し、機械的
性質やチルを低減させることを目的として、接種が行わ
れる。さらに、接種には所望の金属元素を添加して溶湯
の性質を改質することを目的とするものもある。
加して凝固時の結晶組成を促進する操作を接種と呼んで
いる。ねずみ鋳鉄の場合はこれによって均一な黒鉛組織
が得られる。また、黒鉛球状化処理後の溶湯には、球状
黒鉛の形状、粒数を整え黒鉛の球状化を促進し、機械的
性質やチルを低減させることを目的として、接種が行わ
れる。さらに、接種には所望の金属元素を添加して溶湯
の性質を改質することを目的とするものもある。
【0003】この接種は溶湯に接種剤を少量添加した
後、速やかに鋳造することにより行われる。接種効果は
接種直後が一番高いとされるので、接種直後できるだけ
速やかに凝固させるように、接種方法としては取鍋接
種、湯流れ接種(ストリューム法)、鋳型内接種(イン
モールド法)等が採用されている。
後、速やかに鋳造することにより行われる。接種効果は
接種直後が一番高いとされるので、接種直後できるだけ
速やかに凝固させるように、接種方法としては取鍋接
種、湯流れ接種(ストリューム法)、鋳型内接種(イン
モールド法)等が採用されている。
【0004】前記の接種方法のうち、インモールド法の
一例について図4に従って説明すると、上型10に設け
られた湯口12は上型10を縦に貫通しており、湯口1
2の直下の下型14には湯溜16が形成されている。上
型10と下型14の間には湯道18が設けられ、湯道1
8の一端は湯溜16の上部に連通しており、他端は図示
しない製品キャビティに連通している。湯溜16にはF
eSi等の接種剤20が充填され、また湯口12と湯溜
16の間には小孔を多数穿設したレンコン状の磁器製の
円板からなる磁器ストレーナ22が取り付けられる。こ
の磁器ストレーナ22は、黒鉛球状化処理後の溶湯が酸
化されやすく湯垢が発生しやすいので、鋳型内にこの湯
垢が混入するのを防止するため、取り付けられるもので
ある。
一例について図4に従って説明すると、上型10に設け
られた湯口12は上型10を縦に貫通しており、湯口1
2の直下の下型14には湯溜16が形成されている。上
型10と下型14の間には湯道18が設けられ、湯道1
8の一端は湯溜16の上部に連通しており、他端は図示
しない製品キャビティに連通している。湯溜16にはF
eSi等の接種剤20が充填され、また湯口12と湯溜
16の間には小孔を多数穿設したレンコン状の磁器製の
円板からなる磁器ストレーナ22が取り付けられる。こ
の磁器ストレーナ22は、黒鉛球状化処理後の溶湯が酸
化されやすく湯垢が発生しやすいので、鋳型内にこの湯
垢が混入するのを防止するため、取り付けられるもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インモールド法においては、湯溜に充填された接種剤は
注湯中に溶湯の中に完全に溶け込まず、接種の効果を1
00%発揮することができず、さらには最後にカスが出
て溶湯に巻き込まれ完成した鋳物の不良原因となるとい
う不都合があった。
インモールド法においては、湯溜に充填された接種剤は
注湯中に溶湯の中に完全に溶け込まず、接種の効果を1
00%発揮することができず、さらには最後にカスが出
て溶湯に巻き込まれ完成した鋳物の不良原因となるとい
う不都合があった。
【0006】本発明は従来のインモールド法による鋳鉄
の接種方法の前記のごとき問題点を解決するためになさ
れたものであって、接種の効果を100%発揮させると
共にカス巻き込みによる不良率を著しく低減できる鋳鉄
接種用ストレーナおよびその接種方法を提供することを
目的とする。
の接種方法の前記のごとき問題点を解決するためになさ
れたものであって、接種の効果を100%発揮させると
共にカス巻き込みによる不良率を著しく低減できる鋳鉄
接種用ストレーナおよびその接種方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明者は従来方法におい
ては、接種剤の溶湯への溶け込みが不十分である原因
が、接種剤を湯溜の底に置くため溶湯との混合が不十分
であることに鑑み、接種剤を配置する位置について、鋭
意検討をした。その結果、注湯する際の溶湯のストリー
ム中に配置することが、最も効果的であるとの着想を得
た。さらに、溶湯のストリーム中に配置するための接種
剤の形態について研究を進めた結果、湯口と湯口底の湯
溜との間であって少なくとも湯道よりも高い位置に接種
剤からなるストレーナを装着すると、接種の効果を10
0%発揮させると共にカス巻き込みによる不良率を著し
く低減できることを見出して本発明を完成した。
ては、接種剤の溶湯への溶け込みが不十分である原因
が、接種剤を湯溜の底に置くため溶湯との混合が不十分
であることに鑑み、接種剤を配置する位置について、鋭
意検討をした。その結果、注湯する際の溶湯のストリー
ム中に配置することが、最も効果的であるとの着想を得
た。さらに、溶湯のストリーム中に配置するための接種
剤の形態について研究を進めた結果、湯口と湯口底の湯
溜との間であって少なくとも湯道よりも高い位置に接種
剤からなるストレーナを装着すると、接種の効果を10
0%発揮させると共にカス巻き込みによる不良率を著し
く低減できることを見出して本発明を完成した。
【0008】本発明の請求項1の鋳鉄接種用ストレーナ
は、湯口と湯口底の湯溜との間であって少なくとも湯道
よりも高い位置に装着されるストレーナであって、接種
剤からなり注湯が完了するまでに溶湯に完全に溶解する
ことを要旨とする。
は、湯口と湯口底の湯溜との間であって少なくとも湯道
よりも高い位置に装着されるストレーナであって、接種
剤からなり注湯が完了するまでに溶湯に完全に溶解する
ことを要旨とする。
【0009】本発明の請求項2の鋳鉄接種用ストレーナ
は、湯口と湯口底の湯溜との間であって少なくとも湯道
よりも高い位置に装着されたセラミック材からなる磁器
ストレーナの上に間隙を介在させて載置されるストレー
ナであって、接種剤からなり注湯が完了するまでに溶湯
に完全に溶解することを要旨とする。
は、湯口と湯口底の湯溜との間であって少なくとも湯道
よりも高い位置に装着されたセラミック材からなる磁器
ストレーナの上に間隙を介在させて載置されるストレー
ナであって、接種剤からなり注湯が完了するまでに溶湯
に完全に溶解することを要旨とする。
【0010】本発明の請求項3の鋳鉄接種用ストレーナ
は、請求項1または請求項2の発明のおいて、前記鋳鉄
接種用ストレーナが多数の孔を貫通したレンコン状の円
板であることを要旨とする。
は、請求項1または請求項2の発明のおいて、前記鋳鉄
接種用ストレーナが多数の孔を貫通したレンコン状の円
板であることを要旨とする。
【0011】本発明の請求項4の鋳鉄接種用ストレーナ
は、請求項1乃至請求項3の発明において、前記鋳鉄接
種用ストレーナは接種剤粉末に熱硬化性樹脂を混合し焼
成固化したものであることを要旨とする。
は、請求項1乃至請求項3の発明において、前記鋳鉄接
種用ストレーナは接種剤粉末に熱硬化性樹脂を混合し焼
成固化したものであることを要旨とする。
【0012】本発明の請求項5の鋳鉄接種用ストレーナ
は、請求項2の発明において、前記鋳鉄接種用ストレー
ナは多数の孔を貫通したレンコン状の円板であって外縁
下面に環状突起を設けたことを要旨とする。
は、請求項2の発明において、前記鋳鉄接種用ストレー
ナは多数の孔を貫通したレンコン状の円板であって外縁
下面に環状突起を設けたことを要旨とする。
【0013】本発明の請求項6の鋳鉄の接種方法は、湯
口と湯口底の湯溜との間であって少なくとも湯道よりも
高い位置に接種剤からなる鋳鉄接種用ストレーナを装着
し、注湯することにより前記鋳鉄接種用ストレーナを溶
湯中に完全に溶け込ませることを要旨とする。
口と湯口底の湯溜との間であって少なくとも湯道よりも
高い位置に接種剤からなる鋳鉄接種用ストレーナを装着
し、注湯することにより前記鋳鉄接種用ストレーナを溶
湯中に完全に溶け込ませることを要旨とする。
【0014】本発明の請求項7の鋳鉄接種用ストレーナ
は、湯口と湯口底の湯溜との間であって少なくとも湯道
よりも高い位置にセラミック材からなる磁器ストレーナ
を装着し、前記磁器ストレーナの上に間隙を介在させて
接種剤からなる鋳鉄接種用ストレーナを載置し、注湯す
ることにより前記鋳鉄接種用ストレーナを溶湯中に完全
に溶け込ませることを要旨とする。
は、湯口と湯口底の湯溜との間であって少なくとも湯道
よりも高い位置にセラミック材からなる磁器ストレーナ
を装着し、前記磁器ストレーナの上に間隙を介在させて
接種剤からなる鋳鉄接種用ストレーナを載置し、注湯す
ることにより前記鋳鉄接種用ストレーナを溶湯中に完全
に溶け込ませることを要旨とする。
【0015】本発明の請求項8の鋳鉄接種用ストレーナ
は、請求項6または請求項7の発明において、前記鋳鉄
接種用ストレーナが多数の孔を貫通したレンコン状の円
板であることを要旨とする。
は、請求項6または請求項7の発明において、前記鋳鉄
接種用ストレーナが多数の孔を貫通したレンコン状の円
板であることを要旨とする。
【0016】本発明の請求項9の鋳鉄接種用ストレーナ
は、請求項6乃至請求項8の発明において、前記鋳鉄接
種用ストレーナは接種剤粉末に熱硬化性樹脂を混合し焼
成固化したものであることを要旨とする。
は、請求項6乃至請求項8の発明において、前記鋳鉄接
種用ストレーナは接種剤粉末に熱硬化性樹脂を混合し焼
成固化したものであることを要旨とする。
【0017】本発明の請求項10の鋳鉄接種用ストレー
ナは、請求項7の発明において、前記鋳鉄接種用ストレ
ーナは多数の孔を貫通したレンコン状の円板であって外
縁下面に環状突起を設けたことを要旨とする。
ナは、請求項7の発明において、前記鋳鉄接種用ストレ
ーナは多数の孔を貫通したレンコン状の円板であって外
縁下面に環状突起を設けたことを要旨とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる接種剤として
は、金属Si、Fe−Si、Fe−Si−Mg、Fe−
Si−Sr、Si−Mn−Zr、Fe−Si−Ba、B
e−Si−Mn−Zr、Ca−Si、Ca−Si−B
a、Ca−Si−Ba−Al、Al、黒鉛から選ばれる
1種または2種以上である。
は、金属Si、Fe−Si、Fe−Si−Mg、Fe−
Si−Sr、Si−Mn−Zr、Fe−Si−Ba、B
e−Si−Mn−Zr、Ca−Si、Ca−Si−B
a、Ca−Si−Ba−Al、Al、黒鉛から選ばれる
1種または2種以上である。
【0019】鋳鉄接種用ストレーナは前記の接種剤の粉
末にフェノールレジン等の熱硬化性樹脂粉末を粘結剤と
共に混合し、ストレーナとして成形した後焼成すること
により固化して製作する。ストレーナの穴の形状、寸
法、ストレーナの厚み等は湯口の内径、溶湯の温度およ
び注湯速度等により適宜選択されるが、要するにストレ
ーナとして作用した後、注湯が完了するまでに溶湯に完
全に溶解するように各形状寸法が選択される。
末にフェノールレジン等の熱硬化性樹脂粉末を粘結剤と
共に混合し、ストレーナとして成形した後焼成すること
により固化して製作する。ストレーナの穴の形状、寸
法、ストレーナの厚み等は湯口の内径、溶湯の温度およ
び注湯速度等により適宜選択されるが、要するにストレ
ーナとして作用した後、注湯が完了するまでに溶湯に完
全に溶解するように各形状寸法が選択される。
【0020】本発明の請求項1の鋳鉄接種用ストレーナ
は、湯口と湯口底の湯溜との間であって少なくとも湯道
よりも高い位置に装着されるストレーナであって、接種
剤からなり注湯が完了するまでに溶湯に完全に溶解する
ので、鋳鉄接種用ストレーナが鋳型内に湯垢が混入する
のを防止すると共に、接種剤からなる鋳鉄接種用ストレ
ーナ自身が溶湯のストリーム中に置かれるので、鋳鉄接
種用ストレーナは注湯が完了するまでにカスを残すこと
なく完全に溶解する。そのため、接種の効果が充分に発
揮されると共にカス巻き込みによる不良率が著しく低減
する。
は、湯口と湯口底の湯溜との間であって少なくとも湯道
よりも高い位置に装着されるストレーナであって、接種
剤からなり注湯が完了するまでに溶湯に完全に溶解する
ので、鋳鉄接種用ストレーナが鋳型内に湯垢が混入する
のを防止すると共に、接種剤からなる鋳鉄接種用ストレ
ーナ自身が溶湯のストリーム中に置かれるので、鋳鉄接
種用ストレーナは注湯が完了するまでにカスを残すこと
なく完全に溶解する。そのため、接種の効果が充分に発
揮されると共にカス巻き込みによる不良率が著しく低減
する。
【0021】本発明の請求項2の鋳鉄接種用ストレーナ
は、湯口と湯口底の湯溜との間であって少なくとも湯道
よりも高い位置に装着されたセラミック材からなる磁器
ストレーナの上に間隙を介在させて載置されるストレー
ナであって、接種剤からなり注湯が完了するまでに溶湯
に完全に溶解するので、また本発明の請求項5の鋳鉄接
種用ストレーナは、請求項2の発明において、前記鋳鉄
接種用ストレーナは多数の孔を貫通したレンコン状の円
板であって外縁下面に環状突起を設けたので、注湯が完
了するまで磁器ストレーナが原形を保ち湯垢の混入が完
全に防止されると共に、接種剤の添加歩留りが向上し湯
流れが著しく改善される。
は、湯口と湯口底の湯溜との間であって少なくとも湯道
よりも高い位置に装着されたセラミック材からなる磁器
ストレーナの上に間隙を介在させて載置されるストレー
ナであって、接種剤からなり注湯が完了するまでに溶湯
に完全に溶解するので、また本発明の請求項5の鋳鉄接
種用ストレーナは、請求項2の発明において、前記鋳鉄
接種用ストレーナは多数の孔を貫通したレンコン状の円
板であって外縁下面に環状突起を設けたので、注湯が完
了するまで磁器ストレーナが原形を保ち湯垢の混入が完
全に防止されると共に、接種剤の添加歩留りが向上し湯
流れが著しく改善される。
【0022】本発明の請求項3の鋳鉄接種用ストレーナ
は、請求項1または請求項2の発明のおいて、前記鋳鉄
接種用ストレーナが多数の孔を貫通したレンコン状の円
板としたので、湯垢の混入防止効果が向上すると共に、
溶湯との接触面積が増大し接種剤が完全に溶湯に溶解す
る。
は、請求項1または請求項2の発明のおいて、前記鋳鉄
接種用ストレーナが多数の孔を貫通したレンコン状の円
板としたので、湯垢の混入防止効果が向上すると共に、
溶湯との接触面積が増大し接種剤が完全に溶湯に溶解す
る。
【0023】本発明の請求項4の鋳鉄接種用ストレーナ
は、請求項1乃至請求項3の発明において、前記鋳鉄接
種用ストレーナは接種剤粉末に熱硬化性樹脂を混合し焼
成固化したものであるので、ストレーナとしての強度が
充分に保たれると共に、接種剤の添加歩留りが向上し湯
流れが著しく改善される。
は、請求項1乃至請求項3の発明において、前記鋳鉄接
種用ストレーナは接種剤粉末に熱硬化性樹脂を混合し焼
成固化したものであるので、ストレーナとしての強度が
充分に保たれると共に、接種剤の添加歩留りが向上し湯
流れが著しく改善される。
【0024】本発明の請求項6の鋳鉄の接種方法は、湯
口と湯口底の湯溜との間であって少なくとも湯道よりも
高い位置に接種剤からなる鋳鉄接種用ストレーナを装着
し、注湯することにより前記鋳鉄接種用ストレーナを溶
湯中に完全に溶け込ませることにより、ストレーナが鋳
型内に湯垢が混入するのを防止すると共に、接種剤から
なるストレーナ自身が溶湯のストリーム中に置かれるの
で、接種剤は注湯が完了するまでにカスを残すことなく
完全に溶解する。そのため、接種の効果が充分に発揮さ
れると共にカス巻き込みによる不良率が著しく低減す
る。
口と湯口底の湯溜との間であって少なくとも湯道よりも
高い位置に接種剤からなる鋳鉄接種用ストレーナを装着
し、注湯することにより前記鋳鉄接種用ストレーナを溶
湯中に完全に溶け込ませることにより、ストレーナが鋳
型内に湯垢が混入するのを防止すると共に、接種剤から
なるストレーナ自身が溶湯のストリーム中に置かれるの
で、接種剤は注湯が完了するまでにカスを残すことなく
完全に溶解する。そのため、接種の効果が充分に発揮さ
れると共にカス巻き込みによる不良率が著しく低減す
る。
【0025】本発明の請求項7の鋳鉄の接種方法は、湯
口と湯口底の湯溜との間であって少なくとも湯道よりも
高い位置にセラミック材からなる磁器ストレーナを装着
し、前記磁器ストレーナの上に間隙を介在させて接種剤
からなる鋳鉄接種用ストレーナを載置し、注湯すること
により前記鋳鉄接種用ストレーナを溶湯中に完全に溶け
込ませることにより、また本発明の請求項10の鋳鉄の
接種方法は、請求項7の発明において、前記鋳鉄接種用
ストレーナは多数の孔を貫通したレンコン状の円板であ
って外縁下面に環状突起を設けたので、注湯が完了する
まで磁器ストレーナが原形を保ち湯垢の混入が完全に防
止されると共に、接種剤であるFeSiの添加歩留りが
向上し湯流れが著しく改善される。
口と湯口底の湯溜との間であって少なくとも湯道よりも
高い位置にセラミック材からなる磁器ストレーナを装着
し、前記磁器ストレーナの上に間隙を介在させて接種剤
からなる鋳鉄接種用ストレーナを載置し、注湯すること
により前記鋳鉄接種用ストレーナを溶湯中に完全に溶け
込ませることにより、また本発明の請求項10の鋳鉄の
接種方法は、請求項7の発明において、前記鋳鉄接種用
ストレーナは多数の孔を貫通したレンコン状の円板であ
って外縁下面に環状突起を設けたので、注湯が完了する
まで磁器ストレーナが原形を保ち湯垢の混入が完全に防
止されると共に、接種剤であるFeSiの添加歩留りが
向上し湯流れが著しく改善される。
【0026】本発明の請求項8の鋳鉄の接種方法は、請
求項6の発明のおいて、前記鋳鉄接種用ストレーナが多
数の孔を貫通したレンコン状の円板としたので、湯垢の
混入防止効果が向上すると共に、溶湯との接触面積が増
大し接種剤が完全に溶湯に溶解する。
求項6の発明のおいて、前記鋳鉄接種用ストレーナが多
数の孔を貫通したレンコン状の円板としたので、湯垢の
混入防止効果が向上すると共に、溶湯との接触面積が増
大し接種剤が完全に溶湯に溶解する。
【0027】本発明の請求項9の鋳鉄の接種方法は、請
求項7または請求項8の発明において、前記鋳鉄接種用
ストレーナは接種剤粉末に熱硬化性樹脂を混合し焼成固
化したので、ストレーナとしての強度が充分に保たれる
と共に、接種剤であるFeSiの添加歩留りが向上し湯
流れが著しく改善される。
求項7または請求項8の発明において、前記鋳鉄接種用
ストレーナは接種剤粉末に熱硬化性樹脂を混合し焼成固
化したので、ストレーナとしての強度が充分に保たれる
と共に、接種剤であるFeSiの添加歩留りが向上し湯
流れが著しく改善される。
【0028】
【実施例】本発明の実施例のついて以下図面に従い、従
来例と比較して説明し、本発明の効果を明らかにする。
接種剤としてFeSiを用い、このFeSi粉末にフェ
ノールレジンを混合し、成形した後200℃で焼成し、
図2の斜視図に示すように、小孔を多数穿設したレンコ
ン状の円板からなる本発明例の鋳鉄接種用ストレーナ2
4を作成した。
来例と比較して説明し、本発明の効果を明らかにする。
接種剤としてFeSiを用い、このFeSi粉末にフェ
ノールレジンを混合し、成形した後200℃で焼成し、
図2の斜視図に示すように、小孔を多数穿設したレンコ
ン状の円板からなる本発明例の鋳鉄接種用ストレーナ2
4を作成した。
【0029】次いで、図1の断面図に示すように本発明
例の鋳鉄接種用ストレーナ24を用いた鋳型として、上
型10に湯口12を縦に貫通させ、湯口12の直下の下
型14には湯溜16を形成した。上型10と下型14の
間には湯道18を設け、湯道18の一端は湯溜16の上
部に連通させた。湯道18の他端は図示しないが肉厚
3.5mmのステーキ皿を鋳造するための製品キャビテ
ィに連通させた。また湯口12と湯溜16の間には先に
製作したFeSi製の小孔を多数穿設したレンコン状の
円板からなる本発明例の鋳鉄接種用ストレーナ24を取
り付けた。
例の鋳鉄接種用ストレーナ24を用いた鋳型として、上
型10に湯口12を縦に貫通させ、湯口12の直下の下
型14には湯溜16を形成した。上型10と下型14の
間には湯道18を設け、湯道18の一端は湯溜16の上
部に連通させた。湯道18の他端は図示しないが肉厚
3.5mmのステーキ皿を鋳造するための製品キャビテ
ィに連通させた。また湯口12と湯溜16の間には先に
製作したFeSi製の小孔を多数穿設したレンコン状の
円板からなる本発明例の鋳鉄接種用ストレーナ24を取
り付けた。
【0030】なお、比較のために従来例の鋳型として図
4の断面図に示すように、同様の構造の鋳型であるが、
湯溜16にはFeSi等の接種剤20を充填し、湯口1
2と湯溜16の間には小孔を多数穿設したレンコン状の
磁器製の円板からなる磁器ストレーナ22を取り付けた
ものを用意し、同様に湯道18の他端は図示しないが肉
厚3.5mmのステーキ皿を鋳造するための製品キャビ
ティに連通させた。
4の断面図に示すように、同様の構造の鋳型であるが、
湯溜16にはFeSi等の接種剤20を充填し、湯口1
2と湯溜16の間には小孔を多数穿設したレンコン状の
磁器製の円板からなる磁器ストレーナ22を取り付けた
ものを用意し、同様に湯道18の他端は図示しないが肉
厚3.5mmのステーキ皿を鋳造するための製品キャビ
ティに連通させた。
【0031】この本発明例の鋳鉄接種用ストレーナ24
を用いた鋳型と従来例の鋳型に鋳鉄の溶湯を注湯し、そ
れぞれの鋳型で50個のステーキ皿を鋳造し、カスの巻
き込みによる不良率を調べた。その結果、従来例の鋳型
では不良率が6%であったのに対して、本発明例では不
良率は3%であって、本発明の効果が確認できた。
を用いた鋳型と従来例の鋳型に鋳鉄の溶湯を注湯し、そ
れぞれの鋳型で50個のステーキ皿を鋳造し、カスの巻
き込みによる不良率を調べた。その結果、従来例の鋳型
では不良率が6%であったのに対して、本発明例では不
良率は3%であって、本発明の効果が確認できた。
【0032】次いで、本発明例の鋳鉄接種用ストレーナ
24を用いた鋳型および従来例の鋳型により接種した溶
湯の湯流れを評価するために、本発明例の鋳鉄接種用ス
トレーナ24を用いた鋳型および従来例の鋳型につい
て、製品の肉厚を3.5mmから1.8mmまで変化さ
せた種々の鋳型を造型し、本発明例の鋳鉄接種用ストレ
ーナ24を用いた鋳型と従来例の鋳型に同じ鋳鉄の溶湯
を注湯し、製品キャビティに溶湯が充填されるか否かに
ついて調査した。
24を用いた鋳型および従来例の鋳型により接種した溶
湯の湯流れを評価するために、本発明例の鋳鉄接種用ス
トレーナ24を用いた鋳型および従来例の鋳型につい
て、製品の肉厚を3.5mmから1.8mmまで変化さ
せた種々の鋳型を造型し、本発明例の鋳鉄接種用ストレ
ーナ24を用いた鋳型と従来例の鋳型に同じ鋳鉄の溶湯
を注湯し、製品キャビティに溶湯が充填されるか否かに
ついて調査した。
【0033】その結果、従来例の鋳型では3.5mm以
下の肉厚では製品キャビティに湯が完全に回り切らなか
った。これに対して、本発明例の鋳鉄接種用ストレーナ
24を用いた鋳型では、1.8mmの肉厚でも、製品キ
ャビティに湯が充填され、本発明の鋳型および接種方法
により溶湯の湯流れが著しく向上することが確認され
た。
下の肉厚では製品キャビティに湯が完全に回り切らなか
った。これに対して、本発明例の鋳鉄接種用ストレーナ
24を用いた鋳型では、1.8mmの肉厚でも、製品キ
ャビティに湯が充填され、本発明の鋳型および接種方法
により溶湯の湯流れが著しく向上することが確認され
た。
【0034】なお、以上述べた実施例においては、鋳鉄
接種用ストレーナ24のみを用いる実施例を示したが、
図3の断面図に示すように、磁器ストレーナ22の上に
多数の孔を貫通したレンコン状の円板であって外縁下面
に環状突起を設けた鋳鉄接種用ストレーナ24を載置し
た本発明の他の実施例についても、前記と同様の製品不
良率および湯流れについて実験したところ、ほぼ同様の
結果が得られた。
接種用ストレーナ24のみを用いる実施例を示したが、
図3の断面図に示すように、磁器ストレーナ22の上に
多数の孔を貫通したレンコン状の円板であって外縁下面
に環状突起を設けた鋳鉄接種用ストレーナ24を載置し
た本発明の他の実施例についても、前記と同様の製品不
良率および湯流れについて実験したところ、ほぼ同様の
結果が得られた。
【0035】
【発明の効果】本発明の鋳鉄接種用ストレーナおよびそ
の接種方法は、以上詳述したように、湯口と湯口底の湯
溜との間であって少なくとも湯道よりも高い位置に装着
されるストレーナであって、接種剤からなり注湯が完了
するまでに溶湯に完全に溶解することを特徴とするもの
であって、鋳鉄接種用ストレーナが鋳型内に湯垢が混入
するのを防止すると共に、接種剤からなる鋳鉄接種用ス
トレーナ自身が溶湯のストリーム中に置かれるので、接
種剤は注湯が完了するまでにカスを残すことなく完全に
溶解する。そのため、接種の効果が充分に発揮され湯流
れが著しく改善されると共にカス巻き込みによる不良率
が著しく低減する。
の接種方法は、以上詳述したように、湯口と湯口底の湯
溜との間であって少なくとも湯道よりも高い位置に装着
されるストレーナであって、接種剤からなり注湯が完了
するまでに溶湯に完全に溶解することを特徴とするもの
であって、鋳鉄接種用ストレーナが鋳型内に湯垢が混入
するのを防止すると共に、接種剤からなる鋳鉄接種用ス
トレーナ自身が溶湯のストリーム中に置かれるので、接
種剤は注湯が完了するまでにカスを残すことなく完全に
溶解する。そのため、接種の効果が充分に発揮され湯流
れが著しく改善されると共にカス巻き込みによる不良率
が著しく低減する。
【図1】本発明の一実施例の鋳型の断面図である。
【図2】本発明の一実施例の鋳鉄接種用ストレーナの斜
視図である。
視図である。
【図3】本発明の他の一実施例の鋳型の断面図である。
【図4】従来の鋳型の断面図である。
10・・・・・上型 12・・・・・湯口 14・・・・・下型 16・・・・・湯溜 18・・・・・湯道 20・・・・・接種剤 22・・・・・磁器ストレーナ 24・・・・・鋳鉄接種用ストレーナ
Claims (10)
- 【請求項1】 湯口と湯口底の湯溜との間であって少な
くとも湯道よりも高い位置に装着されるストレーナであ
って、接種剤からなり注湯が完了するまでに溶湯に完全
に溶解することを特徴とする鋳鉄接種用ストレーナ。 - 【請求項2】 湯口と湯口底の湯溜との間であって少な
くとも湯道よりも高い位置に装着されたセラミック材か
らなる磁器ストレーナの上に間隙を介在させて載置され
るストレーナであって、接種剤からなり注湯が完了する
までに溶湯に完全に溶解することを特徴とする鋳鉄接種
用ストレーナ。 - 【請求項3】 前記鋳鉄接種用ストレーナが多数の孔を
貫通したレンコン状の円板であることを特徴とする請求
項1または請求項2に記載の鋳鉄接種用ストレーナ。 - 【請求項4】 前記鋳鉄接種用ストレーナは接種剤粉末
に熱硬化性樹脂を混合し焼成固化したものであることを
特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の鋳
鉄接種用ストレーナ。 - 【請求項5】 前記鋳鉄接種用ストレーナは多数の孔を
貫通したレンコン状の円板であって外縁下面に環状突起
を設けたことを特徴とする請求項2に記載の鋳鉄接種用
ストレーナ。 - 【請求項6】 湯口と湯口底の湯溜との間であって少な
くとも湯道よりも高い位置に接種剤からなる鋳鉄接種用
ストレーナを装着し、注湯することにより前記鋳鉄接種
用ストレーナを溶湯中に完全に溶け込ませることを特徴
とする鋳鉄の接種方法。 - 【請求項7】 湯口と湯口底の湯溜との間であって少な
くとも湯道よりも高い位置にセラミック材からなる磁器
ストレーナを装着し、前記磁器ストレーナの上に間隙を
介在させて接種剤からなる鋳鉄接種用ストレーナを載置
し、注湯することにより前記鋳鉄接種用ストレーナを溶
湯中に完全に溶け込ませることを特徴とする鋳鉄の接種
方法。 - 【請求項8】 前記鋳鉄接種用ストレーナが多数の孔を
貫通したレンコン状の円板であることを特徴とする請求
項6または請求項7に記載の鋳鉄の接種方法。 - 【請求項9】 前記鋳鉄接種用ストレーナは接種剤粉末
に熱硬化性樹脂を混合し焼成固化したものであることを
特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の鋳
鉄の接種方法。 - 【請求項10】 前記鋳鉄接種用ストレーナは多数の孔
を貫通したレンコン状の円板であって外縁下面に環状突
起を設けたことを特徴とする請求項7に記載の鋳鉄の接
種方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16890095A JPH0919740A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 鋳鉄接種用ストレーナおよびその接種方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16890095A JPH0919740A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 鋳鉄接種用ストレーナおよびその接種方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0919740A true JPH0919740A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15876650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16890095A Pending JPH0919740A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 鋳鉄接種用ストレーナおよびその接種方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0919740A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004081532A3 (en) * | 2003-03-11 | 2004-12-09 | Porvair Plc | Inoculant-strainer with improved filtration effectiveness and inoculant dissolution |
JP2009269078A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Bridgestone Corp | タイヤ成形金型の鋳造装置およびこれを用いたタイヤ成形金型の鋳造方法 |
US7714957B2 (en) | 2005-12-28 | 2010-05-11 | Lg Display Co., Ltd. | Liquid crystal display device and method of controlling viewing angle thereof |
JP2015003342A (ja) * | 2014-09-03 | 2015-01-08 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ成形金型の鋳造装置およびこれを用いたタイヤ成形金型の鋳造方法 |
JP2015013315A (ja) * | 2014-09-03 | 2015-01-22 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ成形金型の鋳造装置およびこれを用いたタイヤ成形金型の鋳造方法 |
CN108977677A (zh) * | 2018-08-02 | 2018-12-11 | 鹰普航空零部件(无锡)有限公司 | 一种低压铸造过程中铝合金的变质处理方法 |
CN114210931A (zh) * | 2021-12-08 | 2022-03-22 | 大连华锐重工铸业有限公司 | 一种具有过滤定位装置的球铁浇注系统及其使用方法 |
-
1995
- 1995-07-04 JP JP16890095A patent/JPH0919740A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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