JP2542956B2 - 木材の加工装置 - Google Patents

木材の加工装置

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JP2542956B2 JP2199986A JP19998690A JP2542956B2 JP 2542956 B2 JP2542956 B2 JP 2542956B2 JP 2199986 A JP2199986 A JP 2199986A JP 19998690 A JP19998690 A JP 19998690A JP 2542956 B2 JP2542956 B2 JP 2542956B2
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達雄 矢田
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NAKAJIMA SEISAKUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、木材の加工装置、特に、垂木、すじかい
等の、木造家屋に用いられる補助部材を所望長さに容易
且つ正確に切断することができる、木材の加工装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
木造家屋の構造部材として用いられる、垂木、すじか
い等の補助部材の端面(S1)は、例えば、第5図に示すよ
うに、垂直角度(θ)および水平角度(θ)を有す
るように切断する必要がある。
ここで、上記垂直角度(θ)とは、補助部材(以
下、木材という)1の基準点(0)を通る垂直線(V)
と、木材1の左右側辺(l1)とのなす角度であり、上記
水平角度(θ)とは、木材1の基準点(0)を通る水
平線(H)と、木材1の上下辺(l2)とのなす角度であ
り、そして、上記基準点(0)とは、木材1の基準線
(L)上の任意の点である。
従来、木材1の端面(S1)が、このような傾斜面になる
ように切断するための、木材の加工装置としては、木材
切断用の丸鋸が、垂直軸および水平軸を中心として自在
に傾斜するように構成されるものがあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した、従来の、木材の加工装置によって、木材1
を切断する場合において、特に重要なことは、上記垂直
角度(θ)および水平角度(θ)の大きさによら
ず、常に丸鋸による木材1の切断線が上記基準点(0)
を通過することである。これは、木材1の切断線が上記
基準点(0)を通過しないと、木材1の切断長さに誤差
が生じるからである。
そこで、従来は、木材1の切断線が上記基準点(0)
を通過するように、木材1の切断前に、丸鋸の上述した
垂直軸および水平軸の位置を、それぞれ上下方向および
左右方向に修正する必要があったが、この修正作業は、
極めて面倒なものであった。
従って、この発明の目的は、切断端面の垂直角度(θ
)および水平角度(θ)の大きさによらず、切断線
が基準点(0)を常に通過するように木材を切断するこ
とができ、かくして、木材を所望の長さに容易且つ正確
に切断することができる、木材の加工装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、基台と、垂直中心軸線を中心として回転
自在に前記基台上に取り付けられた木材載置台と、前記
木材載置台をその垂直中心軸線を中心として回転させる
ための第1駆動手段と、前記木材載置台の側面に水平に
固定された可動架台と、前記可動架台上に水平に取り付
けられた回転主軸と、前記回転主軸に固定された丸鋸送
り手段と、前記丸鋸送り手段の先端部に固定された木材
切断用丸鋸と、前記回転主軸を中心として前記丸鋸を前
記丸鋸送り手段と共に傾動させるための第2駆動手段と
からなり、前記木材載置台の垂直中心軸線と前記回転主
軸の水平中心軸線とは前記木材載置台上の一点で交差し
且つ前記丸鋸の外周縁の下端部は、前記回転主軸の水平
中心軸線上に位置していることに特徴を有するものであ
る。
次に、この発明の、木材の加工装置の一実施態様を、
図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図は、この発明の、木材の加工装置の一実施態様
を示す正面図、第2図は、第1図のA−A線断面図、第
3図は、第1図のB矢視図、第4図は、第1図のC矢視
図である。
第1図から第4図において、2は、基台である。3
は、垂直中心軸線(V)を中心として回転自在に基台2
上に取り付けられた木材載置台である。
4は、木材載置台3を、その垂直中心軸線(V)を中
心として回転させるための第1駆動手段である。第1駆
動手段4は、第4図に示すように、基台2の側面に固定
された水平歯車5と後述する可動架台の下面に固定され
た歯車付モーター6とからなっている。モーター6が回
転すると、木材載置台3は、その垂直中心軸線(V)を
中心として、モーター6および前記可動架台と共に所定
角度範囲内で回転する。なお、このように、木材載置台
3は、可動架台とともに回転するが、木材載置台3の上
に載置された木材1は、定位置に固定されており、木材
載置台3と共に回転しない。この例では、木材載置台3
は、±60°の範囲内で回転するようになっている。
7は、木材載置台3の側面に水平に固定された可動架
台である。可動架台7は、上述したように、木材載置台
3の垂直中心軸線(V)を中心として所定の角度範囲内
で自在に回転する。可動架台7の先端下部には、アーム
9を介してローラー8が取り付けられている。ローラー
8は、基台2に水平に固定された円弧状のレール10上を
走行し、可動架台7にかかる荷重の一部を受けている。
11は、可動架台7上に、軸受12を介して水平に取り付
けたれた回転主軸であり、その水平回転軸(H)を中心
として、後述する第2駆動手段によって所定角度範囲内
で回転する。回転主軸11には、後述する丸鋸送り手段が
固定される。回転主軸11の水平回転軸(H)と木材載置
台3の垂直中心軸線(V)とは、木材載置台3上の一点
において交差している。
13は、回転主軸11に固定された丸鋸送り手段である。
丸鋸送り手段13は、第2図に示すように、回転主軸11に
固定された外筒14と、外筒14をレール16を介して水平に
摺動する内筒15と、内筒15の先端部に取り付けられた丸
鋸取付け台17と、外筒14に固定されたシリンダー18とか
なっている。シリンダー18のロッド19は、丸鋸取付け台
17に固定されている。シリンダー18を作動させると、丸
鋸取付け台17は、回転主軸11の水平回転軸(H)と平行
に移動する。これによって、木材1は、その幅方向にそ
って切断される。
20は、丸鋸送り手段13の丸鋸取付け台17内に設けられ
た木材切断用丸鋸であり、丸鋸取付け台17上に取り付け
られたモーター21によって高速で回転する。
22は、回転主軸11を中心として丸鋸送り手段13と共に
丸鋸20を傾動させるための第2駆動手段である。第2駆
動手段22は、第3図に示すように、可動架台7の先端部
に固定された歯車付モーター23と、回転主軸11の先端部
に固定された垂直歯車24とからなっている。モーター23
が回転すると、回転主軸11は、丸鋸送り手段13と共に回
転主軸11の水平回転軸(H)を中心として所定角度範囲
内で回転する。この例では、回転主軸11は、±45°の範
囲内で回転するようになっている。丸鋸20の外周縁の下
端部は、回転主軸11の中心軸線(H)上に位置してい
る。
このように構成されている、この発明の、木材の加工
装置によれば、回転主軸11の水平回転軸(H)と木材載
置台3の垂直中心軸線(V)とが、木材載置台3上の一
点において交差し且つ丸鋸20の外周縁の下端部は、回転
主軸11の中心軸線(H)上に位置しているので、丸鋸20
による木材1の切断線は、必ず基準点(0)を通過す
る。従って、予め基準点(0)を設定しておけば、切断
端面の垂直角度(θ)および水平角度(θ)の大き
さによらず、木材1を所望の長さに容易且つ正確に切断
することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の、木材の加工装置に
よれば、木材の切断端面の垂直角度(θ)および水平
角度(θ)の大きさによらず、木材を所望の長さに容
易且つ正確に切断することができるといった有用な効果
がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の、木材の加工装置の一実施態様を
示す正面図、第2図は、第1図のA−A線断面図、第3
図は、第1図のB矢視図、第4図は、第1図のC矢視
図、第5図は、木材の切断面を示す斜視図である。図面
において、 1……木材、2……基台、3……木材載置台、4……第
1駆動手段、5……水平歯車、6……モーター、7……
可動架台、8……ローラー、9……アーム、10……レー
ル、11……回転主軸、12……軸受、13……丸鋸送り手
段、14……外筒、15……内筒、16……レール、17……丸
鋸送り台、18……シリンダー、19……ロッド、20……丸
鋸、21……モーター、22……第2駆動手段、23……モー
ター、24……垂直歯車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−41501(JP,U) 実開 昭54−79599(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台と、垂直中心軸線を中心として回転自
    在に前記基台上に取り付けられた木材載置台と、前記木
    材載置台をその垂直中心軸線を中心として回転させるた
    めの第1駆動手段と、前記木材載置台の側面に水平に固
    定された可動架台と、前記可動架台上に水平に取り付け
    られた回転主軸と、前記回転主軸に固定された丸鋸送り
    手段と、前記丸鋸送り手段の先端部に固定された木材切
    断用丸鋸と、前記回転主軸を中心として前記丸鋸を前記
    丸鋸送り手段と共に傾動させるための第2駆動手段とか
    らなり、前記木材載置台の垂直中心軸線と前記回転主軸
    の水平中心軸線とは前記木材載置台上の一点で交差し且
    つ前記丸鋸の外周縁の下端部は、前記回転主軸の水平中
    心軸線上に位置していることを特徴とする、木材の加工
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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