JPH09193102A - 送材装置を有するかんな盤の安全カバー - Google Patents

送材装置を有するかんな盤の安全カバー

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JPH09193102A
JPH09193102A JP8022094A JP2209496A JPH09193102A JP H09193102 A JPH09193102 A JP H09193102A JP 8022094 A JP8022094 A JP 8022094A JP 2209496 A JP2209496 A JP 2209496A JP H09193102 A JPH09193102 A JP H09193102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
safety cover
horizontal
planer
cover
safety
Prior art date
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Pending
Application number
JP8022094A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiko Kawasaki
智彦 川崎
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横かんな胴を覆う安全カバーを切削時の材料
挿入方向及び反転方向に対し正逆に回動させることであ
る。 【解決手段】 横かんな胴2の軸上のテーブル1の一端
に安全カバー取付軸17を設け、安全カバー取付軸17
には横かんな胴2の軸に円弧部18a,18bを形成し
た安全カバー18を嵌合させる。安全カバー18に横か
んな胴2を覆う位置でスチールボール17と係合する溝
18cを設けるとともに、安全カバー取付軸17に巻回
したコイルばね21と安全カバー18から突出した凸部
23を係合させることで、安全カバー18は両側に回動
し、横かんな胴2上を覆うように復帰させるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正転、逆転する送
材装置を有するかんな盤の安全カバーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の安全カバーは、横かんな胴を覆う
位置から切削する方向にのみ回動する構造となってお
り、切削方向に対し逆方向へは回動できない構造となっ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】正逆する送材装置を有
するかんな盤においては、材料を戻す場合は、横かんな
胴が露出する方向に安全カバーを回動させ、材料の幅よ
り広げ、その位置を固定しておく必要があり、面倒であ
った。また、安全カバーを固定せず材料を戻すと、安全
カバーが逆方向に押され、安全カバーを破損するなどの
問題があった。
【0004】本発明の目的は、安全カバーを固定すると
いう面倒な作業をしなくても、材料を戻すことを可能と
し、安全カバーの固定を忘れて安全カバーを破損するの
を防止することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、材料を支持
するテーブルと、該テーブル中央下部に軸線をテーブル
幅方向へ向けて設けた横かんな胴と、横かんな胴軸上の
テーブルに固設した安全カバー取付軸と、該安全カバー
取付軸の一端部に前記テーブル上面と平行に回動し前記
横かんな胴を覆うように嵌合した安全カバーと、正逆す
る送材装置とを有するかんな盤において、材料が当接す
る安全カバーの面を略円弧状とするとともに、この形状
を横かんな胴軸に対し左右対称に設け、安全カバーが横
かんな胴を覆う状態に保持する保持部材を設けることに
より達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1〜図7を用
いて説明する。図4は直角二面かんな盤の正面図、図5
は図4の側面図である。なお、本実施例では縦、横かん
な胴を有する直角二面かんな盤を例に説明する。
【0007】図において、ベース1上部中央に横かんな
刃を有する横かんな胴2を配設し、この横かんな胴2の
前側にハンドル3の回転で昇降自在な移動テーブル4
と、後側に前記横かんな刃の刃先と上面が一致している
固定テーブル5とをベース1上に設けている。横かんな
胴2はベース1内部に設けた図示しない横かんな胴用モ
ータと連結している。
【0008】横かんな胴2の後方にはテーブル4,5上
面に対し直角に縦かんな刃を有する縦かんな胴6を後述
する固定ガイド9に軸支され、縦かんな胴6の前側にハ
ンドル7の回転で図4から見て前後に移動自在な移動ガ
イド8と、後側に前記縦かんな刃の刃先とガイド面が一
致している固定ガイド9とをテーブル4,5に設けてい
る。縦かんな胴6は固定テーブル5に取付けた図示しな
い縦かんな胴用モータと連結している。
【0009】固定テーブル5の後部側面には中空状のコ
ラムホルダ10を取付け、コラムホルダ10の内部にコ
ラム11が嵌合している。コラム11の上端には送材装
置12を設けている。送材装置12内部には複数個の送
材ローラ13,13・・・とそれを駆動する図示しない
送材用モータを配設している。コラム11下部中央にめ
ねじ14を設け、昇降ねじ15を螺合させてある。コラ
ム11の下端は昇降ねじ15にねじ嵌合し、ベース1内
部に設けた昇降用モータ16で昇降ねじ15を回転する
ことによりコラム11はコラムホルダ10を案内に送材
装置12とともに昇降する。
【0010】次に、本発明の構成を図1〜図3により説
明する。図1は送材装置を省略した直角二面かんな盤の
上面図、図2は安全カバーの断面図、図3は図2のA−
A線断面図である。
【0011】横かんな胴2の軸方向のガイド8,9の反
対側には、横かんな胴2の軸上に安全カバー取付軸17
が垂直方向に突出し、テーブル4,5の水平面と平行に
回動する安全カバー18が横かんな胴2を覆うよう設
け、この安全カバー18の材料23が当接する面を略円
弧状とするとともに、これを横かんな胴2軸心に対し左
右対称に円弧部18a,18bを設けてある。安全カバ
ー取付軸17にはスチールボール19がコイルばね20
により安全カバー取付軸17の外周方向に押し出されて
おり、安全カバー18の安全カバー取付軸17嵌合部に
は、横かんな胴2を覆う位置でスチールボール19が係
合する溝18cが設けてある。安全カバー取付軸17の
外周部には復帰用のコイルばね21が安全カバー取付軸
17に設けたロールピン23,23で両端を保持されて
おり、安全カバー18にはコイルばね21両端の中間に
位置するよう凸部22が下方に突出している。
【0012】図6は送材時の安全カバーを示す上面図、
図7は材料を戻すときの安全カバーを示す上面図であ
る。
【0013】上記構成において、送材ローラ13を正転
させ、移動ガイド8に案内されながら移動テーブル4上
の材料23が横かんな胴2側へ送られると、図6におい
て、材料23の左前縁が安全カバー18の円弧部18a
に当接し、安全カバー18はコイルばね21の付勢力を
抗して左方向に回動され横かんな胴2が露出する。な
お、安全カバー18が回動する際、凸部22がコイルば
ね21の一端を押すことで、コイルばね21にねじれ方
向の付勢力が発生する。そして、露出した横かんな胴2
の横かんな刃により材料23の下面が順次切削され、材
料23が安全カバー18から離れると、コイルばね21
のねじれ方向の付勢力により元の横かんな胴2を覆う位
置へ回動し、スチールボール19が溝18cに係合する
ことにより安全カバー18は横かんな胴2を覆う位置で
位置決めされる。
【0014】送材ローラ13を逆転させ、材料23を返
送させると、図7において、材料23の左後縁が安全カ
バー18の円弧部18bに当接し、安全カバー18は挿
入方向とは逆の右方向に回動され、材料23が安全カバ
ー18から離れると、前記同様コイルばね21により元
の横かんな胴2を覆う位置へ回動し、スチールボール1
9が溝18cに係合することで、安全カバー18は横か
んな胴2を覆う位置で位置決めされる。
【0015】よって、材料23を戻す際、安全カバー1
8を材料23の幅より回動退避させて固定することなく
作業ができ、安全カバー18の固定忘れによる安全カバ
ー18、安全カバー取付軸17の破損を防止できる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、安全カバーを送材方向
に対し横かんな胴を覆う位置より両側に回動可能とした
ので、安全カバーを材料の幅より広げて固定することな
く、材料を戻すことができることで作業性が向上し、ま
た、安全カバーの固定を忘れて材料を戻しても、安全カ
バー、安全カバー取付軸を破損することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】送材装置を省略した直角二面かんな盤の上面図
である。
【図2】安全カバー部の断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】直角二面かんな盤の正面図である。
【図5】図4の右側面図である。
【図6】送材時の安全カバーの動きを示す上面図であ
る。
【図7】材料を戻すときの安全カバーの動きを示す上面
図である。
【符号の説明】
2…横かんな胴、17…安全カバー取付軸、18…安全
カバー、18a,18b…円弧部、18c…溝、19…
スチールボール、21…コイルばね、22…凸部、23
…ロールピン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料を支持するテーブルと、該テーブル
    中央下部に軸線をテーブル幅方向へ向けて設けた横かん
    な胴と、横かんな胴軸上のテーブルに固設した安全カバ
    ー取付軸と、該安全カバー取付軸の一端部に前記テーブ
    ル上面と平行に回動し前記横かんな胴を覆うように嵌合
    した安全カバーと、正逆する送材装置とを有するかんな
    盤において、材料が当接する安全カバーの面を略円弧状
    とするとともに、この形状を横かんな胴軸に対し左右対
    称に設け、安全カバーが横かんな胴を覆う状態に保持す
    る保持部材を設けたことを特徴とする送材装置を有する
    かんな盤の安全カバー。
  2. 【請求項2】 前記保持部材は、安全カバー取付軸に設
    けた外周方向に押し出されているスチールボールと、安
    全カバーに設けた前記スチールボールが係合する溝と、
    前記安全カバー取付軸に設けたばねとから構成したこと
    を特徴とする送材装置を有するかんな盤の安全カバー。
JP8022094A 1996-01-12 1996-01-12 送材装置を有するかんな盤の安全カバー Pending JPH09193102A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1249321A1 (fr) * 2001-04-12 2002-10-16 Lurem Machines A Bois Machine outil intégrant une dégauchisseuse et une mortaiseuse

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1249321A1 (fr) * 2001-04-12 2002-10-16 Lurem Machines A Bois Machine outil intégrant une dégauchisseuse et une mortaiseuse
FR2823464A1 (fr) * 2001-04-12 2002-10-18 Lurem Machines A Bois Machine outil integrant une degauchisseuse et une mortaiseuse

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