JPH0880154A - 連続棒状生地の成形切断方法および装置 - Google Patents
連続棒状生地の成形切断方法および装置Info
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- JPH0880154A JPH0880154A JP23588695A JP23588695A JPH0880154A JP H0880154 A JPH0880154 A JP H0880154A JP 23588695 A JP23588695 A JP 23588695A JP 23588695 A JP23588695 A JP 23588695A JP H0880154 A JPH0880154 A JP H0880154A
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- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D7/00—Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
- B26D2007/0012—Details, accessories or auxiliary or special operations not otherwise provided for
- B26D2007/0037—Details, accessories or auxiliary or special operations not otherwise provided for the cutter being a so-called "iris cutter"
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 例えば、餡、または肉等の内包材を有しない
連続した棒状生地、あるいは饅頭やオハギのように内包
材を包み込んだ連続棒状生地を所要の大きさに成形切断
するようにした連続棒状生地の成形切断方法および装置
の提供。 【構成】 縦方向に連続した棒状生地を中心としてその
円周上に所定間隔をもって配設した同一形状からなる所
要数の成形切断部材1を、円周方向から中心側に向けて
集合および円周方向に向けて拡開することにより棒状生
地の成形切断を行うようにした成形切断方法において、
前記各成形切断部材の基端部側に設けた移動枢軸部およ
びスライド係合軸部5を、所要の移動軌跡およびスライ
ド軌跡に沿って往復動することにより各成形切断部材の
集合および拡開動作を行い棒状生地の成形切断を行うよ
うにした連続棒状生地の成形切断方法および上記連続棒
状生地の成形切断装置。
連続した棒状生地、あるいは饅頭やオハギのように内包
材を包み込んだ連続棒状生地を所要の大きさに成形切断
するようにした連続棒状生地の成形切断方法および装置
の提供。 【構成】 縦方向に連続した棒状生地を中心としてその
円周上に所定間隔をもって配設した同一形状からなる所
要数の成形切断部材1を、円周方向から中心側に向けて
集合および円周方向に向けて拡開することにより棒状生
地の成形切断を行うようにした成形切断方法において、
前記各成形切断部材の基端部側に設けた移動枢軸部およ
びスライド係合軸部5を、所要の移動軌跡およびスライ
ド軌跡に沿って往復動することにより各成形切断部材の
集合および拡開動作を行い棒状生地の成形切断を行うよ
うにした連続棒状生地の成形切断方法および上記連続棒
状生地の成形切断装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内包材(例えば、餡、
または肉等)を有しない連続した棒状生地あるいは饅頭
やオハギのように内包材を包み込んだ連続棒状生地を所
要の大きさに成形切断するようにした連続棒状生地の成
形切断方法および装置に関するものである。
または肉等)を有しない連続した棒状生地あるいは饅頭
やオハギのように内包材を包み込んだ連続棒状生地を所
要の大きさに成形切断するようにした連続棒状生地の成
形切断方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、例えば特開
昭62−166850号公報、特開平3−175925
号公報の如きものがある。
昭62−166850号公報、特開平3−175925
号公報の如きものがある。
【0003】前者は饅頭やオハギなどのような内包材を
完全に包み込んだ食品の製造にあたり、同心円状に内包
材を有し、連続棒状体で供給される生地を、内包材が露
出しないように切断できるようにすることを目的とする
もので、隣り合う二つの辺を摺動面とする三つ以上の角
形片を、互いにその摺動面を接して組合せてできる中央
の囲みを生地の通路とし、角形片の接触面を互いに摺動
させて囲みを小さくさせたとき、前記角形片の厚みの、
生地に接触する接触面を徐々に少なくなるようにして生
地の成形切断を行うものである。
完全に包み込んだ食品の製造にあたり、同心円状に内包
材を有し、連続棒状体で供給される生地を、内包材が露
出しないように切断できるようにすることを目的とする
もので、隣り合う二つの辺を摺動面とする三つ以上の角
形片を、互いにその摺動面を接して組合せてできる中央
の囲みを生地の通路とし、角形片の接触面を互いに摺動
させて囲みを小さくさせたとき、前記角形片の厚みの、
生地に接触する接触面を徐々に少なくなるようにして生
地の成形切断を行うものである。
【0004】また、後者は前者と同様に饅頭やオハギな
どのような内包材を完全に包み込んだ食品の製造にあた
り、同心円状に内包材を有し、連続棒状体で供給される
生地を、内包材が露出しないように切断できるようにす
ることを目的とするもので、生地の通路を中心に半径で
描いた円周上の等分割した位置の各点を支点として回転
する同一形状の多面体を設け、前記各多面体を各支点の
回転軸により、それぞれ回転せしめることによって中央
に開閉する囲みを作り、この囲みを通過する生地を、そ
の囲みの閉鎖によって切断するようにしたものである。
どのような内包材を完全に包み込んだ食品の製造にあた
り、同心円状に内包材を有し、連続棒状体で供給される
生地を、内包材が露出しないように切断できるようにす
ることを目的とするもので、生地の通路を中心に半径で
描いた円周上の等分割した位置の各点を支点として回転
する同一形状の多面体を設け、前記各多面体を各支点の
回転軸により、それぞれ回転せしめることによって中央
に開閉する囲みを作り、この囲みを通過する生地を、そ
の囲みの閉鎖によって切断するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術において、前者の場合は、生地の成形切断を行う角形
片が、相互に隣り合う二つの辺の摺動面を接して構成さ
れ、前記摺動面を互いに摺動させることにより中央の囲
みを開閉して生地の成形切断を行うようにしたものであ
るから、角形片同士の接触による摩擦抵抗が大きく、そ
のため、角形片のより円滑な開閉動作が望めず、また接
触面の摩耗が大きく早期にガタが生じる惧れがあり、そ
の修正装置を設ける等装置が複雑かつコスト高となるば
かりでなく、生地に対する接触面も平面状であるため、
接触抵抗が大きく、粘性の大きい材料の場合には生地を
傷める等の問題点があった。
術において、前者の場合は、生地の成形切断を行う角形
片が、相互に隣り合う二つの辺の摺動面を接して構成さ
れ、前記摺動面を互いに摺動させることにより中央の囲
みを開閉して生地の成形切断を行うようにしたものであ
るから、角形片同士の接触による摩擦抵抗が大きく、そ
のため、角形片のより円滑な開閉動作が望めず、また接
触面の摩耗が大きく早期にガタが生じる惧れがあり、そ
の修正装置を設ける等装置が複雑かつコスト高となるば
かりでなく、生地に対する接触面も平面状であるため、
接触抵抗が大きく、粘性の大きい材料の場合には生地を
傷める等の問題点があった。
【0006】また後者の場合は、生地の切断を行う多面
体が、生地の通路を中心に半径で描いた円周上の等分割
点を支点として回転軸により回転可能に取付けられたも
のであるから、生地に対する多面体の切断動作は前記回
転軸を支点とする回転半径内における多面体側面の強制
的な摺擦動作によるものであり、そのため生地に対する
摺擦力が強く、生地をはがし取る作用が強く働き、その
結果、生地を痛めるという問題点があったばかりでな
く、多面体の動きの自由度が限定されるため、生地の性
質に合わせて適切な切断動作を選択して目的にあった正
確かつ円滑な切断を行うということができず、また装置
も大型となる等の問題点があった。
体が、生地の通路を中心に半径で描いた円周上の等分割
点を支点として回転軸により回転可能に取付けられたも
のであるから、生地に対する多面体の切断動作は前記回
転軸を支点とする回転半径内における多面体側面の強制
的な摺擦動作によるものであり、そのため生地に対する
摺擦力が強く、生地をはがし取る作用が強く働き、その
結果、生地を痛めるという問題点があったばかりでな
く、多面体の動きの自由度が限定されるため、生地の性
質に合わせて適切な切断動作を選択して目的にあった正
確かつ円滑な切断を行うということができず、また装置
も大型となる等の問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
することを目的とし、縦方向に連続した棒状生地を中心
としてその円周上に所定間隔をもって配設した同一形状
からなる所要数の成形切断部材を、円周方向から中心側
に向けて集合および円周方向に向けて拡開することによ
り棒状生地の成形切断を行うようにした成形切断方法に
おいて、前記各成形切断部材の基端部側に設けた移動枢
軸部およびスライド係合軸部を、所要の移動軌跡および
スライド軌跡に沿って往復動することにより各成形切断
部材の集合および拡開動作を行い棒状生地の成形切断を
行うようにしたこと、および縦方向に連続した棒状生地
を中心としてその円周上に所定間隔をもって配設した同
一形状からなる所要数の成形切断部材を、円周方向から
中心側に向けて集合および円周方向に向けて拡開するこ
とにより棒状生地の成形切断を行うようにした成形切断
装置において、前記成形切断部材を基端部側から先端部
側にかけて先細り状となすとともに、棒状生地に接する
面を凸状彎曲接触面に、また背面側の逃げ面を凹状彎曲
面に形成し、さらに前記各成形切断部材の基端部側に取
付けた移動枢軸部を機体ベースに棒状生地を中心として
円形状に往復回動自在に設けた往復回動環体に、同じく
また基端部側に取付けたスライド係合軸部を固定カム体
の弧状カム部に沿ってスライド自在に係合し、前記往復
回動環体の往復回動により前記各成形切断部材の移動枢
軸部およびスライド係合軸部を往復動せしめて各成形切
断部材の集合および拡開動作を行うようにしたことを特
徴とするものである。
することを目的とし、縦方向に連続した棒状生地を中心
としてその円周上に所定間隔をもって配設した同一形状
からなる所要数の成形切断部材を、円周方向から中心側
に向けて集合および円周方向に向けて拡開することによ
り棒状生地の成形切断を行うようにした成形切断方法に
おいて、前記各成形切断部材の基端部側に設けた移動枢
軸部およびスライド係合軸部を、所要の移動軌跡および
スライド軌跡に沿って往復動することにより各成形切断
部材の集合および拡開動作を行い棒状生地の成形切断を
行うようにしたこと、および縦方向に連続した棒状生地
を中心としてその円周上に所定間隔をもって配設した同
一形状からなる所要数の成形切断部材を、円周方向から
中心側に向けて集合および円周方向に向けて拡開するこ
とにより棒状生地の成形切断を行うようにした成形切断
装置において、前記成形切断部材を基端部側から先端部
側にかけて先細り状となすとともに、棒状生地に接する
面を凸状彎曲接触面に、また背面側の逃げ面を凹状彎曲
面に形成し、さらに前記各成形切断部材の基端部側に取
付けた移動枢軸部を機体ベースに棒状生地を中心として
円形状に往復回動自在に設けた往復回動環体に、同じく
また基端部側に取付けたスライド係合軸部を固定カム体
の弧状カム部に沿ってスライド自在に係合し、前記往復
回動環体の往復回動により前記各成形切断部材の移動枢
軸部およびスライド係合軸部を往復動せしめて各成形切
断部材の集合および拡開動作を行うようにしたことを特
徴とするものである。
【0008】
【実施例】図1乃至図12は本発明の一実施例を示し、
図1は本発明の平面図、図2は図1の縦断面図、図3は
成形切断部材の平面図、図4は同正面図、図5は同背面
図、図6は同左側面図、図7は同斜視図、図8(a)〜
(d)は成形切断部材の成形切断動作を示す説明平面
図、図9〜図11は成形切断部材の成形切断動作を示す
説明縦断面図、図12は成形切断部材の移動枢軸部およ
びスライド係合軸部の移動状態の一例を示す平面図であ
る。
図1は本発明の平面図、図2は図1の縦断面図、図3は
成形切断部材の平面図、図4は同正面図、図5は同背面
図、図6は同左側面図、図7は同斜視図、図8(a)〜
(d)は成形切断部材の成形切断動作を示す説明平面
図、図9〜図11は成形切断部材の成形切断動作を示す
説明縦断面図、図12は成形切断部材の移動枢軸部およ
びスライド係合軸部の移動状態の一例を示す平面図であ
る。
【0009】各図において、1は成形切断部材であっ
て、所要の厚さtを有するとともに棒状生地aに対する
接触面を凸状彎曲接触面2となし、かつ前記凸状彎曲接
触面2は基端部1a側から先端部1b側にかけて先細り
状に形成され、しかも前記凸状彎曲接触面2の反対側
面、すなわち背面側には逃げ面3を形成するとともに基
端部1aに移動枢軸部4およびスライド係合軸部5の各
取付孔4aおよび5aを有してなるものである。4bは
移動枢軸部4上面の切欠部、5bはスライド係合軸部5
下面の切欠部である。
て、所要の厚さtを有するとともに棒状生地aに対する
接触面を凸状彎曲接触面2となし、かつ前記凸状彎曲接
触面2は基端部1a側から先端部1b側にかけて先細り
状に形成され、しかも前記凸状彎曲接触面2の反対側
面、すなわち背面側には逃げ面3を形成するとともに基
端部1aに移動枢軸部4およびスライド係合軸部5の各
取付孔4aおよび5aを有してなるものである。4bは
移動枢軸部4上面の切欠部、5bはスライド係合軸部5
下面の切欠部である。
【0010】なお前記凸状彎曲接触面2と逃げ面3の彎
曲状態および先細り面部の形状は棒状生地aの条件によ
り任意である。
曲状態および先細り面部の形状は棒状生地aの条件によ
り任意である。
【0011】図1、図2に示すように、本発明の装置に
おいては、成形切断部材1を複数個組合せ、各成形切断
部材1の凸状彎曲接触面2により、その中央部に囲み6
が形成され、前記囲み6を貫通する状態で棒状生地aが
供給されるように前記各成形切断部材1の移動枢軸部4
を機体ベース7に往復回動自在に設けた往復回動環体8
に回転自在に取付けるとともにスライド係合軸部5を固
定カム体9の弧状カム部10(本実施例においては溝を
示したが、これに限定されるものでない)にスライド自
在に係合してなるものである。
おいては、成形切断部材1を複数個組合せ、各成形切断
部材1の凸状彎曲接触面2により、その中央部に囲み6
が形成され、前記囲み6を貫通する状態で棒状生地aが
供給されるように前記各成形切断部材1の移動枢軸部4
を機体ベース7に往復回動自在に設けた往復回動環体8
に回転自在に取付けるとともにスライド係合軸部5を固
定カム体9の弧状カム部10(本実施例においては溝を
示したが、これに限定されるものでない)にスライド自
在に係合してなるものである。
【0012】なお、前記往復回動環体8は棒状生地aを
中心に同心的に回転するように機体ベース7に設けられ
ており、また固定カム体9の弧状カム部10の形状は、
目的とする成形切断部材1の動作に応じて種々の形状に
変えることができるものである。11はカムフロア、1
2は前記往復回動環体8に設けられた移動枢軸部嵌合
孔、13は固定カム体支持部材、矢印X、Yは成形切断
部材1の開閉動作を行わしめる往復回動環体8の回動方
向を示すものであって、本発明においては前記成形切断
部材1の開閉動作を反復することによって連続した状態
で供給される棒状生地aを成形切断するものである。ま
た前記往復回動環体8の回動は図示しない適宜の駆動機
構により行われるものである。
中心に同心的に回転するように機体ベース7に設けられ
ており、また固定カム体9の弧状カム部10の形状は、
目的とする成形切断部材1の動作に応じて種々の形状に
変えることができるものである。11はカムフロア、1
2は前記往復回動環体8に設けられた移動枢軸部嵌合
孔、13は固定カム体支持部材、矢印X、Yは成形切断
部材1の開閉動作を行わしめる往復回動環体8の回動方
向を示すものであって、本発明においては前記成形切断
部材1の開閉動作を反復することによって連続した状態
で供給される棒状生地aを成形切断するものである。ま
た前記往復回動環体8の回動は図示しない適宜の駆動機
構により行われるものである。
【0013】次に作用について説明する。図1の状態に
おいて往復回動環体8を矢印X方向に回動すると、各成
形切断部材1は、前記往復回動環体8の移動枢軸部嵌合
孔12に嵌合した移動枢軸部4と固定カム体9の弧状カ
ム部10に係合したスライド係合軸部5の作用により、
図8の(a)〜(d)の順に拡開し、中央部に囲み6が
形成されるので、前記囲み6を貫通する状態で棒状生地
aを供給し、次に前記往復回動環体8を図12の矢印Y
方向に回動すると、今度は各成形切断部材1の囲み6は
小さくなり、やがて各凸状彎曲接触面2が図1示のよう
に中央に集合した状態になり、囲み6は閉じられ、それ
により棒状生地aの成形切断が行われるものである。
おいて往復回動環体8を矢印X方向に回動すると、各成
形切断部材1は、前記往復回動環体8の移動枢軸部嵌合
孔12に嵌合した移動枢軸部4と固定カム体9の弧状カ
ム部10に係合したスライド係合軸部5の作用により、
図8の(a)〜(d)の順に拡開し、中央部に囲み6が
形成されるので、前記囲み6を貫通する状態で棒状生地
aを供給し、次に前記往復回動環体8を図12の矢印Y
方向に回動すると、今度は各成形切断部材1の囲み6は
小さくなり、やがて各凸状彎曲接触面2が図1示のよう
に中央に集合した状態になり、囲み6は閉じられ、それ
により棒状生地aの成形切断が行われるものである。
【0014】なお、上記の場合、棒状生地aに対する各
成形切断部材1の接触面は凸状彎曲接触面2に成形され
ているとともに、基端部1a側から先端部1b側にかけ
て所要の傾斜面をもって先細り状に形成され、かつ前記
凸状彎曲接触面2の反対側面、すなわち背面側は逃げ面
3に形成されているので、棒状生地aに対する接触抵抗
は少なく、しかも相互摺動による摩擦抵抗もないので、
円滑な開閉動作を行い得、図9〜図11示のような成形
切断ができるばかりでなく、前記成形切断部材1は各支
点、すなわち移動枢軸部4およびスライド係合軸部5の
支点移動により開閉動作が行われるものであるから、各
支点の移動軌跡およびスライド軌跡を変えることにより
棒状生地aの性質に合った種々の開閉動作に基づく成形
切断ができるものである。
成形切断部材1の接触面は凸状彎曲接触面2に成形され
ているとともに、基端部1a側から先端部1b側にかけ
て所要の傾斜面をもって先細り状に形成され、かつ前記
凸状彎曲接触面2の反対側面、すなわち背面側は逃げ面
3に形成されているので、棒状生地aに対する接触抵抗
は少なく、しかも相互摺動による摩擦抵抗もないので、
円滑な開閉動作を行い得、図9〜図11示のような成形
切断ができるばかりでなく、前記成形切断部材1は各支
点、すなわち移動枢軸部4およびスライド係合軸部5の
支点移動により開閉動作が行われるものであるから、各
支点の移動軌跡およびスライド軌跡を変えることにより
棒状生地aの性質に合った種々の開閉動作に基づく成形
切断ができるものである。
【0015】
【発明の効果】本発明によると、縦方向に連続した棒状
生地を中心としてその円周上に所定間隔をもって配設し
た同一形状からなる所要数の成形切断部材を、円周方向
から中心側に向けて集合および円周方向に向けて拡開す
ることにより棒状生地の成形切断を行うようにした成形
切断方法において、前記各成形切断部材の基端部側に設
けた移動枢軸部およびスライド係合軸部を、所要の移動
軌跡およびスライド軌跡に沿って往復動することにより
各成形切断部材の集合および拡開動作を行い棒状生地の
成形切断を行うようにしたこと、および縦方向に連続し
た棒状生地を中心としてその円周上に所定間隔をもって
配設した同一形状からなる所要数の成形切断部材を、円
周方向から中心側に向けて集合および円周方向に向けて
拡開することにより棒状生地の成形切断を行うようにし
た成形切断装置において、前記成形切断部材を基端部側
から先端部側にかけて先細り状となすとともに、棒状生
地に接する面を凸状彎曲接触面に、また背面側の逃げ面
を凹状彎曲面に形成し、さらに前記各成形切断部材の基
端部側に取付けた移動枢軸部を機体ベースに棒状生地を
中心として円形状に往復回動自在に設けた往復回動環体
に、同じくまた基端部側に取付けたスライド係合軸部を
固定カム体の弧状カム部に沿ってスライド自在に係合
し、前記往復回動環体の往復回動により前記各成形切断
部材の移動枢軸部およびスライド係合軸部を往復動せし
めて各成形切断部材の集合および拡開動作を行うように
したものであるから、連続した棒状生地を成形切断する
際に、従来の支点固定によるもののように強制的な摺擦
動作によって切断することなく、生地の性質に合わせて
適切な切断動作を選択することができるので、棒状生地
との接触抵抗を適度のものとして生地を傷めずに常に正
確、かつ円滑な成形切断を行うことができるものであ
り、また装置を大型化することなく成形切断部材の開度
を大きくすることができ、しかもガタを生じ難いのでそ
の修正装置を設ける必要がなく、装置の構造を簡単とな
し得て、安価に供給できる等の効果がある。
生地を中心としてその円周上に所定間隔をもって配設し
た同一形状からなる所要数の成形切断部材を、円周方向
から中心側に向けて集合および円周方向に向けて拡開す
ることにより棒状生地の成形切断を行うようにした成形
切断方法において、前記各成形切断部材の基端部側に設
けた移動枢軸部およびスライド係合軸部を、所要の移動
軌跡およびスライド軌跡に沿って往復動することにより
各成形切断部材の集合および拡開動作を行い棒状生地の
成形切断を行うようにしたこと、および縦方向に連続し
た棒状生地を中心としてその円周上に所定間隔をもって
配設した同一形状からなる所要数の成形切断部材を、円
周方向から中心側に向けて集合および円周方向に向けて
拡開することにより棒状生地の成形切断を行うようにし
た成形切断装置において、前記成形切断部材を基端部側
から先端部側にかけて先細り状となすとともに、棒状生
地に接する面を凸状彎曲接触面に、また背面側の逃げ面
を凹状彎曲面に形成し、さらに前記各成形切断部材の基
端部側に取付けた移動枢軸部を機体ベースに棒状生地を
中心として円形状に往復回動自在に設けた往復回動環体
に、同じくまた基端部側に取付けたスライド係合軸部を
固定カム体の弧状カム部に沿ってスライド自在に係合
し、前記往復回動環体の往復回動により前記各成形切断
部材の移動枢軸部およびスライド係合軸部を往復動せし
めて各成形切断部材の集合および拡開動作を行うように
したものであるから、連続した棒状生地を成形切断する
際に、従来の支点固定によるもののように強制的な摺擦
動作によって切断することなく、生地の性質に合わせて
適切な切断動作を選択することができるので、棒状生地
との接触抵抗を適度のものとして生地を傷めずに常に正
確、かつ円滑な成形切断を行うことができるものであ
り、また装置を大型化することなく成形切断部材の開度
を大きくすることができ、しかもガタを生じ難いのでそ
の修正装置を設ける必要がなく、装置の構造を簡単とな
し得て、安価に供給できる等の効果がある。
【図1】本発明の成形切断装置の平面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】本発明の成形切断部材の平面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】図3の背面図である。
【図6】本発明の成形切断部材の左側面図である。
【図7】本発明の成形切断部材の斜視図である。
【図8】本発明の成形切断部材の成形切断動作を示す説
明平面図である。
明平面図である。
【図9】本発明の成形切断部材の成形切断動作を示す説
明縦断面図である。
明縦断面図である。
【図10】本発明の成形切断部材の成形切断動作を示す
説明縦断面図である。
説明縦断面図である。
【図11】本発明の成形切断部材の成形切断動作を示す
説明縦断面図である。
説明縦断面図である。
【図12】本発明の成形切断部材の移動枢軸部およびス
ライド係合軸部の移動状態の一例を示す平面図である。
ライド係合軸部の移動状態の一例を示す平面図である。
1 成形切断部材 1a 基端部側 1b 先端部側 2 凸状彎曲接触面 3 逃げ面 4 移動枢軸部 4a 移動枢軸部の取付孔 4b 移動枢軸部上面の切欠部 5 スライド係合軸部 5a スライド係合軸部の取付孔 5b スライド係合軸部下面の切欠部 6 囲み 7 機体ベース 8 往復回動環体 9 固定カム体 10 弧状カム部 11 カムフロア 12 移動枢軸部嵌合孔 13 固定カム体支持部材
Claims (2)
- 【請求項1】 縦方向に連続した棒状生地を中心として
その円周上に所定間隔をもって配設した同一形状からな
る所要数の成形切断部材を、円周方向から中心側に向け
て集合および円周方向に向けて拡開することにより棒状
生地の成形切断を行うようにした成形切断方法におい
て、前記各成形切断部材の基端部側に設けた移動枢軸部
およびスライド係合軸部を、所要の移動軌跡およびスラ
イド軌跡に沿って往復動することにより各成形切断部材
の集合および拡開動作を行い棒状生地の成形切断を行う
ようにしたことを特徴とする連続棒状生地の成形切断方
法。 - 【請求項2】 縦方向に連続した棒状生地を中心として
その円周上に所定間隔をもって配設した同一形状からな
る所要数の成形切断部材を、円周方向から中心側に向け
て集合および円周方向に向けて拡開することにより棒状
生地の成形切断を行うようにした成形切断装置におい
て、前記成形切断部材を基端部側から先端部側にかけて
先細り状となすとともに、棒状生地に接する面を凸状彎
曲接触面に、また背面側の逃げ面を凹状彎曲面に形成
し、さらに前記各成形切断部材の基端部側に取付けた移
動枢軸部を機体ベースに棒状生地を中心として円形状に
往復回動自在に設けた往復回動環体に、同じくまた基端
部側に取付けたスライド係合軸部を固定カム体の弧状カ
ム部に沿ってスライド自在に係合し、前記往復回動環体
の往復回動により前記各成形切断部材の移動枢軸部およ
びスライド係合軸部を往復動せしめて各成形切断部材の
集合および拡開動作を行うようにしたことを特徴とする
連続棒状生地の成形切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23588695A JPH0880154A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 連続棒状生地の成形切断方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23588695A JPH0880154A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 連続棒状生地の成形切断方法および装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31298791A Division JPH0824523B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 連続棒状生地の成形切断方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0880154A true JPH0880154A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16992706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23588695A Pending JPH0880154A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 連続棒状生地の成形切断方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0880154A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100433119B1 (ko) * | 1999-07-26 | 2004-05-27 | 레온 지도키 가부시키가이샤 | 포피 절단 장치 및 방법 |
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US7901198B2 (en) * | 2005-12-21 | 2011-03-08 | Rheon Automatic Machinery Co., Ltd. | Shape-forming shutter apparatus and shutter piece thereof |
KR101230583B1 (ko) * | 2011-07-27 | 2013-02-06 | (주)에스에프아이엔티 | 만두 성형장치 |
CN107156217A (zh) * | 2017-07-28 | 2017-09-15 | 张汉生 | 一种可排除包馅食品中空气的包馅装置及方法 |
CN116268027A (zh) * | 2023-03-03 | 2023-06-23 | 黑龙江省绿色食品科学研究院 | 一种夹心食品成形装置及使用方法 |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP23588695A patent/JPH0880154A/ja active Pending
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CN116268027A (zh) * | 2023-03-03 | 2023-06-23 | 黑龙江省绿色食品科学研究院 | 一种夹心食品成形装置及使用方法 |
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