JP2000027450A - 建物の外壁構造 - Google Patents
建物の外壁構造Info
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- JP2000027450A JP2000027450A JP10196928A JP19692898A JP2000027450A JP 2000027450 A JP2000027450 A JP 2000027450A JP 10196928 A JP10196928 A JP 10196928A JP 19692898 A JP19692898 A JP 19692898A JP 2000027450 A JP2000027450 A JP 2000027450A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 建物の既存外壁に新しい外壁パネルを貼り付
けてなる外壁構造において、既存サッシ周りの見栄えを
良くし、またサッシに面格子を良好な状態で取り付ける
ようにする。 【解決手段】 既存サッシ(11)よりも建物外方向に張り
出すように取り付けたサッシ枠(10)によって、既存外壁
(１)の表面に貼り付けた新たな外壁パネル(２)のサッシ
側端面(21)を覆うとともに、既存サッシ(11)よりも建物
外方向に張り出すように面格子支持部材(30)を取り付
け、この支持部材(30)に取り付けた面格子(36)とサッシ
枠(10)との間に、網戸等の面材(40)を抜き出すため隙間
(41)を形成する。
けてなる外壁構造において、既存サッシ周りの見栄えを
良くし、またサッシに面格子を良好な状態で取り付ける
ようにする。 【解決手段】 既存サッシ(11)よりも建物外方向に張り
出すように取り付けたサッシ枠(10)によって、既存外壁
(１)の表面に貼り付けた新たな外壁パネル(２)のサッシ
側端面(21)を覆うとともに、既存サッシ(11)よりも建物
外方向に張り出すように面格子支持部材(30)を取り付
け、この支持部材(30)に取り付けた面格子(36)とサッシ
枠(10)との間に、網戸等の面材(40)を抜き出すため隙間
(41)を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の既存外壁
に新たな外壁パネルを貼り付けてなる外壁構造に関す
る。
に新たな外壁パネルを貼り付けてなる外壁構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来より、表面に必要な外装塗装が施さ
れた外壁パネルを既存外壁の表面に貼り付けることによ
って、その建物の外壁をリフレッシュさせた外壁構造が
知られている。この場合、大がかりな工事が不要で、ま
た必要な表面塗装が予め工場で行われているので、既存
外壁に新たな塗装を行うものに比較して、近隣に対する
塗料の飛散対策や臭対策を考慮する必要がないといった
大きな利点がある。
れた外壁パネルを既存外壁の表面に貼り付けることによ
って、その建物の外壁をリフレッシュさせた外壁構造が
知られている。この場合、大がかりな工事が不要で、ま
た必要な表面塗装が予め工場で行われているので、既存
外壁に新たな塗装を行うものに比較して、近隣に対する
塗料の飛散対策や臭対策を考慮する必要がないといった
大きな利点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記よ
うに既存外壁に新しい外壁パネルを貼り付けた場合、そ
の外壁パネル表面に対して既存サッシが建物内方向に凹
んだ状態となり、これによって既存サッシの周辺部分に
貼り付けた外壁パネルのサッシ側の端面が露出してしま
って、サッシ周辺部分における見栄えが悪くなるといっ
た問題があった。
うに既存外壁に新しい外壁パネルを貼り付けた場合、そ
の外壁パネル表面に対して既存サッシが建物内方向に凹
んだ状態となり、これによって既存サッシの周辺部分に
貼り付けた外壁パネルのサッシ側の端面が露出してしま
って、サッシ周辺部分における見栄えが悪くなるといっ
た問題があった。
【０００４】また、サッシに面格子を取り付けている場
合には、サッシに嵌め込んだ網戸等を面格子とサッシと
の間の隙間から抜き出すようにしているが、上記のよう
に新しい外壁パネルを貼り付けると、面格子とサッシと
の隙間が外壁パネルの端面によって塞がれて、網戸を引
き出すことができなくなるといった不具合も生じてい
た。
合には、サッシに嵌め込んだ網戸等を面格子とサッシと
の間の隙間から抜き出すようにしているが、上記のよう
に新しい外壁パネルを貼り付けると、面格子とサッシと
の隙間が外壁パネルの端面によって塞がれて、網戸を引
き出すことができなくなるといった不具合も生じてい
た。
【０００５】この発明は、このような点に鑑みて、建物
の既存外壁に新しい外壁パネルを貼り付けてなる外壁構
造において、特に既存サッシ周りの見栄えを良くして意
匠性の向上を図ることができ、しかもサッシに面格子を
良好な状態で取り付けることができる建物の外壁構造を
提供することを目的とするものである。
の既存外壁に新しい外壁パネルを貼り付けてなる外壁構
造において、特に既存サッシ周りの見栄えを良くして意
匠性の向上を図ることができ、しかもサッシに面格子を
良好な状態で取り付けることができる建物の外壁構造を
提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、既存サッシよりも建物外方向に張り
出すように新たなサッシ枠を取り付けて、このサッシ枠
によって既存外壁の表面に貼り付けた新たな外壁パネル
のサッシ側端面を覆うとともに、既存サッシよりも建物
外方向に張り出すように面格子支持部材を取り付けて、
この面格子支持部材に取り付けた面格子と前記サッシ枠
との間に、既存サッシに嵌め込んだ網戸等の面材を抜き
出すため隙間を形成するようにしたことを特徴とする。
また、前記面格子支持部材は、サッシ枠内に嵌め込まれ
て既存サッシの縦枠に沿って固定された一対の角パイプ
からなる。さらに、前記外壁パネルは、サイディング材
の裏面に予め所定厚さの断熱材を貼り付けてなる。
め、この発明では、既存サッシよりも建物外方向に張り
出すように新たなサッシ枠を取り付けて、このサッシ枠
によって既存外壁の表面に貼り付けた新たな外壁パネル
のサッシ側端面を覆うとともに、既存サッシよりも建物
外方向に張り出すように面格子支持部材を取り付けて、
この面格子支持部材に取り付けた面格子と前記サッシ枠
との間に、既存サッシに嵌め込んだ網戸等の面材を抜き
出すため隙間を形成するようにしたことを特徴とする。
また、前記面格子支持部材は、サッシ枠内に嵌め込まれ
て既存サッシの縦枠に沿って固定された一対の角パイプ
からなる。さらに、前記外壁パネルは、サイディング材
の裏面に予め所定厚さの断熱材を貼り付けてなる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図１は本発明の一実施形態に
係る外壁構造の要部横断面図、図２はサッシ枠及び外壁
パネルを取り付けるときの状態を示す斜視図、図３は同
じくそのサッシ枠部分の拡大斜視図、図４は面格子支持
部材及び面格子を取り付けるときの状態を示す斜視図で
ある。これらの図で示すように、本実施形態の外壁構造
は、住宅或いはアパート等の既存外壁(１)に新たな外壁
パネル(２)を直接接着することによって、特に窓サッシ
部分の外壁面の意匠を一新させるものである。
基づいて詳細に説明する。図１は本発明の一実施形態に
係る外壁構造の要部横断面図、図２はサッシ枠及び外壁
パネルを取り付けるときの状態を示す斜視図、図３は同
じくそのサッシ枠部分の拡大斜視図、図４は面格子支持
部材及び面格子を取り付けるときの状態を示す斜視図で
ある。これらの図で示すように、本実施形態の外壁構造
は、住宅或いはアパート等の既存外壁(１)に新たな外壁
パネル(２)を直接接着することによって、特に窓サッシ
部分の外壁面の意匠を一新させるものである。
【０００８】外壁パネル(２)は、表面に意匠性のある模
様及び塗装、例えば、エンボス模様の表面に塗装を施し
た厚さ５mm程度のサイディング材(３)と、そのサイディ
ング材(３)の裏面側に所要厚さ、例えば、厚さ３０mm程
度の断熱材(４)を予め接着したものが用いられる。断熱
材(４)としては、例えば、硬質の発泡ポリスチレン樹脂
等が用いられる。この外壁パネル(２)は、既存外壁(１)
への貼り付け箇所に応じて、その大きさが適宜設定され
ている。
様及び塗装、例えば、エンボス模様の表面に塗装を施し
た厚さ５mm程度のサイディング材(３)と、そのサイディ
ング材(３)の裏面側に所要厚さ、例えば、厚さ３０mm程
度の断熱材(４)を予め接着したものが用いられる。断熱
材(４)としては、例えば、硬質の発泡ポリスチレン樹脂
等が用いられる。この外壁パネル(２)は、既存外壁(１)
への貼り付け箇所に応じて、その大きさが適宜設定され
ている。
【０００９】そして、図２に示すように、既存外壁(１)
を構成する既存外壁パネル(５)の表面の数カ所に盛り付
けるようにして接着剤(６)を塗布するとともに、この既
存外壁パネル(５)の四周に同様に接着剤(６)をビード状
に塗布して、既存外壁パネル(５)へ上記の外壁パネル
(２)を順次接着して施工するようになっている。
を構成する既存外壁パネル(５)の表面の数カ所に盛り付
けるようにして接着剤(６)を塗布するとともに、この既
存外壁パネル(５)の四周に同様に接着剤(６)をビード状
に塗布して、既存外壁パネル(５)へ上記の外壁パネル
(２)を順次接着して施工するようになっている。
【００１０】(10)は、既存サッシ(11)よりも建物外方向
に張り出すようにして既存外壁(１)に取り付けられる新
たなサッシ枠である。このサッシ枠(10)は、図３に示す
ように、左右一対の角筒状の縦フレーム材(12)(12)と、
上下一対の角筒状の横フレーム材(13)(13)とを方形枠状
に連結してなり、これら各フレーム材(12)(12)(13)(13)
の表面には、一対のビス挿入用穴(14)(14)が夫々形成さ
れている。
に張り出すようにして既存外壁(１)に取り付けられる新
たなサッシ枠である。このサッシ枠(10)は、図３に示す
ように、左右一対の角筒状の縦フレーム材(12)(12)と、
上下一対の角筒状の横フレーム材(13)(13)とを方形枠状
に連結してなり、これら各フレーム材(12)(12)(13)(13)
の表面には、一対のビス挿入用穴(14)(14)が夫々形成さ
れている。
【００１１】そして、これらフレーム材(12)(12)(13)(1
3)の各ビス挿入用穴(14)(14)…からそのフレーム材(12)
(12)(13)(13)内に挿入したビス(15)(15)…を既存外壁パ
ネル(５)や既存サッシ(11)にねじ込むことによって、サ
ッシ枠(10)を既存サッシ(11)周りに取り付けるようにし
ている。なお、各ビス挿入用穴(14)(14)…は、図１に示
すように、ビス(15)の挿入後にキャップ(８)によって塞
ぐようにしている。
3)の各ビス挿入用穴(14)(14)…からそのフレーム材(12)
(12)(13)(13)内に挿入したビス(15)(15)…を既存外壁パ
ネル(５)や既存サッシ(11)にねじ込むことによって、サ
ッシ枠(10)を既存サッシ(11)周りに取り付けるようにし
ている。なお、各ビス挿入用穴(14)(14)…は、図１に示
すように、ビス(15)の挿入後にキャップ(８)によって塞
ぐようにしている。
【００１２】既存外壁パネル(５)は、図１に示すよう
に、断面コの字型の鉄枠(16)と、その鉄枠(16)の表面側
に貼り付けたサイディング材(17)と、同じく裏面側に貼
り付けた裏面板(18)と、それらサイディング材(17)と裏
面板(18)との間に充填した断熱材(19)とからなり、上記
のビス(15)(15)を既存外壁パネル(５)にねじ込む場合に
は、その鉄枠(16)にねじ込むようにしてサッシ枠(10)の
取付強度を高めている。なお、既存外壁パネル(５)は、
溝形鋼からなる軸組支柱(20)の外側面に固定されてい
る。
に、断面コの字型の鉄枠(16)と、その鉄枠(16)の表面側
に貼り付けたサイディング材(17)と、同じく裏面側に貼
り付けた裏面板(18)と、それらサイディング材(17)と裏
面板(18)との間に充填した断熱材(19)とからなり、上記
のビス(15)(15)を既存外壁パネル(５)にねじ込む場合に
は、その鉄枠(16)にねじ込むようにしてサッシ枠(10)の
取付強度を高めている。なお、既存外壁パネル(５)は、
溝形鋼からなる軸組支柱(20)の外側面に固定されてい
る。
【００１３】このようにして新たな外壁パネル(２)及び
サッシ枠(10)を既存外壁(１)に取り付けた状態において
は、図１に示すように、建物外方向に張り出したサッシ
枠(10)によって、外壁パネル(２)のサッシ側端面(21)が
覆われ、既存サッシ(11)周りのサッシ枠(10)と新たに貼
り付けた外壁パネル(２)とが違和感なく連続した状態と
なっている。そして、この外壁パネル(２)のサッシ側端
面(21)とサッシ枠(10)との間の目地部分に、目地充填材
(22)を充填した後、合成樹脂製のシール材(23)を外側か
ら嵌め込むようにしている。なお、図１において、(24)
は、既存サッシ(11)の縦枠(25)と既存外壁パネル(５)と
の間の目地部を塞ぐ目地シートである。
サッシ枠(10)を既存外壁(１)に取り付けた状態において
は、図１に示すように、建物外方向に張り出したサッシ
枠(10)によって、外壁パネル(２)のサッシ側端面(21)が
覆われ、既存サッシ(11)周りのサッシ枠(10)と新たに貼
り付けた外壁パネル(２)とが違和感なく連続した状態と
なっている。そして、この外壁パネル(２)のサッシ側端
面(21)とサッシ枠(10)との間の目地部分に、目地充填材
(22)を充填した後、合成樹脂製のシール材(23)を外側か
ら嵌め込むようにしている。なお、図１において、(24)
は、既存サッシ(11)の縦枠(25)と既存外壁パネル(５)と
の間の目地部を塞ぐ目地シートである。
【００１４】(30)は、既存サッシ(11)よりも建物外方向
に張り出すようにしてその既存サッシ(11)に取り付けら
れた面格子支持部材である。この面格子支持部材(30)
は、図４に示すように、一対の角パイプ(32)(32)からな
り、これら角パイプ(32)(32)には、複数のビス挿入用穴
(33)(33)…が形成され、また現場加工にてボルト穴(34)
(34)…が形成されている。
に張り出すようにしてその既存サッシ(11)に取り付けら
れた面格子支持部材である。この面格子支持部材(30)
は、図４に示すように、一対の角パイプ(32)(32)からな
り、これら角パイプ(32)(32)には、複数のビス挿入用穴
(33)(33)…が形成され、また現場加工にてボルト穴(34)
(34)…が形成されている。
【００１５】各角パイプ(32)(32)は、サッシ枠(10)の横
フレーム材(13)(13)間に差し渡されるようにしてサッシ
枠(10)内に嵌め込まれ、ビス挿入用穴(33)(33)から角パ
イプ(32)(32)内に挿入したビス(35)(35)…を既存サッシ
(11)の縦枠(25)にねじ込むことによって、縦枠(25)の表
面に沿って固定されるようになっている。
フレーム材(13)(13)間に差し渡されるようにしてサッシ
枠(10)内に嵌め込まれ、ビス挿入用穴(33)(33)から角パ
イプ(32)(32)内に挿入したビス(35)(35)…を既存サッシ
(11)の縦枠(25)にねじ込むことによって、縦枠(25)の表
面に沿って固定されるようになっている。
【００１６】そして、これら角パイプ(32)(32)のボルト
穴(34)(34)…と面格子(36)の取付プレート(37)(37)…に
形成したボルト穴(38)(38)…とを一致させて、これらボ
ルト穴に挿入したボルト(39)(39)…によって、面格子(3
6)を角パイプ(32)(32)に取り付けるようにしている。こ
の面格子(36)の取付状態において、図１に示すように、
面格子(36)とサッシ枠(10)との間に、既存サッシ(11)に
嵌め込んだ網戸等の面材(40)を抜き出すための隙間(41)
が確保されるようになっている。
穴(34)(34)…と面格子(36)の取付プレート(37)(37)…に
形成したボルト穴(38)(38)…とを一致させて、これらボ
ルト穴に挿入したボルト(39)(39)…によって、面格子(3
6)を角パイプ(32)(32)に取り付けるようにしている。こ
の面格子(36)の取付状態において、図１に示すように、
面格子(36)とサッシ枠(10)との間に、既存サッシ(11)に
嵌め込んだ網戸等の面材(40)を抜き出すための隙間(41)
が確保されるようになっている。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、既存サッシよりも建物外方向に張り出すよう
に取り付けたサッシ枠によって、既存サッシの周辺に貼
り付けた新たな外壁パネルのサッシ側端面を覆うように
しているので、既存サッシと新たな外壁パネルとをサッ
シ枠を介して違和感なく連続させることができ、サッシ
周辺部分の見栄えを良くして意匠性の向上を図ることが
できる。
によると、既存サッシよりも建物外方向に張り出すよう
に取り付けたサッシ枠によって、既存サッシの周辺に貼
り付けた新たな外壁パネルのサッシ側端面を覆うように
しているので、既存サッシと新たな外壁パネルとをサッ
シ枠を介して違和感なく連続させることができ、サッシ
周辺部分の見栄えを良くして意匠性の向上を図ることが
できる。
【００１８】また、新たな外壁パネルの貼り付けに伴っ
てサッシ枠を取り付けると、既存サッシに取り付けられ
る面格子と新たなサッシ枠との間に、網戸等の面材を抜
き出すための隙間を確保することができなくなる虞があ
るが、本発明では、既存サッシよりも建物外方向に張り
出すように面格子支持部材を取り付け、この支持部材に
面格子を取り付けることで、面格子とサッシ枠との間に
面材を抜き出すため隙間を確保しているので、既存サッ
シに嵌め込んだ面材を抜き出すことができないといった
不具合をなくすことができる。
てサッシ枠を取り付けると、既存サッシに取り付けられ
る面格子と新たなサッシ枠との間に、網戸等の面材を抜
き出すための隙間を確保することができなくなる虞があ
るが、本発明では、既存サッシよりも建物外方向に張り
出すように面格子支持部材を取り付け、この支持部材に
面格子を取り付けることで、面格子とサッシ枠との間に
面材を抜き出すため隙間を確保しているので、既存サッ
シに嵌め込んだ面材を抜き出すことができないといった
不具合をなくすことができる。
【００１９】さらに、面格子支持部材を、サッシ枠内に
嵌め込まれて既存サッシの縦枠に沿って固定された一対
の角パイプから構成しているので、面格子支持部材がサ
ッシ枠からはみ出して、見栄えが悪くなるといった不具
合をなくすことができる。さらにまた、外壁パネルは、
サイディング材の裏面に断熱材を貼り付けてなるため、
単なる外壁のリフォームに止まらず、断熱性能を高めて
居住性の向上を図ることができる。
嵌め込まれて既存サッシの縦枠に沿って固定された一対
の角パイプから構成しているので、面格子支持部材がサ
ッシ枠からはみ出して、見栄えが悪くなるといった不具
合をなくすことができる。さらにまた、外壁パネルは、
サイディング材の裏面に断熱材を貼り付けてなるため、
単なる外壁のリフォームに止まらず、断熱性能を高めて
居住性の向上を図ることができる。
【図１】本発明の一実施形態に係る外壁構造の要部横断
面図である。
面図である。
【図２】サッシ枠及び外壁パネルを取り付けるときの状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図３】同じくそのサッシ枠部分の拡大斜視図である。
【図４】面格子支持部材及び面格子を取り付けるときの
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
(１) 既存外壁 (２) 外壁パネル (３) サイディング材 (４) 断熱材 (10) サッシ枠 (11) 既存サッシ (21) サッシ側端面 (25) 縦枠 (30) 面格子支持部材 (32) 角パイプ (36) 面格子 (40) 面材 (41) 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｅ０６Ｂ 9/01 Ｅ０６Ｂ 9/01 Ａ (72)発明者 岡本 美佐雄 大阪市北区大淀中一丁目１番88号 積水ハ ウス株式会社内 (72)発明者 嶋田 隆 大阪市北区大淀中一丁目１番88号 積水ハ ウス株式会社内 Ｆターム(参考） 2E001 AA02 AD01 AE02 AF01 BA04 XA07 2E011 AB02 AC04 AD01 AD02 AD03 CA07 DA04 2E020 AB06 BA02 BB02 2E110 AA51 AB04 AB22 BA02 BB04 BB23 BD05 CA03 CB02 DC21 DD14 EA01 GA24X GB43X 2E176 AA05 BB25
Claims (3)
- 【請求項１】 既存サッシよりも建物外方向に張り出す
ように新たなサッシ枠を取り付けて、このサッシ枠によ
って既存外壁の表面に貼り付けた新たな外壁パネルのサ
ッシ側端面を覆うとともに、既存サッシよりも建物外方
向に張り出すように面格子支持部材を取り付けて、この
面格子支持部材に取り付けた面格子と前記サッシ枠との
間に、既存サッシに嵌め込んだ網戸等の面材を抜き出す
ため隙間を形成するようにしたことを特徴とする建物の
外壁構造。 - 【請求項２】 前記面格子支持部材は、サッシ枠内に嵌
め込まれて既存サッシの縦枠に沿って固定された一対の
角パイプからなる請求項１記載の建物の外壁構造。 - 【請求項３】 前記外壁パネルは、サイディング材の裏
面に予め所定厚さの断熱材を貼り付けてなる請求項１又
は２記載の建物の外壁構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10196928A JP2000027450A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 建物の外壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10196928A JP2000027450A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 建物の外壁構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000027450A true JP2000027450A (ja) | 2000-01-25 |
Family
ID=16366007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10196928A Pending JP2000027450A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 建物の外壁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000027450A (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0435504Y2 (ja) * | 1984-01-30 | 1992-08-21 | ||
| JPH0533553A (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-09 | Tosutemu Sera Kk | 窓廻り外壁改装装置 |
| JPH0748936A (ja) * | 1993-08-10 | 1995-02-21 | Ykk Architect Prod Kk | 建物の外壁改装構造 |
| JPH08312265A (ja) * | 1995-05-23 | 1996-11-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 面格子の取付構造 |
| JPH09195521A (ja) * | 1996-01-16 | 1997-07-29 | Sekisui House Ltd | 外壁のリフレッシュ工法 |
-
1998
- 1998-07-13 JP JP10196928A patent/JP2000027450A/ja active Pending
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| JPH09195521A (ja) * | 1996-01-16 | 1997-07-29 | Sekisui House Ltd | 外壁のリフレッシュ工法 |
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