JPH09194278A - 堆肥製造装置 - Google Patents

堆肥製造装置

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JPH09194278A
JPH09194278A JP2315996A JP2315996A JPH09194278A JP H09194278 A JPH09194278 A JP H09194278A JP 2315996 A JP2315996 A JP 2315996A JP 2315996 A JP2315996 A JP 2315996A JP H09194278 A JPH09194278 A JP H09194278A
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JP
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compost
air
tank
frame member
pipe
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JP2315996A
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English (en)
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Takezo Aonuma
武三 青沼
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GOLD KOSAN KK
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/40Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 堆肥の製造に際して、切り返しを行わずに、
堆肥材料を堆積させたままで堆肥発酵の作用を良好に行
わせるようにする。 【解決手段】 堆肥製造装置1は堆肥槽2に堆肥材料3
を所定の高さで堆積させるようにして収容し、堆肥材料
3の中に空気を送り込むために、多数のパイプ部材16
……を突き刺す装置を設けている。前記堆肥槽2の上部
に配置する走行枠部材10は、多数のパイプ部材16…
…と送風装置18等を配置した移動枠部材14を、上枠
部材11に対して上下動可能に設け、パイプ部材を堆肥
材料中に突き刺した状態で、送風装置を作動させて空気
を送り込むことにより、堆肥発酵に必要な酸素を内部に
供給させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、堆肥製造装置に関
し、特に、堆肥槽に積み重ねた堆肥材料を、切り返し等
の作業を行わずに、堆肥を製造可能な堆肥製造装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】農業廃棄物や畜産廃棄物、その他の有機
質材料を材料として、堆肥を製造することは従来より一
般に行われていることであり、有機農業における重要な
肥料として堆肥が使用されている。前記堆肥を製造する
ためには、農業廃棄物や畜産廃棄物等を積み上げて、そ
の上部から雑排水や家畜の尿等を定期的に散布し、その
堆肥材料の内部で、堆肥製造に作用する有用菌類の増殖
を促進させるようにしている。また、前記有用菌類の増
殖を促進させるためには、定期的に切り返しを行って製
造中の堆肥を空気に触れさせるようにして、嫌空性の雑
菌の増殖を抑制して、有用な菌類のみを増殖させるよう
な作業を繰り返して行う必要がある。そして、前述した
ようにして製造する完熟堆肥は、腐植酸成分を多量に含
み、有用菌類と有機質成分とを多く含むものであり、堆
肥を多量に畑等に散布することにより、化学肥料により
酸性化した土を植物の成育に適した有効微生物濃度の高
い土壌に変えることができ、連作障害の発生しない健全
な土壌の性質を維持させることが可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うな堆肥の切り返しの作業は、非常に労力を多く必要と
するものであるために、農家にとって大きな負担を強い
るものであるために、その作業を機械化することも考え
られている。しかしながら、堆肥製造装置を機械化しよ
うとする場合には、堆肥の切り返しを行うための装置を
設ける必要があり、切り返し装置を良好に作動させるた
めに、堆肥を堆積させる高さが制限されるという問題が
あり、製造効率が良くないと言う欠点がある。
【0004】そこで、前述したような問題を解決するた
めに、例えば、特公平5−22674号公報等に示され
るような堆肥製造装置を用いることが提案されている。
前記従来例に示される堆肥製造装置においては、回転可
能に構成するドラム状の容器の内部に堆肥材料を収容
し、ドラムを定期的に回転させることにより、ドラムの
内部に設けた羽根部材により堆肥の切り返しの動作を行
い、完熟堆肥を容易に製造できるように構成している。
ところが、前記ドラム状の容器は、一般の農家等での堆
肥の製造には適しているものの、大量に廃棄物を処理す
るために大型化することが困難であるという問題があ
り、大量の堆肥材料を容易に処理可能な装置の開発が待
たれている。
【0005】本発明は、前述したような従来の堆肥製造
装置の問題を解消するもので、堆肥内部に空気を流通さ
せる手段を設けることにより、好気性の有用細菌の繁殖
を促進可能にするとともに、堆肥材料を高く積み上げた
状態で堆肥の切り返しを行うことなしに、堆肥製造を可
能にする堆肥製造装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1〜3に
記載される発明においては、堆肥材料を堆積させて収容
する堆肥槽と、前記堆肥槽の上で移動可能に設けた走行
枠部材と、前記走行枠部材に多数設け、空気を流通させ
る孔を多数設けたパイプ部材と、前記パイプ部材に対し
て空気を供給する装置とを配置し、堆肥槽に収容した堆
肥材料の内部にパイプ部材を突き刺して、堆肥の内部に
空気を供給する装置を構成している。また、本発明の堆
肥製造装置においては、前記堆肥槽上で移動可能に設け
る走行枠部材を上枠部材と移動枠部材により構成し、前
記移動枠部材の下部に多数のパイプ部材を配置するとと
もに、前記の上にはパイプ部材に対して空気を供給する
装置を配置し、前記移動枠部材を上枠部材に対して下降
させることにより、堆肥の内部にパイプ部材を突き刺す
動作を行わせることができる。さらに、本発明におい
て、前記走行枠部材には、前記パイプ部材を堆肥に突き
刺す孔の位置を制御する手段を設け、前記堆肥に設ける
孔に対して、繰り返してパイプ部材を挿入して孔を確保
するとともに、空気の供給の動作を行わせることもでき
る。
【0007】また、本発明の請求項4、5に記載される
発明においては、堆肥材料を堆積させて収容する堆肥槽
と、前記堆肥槽の下部に配置する下部室と、前記堆肥槽
の底部に多数の孔を設けて堆肥槽と下部室とを連通させ
る手段と、前記下部室に配置する蓄熱作用を発揮する部
材と、前記下部室に対して空気の吸引・排出作用を行う
装置と、を配置し、堆肥槽に収容される堆肥材料に対し
て、堆肥槽の下部に配置する下部室を介して空気の吸引
・排出の動作を行い、堆肥材料内に空気を流通させる装
置を構成する。さらに、前記下部室に対して配置する空
気の吸引・排出作用を行う装置には、空気の加熱装置も
しくは消臭装置を接続して設け、加熱した空気を供給す
る作用と、排気の消臭作用とを行うことができる。
【0008】本発明の請求項6に記載される発明では、
堆肥材料を堆積させて収容する堆肥槽と、前記堆肥槽の
下部に配置する下部室と、前記堆肥槽の底部に多数の孔
を設けて堆肥槽と下部室とを連通させる手段と、前記堆
肥槽の上部に配置する上部室と、前記上部室と下部室と
の間を接続する管路と、前記管路に配置する空気の吸引
・排出作用を行う装置と、空気の加熱装置および/また
は消臭装置を接続して設け、堆肥製造装置を構成するこ
とができる。
【0009】そして、前述したように構成したことによ
り、本発明の請求項1〜3に記載される発明において
は、堆肥槽の内部に任意の厚さで堆積させた堆肥材料に
対して、多くの孔を設けたパイプを突き刺して、空気を
供給する作業を定期的に行うことにより、有用な好気性
の細菌の増殖を促進することができ、切り返し等の作業
を行うことなしに、大量の堆肥を製造することが可能で
ある。また、堆肥に対してパイプ部材を突き刺した孔
は、堆肥の内部に対して空気を流通させる経路ともなる
ことから、堆肥槽内部に所定の間隔でパイプ部材による
孔を形成し、その孔に対して繰り返しパイプ部材を挿入
することにより、堆肥材料の内部に多数の空気流通経路
を形成することができ、堆肥発酵の作用を促進させるこ
とが可能になる。
【0010】本発明の請求項4、5に記載される発明に
おいては、堆肥槽により構成される上部室と、堆肥槽の
下部に配置する下部室との間を、堆肥槽の底に設けた孔
を介して接続し、堆肥槽に堆積される堆肥材料に上下か
ら空気を流通させることかできる。また、下部室には蓄
熱材料を収容しておき、堆肥の発酵による熱を蓄熱材に
蓄積し、下部室から堆肥に向けて空気を供給する際に、
暖めた空気を堆肥に供給することにより、堆肥槽の内部
での温度の調節作用を容易に行うことができる。さら
に、本発明の請求項6に記載される発明では、堆肥槽の
上部に形成する上部室と、堆肥槽の下部に配置する下部
室の間に空気を流通させる装置を配置し、堆肥槽に設け
た孔を介して堆肥の内部に空気を閉回路内で強制的に流
通させる装置を構成することができる。そして、前記空
気流通経路に対して、脱臭装置を介して外気に排気する
こと、または、加熱装置を介して暖めた空気を堆肥材料
内に通過させること等の作用を付加することができ、堆
肥製造効率を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図示される例にしたがって、本発
明の堆肥製造装置を説明する。図1に示される例は、建
屋5の内部にコンクリート製等の堆肥槽2を配置し、前
記建屋5の上部にレール支持枠6、6aを介して案内レ
ール7、7aを配置している。そして、前記堆肥槽2の
内部に堆肥材料を所定の高さに堆積させ、堆肥槽2の内
部で堆肥発酵を行う装置を構成している。また、前記案
内レールに案内される走行枠部材10は、走行輪12、
12aを介して移動可能に構成する上枠部材11と、前
記上枠部材11に対して上下方向に移動可能な移動枠部
材14を配置しており、前記移動枠部材14の下部に突
出させてパイプ部材16……を多数本設けている。前記
パイプ部材16……は、堆肥槽の縦横方向に一定の間隔
で配置することができるもので、作業能率の点からは、
できるだけ多数本のパイプ部材を配置することが好まし
いが、例えば、走行枠部材の移動方向に複数列に配置し
て構成することができる。
【0012】前記走行枠部材10には、加熱装置17と
送風装置18とを配置しており、パイプ部材に向けて空
気を供給する装置を構成する。図2に示される例では、
移動枠部材14に設ける中空枠部15に向けて前記送風
装置18から排出される空気を導入し、前記中空枠部1
5に上部が開口するパイプ部材16……に向けて空気を
分流させた供給する装置を構成している。なお、前記パ
イプ部材16……は、堆肥槽2の高さに対応する長さを
有するものとして構成し、比較的小径のパイプ(例え
ば、1インチ程度の太さの鉄管)に所定の間隔で空気噴
出孔を設けたものを使用する。前記構成に加えて、前記
堆肥槽の上部に配置する移動枠部材14には、スプリン
クラー等のような散水装置を配置しておき、堆肥材料の
上部から水を供給する装置を構成することができるが、
前記散水装置を走行枠部材と一体に構成せずに、ホース
で散水する方式を用いても良い。
【0013】前記図1、2に示されるように、建屋5の
天井部分を走行する走行枠部材10において、上枠部材
11に対して巻き取り手段に付属させた巻き上げワイヤ
13、13aを介して移動枠部材14を上下動可能に設
け、前記移動枠部材14に対して加熱装置17や送風装
置18等の比較的重い部材を支持させるようにしてい
る。したがって、比較的圧密度の小さい堆肥材料に対し
ては、移動枠部材14を下降させる動作により、パイプ
部材16……を堆肥材料の内部に突入させることができ
る。なお、前記図2に示す例とは別に、加熱装置や送風
装置を上枠部材に配置し、移動枠部材との間を可撓性、
または伸縮性を有する風管を用いて接続することもでき
る。また、前記パイプ部材16…が移動枠部材の自重に
よってのみでは堆肥に貫入させ得ない場合には、移動枠
部材14におもり部材を追加して設けることや、バイブ
レータを追加して配置し、移動枠部材14を下降させる
際に、バイブレータを同時に作動させるような手段を併
用することも可能である。
【0014】前述したように構成した堆肥製造装置1に
おいては、堆肥槽2に対して野菜屑や稲藁等の農業廃棄
物や、厩舎から排出される藁や家畜の糞等の畜産廃棄物
等の堆肥材料を堆積させ、内部に空気を定期的に吹き込
んで堆肥発酵に有効に作用する微生物や菌類の増殖を促
進させる作用を行わせる。また、前記堆肥材料を堆積さ
せる際には、内部に空隙が多く形成されるように、藁等
の隙間の多い材料と、野菜屑や家畜の糞等のような隙間
が形成されにくい材料とを、適当に混合するか、あるい
は層状に堆積させるようにする。さらに、前記堆肥材料
を堆積させる際には、堆肥製造に有効な菌類を添加する
ことや、先に製造した完熟堆肥を少量混合すること、ま
たは、多孔質の無機質材料等のように、微生物等に増殖
のための空間を提供できる物質を添加物することも有効
である。
【0015】そして、前述したようにして、堆肥槽2に
堆積させた堆肥材料3に対して、定期的にパイプ部材1
6……を突き刺して送風装置18から空気を供給し、堆
肥材料の内部に空気を流通させるようにする。また、前
記堆肥にパイプ部材を突き刺して空気を供給した後で、
パイプ部材を抜いた跡に残る孔は、一定の期間は孔の形
状を維持して、空気を流通させることができるものとな
るので、堆肥槽の下部からガスを排出したり、空気を堆
肥槽の下部にまで供給する作用を行わせることができ
る。さらに、前記堆肥材料が比較的圧密度が大きいもの
であり、空気の流通性を良好に設定できない場合には、
図3、4に示すような補助手段を用いることができる。
【0016】図3に示す例は、堆肥材料の中に所定の間
隔で大径のパイプを埋め込む場合を示すもので、移動枠
部材14を下降させる際に、パイプ部材16……の間の
適当な位置に挿入パイプ19、19aを配置して、移動
枠部材を下降させる動作により、挿入パイプを堆肥材料
中に押し込むような方法を用いることができる。前記挿
入パイプ19……には、所定の間隔で多数の孔を形成し
たものを用いて、その挿入パイプにより堆肥材料中に大
きな空間部を形成させるようにする。また、前記挿入パ
イプを移動枠部材とともに押し込む際に、挿入パイプの
挿入抵抗が大きい場合には、一度パイプ部材を挿入する
動作を行ってから、再び移動枠部材を上昇させ、パイプ
部材を同じ孔に挿入する状態で、挿入パイプのみを移動
枠部材の重量により堆肥材料中に挿入する方法を用いる
ことも可能である。前述したようにして、堆肥槽内部に
収容される堆肥材料中に所定の間隔で大きな径を有する
挿入パイプを配置することにより、前記挿入パイプを介
して堆肥材料中に空気を流通させることが可能になる。
さらに、前記パイプ部材から噴出させた空気が挿入パイ
プを介して外部に排出される際に、堆肥材料中に空気経
路を容易に形成して、内部の堆肥発酵作用を促進させる
ことができる。
【0017】図4に示す例は、パイプ部材の先端部にの
み孔を設けた部分16Aを形成しておき、堆肥材料中に
パイプ部材を挿入する作用を段階的に行いながら、堆肥
材料中に空気を吹き込むことができるようにする場合を
示している。前記図4に示される例では、例えば、パイ
プ部材の長さLに対して、先端部から1/2ないし1/
3の範囲(L1)に孔を設けた部分16Aを形成してお
き、送風装置18から中空枠部15を介してパイプ部材
16に送り込まれる空気が、パイプ部材の先端部からの
み噴出させるようにする。そして、パイプ部材を完全に
堆肥槽の内部に挿入した状態では、多量の空気がパイプ
部材の先端部に対応する堆肥槽の底部分から噴出される
状態となり、前記堆肥槽に収容される堆肥材料の中を通
って、その表面から空気が排出される状態を設定するこ
とができるので、堆肥材料の内部では下部から空気が上
部に向けて通過しながら、堆肥の発酵に必要な酸素を堆
肥槽の全体に対して容易に供給できるようにする。ま
た、前述したようなパイプ部材を使用する場合には、パ
イプ部材の上部からのみ空気が無駄に排出されるような
不都合が生じることを防止でき、送風装置から供給され
る空気を有効に利用させることが可能になる。なお、前
記図4に示す例において、パイプ部材の下部に設ける孔
を形成した部分の長さは、任意に設定することが可能で
ある。
【0018】図5に示す例は、走行枠部材10を堆肥槽
の上に移動させる際に、走行枠部材の停止位置を設定す
ることにより、パイプ部材を堆肥に突き刺す位置を規定
する場合を示している。例えば、走行枠部材を案内する
案内レール7、7aに沿わせて、位置決め部材8、8a
……を所定の間隔で配置しておき、走行枠部材を移動さ
せる際に、前記位置決め部材を検知した位置(符号1
0、10a……として示す位置)に、正確に停止させる
ようにその制御装置を設定する。そして、前記位置決め
部材により規定される位置で、パイプ部材を堆肥材料に
突き刺すようにすると、最初に設定したパイプ部材16
の孔に対して、次にパイプ部材を突き刺す位置を同じに
設定することができ、2回目からのパイプ部材の突き刺
しの作業が非常に容易に行い得ることになる。
【0019】また、パイプ部材を突き刺して空気を多量
に供給した部分では、堆肥発酵の作用が急速に進むの
で、その部分から空気を供給することにより、発酵が進
んでいない場所に向けて空気を供給する作用を良好な状
態で行い得ることにもなるので、堆肥槽の内部全体に対
して、堆肥発酵の作用を促進させることが可能になる。
なお、前記走行枠部材の停止位置は、常に一定に設定す
る必要はなく、常時異なる位置に停止位置を設定するこ
とも可能であるが、そのような制御を行う場合には、走
行枠部材に対して制御装置を配置して、任意の停止位置
を設定できるようなプログラムを組み込むことも可能で
ある。
【0020】
【実施例】前述したような堆肥製造装置の他に、本発明
においては、図6に示すような堆肥製造装置20を構成
することもできる。前記図6に示す堆肥製造装置20に
おいては、堆肥材料3を収容する堆肥槽2の底板部分
を、多数の孔22……を設けた床部21として構成し、
前記床部21の下部に下部室23を設けており、床部2
1上に所定の厚さで堆肥材料を堆積させて、堆肥発酵を
行わせる装置を構成する。前記堆肥槽2には、一方の側
部の壁部材を開閉可能に構成して、堆肥材料を堆積させ
る作業と、製造した堆肥をバケット装置等を使用して取
り出す作業を、開閉扉39を開いて容易に行い得るよう
に構成している。また、前記下部室23には複数の吸引
孔25……を配置しておき、吸引孔からパイプ26を介
して送風装置27を接続し、前記送風装置27を吸・排
気可能な装置として構成する。さらに、前記下部室23
の内部には蓄熱材料24を多量に配置し、前記蓄熱材料
に堆肥発酵で生じた熱を蓄積させる。
【0021】前記蓄熱材料は任意の多孔質セラミックス
により構成することができるもので、例えば、ゼオライ
トや活性炭等の多孔質材料を混合したものを、活性炭の
性質が大きく変化しない温度で焼成したものや、その他
の多孔質の無機材料を高温で焼成した塊状のものを用い
ることができる。そして、送風装置27により堆肥材料
から床部21の孔22を介して空気を吸引する動作を行
う際に、堆肥の発酵熱を蓄熱材料24に蓄積しておき、
その後に、送風装置の排気方向を逆にして、下部室23
から空気を堆肥材料の中に挿入する際に、蓄熱材料24
に蓄積した熱で空気を加熱して、堆肥材料の発酵を促進
させることができるようにする。また、前記蓄熱材料を
ゼオライトのような材料を主成分として構成する場合
に、堆肥材料中から吸引した空気中の臭い成分を蓄熱材
料に吸引させて、送風装置からの排気から不快な臭気成
分を除去することもできる。
【0022】前述したように、堆肥槽2の下部に下部室
23を配置しておき、堆肥槽の下部から堆肥内部に向け
て空気を流通させる手段を用いる場合に、図7に示すよ
うにして、空気の流通を促進させる手段を用いることが
できる。図7に示す例は、大径で孔を多数設けたパイプ
19……を所定の間隔で堆肥材料中に挿入しておき、前
記パイプ19の孔を介して上部室28と連通させるとと
もに、床21に設けた孔22から空気を流通させる際
に、大径のパイプを介して空気流通経路を短縮する部分
を構成し、前記大径パイプを挿入した部分が最初に堆肥
化し、その周囲の部分に堆肥の製造に有用な菌類を増殖
させ、全体に堆肥発酵の作用を促進させるようにする。
また、前記堆肥材料中に大径のパイプを挿入した場合に
は、送風装置27により空気を吸引・排出させる際に、
空気流通経路を短縮した部分から堆肥材料中に空気の流
通抵抗の小さい部分を形成して、堆肥材料中に酸素を供
給する作用を良好に行わせることが可能になり、堆肥材
料が嫌気性細菌により腐敗することを防止できる。
【0023】前記構成に加えて、前記図6に示す堆肥製
造装置20においても、図1に示すような走行枠部材1
0を配置して、堆肥に対して上下から吸排気を行う装置
を構成することもできる。つまり、図6の堆肥製造装置
20の上部に走行枠部材10を配置しておき、パイプ部
材を堆肥材料中に突き刺した状態で空気を送り込むとと
もに、堆肥槽の下部室に接続する送風装置を用いて堆肥
内部から空気を吸引する動作を同時に行わせる。そし
て、堆肥槽に収容されている堆肥内部での空気流通量を
増大させることにより、堆肥材料に対して酸素の供給量
を飛躍的に増大させ、堆肥発酵のために活躍する有用菌
類の増殖を促進させることができるようにする。さら
に、前述したように、堆肥槽の上下から空気を供給する
装置を構成する場合には、走行枠部材に配置する送風装
置を吸排気可能なものとして構成し、下部室から空気を
吹き込む際には、走行枠部材に配置する送風装置では、
パイプ部材を介して空気を吸引するようにして、堆肥材
料中での空気の流通速度を増大させるようにして、堆肥
材料中での好気性の細菌の増殖を容易に行わせることが
できる。
【0024】また、前記図6の例とは別に、本発明にお
いては、図8に示す堆肥製造装置40のように構成する
こともできる。前記図8に示す例において、堆肥槽2の
下部の床31には前記図6の場合と同様に、多数の孔3
2を所定の間隔で設けており、前記孔は下部室33に連
通させている。前記下部室33には、送風装置35に接
続する下管路37を配置しており、前記送風装置35に
は蓄熱材料を収容する空気処理槽36を接続し、堆肥槽
2の上部の上部室34との間に上管路38を接続してい
る。前記上管路38には、切換弁39を介して吸排気口
39aを設けておき、堆肥槽内から吸引した空気を外気
に向けて排出する際、または、外気を堆肥槽内に導入す
ることができるようにする。そして、本実施例において
は、空気流通経路内でのガス濃度や、酸素濃度が所定の
値を越えない状態では、空気は閉回路内で循環させるこ
とができ、堆肥発酵で生成された熱を有効に利用して、
堆肥発酵をさらに促進させることができるようにする。
【0025】前記図8に示す堆肥製造装置30におい
て、堆肥槽2の縦の壁の一部は、開閉扉4として構成す
ることができるもので、堆肥材料を堆肥槽の内部に堆積
させる際や、製造した堆肥を排出する際に、前記扉4を
開いて作業を行うことができるようにする。また、前記
堆肥槽2の上部には、屋根との間に上部室34を設ける
が、前記上部室は上部蓄熱室としても利用が可能である
から、できるだけ空間容積が大きい方が良い。さらに、
堆肥槽の下部に配置する下部室33では、内部には前記
実施例で示したような多孔質のセラミックス部材を収容
させておき、堆肥から吸引した高温の空気から熱を取り
出して蓄熱するとともに、臭気を処理したり、堆肥から
排出される液体成分を、セラミックスに増殖した有用微
生物により無害化する処理を行わせることが可能であ
る。
【0026】前述したように構成した堆肥製造装置30
においては、送風装置35により下部室33に向けて空
気を供給して、堆肥槽の床に設けた孔から堆肥材料中に
空気を吹き込む動作を行う場合には、堆肥槽の上部の空
間部24から上管路38を介して吸引した空気を利用す
ることができ、空気処理槽36で暖めた空気を下部室に
向けて送り込むことができる。したがって、上部室34
に蓄えられている比較的暖かい空気を、下部室から堆肥
槽の内部に向けて流通させることにより、堆肥材料に対
する加熱作用を行って、微生物の増殖を促進させること
ができる。なお、冬季等の気温が低い時期に、加熱装置
として熱容量の大きな装置を必要とする場合には、ゴム
タイヤを燃焼させるような加熱装置を別個に配置するこ
とも可能であり、任意の加熱装置を配置することができ
る。
【0027】また、下部室から堆肥槽の内部に送り込む
空気を、外気を導入して行う場合には、空気処理槽36
に蓄積された熱や、空気処理槽に付設する加熱装置を作
動させた熱で空気を暖めてから堆肥材料中に流通させる
ので、堆肥の温度を急激に低下させることはなく、堆肥
材料の内部で活躍する微生物や細菌類に対する悪影響が
生じないようにする。さらに、本実施例において、堆肥
材料中を通過した空気を吸排気口から外気に向けて放出
する際には、下部室33から送風装置35により吸引し
た空気を空気処理槽36を通過させることにより、多孔
質のセラミックスにより脱臭作用を行わせてから、切換
弁39を介して排気口39aから外気に放出させるよう
にする。前述したように、空気処理槽36に収容する蓄
熱材料を多孔質のセラミックスにより構成し、蓄熱作用
と空気を濾過する作用とを行わせることにより、堆肥槽
内部の空気を外気に向けて排出する際の臭気等の処理を
行うことが可能になり、外気を堆肥槽内に吸引する場合
には、空気処理槽を通過させて暖めた空気を堆肥材料中
に導入することが可能になる。
【0028】前述したように、本発明においては、堆肥
材料中に温風を吹き込むことができるようにしているの
で、堆肥材料中の水分が過剰である場合には、温風の吹
き込み時間を調整することにより、材料中の水分の調整
を行うことができる。また、送風装置を用いて、堆肥材
料中に空気を送り込むことによっても、材料中の水分の
調整を行うことが可能であり、水分が不足する状態で
は、上部から散水を行うことも可能である。なお、前記
本発明の各実施例において、堆肥材料を堆肥槽に堆積さ
せる際に、活性炭やその他の多孔質の炭素成分、ゼオラ
イトのような多孔質の無機質成分等を適当に混入する
と、製造された堆肥の中にその成分が残ることになる。
したがって、堆肥材料中に混入した無機質成分等は、堆
肥を畑に散布することにより、土壌改良材として作用さ
せることが可能である。さらに、堆肥材料に加えて無機
質成分等を多く混入して、堆肥を製造する場合には、堆
肥発酵に際しての微生物や菌類の増殖のための空間を多
く形成できるとともに、製造された堆肥の性質をより良
いものとすることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の堆肥製造装置は、前述したよう
に構成したものであり、本発明の請求項1〜3に記載さ
れる発明においては、堆肥槽の内部に任意の厚さで堆積
させた堆肥材料に対して、多くの孔を設けたパイプを突
き刺して、空気を供給する作業を定期的に行うことによ
り、有用な好気性の細菌の増殖を促進することができ、
切り返し等の作業を行うことなしに、大量の堆肥を製造
することが可能である。また、堆肥に対してパイプ部材
を突き刺した孔は、堆肥の内部に対して空気を流通させ
る経路ともなることから、堆肥槽内部に所定の間隔でパ
イプ部材による孔を形成し、その孔に対して繰り返しパ
イプ部材を挿入することにより、堆肥の内部に多数の空
気流通経路を形成することができ、堆肥発酵の作用を促
進させることが可能になる。
【0030】本発明の請求項4、5に記載される発明に
おいては、堆肥槽により構成される上部室と、堆肥槽の
下部に配置する下部室との間を、堆肥槽の底に設けた孔
を介して接続し、堆肥槽に堆積される堆肥材料に上下か
ら空気を流通させることかできる。また、下部室には蓄
熱材料を収容しておき、堆肥の発酵による熱を蓄熱材料
に蓄積し、下部室から堆肥に向けて空気を供給する際
に、暖めた空気を堆肥に供給することにより、堆肥槽の
内部での温度の調節作用を容易に行うことができる。さ
らに、本発明の請求項6に記載される発明では、堆肥槽
の上部に形成する上部室と、堆肥槽の下部に配置する下
部室の間に空気を流通させる装置を配置し、堆肥槽に設
けた孔を介して堆肥の内部に空気を閉回路内で強制的に
流通させる装置を構成することができる。そして、前記
空気流通経路に対して、脱臭装置を介して外気に排気す
ること、または、加熱装置を介して暖めた空気を堆肥に
案内すること等の作用を付加することができ、堆肥製造
効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の堆肥製造装置の構成を示す説明図で
ある。
【図2】 パイプ部材に空気を送り込む装置の概要の説
明図である。
【図3】 堆肥材料中に大径のパイプを設置する例の説
明図である。
【図4】 パイプ部材の他の構成を示す説明図である。
【図5】 走行枠部材の停止位置の規制を行う例の説明
図である。
【図6】 堆肥製造装置の第2の実施例の説明図であ
る。
【図7】 堆肥材料中に大径のパイプを設置する例の説
明図である。
【図8】 堆肥製造装置の第3の実施例の説明図であ
る。
【符号の説明】
1・20・30 堆肥製造装置、 2 堆肥槽、3
堆肥材料、 7 案内レール、 10 走行枠
部材、11 上枠部材、 14 移動枠部材、 1
6 パイプ部材、18 送風装置、 21・31
床部、 22・32 孔、23・33 下部室、
24 蓄熱材料、 27・35 送風装置、36
空気処理槽。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 堆肥材料を堆積させて収容する堆肥槽
    と、 前記堆肥槽の上で移動可能に設けた走行枠部材と、 前記走行枠部材に多数設け、空気を流通させる孔を多数
    設けたパイプ部材と、 前記パイプ部材に対して空気を供給する装置とを配置
    し、 堆肥槽に収容した堆肥材料の内部にパイプ部材を突き刺
    して、堆肥の内部に空気を供給することを特徴とする堆
    肥製造装置。
  2. 【請求項2】 前記堆肥槽上で移動可能に設ける走行枠
    部材を上枠部材と移動枠部材により構成し、 前記移動枠部材の下部に多数のパイプ部材を配置すると
    ともに、前記の上にはパイプ部材に対して空気を供給す
    る装置を配置し、 前記移動枠部材を上枠部材に対して下降させることによ
    り、堆肥の内部にパイプ部材を突き刺す動作を行わせる
    ことを特徴とする請求項1に記載の堆肥製造装置。
  3. 【請求項3】 前記走行枠部材には、前記パイプ部材を
    堆肥に突き刺す孔の位置を制御する手段を設け、前記堆
    肥に設ける孔に対して、繰り返してパイプ部材を挿入し
    て孔を確保するとともに、空気の供給の動作を行わせる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の堆肥製造装
    置。
  4. 【請求項4】 堆肥材料を堆積させて収容する堆肥槽
    と、前記堆肥槽の下部に配置する下部室と、 前記堆肥槽の底部に多数の孔を設けて堆肥槽と下部室と
    を連通させる手段と、 前記下部室に配置する蓄熱作用を発揮する部材と、 前記下部室に対して空気の吸引・排出作用を行う装置
    と、を配置し、 堆肥槽に収容される堆肥材料に対して、堆肥槽の下部に
    配置する下部室を介して空気の吸引・排出の動作を行
    い、堆肥材料内に空気を流通させることを特徴とする堆
    肥製造装置。
  5. 【請求項5】 前記下部室に対して配置する空気の吸引
    ・排出作用を行う装置には、空気の加熱装置もしくは消
    臭装置を接続して設け、 加熱した空気を供給する作用と、排気の消臭作用とを行
    うことを特徴とする請求項4に記載の堆肥製造装置。
  6. 【請求項6】 堆肥材料を堆積させて収容する堆肥槽
    と、前記堆肥槽の下部に配置する下部室と、 前記堆肥槽の底部に多数の孔を設けて堆肥槽と下部室と
    を連通させる手段と、 前記堆肥槽の上部に配置する上部室と、 前記上部室と下部室との間を接続する管路と、 前記管路には空気の吸引・排出作用を行う装置と、空気
    の加熱装置および/または消臭装置を接続して設けるこ
    とを特徴とする堆肥製造装置。
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