JPH09196608A - 外形寸法測定装置 - Google Patents

外形寸法測定装置

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JPH09196608A
JPH09196608A JP490496A JP490496A JPH09196608A JP H09196608 A JPH09196608 A JP H09196608A JP 490496 A JP490496 A JP 490496A JP 490496 A JP490496 A JP 490496A JP H09196608 A JPH09196608 A JP H09196608A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作が容易でより確実な測定が行えるバーグ
ラフ表示の外形寸法測定装置の実現。 【解決手段】 被測定物100の外形寸法を検出して測
定値を出力する検出部20と、検出部20の出力する前
記測定値をバーグラフで表示する表示手段31、48と
を備える外形寸法測定装置において、測定値が設定され
た所定の閾値以上であるかを判定する測定動作判定手段
41と、測定値が閾値以上に変化してから閾値以下にな
るまでの間の測定値の最大値を検出して保持し、測定値
が閾値以下になると保持値をクリアする最大値検出手段
44と、測定値が閾値以上に変化してから閾値以下にな
るまでの間、表示手段31、48に最大値を表示する最
大値表示手段49とを備え、測定中の最大値とその時点
の測定値が同時に表示されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外形寸法を測定す
る外形寸法測定装置に関し、特に測定値を実時間でバー
グラフに表示する外形寸法測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被測定物(ワーク)の外形寸法の精密測
定を行う装置としては、検出部(検出ヘッド)の測定子
をワークの測定部分に接触させ、その変位を差動トラン
ス等で検出する装置や、所定の流量で空気を吹き出し、
検出ヘッドとワークとの間隔の差による流量の変化を検
出するエアマイクロメータや、検出ヘッドとワークとの
間隔の差による電気容量の変化を検出する容量型等各種
の測定装置が使用されている。
【0003】このような測定装置を使用して測定を行う
場合、ワークに対して検出ヘッドを配置するか、逆に検
出ヘッドに対してワークを配置した後、作業者がワーク
を回転して測定装置の指示する測定値の最大値と最小値
から、外径等のワーク形状を測定している。外形寸法測
定装置がハンドゲージと呼ばれる小型の手持ち可能なも
のの場合には、ゲージをワークに対して回転させる場合
もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】いずれにしろ、測定に
おいては、ワーク又はゲージを回転させてその1回転内
での最大値と最小値を記憶している必要がある。このよ
うな測定装置では測定値がバーグラフで表示されるもの
がある。バーグラフは、ディジタル変換された測定値を
アナログ信号のように表示するもので、数値を表示する
のに比べて最大値や最小値の判定が容易であるので、外
形寸法測定装置で広く使用されている。
【0005】しかし、回転しながら変化するバーグラフ
の最大値と最小値を記憶するのは非常に煩雑であり、回
転させる操作中に記憶している値を失念したために再度
回転させる操作を繰り返す必要が生じたり、誤った値を
最大値又は最小値としたために誤った測定結果を出すこ
とがある等の問題を生じている。本発明のこのような問
題を解決するものであり、操作が容易で、より確実な測
定が行えるバーグラフ表示の外形寸法測定装置の実現を
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の外形寸法測定装
置は、上記目的を達成するため、測定値が所定の閾値以
上になって測定状態になったことを検出した後は、測定
値がこの閾値以下になるまでの間の測定値の最大値を記
憶し、測定値と共に最大値をバーグラフに表示するよう
にする。
【0007】すなわち、本発明の外形寸法測定装置は、
被測定物の外形寸法を検出して測定値を出力する検出部
と、検出部の出力する測定値をバーグラフで表示する表
示手段とを備える外形寸法測定装置において、測定値が
設定された所定の閾値以上であるかを判定する測定動作
判定手段と、測定値が閾値以上に変化してから閾値以下
になるまでの間の測定値の最大値を検出して保持し、測
定値が閾値以下になると保持値をクリアする最大値検出
手段と、測定値が閾値以上に変化してから閾値以下にな
るまでの間、表示手段に最大値を表示する最大値表示手
段とを備え、測定中の最大値とその時点の測定値が同時
に表示されることを特徴とする。
【0008】本発明の外形寸法測定装置では、測定値が
閾値以上に変化して測定状態になった後から再び閾値以
下になるまでの測定期間中、その測定期間中での測定値
の最大値を検出して表示するため、最大値を記憶する必
要がなく、測定が容易に行える。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例の外形寸
法測定装置を使用して、ワーク100の外径を測定する
場合を示す図である。図1において、参照番号11はワ
ーク100の測定部分に接触してワーク100の寸法に
応じて変位するプランジャ型の測定子であり、20は測
定子11の図示していない端に設けられた鉄心の変位を
検出する差動トランスを有する外形寸法測定装置の本体
部であり、30は本体部20の出力信号を処理してバー
グラフ31に表示する外形寸法測定装置の信号処理部で
あり、51と52は外形寸法測定装置の本体部20を保
持する保持手段である。通常は、測定子11と本体部2
0と信号処理部30を合わせて、外形寸法測定装置と称
する。
【0010】図2は差動トランスによる変位検出方式を
説明する図である。図2に示すように、測定子11のワ
ークを接触するのと反対側の端には、鉄心21が設けら
れている。鉄心21は、発振器22に接続された一次コ
イル23と2個の逆相の二次コイル24と25内を変位
するように配置されており、2個の二次コイル24と2
5の出力差を検出すると、鉄心21の変位すなわち測定
子11の変位が検出できるようになっている。測定を行
う場合には、測定子11がワーク100に接触して変位
した状態、できれば2個の二次コイル24と25の出力
差が検出できる範囲の中間位置になるように、保持手段
51と52を調整して外形寸法測定装置の本体部20を
保持するようにする。
【0011】図3は、本実施例における表示部のバーグ
ラフ31を示す図である。図3に示すように、従来と同
様に測定値をバーグラフ32で表示すると共に、最大値
の点をバーグラフの1個の素子33を点灯することによ
り表示する。その時点の測定値が最大値である場合に
は、測定値の先端が最大値を表示することになる。
【0012】図4は、本実施例における信号処理回路の
構成を示すブロック図である。図4において、参照番号
41は測定動作に入っているかを判定する測定動作判定
回路であり、44は最大値を検出する最大値検出回路で
あり、47はバーグラフ表示器31を駆動する表示駆動
回路である。表示駆動回路47は、従来と同様にディジ
タル化された測定値をバーグラフ表示器31に表示する
ための測定値表示処理回路48と、最大値を表示するた
めの最大値表示処理回路49を有する。実際には、測定
値表示処理回路48と最大値表示処理回路49の出力を
合成してバーグラフ表示器31に印加する。
【0013】測定動作判定回路41は、閾値レジスタ4
2と測定動作判定比較器43を有している。本実施例で
は、ワーク又はゲージが配置され、測定値があらかじめ
設定された閾値以上になった時に測定状態になったと判
定し、ワーク又はゲージが取り外されて測定値が閾値以
下になった時に測定が終了したと判定する。閾値レジス
タ42には、測定するワークに応じた閾値が入力されて
記憶される。測定動作判定比較器43は、測定値を閾値
レジスタ42に記憶された閾値と比較し、測定値が閾値
より大きい場合に測定中を示す測定動作信号を出力す
る。
【0014】最大値検出回路44は、最大値レジスタ4
5と最大値比較器46を有する。最大値レジスタ45
は、測定動作信号がオフの時にはリセットされて、ゼロ
になる。測定値が閾値より大きくなると測定動作信号が
オン状態になり、測定値は最大値レジスタ45の値ゼロ
より大きいので、最大値比較器46は最大値レジスタ4
5に測定値を記憶するように指示する信号を出力し、こ
れに応じて最大値レジスタ45にはその時点の測定値が
記憶される。この記憶された測定値と次のサンプリング
時の測定値が比較され、測定値の方が大きければそれが
記憶されるという動作が順次繰り返されて、測定動作信
号がオン状態になった後の最大値が最大値レジスタ45
に保持される。最大値レジスタ45の値は表示駆動回路
47の最大値表示処理回路49に出力され、図3のよう
に表示される。
【0015】図5は、本実施例において、測定動作を行
った場合の測定値の変化例を示す図である。ワークを配
置しない状態では、測定値はゼロに近い値であり、ワー
クを配置するために挿入すると測定子が変位し、測定値
は増加して測定子が接触した位置に応じた値になる。そ
の途中で測定値が閾値を越えると、測定動作が開始され
る。この時、測定値は増加する一方であるから、最大値
はその時点の測定値と一致している。
【0016】ここでワークの回転を開始すると、測定値
は変動し、最大値は図示の2点鎖線のように変化する。
ワークを1回転以上回転させて回転を停止すると、回転
した範囲での最大値とその時点の測定値が表示されるこ
とになるので、最大値を読み取ることができる。ワーク
を取り外すと、測定値は急激に減少し、測定値が閾値よ
り小さくなると、最大値の表示はクリアされる。
【0017】上記の実施例では、差動トランスを使用し
た寸法測定装置を例として説明したが、エアジェット型
や容量検出型の寸法測定装置にも適用可能であり、また
上記の実施例では、測定子がプランジャ型の例を示した
が、てこ型等にも適用可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の外形寸法
測定装置では、測定状態に入った後は測定状態に入った
後の最大値が変化する測定値と共に表示されるので、測
定動作が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の外形寸法測定装置を使用した
測定の様子を示す図である。
【図2】プランジャ型測定子を有する差動トランスを使
用した寸法測定装置の検出原理を説明する図である。
【図3】実施例におけるバーグラフ表示の例を示す図で
ある。
【図4】実施例における信号処理回路のブロック構成図
である。
【図5】実施例における測定動作と測定値の変化の関係
を示す図である。
【符号の説明】
11…測定子 20…寸法測定装置の本体部 30…信号処理部 31…バーグラフ表示器 41…測定動作判定回路 44…最大値検出回路 47…表示駆動回路 48…測定値表示処理回路 49…最大値表示処理回路 51、52…保持手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物(100)の外形寸法を検出し
    て測定値を出力する検出部(20)と、 該検出部(20)の出力する前記測定値をバーグラフで
    表示する表示手段(31、48)とを備える外形寸法測
    定装置において、 前記測定値が設定された所定の閾値以上であるかを判定
    する測定動作判定手段(41)と、 前記測定値が前記閾値以上に変化してから前記閾値以下
    になるまでの間の前記測定値の最大値を検出して保持
    し、前記測定値が前記閾値以下になると保持値をクリア
    する最大値検出(44)と、 前記測定値が前記閾値以上に変化してから前記閾値以下
    になるまでの間、前記表示手段(31、48)に前記最
    大値を表示する最大値表示手段(49)とを備え、測定
    中の最大値とその時点の測定値が同時に表示されること
    を特徴とする外形寸法測定装置。
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