JPH09195521A - 外壁のリフレッシュ工法 - Google Patents

外壁のリフレッシュ工法

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Publication number
JPH09195521A
JPH09195521A JP465396A JP465396A JPH09195521A JP H09195521 A JPH09195521 A JP H09195521A JP 465396 A JP465396 A JP 465396A JP 465396 A JP465396 A JP 465396A JP H09195521 A JPH09195521 A JP H09195521A
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JP
Japan
Prior art keywords
external wall
wall
existing
wall panel
rear face
Prior art date
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Pending
Application number
JP465396A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisatoyo Kawame
尚豊 川目
Misao Okamoto
美佐雄 岡本
Masaru Noma
賢 野間
Takashi Shimada
隆 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP465396A priority Critical patent/JPH09195521A/ja
Publication of JPH09195521A publication Critical patent/JPH09195521A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単なる外壁面のリフォームに止まらず、外壁
の機能性をも向上させることによって、居住性を同時に
改善できるようにした住宅或いはアパート等の外壁のリ
フレッシュ工法を提供する。 【解決手段】 新しい外壁面を形成するサイディング材
(3)の裏面に所要厚さの断熱材(4)を張り付けた外壁パ
ネル(2)を、既存の外壁面(1)に直接接着して施工す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外壁のリフレッ
シュ工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この発明の発明者らは、先に表面に必要
な外装塗装が施された外壁材を既存建物の外壁面に直接
接着することによって、その既存建物の外壁を新しくす
るリフレッシュ工法と称する工法を発明し、特願平6-10
1808号として出願した。
【0003】この特許出願にかかる工法によれば、従来
の工法に比較して大がかりな工事が不要で、また、必要
な表面塗装が予め工場で行われているので、既存外壁面
に新たな塗装を行うものに比較して、近隣に対する塗料
の飛散対策や臭対策を考慮する必要がないといった大き
な利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のリフレッシュ工法では、外壁材を直接接着す
るもの以外のものを含めて、何れの場合も単に外壁面を
リフォームする程度の域をでるものではなく、住宅の居
住性を向上させるものではなかった。特に、このような
外壁のリフォームを必要とする建物は、築後10年以上
経った古い建物であり、そのため、建物の断熱性等の機
能面においても、現在の建物に比較して遙かに劣るとい
った問題がある。
【0005】この発明は、このような点に鑑みて、単な
る外壁面のリフォームに止まらず、外壁の機能性をも向
上させることによって、居住性を同時に改善できるよう
にした住宅或いはアパート等の外壁のリフレッシュ工法
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、既存外壁の表面に、新しい外壁面を
構成するサイディング材の裏面に所要厚さの断熱材を備
えた外壁パネルを直接接着することを特徴とする。
【0007】また、上記において、外壁パネルの接着方
法としては、新しい外壁面を構成するサイディング材の
裏面に所要厚さの断熱材を備えた外壁パネルにおいて、
前記断熱材の裏面に接着剤を盛りつけるようにして複数
個所に塗布し、且つ、同じく断熱材の周囲に沿って接着
剤を塗布して、既存外壁の表面に接着することを特徴と
するものが提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の外壁パネルの
接着方法を示す図面であり、この図で示すように、住宅
或いはアパート等の既存建物の旧外壁面(1)に新たな外
壁パネル(2)を直接接着することによって、その外壁面
の意匠を一新させるものである。
【0009】上記外壁パネル(2)は、図2で示すよう
に、その表面に意匠性のある模様及び塗装、例えば、エ
ンボス模様の表面に塗装を施した厚さ5mm程度のサイデ
ィング材(3)と、そのサイディング材(3)の裏面側に所
要厚さ、例えば、厚さ30mm程度の断熱材(4)を予め接
着したものが用いられる。断熱材(4)としては、例え
ば、硬質の発泡ポリスチレン樹脂等が用いられる。この
ように予め形成された外壁パネル(2)を、同じく図2で
示すように、断熱材(4)の裏面側に、その数カ所に盛り
つけるようにして接着剤(5)を塗布するとともに、断熱
材(4)の四周に同様に接着剤(5)をビード状に塗布し
て、これを前記外壁面(1)へ直接接着して施工するもの
である。
【0010】図3は、前記外壁パネル(2)を接着した外
壁の目地部分の断面図を示している。図において(7)
(7)は、溝形鋼からなる既存建物の軸組支柱であって、
この軸組支柱(7)(7)の外側面に、同じく、建物の既存
外壁パネル(8)(8)が取付けられている。これらの既存
の外壁パネル(8)は、断面コの字型の鉄枠(9)と、その
鉄枠(9)の表面側に張り付けたサイディング材(10)と、
同じく裏面側に張り付けた裏面板(11)と、それらサイデ
ィング材(10)と裏面板(11)との間に充填した断熱材(12)
とからなり、前記鉄枠(9)によって、この外壁パネル
(8)の左右方向の端部に凹部(13)が形成されている。
【0011】既存外壁パネル(8)(8)間の目地部分に
は、予め、その外側面間に跨って目地シート(14)を張り
付け、その上から新しい外壁パネル(2)(2)を接着して
いる。更に、それら新しい外壁パネル(2)(2)間の目地
部分に、断熱材(17)を挿入した後、両側面に一対のひれ
(15)を備えた合成樹脂製の目地材(16)を外側から充填し
ている。
【0012】図4は、入隅コーナーの目地部分の構造の
一例を示したもので、この入隅部分においては、コーナ
ーを挟んで互いに直角に隣接する既存外壁パネル(8)
(8)の表面間に跨るようにして、その入隅部分に沿うL
字形の金属鉄板からなる添板(18)を接着し、その添板(1
8)の端部と各外壁パネル(8)の表面とに跨って、前記と
同様の目地シート(14)(14)を張り付けている。そして、
これらの表面に新しい外壁パネル(2)(2)を接着する。
【0013】更に、この入隅部分においては、そのコー
ナーを挟んで互いに隣接する新しい外壁パネル(2)(2)
の一方を、他方の外壁パネル(2)の端面の延長部分まで
突出させた片側勝ち構造として、その延長された外壁パ
ネル(2)の外表面と一方の外壁パネル(2)端面との間
に、前記と同様の断熱材(19)を挿入し、目地材(16)を充
填している。
【0014】図5は、前記新しい外壁パネル(2)の軒裏
側の上端部分の構造を示したもので、この軒裏部分にお
いては、その新しい外壁パネル(2)上端と軒裏板(20)と
の間に比較的大きな隙間を設けて、この新しい外壁パネ
ル(2)の接着作業を容易とするとともに、その上端部分
には、その外壁パネル(2)のサイディング材(3)外側面
と、それらサイディング材(3)及び断熱材(4)の上端面
とに跨るようなL字形の金属製見切材(21)を、接着剤(2
2)(22)で接着して、この部分の意匠性を図っている。
【0015】なお、図5において、(23)は、軒裏板(20)
と既存外壁パネル(8)の上端部外表面との間に跨って設
けた既存の軒裏見切材である。このような見切材(21)
は、軒裏部分のみならず開口部周り、パネル下端等に取
付けることによって、外観意匠の向上と断熱材(4)の保
護を図る。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、新しい外壁パネルを
既存の外壁面に直接接着するため、大がかりな工事を必
要とせず、また、近隣に対する塗料の飛散対策や臭対策
を施すといった必要がないという効果のみならず、サイ
ディング材の裏面側に所要厚の断熱材を予め張り付けた
ものを前記既存の外壁面に接着するようにしているか
ら、断熱性能をも向上することができ、単なるリフォー
ムに止まらない居住性の向上をも図ることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態において示す新しい外壁
パネルの接着方法を示す建物要部の斜視図である。
【図2】この発明の新しい外壁パネルを裏面から見た斜
視図である。
【図3】新しい外壁パネルを張り付けた外壁の目地部分
の横断面図である。
【図4】同じくコーナー部分の横断面図である。
【図5】同じく新しい外壁パネル上端の軒裏部分の構造
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
(1) 既存外壁面 (2) 新しい外壁パネル (3) サイディング材 (4) 断熱材 (6) 接着剤 (21) 見切材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋田 隆 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既存外壁の表面に、新しい外壁面を構成
    するサイディング材の裏面に所要厚さの断熱材を備えた
    外壁パネルを直接接着することを特徴とする外壁のリフ
    レッシュ工法。
  2. 【請求項2】 新しい外壁面を構成するサイディング材
    の裏面に所要厚さの断熱材を備えた外壁パネルにおい
    て、前記断熱材の裏面に接着剤を盛りつけるようにして
    複数個所に塗布し、且つ、同じく断熱材の周囲に沿って
    接着剤を塗布して、既存外壁の表面に接着することを特
    徴とする外壁のリフレッシュ工法。
JP465396A 1996-01-16 1996-01-16 外壁のリフレッシュ工法 Pending JPH09195521A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP465396A JPH09195521A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 外壁のリフレッシュ工法

Applications Claiming Priority (1)

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JP465396A JPH09195521A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 外壁のリフレッシュ工法

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Publication Number Publication Date
JPH09195521A true JPH09195521A (ja) 1997-07-29

Family

ID=11589917

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP465396A Pending JPH09195521A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 外壁のリフレッシュ工法

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JP (1) JPH09195521A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000027453A (ja) * 1998-07-13 2000-01-25 Sekisui House Ltd 建物の外壁構造
JP2000027449A (ja) * 1998-07-13 2000-01-25 Sekisui House Ltd 建物の外壁構造
JP2000027452A (ja) * 1998-07-13 2000-01-25 Sekisui House Ltd 建物の外壁構造
JP2000027450A (ja) * 1998-07-13 2000-01-25 Sekisui House Ltd 建物の外壁構造

Cited By (4)

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JP2000027453A (ja) * 1998-07-13 2000-01-25 Sekisui House Ltd 建物の外壁構造
JP2000027449A (ja) * 1998-07-13 2000-01-25 Sekisui House Ltd 建物の外壁構造
JP2000027452A (ja) * 1998-07-13 2000-01-25 Sekisui House Ltd 建物の外壁構造
JP2000027450A (ja) * 1998-07-13 2000-01-25 Sekisui House Ltd 建物の外壁構造

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