JPH09195134A - 複数糸混合紡出装置 - Google Patents

複数糸混合紡出装置

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Publication number
JPH09195134A
JPH09195134A JP2338096A JP2338096A JPH09195134A JP H09195134 A JPH09195134 A JP H09195134A JP 2338096 A JP2338096 A JP 2338096A JP 2338096 A JP2338096 A JP 2338096A JP H09195134 A JPH09195134 A JP H09195134A
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JP
Japan
Prior art keywords
roller
roving
bottom roller
mixing
top roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP2338096A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Matsuzaka
臣昭 松坂
Yasunori Taniguchi
安範 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON BOSEKI YOHIN KENKYUSHO
NIPPON BOSEKI YOHIN KENKYUSHO KK
Original Assignee
NIPPON BOSEKI YOHIN KENKYUSHO
NIPPON BOSEKI YOHIN KENKYUSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON BOSEKI YOHIN KENKYUSHO, NIPPON BOSEKI YOHIN KENKYUSHO KK filed Critical NIPPON BOSEKI YOHIN KENKYUSHO
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Publication of JPH09195134A publication Critical patent/JPH09195134A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】綿、羊毛、化学繊維のように質の異なった粗糸
や異なった色の粗糸を任意に混合する複数糸混合紡出装
置を提供する。 【解決手段】フロントボトムローラ2とフロントトップ
ローラ6、ミドルボトムローラ3とミドルトップローラ
7、第1のバックボトムローラ4と第1のバックトップ
ローラ8が装着され、これらの構成は従来の1本の糸を
紡出する構成と同じであり、又、台座9に第2のバック
ボトムローラ10と第2のバックトップローラ14及び
第3のバックボトムローラ11と第3のバックトップロ
ーラ15が装着され、第1、第2、第3の粗糸ボビン1
6、17、18からの粗糸はローラスタンド1に装着さ
れた粗糸ガイド19及び台座9に装着された粗糸ガイド
20、21を通して第1、第2、第3のバックトップロ
ーラ8、14、15と第1、第2、第3のバックボトム
ローラ4、10、11に送り込まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、綿、羊毛、化学繊
維のように質の異なった粗糸や異なった色の粗糸を任意
に混合する複数糸混合紡出装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、粗糸を紡出するには、1対のフロン
トボトムローラとフロントトップローラ、ミドルボトム
ローラとミドルトップローラ及びバックボトムローラと
バックトップローラを構成するドラフト装置において、
フロントボトムローラ、ミドルボトムローラとバッボト
ムプローラをメインモータに対して予め決められた回転
数で回転することにより、均一な繊維を紡出したり、バ
ックトップローラの回転数を変更して特殊糸を紡出する
ように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな紡出装置では、1つの粗糸ボビンから粗糸を紡出す
るように構成しているが、複数の粗糸ボビンから色や質
の異なった粗糸を混合して紡出することは全く行われて
おらず、最近、そのような色や質の異なった粗糸を混合
する要求がある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明は、各錘毎に装
着した複数の粗糸ボビンと、該複数の粗糸ボビンからの
粗糸を導くように構成されたそれぞれサーボモータで回
転される複数のバックボトムローラに圧接されたバック
トップローラと、該複数のバックボトムローラとバック
トップローラから導出した粗糸を導くように粗糸ガイド
を通してメインモータにより回転される1ラインのミド
ルボトムローラに圧接されるミドルトップローラと、該
1ラインのミドルボトムローラとミドルトップローラか
ら導出された粗糸を導いて、ミドルボトムローラと予め
決められた回転数で回転される1ラインのフロントボト
ムローラに圧接されるフロントトップローラとからな
り、前記複数のバックトップローラのサーボモータの回
転数をそれぞれ制御して、前記複数の粗糸ボビンからの
粗糸を任意に混合するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明では、各錘毎に装着した複
数の粗糸ボビンから複数のフロントボトムローラとフロ
ントトップローラに導き、フロントボトムローラとフロ
ントトップローラから粗糸ガイドを介して1つのミドル
ボトムローラとミドルトップローラに導き、ミドルボト
ムローラとミドルトップローラからバックボトムローラ
とバックトップローラに導いて、フロントボトムローラ
の回転数を変更することにより、異なった粗糸ボビンか
ら粗糸を任意の量だけ混合するように構成する。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の1実施例の複数糸混合紡出
装置の構成図で、ローラスタンド1にフロントボトムロ
ーラ2、ミドルボトムローラ3、第1のバックボトムロ
ーラ4が装着され、又、レバー5はローラスタンド1に
回動軸5aによって回動自在に装着され、さらに、レバ
ー5にフロントトップローラ6、ミドルトップローラ
7、第1のバックトップローラ8が回動自在に装着さ
れ、これらのフロントトップローラ6、ミドルトップロ
ーラ7、第1のバックトップローラ8はフロントボトム
ローラ2、ミドルボトムローラ3、第1のバックボトム
ローラ4にそれぞれ押し付けられるように構成され、さ
らに、ミドルボトムローラ3及びミドルトップローラ7
には、それぞれボトムエプロン3a及びトップエプロン
7aが掛けられ、これらの構成は従来の1本の糸を紡出
する構成と同じである。
【0007】又、ローラスタンド1に固着された台座9
に第2のバックボトムローラ10及び第3のバックボト
ムローラ11が装着され、又、台座9にそれぞれ装着さ
れた装着部材12、13に第2、第3のバックトップロ
ーラ14、15が回動自在に装着され、第2、第3のバ
ックトップローラ14、15はバックボトムローラ1
0、11にそれぞれ圧接され、第1、第2、第3の粗糸
ボビン16、17、18からの粗糸はローラスタンド1
に装着された粗糸ガイド19及び台座9に装着された粗
糸ガイド20、21を通して第1、第2、第3のバック
トップローラ8、14、15と第1、第2、第3のバッ
クボトムローラ4、10、11に送り込まれ、第1、第
2、第3のバックトップローラ8、14、15と第1、
第2、第3のバックボトムローラ4、10、11の間か
らローラスタンド1に装着されたコレクター22を通し
て1つのミドルトップローラ7とミドルボトムローラ3
の間に送り込まれている。
【0008】又、図2に示すように、第1、第2、第3
のバックボトムローラ4、10、11はそれぞれ回転軸
4a、10a、11aに連結されたサーボモータ23、
24、25によって回転され、フロントボトムローラ2
とミドルボトムローラ3はそれぞれ回転軸2a、3bに
連結された減速機構27によって回転され、この減速機
構27はスピンドル(図示せず)を回転するメインモー
タ26の回転数に対応するように回転数が制御され、さ
らに、第1、第2、第3のサーボモータ23、24、2
5及びメインモータ26は制御装置28からの信号によ
り制御されており、又、粗糸を紡出する条件としては、
バックボトムローラとフロントボトムローラの回転数の
差によって紡出糸の太さを任意に変更することができ
る。
【0009】このように構成された本実施例の複数糸混
合紡出装置では、例えば、第1、第2、第3の粗糸ボビ
ン16、17、18から色の異なった粗糸16a、17
a、18aが導出されている場合、第1、第2、第3の
サーボモータ23、24、25を同じ回転数にすると、
3粗糸16a、17a、18aが同じ量だけ送られるの
で、3粗糸16a、17a、18aが均一に混合された
糸が紡出され、同じ色が等量混ざった紡出糸が形成され
るが、例えば、第1の粗糸16aが切れない状態で少量
供給されるように、第1のサーボモータ23の回転数だ
けを下げると、第2、第3の粗糸17a、18aが等量
混合された紡出糸が紡出され、さらに、第1、第2の粗
糸16a。17aが切れない状態で少量供給されるよう
に、第1、第2のサーボモータ23、24の回転数を下
げると、第3の粗糸18aに第1、第2の粗糸16a、
17aが少量混合された紡出糸が紡出される。
【0010】又、同様に第1、第2、第3の粗糸16
a、17a、18aとして、綿、羊毛、化繊のように異
なった質の粗糸を第1、第2、第3の粗糸ボビン16、
17、18から供給すると、第1、第2、第3のサーボ
モータ23、24、25の回転数に応じて混合される量
が異なり、今まで形成できなかった紡出糸が形成できる
という利点がある。
【0011】又、図3に示すように、フロントボトムロ
ーラ2とミドルボトムローラ3をそれぞれフロントサー
ボモータ29とミドルサーボモータ30によって回転す
るように構成し、フロントサーボモータ29とミドルサ
ーボモータ30をメインモータ26の回転数に関連した
回転数にするように構成してもよい。
【0012】なお、上記実施例では、3つのバックボト
ムローラとバックトップローラを使用した例を示した
が、2つ以上のバックボトムローラとバックトップロー
ラを使用すれば、色及び質の異なった紡出糸を形成する
ことができる。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の複数糸混合紡出装置では、複数のバックボトムローラ
とバックトップローラを使用し、異なった色又は質の粗
糸を複数のボビンから送り、バックボトムローラをそれ
ぞれのサーボモータで所望の回転数に制御することによ
り、所望の異なった色又は質の紡出糸を形成でき、今ま
でできなかった糸を簡単に紡出できるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の複数糸混合紡出装置の断面図
である。
【図2】図1の複数糸混合紡出装置の制御装置の構成を
示したブロック図である。
【図3】図1の複数糸混合紡出装置の他の制御装置の構
成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 ローラスタンド 2 フロントトップローラ 3 ミドルトップローラ 4 第1のバックボトムローラ 5 レバー 6 フロントトップローラ 7 ミドルトップローラ 8 第1のバックトップローラ 9 台座 10 第2のバックボトムローラ 11 第3のバックボトムローラ 12、13 装着部材 14 第2のバックトップローラ 15 第3のバックトップローラ 16 第1の粗糸ボビン 17 第2の粗糸ボビン 18 第3の粗糸ボビン 19、20、21 粗糸ガイド 22 コレクター 23 第1のサーボモータ 24 第2のサーボモータ 25 第3のサーボモータ 26 メインモータ 27 減速機構 28 制御装置 29 フロントサーボモータ 30 ミドルサーボモータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各錘毎に装着した複数の粗糸ボビンと、
    該複数の粗糸ボビンからの粗糸を導くように構成された
    それぞれサーボモータで回転される複数のバックボトム
    ローラに圧接されたバックトップローラと、該複数のバ
    ックボトムローラとバックトップローラから導出した粗
    糸を導くように粗糸ガイドを通してメインモータにより
    回転される1ラインのミドルボトムローラに圧接される
    ミドルトップローラと、該1ラインのミドルボトムロー
    ラとミドルトップローラから導出された粗糸を導いて、
    ミドルボトムローラと予め決められた回転数で回転され
    る1ラインのフロントボトムローラに圧接されるフロン
    トトップローラとからなり、前記複数のバックトップロ
    ーラのサーボモータの回転数をそれぞれ制御して、前記
    複数の粗糸ボビンからの粗糸を任意に混合することを特
    徴とする複数糸混合紡出装置。
  2. 【請求項2】 バックボトムローラ用のサーボモータの
    回転数を、フロントボトムローラの回転数に対して制御
    することにより、紡出糸の太さを任意に変更することを
    特徴とする請求項1記載の複数糸混合紡出装置。
  3. 【請求項3】 各錘毎に装着した複数の粗糸ボビンと、
    該複数の粗糸ボビンからの粗糸を導くように構成された
    それぞれサーボモータで回転される複数のバックボトム
    ローラに圧接されたバックトップローラと、該複数のバ
    ックボトムローラとバックトップローラから導出した粗
    糸を導くように粗糸ガイドを通してメインモータと予め
    決められた回転数で回転するサーボモータにより回転さ
    れる1ラインのミドルボトムローラに圧接されるミドル
    トップローラと、該1ラインのミドルボトムローラとミ
    ドルトップローラから導出された粗糸を導いて、ミドル
    ボトムローラと予め決められた回転数で回転されるサー
    ボモータにより回転される1ラインのフロントボトムロ
    ーラに圧接されるのフロントトップローラとからなり、
    前記複数のバックボトムローラのサーボモータの回転数
    をそれぞれ制御して、前記複数の粗糸ボビンからの粗糸
    を任意に混合することを特徴とする複数糸混合紡出装
    置。
  4. 【請求項4】 メインモータの回転数に対し、フロント
    ボトムローラ、ミドルボトムローラ及びバックボトムロ
    ーラのそれぞれのサーボモータの回転数を制御すること
    により、紡出糸の撚り及び太さを任意に変更することを
    特徴とする請求項2記載の複数糸混合紡出装置。
  5. 【請求項5】 前記粗糸ボビンからの粗糸は異なった色
    を持つことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項
    記載の複数糸混合紡出装置。
  6. 【請求項6】 前記粗糸ボビンからの粗糸は綿、羊毛、
    化学繊維などの異種の繊維であることを特徴とする請求
    項1又は2のいずれか1項記載の複数糸混合紡出装置。
JP2338096A 1996-01-16 1996-01-16 複数糸混合紡出装置 Pending JPH09195134A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2338096A JPH09195134A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 複数糸混合紡出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2338096A JPH09195134A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 複数糸混合紡出装置

Publications (1)

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JPH09195134A true JPH09195134A (ja) 1997-07-29

Family

ID=12108930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2338096A Pending JPH09195134A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 複数糸混合紡出装置

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JP (1) JPH09195134A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013147719A3 (en) * 2012-03-26 2013-12-12 Gulle Entegre Tekstil Isletmeleri Emlak Danismanligi Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi Method and device for the manufacture of fancy yarn
CN103981598A (zh) * 2014-05-14 2014-08-13 浙江华孚色纺有限公司 一种赛络纺色纺段彩包芯纱细纱机装置及纺纱工艺

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013147719A3 (en) * 2012-03-26 2013-12-12 Gulle Entegre Tekstil Isletmeleri Emlak Danismanligi Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi Method and device for the manufacture of fancy yarn
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