JPH0919257A - 包被切断装置 - Google Patents

包被切断装置

Info

Publication number
JPH0919257A
JPH0919257A JP7196147A JP19614795A JPH0919257A JP H0919257 A JPH0919257 A JP H0919257A JP 7196147 A JP7196147 A JP 7196147A JP 19614795 A JP19614795 A JP 19614795A JP H0919257 A JPH0919257 A JP H0919257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
drive
arm
drive ring
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7196147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2981715B2 (ja
Inventor
Masao Kikuchi
正雄 菊地
Yuji Suzuki
雄治 鈴木
Hideo Sato
英夫 佐藤
Kanetaka Inose
兼孝 猪瀬
Tatsuya Fukuda
達也 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rheon Automatic Machinery Co Ltd
Original Assignee
Rheon Automatic Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rheon Automatic Machinery Co Ltd filed Critical Rheon Automatic Machinery Co Ltd
Priority to JP7196147A priority Critical patent/JP2981715B2/ja
Publication of JPH0919257A publication Critical patent/JPH0919257A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2981715B2 publication Critical patent/JP2981715B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Confectionery (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] 饅頭やあんパン等を製造するにあたり、製品
の大きさ等の変更に容易に対応できる包被切断装置の提
供。 [構成] 包被切断片による形成した囲みを開閉するた
めのカム板から駆動が伝達される包被切断片の間に、包
被切断片による囲みの大きさを変更可能とするロッドを
設ける。 [効果] 製品の大きさ等を変更する場合でも、従来に
比べ機械的変更が少なくなり、多品種少量生産を効率よ
く実現できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はあんパン、饅頭、ハンバ
ーグ、クッキー等の外皮材で内包材を包み込んだ食品の
製造または内包材料の無い球状製品の製造においてその
大きさや材質の変更に対して、容易に対応可能な棒状生
地の包被切断装置の駆動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に関する従来技術は、図10、図
11に示すようなものがある。これはハウジングAに設
けた開口B上に、囲みを形成するように角形片Cを組み
立てて、各々の角形片Cを同調して動かすことで囲みを
開閉して通過する棒状生地を包被切断を行うものであ
る。該角形片Cは、一端をハウジングAに設けた作用ピ
ンDに軸支され、角形片Cの中央部付近下部に設けた長
穴Eに駆動リングFに突設した駆動ピンGが係合してい
るために、駆動リングFが所定範囲を往復回動すると作
用ピンDを回動中心に囲みの開閉を繰り返すこととな
る。この場合に駆動リングFが所定範囲を回動するため
の駆動の伝達方法として図11に示している。駆動リン
グFの下部にピンHを突設して、該ピンHが駆動伝達ア
ームIと共に往復動するア−ムJの長孔状のガイド部K
に嵌合する。駆動リングFは、ハウジングAに回動可能
に支持されているので、駆動伝達アームIの往復動によ
り、ピンHを介して往復回動する。駆動伝達アームIの
往復動は、図10に示すように駆動軸Lの一端に設けた
カム板Mのカム溝Nに係合するカムフォロアOを有し、
一端をハウジングAに軸支した揺動ア−ムPの他端に駆
動伝達ア−ムを軸支することで実現している。
【0003】この従来装置において製品を生産する場合
には、例えば饅頭や大福、あんパンやフランスパン等ま
たは魚肉製品等の種類に対応して最適な角形片を選択す
る必要がある。例えば棒状生地の粘弾性等の性質や所望
の製品形状を得るために、生地押圧面が平坦面である特
公昭63−29979や特公平5−9051あるいは生
地押圧面を凸状に設けた特公平5−53453や特開平
4−11844を選択することができる。上記選択を行
うとその生地押圧面の形状の変化により棒状生地の通過
する囲みの形状が変化するため、同一の棒状生地を使用
する場合には、包被切断片の摺動または揺動範囲を増減
させる必要が生じてくる。従来はこの角形片あるいは角
形片が収納されたハウジングごと交換するとともに、角
形片の摺動または揺動範囲を決定するカム板までをも交
換することとなり余計な作業となっているので生産性を
下げる原因となっている。
【0004】また供給される棒状生地の大きさを変更す
る場合にも、同様な問題が生じていた。例えば棒状生地
の径をより太い径に変更する場合には、開閉ストローク
が大きくできる角形片とそのための開閉用のカム板に交
換しなければならない。また棒状生地の径をより細い径
に変更する場合に、同一カム板を使用すると棒状生地と
の隙間が多くなり、必要以上に無駄な開閉動作を行うこ
ととなり生産性が悪い。また生産性を上げると隣合う角
形片との摺動による摩擦熱も必要以上に大きくなり、ス
ム−ズな開閉動作の妨げとなっていた。以上のようなこ
とから従来では、製品を大きなものから小さなものに或
いは小さなものから大きなものに変更する場合、予め開
口径を変更するためにカム板を取り替えなければならな
かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、棒状
生地の直径の太さに対応して角形片により形成される囲
みの大きさを容易に変更することができる包被切断装置
を提供することを目的とするものである。また棒状生地
の包被切断を行うにあたり、角形片の摺動または揺動範
囲の調節を形状の異なる角形片が収容されたハウジング
を取り替えるだけで可能となり、カム板を取り替えるこ
となく容易にすることのできる包被切断装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の棒状生地の包被
切断装置は、角形片を円環状に組合せてその中央に棒状
生地が通過する囲みを有する組立体に、前記囲みを開閉
するためのロッドを角形片に近接して設ける。そして該
ロッドには、所定範囲を往復動するアームを係合させ、
該アームの長手方向に該ロッドが摺動可能なガイド部を
設けたことを特徴とする棒状生地の包被切断装置であ
る。本発明において好ましくは、角形片を円環状に組合
せてその中央に棒状生地が通過する囲みを有する組立体
を開閉する駆動リング設け、そして前記駆動リングにロ
ッドを設け、該ロッドには所定範囲を往復動するアーム
を係合させ、該アームの長手方向に該ロッドが摺動可能
なガイド部を設けたことを特徴とする棒状生地の包被切
断装置である。
【0007】
【実施例】図1から図6に基づき本発明の実施例を説明
する。フレ−ム1の先端面2には、後述するハウジング
25を着脱可能に取付けている。フレ−ム1には、鉛直
方向に中心軸4を設けア−ム3を回動可能に軸着してい
る。ア−ム3の形状は、実施例では略への字形に屈曲し
た板状体で示しており、屈曲部が中心軸4により支持さ
れていアーム3の形状は特に本実施例に限定されるもの
ではない。またア−ム3の後端の下面には、ピン5によ
り回動可能にカムフォロア6を設けてあり、一方先端部
には所定巾と長さを有する長孔状のガイド部7を設けて
いる。カム板8はフレーム1とア−ム3の間に設けられ
て、カム板8にはカム溝9を設け、カムフォロア6がカ
ム溝9と係合している。カム板8は、フレーム1に設け
た駆動軸10の上端に軸着している。駆動軸10は、フ
レ−ム1の下面に固定したモ−タ11の駆動が伝達され
る。このカム板8は、後述する角形片50、60により
形成される囲み34を開閉するカム板である。
【0008】フレ−ム1の両側壁12、12’には水平
に一対の軸受け13を同一直線上に設けている。両側壁
12、12’から突設された支持軸14は、軸受け13
を貫通してフレーム1を保持している。またフレーム1
は、支持軸14を中心に揺動可能としている。フレーム
1が保持される軸受け13および支持軸14の位置は、
実施例ではア−ム3よりも上方で、駆動軸10よりも中
心軸4に近い位置に設けているが、任意に選択すること
ができる。
【0009】図3に示すように駆動軸10の下端部には
後述する角形片50、60を上下動するためのカム板1
5を設けている。カム板15は、基台16上に固着して
いる支持体17に設けた軸18に回転可能に軸支されて
いるカムフォロア19と当接係合するように設けられて
いる。スプリング20は、フレ−ム1と基台16に両端
を張架されたスプリングで、フレーム1のカム板15と
カムフォロア19が常時当接するようにするためのもの
である。
【0010】ガイド部7を摺動するように設けたスライ
ダ−21は、ガイド部7の下方に設けたロッド22Aに
垂設したピン23を軸に回転可能に軸着している。
【0011】次に棒状生地の包被切断機構について説明
する。ハウジング25の底面26に棒状生地33Aが通
過する円形の開口27を有している。ハウジング25
は、フレ−ム1の先端面2にノブボルト28により着脱
可能に取り付けられる。底面26の内周には円環状の溝
29が設けてあり、該溝29には駆動リング24が往復
回動可能に嵌合している。駆動リング24には、前述の
ロッド22Aが固着され、ロッド22Aの他端にはピン
23が軸着されて、スライダー21が軸嵌している。ス
ライダー21は、アーム3のガイド部7に係合している
のでアーム3の回転(揺動)によって、スライダー2
1、ピン23、ロッド22Aを介して駆動リング24が
回動する。図4、図5に示すように駆動リング24は、
所定の巾と厚みを有する円環状をしており、上面には等
間隔に10個の凹状の長穴30を設けている。長穴30
は、駆動リング24の半径方向に沿って設け、長穴30
中で摺動可能なスライダ−31を挿入している。スライ
ダ−31の上面には、後述する角形片50、60の駆動
ピン70が嵌入するための穴32を設けている。
【0012】角形片50、60はそれぞれ、棒状生地を
中心方向に押圧して包被切断するものであり既出願の特
願平7−77441と同様のものを使用する。角形片5
0は、支持部53に設けた貫通口55に貫通係合するシ
ャフト51に滑動可能に支持されている。。シャフト5
1は、両端をハウジング25に突設している長スタンド
52に抜き差し可能に支持されてる。長スタンド52
は、ハウジング25の底面26に駆動リング24を囲む
ように同一円周上に等間隔に5本垂直に設けられてい
る。
【0013】同様に角形片60も、支持部に設けた図示
しない貫通口に貫通係合するシャフト61に滑動可能に
支持される。シャフト61は、両端をハウジング25に
突設している短スタンド62にそれぞれ抜き差し可能に
支持されている。シャフト61は、シャフト51と干渉
することを回避するため、短スタンド62が長スタンド
52よりも所定長さ短く、また長スタンド52の中間位
置に設けてある。この状態で角形片50、60を組合
せ、中央に棒状生地の通過する囲み34を形成する組立
体を形成する。角形片は、シャフト上を滑動した場合に
隣合うシャフトと干渉することのないように、角形片5
0は支持部53の下方に切欠部54を設け(図4)、角
形片60は支持部の上方に切欠部を設けている。角形片
50、60の下部には、スライダ−31の穴32に嵌入
して、駆動リング24の駆動を伝達するための駆動ピン
70を設けている。実施例では角形片を10個用意して
説明しているが特に限定されるものではない。
【0014】図5に示すように棒状生地33Aを包被切
断するにあたりロッド22Aのピン23と中心軸4との
距離をL1とする。図6に示す実施例は、棒状生地33
Aよりも細い棒状生地33Bを包被切断する場合を示し
ており、ピン23と中心軸4との距離をL2とするロッ
ド22Bを示す。
【0015】次に包被切断動作を説明すると、モ−タ1
1は駆動軸10を介しその上端に設けたカム板8を回転
させる。カム板8が回転するとア−ム3は中心軸4を軸
にフレ−ム1上にて(揺動)回動することとなる。ア−
ム3が回動するとスライダ−21がガイド部7内にて往
復摺動し、駆動リング24が溝29内にて所定範囲を回
動することとなる。駆動リング24が回動すると、駆動
リング24に設けた長穴30内のスライダ−31に嵌入
されている駆動ピン70を介して角形片50、60へと
駆動伝達される。全ての角形片50、60は、シャフト
51、61上を駆動リング24の回動に同調して往復動
することとなり、棒状生地33Aの通過する囲み34を
繰り返し開閉し、囲み34に連続供給される棒状生地3
3Aを包被切断が可能となる。
【0016】棒状生地33Bを切断する場合には、棒状
生地33Aに比べて角形片のストロークは少なくて済
む。従ってロッド22Bは、ロッド22Aに比べて長く
用意しアーム3との揺動範囲が少ない位置で係合するよ
うにL2<L1としている。またこれによる駆動リング
24の往復動範囲の変更に伴いアーム3の往復動の位置
に合わせるため、ロッド22Aと同一の取り付け位置に
ロッド22Bを付設する場合には、ロッド22Bを湾曲
させ調整した形状となっている。
【0017】ハウジング25は、フレ−ム1の先端面2
にノブボルト28により固定されており、着脱が容易に
可能となり、別サイズの角形片とロッドを収納したハウ
ジングに交換が容易となっている。その着脱は、スライ
ダ−21がガイド部7内に抜き差し自由に係合している
ために、前記したハウジング25とフレ−ム1の着脱が
容易となっている。
【0018】ア−ム3の先端のガイド部7は長穴状をし
ているので、ロッド22Aの長さを変更しスライダー2
1の摺動範囲を調節することで、ロッド22Aの回動範
囲が変わり、さらに駆動リング24の回動範囲も変わる
ので囲み34の大きさを変更可能となった。ロッド22
Aからロッド22Bへの変更により、棒状生地33Bの
太さに適した角形片50、60の開閉動作となり無駄の
無い動きが実現でき、余計な開閉動作による熱膨張を抑
えまた最適な時間で包被切断を行うことができた。
【0019】また角形片50、60の切断動作に伴う上
下動は、ハウジング25を取付けたフレーム1が支持軸
14を中心に、カム板8と同一の駆動軸10に設けたカ
ム板15の回転偏差だけ回動することによって揺動する
ことで達成でき、より簡単な装置により実現できた。
尚、スプリング20は、カム板15とカムフォロア19
を常時当接させるためのものであり、フレーム1の揺動
を正確に行うことができる。また支持軸14の位置を変
更調整すれば、フレーム1の重心移動によりスプリング
20を使用せずともカム板15がカムフォロア19を常
時圧接することができる。
【0020】本実施例では、駆動リング24とロッド2
2Aが着脱自在である場合について示したが、それに限
定するものではなく駆動リング24にロッド22Aが一
体に成形されたものにおいても,その一体成形された駆
動リングを交換することで実施例に示した効果を得るこ
とができる。また本実施例では、ロッド22A先端にス
ライダー20を回転可能に軸着したが、これに限定する
ものではなく、例えばロッドに突起を形成したり、棒状
ピンを垂設することでも可能である。アーム3の先端長
孔状のガイド部7は、本実施例のようにに直接加工した
ものに限定せず、その他にアーム3の先端にロッドロッ
ド22Aが摺動自在となる所定巾と長さを有するガイド
部7を取り付けることでも本発明の実施は可能である。
即ち、アーム3の回動をロッド22Aの回動に伝達する
ことのできるものであるならばよい。また本実施例にお
いては、駆動リング24を角形片の下面に近接して設け
たが、駆動リング24を角形片の上面に近接して設けた
場合でもよく、、この場合には角形片と図示しなが包被
切断した製品を搬送する搬送ベルトとの距離がより汎用
的に設定可能となるので、より小さな製品の包被切断が
可能となる。
【0021】次に図7から図9により本発明の第二の実
施例を説明する。フレーム101は、中央に円形の孔1
02を有し、その両側に駆動軸103、103’を設け
ている。フレーム101の、孔102には円環状の取付
け溝104を設け、ハウジング105が着脱可能に嵌合
している。ハウジング105はその内側底面に、棒状生
地の通過する円形の開口106を有しており、開口10
6の周縁には円環状の溝107が設けてあり、該溝10
7には駆動リング108が往復回動可能に嵌合してい
る。またハウジング105の底面には、駆動リング10
8を囲むように等間隔に12本の作用ピン109が垂設
されている。駆動リング108の上面にも等間隔に12
本の駆動ピン110が垂設され、下面にはロッド111
が着脱自在に固定され、ロッド111の先端下部にはス
ライダー112が軸着している。
【0022】角形片113は所定厚みの押圧面を有し、
図9に示すように一端部が作用ピン109に回転可能に
軸支され、下面部に設けた長穴114に駆動ピン110
が嵌入してあり、図示しないがそれぞれ12本の作用ピ
ンに対応して角形片113を12個設けて組立てて、中
央に囲みを形成する。
【0023】ロッド111の先端に設けたスライダー1
12は、駆動伝達アーム115に固着したアーム116
の長孔状のガイド部117に係合している。駆動伝達ア
ーム115は、フレーム1の2か所の支持部116に貫
通して支持されている。揺動アーム118は、一端を駆
動伝達アーム115と軸着し他端をフレーム1に軸着し
て設けてある。揺動アーム118の下面に垂設したカム
フォロア119は、カム板120の上面に設けたカム溝
121に係合する。カム板120は、フレーム1上で駆
動軸103に昇降可能に軸着している。図8に示すよう
にフレーム101に設けた駆動軸103、103’には
円筒上のカム筒123を軸着し、その円筒面にはカム溝
124が設けてある。支持体125は、一端をフレーム
101の下面に取付けた所定長さを有する支持体であ
り、先端に軸着したカムフォロア126がカム筒123
のカム溝124に係合している。2本の駆動軸103、
103’は、図示しない駆動モーターより駆動が伝達さ
れ同一速度で回転する。
【0024】したがってモータの回転が駆動軸に伝わ
り、カム筒123の回転によりフレーム101が上下動
を繰り返すと同時に、カム板120の回転により揺動ア
ーム118、駆動伝達アーム115、ロッド111に駆
動が伝達され、駆動リング108が往復回動し、12個
の角形片113が同調して囲みの開閉を行い、囲みを通
過する棒状生地の包被切断を可能となる。そしてアーム
118に設けたガイド部117を長孔状としたことによ
って、ロッド111の長さを変更し、スライダー112
が摺動する範囲を変更することができ、ロッド111の
回動範囲が変わり駆動リング108の往復回動範囲も変
わることができる。本実施例では12個の角形片を用意
したが12枚に限定するものではなくまたその形状につ
いても限定せず包被切断可能なものであるならばよい。
【0025】このようにして棒状生地の性質やその太さ
等が変わって、それに適した角形片に変更する場合に
は、従来のようにカム板120を交換することなく、ロ
ッド111が変更されたハウジングのみを取り替えるこ
とで容易に変更可能となる。なお本実施例では、ロッド
111が駆動リング108と着脱可能であったがそれに
限定するものでなく、駆動リング108とロッドが一体
となったものでもよい。
【0026】尚本実施例では、囲みの開閉をよりスムー
ズに行うため駆動リング108を用いたが、駆動リング
108を用いない場合としては本出願人の出願である特
公昭63−29979や特公平5−53453等で示す
角形片の一片または数片に一端を棒状に加工したロッド
を直接に嵌着する等して、ロッドの往復動を直接角形片
に伝達して囲みの開閉を行うことが可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明において、角形片を円環状に組合
せてその中央に棒状生地が通過する囲みを有する組立体
に、前記囲みを開閉するためのロッドを角形片に近接し
て設け該ロッドには、所定範囲を往復動するアームを係
合させ、該アームの長手方向に該ロッドが摺動可能なガ
イド部を設けていることから、棒状生地が通過する囲み
の大きさはガイド部を摺動するロッドの長さに依存して
おり、長さの異なるロッドに交換することで所望の囲み
の大きさを設定できる。よって棒状生地の太さが変わっ
たり、棒状生地の材質により角形片を交換する場合に、
それに伴って囲みの大きさが変わってしまうが、ロッド
の交換のみによって棒状生地の通過する囲みの大きさを
調整可能となったので、多品種少量生産を行う場合の変
更に要する手間と時間等が改善され、しかもより効率の
よい生産が可能となった。更に囲みを開閉するため駆動
リングを介してロッドから各角形片に駆動を伝達したの
で、よりスムーズに各角形片にロッドの駆動が伝達さ
れ、より無理なく包被切断が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例装置の構成を一部を断面で
示す正面図。
【図2】本発明の第一実施例装置の構成を一部を断面で
示す正面図。
【図3】本発明の第一実施例装置の構成及び作用を一部
断面で示す側面図。
【図4】本発明の第一実施例装置の駆動部の一部を示す
斜視図。
【図5】本発明の第一実施例装置の構成の一部を示す正
面図。
【図6】本発明の第一実施例装置の構成の一部を示す正
面図。
【図7】本発明の第2実施例装置の構成の一部を示す正
面図。
【図8】本発明の第2実施例装置の構成の一部及び作用
を示す正面図。
【図9】従来実施例装置の構成の一部を示す正面図。
【図10】従来実施例装置の構成の一部及び作用を示す
正面図。
【符号の説明】
1 フレ−ム 3 アーム 4 中心軸 7 ガイド部 8 カム板 10 駆動軸 11 モーター 12 側壁 13 軸受け 14 支持軸 15 カム板 21 スライダー 22A ロッド 22B ロッド 24 駆動リング 25 ハウジング 50 角形片 60 角形片 101 フレーム 108 駆動リング 109 角形片 111 ロッド 115 駆動アーム 116 アーム 117 ガイド部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例装置の構成の一部を断面で
示す正面図である。
【図2】本発明の第1実施例装置の構成の一部を断面で
示す正面図である。
【図3】本発明の第1実施例装置の構成乃び作用を一部
断面で示す側面図である。
【図4】本発明の第1実施例装置の駆動部の一部を示す
斜視図である。
【図5】本発明の第1実施例装置の構成の一部を示す正
面図である。
【図6】本発明の第1実施例装置の構成の一部を示す正
面図である。
【図7】本発明の第2実施例装置の構成の一部を示す正
面図である。
【図8】本発明の第2実施例装置の構成の一部を示す側
面図である。
【図9】本発明の第2実施例装置の構成の一部及び作用
を示す正面図である。
【図10】従来の包被切断装置の構成の一部を示す正面
図である。
【図11】従来の包被切断装置の構成の一部及び作用を
示す正面図である。
【符号の説明】 1 フレーム 3 アーム 4 中心軸 7 ガイド部 8 カム板 10 駆動軸 11 モーター 12 側壁 13 軸受け 14 支持軸 15 カム板 21 スライダー 22A ロッド 22B ロッド 24 駆動リング 25 ハウジング 50 角形片 60 角形片 101 フレーム 108 駆動リング 109 角形片 111 ロッド 115 駆動アーム 116 アーム 117 ガイド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猪瀬 兼孝 栃木県宇都宮市野沢町2番地3 レオン自 動機株式会社内 (72)発明者 福田 達也 栃木県宇都宮市野沢町2番地3 レオン自 動機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角形片を円環状に組合せてその中央に棒
    状生地が通過する囲みを有する組立体に、前記囲みを開
    閉するためのロッドを設け、該ロッドには所定範囲を往
    復動するアームを係合させ、該アームの長手方向に該ロ
    ッドが摺動可能なガイド部を設けたことを特徴とする棒
    状生地の包被切断装置。
  2. 【請求項2】 角形片を円環状に組合せてその中央に棒
    状生地が通過する囲みを有する組立体に駆動リングを設
    け、前記駆動リングにロッドを設け、該ロッドには所定
    範囲を往復動するアームを係合させ、該アームの長手方
    向に該ロッドが摺動可能なガイド部を設けたことを特徴
    とする棒状生地の包被切断装置。
JP7196147A 1995-07-06 1995-07-06 包被切断装置 Expired - Fee Related JP2981715B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7196147A JP2981715B2 (ja) 1995-07-06 1995-07-06 包被切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7196147A JP2981715B2 (ja) 1995-07-06 1995-07-06 包被切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0919257A true JPH0919257A (ja) 1997-01-21
JP2981715B2 JP2981715B2 (ja) 1999-11-22

Family

ID=16353006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7196147A Expired - Fee Related JP2981715B2 (ja) 1995-07-06 1995-07-06 包被切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2981715B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107646931A (zh) * 2017-09-30 2018-02-02 傅峰峰 点心机
CN107711951A (zh) * 2017-09-30 2018-02-23 傅峰峰 一种烧麦机

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107646931A (zh) * 2017-09-30 2018-02-02 傅峰峰 点心机
CN107711951A (zh) * 2017-09-30 2018-02-23 傅峰峰 一种烧麦机
CN107711951B (zh) * 2017-09-30 2023-08-04 傅峰峰 一种烧麦机
CN107646931B (zh) * 2017-09-30 2023-08-11 傅峰峰 点心机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2981715B2 (ja) 1999-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180255789A1 (en) Dumpling Producing Method and Device
JP3016246B2 (ja) 包被切断装置
JP5107478B1 (ja) 野菜カッティング装置
EP0476392B1 (en) Cutting and forming device for an apparatus for making buns
JP2008263797A (ja) 包あん機
JPH0411844A (ja) 包被球断装置
JP2002005255A (ja) カム装置
JPH0919257A (ja) 包被切断装置
JPH0614749A (ja) 料理つま添加装置
KR100195849B1 (ko) 포피 절단 장치
JPH0880154A (ja) 連続棒状生地の成形切断方法および装置
JP2001333710A (ja) 食品成形機の具材供給装置
TWI407921B (zh) 餃子製作方法及製作設備
JP2805415B2 (ja) 棒状食品体の連続分割用ブロック片及び連続分割装置
JPH0418389Y2 (ja)
EP0743083B1 (en) Movement mechanism particularly for toys
US4575347A (en) Toy music box
JPH05304873A (ja) 自動製麺機の麺生地圧延装置
JPH11266848A (ja) 包被球断方法および装置
JPH0418388Y2 (ja)
JPH11285371A (ja) 包皮切断装置
JP2799941B2 (ja) 棒状生地の分割成形用多面体および分割成形装置
JP3015000B2 (ja) 半開包皮切断装置
JPH04144630A (ja) 包被切断装置
JP3004906B2 (ja) 外皮で覆われた食品の製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080924

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110924

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110924

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110924

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees