JPH09196437A - 外気取り入れ制御装置 - Google Patents
外気取り入れ制御装置Info
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- JPH09196437A JPH09196437A JP8006412A JP641296A JPH09196437A JP H09196437 A JPH09196437 A JP H09196437A JP 8006412 A JP8006412 A JP 8006412A JP 641296 A JP641296 A JP 641296A JP H09196437 A JPH09196437 A JP H09196437A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外気冷房制御の際の系の安定化と制御性の向
上、最小外気取り入れ制御の際の室内居住域の空気質確
保およびエネルギーロスの防止を実現する。 【解決手段】 風量決定部9−1にて最小外気取り入れ
設定値に基づいて最小外気取り入れ風量設定値(最小S
P)を決定する。風量決定部9−2にて給気温度の設定
値Tspと測定値Tpvとに基づいて外気取り入れ風量
設定値(外冷SP)を決定する。風量決定部9−3にて
CO2 濃度設定値CspとCO2 濃度測定値Cpvとに
基づいて外気取り入れ風量設定値(濃度SP)を決定す
る。最小SP,外冷SP,濃度SPの中から最も大きな
ものを選択し、この選択した外気取り入れ風量設定値S
Pに実風量値PVを近づけるように、ダンパ4,5,6
を制御する。
上、最小外気取り入れ制御の際の室内居住域の空気質確
保およびエネルギーロスの防止を実現する。 【解決手段】 風量決定部9−1にて最小外気取り入れ
設定値に基づいて最小外気取り入れ風量設定値(最小S
P)を決定する。風量決定部9−2にて給気温度の設定
値Tspと測定値Tpvとに基づいて外気取り入れ風量
設定値(外冷SP)を決定する。風量決定部9−3にて
CO2 濃度設定値CspとCO2 濃度測定値Cpvとに
基づいて外気取り入れ風量設定値(濃度SP)を決定す
る。最小SP,外冷SP,濃度SPの中から最も大きな
ものを選択し、この選択した外気取り入れ風量設定値S
Pに実風量値PVを近づけるように、ダンパ4,5,6
を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空調制御に際し
ての外気の取り入れ量を制御する外気取り入れ制御装置
に関するものである。
ての外気の取り入れ量を制御する外気取り入れ制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、大規模な構築物において、空
調機より給気ダクトを介して各部へ給気の供給を行う場
合、各空調対象部位(被制御エリア)の給気吹出口毎に
可変給気量調節ユニット(以下、VAVユニットと呼
ぶ)を設け、このVAVユニットからの給気吹出量を被
制御エリアの負荷状況に応じて制御するようにしてい
る。このような空調制御システムでは、被制御エリアか
らの還気の一部を給気に戻すと共に、外気を取り入れる
ようにしている。
調機より給気ダクトを介して各部へ給気の供給を行う場
合、各空調対象部位(被制御エリア)の給気吹出口毎に
可変給気量調節ユニット(以下、VAVユニットと呼
ぶ)を設け、このVAVユニットからの給気吹出量を被
制御エリアの負荷状況に応じて制御するようにしてい
る。このような空調制御システムでは、被制御エリアか
らの還気の一部を給気に戻すと共に、外気を取り入れる
ようにしている。
【0003】例えば、外気冷房制御を行う場合、全熱交
換器をOFFとし、外気ダンパ,排気ダンパ,還気ダン
パの開度を制御することにより、外気の取り入れ量を調
整するようにしている。この場合、給気温度の設定値と
測定値とからPID演算によって各ダンパ開度を決定
し、この決定したダンパ開度を外気ダンパ,排気ダン
パ,還気ダンパに直接出力する。また、最小外気取り入
れ制御を行う場合、全熱交換器をONとし、外気ダンパ
と排気ダンパを全閉としたうえ、還気ダンパの開度を最
小外気取り入れ量に応じた開度に固定する。
換器をOFFとし、外気ダンパ,排気ダンパ,還気ダン
パの開度を制御することにより、外気の取り入れ量を調
整するようにしている。この場合、給気温度の設定値と
測定値とからPID演算によって各ダンパ開度を決定
し、この決定したダンパ開度を外気ダンパ,排気ダン
パ,還気ダンパに直接出力する。また、最小外気取り入
れ制御を行う場合、全熱交換器をONとし、外気ダンパ
と排気ダンパを全閉としたうえ、還気ダンパの開度を最
小外気取り入れ量に応じた開度に固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の外気取り入れ制御方法によると、外気冷房制
御を行う場合、外気の冷房能力が大きい時などにPID
演算が追従できず、過冷却となり、ハンチングを起こす
ことがある。すなわち、外気温度の環境に拘らずPID
出力を出してしまうため、外気温度が低いとき過冷却と
なる(外気温度が高いときは能力不足となる)。この場
合、風量プロセスは応答が速いためにPID演算が追従
できず、ハンチングを起こす。また、最小外気取り入れ
制御を行う場合、還気ダンパの開度を最小外気取り入れ
量に応じた開度に固定するために、外乱の影響によって
最小外気量を確保できないことがある。すなわち、外気
風圧やダンパ抵抗、機内静圧等の要素により、一定の外
気量を確保することは難しい。必要以上に外気量を取り
込むと、温度制御の外乱となり、エネルギーのロスとな
る。また、必要外気量を確保できないと、制御対象部位
のCO2 濃度が上昇してしまう。
うな従来の外気取り入れ制御方法によると、外気冷房制
御を行う場合、外気の冷房能力が大きい時などにPID
演算が追従できず、過冷却となり、ハンチングを起こす
ことがある。すなわち、外気温度の環境に拘らずPID
出力を出してしまうため、外気温度が低いとき過冷却と
なる(外気温度が高いときは能力不足となる)。この場
合、風量プロセスは応答が速いためにPID演算が追従
できず、ハンチングを起こす。また、最小外気取り入れ
制御を行う場合、還気ダンパの開度を最小外気取り入れ
量に応じた開度に固定するために、外乱の影響によって
最小外気量を確保できないことがある。すなわち、外気
風圧やダンパ抵抗、機内静圧等の要素により、一定の外
気量を確保することは難しい。必要以上に外気量を取り
込むと、温度制御の外乱となり、エネルギーのロスとな
る。また、必要外気量を確保できないと、制御対象部位
のCO2 濃度が上昇してしまう。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、外気冷房制
御の際の系の安定化と制御性の向上、最小外気取り入れ
制御の際の室内居住域の空気質確保およびエネルギーロ
スの防止(省エネルギー)を実現することのできる外気
取り入れ制御装置を提供することにある。
なされたもので、その目的とするところは、外気冷房制
御の際の系の安定化と制御性の向上、最小外気取り入れ
制御の際の室内居住域の空気質確保およびエネルギーロ
スの防止(省エネルギー)を実現することのできる外気
取り入れ制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、外気取
り入れ設定値に基づいて外気取り入れ風量設定値を決定
する第1の風量決定手段と、給気温度の設定値と測定値
とに基づいて外気取り入れ風量設定値を決定する第2の
風量決定手段と、第1および第2の風量設定手段によっ
て決定された外気取り入れ風量設定値の中から最も大き
な外気取り入れ風量設定値を選択するハイセレクト手段
と設け、このハイセレクト手段によって選択された外気
取り入れ風量設定値に実風量値を近づけるようにダンパ
を制御するようにしたものである。
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、外気取
り入れ設定値に基づいて外気取り入れ風量設定値を決定
する第1の風量決定手段と、給気温度の設定値と測定値
とに基づいて外気取り入れ風量設定値を決定する第2の
風量決定手段と、第1および第2の風量設定手段によっ
て決定された外気取り入れ風量設定値の中から最も大き
な外気取り入れ風量設定値を選択するハイセレクト手段
と設け、このハイセレクト手段によって選択された外気
取り入れ風量設定値に実風量値を近づけるようにダンパ
を制御するようにしたものである。
【0007】この発明によれば、外気取り入れ設定値を
最小外気取り入れ設定値とした場合、この最小外気取り
入れ設定値に基づいて最小外気取り入れ風量設定値(最
小SP)が決定され、また給気温度の設定値と測定値と
に基づいて外気取り入れ風量設定値(外冷SP)が決定
され、最小SP<外冷SPであれば外冷SPに実風量値
が近づくようにダンパが制御され、外冷SP<最小SP
であれば最小SPに実風量値が近づくようにダンパが制
御される。
最小外気取り入れ設定値とした場合、この最小外気取り
入れ設定値に基づいて最小外気取り入れ風量設定値(最
小SP)が決定され、また給気温度の設定値と測定値と
に基づいて外気取り入れ風量設定値(外冷SP)が決定
され、最小SP<外冷SPであれば外冷SPに実風量値
が近づくようにダンパが制御され、外冷SP<最小SP
であれば最小SPに実風量値が近づくようにダンパが制
御される。
【0008】第2発明(請求項2に係る発明)は、外気
取り入れ設定値に基づいて外気取り入れ風量設定値を決
定する第1の風量決定手段と、給気温度の設定値と測定
値とに基づいて外気取り入れ風量設定値を決定する第2
の風量決定手段と、制御対象部位のCO2 濃度設定値と
CO2 濃度測定値とに基づいて外気取り入れ風量設定値
を決定する第3の風量決定手段と、第1,第2および第
3の風量設定手段によって決定された外気取り入れ風量
設定値の中から最も大きな外気取り入れ風量設定値を選
択するハイセレクト手段とを設け、このハイセレクト手
段によって選択された外気取り入れ風量設定値に実風量
値を近づけるようにダンパを制御するようにしたもので
ある。
取り入れ設定値に基づいて外気取り入れ風量設定値を決
定する第1の風量決定手段と、給気温度の設定値と測定
値とに基づいて外気取り入れ風量設定値を決定する第2
の風量決定手段と、制御対象部位のCO2 濃度設定値と
CO2 濃度測定値とに基づいて外気取り入れ風量設定値
を決定する第3の風量決定手段と、第1,第2および第
3の風量設定手段によって決定された外気取り入れ風量
設定値の中から最も大きな外気取り入れ風量設定値を選
択するハイセレクト手段とを設け、このハイセレクト手
段によって選択された外気取り入れ風量設定値に実風量
値を近づけるようにダンパを制御するようにしたもので
ある。
【0009】この発明によれば、外気取り入れ設定値を
最小外気取り入れ設定値とした場合、この最小外気取り
入れ設定値に基づいて最小外気取り入れ風量設定値(最
小SP)が決定され、また給気温度の設定値と測定値と
に基づいて外気取り入れ風量設定値(外冷SP)が決定
され、また制御対象部位のCO2 濃度設定値とCO2濃
度測定値とに基づいて外気取り入れ風量設定値(濃度S
P)が決定され、最小SP,濃度SP<外冷SPであれ
ば外冷SPに実風量値が近づくようにダンパが制御さ
れ、外冷SP,濃度SP<最小SPであれば最小SPに
実風量値が近づくようにダンパが制御され、外冷SP,
最小SP<濃度SPであれば濃度SPに実風量値が近づ
くようにダンパが制御される。
最小外気取り入れ設定値とした場合、この最小外気取り
入れ設定値に基づいて最小外気取り入れ風量設定値(最
小SP)が決定され、また給気温度の設定値と測定値と
に基づいて外気取り入れ風量設定値(外冷SP)が決定
され、また制御対象部位のCO2 濃度設定値とCO2濃
度測定値とに基づいて外気取り入れ風量設定値(濃度S
P)が決定され、最小SP,濃度SP<外冷SPであれ
ば外冷SPに実風量値が近づくようにダンパが制御さ
れ、外冷SP,濃度SP<最小SPであれば最小SPに
実風量値が近づくようにダンパが制御され、外冷SP,
最小SP<濃度SPであれば濃度SPに実風量値が近づ
くようにダンパが制御される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図1はこの発明を適用してなる空調
制御システムの要部を示すブロック図である。同図にお
いて、1は全熱交換器、2は送風機、3は排風機、4は
外気ダンパ、5は排気ダンパ、6は還気ダンパ、7は外
気ダクト内に設けられた風速センサ、8は給気ダクト内
に設けられた給気温度センサ、9は本発明に係る外気取
り入れ制御装置である。
き詳細に説明する。図1はこの発明を適用してなる空調
制御システムの要部を示すブロック図である。同図にお
いて、1は全熱交換器、2は送風機、3は排風機、4は
外気ダンパ、5は排気ダンパ、6は還気ダンパ、7は外
気ダクト内に設けられた風速センサ、8は給気ダクト内
に設けられた給気温度センサ、9は本発明に係る外気取
り入れ制御装置である。
【0011】この空調制御システムでは、送風機2から
の給気SAを給気ダクトを介して被制御エリアへ送り、
被制御エリアからの還気RAを排風機3を介し排気ダン
パ5を通し排気ExAとして排出するようにしている。
また、還気ダンパ6を通して、還気RAの一部を給気S
Aに戻すようにしている。また、外気ダンパ4を通して
外気OAを取り入れ、この外気OAを還気RAに加える
ようにしている。なお、この実施の形態において、被制
御エリアは多数存在し、これらの被制御エリアにはVA
VユニットやCAVユニットが設けられている。
の給気SAを給気ダクトを介して被制御エリアへ送り、
被制御エリアからの還気RAを排風機3を介し排気ダン
パ5を通し排気ExAとして排出するようにしている。
また、還気ダンパ6を通して、還気RAの一部を給気S
Aに戻すようにしている。また、外気ダンパ4を通して
外気OAを取り入れ、この外気OAを還気RAに加える
ようにしている。なお、この実施の形態において、被制
御エリアは多数存在し、これらの被制御エリアにはVA
VユニットやCAVユニットが設けられている。
【0012】外気取り入れ制御装置9は、最小外気取り
入れ設定値を入力とし最小外気取り入れ風量設定値(最
小SP(%))を決定する第1の風量決定部9−1と、
給気温度の設定値Tspと給気温度センサ8からの給気
温度の測定値Tpvとを入力とし外気取り入れ風量設定
値(外冷SP(%))を決定する第2の風量決定部9−
2と、制御対象部位のCO2 濃度設定値CspとCO2
濃度測定値Cpvとを入力とし外気取り入れ風量設定値
(濃度SP(%))を決定する第3の風量決定部9−3
と、風量決定部9−1,9−2,9−3からの最小S
P,外冷SP,濃度SPを入力としその中から最も大き
いものを選択し外気取り入れ風量設定値SPとして出力
するハイセレクト部9−4とを備えている。
入れ設定値を入力とし最小外気取り入れ風量設定値(最
小SP(%))を決定する第1の風量決定部9−1と、
給気温度の設定値Tspと給気温度センサ8からの給気
温度の測定値Tpvとを入力とし外気取り入れ風量設定
値(外冷SP(%))を決定する第2の風量決定部9−
2と、制御対象部位のCO2 濃度設定値CspとCO2
濃度測定値Cpvとを入力とし外気取り入れ風量設定値
(濃度SP(%))を決定する第3の風量決定部9−3
と、風量決定部9−1,9−2,9−3からの最小S
P,外冷SP,濃度SPを入力としその中から最も大き
いものを選択し外気取り入れ風量設定値SPとして出力
するハイセレクト部9−4とを備えている。
【0013】また、外気取り入れ制御装置9は、風速セ
ンサ7かの検出々力を入力とし外気ダクト内の風速Vを
求める風速演算部9−5と、風速演算部9−5からの風
速Vにダクト断面積Aを乗じて外気ダクト内の実風量
(外気取り入れ実風量)Qを求める風量演算部9−6
と、風量演算部9−6からの外気取り入れ実風量Qの空
調機の定格送風量に対する比率(%)を外気取り入れ実
風量値PVとして求める実風量値演算部9−7と、ハイ
セレクト部9−4からの外気取り入れ風量設定値SPと
実風量値演算部9−7からの外気取り入れ実風量値PV
とが一致するように外気ダンパ4,排気ダンパ5,還気
ダンパ6を制御するダンパ制御部9−8とを備えてい
る。
ンサ7かの検出々力を入力とし外気ダクト内の風速Vを
求める風速演算部9−5と、風速演算部9−5からの風
速Vにダクト断面積Aを乗じて外気ダクト内の実風量
(外気取り入れ実風量)Qを求める風量演算部9−6
と、風量演算部9−6からの外気取り入れ実風量Qの空
調機の定格送風量に対する比率(%)を外気取り入れ実
風量値PVとして求める実風量値演算部9−7と、ハイ
セレクト部9−4からの外気取り入れ風量設定値SPと
実風量値演算部9−7からの外気取り入れ実風量値PV
とが一致するように外気ダンパ4,排気ダンパ5,還気
ダンパ6を制御するダンパ制御部9−8とを備えてい
る。
【0014】なお、風量演算部9−6で求められた外気
取り入れ実風量Qは、中央監視盤(図示せず)にて表示
されるようになっている。また、第1の風量決定部9−
1への最小外気取り入れ設定値は、空調機の定格風量に
対する最小外気取り入れ風量の比率を0〜50%の範囲
で設定した値として、中央監視盤から与えられるものと
なっている。この最小外気取り入れ設定値は、定期的に
環境測定を行った時のCO2 濃度等により、オペレータ
が設定する。
取り入れ実風量Qは、中央監視盤(図示せず)にて表示
されるようになっている。また、第1の風量決定部9−
1への最小外気取り入れ設定値は、空調機の定格風量に
対する最小外気取り入れ風量の比率を0〜50%の範囲
で設定した値として、中央監視盤から与えられるものと
なっている。この最小外気取り入れ設定値は、定期的に
環境測定を行った時のCO2 濃度等により、オペレータ
が設定する。
【0015】また、第2の風量設定部9−2への給気温
度の設定値Tspは、この空調制御システムの有するロ
ードリセット機能によって変更される。すなわち、一つ
でも被制御エリアの負荷状況が、そのVAVユニットの
ダンパ開度がMAX値(100%風量)であるにも拘ら
ず不満足状態に陥った場合、ロードリセット機能が働
き、給気温度の設定値Tspが能力アップを図る方向に
変更される。また、第2の風量設定部9−2には「外冷
有効」の情報が与えられるものとなっており、「外冷有
効」の情報が与えられていない場合には、「外冷禁止」
として外冷SPを0%とするようになっている。
度の設定値Tspは、この空調制御システムの有するロ
ードリセット機能によって変更される。すなわち、一つ
でも被制御エリアの負荷状況が、そのVAVユニットの
ダンパ開度がMAX値(100%風量)であるにも拘ら
ず不満足状態に陥った場合、ロードリセット機能が働
き、給気温度の設定値Tspが能力アップを図る方向に
変更される。また、第2の風量設定部9−2には「外冷
有効」の情報が与えられるものとなっており、「外冷有
効」の情報が与えられていない場合には、「外冷禁止」
として外冷SPを0%とするようになっている。
【0016】また、第3の風量決定部9−3への濃度設
定値Cspは、被制御エリア全体に対する濃度設定値と
して与えられ、濃度測定値Cpvは制御対象部位として
の被制御エリア全体を代表するものとして還気ダクト内
のCO2 濃度の実測値が与えられるものとされている。
なお、濃度測定値Cpvは、各被制御エリア内のCO2
濃度の実測値の平均として与えてもよく、所定の被制御
エリア内のCO2 濃度の実測値として与えてもよい。
定値Cspは、被制御エリア全体に対する濃度設定値と
して与えられ、濃度測定値Cpvは制御対象部位として
の被制御エリア全体を代表するものとして還気ダクト内
のCO2 濃度の実測値が与えられるものとされている。
なお、濃度測定値Cpvは、各被制御エリア内のCO2
濃度の実測値の平均として与えてもよく、所定の被制御
エリア内のCO2 濃度の実測値として与えてもよい。
【0017】次に、外気取り入れ制御装置9の特有の動
作について、各部の機能を交えながら説明する。 〔外気冷房制御〕第1の風量決定部9−1は、中央監視
盤からの最小外気取り入れ設定値を入力とし、この最小
外気取り入れ設定値とVAV,CAVの運転台数とか
ら、系統に必要な最小SPを決定する。
作について、各部の機能を交えながら説明する。 〔外気冷房制御〕第1の風量決定部9−1は、中央監視
盤からの最小外気取り入れ設定値を入力とし、この最小
外気取り入れ設定値とVAV,CAVの運転台数とか
ら、系統に必要な最小SPを決定する。
【0018】外気冷房時には、「外冷有効」の情報が、
第2の風量決定部9−2に与えられている。この場合、
風量決定部9−2は、給気温度の設定値Tspと給気温
度の測定値TpvとからPID演算によって外冷SPを
決定する。すなわち、給気温度の設定値Tspと給気温
度の測定値Tpvとからカスケードして、外冷SPを決
定する。図2(a)に外冷SPの決定状況を示す。外冷
SPは空調機の定格送風量に対する外気取り入れ風量の
比率(%)として決定される。
第2の風量決定部9−2に与えられている。この場合、
風量決定部9−2は、給気温度の設定値Tspと給気温
度の測定値TpvとからPID演算によって外冷SPを
決定する。すなわち、給気温度の設定値Tspと給気温
度の測定値Tpvとからカスケードして、外冷SPを決
定する。図2(a)に外冷SPの決定状況を示す。外冷
SPは空調機の定格送風量に対する外気取り入れ風量の
比率(%)として決定される。
【0019】第3の風量決定部9−3は、制御対象部位
のCO2 濃度設定値CspとCO2濃度測定値Cpvと
からPID演算によって濃度SPを決定する。すなわ
ち、濃度設定値CspとCO2 濃度測定値Cpvとから
カスケードして、濃度SPを決定する。図2(b)に濃
度SPの決定状況を示す。濃度SPは空調機の定格送風
量に対する外気取り入れ風量の比率(%)として決定さ
れる。
のCO2 濃度設定値CspとCO2濃度測定値Cpvと
からPID演算によって濃度SPを決定する。すなわ
ち、濃度設定値CspとCO2 濃度測定値Cpvとから
カスケードして、濃度SPを決定する。図2(b)に濃
度SPの決定状況を示す。濃度SPは空調機の定格送風
量に対する外気取り入れ風量の比率(%)として決定さ
れる。
【0020】風量決定部9−1,9−2,9−3からの
最小SP,外冷SP,濃度SPはハイセレクト部9−4
へ与えられる。ハイセレクト部9−4は、供与される最
小SP,外冷SP,濃度SPの中から最も大きいものを
選択し、外気取り入れ風量設定値SPとして出力する。
この場合、最小SP,濃度SP<外冷SPとすれば、外
冷SPが選択され、ダンパ制御部9−8へ与えられる。
ダンパ制御部9−8は、ハイセレクト部9−4からの外
冷SPと実風量値演算部9−7からの実風量値PVとが
一致するように、外気ダンパ4,排気ダンパ5,還気ダ
ンパ6を制御する(図3参照)。なお、この場合、全熱
交換器1はOFFとされる。
最小SP,外冷SP,濃度SPはハイセレクト部9−4
へ与えられる。ハイセレクト部9−4は、供与される最
小SP,外冷SP,濃度SPの中から最も大きいものを
選択し、外気取り入れ風量設定値SPとして出力する。
この場合、最小SP,濃度SP<外冷SPとすれば、外
冷SPが選択され、ダンパ制御部9−8へ与えられる。
ダンパ制御部9−8は、ハイセレクト部9−4からの外
冷SPと実風量値演算部9−7からの実風量値PVとが
一致するように、外気ダンパ4,排気ダンパ5,還気ダ
ンパ6を制御する(図3参照)。なお、この場合、全熱
交換器1はOFFとされる。
【0021】このように、この実施の形態では、最小S
P,濃度SP<外冷SPであれば、外冷SPに実風量値
PVが近づくように外気ダンパ4,排気ダンパ5,還気
ダンパ6が制御され、外気取り入れ量が実風量で調整さ
れるものとなり、外気冷房制御の際の系の安定化と制御
性の向上が図られる。すなわち、給気温度の設定値Ts
pと給気温度の測定値Tpvとからカスケードして外冷
SPを決定しているため、外冷SPがリニアに出力さ
れ、応答の速い風量プロセスに合わせてPIDが調整さ
れるものとなって、PIDが追従せずにハンチングを起
こすなどの問題が生じないものとなる。
P,濃度SP<外冷SPであれば、外冷SPに実風量値
PVが近づくように外気ダンパ4,排気ダンパ5,還気
ダンパ6が制御され、外気取り入れ量が実風量で調整さ
れるものとなり、外気冷房制御の際の系の安定化と制御
性の向上が図られる。すなわち、給気温度の設定値Ts
pと給気温度の測定値Tpvとからカスケードして外冷
SPを決定しているため、外冷SPがリニアに出力さ
れ、応答の速い風量プロセスに合わせてPIDが調整さ
れるものとなって、PIDが追従せずにハンチングを起
こすなどの問題が生じないものとなる。
【0022】〔最小外気取り入れ制御〕第1の風量決定
部9−1は、中央監視盤からの最小外気取り入れ設定値
を入力とし、この最小外気取り入れ設定値とVAV,C
AVの運転台数から、系統に必要な最小SPを決定す
る。第2の風量決定部9−2は、給気温度の設定値Ts
pと給気温度の測定値TpvとからPID演算によって
外冷SPを決定する。第3の風量決定部9−3は、制御
対象部位のCO2 濃度設定値CspとCO2濃度測定値
CpvとからPID演算によって濃度SPを決定する。
部9−1は、中央監視盤からの最小外気取り入れ設定値
を入力とし、この最小外気取り入れ設定値とVAV,C
AVの運転台数から、系統に必要な最小SPを決定す
る。第2の風量決定部9−2は、給気温度の設定値Ts
pと給気温度の測定値TpvとからPID演算によって
外冷SPを決定する。第3の風量決定部9−3は、制御
対象部位のCO2 濃度設定値CspとCO2濃度測定値
CpvとからPID演算によって濃度SPを決定する。
【0023】風量決定部9−1,9−2,9−3からの
最小SP,外冷SP,濃度SPはハイセレクト部9−4
へ与えられる。ハイセレクト部9−4は、供与される最
小SP,外冷SP,濃度SPの中から最も大きいものを
選択し、外気取り入れ風量設定値SPとして出力する。
この場合、外冷SP,濃度SP<最小SPとすれば、最
小SPが選択され、ダンパ制御部9−8へ与えられる。
なお、外冷禁止時には、外冷SPが0とされるので、濃
度SP<最小SPのとき、最小SPが選択される。
最小SP,外冷SP,濃度SPはハイセレクト部9−4
へ与えられる。ハイセレクト部9−4は、供与される最
小SP,外冷SP,濃度SPの中から最も大きいものを
選択し、外気取り入れ風量設定値SPとして出力する。
この場合、外冷SP,濃度SP<最小SPとすれば、最
小SPが選択され、ダンパ制御部9−8へ与えられる。
なお、外冷禁止時には、外冷SPが0とされるので、濃
度SP<最小SPのとき、最小SPが選択される。
【0024】ダンパ制御部9−8は、ハイセレクト部9
−4からの最小SPと実風量値演算部9−7からの実風
量値PVとが一致するように、外気ダンパ4および排気
ダンパ5を全閉としたうえ、還気ダンパ6を制御する
(図4参照)。なお、この場合、全熱交換器1はONと
され、全熱交換器1を通して外気が取り入れられる。
−4からの最小SPと実風量値演算部9−7からの実風
量値PVとが一致するように、外気ダンパ4および排気
ダンパ5を全閉としたうえ、還気ダンパ6を制御する
(図4参照)。なお、この場合、全熱交換器1はONと
され、全熱交換器1を通して外気が取り入れられる。
【0025】このように、この実施の形態では、外冷S
P,濃度SP<最小SPであれば、最小SPに実風量値
PVが近づくように還気ダンパ6が制御され、外気取り
入れ量が実風量で調整されるものとなり、最小外気取り
入れ制御の際の室内居住域の空気質確保およびエネルギ
ーロスの防止(省エネルギー)が実現されるものとな
る。すなわち、外気風圧やダンパ抵抗、機内静圧等の要
素によらず、一定の外気量の確保が可能となり、外気量
の過剰や不足が生じないものとなる。
P,濃度SP<最小SPであれば、最小SPに実風量値
PVが近づくように還気ダンパ6が制御され、外気取り
入れ量が実風量で調整されるものとなり、最小外気取り
入れ制御の際の室内居住域の空気質確保およびエネルギ
ーロスの防止(省エネルギー)が実現されるものとな
る。すなわち、外気風圧やダンパ抵抗、機内静圧等の要
素によらず、一定の外気量の確保が可能となり、外気量
の過剰や不足が生じないものとなる。
【0026】〔CO2 濃度確保制御〕第1の風量決定部
9−1は、中央監視盤からの最小外気取り入れ設定値を
入力とし、この最小外気取り入れ設定値とVAV,CA
Vの運転台数から、系統に必要な最小SPを決定する。
第2の風量決定部9−2は、給気温度の設定値Tspと
給気温度の測定値TpvとからPID演算によって外冷
SPを決定する。第3の風量決定部9−3は、制御対象
部位のCO2 濃度設定値CspとCO2濃度測定値Cp
vとからPID演算によって濃度SPを決定する。
9−1は、中央監視盤からの最小外気取り入れ設定値を
入力とし、この最小外気取り入れ設定値とVAV,CA
Vの運転台数から、系統に必要な最小SPを決定する。
第2の風量決定部9−2は、給気温度の設定値Tspと
給気温度の測定値TpvとからPID演算によって外冷
SPを決定する。第3の風量決定部9−3は、制御対象
部位のCO2 濃度設定値CspとCO2濃度測定値Cp
vとからPID演算によって濃度SPを決定する。
【0027】風量決定部9−1,9−2,9−3からの
最小SP,外冷SP,濃度SPはハイセレクト部9−4
へ与えられる。ハイセレクト部9−4は、供与される最
小SP,外冷SP,濃度SPの中から最も大きいものを
選択し、外気取り入れ風量設定値SPとして出力する。
この場合、最小SP,外冷SP<濃度SPとすれば、濃
度SPが選択され、ダンパ制御部9−8へ与えられる。
なお、外冷禁止時には、外冷SPが0とされるので、最
小SP<濃度SPのとき、濃度SPが選択される。
最小SP,外冷SP,濃度SPはハイセレクト部9−4
へ与えられる。ハイセレクト部9−4は、供与される最
小SP,外冷SP,濃度SPの中から最も大きいものを
選択し、外気取り入れ風量設定値SPとして出力する。
この場合、最小SP,外冷SP<濃度SPとすれば、濃
度SPが選択され、ダンパ制御部9−8へ与えられる。
なお、外冷禁止時には、外冷SPが0とされるので、最
小SP<濃度SPのとき、濃度SPが選択される。
【0028】ダンパ制御部9−8は、ハイセレクト部9
−4からの濃度SPと実風量値演算部9−7からの実風
量値PVとが一致するように、外気ダンパ4および排気
ダンパ5を全閉としたうえ、還気ダンパ6を制御する。
なお、この場合、全熱交換器1はONとされ、全熱交換
器1を通して外気が取り入れられる。これにより、外気
冷房制御時や最小外気取り入れ制御時の室内居住域のC
O2 濃度の異常上昇に対しても、これを確実に抑えるこ
とができるようになる。
−4からの濃度SPと実風量値演算部9−7からの実風
量値PVとが一致するように、外気ダンパ4および排気
ダンパ5を全閉としたうえ、還気ダンパ6を制御する。
なお、この場合、全熱交換器1はONとされ、全熱交換
器1を通して外気が取り入れられる。これにより、外気
冷房制御時や最小外気取り入れ制御時の室内居住域のC
O2 濃度の異常上昇に対しても、これを確実に抑えるこ
とができるようになる。
【0029】なお、この実施の形態では、第3の風量決
定部9−3を設けるようにしたが、これは必ずしも設け
なくてもよい。すなわち、第3の風量決定部9−3を省
略し、第1の風量決定部9−1と第2の風量決定部9−
2とを設けるのみの構成としてもよい。
定部9−3を設けるようにしたが、これは必ずしも設け
なくてもよい。すなわち、第3の風量決定部9−3を省
略し、第1の風量決定部9−1と第2の風量決定部9−
2とを設けるのみの構成としてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、第1発明では、外気取り入れ設定値を最
小外気取り入れ設定値とした場合、この最小外気取り入
れ設定値に基づいて最小外気取り入れ風量設定値(最小
SP)が決定され、また給気温度の設定値と測定値とに
基づいて外気取り入れ風量設定値(外冷SP)が決定さ
れ、最小SP<外冷SPであれば外冷SPに実風量値が
近づくようにダンパが制御され、外冷SP<最小SPで
あれば最小SPに実風量値が近づくようにダンパが制御
され、外気取り入れ量が実風量で調整されるものとな
り、外気冷房制御の際の系の安定化と制御性の向上、最
小外気取り入れ制御の際の室内居住域の空気質確保およ
びエネルギーロスの防止(省エネルギー)を実現するこ
とができるようになる。
発明によれば、第1発明では、外気取り入れ設定値を最
小外気取り入れ設定値とした場合、この最小外気取り入
れ設定値に基づいて最小外気取り入れ風量設定値(最小
SP)が決定され、また給気温度の設定値と測定値とに
基づいて外気取り入れ風量設定値(外冷SP)が決定さ
れ、最小SP<外冷SPであれば外冷SPに実風量値が
近づくようにダンパが制御され、外冷SP<最小SPで
あれば最小SPに実風量値が近づくようにダンパが制御
され、外気取り入れ量が実風量で調整されるものとな
り、外気冷房制御の際の系の安定化と制御性の向上、最
小外気取り入れ制御の際の室内居住域の空気質確保およ
びエネルギーロスの防止(省エネルギー)を実現するこ
とができるようになる。
【0031】また第2発明では、外気取り入れ設定値を
最小外気取り入れ設定値とした場合、この最小外気取り
入れ設定値に基づいて最小外気取り入れ風量設定値(最
小SP)が決定され、また給気温度の設定値と測定値と
に基づいて外気取り入れ風量設定値(外冷SP)が決定
され、また制御対象部位のCO2 濃度設定値とCO2濃
度測定値とに基づいて外気取り入れ風量設定値(濃度S
P)が決定され、最小SP,濃度SP<外冷SPであれ
ば外冷SPに実風量値が近づくようにダンパが制御さ
れ、外冷SP,濃度SP<最小SPであれば最小SPに
実風量値が近づくようにダンパが制御され、外冷SP,
最小SP<濃度SPであれば濃度SPに実風量値が近づ
くようにダンパが制御され、第1発明の効果に加えて、
室内居住域のCO2 濃度の上昇を確実に抑えることが可
能となる。
最小外気取り入れ設定値とした場合、この最小外気取り
入れ設定値に基づいて最小外気取り入れ風量設定値(最
小SP)が決定され、また給気温度の設定値と測定値と
に基づいて外気取り入れ風量設定値(外冷SP)が決定
され、また制御対象部位のCO2 濃度設定値とCO2濃
度測定値とに基づいて外気取り入れ風量設定値(濃度S
P)が決定され、最小SP,濃度SP<外冷SPであれ
ば外冷SPに実風量値が近づくようにダンパが制御さ
れ、外冷SP,濃度SP<最小SPであれば最小SPに
実風量値が近づくようにダンパが制御され、外冷SP,
最小SP<濃度SPであれば濃度SPに実風量値が近づ
くようにダンパが制御され、第1発明の効果に加えて、
室内居住域のCO2 濃度の上昇を確実に抑えることが可
能となる。
【図1】 本発明を適用してなる空調制御システムの要
部を示すブロック図である。
部を示すブロック図である。
【図2】 外冷SPおよび濃度SPの決定状況を示す図
である。
である。
【図3】 外気冷房制御時の各ダンパの制御状況を示す
図である。
図である。
【図4】 最小外気取り入れ制御時の各ダンパの制御状
況を示す図である。
況を示す図である。
1…全熱交換器、2…送風機、3…排風機、4…外気ダ
ンパ、5…排気ダンパ、6…還気ダンパ、7…風速セン
サ、8…給気温度センサ、9…外気取り入れ制御装置、
9−1…第1の風量決定部、9−2…第2の風量決定
部、9−3…第3の風量決定部、9−4…ハイセレクト
部、9−5…風速演算部、9−6…風量演算部、9−7
…実風量値演算部、9−8…ダンパ制御部。
ンパ、5…排気ダンパ、6…還気ダンパ、7…風速セン
サ、8…給気温度センサ、9…外気取り入れ制御装置、
9−1…第1の風量決定部、9−2…第2の風量決定
部、9−3…第3の風量決定部、9−4…ハイセレクト
部、9−5…風速演算部、9−6…風量演算部、9−7
…実風量値演算部、9−8…ダンパ制御部。
Claims (2)
- 【請求項1】 外気取り入れ設定値に基づいて外気取り
入れ風量設定値を決定する第1の風量決定手段と、 給気温度の設定値と測定値とに基づいて外気取り入れ風
量設定値を決定する第2の風量決定手段と、 前記第1および第2の風量設定手段によって決定された
外気取り入れ風量設定値の中から最も大きな外気取り入
れ風量設定値を選択するハイセレクト手段と、 このハイセレクト手段によって選択された外気取り入れ
風量設定値に実風量値を近づけるようにダンパを制御す
るダンパ制御手段とを備えたことを特徴とする外気取り
入れ制御装置。 - 【請求項2】 外気取り入れ設定値に基づいて外気取り
入れ風量設定値を決定する第1の風量決定手段と、 給気温度の設定値と測定値とに基づいて外気取り入れ風
量設定値を決定する第2の風量決定手段と、 制御対象部位のCO2 濃度設定値とCO2 濃度測定値と
に基づいて外気取り入れ風量設定値を決定する第3の風
量決定手段と、 前記第1,第2および第3の風量設定手段によって決定
された外気取り入れ風量設定値の中から最も大きな外気
取り入れ風量設定値を選択するハイセレクト手段と、 このハイセレクト手段によって選択された外気取り入れ
風量設定値に実風量値を近づけるようにダンパを制御す
るダンパ制御手段とを備えたことを特徴とする外気取り
入れ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8006412A JPH09196437A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 外気取り入れ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8006412A JPH09196437A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 外気取り入れ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09196437A true JPH09196437A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11637662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8006412A Pending JPH09196437A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 外気取り入れ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09196437A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000043715A1 (en) * | 1999-01-22 | 2000-07-27 | Honeywell Inc. | Enhanced economizer controller |
KR101330986B1 (ko) * | 2011-01-28 | 2013-11-18 | 아즈빌주식회사 | 공조 제어 장치 및 방법 |
CN106352494A (zh) * | 2016-10-10 | 2017-01-25 | 青岛海信日立空调系统有限公司 | 一种联动环境调节系统及其控制方法 |
JP2017096592A (ja) * | 2015-11-27 | 2017-06-01 | 株式会社麹町エンジニアリング | 空調機の制御方法 |
CN108253600A (zh) * | 2018-01-11 | 2018-07-06 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器的控制方法和空调器 |
CN112665085A (zh) * | 2019-10-16 | 2021-04-16 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空气净化系统及空气净化方法、控制装置和可读存储介质 |
-
1996
- 1996-01-18 JP JP8006412A patent/JPH09196437A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000043715A1 (en) * | 1999-01-22 | 2000-07-27 | Honeywell Inc. | Enhanced economizer controller |
KR101330986B1 (ko) * | 2011-01-28 | 2013-11-18 | 아즈빌주식회사 | 공조 제어 장치 및 방법 |
JP2017096592A (ja) * | 2015-11-27 | 2017-06-01 | 株式会社麹町エンジニアリング | 空調機の制御方法 |
CN106352494A (zh) * | 2016-10-10 | 2017-01-25 | 青岛海信日立空调系统有限公司 | 一种联动环境调节系统及其控制方法 |
CN108253600A (zh) * | 2018-01-11 | 2018-07-06 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器的控制方法和空调器 |
CN108253600B (zh) * | 2018-01-11 | 2020-03-27 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器的控制方法和空调器 |
CN112665085A (zh) * | 2019-10-16 | 2021-04-16 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空气净化系统及空气净化方法、控制装置和可读存储介质 |
CN112665085B (zh) * | 2019-10-16 | 2022-07-08 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空气净化系统及空气净化方法、控制装置和可读存储介质 |
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