JPH07151419A - ヒートポンプ装置 - Google Patents

ヒートポンプ装置

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JPH07151419A
JPH07151419A JP29922193A JP29922193A JPH07151419A JP H07151419 A JPH07151419 A JP H07151419A JP 29922193 A JP29922193 A JP 29922193A JP 29922193 A JP29922193 A JP 29922193A JP H07151419 A JPH07151419 A JP H07151419A
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JP
Japan
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temperature
heat
target
condenser
heating
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Application number
JP29922193A
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English (en)
Inventor
Kaoru Hamada
薫 浜田
Hiroshi Yamakawa
山川  洋
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 放熱用凝縮器Cdoと、加熱用凝縮器Cdiと、
冷却用蒸発器Evと、放熱用凝縮器Cdoの放熱効率を調
整する放熱効率調整手段F1,F2,vRとが設けら
れ、加熱用凝縮器Cdoにおける冷媒凝縮温度の検出情
報、又は、その冷媒凝縮温度に関連する情報Pcに基づ
いて、加熱用凝縮器Cdoにおける冷媒凝縮温度が目標凝
縮温度になるように放熱効率調整手段F1,F2,vR
を制御する凝縮温度制御手段105とが設けられている
ヒートポンプ装置。 【効果】 加熱対象を目標加熱温度に加熱するのに適し
た冷媒凝縮温度を維持できるから、常に、加熱対象を効
率良く安定的に目標加熱温度に加熱することができるヒ
ートポンプ装置を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮機から分配供給さ
れる高圧ガス冷媒を凝縮させて放熱源に対し放熱する放
熱用凝縮器と、前記圧縮機から分配供給される高圧ガス
冷媒を凝縮させて加熱対象を加熱する加熱用凝縮器と、
それら放熱用凝縮器及び加熱用凝縮器から送出される凝
縮冷媒を蒸発させて冷却対象を冷却する冷却用蒸発器
と、前記放熱用凝縮器と加熱用凝縮器とに対する高圧ガ
ス冷媒の分配比を調整する分配比調整手段と、前記冷却
対象が目標冷却温度になるように前記圧縮機の回転数を
制御する冷却量制御手段と、前記加熱対象が目標加熱温
度になるように前記分配比調整手段を制御する加熱量制
御手段とが設けられたヒートポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のヒートポンプ装置におい
ては、冷却対象が目標冷却温度になるように圧縮機の回
転数が調整制御され、また、加熱対象が目標加熱温度に
なるように放熱用凝縮器と加熱用凝縮器とに対する高圧
ガス冷媒の分配比が調整制御される結果として、加熱用
凝縮器における冷媒凝縮温度が成り行き的に変化する構
成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冷媒凝
縮温度が成り行き的に変化する結果、冷媒凝縮温度が目
標加熱温度よりは高いものの両温度の温度差が小となっ
て加熱対象を効率良く適確に加熱できなくなったり、
又、最悪の場合には、冷媒凝縮温度が加熱対象の目標加
熱温度よりも低くなって、加熱対象を目標加熱温度に加
熱することがそもそも不可能になるといった事態を招く
場合もあった。本発明の目的は、上記従来欠点を解消す
る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるヒートポン
プ装置の第一の特徴構成は、前記放熱用凝縮器の放熱効
率を調整する放熱効率調整手段と、前記加熱用凝縮器に
おける冷媒凝縮温度の検出情報、又は、その冷媒凝縮温
度に関連する情報に基づいて、前記加熱用凝縮器におけ
る冷媒凝縮温度が目標凝縮温度になるように前記放熱効
率調整手段を制御する凝縮温度制御手段とが設けられて
いる点にある。
【0005】本発明によるヒートポンプ装置の第二、第
三、第四及び第五の特徴構成は、第一の特徴構成を実施
する際の好適な具体構成を特定するもので、
【0006】第二の特徴構成は、前記の目標加熱温度を
変更する加熱温度変更手段と、その加熱温度変更手段に
よる目標加熱温度の変更に応じて前記の目標凝縮温度を
変更する凝縮温度変更手段とが設けられている点にあ
る。
【0007】第三の特徴構成は、前記凝縮温度制御手段
は、圧縮機吐出圧力の検出情報を冷媒凝縮温度に関連す
る情報として、その圧縮機吐出圧力の検出情報に基づ
き、圧縮機吐出圧力が前記の目標凝縮温度に対応する目
標圧力になるように前記放熱効率調整手段を制御する構
成としてある点にある。
【0008】第四の特徴構成は、前記放熱効率調整手段
は、前記放熱用凝縮器に対し放熱対象空気を通風するフ
ァンの送風量を調整して、前記放熱用凝縮器の放熱効率
を調整する構成としてある点にある。
【0009】第五の特徴構成は、前記放熱効率調整手段
は、前記放熱用凝縮器を構成する熱交換器の伝熱面積を
調整して、前記放熱用凝縮器の放熱効率を調整する構成
としてある点にある。
【0010】
【作用】本発明の第一の特徴構成によれば、放熱用凝縮
器の放熱効率を調節することによって、加熱用凝縮器の
冷媒凝縮温度を目標凝縮温度に制御するから、圧縮機の
回転数調整や、放熱用凝縮器と加熱用凝縮器とに対する
冷媒分配比調整にかかわらず、加熱対象を目標加熱温度
に加熱するのに適した冷媒凝縮温度を維持できる。
【0011】すなわち、放熱用凝縮器の放熱効率が変化
すれば、ヒートポンプ・サイクルにおいて過冷却量の変
化や圧縮機吐出圧力の変化を伴う形態で、加熱用凝縮器
の冷媒凝縮温度が変化するから、放熱用凝縮器の放熱効
率を調節することによって加熱用凝縮器の冷媒凝縮温度
を調節することができ、これによって、加熱対象を目標
加熱温度に加熱するのに適した冷媒凝縮温度を維持でき
る。
【0012】第二の特徴構成によれば、加熱温度変更手
段により変更される目標加熱温度に応じて、前記目標凝
縮温度を変更するから、圧縮機の回転数調整や、放熱用
凝縮器と加熱用凝縮器とに対する冷媒分配比調整にかか
わらず、また、目標加熱温度の変更にかかわらず、目標
加熱温度と冷媒凝縮温度との温度差を加熱対象の加熱に
好適な温度差に維持できる。
【0013】第三の特徴構成によれば、圧縮機吐出圧力
の検出情報を冷媒凝縮温度に関連する情報として、その
圧縮機吐出圧力の検出情報に基づき、圧縮機吐出圧力が
目標凝縮温度に対応する目標圧力になるように放熱効率
調整手段を制御する構成としてあるから、例えば、未凝
縮の高圧気相冷媒と凝縮液相冷媒とが混在することにな
る凝縮器に温度センサを設置して直接冷媒温度を検出す
る場合などに比較して、正確に冷媒凝縮温度を把握する
ことができ、従って、適切に放熱効率調整手段を制御す
ることができる。
【0014】第四の特徴構成によれば、放熱効率調整手
段を、放熱用凝縮器に対し放熱対象空気を通風するファ
ンの送風量を調整して、放熱用凝縮器の放熱効率を調整
する構成としてあるから、放熱用凝縮器そのものの構造
は、簡単にすることができる。
【0015】第五の特徴構成によれば、放熱効率調整手
段を、放熱用凝縮器を構成する熱交換器の伝熱面積を調
整して、放熱用凝縮器の放熱効率を調整する構成として
あるから、例えば、複数の放熱用凝縮器がある場合に
は、その稼動台数を調整したり、大小複数種類の放熱用
熱交換器がある場合には、接続を切り換えたりすること
によって、放熱効率を簡単に調整することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の第一の特徴構成によれば、加熱
用凝縮器において、冷媒凝縮温度と加熱対象の目標加熱
温度との温度差が過小となったり、また、冷媒凝縮温度
が目標加熱温度より低くなったりすることを回避できる
ことで、加熱対象を効率良く安定的に目標加熱温度に加
熱することができるヒートポンプ装置を提供することが
できる。
【0017】第二の特徴構成によれば、加熱用凝縮器に
おいて、冷媒凝縮温度と、加熱対象の目標加熱温度との
温度差を適当な温度差に維持できることで、加熱対象の
目標加熱温度に比べ極端に高い冷媒凝縮温度とすること
に伴う圧縮機の効率低下や加熱用凝縮器での熱交換によ
る有効エネルギ損失の増大も回避でき、これにより、エ
ネルギ節減の面で一層有利な状態で加熱対象を効率良く
安定的に目標加熱温度に加熱できるヒートポンプ装置を
提供することができる。
【0018】第三の特徴構成によれば、正確に冷媒凝縮
温度を検出することができ、適切に放熱効率調整手段を
制御することができるから、上述の第一ないし第二特徴
構成の効果をより適確に得ることができる。
【0019】第四の特徴構成によれば、放熱効率調整手
段の構造及び制御構成を、簡単にすることができるか
ら、製造が容易で、コスト・パフォーマンスが良好なヒ
ートポンプ装置を提供することができる。
【0020】第五の特徴構成によれば、放熱用凝縮器の
放熱効率を簡単に調整することができるから、放熱効率
調整手段の構造及び制御構成を、簡単にすることができ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、セパレート型空調装置を示し、Uoは室
外機、Uiは室内機であり、これら室外機Uoと室内機
Uiとは、高圧ガス冷媒Rhを通流する高圧ガス管Gh
と、低圧ガス冷媒Rcを通流する低圧ガス管Gcと、液
冷媒Rwを通流する液管Wとで接続されている。
【0022】室外機Uoには、外気OAに対して吸放熱
を行う第一熱交換器N1及び第二熱交換器N2と、それ
ら第一、第二熱交換器N1,N2に対して外気OAを通
風する外気ファンF1,F2と、圧縮機Cmp及びアキ
ュムレータAcと、レシーバRと、第一熱交換器N1に
対する第一膨張弁ex1と、第二熱交換器N2に対する
第二膨張弁ex2とが備えられている。
【0023】室内機Uiには、給気ダクトdaを通して
ペリメータゾーンPeri へ給気SApを給送する第一給
気ファンF3と、給気ダクトdbを通してインテリアゾ
ーンInte へ給気SAiを給送する第二給気ファンF4
と、ペリメータゾーンPeriへの給気SApを調整対象
とする第三熱交換器N3と、インテリアゾーンInteへ
の給気SAiを調整対象とする上流側第四熱交換器N4
及び下流側第五熱交換器N5と、第三熱交換器N3に対
する第三膨張弁ex3、第四熱交換器N4に対する第四
膨張弁ex4及び第五熱交換器N5に対する第五膨張弁
ex5とが備えられ、また、、インテリアゾーンInte
及びペリメータゾーンPeri からの還気RAを導く還気
ダクトdcが接続されている。
【0024】第一〜第五膨張弁ex1〜ex5は、それ
らの弁の夫々に対応する熱交換器N1〜N5に向かって
液冷媒Rwが通流するときには、本来の冷媒膨張手段と
して機能し、夫々に対応する熱交換器N1〜N5から離
れる側に向かって液冷媒Rwが通流するときには、単に
流量調整弁として機能するように構成されている。
【0025】v1からv9は、後述の運転モードに応じ
て、第一乃至第五熱交換器N1〜N5のうち、凝縮器C
dとして機能させるものと、蒸発器Evとして機能させ
るものと、さらに冷媒通過を断って休止させるものとを
選択的に切り換えるための切換弁である。
【0026】室外機Uoの弁vRは、第一及び第二熱交
換器N1,N2について、それら第一及び第二熱交換器
N1,N2の両方に冷媒を通過させる状態と、第二熱交
換器N2への冷媒通過を断って第一熱交換器N1にのみ
冷媒を通過させる状態とに冷媒経路を切り換えること
で、第一及び第二熱交換器N1,N2の全体としての外
気OAとの熱交換能力を切り換える切換弁であり、ま
た、vcは、逆止弁である。
【0027】室内機Uiの第四熱交換器N4と第五熱交
換器N5とは、空気流れ方向で下流側の第五熱交換器N
5を凝縮器Cdとして機能させ、且つ、空気流れ方向で
上流側の第四熱交換器N4を蒸発器Evとして機能させ
ることで、インテリアゾーンInte に対する除湿温調運
転が行えるように構成されている。
【0028】室外機Uoには、本セパレート型空調装置
の各種運転動作を制御する制御部Hが備えられている。
制御部Hは、マイクロコンピュータを主要部として構成
され、内蔵させるソフト・ウェアによって、種々の制御
動作が行えるように構成されている。
【0029】給気ダクトda及び給気ダクトdbの夫々
には、給気SAp及び給気SAiの温度Tp及びTiを
検出する温度センサS3及びS4が設けられている。圧
縮機Cmpの吐出口には、圧縮機Cmpの吐出圧力Pc
を検出する吐出圧力センサS5が設けられている。
【0030】同図1には、室外機Uoの第一熱交換器N
1と室内機Uiの第三熱交換器N3とを凝縮器Cdとし
て機能させ、且つ、室内機Uiの第四熱交換器N4を蒸
発器Evとして機能させて、外気OAに対して放熱を行
いながら、ペリメータゾーンPeri への給気SApを加
熱温調し、且つ、インテリアゾーンInte への給気SA
iを冷却温調する「冷暖同時モード」の運転状態が示さ
れている。
【0031】具体的冷媒流れとしては、圧縮機Cmpに
より圧縮された高圧ガス冷媒Rh(図中、黒塗りの太線
で示す)は、切換弁V1及びv2を通って分岐され、一
方は、第一熱交換器N1に、他方は、高圧ガス管Gh及
び切換弁v4を通って第三熱交換器N3に分配供給され
て凝縮され、第一熱交換器N1では放熱、第三熱交換器
N3では加熱温調が行われる。
【0032】第一熱交換器N1及び第三熱交換器N3へ
の高圧ガス冷媒Rhの分配比は、流量調整弁として機能
する第一膨張弁ex1及び第三膨張弁ex3の開度調整
により調整されている。
【0033】第一熱交換器N1から送出された凝縮液冷
媒Rw(図中、ハッチングを施した太線で示す)は、流
量調整弁として機能する第一膨張弁ex1及び液管Wを
通って室内機Uiに送給され、第三熱交換器N3から送
出され流量調整弁として機能する第三膨張弁ex3を通
過してきた凝縮液冷媒Rwと合流する。合流した凝縮液
冷媒Rwは、本来の冷媒膨張手段として機能する第四膨
張弁ex4を通って減圧膨張されたのち、第四熱交換器
N4にて蒸発され、冷却温調が行われる。
【0034】第四熱交換器N4から送出される蒸発低圧
ガス冷媒Rc(図中、白抜きの太線で示す)は、切換弁
v8及び低圧ガス管Gcを通って室外機Uoに送給さ
れ、アキュムレータAcを通過して圧縮機Cmpに戻さ
れる。(なお、図中、黒塗りの弁は、閉弁状態を示
す。) このようにしてヒートポンプ回路が構成されている。
【0035】従って、図1に示す運転状態においては、
第一熱交換器N1が、圧縮機Cmpから分配供給される
高圧ガス冷媒Rhを凝縮させて放熱源としての外気OA
に対し放熱する放熱用凝縮器Cdoとして構成され、第三
熱交換器N3が、圧縮機Cmpから分配供給される高圧
ガス冷媒Rhを凝縮させて加熱対象としての給気SAp
を加熱する加熱用凝縮器Cdiとして構成され、第四熱交
換器N4が、それら放熱用凝縮器Cdo及び加熱用凝縮器
Cdiから送出される凝縮冷媒としての液冷媒Rwを蒸発
させて冷却対象としての給気SAiを冷却する冷却用蒸
発器Evとして構成され、第一膨張弁ex1及び第三膨
張弁ex3が、放熱用凝縮器Cdoと加熱用凝縮器Cdiと
に対する高圧ガス冷媒Rhの分配比を調整する分配比調
整手段として構成されている。
【0036】図2に示すように、第三熱交換器N3にて
加熱温調された給気SAp、及び、第四熱交換器N4に
て冷却温調された給気SAiは、給気ダクトda及び給
気ダクトdbにより、それぞれペリメータゾーンPeri
及びインテリアゾーンInteに送給されるように構成さ
れている。ペリメータゾーンPeri 及びインテリアゾー
ンInte に対する給気ダクトda及び給気ダクトdbの
分岐接続路には、夫々、ダンパーの開度調節により給気
SAp又は給気SAiの送風量を調整する複数の変風量
装置Vav1及びVav2が備えられている。
【0037】変風量装置Vav1及びVav2には、夫々、
ダンパーの開度調節を行うコントローラcv1又はcv
2と、送風量Qを検出する風量センサS6又はS7と、
夫々の空調対象領域の温度を検出する温度センサS1又
はS2と、夫々の空調対象領域の目標温度を設定する目
標温度設定器r1又はr2とが備えられている。
【0038】コントローラcv1及びcv2は、供給さ
れる給気が加熱温調の場合には、図3に示すグラフに従
って、又は、供給される給気が冷却温調の場合には、図
4に示すグラフに従って、温度センサS1又はS2の検
出温度と目標温度設定器r1又はr2の設定目標温度と
の偏差Δt(検出温度−設定目標温度)に基づいて、夫
々、目標風量Qmを設定する。そして、複数の変風量装
置Vav1,Vav2の夫々が、独自に、検出送風量Qが目
標風量Qmになるように、ダンパー開度を増減調節する
ように構成されている。
【0039】また、コントローラcv1,cv2は、室
外機Uoに備えられている制御部Hに対して、後述す
る、各種制御情報を送信するように構成されている。
【0040】図1に示す「冷暖同時モード」の運転形態
においては、ペリメータゾーンPeri の変風量装置Vav
1のコントローラcv1は、図3に示すグラフに従って
目標風量Qmを設定し、インテリアゾーンInte の変風
量装置Vav2のコントローラcv2は、図4に示すグラ
フに従って目標風量Qmを設定する。
【0041】ペリメータゾーンPeri 及びインテリアゾ
ーンInte からの還気RAは、還気ダクトdcによって
室外機Uiに戻されるように構成されている。
【0042】図5には、本セパレート型空調装置の制御
部Hが示されている。制御部Hには、前記の「冷暖同時
モード」における制御の機能として、室内機Uiの給気
ファンF3及びF4の回転数を制御する給気ファン制御
手段101と、目標冷却温度としての給気SAiの設定
給気温度Tsi、及び、目標加熱温度としての給気SAp
の設定給気温度Tspを変更調節する設定給気温度制御手
段102と、圧縮機Cmpの回転数を調整することによ
って第四熱交換器N4の冷却量を制御する冷却量制御手
段103と、第一、第二膨張弁ex1,ex2及び第三
膨張弁ex3の弁開度を調整することによって第三熱交
換器N3の加熱量を制御する加熱量制御手段104と、
切換弁vRの断続、及び、外気ファンF1,F2の回転
数を調整することにより第三熱交換器N3における凝縮
温度を制御する凝縮温度制御手段105とが構成されて
いる。この他、制御部Hは、各種機器や各種弁の動作の
制御を行って、運転の開始停止動作や運転モードの切換
制御などを行うように構成されている。
【0043】給気ファン制御手段101は、変風量装置
Vav1及びVav2のコントローラcv1及びcv2から
送られてくる変風量装置のダンパー情報に基づいて給気
ファンF3又はF4の回転数を制御して、変風量装置V
av1及びVav2に対して適切な送風量の給気SAp及び
SAiを送風するように構成されている。
【0044】変風量装置からのダンパー情報は、ダンパ
ーの開度、及び、ダンパーの動きを表す情報により構成
される。図6に示すように、ダンパーの開度は、パーセ
ント表示の数値により表される。ダンパーの動きを表す
情報は、ダンパーの開度が0〜84パーセントのとき、
85〜99パーセントのとき、及び、100パーセント
のときの夫々において、ダンパーが開きつつある場合
(OPEN)、閉じつつある場合(CLOSE)、及
び、ダンパーが静止している場合(STOP)の3つの
状態に場合分けされ、夫々の状態について、「UP」、
「DOWN」、「OK1」及び「OK2」の4種類の信
号が割り当てられる。(なお、ダンパーが強制全閉状態
にされているときにも、「OK2」が割り付けられ
る。)
【0045】給気ファン制御手段101は、図7に示す
フローチャートに従って、給気ファンF3又はF4の回
転数を以下のように制御する。まず、ステップ1に示す
ように、全てのコントローラcv1又は全てのコントロ
ーラcv2の信号が受信されるに伴って信号の内容を検
査し、ステップ2に示すように、複数の変風量装置Vav
1又はVav2のうち一台でも「UP」信号が有れば、ス
テップ3に示すように、給気ファンF3又はF4の回転
数を上昇させる。又、「UP」信号が一台も無く、且
つ、ステップ4に示すように、「OK1」信号が一台も
無い場合、すなわち、全ての変風量装置Vav1又はVav
2が「DOWN」信号又は「OK2」信号のどちらかで
ある場合には、ステップ5に示すように、給気ファンF
3又はF4の回転数を下降させる。その他の場合には、
現状を維持する。
【0046】そして、前記ステップ3及び前記ステップ
5における給気ファンF3又はF4の回転数の上昇スピ
ード及び下降スピードは、図8のグラフに示すように、
「UP」信号又は「DOWN」信号を送信している変風
量装置Vav1又はVav2の台数に比例して、台数が多い
ほど迅速に変更され、台数が少ないほど徐々に変更され
るように設定されている。
【0047】設定給気温度制御手段102は、前記コン
トローラcv1及びcv2の夫々から送られてくるペリ
メータゾーンPeri 又はインテリアゾーンInte の室温
の状態を表す情報に基づいて、給気SApの設定給気温
度Tsp及び給気SAiの設定給気温度Tsiを変更調節す
るように構成されている。
【0048】室温の状態を表す情報は、図9に示すよう
に、「OVER」、「不足」、又は、「OK」の3種類
のいずれかの信号で構成され、コントローラcv1又は
cv2の目標風量Qmの状態に応じて割り当てられてい
る。ただし、「OVER」信号は、コントローラcv1
又はcv2が加熱温調時の送風量Qを制御している場合
(すなわち、図3に従って目標風量Qmを設定している
場合)には、室温が設定目標温度よりも1℃以上高いこ
とを表し、冷却温調時の送風量Qを制御している場合
(すなわち、図4に従って目標風量Qmを設定している
場合)には、室温が設定目標温度よりも1℃以上低いこ
とを表している。「不足」信号も、上記の場合と同様
に、加熱温調か冷却温調かによって、表す室温の状態を
異にする。なお、強制的に最大風量に設定されている変
風量装置には、そのまま「不足」信号が割り当てられ、
強制全閉状態の変風量装置の信号は、後述するように、
設定給気温度の制御において無視される。
【0049】図1に示される本実施例の「冷暖同時モー
ド」の運転形態においては、コントローラcv1の信号
によって、給気SApの設定給気温度Tspの制御が行わ
れ、コントローラcv2の信号によって、給気SAiの
設定給気温度Tsiの制御が行われる。
【0050】設定給気温度制御手段102は、図10に
示すフローチャートに従って、給気SApの設定給気温
度Tsp及び給気SAiの設定給気温度Tsiを、以下のよ
うに変更調節する。まず、ステップ1に示すように、全
てのコントローラcv1又は全てのコントローラcv2
の信号が受信されるに伴って信号の内容を検査し、ステ
ップ2に示すように、強制全閉状態の変風量装置Vav1
又はVav2の台数を計測し、全台数から強制全閉状態の
台数を差し引いた残り台数を100パーセントに設定す
る。そして、ステップ3に示すように、強制全閉状態の
台数のパーセント値xを求める。
【0051】次に、ステップ4に示すように、「OVE
R」信号の台数を計測し、「OVER」信号の台数のパ
ーセント値aを算出し、ステップ5に示すように、「不
足」信号の台数を計測し、「不足」信号の台数のパーセ
ント値bを算出する。
【0052】そして、ステップ6に示すように、yを、
「OVER」信号及び「不足」信号が同時に入ったとき
の優先させる倍数として、2を代入し、ステップ7及び
ステップ8に示すように、a≧x、且つ、a≧y・bの
ときには、ステップ9に示すように、加熱温調(暖房)
の制御ならば、設定給気温度Tsp又はTsiを1℃下降さ
せ、冷却温調(冷房)の制御ならば、設定給気温度Tsp
又はTsiを1℃上昇させる。
【0053】また、ステップ10及びステップ11に示
すように、b≧x、且つ、b≧y・aのときには、ステ
ップ12に示すように、加熱温調の制御ならば、設定給
気温度Tsp又はTsiを1℃上昇させ、冷却温調の制御な
らば、設定給気温度Tsp又はTsiを1℃下降させる。
【0054】それ以外の場合には、現状が維持され、上
記の制御動作が、所定の時間毎に、随時繰り返される。
このようにして、設定給気温度Tsp及び設定給気温度T
siは、ペリメータゾーンPeri 又はインテリアゾーンI
nte の室温の状態に応じて、常に、自動的に変更調節さ
れる。
【0055】従って、設定給気温度制御手段102は、
目標加熱温度としての設定給気温度Tspを変更する加熱
温度変更手段として構成されている。
【0056】冷却量制御手段103は、図5に示すよう
に、給気ダクトdbに設けられた温度センサS4の検出
情報に基づいて、給気SAiの温度Tiが前記設定給気
温度Tsiになるように、循環させる冷媒量を調整すべく
圧縮機Cmpの回転数を調節することによって、第四熱
交換器N4の冷却量を制御するように構成されている。
【0057】加熱量制御手段104は、給気ダクトda
に設けられた温度センサS3の検出情報に基づいて、給
気SApの温度Tpが前記設定給気温度Tspになるよう
に、第一熱交換器N1と第三熱交換器N3とに対する高
圧ガス冷媒Ghの分配比を調整すべく流量調整弁として
機能する第一、第二膨張弁ex1,ex2及び第三膨張
弁ex3の弁開度を調節することによって、第三熱交換
器N3の加熱量を制御するように構成されている。
【0058】凝縮温度制御手段105は、圧縮機Cmp
の吐出圧力センサS5の検出情報に基づいて、圧縮機吐
出圧力Pcが目標凝縮温度に対応する目標圧力Pmcにな
るように、切換弁vR及び外気ファンF1,F2の回転
数を制御するように構成されている。
【0059】圧縮機吐出圧力Pcは、ヒートポンプ・サ
イクルにおいて凝縮器の冷媒凝縮圧力に相応するもので
あり、冷媒凝縮圧力は冷媒凝縮温度に対応しているの
で、圧縮機吐出圧力Pcを、冷媒凝縮温度に関連する情
報として扱うことができる。
【0060】切換弁vRは、第二熱交換器N2を、放熱
用凝縮器Cdoとして機能する状態と機能しない状態とに
切り換えることができ、第一熱交換器N1及び第二熱交
換器N2を合わせた、放熱用凝縮器Cdoの全体としての
放熱効率を調節することができる。同様に、外気ファン
F1,F2は、回転数を調節することによって、放熱源
としての外気OAの通風量を調節することができ、放熱
効率を調節することができる。
【0061】従って、切換弁vRは、放熱用凝縮器Cdo
を構成する熱交換器N1,N2の伝熱面積を調整して、
放熱用凝縮器Cdoの放熱効率を調整する放熱効率調整手
段として構成され、外気ファンF1,F2は、放熱用凝
縮器Cdoに対し放熱対象空気としての外気OAを通風す
るファンF1,F2の送風量を調整して、放熱用凝縮器
Cdoの放熱効率を調整する放熱効率調整手段として構成
されている。
【0062】第一熱交換器N1及び第二熱交換器N2の
放熱効率が変化すると、高圧ガス管Ghの高圧ガス冷媒
Rhの圧力(すなわち、圧縮機吐出圧力Pc)が変化
し、第三熱交換器N3の冷媒凝縮圧力が変化するから、
結果として、第三熱交換器N3の冷媒凝縮温度を変化さ
せることができる。
【0063】従って、凝縮温度制御手段105は、第三
熱交換器N3における冷媒凝縮温度に関連する情報に基
づいて、第三熱交換器N3における冷媒凝縮温度が目標
凝縮温度になるように、切換弁vR及び外気ファンF
1,F2を制御するように構成されている。
【0064】目標凝縮温度に対応する目標圧力Pmcは、
図11に示すグラフに従って、加熱温調される給気の設
定給気温度、すなわち、本実施例においては、給気SA
pの設定給気温度Tspに基づいて設定される。同図のグ
ラフによって決定される目標圧力Pmcの値は、本実施例
の「冷暖同時モード」の運転形態において、第三熱交換
器N3の冷媒凝縮温度が設定給気温度Tspよりも高い所
定の温度になるようなヒートポンプの運転状態になるよ
うに設定されている値である。
【0065】横軸の設定給気温度Tspは、前述の設定給
気温度制御手段102によって設定され、変更調節され
ている。従って、凝縮温度制御手段105は、設定給気
温度制御手段102による設定給気温度Tspの変更に応
じて目標凝縮温度を変更する凝縮温度変更手段として構
成されている。
【0066】本実施例のヒートポンプ装置においては、
第四熱交換器N4を加熱用凝縮器Cdiとして機能させ、
第三熱交換器N3を冷却用蒸発器Evとして機能させる
場合にも、同様の制御を行うことができる。
【0067】なお、制御部Hによるヒートポンプ装置の
運転モードとしては、上記の「冷暖同時モード」以外
に、第一及び第二熱交換器N1及びN2が吸熱用蒸発器
Evとして機能する状態の暖房主体の「冷暖同時モー
ド」、インテリアゾーンInte 及びペリメータゾーンP
eri ともに暖房を行う「暖房モード」、インテリアゾー
ンInte 及びペリメータゾーンPeri ともに冷房を行う
「冷房モード」、などを実施できるように構成されてい
る。
【0068】〔別実施例〕放熱源は、外気OAに限ら
ず、他の気体、水などの液体、土壌などの固体、あるい
は、他の装置の温熱源など、適宜変更できる。加熱対象
及び冷却対象は、空調対象域への給気に限らず、暖房又
は冷房対象域そのもの、物品、又は、液体等でも良い。
【0069】上述の実施例において、高圧ガス冷媒Rh
の分配比を調整する分配比調整手段は、流量調整弁とし
て機能する第一、第二及び第三膨張弁ex1,ex2及
びex3にて構成されていたが、3方向弁などにて構成
されても良い。
【0070】上述の実施例において、凝縮温度制御手段
105は、目標凝縮温度を目標加熱温度Tspの変更に”
応じて”変更するように構成されていたが、目標凝縮温
度を、”目標加熱温度Tsp以上の一定の温度域”に調節
するように構成されても良い。
【0071】また、凝縮温度制御手段105は、圧縮機
吐出圧力Pcの検出情報に基づいて切換弁vR及び外気
ファンF1,F2を調整するように構成されていたが、
給気SAp,SAiの温度や外気OAの温度、圧縮機C
mpの回転数などの凝縮温度関連情報に基づいて、予め
設定されている数値対応表などにより、切換弁vR及び
外気ファンF1,F2を調整するように構成されても良
いし、加熱用凝縮器Cdiとして機能する熱交換器N3
に、冷媒凝縮温度を検出する温度センサなどが設けられ
て、検出冷媒凝縮温度に基づいて調整するように構成さ
れても良い。
【0072】放熱効率調整手段は、複数の外気ファンF
1,F2にて構成され、駆動される外気ファンの台数を
調節することによって、放熱効率を調整するように構成
されても良いし、駆動台数と回転数の両方によって調整
するように構成されても良い。
【0073】また、放熱用凝縮器Cdoは、大きさの異な
る2つの熱交換器N1及びN2にて構成され、運転形態
を切り換えることにより、伝熱面積を、小、大、両方の
3段階に変更するように構成されても良い。
【0074】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒートポンプ装置の全体構成を示す構成図
【図2】空調装置の全体構成を示す構成図
【図3】変風量装置の目標風量を示すグラフ
【図4】変風量装置の目標風量を示すグラフ
【図5】空調装置の制御部を示す説明図
【図6】変風量装置のダンパー情報を表す信号を示す表
【図7】給気ファン制御手段の制御動作を示すフローチ
ャート
【図8】ファン回転数の上昇スピード及び下降スピード
を示すグラフ
【図9】変風量装置からの室温の状態を表す信号を示す
【図10】設定給気温度制御手段の制御動作を示すフロ
ーチャート
【図11】凝縮温度制御手段の目標圧力を示すグラフ
【符号の説明】
Cdi 加熱用凝縮器 Cdo 放熱用凝縮器 Cmp 圧縮機 Ev 冷却用蒸発器 F1 放熱効率調整手段 F2 放熱効率調整手段 N1 熱交換器 N2 熱交換器 OA 放熱対象空気(放熱源) Pc 圧縮機吐出圧力(冷媒凝縮温度に関連する情
報) Pmc 目標圧力 Rh 高圧ガス冷媒 Rw 凝縮冷媒 SAi 冷却対象 SAp 加熱対象 Tsi 目標冷却温度 Tsp 目標加熱温度 ex1 分配比調整手段 ex2 分配比調整手段 ex3 分配比調整手段 vR 放熱効率調整手段 102 加熱温度変更手段 103 冷却量制御手段 104 加熱量制御手段 105 凝縮温度制御手段(凝縮温度変更手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(Cmp)から分配供給される高
    圧ガス冷媒(Rh)を凝縮させて放熱源(OA)に対し
    放熱する放熱用凝縮器(Cdo)と、 前記圧縮機(Cmp)から分配供給される高圧ガス冷媒
    (Rh)を凝縮させて加熱対象(SAp)を加熱する加
    熱用凝縮器(Cdi)と、 それら放熱用凝縮器(Cdo)及び加熱用凝縮器(Cdi)
    から送出される凝縮冷媒(Rw)を蒸発させて冷却対象
    (SAi)を冷却する冷却用蒸発器(Ev)と、 前記放熱用凝縮器(Cdo)と加熱用凝縮器(Cdi)とに
    対する高圧ガス冷媒(Rh)の分配比を調整する分配比
    調整手段(ex1,ex2,ex3)と、 前記冷却対象(SAi)が目標冷却温度(Tsi)になる
    ように前記圧縮機(Cmp)の回転数を制御する冷却量
    制御手段(103)と、 前記加熱対象(SAp)が目標加熱温度(Tsp)になる
    ように前記分配比調整手段(ex1,ex2,ex3)
    を制御する加熱量制御手段(104)とが設けられたヒ
    ートポンプ装置であって、 前記放熱用凝縮器(Cdo)の放熱効率を調整する放熱効
    率調整手段(F1,F2,vR)と、 前記加熱用凝縮器(N3)における冷媒凝縮温度の検出
    情報、又は、その冷媒凝縮温度に関連する情報(Pc)
    に基づいて、前記加熱用凝縮器(Cdi)における冷媒凝
    縮温度が目標凝縮温度になるように前記放熱効率調整手
    段(F1,F2,vR)を制御する凝縮温度制御手段
    (105)とが設けられているヒートポンプ装置。
  2. 【請求項2】 前記の目標加熱温度(Tsp)を変更する
    加熱温度変更手段(102)と、その加熱温度変更手段
    (102)による目標加熱温度(Tsp)の変更に応じて
    前記の目標凝縮温度を変更する凝縮温度変更手段(10
    5)とが設けられている請求項1記載のヒートポンプ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記凝縮温度制御手段(105)は、圧
    縮機吐出圧力(Pc)の検出情報を冷媒凝縮温度に関連
    する情報として、その圧縮機吐出圧力(Pc)の検出情
    報に基づき、圧縮機吐出圧力(Pc)が前記の目標凝縮
    温度に対応する目標圧力(Pmc)になるように前記放熱
    効率調整手段(F1,F2,vR)を制御する構成とし
    てある請求項1又は2記載のヒートポンプ装置。
  4. 【請求項4】 前記放熱効率調整手段は、前記放熱用凝
    縮器(Cdi)に対し放熱対象空気(OA)を通風するフ
    ァン(F1,F2)の送風量を調整して、前記放熱用凝
    縮器(Cdi)の放熱効率を調整する構成としてある請求
    項1、2又は3記載のヒートポンプ装置。
  5. 【請求項5】 前記放熱効率調整手段は、前記放熱用凝
    縮器(Cdi)を構成する熱交換器(N1,N2)の伝熱
    面積を調整して、前記放熱用凝縮器(Cdi)の放熱効率
    を調整する構成としてある請求項1、2、3又は4記載
    のヒートポンプ装置。
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