JPH09195902A - スタータ - Google Patents

スタータ

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JPH09195902A
JPH09195902A JP642596A JP642596A JPH09195902A JP H09195902 A JPH09195902 A JP H09195902A JP 642596 A JP642596 A JP 642596A JP 642596 A JP642596 A JP 642596A JP H09195902 A JPH09195902 A JP H09195902A
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starter
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Takahisa Inagaki
登久 稲垣
Yukio Nawa
幸男 名和
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Denso Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N15/00Other power-operated starting apparatus; Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from groups F02N5/00 - F02N13/00
    • F02N15/02Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof
    • F02N15/022Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the starter comprising an intermediate clutch
    • F02N15/023Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the starter comprising an intermediate clutch of the overrunning type

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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン始動後、回転部が静止位置まで正常
に戻ることのできるスタータ1を提供すること。 【解決手段】 ピニオンギヤ13と一方向クラッチ14
とから成る回転部は、始動モータ2のアーマチャシャフ
ト3が回転して、そのアーマチャシャフト3上をヘリカ
ルスプライン溝3aに沿って前進する際に、一方向クラ
ッチ14の外周に設けられた摺接部材4(L字形の一辺
4a)が一方向クラッチ14のクラッチカバー18に対
して弾力を有して摺動自在に接触する。一方、ピニオン
ギヤ13がリングギヤと噛み合ってエンジンが始動した
後、回転部がリターンスプリング21の付勢力を受けて
アーマチャシャフト3上を後退する際には、摺接部材4
(L字形の一辺4a)が回転部の後退方向へ大きく撓む
ことができるため、回転部は摺接部材4による摺動抵抗
を殆ど受けることなく、静止位置まで正常に戻ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンを始動さ
せるためのスタータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、特開平7−16702
3号公報に開示された慣性摺動式スタータがある(図6
参照)。このスタータは、ヘリカルスプライン100を
介して出力軸110に嵌合するピニオンギヤ120を含
む回転部130と、この回転部130の回転開始位置で
回転部130に摺動自在に接触する摺接部材140とを
備え、その摺接部材140と回転部130との接触面積
が回転部130の前進に伴って減少するように構成され
ている。これにより、出力軸110および回転部130
の回転開始時には、摺接部材140が回転部130の回
転を抑制することで回転部130に大きな前進加速度が
与えられる。また、ピニオンギヤ120がリングギヤと
の噛み合いを完了してピニオンギヤ120の前進がカラ
ー150で停止される前に、摺接部材140と回転部1
30との摩擦に基づく回転抵抗が減少して回転部130
の前進力が減少することから、その分だけ回転部130
の前進を停止させる際のショックが小さくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のスタ
ータでは、エンジン始動後にピニオンギヤ120がリン
グギヤから離脱して回転部130が後退する際に、摺接
部材140が回転部130の後退を規制してしまうた
め、回転部130が正常に戻らないという問題があっ
た。また、回転部130が後退する時、モータ160の
回転が停止する前に回転部130が摺接部材140に接
触して、再度回転部130に回転抵抗が生じると、再び
回転部130に前進力が付与されてピニオンギヤ120
がリングギヤに当接することが予想される。本発明は、
上記に事情に基づいて成されたもので、その目的は、エ
ンジン始動後、回転部が静止位置まで正常に戻ることの
できるスタータを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、回転部が出力軸上を前進する際に、その回転部に弾
力を有して摺動自在に接触する摺接部材が、回転部が後
退する際には、その回転部の後退方向へ撓むことができ
る。これにより、回転部の後退が摺接部材によって規制
されることはなく、回転部は静止位置へ正常に戻ること
ができる。
【0005】請求項2の発明によれば、スタータを通常
車両に装着するため及び出力軸を軸支するために必要な
ハウジングに直接摺接部材が固定されるので、特に摺接
部材を回転部の外周に支持するための別部品が必要な
く、簡単な構造で本発明の構成が達成できるため、コス
ト上昇を抑止できる。
【0006】請求項3の発明によれば、回転部が出力軸
上を前進する際に、摺接部材の前面側に設けたストッパ
によって摺接部材が回転部の前進方向へ撓むのを抑える
ことができる。これにより、回転部が出力軸上を前進す
る際には、回転部に対して摺接部材が弾力を持って摺動
自在に接触できるため、回転部の回転抵抗が増大して、
回転部に付与される前進力が大きくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明のスタータを図面に
基づいて説明する。 (第1実施例)図1はスタータの要部(クラッチ近傍)
断面図である。本実施例のスタータ1は、通電を受けて
回転力を発生する始動モータ2、この始動モータ2のア
ーマチャシャフト3(本発明の出力軸)に嵌合する回転
部(後述する)、この回転部がアーマチャシャフト3上
を前進する際に、回転部に対して弾力を有して摺動自在
に接触する摺接部材4、この摺接部材4の前面側に設け
られたストッパ5、および始動モータ2の電流回路に介
在されたモータ接点(図示しない)を開閉するマグネッ
トスイッチ(図示しない)等より構成されている。
【0008】始動モータ2は、エンドカバー6に取り付
けられた端子ボルト7を通じてバッテリ(図示しない)
から給電されることでアーマチャ(図示しない)が回転
する。アーマチャシャフト3は、その中央部と後端部
が、それぞれ軸受8(後端側の軸受は図示せず)を介し
てハウジング9とエンドカバー6により回転自在に支持
されて、軸受8で支持された中央部より前端側がハウジ
ング9から前方へ突出している。このアーマチャシャフ
ト3には、軸受8で支持された中央部より前端側にヘリ
カルスプライン溝3aが所定の長さに亘って形成されて
いる。また、アーマチャシャフト3には、前端部外周に
周溝3bが形成されて、この周溝3bに嵌合するスナッ
プリング10を介して、回転部の前進規制を行うストッ
プカラー11が取り付けられている。
【0009】回転部は、ヘリカルスプライン溝3aより
前端側でアーマチャシャフト3の外周に軸受12を介し
て嵌合するピニオンギヤ13と、このピニオンギヤ13
に始動モータ2の回転力を伝達する一方向クラッチ14
とから構成されて、アーマチャシャフト3上をヘリカル
スプライン溝3aに沿って摺動可能に設けられている。
ピニオンギヤ13は、回転部の前方側に設けられて、一
方向クラッチ14と一体にアーマチャシャフト3上を前
進する(図1の左側へ移動する)ことでエンジンのリン
グギヤ(図示しない)と噛み合うことができる。
【0010】一方向クラッチ14は、アウタ15、イン
ナ16、およびローラ17等から構成されて、クラッチ
カバー18により覆われている。アウタ15は、内周面
にアーマチャシャフト3のヘリカルスプライン溝3aに
嵌合するヘリカルスプライン歯19aが形成されたシャ
フト嵌合部19と一体に設けられている。また、シャフ
ト嵌合部19の外周には、アウタ15の外周面より径方
向の外側へ突出する径大部20が設けられている。イン
ナ16は、ピニオンギヤ13と一体に設けられてアウタ
15の内周に位置する。ローラ17は、径方向に対向す
るアウタ15とインナ16との間に介在されて、図示し
ないスプリングにより周方向へ付勢されている。
【0011】この一方向クラッチ14は、ヘリカルスプ
ライン溝3aとヘリカルスプライン歯19aとの嵌合に
よってアーマチャシャフト3の回転がアウタ15へ伝達
されると、ローラ17がアウタ15とインナ16との間
に食い込み、両者(アウタ15とインナ16)を連結す
ることにより、アウタ15の回転力がインナ16へ伝達
されてピニオンギヤ13を回転することができる。ま
た、エンジン始動後、リングギヤを介してピニオンギヤ
13が高速で回転してインナ16の方がアウタ15より
回転速度が大きくなると、ローラ17がアウタ15とイ
ンナ16との間を切り離すことにより、アーマチャのオ
ーバランを防止できる。
【0012】上記のピニオンギヤ13と一方向クラッチ
14とから成る回転部は、アーマチャシャフト3の外周
でピニオンギヤ13とストップカラー11との間に配さ
れたリターンスプリング21により後方(図1の右方
向)へ付勢されて、シャフト嵌合部19の後端面がハウ
ジング9の端面に固定されたプレート22に当接するこ
とで後退規制されている。また、この回転部は、ヘリカ
ルスプライン溝3aに沿ってアーマチャシャフト3上を
前進した時に、ピニオンギヤ13の前端面がストップカ
ラー11の後端面に当接することで前進規制される。
【0013】摺接部材4は、例えばゴム等の弾性を有す
る材質で断面L字形状に設けられており、そのL字形の
一辺4aが内周方向を向いた状態で、L字形の他辺4b
が一方向クラッチ14の外周でハウジング9の内面に接
着等の方法により固定されている(図1参照)。但し、
この摺接部材4は、内周方向を向いたL字形の一辺4a
が、回転部が静止状態の時(シャフト嵌合部19の後端
面がプレート22に当接して後退規制されている状態)
に、一方向クラッチ14の径大部20より若干前方側に
位置し(図1に示す状態)、回転部がアーマチャシャフ
ト3上を前進してピニオンギヤ13がストップカラー1
1に前進規制された時に、径大部20より若干後方側に
位置する様に固定されている。また、L字形の一辺4a
は、回転部がアーマチャシャフト3上を前進する際に、
一方向クラッチ14の径大部20を覆うクラッチカバー
18に対して弾力を有して摺動自在に接触できるととも
に、回転部が静止状態の時および前進規制された時に
は、クラッチカバー18と非接触となる様な長さに設定
されている。
【0014】ストッパ5は、摺接部材4の前面側で摺接
部材4の一辺4aに接触して、その一辺4aと同様に内
周方向を向いてハウジング9に固定されている。但し、
ストッパ5は、回転部がアーマチャシャフト3上を前進
した時に、一方向クラッチ14の径大部20を覆ってい
るクラッチカバー18と干渉しないように、ストッパ5
の先端内周面が径大部20を覆っているクラッチカバー
18の外表面より若干外周に位置している。
【0015】このストッパ5により、前記の摺接部材4
は、L字形の一辺4aがストッパ5側へ撓むことは殆ど
できないが、反ストッパ5側へは大きく撓むことが可能
である。これにより、回転部が摺接部材4に押圧される
力は、回転部が静止位置側からストップカラー11側に
移動する時の方が、ストップカラー11側から静止位置
側に戻る時の2倍以上の設定にすれば、回転部は、スタ
ータ駆動後に正常に戻り易くなる。また、この差を5倍
以上に設定すれば、更に優れた効果が得られることは容
易に類推できることである。なお、L字形の一辺4aと
他辺4bとで形成される隅には、L字形の一辺4aが反
ストッパ5側へ撓み易くするために、断面円弧状の切り
欠きが設けられている。
【0016】マグネットスイッチは、内蔵するコイル
(図示しない)が通電されると、コイルに発生する磁力
によってプランジャ(図示しない)を吸引し、そのプラ
ンジャの移動によってモータ接点を閉じることができ
る。なお、モータ接点は、始動モータ2の電流回路に介
在された一組の固定接点(図示しない)と、プランジャ
の後端部に設けられた可動接点(図示しない)とから成
り、コイルの磁力によりプランジャが吸引されて全スト
ローク移動した時に、可動接点が両固定接点を導通して
電流回路が閉成されることにより、バッテリから始動モ
ータ2へ給電される。
【0017】次に、本実施例の作動を説明する。キース
イッチ(図示しない)のONによりマグネットスイッチ
内部のモータ接点が閉じて始動モータ2に通電される
と、アーマチャに回転力が発生してアーマチャシャフト
3が回転する。この時、回転部とアーマチャシャフト3
との間に、回転部の慣性による回転抵抗が生じるため、
回転部はアーマチャシャフト3との相対回転差に応じて
ヘリカルスプライン溝3aに沿ってアーマチャシャフト
3上を前進する。回転部が前進を開始した直後、一方向
クラッチ14の径大部20を覆うクラッチカバー18に
摺接部材4が接触する。ここで、摺接部材4は、前面側
に設けられたストッパ5によってL字形の一辺4aが回
転部の前進方向へ撓むことができないため、クラッチカ
バー18に対して大きな接触抵抗を有して接触すること
ができる。これにより、摺接部材4とクラッチカバー1
8との間に充分な摩擦力が得られて回転部の回転が抑制
されるため、アーマチャシャフト3に対する回転部の回
転抵抗が大きくなって、その分、回転部に付与される前
進力が増大する。
【0018】リターンスプリング21を圧縮しながらア
ーマチャシャフト3上を前進する回転部は、ピニオンギ
ヤ13がリングギヤと噛み合った後、ピニオンギヤ13
の前端面がストップカラー11の後端面に衝突すること
で前進規制される。但し、この時点では、摺接部材4
(L字形の一辺4a)とクラッチカバー18とが非接触
となり、アーマチャシャフト3に対する回転部の回転抵
抗が減少して回転部に付与される前進力が低下するた
め、ピニオンギヤ13がストップカラー11に衝突する
時の衝撃力を軽減できる。
【0019】ピニオンギヤ13と噛み合ったリングギヤ
は、始動モータ2の回転上昇と共に回転数が上昇してエ
ンジンを始動する。エンジン始動後、マグネットスイッ
チ内部のモータ接点が開いて始動モータ2への通電が停
止すると、アーマチャの回転力が消滅してアーマチャシ
ャフト3が減速していく。これにより、エンジン駆動時
の駆動抵抗とアーマチャシャフト3の回転によってヘリ
カルスプラインの作用で回転部に付与されていた前進力
が低下して、その前進力よりリターンスプリング21の
付勢力の方が大きくなると、回転部はアーマチャシャフ
ト3上をヘリカルスプライン溝3aに沿って後退して、
ピニオンギヤ13がリングギヤから離脱する。
【0020】回転部がアーマチャシャフト3上を後退す
る際に、再び摺接部材4のL字形の一辺4aがクラッチ
カバー18と接触するが、図2に示すように、L字形の
一辺4aが回転部の後退方向へ大きく撓むことができ
る。このため、摺接部材4(L字形の一辺4a)とクラ
ッチカバー18との接触抵抗は回転部の前進時と比較し
て非常に小さく、両者間に生じる摩擦力も小さくなるた
め、回転部は殆ど摺動規制を受けることなく、静止位置
へ確実に戻ることができる。
【0021】(本実施例の効果)本実施例では、回転部
がアーマチャシャフト3上を後退する際に、摺接部材4
(L字形の一辺4a)が回転部の後退方向へ大きく撓む
ことができるため、回転部(クラッチカバー18)と摺
接部材4との摩擦力が回転部の前進時と比較して極めて
小さいため、回転部は摺接部材4によって殆ど摺動規制
されることはなく、静止位置へ正常に戻ることができ
る。
【0022】(第2実施例)図3は摺接部材4の断面形
状を示すスタータ1の要部断面図である。本実施例は、
摺接部材4の形状を断面I字形とした場合の一例を示す
ものである。この断面I字形の摺接部材4でも、回転部
の前進方向へはストッパ5によって殆ど撓むことはでき
ないが、回転部の後退方向へは大きく撓むことができる
ため、第1実施例と同様の効果を得ることができる。
【0023】(第3実施例)図4および図5は軸方向の
先端側から見た摺接部材4とストッパ5の形状を示す正
面図である。摺接部材4とストッパ5は、図4に示すよ
うに、円周方向の一部分(または複数箇所)に設けても
よいし、図5に示すように、摺接部材4およびストッパ
5を環状体としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転部と摺接部材との位置関係を示すスタータ
の要部断面図である。
【図2】回転部が後退する時の摺接部材の作用を示すス
タータの要部断面図である。
【図3】摺接部材周辺を示すスタータの要部断面図であ
る(第2実施例)。
【図4】摺接部材とストッパの形状を示す正面図である
(第3実施例)。
【図5】摺接部材とストッパの形状を示す正面図である
(第3実施例)。
【図6】摺接部材の形状を示すスタータの要部断面図で
ある(従来技術)。
【符号の説明】
1 スタータ 2 始動モータ 3 アーマチャシャフト(出力軸) 3a ヘリカルスプライン溝(ヘリカルスプライン) 4 摺接部材 5 ストッパ 9 ハウジング 11 ストップカラー(前進規制部材) 13 ピニオンギヤ(回転部) 14 一方向クラッチ(回転部) 19a ヘリカルスプライン歯(ヘリカルスプライン)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】始動モータの機枠を構成するハウジング
    と、 前記始動モータにより回転駆動され、前記ハウジングに
    軸支される出力軸と、 この出力軸にヘリカルスプラインを介して嵌合し、ピニ
    オンギヤと一体に前記出力軸上を進退可能に設けられた
    回転部と、 この回転部の前進を規制する前進規制部材と、 前記回転部の外周を押圧することで、摩擦により回転規
    制する摺接部材とを備えたスタータにおいて、 前記摺接部材が前記回転部を押圧して回転規制する範囲
    を、前記回転部が静止位置より所定量前進した位置か
    ら、前記前進規制部材によって前進を規制される位置よ
    り所定量後退した位置までとするとともに、前記摺接部
    材が前記回転部を押圧する力が、前記回転部が静止位置
    側より前記前進規制部材側へ移動するときの方が、前記
    前進規制部材側より静止位置側に移動するときより大き
    くなるように設定したことを特徴とするスタータ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載したスタータにおいて、 前記摺接部材は、前記ハウジングに固定された弾性体で
    あることを特徴とするスタータ。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載したスタータにお
    いて、 前記摺接部材の前面側には、前記回転部が前記出力軸上
    を前進する際に、前記摺接部材が前記回転部の前進方向
    へ撓むのを抑えるストッパが設けられていることを特徴
    とするスタータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6268670B1 (en) 1999-10-13 2001-07-31 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Starter

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US6268670B1 (en) 1999-10-13 2001-07-31 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Starter

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