JPH10227732A - エコーチップ型硬さ計 - Google Patents

エコーチップ型硬さ計

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JPH10227732A
JPH10227732A JP4299897A JP4299897A JPH10227732A JP H10227732 A JPH10227732 A JP H10227732A JP 4299897 A JP4299897 A JP 4299897A JP 4299897 A JP4299897 A JP 4299897A JP H10227732 A JPH10227732 A JP H10227732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hardness
inclination
sensor
sample
cpu
Prior art date
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Pending
Application number
JP4299897A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Hayashi
浩孝 林
Hidemi Nagazono
英美 永薗
Takayuki Yamada
貴幸 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akashi Corp
Original Assignee
Akashi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Akashi Corp filed Critical Akashi Corp
Priority to JP4299897A priority Critical patent/JPH10227732A/ja
Publication of JPH10227732A publication Critical patent/JPH10227732A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エコーチップ型硬さ計において、同硬さ計の
傾斜姿勢での測定時に、換算表を用いないで試料硬さの
測定を可能にした。 【解決手段】 エコーチップ型硬さ計の本体部1に内蔵
した傾斜センサ10で計測された硬さ計の傾斜角θの情報
と、速度センサ4で計測された圧子ハンマー3の速度情
報とをCPU7に入力することにより、傾斜姿勢での測
定時においても試料硬さをリアルタイムに表示器8に表
示できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エコーチップ型硬
さ計に関し、特に同エコーチップ型硬さ計を傾けて測定
した場合の傾き補正手段を内蔵したエコーチップ型硬さ
計に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、圧子ハンマーを試料に衝突さ
せ、衝突する直前の速度と衝突直後の速度との差から、
当該試料の硬さを算出するようにした反発形の硬さ試験
機は、エコーチップ型硬さ計として呼ばれて、実用に供
されている。
【0003】このエコーチップ型硬さ計は、圧子ハンマ
ーをコイルばねを用いて撥ね飛ばすものであるため、硬
さ計測に際しエコーチップ型硬さ計を必ずしも垂直状態
に保つ必要はなく、図3に示すようにエコーチップ型硬
さ計(の筒状の把持部11とこれに連設された計測筒12と
からなる本体部1)を傾けて(そのときの本体部1の水
平面01に対する傾き角をθとする)計測筒12の先端に試
料Sに当接させて硬さ計測を行なうことが可能であり、
試料の側面や下面の硬さを自由に測定できるという利点
もある。
【0004】なお、圧子ハンマー3は筒状の本体部1に
案内されて本体部1の軸線方向に飛び出すようになって
いる。また圧子ハンマー3の内部に永久磁石が装着され
ており、且つ計測筒12の先端部に速度センサとしての速
度検出用コイル4が巻かれていて、永久磁石(すなわち
圧子ハンマー3)の移動からコイル4に電流が流れ、こ
れを表示器6内の電圧変換器5で電圧に変換し、その電
圧をCPU7に入力して硬さ演算を行ない、その演算値
を当該試料の硬さとして、表示部8にデジタル表示する
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エコーチッ
プ硬さ計を、本体部1を傾けて硬さ測定した場合、鉛直
状態で使用したときと圧子ハンマー3が試料Sに衝突す
る速度が異なることから、従来は、傾けて測定したとき
は表示部8に表示される数値(硬さ)を、図4に示すよ
うな角度補正表(換算表)9に照らし合わせて正規の硬
さを求めている。このように従来は、当該試料の硬さを
求めるのに換算表に照らし合わせなければならず、その
ために手間がかかるほか、換算表を紛失してしまったと
きには、エコーチップ型硬さ計を傾けて試料硬さの計測
を行なうことが不可能となり、エコーチップ型硬さ計の
特性(利点)を十分発揮することができないという課題
がある。本発明は、このような課題を解決しようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体部と、同
本体部に内蔵されたコイルばねと、同コイルばねのばね
力で試料に向かって撥ね飛ばされる圧子ハンマーと、上
記本体部に取り付けられ上記圧子ハンマーの上記試料に
対する衝突直前と衝突直後の速度を測定する速度センサ
と、同速度センサで検出された上記圧子ハンマーの速度
情報を入力されて上記試料の硬さを演算するCPUと同
CPUで演算された上記試料の硬さを表示する表示部と
を有する表示器とをそなえたエコーチップ型硬さ計にお
いて、上記本体部に、同本体部の傾き角を計測する傾斜
センサを設け、同傾斜センサで検出された傾斜情報を上
記CPUに入力し、同傾斜情報で上記CPUにおいて上
記速度センサの信号に基づいて演算された上記試料の硬
さを補正して、上記表示部に表示するように構成して課
題解決の手段としている。
【0007】また、上記傾斜センサを、回転式可変抵抗
器の回動片に重錘を取り付けて構成して課題解決の手段
としている。
【0008】本発明のエコーチップ型硬さ計では、エコ
ーチップ型硬さ計の本体部内に傾斜センサを装備し、速
度センサで検出された圧子ハンマーの速度情報に基づい
て試料硬さの演算を行なうCPUに、当該硬さ計による
測定時の傾斜角情報を入力して上記の両情報により試料
硬さの演算を行なうようにしたため、換算表を必要とす
ることなく、リアルタイムに試料硬さの測定が可能とな
る。
【0009】また、傾斜センサを回転式可変抵抗器の回
動片に重錘を取り付けて構成したため、傾斜センサを従
来の大きさの硬さ計に組み込み可能な小型なものに形成
することができ、また傾斜角情報を直接電気信号として
取り出すことができるため、信号回路の簡素化が可能と
なる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の一実施
形態としてのエコーチップ型硬さ計について説明する
と、図1はその模式側面図、図2はその傾斜センサの模
式側面図である。なお図1,2中図3と同じ符号はほぼ
同一の部材を示している。
【0011】この実施形態のエコーチップ型硬さ計で
は、図1に示すように、エコーチップ型硬さ計の本体部
1に、硬さ計の傾きを電気的に計測する傾斜センサ10が
取り付けられている。
【0012】傾斜センサ10は、図2に示すように、回転
式可変抵抗器14の回動片15に、重錘13を取り付けて構成
されている。
【0013】エコーチップ型硬さ計を、図1に示すよう
に水平面01に対して傾き角θに傾けると、硬さ計の傾き
により回動片15が鉛直状態から傾き角θと同じ角度回動
し、傾斜センサ10のターミナルa−b間に傾き角θに対
応した抵抗値(電気抵抗)が得られる。そしてこの抵抗
値が、CPU7に硬さ計の測定時の傾き角情報(信号)
として入力される。
【0014】CPU7において、コイル4,電圧変換器
5を介して入力される圧子ハンマー3の衝突直前および
衝突直後の速度信号に基づいて演算された数値(硬さ)
が、傾斜センサ10から入力される上記硬さ計の傾き角情
報(信号)で補正されて、表示部にリアルタイムにデジ
タル表示される。
【0015】傾斜センサ10を市販の回転式可変抵抗器14
の回動片15に重錘13を取り付けて構成したため、小型か
つ安価で、しかも傾き角情報を電気信号として直接取出
し可能な傾斜センサを構成することができ、信号回路の
簡素化が可能となるほか、傾斜センサ10を従来の大きさ
のままの本体部に組み込むことが可能となり、傾斜セン
サ内蔵のエコーチップ型硬さ計を、コストアップするこ
となく製作することができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のエコーチ
ップ型硬さ計によれば、次のような効果ないし利点が得
られる。 (1) エコーチップ型硬さ計の本体部内に傾斜センサを装
備し、速度センサで検出された圧子ハンマーの速度情報
に基づいて試料硬さの演算を行なうCPUに、当該硬さ
計による測定時の傾斜角情報を入力して上記の両情報に
より試料硬さの演算を行なうようにしたため、換算表を
必要とすることなく、リアルタイムに試料硬さの測定が
可能となる。 (2) 傾斜センサを回転式可変抵抗器の回動片に重錘を取
り付けて構成したため、傾斜センサを従来の大きさの硬
さ計に組み込み可能な小型なものに形成することがで
き、また傾斜角情報を直接電気信号として取り出すこと
ができるため、信号回路の簡素化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのエコーチップ型硬
さ計の測定時を示す模式側面図。
【図2】同傾斜センサを示す模式側面図。
【図3】従来のエコーチップ型硬さ計の測定時を示す模
式側面図。
【図4】従来のエコーチップ型硬さ計に付属の換算表を
示す斜視図。
【符号の説明】
1 本体部 1a 把持部 1b 計測筒 3 圧子ハンマー 4 速度センサとしてのコイル 5 電圧変換器 6 表示器 7 CPU 8 表示部 9 換算表 10 傾斜センサ 11 把持部 12 計測筒 13 重錘 14 回転式可変抵抗器 15 回動片 a,b ターミナル S 試料 θ 傾き角

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エコーチップ型硬さ計において、 本体部と、 同本体部に内蔵されたコイルばねと、 同コイルばねのばね力で試料に向かって撥ね飛ばされる
    圧子ハンマーと、 上記本体部に取り付けられ上記圧子ハンマーの上記試料
    に対する衝突直前と衝突直後の速度を測定する速度セン
    サと、 同速度センサで検出された上記圧子ハンマーの速度情報
    を入力されて上記試料の硬さを演算するCPUと同CP
    Uで演算された上記試料の硬さを表示する表示部とを有
    する表示器とをそなえ、 上記本体部に、同本体部の傾き角を計測する傾斜センサ
    が設けられ、 同傾斜センサで検出された傾斜情報が上記CPUに入力
    され、同傾斜情報により上記CPUにおいて上記速度セ
    ンサの信号に基づいて演算された上記試料の硬さが補正
    されて、上記表示部に表示されるように構成されている
    ことを特徴とする、エコーチップ型硬さ計。
  2. 【請求項2】 上記傾斜センサが、回転式可変抵抗器の
    回動片に重錘を取り付けて構成されていることを特徴と
    する、請求項1に記載のエコーチップ型硬さ計。
JP4299897A 1997-02-12 1997-02-12 エコーチップ型硬さ計 Pending JPH10227732A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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