JPH09195955A - スクロール圧縮機とその製造方法及び製造装置 - Google Patents

スクロール圧縮機とその製造方法及び製造装置

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JPH09195955A
JPH09195955A JP972396A JP972396A JPH09195955A JP H09195955 A JPH09195955 A JP H09195955A JP 972396 A JP972396 A JP 972396A JP 972396 A JP972396 A JP 972396A JP H09195955 A JPH09195955 A JP H09195955A
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involute
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JP972396A
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Hidenobu Shintaku
秀信 新宅
Mitsuhiro Ikoma
光博 生駒
Terumaru Harada
照丸 原田
Fumitoshi Nishiwaki
文俊 西脇
Hideki Nakada
秀樹 中田
Hiroshi Hasegawa
寛 長谷川
Hiroyuki Fukuhara
弘之 福原
Noboru Iida
飯田  登
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0246Details concerning the involute wraps or their base, e.g. geometry
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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    • F04C18/0246Details concerning the involute wraps or their base, e.g. geometry
    • F04C18/0269Details concerning the involute wraps

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定と可動スクロールのラップの隙間を精度
良く短時間に噛み合わせ組立てることで、信頼性及び効
率の高いスクロール圧縮機の製造方法を実現する。 【解決手段】 インボリュート形状のラップを有する可
動スクロール2bのラップの内外いずれか選定した一方
の側面に、前記可動スクロール2bと同じインボリュー
ト形状のラップを有し前記選定した側面と相対する固定
スクロール2aのラップ側面を勘合し一致させ、前記可
動及び固定スクロール2a、2bのラップのインボリュ
ート基礎円中心位置と相対角度を確定する行程と、前記
確定した中心位置と相対角度をもとに前記固定スクロー
ル2aと可動スクロール2bの揺動回転位置を割り出
し、前記揺動回転位置まで前記固定スクロール2aまた
は可動スクロール2bの少なくとも一方を相対的に回転
及び平行移動させる行程を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は業務用および家庭用
の空調等に使用されるスクロール圧縮機とその製造方法
及び製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍、空調用において、スクロール式の
圧縮機は低騒音、低振動という特徴を活かして実用化さ
れてきた。ここでは、電動機を内蔵した密閉型スクロー
ル圧縮機を例にし、図6〜図10を用いて説明する。
【0003】図6に従来のスクロール圧縮機の縦断面図
を示す。密閉容器1の内部には、固定スクロール2aと
固定スクロール2aに対して旋回運動する可動スクロー
ル2bを噛み合せた圧縮機構2と、可動スクロール2b
を支えるスラスト軸受3a、スラスト軸受3aと一体と
なった軸受部品3を上部に設けている。クランク軸5の
端部に設けられた底面のある異形穴部5bの略方形の外
形を持つ偏芯軸受6に可動スクロール2bの軸2cが挿
入されている。そしてクランク軸5を回転させることに
より可動スクロール2bを揺動回転運動(以下の説明で
は旋回運動と呼ぶ)させる。
【0004】偏芯軸受6は旋回半径を縮小する方向に移
動可能に構成されており、さらに最大旋回半径rを保つ
ように板バネ(図示していない)で附勢されている。ク
ランク軸5には電動機7の回転子7aが取り付けられて
おり、密閉容器1に焼き嵌め固定された固定子7bとと
もに軸受部品3の下部に配設されている。電極4は、密
閉容器1の側面に設けられ、固定子7bと結線されてお
り、電動機7に電力を供給する。クランク軸5は、軸受
部品3の主軸受8と副軸受23とで支えられている。ま
た密閉容器1の側部にはガスの吸入管11が設けられて
いる。そして密閉容器1の内部のスペーサー22より下
側には吸入側のガス圧力が、スぺーサー22より上側に
は圧縮側のガス圧力が作用する構成となっている。
【0005】また、15は固定スクロールの上部に設け
られた吐出チャンバー、16は密閉容器1の外へ圧縮ガ
スを出す吐出管である。固定スクロール2aと軸受部品
3とはスペーサー22をはさんでボルトで締結されてい
る。スペーサー22は、その外周で密閉容器1に密封溶
接固定されており、下方の吸入圧力部と上方の圧縮圧力
部の仕切りとなっている。19は停止時に可動スクロー
ル2bが逆転するのを防ぐための逆止弁、24は逆止弁
の動きを規制する逆止弁ガイド、20は可動スクロール
2bを固定スクロール2aに対して旋回運動させるため
の自転防止用のオルダムリング、21は圧縮機構2へ低
圧ガスを吸い込ませる軸受部品3に設けた吸入口であ
る。
【0006】また、密閉容器1の下方底部には潤滑油9
を貯溜する油だめ10が設けられており、クランク軸5
の下端の油ガイド14から潤滑油9を吸い上げ、クラン
ク軸5に設けられた貫通穴13を通じて、各軸受部、即
ち主軸受8、副軸受23、偏芯軸受25、スラスト軸受
3aへ、潤滑油9が供給され、その後、前記各軸受け部
を潤滑、冷却した潤滑油9は、前記軸受部品3に設けら
れた油排出口12から固定子7b上部へ排出し、固定子
7bの切り欠き部18を通って油だめ10に戻る。
【0007】次に上記構成からなる圧縮機構の作用を説
明する。低圧ガスは吸入管11より戻り、圧縮機構2へ
吸入される。固定スクロール2aに対して可動スクロー
ル2bが旋回運動することにより、吸入されたガスが圧
縮機構2で圧縮された高圧ガスになり、一旦吐出チャン
バー15へ入る。そして吐出管16より密閉容器1外へ
吐出し、再び低圧ガスを循環させ、周知の圧縮サイクル
を構成する。
【0008】上記旋回運動を図5、7、8を用い説明す
る。図5は、固定及び可動スクロールの真ん中に近い部
分を拡大し示した横断面図である。固定スクロール2a
のラップは、座標軸X0ーY0の原点Oaを中心とし半
径rbをもつ基礎円25aのインボリュート曲線26
a、27aで形成されており、その曲線は外側が伸開角
θo(=0)のもので、内側はラップ厚みtに相当する
位相角θi(=t/rb)だけずらしたものである。可
動スクロール2bのラップも同様に座標軸X1ーY1の
原点Obを中心とし半径rbをもつ基礎円25bであ
り、固定スクロールの基礎円25aの中心を、座標軸X
0−Y0の原点Oaに中心を持つ半径ra(=π*rb
−t)の旋回円28上に平行移動するとともに、180
度回転させたインボリュート曲線26b,27bにより
形成されている。そして図7のように固定及び可動両ス
クロールのラップが各々の外側面と内側面がP1,P2
点、内側面と外側面がQ1,Q2点と複数の点で接触し
噛み合うことにより二組の圧縮室(固定スクロールの内
側に形成される圧縮室の組と、外側面に形成される組)
が形成される。この状態から可動スクロールが旋回半径
rbの旋回円28上で矢印29(図では時計方向)の方
向に平行移動、すなわち旋回運動すると、図8の状態に
なり接触点P1,P2,Q1,Q2が座標軸原点に近ず
き、各々の圧縮室容積が小さくなる。この旋回運動によ
り、圧縮室は座標軸原点に近ずきながら、容積が次第に
小さくなるため、内部のガスは圧縮される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記スクロール圧縮機
等の信頼性及び効率を高いものとするためには、圧縮室
を形成する固定及び可動スクロールのラップの隙間から
内部のガス漏れないよう、その両スクロールのラップ同
士の隙間を高い精度で管理し噛み合わせ組み立てる必要
がある。
【0010】例えば、図9のように可動スクロール2b
の中心が旋回円28上になく、その内側(固定スクロー
ル2aの中心からrcの所:rc<rb)にあると両ス
クロール2a、2bは接触ぜず噛み合わないため、圧縮
室に隙間が生じることとなる。また、図10のように、
可動スクロール2bが固定スクロール2aに対し角度ξ
だけずれている場合も、可動スクロールの2bの中心は
旋回円28上にこない。しかし、この場合は接触点P
1,P2により形成される側の圧縮室には隙間が生じな
いが、接触点が形成されない他方の組の圧縮室には隙間
が生じることとなる。さらに、可動スクロールの中心が
旋回円の外にある場合は、両スクロールのラップが強制
的に当たり、ラップが折れる原因となり、著しく信頼性
が低下する。
【0011】従って、ガス漏れやラップ同士の強制的な
当たりを少なくするため、高い精度で固定及び可動スク
ロールの位置関係を制御し組立を行う必要がある。従
来、これには、位置決めピンなどの機械加工精度にたよ
った組立を行っていたが、各部品に高い精度が要求され
るため、高コストとなる問題があった。
【0012】他の方法として、固定スクロールに対し可
動スクロールをラップ同志が当たるまでX,Y方向に移
動させ、各方向移動量からその方向の隙間を算出するこ
とを、旋回角度を変えて幾度も行い、適正な組立位置を
割り出し、両スクロールの組立を行う方法がある。しか
し、この方法は先の方法よりも精度は高いが、たくさん
の方向での隙間を割り出す必要があるため組立時間がか
り生産性が低いという問題があった。
【0013】本発明は、このような課題を解決し、信頼
性及び効率の高いスクロール圧縮機と、生産性の高いス
クロール圧縮機の製造方法及びその製造装置を、提供す
る事を目的としている。
【0014】
【問題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、インボリュート形状のラッ
プを有する可動スクロールのラップの内外いずれか選定
した一方の側面に、前記可動スクロールと同じインボリ
ュート形状のラップを有し前記選定した側面と相対する
固定スクロールのラップ側面を勘合し一致させ、前記可
動及び固定スクロールラップのインボリュート基礎円中
心位置と相対角度を確定するステップと、前記確定した
中心位置と相対角度をもとに前記固定スクロールと可動
スクロールの揺動回転位置を割り出し、前記揺動回転位
置まで前記固定または可動スクロールの少なくとも一方
を相対的に回転及び平行移動させるステップを有するこ
とを特徴とするスクロール圧縮機の製造方法である。
【0015】上記問題点を解決するため、請求項2記載
の発明は、インボリュート形状のラップを有する可動ス
クロールのラップの内側面に、前記可動スクロールと同
じインボリュート形状のラップを有した固定スクロール
のラップの外側面を勘合し一致させ、前記可動及び固定
スクロールラップのインボリュート基礎円の第1中心位
置と相対角度を確定する第1芯出しステップと、前記可
動スクロールのラップの外側面に、前記固定スクロール
のラップの内側面を勘合し一致させ、前記可動及び固定
スクロールラップのインボリュート基礎円の第2中心位
置と相対角度を確定する第2芯出しステップと、確定し
た前記基礎円の第1、第2中心位置と相対角度をもとに
前記固定スクロールと可動スクロールの揺動回転位置を
割り出し、前記揺動回転位置まで前記固定または可動ス
クロールの少なくとも一方を相対的に回転及び平行移動
させるステップを有することを特徴とするスクロール圧
縮機の製造方法である。
【0016】上記問題点を解決するため、請求項3記載
の発明は、インボリュート形状のラップを有する可動ス
クロールを固定される可動側テーブルと、前記可動スク
ロールと同じインボリュート形状のラップを有し相対し
噛み合わされた固定スクロールを固定される固定側テー
ブルと、前記可動側と固定側テーブルを相対的に前記可
動スクロールが揺動回転軸に垂直な面内で回転及び平行
移動させる移動手段と、前記移動手段を制御し、前記可
動及び固定スクロールのラップの各々内側面と外側面、
あるいは外側面と内側面を勘合し一致させ、前記可動及
び固定スクロールのラップのインボリュート基礎円中心
位置と相対角度を確定し、前記確定した中心位置と相対
角度をもとに前記固定スクロールと可動スクロールの揺
動回転位置を割り出し、前記揺動回転位置まで前記固定
と可動スクロールを相対的に回転及び平行移動させる制
御手段とを、有することを特徴とするスクロール圧縮機
の製造装置である。
【0017】上記問題点を解決するため、請求項4記載
の発明は、圧縮室を形成する可動スクロールのラップの
内側面が固定スクロールのラップの外側面と勘合一致す
るか、または、可動スクロールのラップの外側面が固定
スクロールのラップの内側面に勘合一致する可動スクロ
ールと固定スクロールを有することを特徴とするスクロ
ール圧縮機である。
【0018】そこで、請求項1記載の発明によれば、イ
ンボリュート形状のラップを有する可動スクロールのラ
ップの内外いずれか選定した一方の側面に、前記可動ス
クロールと同じインボリュート形状のラップを有し前記
選定した側面と相対する固定スクロールのラップ側面を
勘合し一致させ、前記可動及び固定スクロールラップの
インボリュート基礎円中心位置と相対角度を確定した
後、前記確定した中心位置と相対角度をもとに前記固定
スクロールと可動スクロールの揺動回転位置を割り出
し、前記揺動回転位置まで前記固定または可動スクロー
ルの少なくとも一方を相対的に回転及び平行移動させる
ことで、短時間で精度よく固定及び可動スクロールを噛
み合わせる組立が可能となるため、性能や信頼性の高い
スクロール圧縮機の製造方法が実現できる。
【0019】また、請求項2記載の発明によれば、イン
ボリュート形状のラップを有する可動スクロールのラッ
プの内側面に、前記可動スクロールと同じインボリュー
ト形状のラップを有した固定スクロールのラップの外側
面を勘合し一致させ、前記可動及び固定スクロールラッ
プのインボリュート基礎円の第1中心位置と相対角度を
確定する第1芯出しステップと、前記可動スクロールの
ラップの外側面に、前記固定スクロールのラップの内側
面を勘合し一致させ、前記可動及び固定スクロールラッ
プのインボリュート基礎円の第2中心位置と相対角度を
確定する第2芯出しステップと、確定した前記基礎円の
第1、第2中心位置と相対角度をもとに前記固定スクロ
ールと可動スクロールの揺動回転位置を割り出し、前記
揺動回転位置まで前記固定または可動スクロールの少な
くとも一方を相対的に回転及び平行移動させるステップ
を有することで、短時間でもさらに精度よく固定及び可
動スクロールを噛み合わせる組立が可能となるため、性
能や信頼性の高いスクロール圧縮機の製造方法が実現で
きる。
【0020】また、請求項3記載の発明によれば、イン
ボリュート形状のラップを有する可動スクロールを固定
される可動側テーブルと、前記可動スクロールと同じイ
ンボリュート形状のラップを有し相対し噛み合わされた
固定スクロールを固定される固定側テーブルと、前記可
動側と固定側テーブルを相対的に前記可動スクロールが
揺動回転する面内で回転及び平行移動させる移動手段
と、前記移動手段を制御し、前記可動及び固定スクロー
ルのラップの各々内側面と外側面、あるいは外側面と内
側面を勘合し一致させた後、前記可動及び固定スクロー
ルのラップのインボリュート基礎円中心位置と相対角度
を確定し、前記確定した中心位置をもとに前記固定スク
ロールと可動スクロールの揺動回転位置を割り出し、前
記移動手段を制御し前記揺動回転位置まで前記固定と可
動スクロールを相対的に回転及び平行移動させる制御手
段とを有することで、短時間で精度よく固定及び可動ス
クロールを噛み合わせる組立が可能となるため、性能や
信頼性の高いスクロール圧縮機の高い生産性を有する製
造装置が実現できる。
【0021】さらに、請求項4記載の発明によれば、圧
縮室を形成する可動スクロールのラップの内側面が固定
スクロールのラップの外側面と勘合一致するか、また
は、可動スクロールのラップの外側面が固定スクロール
のラップの内側面に勘合一致する可動スクロールと固定
スクロールを用いることで、短時間で精度よく固定及び
可動スクロールを噛み合わせる組立が可能となるため、
従来より性能や信頼性が高く低コストなスクロール圧縮
機が実現できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を空調用のスクロー
ル圧縮機に適用した場合の一実施の形態を、図1〜4を
用いて説明する。尚、図5の従来例のスクロール圧縮機
と同一機能部品については、同一番号を付け、詳細な説
明は省略する。
【0023】本発明の第1の実施の形態について図1〜
4を用いて説明する。図1は勘合し側面を一致されたス
クロールのラップ横断面図である。図2は、製造装置の
概略構成図である。図3は、製造装置の動作の説明に用
いる図である。図4は別形態で勘合し一致されたスクロ
ールのラップ横断面図である。
【0024】まず、製造装置について図2を用い説明す
る。図中のZ2軸はクランク軸の回転中心軸であり、Z
0軸はZ2軸に平行で、固定スクロールの基礎円中心を
通るものであり、Z1軸は、Z2軸に平行で、可動スク
ロールの中心を通るものである。
【0025】固定スクロール2aはキーなどで第1固定
治具31に位置決め固定されている。その第1固定治具
31はZ0軸に対し垂直な平面内をX−Y−θ方向に移
動可能となるよう第1移動ステージ32に設置され、第
1制御装置33によりそのX−Y−θ方向の移動量を検
知するとともに、各方向に移動させることができる。
【0026】可動スクロール2bは、オルダムリング2
2を介し軸受部品3に設置され連結されて、その軸2c
はクランク軸5に挿入されている。そして、軸受部品3
はキーなどで第2固定治具34に位置決めされ固定され
ている。その第2固定治具34は、Z2軸回りの回転移
動を可能とするよう第2移動ステージ35に設置され、
第2制御装置36によりその回転方向の移動量を検知す
るとともに、回転方向に移動させることができる。尚、
可動スクロール2bは固定スクロール2aとおおよそ噛
み合せて設置されている。
【0027】さらに、クランク軸5は第3固定治具37
にキーなどで位置決めされ固定されている。その第3固
定治具37は、Z2軸回りの回転移動を可能となるよう
第3移動ステージ38に設置され、第3制御装置39に
よりその回転方向の移動量を検知するとともに、回転移
動させることができる。
【0028】そして、主制御装置41は、各制御装置3
3、36、39に移動動作の指令や、移動量の検知指令
や獲得を行うために設けられており、主制御装置41が
次の指令を与えるまで、各制御装置は前回指令された状
態を保ち続ける。
【0029】次に、上記構成の装置を用い、両スクロー
ルのラップ同士を噛み合わせ組み立てる際の手順を、主
制御装置41の各制御装置等への指令手順に沿って説明
する。
【0030】A1)第2制御装置36に、第2固定治具
34即ち可動スクロール2bがZ2軸回りに回転しない
ように指令する。第3制御装置39に、第3固定治具3
7即ちクランク軸5が第2固定治具34即ち可動スクロ
ール2bに対し相対的に回転しないよう指令する。そし
て、第1制御装置32に、第1固定治具31即ち固定ス
クロール2aがX−Y方向には自由に動けるよう指令す
るとともに、Z0軸回りに回転させ可動スクロール2b
に勘合し一致し止まるまで回転するよう指令する。図1
に、その両スクロール2a、2bの勘合状態を示す。図
はクランク軸5側から両スクロール2a、2bを透過し
てみたものである。図のように、固定スクロール2aの
ラップ内側面27aと可動スクロール2bのラップ外側
面26bが勘合し一致し、両スクロールの基礎円中心O
a,Obが一致する。即ち軸Z0、Z1が一致する。し
かし、両座標軸はラップの厚みに相当する角度φ1の位
相差が生じる。このときの、各々の位置をA1として記
憶する。
【0031】A2)第1制御装置33に、固定スクロー
ル2aが図1の位置A1からZ0軸回り回転しないよう
指令するとともに、固定スクロール2aがX−Y方向に
は自由に動けるよう指令する。第2制御装置36に、可
動スクロール2bがZ2軸回りに回転しないように指令
する。次に、第3制御装置39に、第3固定治具37即
ちクランク軸5を第2固定治具34即ち軸受部品3に対
し相対的に上記と同じ勘合方向に回転するよう指令す
る。このクランク軸5の回転により図1の両スクロール
2a、2bは勘合し一致した状態でその基礎円中心O
a、Obが、クランク軸5の軸線であるZ2軸の回りを
旋回半径rbで回転するため、X0−Y0座標上で固定
スクロール2aの移動量を第1固定治具31の移動量を
介し第1制御装置33により検知する事により、X0−
Y0座標上での旋回中心即ちZ2軸の位置AZ0がわか
る。これで、両スクロール2a、2bを噛み合わせ組み
立てる際に必要なX0−Y0座標上での両スクロール2
a、2bの基礎円中心の位置がわかる。当然、固定スク
ロール2aの基礎円中心はX0−Y0座標上の原点にあ
る。
【0032】A3)次に、第1制御装置33に、固定ス
クロール2aが図1の位置A1からX−Y方向には移動
しないように指令するとともに、Z0軸回りに先と逆方
向に角度φa(=180−φ1)だけ回転させるよう指
令する。回転後の状態は、概略図3に示すように両スク
ロール2a、2bの基礎円中心が一致し、両スクロール
2a、2bのラップ位置が相対的に180度ずれる。こ
の時の、各々の位置をA3として記憶する。
【0033】しかし、固定スクロール2aの基礎円中心
即ちZ0軸が第1固定治具31の回転中心軸と一致し設
置されてない場合は、上記動作で両スクロール2a、2
bの基礎円中心が一致するとは限らない。その場合は、
次のA3a)の手順を加えるとよい。
【0034】A3a)第1制御装置33に、固定スクロ
ール2aが図3(a)の位置A3からZ0軸回りに回転し
ないよう指令する。さらに、X0軸方向に可動スクロー
ル2bに当たるまで移動させその位置A2XPを記憶
し、X0軸上を逆方向に可動スクロール2bに当たるま
で移動させその位置A2XMを記憶し、固定スクロール
2aを先に記憶した位置A2XPとA2XMの中点に移
動させる。さらに、Y0軸方向でも同様に、位置A2Y
P、A2YMの中点に移動させる。これらの移動によ
り、両スクロール2a、2bの基礎円中心が一致したの
で、この位置を再度A3として記憶する。
【0035】A4)さらに、第1制御装置に、固定スク
ロール2aが図2の位置A3からZ0軸回りに回転しな
いよう指令するとともに、可動スクロール2bの基礎円
中心が先に検知し記憶したX0−Y0座標上の位置AZ
0にくるよう固定スクロール2aをX−Y方向に移動を
するよう指令する。図3(b)が移動後の状態を示したも
ので、この状態で、固定スクロール2a、スペーサ2
2、軸受部品3をボルトで締結し一体化する。
【0036】以上の、指令手順により両スクロール2
a、2bは所定の噛み合い位置で組み立てられる。
【0037】尚、上記指令手順A1)は、次の手順A1
a)と入れ替えても同様の効果が得られる。
【0038】A1a) 即ち、A1)と逆の方向に回転
させ勘合し一致させるものである。その勘合状態を図4
に示す。図1同様、クランク軸5側から両スクロール2
a、2bを透過してみたものである。図のように、固定
スクロール2aのラップ外側面26bと可動スクロール
2bのラップ内側面27aが勘合し一致し、両スクロー
ル2a、2bの基礎円中心Oa,Obが一致するが、両
スクロール2a、2bの座標軸はラップの厚みに相当す
る角度φ2の位相差がA1)の場合と逆方向に生じる。
【0039】以上の構成と制御指令手順により、従来よ
り短時間で、両スクロールのラップ間の隙間を管理し精
度良く噛み合わせ組み立てることができる。従って、従
来課題となっていたガスの漏れやラップ同士の片当たり
等による信頼性及び効率低下を解決でき、信頼性及び効
率の高いスクロール圧縮機を提供することができるとと
もに、生産性の高いスクロール圧縮機の製造方法及び製
造装置を提供することができる。
【0040】また、スクロールのラップの形状精度によ
り、手順A1)あるいはA1a)でラップ厚みに相当す
る位相角φ1、φ2が、大きくでたり、小さくでるよう
な場合でも、A1)とA1a)の両手順を行い、A3)
手順において、角度φa(=180ー(φ1+φ2)/
2)を用いることで解決できる。より高い精度で両スク
ロールの噛み合わせが可能となる。従って、精度が多少
落ちるスクロールのラップの場合にも、この手順の方が
さらに信頼性及び効率の高いスクロール圧縮機を提供す
ることができるとともに、生産性の高いスクロール圧縮
機の製造方法及び製造装置を提供することができる。
【0041】尚、上記実施の形態に使用するスクロール
のラップは、固定スクロールのラップ内側面が旋回スク
ロールのラップの外側面に勘合一致、または、固定スク
ロールのラップ外側面が旋回スクロールのラップの内壁
面に勘合一致する必要がある。これを満たすラップ形状
の一例を図5で説明する。
【0042】即ち、固定スクロール2aのラップは、内
側面27aと外側面26aが、基礎円25aから開始し
描かれている外側及び内側インボリュート曲線31a、
31bで挟まれた領域に形成されたものである。可動ス
クロール2bのラップも同様に形成されたものである。
このような形状を有するスクロールを用いることによ
り、従来より短時間で、高精度に噛み合わせる組立が実
現できるため、高性能、高信頼性で低コストなスクロー
ル圧縮機を提供することが出来る。
【0043】尚、上記スクロールのラップ形状は一例で
あり、他の形状でも上記勘合一致できる条件を満足する
ものであればよいことは、言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、従来より信頼性及び効率の高いスクロール圧縮
機とその製造方法及び製造装置を、実現し提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるスクロールのラップ
の横断面図。
【図2】第1の実施の形態におけるスクロール圧縮機製
造装置の概略構成図。
【図3】第1の実施の形態の製造装置の動作の説明図。
【図4】第1の実施の形態の別の形態を示したスクロー
ルのラップの横断面図。
【図5】スクロールのラップ形状の説明図。
【図6】従来例におけるスクロール圧縮機の縦断面図。
【図7】スクロール圧縮機の動作説明図。
【図8】スクロール圧縮機の動作説明図。
【図9】従来のスクロール圧縮機の課題の説明図。
【図10】従来のスクロール圧縮機の別形態の課題の説
明図。
【符号の説明】
2a 固定スクロール 2b 可動スクロール 3 軸受部品 5 クランク軸 26a,26b ラップの内側面 27a、27b ラップの外側面 31、34、37 固定治具 32、34、38 移動ステージ 33、36、39 制御装置 41 主制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西脇 文俊 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中田 秀樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 長谷川 寛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 福原 弘之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 飯田 登 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インボリュート形状のラップを有する可
    動スクロールのラップの内外いずれか選定した一方の側
    面に、前記可動スクロールと同じインボリュート形状の
    ラップを有し前記選定した側面と相対する固定スクロー
    ルのラップ側面を勘合し一致させ、前記可動及び固定ス
    クロールラップのインボリュート基礎円中心位置と相対
    角度を確定するステップと、前記確定した中心位置と相
    対角度をもとに前記固定スクロールと可動スクロールの
    揺動回転位置を割り出し、前記揺動回転位置まで前記固
    定または可動スクロールの少なくとも一方を相対的に回
    転及び平行移動させるステップとを備えたことを特徴と
    するスクロール圧縮機の製造方法。
  2. 【請求項2】 インボリュート形状のラップを有する可
    動スクロールのラップの内側面に、前記可動スクロール
    と同じインボリュート形状のラップを有した固定スクロ
    ールのラップの外側面を勘合し一致させ、前記可動及び
    固定スクロールラップのインボリュート基礎円の第1中
    心位置と相対角度を確定する第1芯出しステップと、前
    記可動スクロールのラップの外側面に、前記固定スクロ
    ールのラップの内側面を勘合し一致させ、前記可動及び
    固定スクロールラップのインボリュート基礎円の第2中
    心位置と相対角度を確定する第2芯出しステップと、確
    定した前記基礎円の第1、第2中心位置と相対角度をも
    とに前記固定スクロールと可動スクロールの揺動回転位
    置を割り出し、前記揺動回転位置まで前記固定または可
    動スクロールの少なくとも一方を相対的に回転及び平行
    移動させるステップとを備えたことを特徴とするスクロ
    ール圧縮機の製造方法。
  3. 【請求項3】 インボリュート形状のラップを有する可
    動スクロールを固定させる可動側テーブルと、 前記可動スクロールと同じインボリュート形状のラップ
    を有し相対して噛み合わされた固定スクロールを固定さ
    せる固定側テーブルと、 前記可動側テーブルと固定側テーブルを相対的に前記可
    動スクロールが揺動回転軸に垂直な面内で回転及び平行
    移動させる移動手段と、 前記移動手段を制御し、前記可動及び固定スクロールの
    ラップの各々内側面と外側面、あるいは外側面と内側面
    を勘合し一致させ、前記可動及び固定スクロールのラッ
    プのインボリュート基礎円中心位置と相対角度を確定
    し、前記確定した中心位置と相対角度をもとに前記固定
    スクロールと可動スクロールの揺動回転位置を割り出
    し、前記揺動回転位置まで前記固定と可動スクロールを
    相対的に回転及び平行移動させる制御手段と、 を備えたことを特徴とするスクロール圧縮機の製造装
    置。
  4. 【請求項4】 可動スクロールと固定スクロールとを備
    えたスクロール圧縮機において、圧縮室を形成する可動
    スクロールのラップの内側面が固定スクロールのラップ
    の外側面と勘合一致するか、または、前記可動スクロー
    ルのラップの外側面が前記固定スクロールのラップの内
    側面に勘合一致することを特徴とするスクロール圧縮
    機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008105219A1 (ja) * 2007-02-27 2008-09-04 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. スクロール圧縮機

Cited By (4)

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US8038421B2 (en) 2007-02-27 2011-10-18 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Scroll compressor having an allowable angle of rotation
US8403655B2 (en) 2007-02-27 2013-03-26 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Scroll compressor having an allowable angle of rotation

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