JPH09197072A - 外観カバー及びその形成方法 - Google Patents

外観カバー及びその形成方法

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JPH09197072A
JPH09197072A JP8010003A JP1000396A JPH09197072A JP H09197072 A JPH09197072 A JP H09197072A JP 8010003 A JP8010003 A JP 8010003A JP 1000396 A JP1000396 A JP 1000396A JP H09197072 A JPH09197072 A JP H09197072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
outside
cover body
strength
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP8010003A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuichi Goto
克一 後藤
Hideaki Kamiari
秀明 上栫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP8010003A priority Critical patent/JPH09197072A/ja
Publication of JPH09197072A publication Critical patent/JPH09197072A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ダブルインジェクション成形やイン
サート成形では強度が低下するような外観形状でも、外
観造形や手触り感を満足させ尚且つ強度も維持できるよ
うにすること。 【解決手段】携帯用装置の外観カバーにおいて、カバー
本体1の外部の上面に、複数の凸部3を有するシート2
を貼り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用の情報処理
装置等の外観カバー及びその形成方法に関する。近年の
情報処理装置においては、装置に対しての外観の造形だ
けでなく、手触り感などが要求されているが、現状の技
術での方法では強度ダウンとなってしまう。このため、
強度を維持したまま、外観イメージや手触り感などを表
現する必要がある。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用の情報処理装置等の外観カ
バーでは、手触り感を良くするためには、ダブルインジ
ェクション成形やインサート成形によりゴム系樹脂を用
いて手触り感を出していた。
【0003】図3は従来例の説明図であり、図3(a)
は外観形状の説明、図3(b)はC−C断面図である。
以下、図3に基づいて従来例を説明する。図3(a)に
おいて、携帯用の情報処理装置の外から見える場所であ
る外観カバーには、カバー本体1と複数のゴム系樹脂の
凸部3が設けてある。カバー本体1は、カバーとしての
所望の強度と所望の色を有する材料で形成される。ま
た、凸部3は、所望の手触り感と携帯時の滑り止めとな
る所望の色を有するゴム系樹脂等の材料で形成されるも
のであった。
【0004】図3(b)において、外観カバーは、図3
(a)のC−C断面で見るとゴム系樹脂4がカバー本体
1の穴からカバー本体1の表面に突出し、凸部3を構成
している。このような、外観カバーのダブルインジェク
ション成形やインサート成形方法として、先ず、金型等
で凸部3を有するゴム系樹脂4を成形し、その後、モー
ルド樹脂を用いてカバー本体1を成形するものであっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては次のような課題があった。 (1):ダブルインジェクション成形やインサート成形
では、図3のようなゴム系樹脂4がカバー本体1の穴か
らカバー本体1の表面に突出し、凸部3を構成する形状
をつくると、金型が複雑になりコストアップとなってい
た。
【0006】(2):凸部3を有するゴム系樹脂4を成
形し、その後、モールド樹脂を流し込んでカバー本体1
を成形する場合、穴と穴との間の樹脂同士が流れ合った
場所にウエルド(境界線)が走って、壊れやすくなり設
計での強度の規格を満足するものができなかった。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決
し、ダブルインジェクション成形やインサート成形では
強度が低下するような外観形状でも、外観造形や手触り
感を満足させ尚且つ強度も維持できるようにすることを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図1中、1はカバー本体、2はシート、3は
凸部である。本発明は前記従来の課題を解決するため次
のように構成した。
【0009】(1):携帯用装置の外観カバーにおい
て、カバー本体1の外部の上面に、複数の凸部3を有す
るシート2を貼り付ける。 (2):携帯用装置の外観カバーの形成方法において、
カバー本体1の外部の上面に、複数の凸部3を形成した
ゴム系樹脂シート2を接着剤で貼り付ける。
【0010】(作用)前記構成に基づく作用を説明す
る。携帯用装置の外観カバーにおいて、カバー本体1の
外部の上面に、複数の凸部3を有するシート2を貼り付
ける。このため、外観カバーの造形や手触り感を良く
し、携帯時の滑り止め効果を持ち尚且つ強度を増すこと
ができる。
【0011】また、携帯用装置の外観カバーの形成方法
において、カバー本体1の外部の上面に、複数の凸部3
を形成したゴム系樹脂シート2を接着剤で貼り付ける。
このため、外観カバーの造形や手触り感を良くし、携帯
時の滑り止め効果を持ち尚且つ強度を増すことができる
外観カバーを低コストで形成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図2は本発明の実施の形態におけ
る外観カバーの説明図であり、図2(a)は外観形状の
説明、図2(b)はD−D断面図である。以下、図2に
基づいて本発明の実施の形態を説明する。
【0013】図2(a)において、携帯用の情報処理装
置の外観カバーには、カバー本体1と複数の凸部3を有
するゴム系樹脂のシート2が設けてある。カバー本体1
は、カバーとしての所望の強度と所望の色を有する材料
で形成される。シート2は、所望の手触り感及び携帯時
の滑り止めとなる凸部3と所望の色を有するゴム系樹脂
の材料で形成されている。
【0014】図2(b)において、外観カバーは、図2
(a)のD−D断面で見ると、カバー本体1の上面に凸
部3を有するゴム系樹脂のシート2を両面テープ等の接
着剤で貼り付けてある。
【0015】このような外観カバーの形成方法として、
先ず、カバー本体1を樹脂等で成形し、その後、外観部
分をある一定ラインAで分割を行い、凸部3を有するゴ
ム系樹脂のシート2を別に成形し、該成形したシート2
をカバー本体1の携帯時に手が触れる上面に両面テープ
等の接着剤で貼り付けるものである。
【0016】このように、外観形状として多数のゴム系
樹脂の凸部がある構造の外観カバーにおいても、複雑な
金型を用いることなく低コストで、外観カバーの強度を
十分保持した形状で成形でき、しかも、良好な外観イメ
ージや手触り感を出すことができる。さらに、シート2
は、ゴム系樹脂であるため外観カバー内の装置部品の衝
撃に対する保護にも役立つ。
【0017】なお、シート2をカバー本体1に貼り付け
後、分割ラインAで段部ができないように予めカバー本
体1を成形することもできる。また、カバー本体1の樹
脂として、例えばABS樹脂を使用することができ、シ
ート2のゴム系樹脂として、例えばウレタン系の樹脂を
使用することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1):カバー本体の外部の上面に、複数の凸部を有す
るシートを貼り付けるため、外観カバーの造形や手触り
感を良くし、携帯時の滑り止め効果を持ち尚且つ強度を
増すことができる。
【0019】(2):カバー本体の外部の上面に、複数
の凸部を形成したゴム系樹脂シートを接着剤で貼り付け
るため、外観カバーの造形や手触り感を良くし、携帯時
の滑り止め効果を持ち尚且つ強度を増すことができる外
観カバーを低コストで形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施の形態における外観カバーの説明図であ
る。
【図3】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 カバー本体 2 シート 3 凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯用装置の外観カバーにおいて、 カバー本体の外部の上面に、複数の凸部を有するシート
    を貼り付けることを特徴とした外観カバー。
  2. 【請求項2】携帯用装置の外観カバーの形成方法におい
    て、 カバー本体の外部の上面に、複数の凸部を形成したゴム
    系樹脂シートを接着剤で貼り付けることを特徴とした外
    観カバーの形成方法。
JP8010003A 1996-01-24 1996-01-24 外観カバー及びその形成方法 Pending JPH09197072A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007048326A (ja) * 2006-11-13 2007-02-22 Fujitsu Ltd 情報処理装置及びプリント基板
JP3212380U (ja) * 2017-06-27 2017-09-07 みなこ 角尾 スマートフォンカバー
JP3216153U (ja) * 2018-02-26 2018-05-17 株式会社ケイオー スマートフォンケース

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010213