JPH09196545A - 野菜、果実、花卉等の生鮮物の流通用貯蔵庫装置 - Google Patents

野菜、果実、花卉等の生鮮物の流通用貯蔵庫装置

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JPH09196545A
JPH09196545A JP336796A JP336796A JPH09196545A JP H09196545 A JPH09196545 A JP H09196545A JP 336796 A JP336796 A JP 336796A JP 336796 A JP336796 A JP 336796A JP H09196545 A JPH09196545 A JP H09196545A
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JP
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atmosphere
storage
gas
passage
housing
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JP336796A
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Hirokazu Hirano
博和 平野
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DAIWA JITSUGYO KK
Original Assignee
DAIWA JITSUGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的安価で効率よく貯蔵雰囲気から不望なガ
ス成分の分解除去をできるように構成した野菜、果実、
花卉等の生鮮物の流通用貯蔵庫装置を提供すること。 【解決手段】本発明は、貯蔵雰囲気ガス成分調整装置
が、貯蔵雰囲気吸込み口及び吹出し口を備え、吸込み口
から吹出し口へのびる通路を画定するハウジングと、こ
のハウジング内の通路を横切って取り外し自在に挿置さ
れたエチレンガス除去装置とから成り、また、エチレン
ガス除去装置が、ハウジング内の通路を横切ってスライ
ド式に取り外し自在に挿置されて且つ紫外線照射で活性
化される光触媒を保持する少なくとも二つのエチレンガ
ス分解部材と、これらエチレンガス分解部材の間にハウ
ジング内の通路を横切ってスライド式に取り外し自在に
挿置され、上下のエチレンガス分解部材に紫外線を照射
して通過中の雰囲気流中のエチレンガスを分解するよう
に光触媒を活性化させる紫外線照射装置とから成ること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜、果実、花卉
等の生鮮物を長期間にわたって新鮮な状態で貯蔵できる
流通用貯蔵庫装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、野菜、果実、花卉等の生鮮物
は、収穫してから市場に出荷されそして消費者に渡るま
での間に鮮度が急速に落ちたり、収穫時期が短期間に集
中するため出荷量調整が難しく値崩れ等を生じ易い。そ
のため最近では、野菜、果実、花卉等の生鮮物の収穫後
できるだけ速やかに通風冷却法や差圧冷却法あるいは真
空冷却法等により予冷操作をし、CA貯蔵庫、冷蔵倉庫、
真空貯蔵庫等に入れて市場から消費者に渡るまで貯蔵す
るようにされている。このような従来の生鮮物の鮮度保
持技術は、収穫後も続いている生鮮物の生理作用を低温
維持や雰囲気ガス濃度を変えることで抑制したり、生鮮
物自体が排出するエチレン等のガス成分を除去すること
による老化、熟成を抑制することからなっている。 前
者の例としては特開昭49−88434 号公報や特開昭54−16
3846号公報に開示されたものを挙げることができる。ま
た後者のエチレン等のガス成分を除去して老化、熟成を
抑制するものとして特開平7−260331号公報に開示され
た冷蔵庫を挙げることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、生鮮物の鮮
度保持に必要な作用のうち一つである低温維持は従来か
らコールドチェーンという概念で呼ばれているものであ
り、生鮮物の収穫後から市場まで連続的に行うことがで
きるが、低温維持だけでは雰囲気ガスの交換が満足に行
われず生理作用を十分に抑制することができず、また生
鮮物自体からエチレン等のガスが排出されるため生鮮物
の老化や熟成が進んでしまうことになる。そこで、収穫
時にCA貯蔵法や真空貯蔵法等を用いて周辺ガス濃度を制
御すると共に特開平7−260331号公報に開示されている
ようにエチレンガスなどを光分解して除去する技術の適
用が考えられるが、特開平7−260331号公報に開示され
ているような家庭用等の比較的小型の冷蔵庫用に開発さ
れたガス分解除去装置を、生鮮物を比較的大量に貯蔵す
る大きな容積の貯蔵庫に適用しようとすると、エチレン
ガスなどを光分解して除去する装置自体が大掛りとなる
だけでなく、装置特にガス分解部材も定期的にメンテナ
ンスする必要があり、冷気循環設備等と合せて貯蔵庫の
コスト及びメンテナンスコストが大きくなり、生鮮物の
貯蔵コストの面でも問題がある。本発明は、上記のよう
な野菜、果実、花卉等の生鮮物の貯蔵における鮮度保持
装置の問題点を解決するもので、貯蔵庫雰囲気から比較
的安価で効率よく不望なガス成分を分解除去できるよう
に構成した野菜、果実、花卉等の生鮮物の流通用貯蔵庫
装置を提供することを目的としている。
【0004】
【解決するための手段】上記の目的を達成するために、
本発明においては、ガス分解除去装置自体を簡単かつメ
ンテナンスし易く構成すると共に、不望なガス成分の分
解を効率よくできるようにし、しかもガス分解除去装置
を貯蔵庫に設けた冷気循環装置等の空調装置と連動でき
るようにして効率よく運転できるようにしている。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明による野菜、果実、花卉等
の生鮮物の流通用貯蔵庫装置は、野菜、果実、花卉等の
生鮮物を収容する貯蔵室と、貯蔵室内を被貯蔵物に適し
た温度及び湿度レベルに調整する空調装置と、貯蔵室の
少なくとも一つの壁面に沿って配置され、貯蔵室内の貯
蔵雰囲気のガス成分を調整する少なくとも一つの貯蔵雰
囲気ガス成分調整装置とを有し、この貯蔵雰囲気ガス成
分調整装置が、貯蔵雰囲気吸込み口及び吹出し口を備
え、吸込み口から吹出し口へのびる通路を画定するハウ
ジングと、このハウジング内の通路を横切って取り外し
自在に挿置されて且つ雰囲気の通過流から除去すべきガ
ス成分を除去するガス除去装置とから成り、ガス除去装
置が、ハウジング内の通路を横切ってスライド式に取り
外し自在に挿置されて且つ紫外線照射で活性化される光
触媒を保持する少なくとも二つのガス分解部材と、これ
らガス分解部材の間にハウジング内の通路を横切ってス
ライド式に取り外し自在に挿置され、上下のガス分解部
材に紫外線を照射して該ガス分解部材を通過する雰囲気
流から除去すべきガス成分としてのエチレンガス等を分
解するように光触媒を活性化させる紫外線照射装置とか
ら成ることを特徴としている。各貯蔵雰囲気ガス成分調
整装置は、エチレンガス等の不望なガス成分の除去装置
を備えたユニット装置として構成されていることによ
り、既存の貯蔵庫に容易に組み込むことができ、また一
つの紫外線照射装置を挟んで上下二つのエチレンガス分
解部材を設けているので、効率よく紫外線照射ができる
共に、エチレンガス除去装置自体をコンパクトに構成で
き、さらにまたエチレンガス分解部材及び紫外線照射装
置をスライド式に取り外し自在に設けたことによりこれ
ら装置の点検、掃除や交換が容易となる。
【0006】また本発明においては、ハウジング内の通
路は、この通路に吸込まれた雰囲気流がガス除去装置を
通る通路部分と該通路部分を迂回するバイパス通路部分
とを備えるように構成することができ、両通路部分の貯
蔵雰囲気吸込み口側には雰囲気流路切替え手段が設けら
れ得る。このように構成することにより不望ガスの除去
運転と単なる雰囲気循環運転とを一つの装置で実施する
ことができるようになる。
【0007】さらに本発明においては、空調装置と貯蔵
雰囲気ガス調整装置との雰囲気循環路は選択的に連通、
連動できるように構成され得る。
【0008】
【実施例】以下、添附図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。図1及び図2には本発明による野菜、
果実、花卉等生鮮物の流通用貯蔵庫装置の一実施例を示
し、1は野菜、果実、花卉等の生鮮物を収容する貯蔵室
で、図面に示してないが各壁面には断熱材が用いられ、
また適当な位置に貯蔵物の搬入、搬出用及び保守点検用
の入り口が設けられている。2は貯蔵室1内を被貯蔵物
に適した温度及び湿度レベルに調整する空調装置で、図
示実施例では一つの壁面の天井近くに四基設けられてい
る。各空調装置2は図2に示すように五つの冷気吹出し
口2aを備え、そして貯蔵室1内の温度及び湿度に応じて
自動運転制御できるように構成されている。3は本発明
の要部を成す貯蔵雰囲気ガス成分調整装置で、図示実施
例では空調装置2に対応させて一つの貯蔵室壁面に沿っ
て四基設けられている。各貯蔵雰囲気ガス成分調整装置
3はハウジング4を有し、ハウジング4には貯蔵雰囲気
吸込み口5及び吹出し口6が設けられている。図3に示
すように、各貯蔵雰囲気ガス成分調整装置3のハウジン
グ4内には貯蔵雰囲気吸込み口5から吹出し口6へのび
る通路7が画定されており、この通路7の吹出し口6の
近くには差圧ファンから成り得る循環用ファン8が設け
られ、また吸込み口5と吹出し口6との間において通路
7を横切って、通路7を通過する雰囲気の流れを通過さ
せるエチレンガス除去装置9が取り外し自在に挿置され
ている。
【0009】エチレンガス除去装置9は、図4に示すよ
うに、ハウジング3内の通路7の対向側壁に取付けられ
た案内レール10上にスライド式に取り外し自在に挿置さ
れる三つのエチレンガス分解部材11と、隣接した二つの
エチレンガス分解部材11間にそれぞれ案内レール10上に
同様にスライド式に取り外し自在に挿置される紫外線照
射装置12とで構成されている。各エチレンガス分解部材
11は図示実施例では枠体11a内に、担体に担持された光
触媒を保持する多孔構造のシート状支持体、例えば100
〜500オングストロームの結晶粒子径をもつ酸化チタン
よりなる光触媒を担持し且つ高い反射率表面に施して蜂
の巣状に形成されたまたは多孔構造にされたシート状の
アルミナ、シリカまたはゼオライト等製の支持体11bを
6枚並置して構成されている。エチレンを分解できる光
触媒としては好ましくは特開平6−178935号公報、特開
平6−296874号公報及び特開平7−16473号公報に記載
のようなものが用いられ得る。また枠体11aの前面には
取手11cが取付けられている。また、紫外線照射装置12
は、図5に示すように、枠体12aの対向側部に沿って設
けられた二つの支持部12bに端子ソケット12cが八対取付
けられており、これらの端子ソケット12cは図示してな
い接続コードを介して適当な電源(図示してない)に接
続される。各対の端子ソケット12cには円管状の紫外線
ランプ12dが着脱可能に装着されている。また枠体12aの
前面には取手12eが取付けられている。紫外線ランプ12d
の点灯により波長254nmの紫外線が各エチレンガス分解
部材11に照射されると、光触媒の表面に活性種が発生
し、エチレン分解光触媒となる。この活性種の働きで、
成長促進ホルモンのエチレンガス、アセトアルデヒド
や、悪臭成分であるアンモニア、トリメチルアミン等の
不望なガス成分を分解し、通過中の雰囲気流から除去す
る。なお、図面には示してないが、このようにして組立
てられた各エチレンガス分解部材11及び各紫外線照射装
置12は、ハウジング3の前面または側面或いは背面に設
けた開閉自在の開口から組合さった案内レール10に沿っ
て差し込むことによりハウジング3内の通路7を横切っ
て挿置される。
【0010】このように構成した図示装置の動作におい
て、循環用ファン8を作動させると共に紫外線照射装置
12の紫外線ランプ12dを点灯させることにより、貯蔵室
1内の雰囲気は吸込み口5から吸込まれ、各エチレンガ
ス分解部材11を通って上方向へ流れる。この際、吸込み
口5から吸込まれた雰囲気中に含まれた除去すべきガス
成分としてのエチレンガスなどは、ガス分解部材11にお
ける光触媒に接触するが、光触媒が各紫外線照射装置12
からの紫外線の照射により活性化されているから光触媒
により光分解され、除去される。こうしてエチレンガス
などの不望なガス成分を除去された雰囲気は上部の吹出
し口6から貯蔵室1内に吹き出され、その結果貯蔵室1
内の貯蔵雰囲気のガス成分は所望のレベルに調整、維持
されるようになる。なおこの場合、貯蔵室1内の貯蔵雰
囲気中のエチレンガスなどの濃度をセンサーで検知し、
所望のレベルを越えるとエチレンガス除去装置9が作動
し、一方所望のレベルの範囲内に維持されている時には
エチレンガス除去装置9全体または一部の運転を止める
かまたは循環用ファン8による貯蔵雰囲気の循環流速度
を調整するようにされ得る。当然貯蔵室1内の温度及び
湿度は空調装置2によって調節される。また紫外線ラン
プ12dの点灯により、吸引されてきた雰囲気中に含まれ
ている浮遊菌も殺菌され、カビ等の発生が防止されるこ
とになる。
【0011】ところで図1〜図5に示すエチレンガス除
去装置9においては、使用するエチレンガス分解部材11
及び紫外線照射装置12の数は図示例に限定されるもので
はなく、必要に応じて任意に設定することができる。ま
た貯蔵室1内または外に複数の吸込み口を設けた吸込み
用配管と複数の吹出し口を設けた吹出し用配管とを設置
し、一方貯蔵室1内または外に共通の貯蔵雰囲気ガス調
整装置3を設け、これらを連結して構成することも可能
である。また貯蔵雰囲気ガス調整装置3は断面矩形に構
成しているが、代りに円筒状に構成して、吸込み口5及
び吹出し口6を複数個づつ設け、貯蔵室1内の適当な位
置に配置できるように構成することもできる。
【0012】図6には本発明の別の実施例を示し、図6
において図3に示す装置と対応した部分は同じ符号で示
す。この実施例では、ハウジング4内の貯蔵雰囲気吸込
み口5から吹出し口6へのびる通路は仕切板13でエチレ
ンガス除去装置9の設けられる通路部分7aと該通路部分
7aを迂回するバイパス通路部分7bとに仕切られ、両通路
部分7a、7bの流入側すなわち仕切板13の下端には貯蔵雰
囲気吸込み口5から入ってきた雰囲気を通路部分7aかバ
イパス通路部分7bへ択一的に流す雰囲気流路切替え手段
を成す切替え板14が軸15により回動自在に装着されてい
る。この切替え板14は、貯蔵室1内の貯蔵雰囲気の状態
に応じて図示してない駆動装置により実線で示す位置と
仮想線で示す位置との間で回動されるように構成されて
いる。すなわち切替え板14が実線で示す位置にある時は
バイパス通路部分7bは閉じられ、その結果貯蔵雰囲気吸
込み口5から入ってきた雰囲気は全て通路部分7aへ案内
され、エチレンガス除去装置9を通ってエチレンガスな
どが分解除去され、吹出し口6から貯蔵室1内へ放出さ
れる。一方、貯蔵雰囲気中のエチレンガスなどの除去す
べきガス成分が所定のレベル以下かまたは貯蔵室1内の
雰囲気を循環させるだけの場合には、切替え板14は仮想
線で示す位置に切替えられ、それにより通路部分7aが閉
じられ、バイパス通路部分7bが開放される。従って貯蔵
雰囲気吸込み口5から入ってきた雰囲気は全てバイパス
通路部分7bを通り、直接吹出し口6へ案内される。この
場合には紫外線ランプや触媒による圧損ロスがなく気体
の流れはスムースとなり、高い循環効率が得られ、確実
に急速循環冷却することができるようになる。なお図6
に示す実施例において、一つのバイパス通路部分7bが形
成されていするが、エチレンガス除去装置9を通る通路
部分7aを挟んで両側に二つのバイパス通路部分を形成す
ることもできる。また図6に示す装置に動作において切
替え板14の動作位置を制御することにより、両通路部分
7a、7bへ雰囲気を分流するようにすることもできる。
【0013】ところで、図示実施例では各空調装置2と
貯蔵雰囲気ガス成分調整装置3とは独立した気体の流れ
系統に構成されているが、貯蔵雰囲気ガス成分調整装置
3からの雰囲気を空調装置2へ導き、温度や湿度を調整
した後、貯蔵室1内へ導入するように組合わせて構成す
ることもできる。
【0014】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
野菜、果実、花卉等の生鮮物の流通用貯蔵庫装置におい
ては、各貯蔵雰囲気ガス成分調整装置が、エチレンガス
等の不望なガスの除去装置を備えたユニット装置として
構成されているので、既存の貯蔵庫に容易に組み込むこ
とができしかも貯蔵庫内雰囲気の循環機能も果たすこと
ができるようになる。また、一つの紫外線照射装置を挟
んで上下二つのエチレンガス分解部材を設けているの
で、効率よく紫外線照射ができ、エチレンガス等の分解
効率を高めることができると共に、エチレンガス除去装
置自体をコンパクトに構成できるようになる。さらに、
エチレンガス分解部材及び紫外線照射装置をスライド式
に取り外し自在に設けているので、これら装置の点検、
掃除や交換が容易となる。さらにまた、ハウジング内の
通路を、エチレンガス除去装置を通る通路部分と該通路
部分を迂回するバイパス通路部分とに分割して構成した
場合には同一装置でエチレンガス除去運転と単なる雰囲
気循環運転とを実施することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す概略平面図。
【図2】 図1の装置の概略正面図。
【図3】 図1の装置に使用される貯蔵雰囲気ガス成分
調整装置を示す概略縦断面図。
【図4】 図3の貯蔵雰囲気ガス成分調整装置における
エチレンガス除去装置を示す拡大斜視図。
【図5】 図4のエチレンガス除去装置における紫外線
照射装置を示す拡大平面図。
【図6】 本発明の別の実施例における貯蔵雰囲気ガス
成分調整装置を示す概略部分断面図。
【符号の説明】 1:貯蔵室 2:空調装置 3:貯蔵雰囲気ガス成分調整装置 4:ハウジング 5:吸込み口 6:吹出し口 7:通路 8:循環用ファン 9:エチレンガス除去装置 11:エチレンガス分解部材 12:紫外線照射装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 野菜、果実、花卉等の生鮮物を収容する
    貯蔵室と、貯蔵室内を被貯蔵物に適した温度及び湿度レ
    ベルに調整する空調装置と、貯蔵室の少なくとも一つの
    壁面に沿って配置され、貯蔵室内の貯蔵雰囲気のガス成
    分を調整する少なくとも一つの貯蔵雰囲気ガス成分調整
    装置とを有し、この貯蔵雰囲気ガス成分調整装置が、貯
    蔵雰囲気吸込み口及び吹出し口を備え、吸込み口から吹
    出し口へのびる通路を画定するハウジングと、このハウ
    ジング内の通路を横切って取り外し自在に挿置されて且
    つ雰囲気の通過流から除去すべきガス成分を除去するガ
    ス除去装置とから成り、ガス除去装置が、ハウジング内
    の通路を横切ってスライド式に取り外し自在に挿置され
    て且つ紫外線照射で活性化される光触媒を保持する少な
    くとも二つのガス分解部材と、これらガス分解部材の間
    にハウジング内の通路を横切ってスライド式に取り外し
    自在に挿置され、上下のガス分解部材に紫外線を照射し
    て該ガス分解部材を通過する雰囲気流から除去すべきガ
    ス成分としてのエチレンガス等を分解するように光触媒
    を活性化させる紫外線照射装置とから成ることを特徴と
    する野菜、果実、花卉等の生鮮物の流通用貯蔵庫装置。
  2. 【請求項2】 ハウジング内の通路は、吸込まれた雰囲
    気流がガス除去装置を通るようにさせる通路部分と該通
    路部分を迂回するバイパス通路部分とを備え、両通路部
    分の貯蔵雰囲気吸込み口側に雰囲気流路切替え手段を備
    えている請求項1に記載の野菜、果実、花卉等の生鮮物
    の流通用貯蔵庫装置。
  3. 【請求項3】 空調装置と貯蔵雰囲気ガス成分調整装置
    との雰囲気循環路が選択的に連通できるように構成され
    ている請求項1に記載の野菜、果実、花卉等の生鮮物の
    流通用貯蔵庫装置。
JP336796A 1996-01-11 1996-01-11 野菜、果実、花卉等の生鮮物の流通用貯蔵庫装置 Pending JPH09196545A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001147076A (ja) * 1999-11-18 2001-05-29 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫
JP2003042646A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
EP1566103A1 (en) * 2004-02-18 2005-08-24 Daikoh Shoji Corporation Method and device for converting ethylene in ethane and freshness keeping apparatus for fresh agricultural product
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WO2017135433A1 (ja) 2016-02-04 2017-08-10 川上 茂樹 機能性フィルム、機能性容器、及び鮮度保持方法

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