JPH0919092A - 同期電動機 - Google Patents

同期電動機

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JPH0919092A
JPH0919092A JP7162292A JP16229295A JPH0919092A JP H0919092 A JPH0919092 A JP H0919092A JP 7162292 A JP7162292 A JP 7162292A JP 16229295 A JP16229295 A JP 16229295A JP H0919092 A JPH0919092 A JP H0919092A
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JP
Japan
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yoke
groove
magnet piece
spacer
magnet
Prior art date
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JP7162292A
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English (en)
Inventor
Moriya Kawaguchi
守弥 川口
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヨークの外周に沿って配置された複数の磁石
片を、遠心力よび演習方向のトルクに耐えるように取付
けた同期電動機を得る。 【構成】 ステータの中心部に配置されたヨーク9、こ
のヨーク9に外周に沿って相互に間隔をあけて配置され
対向する面に下側から所定の垂直部14およびこの垂直
部14と接続して形成された傾斜部15を有する複数の
磁石片13、非磁性体よりなり磁石片13間に交互に配
置され両端に磁石片の垂直部14および傾斜部15と接
触する垂直面17と傾斜面18を有しヨーク9に固着さ
れることによって磁石片13の位置を規制する第1のテ
ーパスペーサ16と、両端に磁石片13の傾斜部15と
接触する傾斜面22を有しヨーク9に移動可能に取付け
られヨーク9の中心方向に移動することにより磁石片1
3を第1のテーパスペーサ16に向けて押圧する第2の
テーパスペーサ21を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ヨークの外周に沿っ
て配置された複数の磁石片を、遠心力および円周方向の
トルクに耐えるように取付けた同期電動機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図21は特開昭58−99252号公報
に示された従来の同期電動機の構成を示す正面図であ
る。図において、1はステータ、2はステータ1の中心
部に配置されたロータのヨーク、3はヨーク2の外周に
所定の間隔を明けて中心に向けて形成されたねじ穴、4
はヨーク2の外周に沿って相互に間隔をあけて配置され
た複数の磁石片、5は磁石片4の両端に形成された傾斜
部、6は磁石片4間に配置され両端に磁石片4の傾斜部
5と接触可能な傾斜面7が形成されたテーパスペーサ、
8はテーパスペーサ6をヨーク2に取付けるボルトであ
る。
【0003】次に、組立動作について説明する。まず、
ヨーク2のねじ穴3の1個分の間隔をあけた2個所のね
じ穴3に、それぞれテーパスペーサ6をボルト8で取付
ける。次に、磁石片4の傾斜部5を各テーパスペーサ6
の傾斜面7に接触させ、対向した磁石片4間にテーパス
ペーサ6を配置しボルト8で締め付けることにより、磁
石片4は対向した傾斜部5がテーパスペーサ6の傾斜面
7によって押付けられ、磁石片4はヨーク2に固定され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】同期電動機は、磁石材
として希土類磁石が用いられ、保磁力が大きいことによ
り薄く設計されるが、磁石は脆く割れ易いので取付け用
の穴加工を施すことが困難であり、扁平状の磁石片を固
定するには別途固定用部材を用いる必要がある。固定手
段としては、磁石片の外面にバンドを巻く方法、非磁性
リングを被せる方法、または図21に示すようにテーパ
スペーサ6で磁石片4を押さえる手段があるが、遠心力
に対して磁石片を保持するとともにトルクによる円周方
向の力に耐えるには十分ではないという問題点があっ
た。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、遠心力および円周方向のトルク
に対して磁石片の保持力を向上させることが可能な同期
電動機を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わる同期電動機は、ステータ、このステータの中心部に
配置された磁性体よりなるヨークの外周に沿って相互に
間隔をあけて配置され対向する面に下側から所定の垂直
部およびこの垂直部と接続して形成された傾斜部を有す
る複数の磁石片、非磁性体よりなり磁石片間に交互に配
置され両端に磁石片の垂直部および傾斜部と接触する垂
直面と傾斜面を有しヨークに固着されることによって磁
石片の位置を規制する第1のテーパスペーサと、両端に
磁石片の傾斜部と接触する傾斜面を有しヨークに半径方
向に移動可能に取付けられヨークの方向に移動すること
により磁石片を第1のテーパスペーサに向けて押圧する
第2のテーパスペーサを備えたものである。
【0007】また、この発明の請求項2に係わる同期電
動機は、請求項1において、第1のテーパスペーサは取
付け部に座ぐりされたリーマ穴を有しこのリーマ穴を介
してリーマボルトでヨークに取付けられ、第2のテーパ
スペーサは取付け部に座ぐりされた穴を有しこの穴を介
してボルトでヨークに取付けられたものである。
【0008】また、この発明の請求項3に係わる同期電
動機は、請求項1において、第1および第2のテーパス
ペーサは取付け部に皿取りされた穴を有しこの穴を介し
て皿ボルトでヨークに取付けられたものである。
【0009】また、この発明の請求項4に係わる同期電
動機は、ステータ、このステータの中心部に配置され周
方向に所定の間隔をあけて所定の幅および深さで軸方向
に形成された複数の溝を有する磁性体よりなるヨーク、
このヨークの外周に沿って相互に間隔をあけて配置され
対向する面に下側から所定の垂直部およびこの垂直部と
接続して形成された傾斜部を有する複数の磁石片、非磁
性体よりなり磁石片間に交互に配置され両端に磁石片の
傾斜部と接触する傾斜面および垂直部と接触するととも
に溝と嵌合する垂直面を有しヨークに固着されることに
よって磁石片の位置を規制する第1のテーパスペーサ
と、両端に磁石片の傾斜部と接触する傾斜面を有しヨー
クに半径方向に移動可能に取付けられヨークの方向に移
動することにより磁石片を第1のテーパスペーサに向け
て押圧する第2のテーパスペーサを備えたものである。
【0010】また、この発明の請求項5に係わる同期電
動機は、ステータ、このステータの中心部に配置され周
方向に所定の間隔をあけて所定の幅および深さで軸方向
に形成された複数の溝を有する磁性体よりなるヨーク、
このヨークの外周に沿って相互に間隔をあけて配置され
対向する面に下側から所定の垂直部およびこの垂直部と
接続して形成された傾斜部を有する複数の磁石片、非磁
性体よりなり磁石片間に交互に配置され両端に磁石片の
傾斜部と接触する傾斜面および垂直部と接触するととも
に溝の底面と端部が当接する垂直面を有しヨークに固着
されることによって磁石片の位置を規制する第1のテー
パスペーサと、両端に磁石片の傾斜部と接触する傾斜面
を有しヨークに半径方向に移動可能に取付けられヨーク
の方向に移動することにより磁石片を第1のテーパスペ
ーサに向けて押圧する第2のテーパスペーサを備えたも
のである。
【0011】また、この発明の請求項6に係わる同期電
動機は、ステータ、このステータの中心部に配置され周
方向に所定の間隔をあけて交互に所定の幅と深さで軸方
向に形成された第1の溝および第1の溝より大きい幅と
深さで軸方向に形成された第2の溝を有する磁性体より
なるヨーク、このヨークの外周に沿って相互に間隔をあ
けて配置され対向する一端に下側から所定の垂直部およ
びこの垂直部と接続して形成された傾斜部を有し他端に
一端の垂直部より長い垂直部およびこの垂直部と接続し
て形成された傾斜部を有する複数の磁石片、非磁性体よ
りなり磁石片間に配置され両端に磁石片の傾斜部と接触
する傾斜面および垂直部と接触するとともに第1の溝と
嵌合可能な垂直面を有する複数のテーパスペーサを備
え、第1の溝側に配設されるテーパスペーサは第1の溝
と嵌合してヨークに固着されることによって磁石片の位
置を規制し、第2の溝側に配設されるテーパスペーサは
第2の溝に半径方向に移動可能に取付けられヨークの方
向に移動することにより磁石片を第1の溝側に配設され
たテーパスペーサに向けて押圧するようにしたものであ
る。
【0012】また、この発明の請求項7に係わる同期電
動機は、ステータ、このステータの中心部に配置され周
方向に所定の間隔をあけて交互に所定の幅と深さで軸方
向に形成された第1の溝および第1の溝より大きい幅と
深さで軸方向に形成された第2の溝を有する磁性体より
なるヨーク、このヨークの外周に沿って相互に間隔をあ
けて配置され対向する一端に下側から所定の垂直部およ
びこの垂直部と接続して形成された傾斜部を有し他端に
一端の垂直部より長い垂直部およびこの垂直部と接続し
て形成された傾斜部を有する複数の磁石片、非磁性体よ
りなり磁石片間に配置され両端に磁石片の傾斜部と接触
する傾斜面および垂直部と接触するとともに第1の溝の
底面と端部が当接可能な垂直面を有する複数のテーパス
ペーサを備え、第1の溝側に配設されるテーパスペーサ
は端部が第1の溝の底面と当接してヨークに固着される
ことによって磁石片の位置を規制し、第2の溝側に配設
されるテーパスペーサは第2の溝に半径方向に移動可能
に取付けられヨークの方向に移動することにより磁石片
を第1の溝側に配設されたテーパスペーサに向けて押圧
するようにしたものである。
【0013】また、この発明の請求項8に係わる同期電
動機は、ステータ、このステータの中心部に配置された
スパイダーの外周に複数の薄鋼板を積層して形成され所
定の外径を有するヨーク、非磁性板よりなりヨークに長
手方向に所定の間隔を介して薄鋼板間に挿入されヨーク
と同じ外径で外周に所定の間隔で径方向に突出し拡開可
能な複数の突出部を有する複数の保持板、ヨークの外周
に保持板の突出部間に配置され対向する面に下側から所
定の垂直部およびこの垂直部と接続して形成された傾斜
部を有し保持板の突出部を拡開することによって第1の
ヨークに固着される複数の磁石片を備えたものである。
【0014】また、この発明の請求項9に係わる同期電
動機は、ステータ、このステータの中心部に配置され軸
方向に所定の間隔をあけて所定の幅と深さを有する複数
の溝が形成されたヨーク、扇状の非磁性板よりなりヨー
クの径より小さい外径で外周に所定の間隔で径方向に突
出し拡開可能な複数の突出部を有し各溝に外周に沿って
嵌着される複数保持板、ヨークの外周に保持板の突出部
間配置され対向する面に下側から所定の垂直部およびこ
の垂直部と接続して形成された傾斜部を有し保持板の突
出部を拡開することによって第1のヨークに固着される
複数の磁石片を備えたものである。
【0015】
【作用】この発明の請求項1における同期電動機の第1
のテーパスペーサは、垂直面が磁石片の垂直部と接触し
て磁石片の位置を規制し、第2のテーパスペーサは傾斜
面が磁石片の傾斜部と接触しヨークの方向に移動するこ
とによって磁石片を第1のテーパスペーサに向けて押圧
して固定する。
【0016】また、この発明の請求項2における同期電
動機の第1のテーパスペーサは、リーマボルトでヨーク
に取付けられることによって垂直面が磁石片の垂直部と
接触して磁石片の位置を規制し、第2のテーパスペーサ
はボルトでヨークに取付けられることによって傾斜面が
磁石片の傾斜部と接触しヨークの方向に移動することに
よって磁石片を第1のテーパスペーサに向けて押圧して
固定する。
【0017】また、この発明の請求項3における同期電
動機の第1のテーパスペーサは、端部がヨークに当接し
て皿ボルトで取付けられることによって垂直面が磁石片
の垂直部と接触しヨークの方向に移動することによって
磁石片の位置を規制し、第2のテーパスペーサは皿ボル
トでヨークに取付けられることによって傾斜面が磁石片
の傾斜部と接触しヨークの方向に移動することによって
磁石片を第1のテーパスペーサに向けて押圧して固定す
る。
【0018】また、この発明の請求項4における同期電
動機の第1のテーパスペーサは、直線面が第1の溝に嵌
合して固着されることによって垂直面が磁石片の垂直部
と接触して磁石片の位置を規制し、第2のテーパスペー
サはボルトでヨークに取付けられることによって傾斜面
が磁石片の傾斜部と接触しヨークの方向に移動すること
によって磁石片を第1のテーパスペーサに向けて押圧し
て固定する。
【0019】また、この発明の請求項5における同期電
動機の第1のテーパスペーサは、垂直面の端部が第1の
溝の底面に当接して固着されることにより垂直面が磁石
の垂直部と接触して磁石片の位置を規制し、第2のテー
パスペーサはボルトでヨークに取付けられることにより
傾斜面が磁石片の傾斜部と接触しヨークの方向に移動す
ることによって磁石片を第1のテーパスペーサに向けて
押圧して固定する。
【0020】また、この発明の請求項6における同期電
動機の第1の溝側に配設されるテーパスペーサは、第1
の溝に垂直面を嵌合して固着されることにより垂直面が
磁石片の一端の垂直部と接触して磁石片の位置を規制
し、第2の溝側に配設されるテーパスペーサは第2の溝
に半径方向に移動可能に取付けられヨークの方向に移動
することにより磁石片を第1の溝側に配設されたテーパ
スペーサに向けて押圧して固定する。
【0021】また、この発明の請求項7における同期電
動機の第1の溝側に配設されるテーパスペーサは、垂直
面の端部が第1の溝の底面と当接して皿ボルトで固着さ
れることにより垂直面が磁石片の垂直部と接触して磁石
片の位置を規制し、第2の溝側に配設されるテーパスペ
ーサは第2の溝に半径方向に移動可能に取付けられヨー
クの方向に移動することにより磁石片を第1の溝側に配
設されたテーパスペーサに向けて押圧して固定する。
【0022】また、この発明の請求項8における同期電
動機の保持板は、複数の突出部を拡開することによって
ヨークの外周に磁石片を固定する。
【0023】また、この発明の請求項9における同期電
動機の保持板は、複数の突出部を拡開することによって
ヨークの外周に磁石片を固定する。
【0024】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1はこの発明の実施例1による同期電動機のロ
ータの構成を示す正面図、図2は図1のロータの上面
図、図3は図1中のIII−III線に沿う断面図、図
4は図2中のIV−IV線に沿う断面を直線状に展開し
て示す断面図、図5は図1中の第1のテーパスペーサの
詳細を示す斜視図、図6は図1中の第2のテーパスペー
サの詳細を示す斜視図である。
【0025】各図において、9はロータのヨーク、10
はヨーク9の外周長手方向の両端に形成された磁石止
め、11はヨーク9の外周に所定の間隔をあけ中心に向
けて形成されたリーマボルトを挿入可能に形成された複
数のねじ穴、12はこのねじ穴11間に中心に向けて形
成された複数のねじ穴、13はヨーク9の外周に沿って
配置された複数の磁石片、14は磁石片13の周方向に
両端に下側から所定の長さに形成された垂直部、15は
垂直部14と接続して形成された傾斜部である。16は
磁石片13間に配置され磁石片13の位置を規制する複
数の第1のテーパスペーサで、図5に示すように構成さ
れ厚さが磁石片13とほぼ同じ厚さに形成されている。
【0026】17は磁石片13の間隔と同一の幅で下側
から所定の長さを有する垂直面、18は垂直面17の上
端と接続され磁石片13の傾斜部15と接触可能な傾斜
面、19は座ぐりを有するはリーマ穴、20は第1のテ
ーパスペーサ16をヨーク9に取付けるリーマボルト、
21はねじ穴12部に配置された複数の第2のテーパス
ペーサで、図6に示すように構成され厚さが磁石片13
の厚さより小さい厚さに形成されている。22は両端に
形成され磁石片13の傾斜部15と接触可能な傾斜面、
23は座ぐりを有するボルト穴、24は第2のテーパス
ペーサ21をヨーク9に取付けるボルトである。
【0027】次に組立動作について説明する。図2およ
び図4に示すように、第1のテーパスペーサ16を1列
2個として間隔をあけて2列分を、リーマボルト20で
ヨーク9に取付ける。次に、2個の磁石片13をヨーク
9の外周上に載せ、磁石止め10をガイドにしてそれぞ
れの傾斜部15を第1のテーパスペーサ16の傾斜面1
8に沿わせて整列させる。次に、1列2個の第2のテー
パスペーサ21を磁石片13の対向間に配置し、ボルト
24でヨーク9に取付けることにより磁石片13がヨー
ク9の外周に固定される。ここで、第1のテーパスペー
サ16と接触する磁石片13は、一端の垂直部14が第
1のテーパスペーサ16の垂直面17と当接することに
よって円周方向の位置が規制される。
【0028】また、それぞれ対向する磁石片13の他端
側に配置される第2のテーパスペーサ21は、磁石片1
3との厚さの差に応じた分だけ中心方向に移動可能であ
り、ボルト24で取付けられることによってヨーク9の
方向に移動し、各傾斜部15、22との楔作用で磁石片
13を第1のテーパスペーサ16に向けて押圧される。
このように、磁石片13は第1のテーパスペーサ16の
垂直面17で円周方向の位置が規制され、第2のテーパ
スペーサ21の傾斜面22で第1のテーパスペーサ16
に向けて押圧されることにより、ヨーク9上に強固に取
付けられる。以下、同様にして磁石片13を2個ずつ第
1のテーパスペーサ16に沿わせて配置し、各磁石片1
3間に第2のテーパスペーサ21を取付けることにより
磁石片13の固定が行われる。
【0029】以上のように実施例1によれば、複数の磁
石片13間に第1と第2のテーパスペーサ16、21を
交互に配置し、リーマボルト20で第1のテーパスペー
サ16をヨーク9に固着させることにより磁石片13の
位置を規制し、磁石片13間に配置される第2のテーパ
スペーサ21はヨーク9の方向に移動することにより磁
石片13を第1のテーパスペーサ16に向けて押圧する
ように構成したので、磁石片13の遠心力と円周方向の
トルクに対する保持力を向上させることが可能となる。
【0030】実施例2.図7はこの発明の実施例2によ
る同期電動機の磁石片取付け構造を直線状に展開して示
す断面図、図8は図7中の第1のテーパスペーサの詳細
を示す上面図及び正面図、図9は図7中のは第2のテー
パスペーサの詳細を示す上面図及び正面図である。各図
において、9、13〜15は実施例1を示す図4のもの
と同様のため説明を省略する。25は磁石片13間に配
置され磁石片13の位置を規制する第1のテーパスペー
サで、図8に示すように構成され厚さが磁石片13とほ
ぼ同じ厚さに形成されている。
【0031】26は磁石片13の対向間隔と同一の幅で
下面から所定の長さを有する垂直面、27は垂直面26
の上端と接続して形成され磁石片13の傾斜部15と接
触可能な傾斜面、28は中央部に形成された皿取りを有
するボルト穴、29は厚さが磁石片13の厚さより薄く
形成された第2のテーパスペーサで、図9に示すように
構成されている。30は両側に磁石片13の傾斜部15
と接触可能に形成された傾斜面、31は中央部に形成さ
れた皿取りを有するボルト穴、32は第1と第2のテー
パスペーサ25、29をヨーク9に取付ける皿ボルトで
ある。
【0032】次に組立動作について説明する。第1のテ
ーパスペーサ25を皿ボルト32でヨーク9に取付け、
磁石片13の一端を第1のテーパスペーサ25に沿わせ
て配置し、磁石片13の他端側に第2のテーパスペーサ
29を皿ボルト32で取付けることにより、第1のテー
パスペーサ25は磁石片13の位置を規制し、第2のテ
ーパスペーサ29はヨーク9に取付けられるときヨーク
に向けて移動し、各傾斜部15、30の楔作用で磁石片
13は第1のテーパスペーサ25に向けて押圧され、磁
石片13はヨーク9上に固定される。
【0033】以上のように実施例2によれば、複数の磁
石片13間に第1と第2のテーパスペーサ25、29を
交互に配置し、皿取りされたボルト穴28を介して皿ボ
ルト32でヨーク5に固着された第1のテーパスペーサ
25は磁石片13の位置を規制し、半径方向に移動可能
な第2のテーパスペーサ29を磁石片13間でヨーク9
に皿ボルト32で取付けることにより、磁石片13を第
1のテーパスペーサ25に向けて押圧する構成としたの
で、厚さの薄い磁石片13の遠心力と円周方向のトルク
に対する保持力を向上させる取付けが可能となり、各テ
ーパスペーサ25、29は皿ボルト32で位置決めする
ようにしのでリーマ加工が不要となり、加工費を低減す
ることができる。
【0034】実施例3.図10はこの発明の実施例3に
よる同期電動機の磁石片取付け構造を直線状に展開して
示す断面図、図11は図10中のヨークの構成を示す部
分上面図、図12は図11中のXII−XII線に沿う
断面図である。各図において、9、12〜15は実施例
2を示す図7のものと同様のため説明を省略する。33
はヨーク9の外周にねじ穴12を中心として所定の幅と
深さで軸方向に形成された第1の溝、34は第1の溝3
3に隣接して第1の溝33より大きい幅で同一の深さで
形成された第2の溝で、第1の溝33と第2の溝34は
交互に形成されている。35は磁石片13間に配置され
磁石片13の位置を規制する第1のテーパスペーサであ
る。
【0035】36は磁石片13の間隔に対応する幅で下
面から所定の長さを有する垂直面、37は垂直面36の
上端と接続して形成され磁石片13の傾斜部15と接触
可能な傾斜面、38は中央部に形成された座ぐりを有す
るボルト穴、39は厚さが第1のテーパスペーサ35よ
り薄く形成された第2のテーパスペーサ、40は磁石片
13の間隔より小さい幅で下面から所定の長さを有する
垂直面、41は垂直面40の上端と接続して形成され磁
石片13の傾斜部15と接触可能な傾斜面、42は中央
部に形成された座ぐりを有するボルト穴、43は第1と
第2のテーパスペーサ35、39をヨーク9に取付ける
ボルトである。
【0036】次に組立動作について説明する。第1のテ
ーパスペーサ35を垂直面36を第1の溝33と嵌合さ
せてボルト43でヨーク9に取付け、この第1のテーパ
スペーサ35の垂直面36と傾斜面37に沿って磁石片
13の一端を接触させ、他端側に第2のテーパスペーサ
39を配置し、ボルト43でヨーク9に取付けると、第
2のテーパスペーサ39はヨーク9の中心方向に移動
し、各傾斜部15、41の楔作用で磁石片13は第1の
テーパスペーサ35に向けて押圧され、磁石片13はヨ
ーク9上に固定される。
【0037】以上のように実施例3によれば、複数の磁
石片13間に第1と第2のテーパスペーサ35、39を
交互に配置し、垂直面36を第1の溝33と嵌合してボ
ルト43でヨーク9に固着された第1のテーパスペーサ
35で磁石片13の位置を規制し、中心方向に移動可能
な第2のテーパスペーサ39を磁石片13間でヨーク9
にボルト43で取付けることにより、磁石片13を第1
のテーパスペーサ35に向けて押圧する構成としたの
で、厚さの薄い磁石片13を固定するに十分な傾斜面を
得て遠心力と円周方向のトルクに対する保持力を向上さ
せるとともに、各テーパスペーサ35、39にボルト4
3の頭部収容部を確保することができ、ボルト穴38、
42とすることによりリーマ加工が不要となることによ
り、加工費を低減することができる。
【0038】実施例4.図13はこの発明の実施例4に
よる同期電動機の磁石片取付け構造を直線状に展開して
示す断面図である。図において、9、12〜15、39
〜43は実施例3を示す図10のものと同様のため説明
を省略する。11はヨーク9の外周にねじ穴12と交互
に形成されたリーマボルトを取付け可能なねじ穴、34
はねじ穴11と12とをそれぞれ中心として形成され、
磁石片13の対向間隔より大きい幅と所定の深さを有す
る溝、44は溝34に配置され磁石片13の位置を規制
する第1のテーパスペーサで、図に示すように下端が溝
34の底面と当接可能で上端は磁石片13と同一面を形
成可能にされている。45は磁石片13の間隔に対応す
る幅で下面から所定の長さを有する垂直面、46は垂直
面45の上端と接続して形成され磁石片13の傾斜部1
5と接触可能な傾斜面、47は中央部に形成された座ぐ
りを有するリーマ穴、48は第1のテーパスペーサ44
をヨーク9に取付けるリーマボルトである。
【0039】次に組立動作について説明する。第1のテ
ーパスペーサ44の垂直面の端部を溝34の底面と当接
させてリーマボルト48でヨーク9に取付け、この第1
のテーパスペーサ44の垂直面45と傾斜面46に沿っ
て磁石片13の一端を接触させ、他端側に第2のテーパ
スペーサ39を配置し、ボルト43でヨーク9に取付け
ると、第2のテーパスペーサ39はヨーク9の中心方向
に移動し、各傾斜部15、41の楔作用で磁石片13は
第1のテーパスペーサ44に向けて押圧され、磁石片1
3はヨーク9上に固定される。
【0040】以上のように実施例4によれば、複数の磁
石片13間に第1と第2のテーパスペーサ44、39を
交互に配置し、第1のテーパスペーサ44の垂直面45
の端部を溝34の底面に当接させ、リーマボルト48で
ヨーク9に取付けることによって磁石片13の位置を規
制し、半径方向に移動可能な第2のテーパスペーサ39
を磁石片13間でヨーク9にボルト43で取付け、磁石
片13を第1のテーパスペーサ44に向けて押圧する構
成としたので、厚さの薄い磁石片13を固定するに十分
な傾斜面を得て遠心力と円周方向のトルクに対する保持
力を向上させるとともに、ヨーク9の各溝34は各テー
パスペーサ39、44の垂直面40、45の幅より大き
くしたので、溝34の加工が容易となることにより、加
工費を低減することができる。
【0041】実施例5.図14はこの発明の実施例5に
よる同期電動機の磁石片取付け構造を直線状に展開して
示す断面図である。図において、9、14、15、3
3、35〜38、43は実施例3を示す図10のものと
同様のため説明を省略する。49は第1の溝33に隣接
してねじ穴12を中心にしてヨーク9の外周に第1の溝
33より大きい所定の幅と深さに形成された第2の溝
で、第1の溝33と第2の溝49は交互に配置されてい
る。50はヨーク9の外周に配置された磁石片で、一端
には下側に所定の長さの垂直部14およびこれと接続し
て傾斜部15が形成されている。51は他端側に一端の
垂直部14より長く形成された垂直部、52は垂直部5
1と接続して形成された傾斜部である。
【0042】次に組立動作について説明する。図に示す
ように、第1の溝33にテーパスペーサ35の垂直面3
6を嵌合させてボルト43でヨーク9に取付け、このテ
ーパスペーサ35の垂直面36と傾斜面37に沿って磁
石片50の一端を接触させ、他端側にテーパスペーサ3
5を配置し、ボルト43でヨーク9に取付けると、テー
パスペーサ35をヨーク9の中心方向に移動し、各傾斜
部37、52の楔作用で磁石片50は第1の溝33に嵌
着されたテーパスペーサ35に向けて押圧され、磁石片
50はヨーク9上に固定される。
【0043】以上のように実施例5によれば、ヨーク9
の外周に所定の間隔をあけてそれぞれ幅と深さが異なる
第1と第2の溝33、49を形成し、同一のテーパスペ
ーサ35を配置し、第1の溝33側に配設されるテーパ
スペーサ35は垂直面36を第1の溝33と嵌合させボ
ルト43で取付けることにより磁石片50の位置を規制
し、第2の溝49側に配設されるテーパスペーサ35は
ヨーク9の中心方向に向かって移動することにより、磁
石片50を第1の溝33に嵌着されたテーパスペーサ3
5に向けて押圧する構成としたので、磁石片50の両端
の傾斜を変えることにより、磁石片50を第1の溝33
と第2の溝49に配置される同一のテーパスペーサ35
で固定し、磁石片50の遠心力と円周方向のトルクに対
する保持力を向上させることにより、テーパスペーサは
2種類を必要としないので加工費を低減することができ
る。
【0044】実施例6.図15はこの発明の実施例6に
よる同期電動機の磁石片取付け構造を直線状に展開して
示す断面図である。図において、9、12、14、1
5、50〜52は実施例5を示す図14のものと同様の
ため説明を省略する。53はヨーク9の外周に所定のね
じ穴12を中心にして磁石片50間より大きい幅と所定
の深さに形成された第1の溝、54は第1の溝53に隣
接しねじ穴12を中心にしてヨーク9の外周に第1の溝
53より大きい深さで同一の幅に形成された第2の溝で
ある。
【0045】そして、第1の溝53と第2の溝54は交
互に配置されている。55は各溝53、54に配置され
たテーパスペーサで、下端は第1の溝53の底面と当接
可能で上端は磁石片50と同一面を形成可能な厚さにさ
れている。56は磁石片50の間隔と同一の幅で下面か
ら所定の長さを有する垂直面、57は垂直面56の上端
と接続して形成され磁石片50の各傾斜部15、52と
接触可能な傾斜面、58は中央部に形成された皿取りを
有するボルト穴、59はテーパスペーサ55をヨーク9
に取付ける皿ボルトである。
【0046】次に組立動作について説明する。第1の溝
53に配設されるテーパスペーサ55は、垂直面56の
端部を第1の溝53の底面と当接させて皿ボルト59で
ヨーク9に取付け、このテーパスペーサ55の垂直面5
6と傾斜面57に磁石片50の一端を接触させ、第2の
溝54にヨーク9の中心方向に移動可能に配設され皿ボ
ルト59でヨーク9に取付けられるテーパスペーサ55
は、ヨーク9の中心方向に移動することによって磁石片
55を第1の溝53に配設されるテーパスペーサ55に
向けて押圧され、磁石片55はヨーク9に固定される。
【0047】以上のように実施例6によれば、ヨーク9
の外周に所定の間隔をあけてそれぞれ幅と深さが異なる
第1と第2の溝53、54を形成して同一のテーパスペ
ーサ55を配設し、第1の溝53に配設されるテーパス
ペーサ55は、第1の溝53の底面と当接して皿ボルト
59でヨーク9に取付けることによって磁石片55の位
置を規制し、第2の溝54側に配設されるテーパスペー
サ55はヨーク9の中心方向に向かって移動することに
より、磁石片50を第1の溝53に配設されたテーパス
ペーサ55に向けて押圧する構成としたので、磁石片5
0の両端の傾斜を変えることにより磁石片50を第1の
溝53と第2の溝54に配設された同一のテーパスペー
サ55で固定し、磁石片50の遠心力と円周方向のトル
クに対する保持力を向上させることにより、テーパスペ
ーサ55は2種類を必要としないので加工費を低減する
ことができる。
【0048】実施例7.図16はこの発明の実施例7に
よる同期電動機のローターの構成を示す断面図、図17
は図16中のXVII−XVII線に沿う断面を直線状
に展開して示す断面図、図18は図17中の保持板の構
成を直線状に展開して示す部分詳細図である。各図にお
いて、13〜15は実施例4を示す図13のものと同様
のため説明を省略する。60は所定の外径を有するロー
ターのスパイダー、61はスパイダー60の軸方向の外
周の一端部に形成されたストッパ、62はスパイダー6
0の外周に所定の間隔で挿着され所定の外径を有する一
対のクランプである。
【0049】63は薄鋼板よりなりクランプ62の外径
より小さい所定の外径に形成されたヨーク、複数枚がス
パイダー60の外周のクランプ62間に配置されてい
る。64は非磁性板よりなりヨーク63の軸方向の所定
の間隔毎に挿入された複数の保持板、65は図18に示
すように保持板64の外周に所定の間隔をあけて複数個
所で一対が径方向に突出し拡開可能に形成された突出
部、66は各突出部65の中央部に形成されたガイド、
67はクランプ62、ヨーク63、保持板64を一体に
固定する軸、68は突出部65を拡開する拡開工具であ
る。
【0050】次に組立動作について説明する。図16に
示すように、スパイダー60の外周にストッパー61に
当接させてクランプ62を挿入し、このクランプ62と
接触させてヨーク63を挿入し所定枚数毎に保持板64
を挿入する。そして、ヨーク63の後端にクランプ62
を挿入した後、各突出部65の位置を揃え軸67によっ
てクランプ62、ヨーク63、保持板64をカシメまた
は溶接によって一体に固定し、クランプ62をスパイダ
ー60と溶接することにより一体の回転を可能にする。
【0051】次に、図17に示すように、ヨーク63の
外周で突出部65間に磁石片13を配置すると、図にお
いて右方に示すように、磁石片13の垂直部14は各突
出部65と接触しているので、図において左方に示すよ
うに、拡開工具68をガイド66に沿って押圧すること
によって、突出部65は磁石片13の垂直部14から傾
斜部15に沿って拡開され、磁石片13はヨーク63の
外周に固定される。
【0052】以上のように実施例7によれば、ヨーク6
3の外周に軸方向の所定の間隔毎に円周方向に突出した
複数の突出部65を有する保持板64を配置し、ヨーク
63の外周に突出部65間に配置された磁石片13を突
出部65を拡開して固定する構成としたので、極間距離
が小さくテーパスペーサを配置してボルト締めが困難な
場合においても、容易に磁石片を遠心力と円周方向のト
ルクに対する保持力を向上させて固定することが可能と
なる。
【0053】実施例8.図19はこの発明の実施例8に
よる同期電動機のローターの構成を示す断面図、図20
は図19中のXX−XX線に沿う断面図である。各図に
おいて、13〜15は実施例8を示す図17のものと同
様のため説明を省略する。69はローターに形成された
ヨーク、70は外周の軸方向の両端に形成された磁石止
め、71は外周に軸方向に所定の間隔を明けて形成され
所定の幅と深さを有する複数の溝、72は非磁性板より
なり内径が溝71の底面と同一の径で外径がヨーク69
の径より小さい径にされ所定の角度の扇状に形成された
複数の保持板、この保持板72は各溝71に外周に沿っ
て複数枚が嵌着されている。73は図20に示すように
保持板72の外周に所定の間隔をあけて複数個所に一対
が径方向に突出して拡開可能に形成された突出部、74
は一対の突出部73間の中央部に形成されたガイドであ
る。
【0054】次に組立動作について説明する。図19に
示すように、ヨーク69の各溝71に周方向に複数の保
持板72を挿入して各突出部73の位置を揃える。次
に、図20に示すようにヨーク69と保持板72とを近
接部75で溶接し、ヨーク69に保持板72を固定す
る。そして、ヨーク69の外周で突出部73間に磁石片
13を配置すると、図において右方に示すように、突出
部73は磁石片13の各垂直部14と接触しているの
で、図において左方に示すように、拡開工具68で押圧
することによって突出部73を拡開し、磁石片13をヨ
ーク69の外周に固定する。
【0055】以上のように実施例8によれば、ヨーク6
9の外周に軸方向の所定の間隔毎に周方向に突出した複
数の突出部73を有する保持板72を植設し、ヨーク6
9の外周に突出部間に配置された磁石片13を突出部7
3を拡開して固定する構成としたので、極間距離が小さ
くテーパスペーサを配置してボルト締めが困難な場合に
おいても、容易に磁石片を遠心力と円周方向のトルクに
対する保持力を向上させて固定することができる。
【0056】実施例9.上記各実施例において、テーパ
スペーサまたは突出部を拡開して磁石片を固定した後、
磁石片の外周にガラスバンドを巻くか、または、非磁性
金属製のリングを被せると、遠心力および円周方向のト
ルクに対する信頼性をさらに向上することができる。
【0057】
【発明の効果】この発明の請求項1によれば、ステー
タ、このステータの中心部に配置された磁性体よりなる
ヨークの外周に沿って相互に間隔をあけて配置され対向
する面に下から所定の垂直部およびこの垂直部と接続し
て形成された傾斜部を有する複数の磁石片、非磁性体よ
りなり磁石片間に交互に配置され両端に磁石片の傾斜部
と接触する傾斜面を有しヨークに半径方向に移動可能に
取付けられヨークの方向に移動することにより磁石片を
第1のテーパスペーサに向けて押圧する第2のテーパス
ペーサを備えた構成としたので、磁石片を遠心力と円周
方向のトルクに対する保持力を向上させることが可能な
同期電動機を得ることができる。
【0058】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、第1のテーパスペーサはリーマボルトで
ヨークに取付けられ、第2のテーパスペーサはボルトで
ヨークに取付けられた構成としたので、磁石片を遠心力
と円周方向のトルクに対する保持力を向上させることが
可能な同期電動機を得ることができる。
【0059】また、この発明の請求項3によれば、請求
項1において、第1および第2のテーパスペーサは取付
け部に皿取りされた穴を有しこの穴を介して皿ボルトで
ヨークに取付けられた構成としたので、磁石片の製作誤
差を吸収することができ、磁石片を遠心力と円周方向の
トルクに対する保持力を向上させることが可能な同期電
動機を得ることができる。
【0060】また、この発明の請求項4によれば、ステ
ータ、このステータの中心部に配置され周方向に所定の
間隔をあけて所定の幅および深さで軸方向に形成された
複数の溝を有する磁性体よりなるヨーク、このヨークの
外周に沿って相互に間隔をあけて配置され対向する面に
下側から所定の垂直部およびこの垂直部と接続して形成
された傾斜部を有する複数の磁石片、非磁性体よりなり
磁石片間に交互に配置され両端に磁石片の傾斜部と接触
する傾斜面および垂直部と接触するとともに溝と嵌合す
る垂直面を有しヨークに固着されることによって磁石片
の位置を規制する第1のテーパスペーサと、両端に磁石
片の傾斜部と接触する傾斜面を有しヨークに半径方向に
移動可能に取付けられヨークの方向に移動することによ
り磁石片を第1のテーパスペーサに向けて押圧する第2
のテーパスペーサを備えた構成としたので、磁石片の厚
さが薄い場合においても磁石片の遠心力と円周方向のト
ルクに対する保持力を向上させることが可能な同期電動
機を得ることができる。
【0061】また、この発明の請求項5によれば、ステ
ータ、このステータの中心部に配置され周方向に所定の
間隔をあけて所定の幅および深さで軸方向に形成された
複数の溝を有する磁性体よりなるヨーク、ヨークの外周
に沿って相互に間隔をあけて配置され対向する面に下側
から所定の垂直部およびこの垂直部と接続して形成され
た傾斜部を有する複数の磁石片、非磁性体よりなり磁石
片間に交互に配置され両端に磁石片の傾斜部と接触する
傾斜面および垂直部と接触するとともに溝の底面と端部
が当接する垂直面を有しヨークに固着されることによっ
て磁石片の位置を規制する第1のテーパスペーサと、両
端に磁石片の傾斜部と接触する傾斜面を有しヨークに半
径方向に移動可能に取付けられヨークの方向に移動する
ことにより磁石片を第1のテーパスペーサに向けて押圧
する第2のテーパスペーサを備えた構成としたので、磁
石片の厚さが薄い場合においても、磁石片の遠心力と円
周方向のトルクに対する保持力を向上させることが可能
な同期電動機を得ることができる。
【0062】また、この発明の請求項6によれば、ステ
ータ、このステータの中心部に配置され周方向に所定の
間隔をあけて交互に所定の幅と深さで軸方向に形成され
た第1の溝および第1に溝より大きい幅と深さで軸方向
に形成された第2の溝を有する磁性体よりなるヨーク、
ヨークの外周に沿って相互に間隔をあけて配置され対向
する一端に下側から所定の垂直部およびこの垂直部と接
続して形成された傾斜部を有し他端に一端の垂直部より
長い垂直部およびこの垂直部と接続して形成された傾斜
部を有する複数の磁石片、非磁性体よりなり磁石片間に
配置され両端に磁石片の傾斜部と接触する接触面および
垂直部と接触するとともに第1の溝と嵌合可能な垂直面
を有する複数のテーパスペーサを備え、第1の溝側に配
設されるテーパスペーサは第1の溝と嵌合してヨークに
固着されることによって磁石片の位置を規制し、第2の
溝側に配設されるテーパスペーサは第2の溝に半径方向
に移動可能に取付けられヨークの方向に移動することに
より磁石片を第1の溝側に配設されたテーパスペーサに
向けて押圧する構成としたので、磁石片の厚さが薄い場
合においても、同一のテーパスペーサを用いて、磁石片
の遠心力と円周方向のトルクに対する保持力を向上させ
ることが可能な同期電動機を得ることができる。
【0063】また、この発明の請求項7によれば、ステ
ータ、このステーラの中心部に配置され周方向に所定の
間隔をあけて交互に所定の幅と深さで軸方向に形成され
た第1の溝および第1の溝より大きい幅と深さで軸方向
に形成された第2の溝を有する磁性体よりなるヨーク、
ヨークの外周に沿って相互に間隔をあけて配置され対向
する一端に下側から所定の垂直部およびこの垂直部と接
続して形成された傾斜部を有する複数の磁石片、非磁性
体よりなり磁石片間に配置され両端に磁石片の傾斜部と
接触する傾斜面および垂直部と接触するとともに第1の
溝の底面と端部が当接可能な垂直面を有する複数のテー
パスペーサを備え、第1の溝側に配設されるテーパスペ
ーサは端部が第1の溝の底面と当接してヨークに固着さ
れることによって磁石片の位置を規制し、第2の溝側に
配設されるテーパスペーサは第2の溝に半径方向に移動
可能に取付けられヨークの方向に移動することにより磁
石片を第1の溝側に配設されたテーパスペーサに向けて
押圧する構成としたので、磁石片の厚さが薄い場合にお
いても、同一のテーパスペーサを用いて、磁石片の遠心
力と円周方向のトルクに対する保持力を向上させること
が可能な同期電動機を得ることができる。
【0064】また、この発明の請求項8によれば、ステ
ータ、このステータの中心部に配置されたスパーダーの
外周に複数の薄鋼板を積層して形成され所定の外径を有
するヨーク、非磁性板よりなりヨークに長手方向に所定
の間隔を介して薄鋼板間に挿入されヨークと同じ外径で
外周に所定の間隔で径方向に突出し拡開可能な複数の突
出部を有する複数の保持板、ヨークの外周に保持板の突
出部間に配置され対向する面に下側から所定の垂直部お
よびこの垂直部と接続して形成された傾斜部を有しヨー
クの突出部を拡開することによってヨークに固着される
複数の磁石片を備えた構成としたので、極間スペースが
小さくても磁石片を固定することができ、磁石片を遠心
力と円周方向のトルクに対する保持力を向上させること
が可能な同期電動機を得ることができる。
【0065】また、この発明の請求項9によれば、ステ
ータ、このステータの中心部に配置され軸方向に所定の
間隔を開けて所定の幅と深さを有する複数の溝が形成さ
れたヨーク、非磁性板よりなりヨークの径より小さい外
径で外周に所定の間隔で径方向に突出し拡開可能な複数
の突出部を有し各溝に外周に沿って嵌着される複数の保
持板、ヨークの外周に保持板の突出部間に配置され対向
する面に下側から所定の垂直部およびこの垂直部と接続
して形成された傾斜部を有し保持板の拡開部を拡開する
ことによってヨークに固着される複数の磁石片を備えた
構成としたので、極間スペースが小さくても磁石片を固
定することができ、磁石片を遠心力と円周方向のトルク
に対する保持力を向上させることが可能な同期電動機を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による同期電動機のロー
タの構成を示す正面図である。
【図2】 図1のロータの上面図である。
【図3】 図1中のIII−III線に沿う断面図であ
る。
【図4】 図2中のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】 図1中の第1のテーパスペーサの詳細を示す
斜視図である。
【図6】 図1中の第2のテーパスペーサの詳細を示す
斜視図である。
【図7】 この発明の実施例2による同期電動機の磁石
取付け構造を直線状に展開して示す断面図である。
【図8】 図7中の第1のテーパスペーサの詳細を示す
上面図及び正面図である。
【図9】 図7中の第2のテーパスペーサの詳細を示す
上面図及び正面図である。
【図10】 この発明の実施例3による同期電動機の磁
石片取付け構造を直線状に展開して示す断面図である。
【図11】 図10中のヨークの構成を示す部分上面図
である。
【図12】 図11中のXII−XII線に沿う断面図
である。
【図13】 この発明の実施例4による同期電動機の磁
石片取付け構造を直線状に展開して示す断面図である。
【図14】 この発明の実施例5による同期電動機の磁
石片取付け構造を直線状に展開して示す断面図である。
【図15】 この発明の実施例6による同期電動機の磁
石片取付け構造を直線状に展開して示す断面図である。
【図16】 この発明の実施例7による同期電動機のロ
ータの構成を断面で示す側面図である。
【図17】 図16中のXVII−XVII線に沿う断
面を直線状に展開して示す断面図である。
【図18】 図17中の第2のヨークの構成を直線状に
展開して示す部分詳細図である。
【図19】 この発明の実施例8による同期電動機のロ
ーターの構成を示す断面図である。
【図20】 図19中のXX−XX線に沿う断面図であ
る。
【図21】 従来の同期電動機の構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
9 ヨーク、10 磁石止め、11 ねじ穴、12 ね
じ穴、13 磁石片、14 垂直部、15 傾斜部、1
6 第1のテーパスペーサ、17 垂直面、18 傾斜
面、19 リーマ穴、20 リーマボルト、21 第2
のテーパスペーサ、22 傾斜面、23 ボルト穴、2
4 ボルト。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータ、このステータの中心部に配置
    された磁性体よりなるヨークの外周に沿って相互に間隔
    をあけて配置され対向する面に下側から所定の垂直部お
    よびこの垂直部と接続して形成された傾斜部を有する複
    数の磁石片、非磁性体よりなり上記磁石片間に交互に配
    置され両端に上記磁石片の垂直部および傾斜部と接触す
    る垂直面と傾斜面を有し上記ヨークに固着されることに
    よって上記磁石片の位置を規制する第1のテーパスペー
    サと、両端に上記磁石片の傾斜部と接触する傾斜面を有
    し上記ヨークに半径方向に移動可能に取付けられ上記ヨ
    ークの方向に移動することにより上記磁石片を上記第1
    のテーパスペーサに向けて押圧する第2のテーパスペー
    サを備えたことを特徴とする同期電動機。
  2. 【請求項2】 第1のテーパスペーサは取付け部に座ぐ
    りされたリーマ穴を有し上記リーマ穴を介してリーマボ
    ルトでヨークに取付けられ、第2のテーパスペーサは取
    付け部に座ぐりされた穴を有し上記穴を介してボルトで
    上記ヨークに取付けられていることを特徴とする請求項
    1記載の同期電動機。
  3. 【請求項3】 第1および第2のテーパスペーサは取付
    け部に皿取りされた穴を有し上記穴を介して皿ボルトで
    ヨークに取付けられていることを特徴とする請求項1記
    載の同期電動機。
  4. 【請求項4】 ステータ、このステータの中心部に配置
    され周方向に所定の間隔をあけて所定の幅および深さで
    軸方向に形成された複数の溝を有する磁性体よりなるヨ
    ーク、上記ヨークの外周に沿って相互に間隔をあけて配
    置され対向する面に下側から所定の垂直部およびこの垂
    直部と接続して形成された傾斜部を有する複数の磁石
    片、非磁性体よりなり上記磁石片間に交互に配置され両
    端に上記磁石片の傾斜部と接触する傾斜面および上記垂
    直部と接触するとともに上記溝と嵌合する垂直面を有し
    上記ヨークに固着されることによって上記磁石片の位置
    を規制する第1のテーパスペーサと、両端に上記磁石片
    の傾斜部と接触する傾斜面を有し上記ヨークに半径方向
    に移動可能に取付けられ上記ヨークの方向に移動するこ
    とにより上記磁石片を上記第1のテーパスペーサに向け
    て押圧する第2のテーパスペーサを備えたことを特徴と
    する同期電動機。
  5. 【請求項5】 ステータ、このステータの中心部に配置
    され周方向に所定の間隔をあけて所定の幅および深さで
    軸方向に形成された複数の溝を有する磁性体よりなるヨ
    ーク、上記ヨークの外周に沿って相互に間隔をあけて配
    置され対向する面に下側から所定の垂直部およびこの垂
    直部と接続して形成された傾斜部を有する複数の磁石
    片、非磁性体よりなり上記磁石片間に交互に配置され両
    端に上記磁石片の傾斜部と接触する傾斜面および上記垂
    直部と接触するとともに上記溝の底面と端部が当接する
    垂直面を有し上記ヨークに固着されることによって上記
    磁石片の位置を規制する第1のテーパスペーサと、両端
    に上記磁石片の傾斜部と接触する傾斜面を有し上記ヨー
    クに半径方向に移動可能に取付けられ上記ヨークの方向
    に移動することにより上記磁石片を上記第1のテーパス
    ペーサに向けて押圧する第2のテーパスペーサを備えた
    ことを特徴とする同期電動機。
  6. 【請求項6】 ステータ、このステータの中心部に配置
    され周方向に所定の間隔をあけて交互に所定の幅と深さ
    で軸方向に形成された第1の溝および第1の溝より大き
    い幅と深さで軸方向に形成された第2の溝を有する磁性
    体よりなるヨーク、上記ヨークの外周に沿って相互に間
    隔をあけて配置され対向する一端に下側から所定の垂直
    部およびこの垂直部と接続して形成された傾斜部を有し
    他端に一端の垂直部より長い垂直部およびこの垂直部と
    接続して形成された傾斜部を有する複数の磁石片、非磁
    性体よりなり上記磁石片間に配置され両端に上記磁石片
    の傾斜部と接触する傾斜面および上記垂直部と接触する
    とともに上記第1の溝と嵌合可能な垂直面を有する複数
    のテーパスペーサを備え、上記第1の溝側に配設される
    テーパスペーサは上記第1の溝と嵌合して上記ヨークに
    固着されることによって上記磁石片の位置を規制し、上
    記第2の溝側に配設されるテーパスペーサは上記第2の
    溝に半径方向に移動可能に取付けられ上記ヨークの方向
    に移動することにより上記磁石片を上記第1の溝側に配
    設されたテーパスペーサに向けて押圧することを特徴と
    する同期電動機。
  7. 【請求項7】 ステータ、このステータの中心部に配置
    され周方向に所定の間隔をあけて交互に所定の幅と深さ
    で軸方向に形成された第1の溝および第1の溝より大き
    い幅と深さで軸方向に形成された第2の溝を有する磁性
    体よりなるヨーク、上記ヨークの外周に沿って相互に間
    隔をあけて配置され対向する一端に下側から所定の垂直
    部およびこの垂直部と接続して形成された傾斜部を有し
    他端に一端の垂直部より長い垂直部およびこの垂直部と
    接続して形成された傾斜部を有する複数の磁石片、非磁
    性体よりなり上記磁石片間に配置され両端に上記磁石片
    の傾斜部と接触する傾斜面および上記垂直部と接触する
    とともに上記第1の溝の底面と端部が当接可能な垂直面
    を有する複数のテーパスペーサを備え、上記第1の溝側
    に配設されるテーパスペーサは端部が上記第1の溝の底
    面と当接してヨークに固着されることによって上記磁石
    片の位置を規制し、上記第2の溝側に配設されるテーパ
    スペーサは上記第2の溝に半径方向に移動可能に取付け
    られ上記ヨークの方向に移動することにより上記磁石片
    を上記第1の溝側に配設されたテーパスペーサに向けて
    押圧することを特徴とする同期電動機。
  8. 【請求項8】 ステータ、このステータの中心部に配置
    されたスパイダーの外周に複数の薄鋼板を積層して形成
    され所定の外径を有するヨーク、非磁性板よりなり上記
    ヨークに長手方向に所定の間隔を介して上記薄鋼板間に
    挿入され上記ヨークと同じ外径で外周に所定の間隔で径
    方向に突出し拡開可能な複数の突出部を有する複数の保
    持板、上記ヨークの外周に上記保持板の突出部間に配置
    され対向する面に下側から所定の垂直部およびこの垂直
    部と接続して形成された傾斜部を有し上記保持板の突出
    部を拡開することによって上記第1のヨークに固着され
    る複数の磁石片を備えたことを特徴とする同期電動機。
  9. 【請求項9】 ステータ、このステータの中心部に配置
    され軸方向に所定の間隔をあけて所定の幅と深さを有す
    る複数の溝が形成されたヨーク、扇状の非磁性板よりな
    り上記ヨークの径より小さい外径で外周に所定の間隔で
    径方向に突出し拡開可能な複数の突出部を有し上記各溝
    に円周に沿って嵌着される複数の保持板、上記ヨークの
    外周に上記保持板の突出部間に配置され対向する面に下
    側から所定の垂直部およびこの垂直部と接続して形成さ
    れた傾斜部を有し上記保持板の突出部を拡開することに
    よって上記ヨークに固着される複数の磁石片を備えたこ
    とを特徴とする同期電動機。
JP7162292A 1995-06-28 1995-06-28 同期電動機 Pending JPH0919092A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100901712B1 (ko) * 2008-09-09 2009-06-10 보국전기공업 주식회사 발전기 및 전동기 로터
JP2012504933A (ja) * 2008-12-23 2012-02-23 アエロディーン・エンジニアリング・ゲーエムベーハー 同期機
CN107565725A (zh) * 2017-09-14 2018-01-09 哈尔滨高精电机技术有限公司 一种磁通补偿式表贴斜极转子结构
JP7023401B1 (ja) * 2021-04-28 2022-02-21 三菱電機株式会社 回転電機の回転子

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