JPH09193166A - 樹脂型及び樹脂型の製作方法 - Google Patents

樹脂型及び樹脂型の製作方法

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JPH09193166A
JPH09193166A JP798996A JP798996A JPH09193166A JP H09193166 A JPH09193166 A JP H09193166A JP 798996 A JP798996 A JP 798996A JP 798996 A JP798996 A JP 798996A JP H09193166 A JPH09193166 A JP H09193166A
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resin mold
mold
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frame
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JP798996A
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Kazuya Hirose
量哉 広瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性の良い樹脂型を高精度に低コストかつ
短期間で得る。 【解決手段】 マスターモデルをセットした枠内に液状
の樹脂を流し込んで硬化させ、マスターモデルの形状を
転写して、成形用の樹脂型を製作するにあたり、樹脂を
流し込んで硬化させる際に、金属部材を樹脂型の表面に
固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックを成
形する樹脂型及び樹脂型の製作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック成形用の型を低コストかつ
短期間で製作する方法として、得ようとする成形品と相
似形状をしたマスターモデルを枠内にセットし、アルミ
粉末等が充填された液状のエポキシ樹脂等を流し込んだ
後に硬化させ、マスターモデルの形状を樹脂に転写させ
て得る樹脂型がある。しかし、樹脂型は表面硬度が低
く、耐久性に問題があった。この問題を解決する手段と
して、特開平7−24839号公報に示すような、樹脂
型の表面にめっきを施す方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開平7
−24839号公報に示す方法は、樹脂型を製作した後
にめっきを行うという別工程を要する。そのためコスト
が高くなり、製作期間も長くなってしまうという欠点が
ある。更に、めっきを行うために、めっき層の厚さ分だ
け型の寸法が変わってしまい、成形品寸法に影響を及ぼ
すという欠点もある。また同様の理由で、図20に示す
ように固定入子41と可動入子42とを係合して、この
係合部分にプラスチックの注入を行わないようにする型
の喰い切り部40では、固定入子41及び可動入子42
に施されためっき層43及び44の厚みのため、互いが
Sの分だけ干渉してしまい、型が完全に閉じなくなった
り、型がかじるという問題が生じる。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたもので、請求項1〜3は、耐久性の良い樹脂型
を高精度に低コストかつ短期間で得ることができる樹脂
型の製作方法を提供することを目的とし、請求項4〜6
は、低コストで高精度な耐久性の良い樹脂型を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のように構成した。請求項1の発明
は、マスターモデルをセットした枠内に液状の樹脂を流
し込んで硬化させ、マスターモデルの形状を転写して、
成形用の樹脂型を製作する方法において、樹脂を流し込
んで硬化させる際に、金属部材を樹脂型の表面に固着さ
せることとした。
【0006】請求項2の発明は、請求項1にあって、金
属部材を型の喰い切り部の少なくとも一方の型の表面に
固着させることとした。
【0007】請求項3の発明は、請求項1にあって、金
属部材をゲートの対面に固着させることとした。
【0008】請求項4の発明は、マスターモデルをセッ
トした枠内に液状の樹脂を流し込んで硬化させ、マスタ
ーモデルの形状を転写して製作される成形用の樹脂型に
おいて、金属部材を樹脂型の表面に固着させて構成し
た。
【0009】請求項5の発明は、請求項4にあって、金
属部材を型の喰い切り部の少なくとも一方の型の表面に
固着することとした。
【0010】請求項6の発明は、請求項5にあって、金
属部材をゲートの対面に固着することとした。
【0011】次に、本発明の作用を説明する。請求項1
及び4の発明によれば、樹脂を流し込んで硬化させる際
に、金属部材を樹脂型の表面に固着させることで、金属
部材によって樹脂型の表面が補強され、耐久性の優れる
樹脂型が、高精度に低コストかつ短期間で得られる。
【0012】請求項2及び5の発明によれば、型におい
て特に痛みやすい部位の一つである喰い切り部が補強さ
れ、耐久性に優れる樹脂型が高精度に低コストかつ短期
間で得られる。
【0013】請求項3及び6の発明によれば、型におい
て特に痛みやすい部位の一つであるゲートの対面が補強
され、耐久性に優れる樹脂型が高精度に低コストかつ短
期間で得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]本発明の実施の形態1を図1〜図8に
基づいて説明する。1は得ようとする成形品と相似形状
をしたマスターモデルであり、これには切り欠き2があ
る(図1参照)。即ち、図1において、マスターモデル
1は升を伏せたように下側が開口し、上側では直交する
2面の一部が切除されて切り欠き2が形成されている。
マスターモデル1の材質は特に問わないが、ここではA
BS樹脂を用いる。
【0015】3は金属薄板であり、これらは組み合わさ
れて切り欠き2に合わさる形に作られている(図2参
照)。また、金属薄板3の端面には、内側に向けて曲げ
られた曲げ4が作られている。金属薄板3の材質も特に
問わないが、ここではステンレスを用いる。
【0016】次に、樹脂型及び樹脂型の製作方法を説明
する。まず、図1に示すマスターモデル1の表面(外表
面)に離型剤を塗布する。次に、マスターモデル1に設
けた切り欠き2の露呈する各表面2a、2b、2cに金
属薄板3の裏面3aを、金属薄板3の曲げ4がマスター
モデル1の上面から突出するようにして、両面テープや
接着剤で貼り付ける(図3参照)。この際、金属薄板3
の側面の一部は、切り欠き2よりもマスターモデル1の
外側に突出するようにする(少なくとも外表面と同一と
する)。なお、用いる離型剤や両面テープ・接着剤の種
類にもよるが、金属薄板3が貼られる切り欠き2の露呈
する各面2a、2b、2cの所には、離型剤を塗らない
方が望ましい。
【0017】そして、金属薄板3を貼り付けたマスター
モデル1を、あらかじめ表面に離型剤を塗った平板5上
に置き、離型剤を内周に塗った枠6で囲う。このとき、
平板5上に置いた支えジグ7により金属薄板3の下面を
切り欠き2の面2cと同一高さで支える(図4参照)。
【0018】次に、マスターモデル1を埋設する量の液
状の樹脂を枠6内に注入する。そして、注入した樹脂を
硬化させ、平板5と枠6を取り除き、樹脂型第一面8を
得る(図5参照)。なお、図5は図1のマスターモデル
1を下面側から見た状態を示す。液状の樹脂は、アルミ
粉末が充填されたエポキシ樹脂等を用いる。ここで、金
属薄板3は、図5のA部の断面を表す図6に示すよう
に、曲げ4が樹脂型第一面8の樹脂8aに埋没した状態
で引っかかることで、樹脂型第一面8に固着している。
【0019】そして、樹脂型第一面8、マスターモデル
1及び金属薄板3の表面(即ち、図5で上側に露呈する
各部材の表面)に離型剤を塗布し、樹脂型第一面8を離
型剤を内周に塗った枠9で囲む(図7参照)。その後、
枠9の内部に前記と同様の液状の樹脂を注入し、注入し
た樹脂を硬化させる。樹脂の硬化後、枠9と樹脂型第一
面8、そしてマスターモデル1を取り除き、樹脂型第二
面を得る。
【0020】樹脂型第二面を形成した後、樹脂型第一面
8の外周等(樹脂注入側の底面及び外周面)を機械加工
し、所望の大きさの固定入子12を作製する。なお、樹
脂型第一面8には、曲げ4によって金属薄板3は掛止さ
れた状態となっている。また樹脂型第二面の外周を機械
加工して所望の大きさとし、さらにエジェクタピン用穴
10及びランナ・ゲート11等を機械加工し、所望の形
状の可動入子13を作製する(図8参照)。
【0021】そして、固定入子12と可動入子13を重
ね合わせて、前記ランナ・ゲート11からプラスチック
を注入すると、前記マスターモデル1に対応した空所に
よって成形品が成形される。なお、固定入子12のA部
及び可動入子13のB部は、「喰い切り部」と呼ばれる
所で、A部とB部が噛み合うことで、プラスチックを成
形する際にプラスチックの注入が行われない箇所とな
り、マスターモデル1の切り欠き2に相当する形状が成
形品に形成される。
【0022】本発明の実施形態によれば、特に磨耗・破
損しやすい喰い切り部を金属薄板3で補強し、また一方
の入子に設けた金属と一方の入子を形成した樹脂という
異なる材質同士を喰い切り部にて噛み合わせることでカ
ジリ難くしているため、樹脂型の寿命が延びる。そし
て、樹脂型の製作工程においては、めっき等の別工程が
ないため、低コストかつ短期間で型を製作できる。更
に、樹脂型第一面8(固定入子12)のA部を転写し
て、樹脂型第二面(可動入子13)のB部を形成するた
め、A部とB部は高精度で噛み合い、精度が良くてバリ
の少ない成形品を成形することができる。また、金属薄
板3に作られた曲げ4が、樹脂型第一面8の樹脂に埋没
した状態で引っかかるため、金属薄板3が樹脂に固着
し、固定入子12から外れることがない。
【0023】[実施の形態2]本発明の実施の形態2を
図9〜14に基づいて説明する。図9は、得ようとする
成形品14の斜視図であり、成形品14には切り欠き1
5がある。図10は、成形品14と相似形状をしたマス
ターモデル16の斜視図であり、成形品14の切り欠き
15に相当する部分が形成されておらず、上部が開口し
た升状の形状となっている。
【0024】次に、樹脂型及び樹脂型の製作方法を説明
する。マスターモデル16の表面(外側面)に離型剤を
塗布し、実施の形態1と同様に、このマスターモデル1
6をあらかじめ離型剤を塗った平板上に開口部を伏せた
状態にして置き、離型剤を内周に塗った枠で囲い、マス
ターモデル16が埋没する量の液状の樹脂を枠内に注入
し、注入した樹脂を硬化させ、平板と枠を取り除き、樹
脂型第一面17を得る(図11参照)。図11は、マス
ターモデル16の開口部が見えるように、樹脂型第一面
17を上下方向に反転した状態となっている。
【0025】そして、樹脂型第一面17に、成形品14
の切り欠き15に相当する溝18を、フライス盤等にて
切削加工する(図12参照)。続いて、樹脂型第一面1
7、マスターモデル16の表面(即ち、図12におい
て、上側に露呈する各部材の表面)に離型剤を実施の形
態1と同様に塗布する。
【0026】その後、溝18部に合うように形作られた
金属薄板19を、両面テープまたは接着剤等で溝18に
貼り付ける(図13参照)。この際、金属薄板19の端
面を樹脂型第一面17の上面から突出させるとともに、
金属薄板19の側面の一部を切り欠き15よりもマスタ
ーモデル16の内側に入り込むようにする。なお、用い
る離型剤や両面テープ・接着剤の種類にもよるが、金属
薄板19が貼られる所には、離型剤を塗らない方が望ま
しい。この金属薄板19の前記樹脂型第一面17から突
出する端部には外側に向けて曲げられた曲げ20が作ら
れている。また中央部付近には、穴21があけられ、こ
の穴21の周囲は、溝18の壁面の反対側(内側に向か
う側)に曲げられている。
【0027】そして、実施の形態1と同様に、樹脂型第
一面17を内周に離型剤を塗った枠で囲み、この枠の内
部に液状の樹脂を注入し、注入した樹脂を硬化させ、樹
脂の硬化後に樹脂型第一面17から枠とマスターモデル
16を取り除き、樹脂型第二面22を得る。ここで、金
属薄板19は樹脂型第一面17から外れるとともに、金
属薄板19は、その断面を表す図14に示すように、曲
げ20及び穴21が樹脂型第二面22の樹脂に埋没した
状態で引っかかることで、樹脂型第二面22と一体化し
ている。
【0028】その後、得られた樹脂型第一面17及び樹
脂型第二面22の、外周やエジェクタピン用穴やランナ
・ゲート等を機械加工し、固定入子及び可動入子に仕上
げる。そして、固定入子と可動入子を重ね合わせて、前
記ランナ・ゲートからプラスチックを注入すると、前記
マスターモデルに対応した空所によって成形品が成形さ
れる。
【0029】本発明の実施の形態2によれば、実施の形
態1の効果に加えて、切り欠きをマスターモデル16に
設けるのではなく、樹脂型第一面17に加工した溝18
に金属薄板19を貼るため、実施の形態1で樹脂型第一
面を成形する際に用いた支えジグが不要となる。また、
金属薄板19に設けられた穴21によって、より強固に
金属薄板19が樹脂に固着する。
【0030】[実施の形態3]本発明の実施の形態3を
図15〜図18に基づいて説明する。23は得ようとす
る成形品と相似形状をしたマスターモデルで、上面が開
口した升形状をしたものである(図15参照)。そし
て、マスターモデル16の内部底面におけるC部の反対
の面に、ピンゲートを設ける(プラスチックを注入する
ためのピンゲート入子に穿設したピンゲートを臨ませ
る)ことになっている。24はステンレス等の金属板で
あり、この表面には金網25が溶接されている(図16
参照)。
【0031】次に、樹脂型及び樹脂型の製作方法を説明
する。マスターモデル23の表面(外表面)に離型剤を
塗布し、実施の形態1と同様に、このマスターモデル2
3をあらかじめ離型剤を塗った平板上に開口部を伏せた
状態にして置き、離型剤を内周に塗った枠で囲い、マス
ターモデル23が埋没する量の液状の樹脂を枠内に注入
し、注入した樹脂を硬化させ、平板と枠を取り除き、樹
脂型第一面26を得る(図17参照)。
【0032】続いて、樹脂型第一面26及びマスターモ
デル23の表面(即ち、図17において、上側に露呈す
る各部材の表面)に離型剤を塗布する。その後、金属板
24を金網25の面を上にして、マスターモデル23の
C部上に置く(図17参照)。
【0033】そして、実施の形態1と同様に、樹脂型第
一面26を内周に離型剤を塗った枠で囲み、この枠の内
部に液状の樹脂を注入し、注入した樹脂を硬化させ、樹
脂の硬化後に樹脂型第一面26から枠とマスターモデル
23を取り除き、樹脂型第二面を得る。ここで、金属板
24は、金属板24に溶接されている金網25が樹脂型
第二面の樹脂と絡まることで、樹脂型第二面に固着す
る。
【0034】その後、図18の部分断面図に示すよう
に、得られた樹脂型第一面26の外周等を機械加工し、
マスターモデルC部の反対側の面に相当する箇所(金属
板25に対面する位置)にピンゲート入子用の穴27a
をあけて、ピンゲート入子27を挿入して、固定入子2
8を作製する。また、樹脂型第二面の外周やエジェクタ
ピン用穴等を機械加工し、可動入子29を作製する。そ
して、固定入子28と可動入子29を重ね合わせて、前
記ピンゲート入子27を介してプラスチックを注入する
と、前記マスターモデルに対応した空所30によって成
形品が成形される。
【0035】本発明の実施の形態3によれば、特に磨耗
・破損しやすいピンゲートの対面を金属板24で補強し
ているため、樹脂型の寿命が延びる。また、樹脂型の製
作工程においてめっき等の別工程がないため、低コスト
かつ短期間で型を製作できる。更に、金属板24に溶接
された金網25が樹脂と絡まることによって、金属板2
4が可動入子29の樹脂へ強固に固着する。なお、上記
実施の形態3において、金属板24を配置するのはピン
ゲートの場合に限らず、サイドゲートやサブマリンゲー
トに対向する面に設置しても、同様の効果が得られる。
【0036】ここで、実施の形態1〜3において、得よ
うとする成形品の形状は、各実施の形態に示す形状に限
定するものではなく、例えば図19(a)、(b)に示
す形状でも適用できる。また、マスターモデルの材質
も、ABS樹脂に限定するものではなく、ポリカーボネ
ート、PMMA、POM、ウレタンアクリレート等の各
種材料を用いることができる。さらに、液状の樹脂も、
アルミ粉末が充填されたエポキシ樹脂に限定するもので
はなく、例えばウレタン樹脂などを用いても良い。そし
て、金属薄板ならびに金属板は、ステンレスに限定する
ものではなく、例えば鉄や黄銅やアルミ合金など、各種
金属材料を用いることができる。なお、樹脂型の樹脂は
一般的に金属よりも熱膨張係数が大きいため、高温で成
形する樹脂型を製作する場合には、金属の中でも熱膨張
係数が大きい黄銅やアルミ合金を用いることが望まし
い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び4の
発明によれば、樹脂を流し込んで硬化させる際に、金属
部材を樹脂型の表面に固着させることで、金属部材によ
って樹脂型の表面が補強され、耐久性の優れる樹脂型を
高精度に低コストかつ短期間で得ることができる。
【0038】請求項2及び5の発明によれば、請求項1
の効果に加え、型において特に痛みやすい部位の一つで
ある喰い切り部を補強することができる。
【0039】請求項3及び6の発明によれば、請求項1
の効果に加え、型において特に痛みやすい部位の一つで
あるゲートの対面を補強することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のマスターモデルを示す
斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1に用いる金属薄板を示す
斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態1における金属薄板を貼り
付けたマスターモデルを示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態1の樹脂型第一面を成形す
る状態を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態1の樹脂型第一面を示す斜
視図である。
【図6】本発明の実施の形態1の樹脂型第一面の要部を
示す拡大断面図である。
【図7】本発明の実施の形態1の樹脂型第二面を成形す
る状態を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態1の樹脂型を示す斜視図で
ある。
【図9】本発明の実施の形態2で製作する成形品を示す
斜視図である。
【図10】本発明の実施の形態2のマスターモデルを示
す斜視図である。
【図11】本発明の実施の形態2の樹脂型第一面を示す
斜視図である。
【図12】本発明の実施の形態2の樹脂型第一面に溝を
形成した状態を示す斜視図である。
【図13】本発明の実施の形態2の樹脂型第一面に金属
薄板を貼り付けた状態を示す斜視図である。
【図14】本発明の実施の形態2の樹脂型第二面の要部
を示す拡大断面図である。
【図15】本発明の実施の形態3のマスターモデルを示
す斜視図である。
【図16】本発明の実施の形態3に用いる金属板を示す
斜視図である。
【図17】本発明の実施の形態3の樹脂型第一面を示す
斜視図である。
【図18】本発明の実施の形態3の樹脂型を型合わせし
た状態を示す断面図である。
【図19】本発明で製作可能な成形品の一例を示す斜視
図である。
【図20】従来技術の樹脂型を示す断面図である。
【符号の説明】
1、16、23 マスターモデル 2、15 切り欠き 3、19 金属薄板 4、20 曲げ 6 枠 8、17、26 樹脂型第一面 12、28 固定入子 13、29 可動入子 14 成形品 18 溝 21 穴 22 樹脂型第二面 24 金属板 25 金網

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスターモデルをセットした枠内に液状
    の樹脂を流し込んで硬化させ、マスターモデルの形状を
    転写して、成形用の樹脂型を製作する方法において、樹
    脂を流し込んで硬化させる際に、金属部材を樹脂型の表
    面に固着させることを特徴とする樹脂型の製作方法。
  2. 【請求項2】 前記金属部材は、型の喰い切り部の少な
    くとも一方の型の表面に固着させることを特徴とする請
    求項1記載の樹脂型の製作方法。
  3. 【請求項3】 前記金属部材は、ゲートの対面に固着さ
    せることを特徴とする請求項1記載の樹脂型の製作方
    法。
  4. 【請求項4】 マスターモデルをセットした枠内に液状
    の樹脂を流し込んで硬化させ、マスターモデルの形状を
    転写して製作される成形用の樹脂型において、金属部材
    が樹脂型の表面に固着していることを特徴とする樹脂
    型。
  5. 【請求項5】 前記金属部材は、型の喰い切り部の少な
    くとも一方の型の表面に固着していることを特徴とする
    請求項4記載の樹脂型。
  6. 【請求項6】 前記金属部材は、ゲートの対面に固着し
    ていることを特徴とする請求項4記載の樹脂型。
JP798996A 1996-01-22 1996-01-22 樹脂型及び樹脂型の製作方法 Withdrawn JPH09193166A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013196956A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Toppan Printing Co Ltd 非水電解液二次電池用電極、その製造方法及びそれを備えた非水電解液二次電池

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013196956A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Toppan Printing Co Ltd 非水電解液二次電池用電極、その製造方法及びそれを備えた非水電解液二次電池

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