JPH09190819A - 非水二次電池 - Google Patents

非水二次電池

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JPH09190819A
JPH09190819A JP8000142A JP14296A JPH09190819A JP H09190819 A JPH09190819 A JP H09190819A JP 8000142 A JP8000142 A JP 8000142A JP 14296 A JP14296 A JP 14296A JP H09190819 A JPH09190819 A JP H09190819A
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JP
Japan
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acid
negative electrode
electrode material
secondary battery
salt
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JP8000142A
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English (en)
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Yukio Maekawa
幸雄 前川
Yukio Miyaki
幸夫 宮木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な充放電サイクル特性を有する高容量非
水二次電池を提供する。 【解決手段】 負極材料、正極材料、リチウム塩を含む
非水電解質からなる非水二次電池であって、該負極材料
が有機酸および有機酸塩で処理された負極材料であるこ
とを特徴とする非水二次電池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充放電サイクル特
性に優れた高容量非水二次電池に関するものであり、特
に負極材料が主として非晶質カルコゲン化合物及び、ま
たは非晶質酸化物であることを特徴とする非水二次電池
に関する。
【0002】
【従来の技術】非水二次電池用負極材料としては、リチ
ウム金属やリチウム合金が代表的であるが、それらを用
いると充放電中にリチウム金属が樹枝状に成長したいわ
ゆるデンドライトが発生し、内部ショートの原因あるい
はデンドライト自体の持つ高い活性のため、発火などの
危険をはらんでいた。これに対し、リチウムを可逆的に
挿入・放出可能な焼成炭素質材料が実用化されるように
なってきた。この炭素質材料の欠点は、それ自体が導電
性を持つので、過充電や急速充電の際に炭素質材料の上
にリチウム金属が析出する事があり、結局樹枝状金属を
析出させてしまうことになる。これを避けるために、充
電器を工夫したり、正極活物質を少なくして過充電を防
止する方法を採用したりしているが、後者の方法では、
活物質あたりの量が限定されるのでそのため放電容量も
限定されてしまう。また炭素質材料は密度が比較的小さ
いため、体積当たりの容量が低いという二重の意味で放
電容量が制限されてしまうことになる。炭素材料にリチ
ウム箔を圧着もしくは積層して用いることが、特開昭6
1−54165、特開平2−82447、同2−215
062、同3−122974、同3−272571、同
5−144471、同5−144472、同5−144
473、同5−151995に開示されているが、負極
活物質として炭素材料を使用しているものであり、上記
の問題を本質的に解決するものではなかった。
【0003】一方、リチウム金属,リチウム合金,炭素
質材料以外の負極材料としては、リチウムイオンを吸蔵
・放出する事ができるTiS2 、LiTiS2 (米国特
許第983476)、WO2 、FeO3 のリチウム化合
物(特開平3−112070)、Nb2 5 (特公昭6
2−59412、特開平2−82447)、酸化鉄、F
eO、Fe2 3 、Fe3 4 、酸化コバルト、Co
O、Co2 3 、Co34 (特開平3−29186
2)が知られている。これらの化合物はいづれも酸化還
元電位が低く、3V級の高放電電位を持つ非水二次電池
を実現することができていない。また放電容量も満足す
るものができていない。
【0004】上記欠点を改良する目的で3〜3.6V級
の高放電電位を持つ非水二次電池を達成するものとし
て、負極材料にSn,V,Si,B,Zrなどの酸化
物、及び、それらの複合酸化物を用いることが提案され
ている(特開平5−174818、同6−60867、
同6−275267、同6−325765、同6−33
8324、EP−615296)。これらSn,V,S
i,B,Zrなどの酸化物、及び、それらの複合酸化物
は、ある種のリチウムを含む遷移金属化合物の正極と組
み合わせることにより、3〜3.6V級で放電容量の大
きな非水二次電池を与え、又、実用領域でデンドライト
発生がほとんどなく極めて安全性が高いものであるが、
充放電サイクル特性が充分でないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、高容
量をもつ非水二次電池の充放電サイクル特性を向上させ
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、リチウ
ムを可逆的に吸蔵放出可能な材料を含む正極及び負極、
リチウム塩を含む非水電解質、セパレーターから成る非
水二次電池に於いて、該負極材料が主として非晶質カル
コゲン化合物及び、または非晶質酸化物であって、該負
極材料が少なくとも1種の有機酸および有機酸塩で処理
されていることを特徴とする非水二次電池によって達成
された。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい形態の例
を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。 (1)リチウムを可逆的に吸蔵放出可能な材料を含む正
極及び負極、リチウム塩を含む非水電解質、セパレータ
ーから成る非水二次電池に於いて、該負極材料が主とし
て非晶質カルコゲン化合物及び、または非晶質酸化物で
あって、該負極材料が少なくとも1種の有機酸および有
機酸塩で処理されていることを特徴とする非水二次電
池。 (2)該負極材料が少なくとも1種のカルボン酸および
カルボン酸塩で処理されていることを特徴とする項1に
記載の非水二次電池。 (3)該負極材料が、少なくとも1種のカルボン酸およ
びカルボン酸塩を含む溶液に、負極材料粉末を浸漬、乾
燥処理した負極材料であることを特徴とする項2に記載
の非水二次電池。 (4)項2のカルボン酸およびカルボン酸塩が、酢酸、
プロピオン酸、ステアリン酸、グリオキシル酸、ピルビ
ン酸、アセト酢酸、レブリン酸、フェニル酢酸、ベンゾ
イルプロピオン酸、安息香酸、シュウ酸、マロン酸、コ
ハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フタル
酸、トリメリト酸、ポリアクリル酸、ポリメタクリル
酸、メタンスルフォン酸および、これらのリチウム塩、
ナトリウム塩であることを特徴とする項2に記載の非水
二次電池。 (5)該負極材料が、少なくとも1種のカルボン酸およ
びカルボン酸塩を含む溶液に、負極材料粉末を浸漬後、
水洗乾燥した負極材料であることを特徴とする項2に記
載の非水二次電池。 (6)該負極材料が主として周期表13,14,15,
2族原子から選ばれる三種以上の原子を含む、主として
非晶質カルコゲン化合物及び、または非晶質酸化物から
なることを特徴とする項1から5のいずれか1項に記載
の非水二次電池。 (7)該負極材料の少なくとも一種が、一般式(1)で
示されることを特徴とする項6に記載の非水二次電池。 M1 2pM4qM6r 一般式(1) (式中、M1 、M2 は相異なりSi 、Ge 、Sn、Pb
、P、B、Al、Sbから選ばれる少なくとも一種、
4 はMg,Ca,Sr,Baから選ばれる少なくとも
一種、M6 はO、S、Teから選ばれる少なくとも一
種、p,q は各々0.001〜10、r は1.00〜50
の数字を表す。) (8)該負極材料の少なくとも一種が、一般式(2)で
示されることを特徴とする項7に記載の非水二次電池。 SnM3pM5qM7r 一般式(2) (式中、M3 はSi 、Ge 、Pb 、P、B、Alから選
ばれる少なくとも一種、M5 は、Mg,Ca,Sr,B
aから選ばれる少なくとも一種、M7 はO、Sから選ば
れる少なくとも一種、p,q は各々0.001〜10、r
は1.00〜50の数字を表す。 (9)該正極材料の少なくとも1種が、Lix Co
2 、Lix NiO2 、Li x MnO2 、Lix Coa
Ni1-a 2 、Lix Cob 1-b Oz 、Lix Co b
Fe1-b 2 、Lix Mn2 4 、Lix Mnc Co
2-c 4 、Lix MncNi2-c 4 、Lix Mnc
2-c 4 、Lix Mnc Fe2-c 4 (式中、x=0.
2〜1.2、a=0.1〜0.9、b=0.8〜0.9
8、c=1.6〜1.96、z=2.01から2.3)
であることをを特徴とする項1から8のいずれか1項に
記載の非水二次電池。以下、本発明の非水二次電池を作
るための他の材料と、製造方法について詳述する。本発
明の非水二次電池に用いられる正・負極は、正極合剤あ
るいは負極合剤を集電体上に塗設して作ることが出来
る。正極あるいは負極合剤には、それぞれ正極活物質あ
るいは負極材料のほか、それぞれに導電剤、結着剤、分
散剤、フィラー、イオン導電剤、圧力増強剤や各種添加
剤を含むことができる。
【0008】本発明において、負極材料である主として
非晶質カルコゲン化合物及び、または非晶質酸化物を少
なくとも1種の有機酸および有機酸塩で処理することに
より非水二次電池の高容量を損なうことなく充放電サイ
クル特性を向上させることができる。用いることのでき
る有機酸、有機酸塩としては、例えば、分子中に少なく
とも1個のカルボン酸、スルフォン酸,スルフィン酸、
スルフェン酸、リン酸、ほう酸、フェノールおよびその
塩を含有している有機化合物を挙げることができ、1分
子中に同一または異なる酸官能基を複数含有している有
機化合物も含まれる。好ましい酸官能基はカルボン酸、
スルフォン酸およびその塩であり、特に好ましいものは
モノカルボン酸、ジカルボン酸、トリカルボン酸および
その塩である。塩としてリチウム塩、ナトリウム塩、カ
リウム塩、セシウム塩、マグネシウム塩、カルシウム
塩、バリウム塩などを挙げることができ、特に好ましい
のはリチウム塩である。本発明の有機酸、有機酸塩の例
を以下に示すが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。酢酸、プロピオン酸、ステアリン酸、グリオキシ
ル酸、ピルビン酸、アセト酢酸、レブリン酸、フェニル
酢酸、ベンゾイルプロピオン酸、安息香酸、シュウ酸、
マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイ
ン酸、フタル酸、トリメリト酸、ポリアクリル酸、ポリ
メタクリル酸、メタンスルフォン酸おろびそのリチウム
塩、ナトリウム塩などを挙げることができる。
【0009】本発明において、負極材料粉末は、有機
酸、有機酸塩の溶液で浸漬処理後、必要により洗浄し、
乾燥して用いられる。本発明で用いられる負極材料の平
均粒子サイズについては後述する。有機酸、有機酸塩溶
液の溶媒としては、水、メタノール、エタノール、イソ
プロピルアルコールなどのアルコール系溶剤、アセト
ン、メチルエチルケトンなどのケトン系溶剤、酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル系溶剤、ト
ルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素系溶剤などをあ
げることがで、これらを単独で、または数種混合して使
用することができる。またこの溶液に1種または数種の
無機塩を添加して酸性度や電導度などを調整することが
できる。溶剤の混合割合は、有機酸、有機酸塩の溶解性
により選択される。これらの溶媒のなかでも、水、メタ
ノール、エタノール、アセトン、酢酸エチル、水/メタ
ノール、水/エタノールが好ましい。浸漬処理に用いら
れる有機酸、有機酸塩溶液の濃度は特に限定されない
が、0.001から50重量パーセントが好ましく、さ
らに好ましいのは0.01から20重量パーセントであ
り、最も好ましいのは0.1から10重量パーセントで
ある。負極材料の浸漬処理で使用される有機酸、有機酸
塩溶液の量は、負極材料粉末を浸すに充分な量以上であ
ることが好ましく、さらに好ましいのは負極材料粉末の
0.5から5の容積倍率であり、最も好ましいのは0.
5から2の容積倍率である。浸漬処理時間は0.01か
ら30時間の範囲であり、さらに好ましいのは0.1か
ら10時間であり、最も好ましいのは1から5時間であ
る。 浸漬処理温度は0から40℃の範囲であり、さら
に好ましいのは5から30℃であり、最も好ましいのは
10から25℃である。処理した負極材料粉末の乾燥方
法としては、通常、風乾法、熱乾燥法、真空乾燥法など
が用いられる。
【0010】本発明で用いられる負極材料は、電池組み
込み時に主として非晶質であることが好ましい。ここで
言う主として非晶質とはCuKα線を用いたX線回折法
で2θ値で20°から40°に頂点を有するブロードな
散乱帯を有する物であり、結晶性の回折線を有してもよ
い。好ましくは2θ値で40°以上70°以下に見られ
る結晶性の回折線の内最も強い強度が、2θ値で20°
以上40°以下に見られるブロードな散乱帯の頂点の回
折線強度の500倍以下であることが好ましく、さらに
好ましくは100倍以下であり、特に好ましくは5倍以
下であり、最も好ましくは結晶性の回折線を有さないこ
とである。
【0011】本発明で用いられる負極材料は下記一般式
(1)で表されることが好ましい。 M1 2pM4qM6r 一般式(1) 式中、M1 、M2 は相異なりSi 、Ge 、Sn、Pb 、
P、B、Al、Sbから選ばれる少なくとも一種であ
り、好ましくはSi 、Ge 、Sn、P、B、Alであ
り、特に好ましくはSi 、Sn、P、B、Alである。
4 はMg,Ca,Sr,Baから選ばれる少なくとも
一種であり、好ましくはMg,Caで、特に好ましくは
Mgである。M6 はO、S、Teから選ばれる少なくと
も一種であり、好ましくはO、Sであり、特に好ましく
はOである。p,q は各々0.001〜10であり、好ま
しくは0.01〜5であり、特に好ましくは0.01〜
2である。r は1.00〜50であり、好ましくは1.
00〜26であり、特に好ましくは1.02〜6であ
る。M1 、M2 の価数は特に限定されることはなく、単
独価数であっても、各価数の混合物であっても良い。ま
たM1 、M2 、M4 の比はM 2 およびM4 がM1 に対し
て0.001〜10モル当量の範囲において連続的に変
化させることができ、それに応じM6 の量(一般式
(1)において、r の値)も連続的に変化する。
【0012】上記に挙げた化合物の中でも、本発明にお
いてはM1 がSnである場合が好ましく、一般式(2)
で表される。 SnM3pM5qM7r 一般式(2) 式中、M3 はSi 、Ge 、Pb 、P、B、Alから選ば
れる少なくとも一種であり、好ましくはSi 、Ge 、
P、B、Alであり、特に好ましくはSi 、P、B、A
lである。M5 はMg,Ca,Sr,Baから選ばれる
少なくとも一種であり、好ましくはMg,Caで、特に
好ましくはMgである。M7 はO、Sから選ばれる少な
くとも一種であり、好ましくはOである。p 、q は各々
0.001〜10であり、好ましくは0.01〜5であ
り、さらに好ましくは0.01〜1.5であり、特に好
ましくは0.7〜1.5である。r は1.00〜50で
あり、好ましくは1.00〜26であり、特に好ましく
は1.02〜6である。
【0013】本発明の負極材料の例を以下に示すが、本
発明はこれらに限定されるものではない。SnAl0.4
0.5 0.5 0.1 3.65、SnAl0.4 0.5 0.5
Na0.2 3.7 、SnAl0.4 0.3 0.5 Rb0.2
3.4 、SnAl0.4 0.5 0.5 Cs0.1 3.65、Sn
Al0.4 0.5 0.5 0.1 Ge0.053.85、SnAl
0.4 0.5 0.5 0.1 Mg0.1 Ge0.023.83、Sn
Al0.4 0.4 0.4 3.2 、SnAl0.3 0.5
0.2 2.7 、SnAl 0.3 0.5 0.2 2.7 、SnA
0.4 0.5 0.3 Ba0.08Mg0.083.26、SnAl
0.4 0.4 0.4 Ba0.083.28、SnAl0.4 0.5
0.5 3.6 、SnAl0.4 0.5 0.5 Mg0.1
3.7
【0014】SnAl0.5 0.4 0.5 Mg0.1 0.2
3.65、SnB0.5 0.5 Li0.1 Mg0.1 0.2
3.05、SnB0.5 0.5 0.1 Mg0.1 0.2 3.05
SnB0.5 0.5 0.05Mg0.050.1 3.03、SnB
0.5 0.5 0.05Mg0.1 0.2 3.03、SnAl0.4
0.5 0.5 Cs0.1 Mg0.1 0.2 3.65、SnB
0.5 0.5 Cs0.05Mg0.050.1 3.03、SnB0.5
0.5 Mg0.1 0.1 3.05、SnB0.5 0.5 Mg
0.1 0.2 3、SnB0.5 0.5 Mg0.1 0.06
3.07、SnB0.5 0.5 Mg0.1 0.14 3.03、SnP
Ba0.083.58、SnPK0.1 3.55、SnPK0.05
0.053. 58、SnPCs0.1 3.55、SnPBa0.08
0.083.54、SnPK0.1 Mg0.1 0.2 3.55、S
nPK0.05Mg0.050.1 3.53、SnPCs0.1 Mg
0.1 0.2 3.55、SnPCs0.05Mg0.050.1
3.53
【0015】Sn1.1 Al0.4 0.2 0.6 Ba0.08
0.083.54、Sn1.1 Al0.4 0.2 0.6 Li0.1
0.1 Ba0.1 0.1 3.65、Sn1.1Al0.4 0.4
0.4 Ba0.083.34、Sn1.1 Al0.4 PCs0.05
4.23、Sn1.1Al0.4PK0.054.23、Sn1.2
0.50.30.4Cs0.2 3. 5 、Sn1.2 Al0.4
0.2 0.6 Ba0.083.68、Sn1.2 Al0.4 0.2
0.6 Ba0.080.083.64、Sn1.2 Al0.4 0.2
0.6 Mg0.04Ba0.043.68、Sn1.2 Al0.4
0.3 0.5 Ba0.083.58、Sn1.3 Al0.3 0.3
0.4 Na0.2 3.3 、Sn1.3 Al0.2 0.4 0.4
0.2 3.4 、Sn1.3 Al0.4 0.4 0.4 Ba0.2
3.6 、Sn1.4 Al0.4 PK0.2 4. 6 、Sn1.4
0.2 Ba0.1 PK0.2 4.45、Sn1.4 Al0.2 Ba
0.2 PK 0.2 4.6 、Sn1.4 Al0.4 Ba0.2 PK
0.2 Ba0.1 0.2 4.9 、Sn1.4 Al0.4 PK0.3
4.65、Sn1.5 Al0.2 PK0.2 4.4 、Sn1.5
0.4 PK0.1 4.65、Sn1.5 Al0.4 PCs0.05
4.63、Sn1.5 Al0. 4 PCs0.05Mg0.1 0.2
4.63
【0016】SnSi0.5 Al0.1 0.2 0.1 Ca
0.4 3.1 、SnSi0.4 Al0.2 0. 4 2.7 、Sn
Si0.5 Al0.2 0.1 0.1 Mg0.1 2.8 、SnS
0.6 Al0.2 0.2 2.8 、SnSi0.5 Al0.3
0.4 0.2 3.55、SnSi0.5 Al0.3 0.4 0.5
4.30、SnSi0.6 Al0.1 0.1 0.3 3.25、S
nSi0.6 Al0.1 0.1 0.1 Ba0.2 2.95、Sn
Si0.6 Al0.1 0.1 0.1 Ca0.2 2.95、SnS
0.6 Al0.4 0.2 Mg0.1 3.2 、SnSi0.6
0.1 0.3 0. 1 3.05、SnSi0.6 Al0.2 Mg
0.2 2.7 、SnSi0.6 Al0.2 Ca0. 2 2.7 、S
nSi0.6 Al0.2 0.2 3 、SnSi0.6 0.2
0.2 3 、SnSi0. 8 Al0.2 2.9 、SnSi0.8
Al0.3 0.2 0.2 3.85、SnSi0.8 0.2
2.9 、SnSi0.8 Ba0.2 2.8 、SnSi0.8 Mg
0.2 2.8 、SnSi0.8 Ca0.2 2.8 、SnSi
0.8 0.2 3.1
【0017】Sn0.9 Mn0.3 0.4 0.4 Ca0.1
0.1 2.95、Sn0.9 Fe0.3 0.4 0.4 Ca0.1
Rb0.1 2.95、Sn0.8 Pb0.2 Ca0.1 0.9
3.35、Sn0.3 Ge0.7 Ba0.1 0.9 3. 35、Sn
0.9 Mn0.1 Mg0.1 0.9 3.35、Sn0.2 Mn0.8
Mg0.1 0.93.35、Sn0.7 Pb0.3 Ca0.1
0.9 3.35、Sn0.2 Ge0.8 Ba0.1 0.9 3. 35
【0018】上記焼成されて得られた化合物の化学式
は、測定方法として誘導結合プラズマ(ICP)発光分
光分析法、簡便法として、焼成前後の粉体の重量差から
算出できる。
【0019】本発明の負極材料への軽金属挿入量は、そ
の軽金属の析出電位に近似するまででよいが、例えば、
負極材料当たり50〜700モル%が好ましいが、特
に、100〜600モル%が好ましい。その放出量は挿
入量に対して多いほど好ましい。軽金属の挿入方法は、
電気化学的、化学的、熱的方法が好ましい。電気化学的
方法は、正極活物質に含まれる軽金属を電気化学的に挿
入する方法や軽金属あるいはその合金から直接電気化学
的に挿入する方法が好ましい。化学的方法は、軽金属と
の混合、接触あるいは、有機金属、例えば、ブチルリチ
ウム等と反応させる方法がある。電気化学的方法、化学
的方法が好ましい。該軽金属はリチウムあるいはリチウ
ムイオンが特に好ましい。
【0020】本発明においては、以上示したような一般
式(1)(2)で示される化合物を主として負極材料と
して用いることにより、より充放電サイクル特性の優れ
た、かつ高い放電電圧、高容量で安全性が高く、高電流
特性が優れた非水二次電池を得ることができる。本発明
において、特に優れた効果を得ることができるのはSn
を含有し且つSnの価数が2価で存在する化合物を負極
材料として用いることである。Snの価数は化学滴定操
作によって求めることができる。例えばPhysics and Ch
emistry of Glasses Vol.8 No.4 (1967)の165頁に記
載の方法で分析することができる。また、Snの固体核
磁気共鳴(NMR)測定によるナイトシフトから決定す
ることも可能である。例えば、幅広測定において金属S
n(0価のSn)はSn(CH3 4 に対して7000
ppm付近と極端に低磁場にピークが出現するのに対
し、SnO(=2価)では100ppm付近、SnO2
(=4価)では−600ppm付近に出現する。このよ
うに同じ配位子を有する場合ナイトシフトが中心金属で
あるSnの価数に大きく依存するので、 119Sn−NM
R測定で求められたピーク位置で価数の決定が可能とな
る。本発明の負極材料に各種化合物を含ませることがで
きる。例えば、1族元素(Li、Na、K、Rb、C
s)、遷移金属(Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、
Co、Ni、Cu、Zn、Y、Zr、Nb、Mo、T
c、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、ランタノイド系金
属、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Pt、Au、
Hg)や周期表17族元素(F、Cl)を含ませること
ができる。また電子伝導性をあげる各種化合物(例え
ば、Sb、In、Nbの化合物)のドーパントを含んで
もよい。添加する化合物の量は0〜20モル%が好まし
い。
【0021】本発明における一般式(1)(2)で示さ
れる酸化物を主体とする複合酸化物の合成法は焼成法、
溶液法いずれの方法も採用することができる。例えば焼
成法について詳細に説明するとM1 化合物、M2 化合物
とM4 化合物(M1 、M2 は相異なりSi 、Ge 、S
n、Pb、P、B、Al、Sb、M4 はMg,Ca,S
r,Ba)を混合し、焼成せしめればよい。Sn化合物
としてはたとえばSn O、Sn O2 、Sn23 、Sn3
4 、Sn713・H2 O、Sn815、水酸化第一錫、オキ
シ水酸化第二錫、亜錫酸、蓚酸第一錫、燐酸第一錫、オ
ルト錫酸、メタ錫酸、パラ錫酸、弗化第一錫、弗化第二
錫、塩化第一錫、塩化第二錫、ピロリン酸第一錫、リン
化錫、硫化第一錫、硫化第二錫、等を挙げることができ
る。Si化合物としてはたとえばSiO2 、SiO、テ
トラメチルシラン、テトラエチルシラン等の有機珪素化
合物、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン等
のアルコキシシラン化合物、トリクロロハイドロシラン
等のハイドロシラン化合物を挙げることができる。Ge
化合物としてはたとえばGeO2 、GeO、ゲルマニウ
ムテトラメトキシド、ゲルマニウムテトラエトキシド等
のアルコキシゲルマニウム化合物等を挙げることができ
る。Pb化合物としてはたとえばPbO2 、PbO、P
2 3 、Pb3 4 、硝酸鉛、炭酸鉛、蟻酸鉛、酢酸
鉛、四酢酸鉛、酒石酸鉛、鉛ジエトキシド、鉛ジ(イソ
プロポキシド)等を挙げることができる。P化合物とし
てはたとえば五酸化リン、オキシ塩化リン、五塩化リ
ン、三塩化リン、三臭化リン、トリメチルリン酸、トリ
エチルリン酸、トリプロピルリン酸、ピロリン酸第一
錫、リン酸ホウ素等を挙げることができる。B化合物と
してはたとえば三二酸化ホウ素、三塩化ホウ素、三臭化
ホウ素、炭化ホウ素、ほう酸、ほう酸トリメチル、ほう
酸トリエチル、ほう酸トリプロピル、ほう酸トリブチ
ル、リン化ホウ素、リン酸ホウ素等を挙げることができ
る。Al化合物としてはたとえば酸化アルミニウム(α
−アルミナ、β−アルミナ)、ケイ酸アルミニウム、ア
ルミニウムトリ−iso−プロポキシド、亜テルル酸ア
ルミニウム、塩化アルミニウム、ホウ化アルミニウム、
リン化アルミニウム、リン酸アルミニウム、乳酸アルミ
ニウム、ほう酸アルミニウム、硫化アルミニウム、硫酸
アルミニウム、ホウ化アルミニウム等を挙げることがで
きる。Sb化合物としてはたとえば三酸化二アンチモ
ン、トリフェニルアンチモン等を挙げることができる。
【0022】Mg,Ca,Sr,Ba化合物としては、
各々の酸化塩、水酸化塩、炭酸塩、リン酸塩、硫酸塩、
硝酸塩、アルミニウム化合物等を挙げることができる。
【0023】焼成条件としては、昇温速度として昇温速
度毎分4℃以上2000℃以下であることが好ましく、
さらに好ましくは6℃以上2000℃以下である。とく
に好ましくは10℃以上2000℃以下であり、かつ焼
成温度としては250℃以上1500℃以下であること
が好ましく、さらに好ましくは350℃以上1500℃
以下であり、とくに好ましくは500℃以上1500℃
以下であり、かつ焼成時間としては0.01時間以上1
00時間以下であることが好ましく、さらに好ましくは
0.5時間以上70時間以下であり、とくに好ましくは
1時間以上20時間以下であり、かつ降温速度としては
毎分2℃以上107 ℃以下であることが好ましく、さら
に好ましくは4℃以上107 ℃以下であり、とくに好ま
しくは6℃以上107 ℃以下であり、特に好ましくは1
0℃以上107℃以下である。本発明における昇温速度
とは「焼成温度(℃表示)の50%」から「焼成温度
(℃表示)の80%」に達するまでの温度上昇の平均速
度であり、本発明における降温速度とは「焼成温度(℃
表示)の80%」から「焼成温度(℃表示)の50%」
に達するまでの温度降下の平均速度である。降温は焼成
炉中で冷却してもよくまた焼成炉外に取り出して、例え
ば水中に投入して冷却してもよい。またセラミックスプ
ロセッシング(技報堂出版 1987)217頁記載の
gun法・Hammer−Anvil法・slap法・
ガスアトマイズ法・プラズマスプレー法・遠心急冷法・
melt drag法などの超急冷法を用いることもで
きる。またニューガラスハンドブック(丸善 199
1)172頁記載の単ローラー法、双ローラ法を用いて
冷却してもよい。焼成中に溶融する材料の場合には、焼
成中に原料を供給しつつ焼成物を連続的に取り出しても
よい。焼成中に溶融する材料の場合には融液を攪拌する
ことが好ましい。
【0024】焼成ガス雰囲気は好ましくは酸素含有率が
5体積%以下の雰囲気であり、さらに好ましくは不活性
ガス雰囲気である。不活性ガスとしては例えば窒素、ア
ルゴン、ヘリウム、クリプトン、キセノン等が挙げられ
る。
【0025】本発明で用いられる一般式(1)(2)で
示される化合物の平均粒子サイズは0.1〜60μm が
好ましく、1.0〜30μm が特に好ましく、2.0〜
20μmがさらに好ましい。所定の粒子サイズにするに
は、良く知られた粉砕機や分級機が用いられる。例え
ば、乳鉢、ボールミル、サンドミル、振動ボールミル、
衛星ボールミル、遊星ボールミル、旋回気流型ジェット
ミルや篩などが用いられる。粉砕時には水、あるいはメ
タノール等の有機溶媒を共存させた湿式粉砕も必要に応
じて行うことが出来る。所望の粒径とするためには分級
を行うことが好ましい。分級方法としては特に限定はな
く、篩、風力分級機などを必要に応じて用いることがで
きる。分級は乾式、湿式ともに用いることができる。
【0026】本発明で用いられるより好ましいリチウム
含有遷移金属酸化物正極材料としては、リチウム化合物
/遷移金属化合物(ここで遷移金属とは、Ti、V、C
r、Mn、Fe、Co、Ni、Mo、Wから選ばれる少
なくとも1種)の合計のモル比が0.3〜2.2になる
ように混合して合成することが好ましい。本発明で用い
られるとくに好ましいリチウム含有遷移金属酸化物正極
材料としては、リチウム化合物/遷移金属化合物(ここ
で遷移金属とは、V、Cr、Mn、Fe、Co、Niか
ら選ばれる少なくとも1種)の合計のモル比が0.3〜
2.2になるように混合して合成することが好ましい。
本発明で用いられるとくに好ましいリチウム含有遷移金
属酸化物正極材料とは、Lix QOy (ここでQは主と
して、その少なくとも一種がCo、Mn、Ni、V、F
eを含む遷移金属)、x=0.02〜1.2、y=1.
4〜3)であることが好ましい。Qとしては遷移金属以
外にAl、Ga、In、Ge、Sn、Pb、Sb、B
i、Si、P、Bなどを混合してもよい。混合量は遷移
金属に対して0〜30モル%が好ましい。
【0027】本発明で用いられるさらに好ましいリチウ
ム含有金属酸化物正極材料としては、Lix CoO2
Lix NiO2 、Lix MnO2 、Lix Coa Ni
1-a 2 、Lix Cob 1-b Oz 、Lix Cob Fe
1-b 2 、Lix Mn2 4 、Lix Mnc Co2-c
4 、Lix Mnc Ni2-c 4 、Lix Mnc 2-c
4 、Lix Mnc Fe2-c 4 (ここでx=0.02〜
1.2、a=0.1〜0.9、b=0.8〜0.98、
c=1.6〜1.96、z=2.01〜2.3)があげ
られる。本発明で用いられる最も好ましいリチウム含有
遷移金属酸化物正極材料としては、Lix CoO2 、L
x NiO2 、Lix MnO2 、Lix Coa Ni1-a
2 、Lix Mn2 4 、Lix Cob 1-b z (こ
こでx=0.02〜1.2、a=0.1〜0.9、b=
0.9〜0.98、z=2.01〜2.3)があげられ
る。本発明で用いられる最も好ましいリチウム含有遷移
金属酸化物正極材料としては、Lix CoOx 、Lix
NiOx 、Lix MnO2 、Lix Coa Ni
1-a2 、Lix Mn2 4 、Lix Cob 1-b z
(ここでx=0.02〜1.2、a=0.1〜0.9、
b=0.9〜0.98、z=2.02〜2.3)があげ
られる。ここで、上記のx値は、充放電開始前の値であ
り、充放電により増減する。
【0028】本発明の非水二次電池に用いられる正・負
極は、正極合剤あるいは負極合剤を集電体上に塗設、あ
るいはペレット状に成形して作ることができる。正極あ
るいは負極合剤には、それぞれ正極材料あるいは負極材
料の他、それぞれに導電剤、結着剤、分散剤、フィラ
ー、イオン導電剤、圧力増強剤や各種添加剤を含むこと
ができる。
【0029】本発明の導電剤は、構成された電池におい
て、化学変化を起こさない電子伝導性材料であれば何で
もよい。通常、天然黒鉛(鱗状黒鉛、鱗片状黒鉛、土状
黒鉛など)、人工黒鉛、カ−ボンブラック、アセチレン
ブラック、ケッチェンブラック、炭素繊維や金属(銅、
ニッケル、アルミニウム、銀など)粉、金属繊維あるい
はポリフェニレン誘導体などの導電性材料を1種または
これらの混合物として含ませることができる。黒鉛とア
セチレンブラックの併用がとくに好ましい。導電剤の表
面層への添加量は、負極材料または正極材料に対し6〜
50重量%であることが好ましく、特に6〜30重量%
であることが好ましい。カーボンや黒鉛では、6〜20
重量%であることがが特に好ましい。
【0030】本発明で使用できる正極及び負極中の結着
剤は、ポリアクリル酸、カルボキシメチルセルロース、
ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、
ポリビニルアルコール、澱粉、ジアセチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルクロリド、
ポリビニルピロリドン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、SBR,EPDM、スルホン化EPDM、フッ素ゴ
ム、ポリブタジエン、ポリエチレンオキシドであり、特
にポリアクリル酸、カルボキシメチルセルロース、ポリ
テトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデンが好ま
しい。
【0031】本発明で使用できる正極及び負極の支持体
即ち集電体は、材質として、正極にはアルミニウム、ス
テンレス鋼、ニッケル、チタン、またはこれらの合金で
あり、負極には銅、ステンレス鋼、ニッケル、チタン、
またはこれらの合金であり、形態としては、箔、エキス
パンドメタル、パンチングメタル、金網である。特に、
正極にはアルミニウム箔、負極には銅箔が好ましい。本
発明で使用できるセパレータは、イオン透過度が大き
く、所定の機械的強度を持ち、絶縁性の薄膜であれば良
く、材質として、オレフィン系ポリマー、フッ素系ポリ
マー、セルロース系ポリマー、ポリイミド、ナイロン、
ガラス繊維、アルミナ繊維が用いられ、形態として、不
織布、織布、微孔性フィルムが用いられる。特に、材質
として、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ンとポリエチレンの混合体、ポリプロピレンとテフロン
の混合体、ポリエチレンとテフロンの混合体が好まし
く、形態として微孔性フィルムであるものが好ましい。
特に、孔径が0.01〜1μm、厚みが5〜50μmの
微孔性フィルムが好ましい。
【0032】本発明で使用できる電解液は、有機溶媒と
してプロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、
ブチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチ
ルカーボネート、1,2−ジメトキシエタン、γ−ブチ
ロラクトン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒ
ドロフラン、ジメチルスフォキシド、ジオキソラン、
1,3−ジオキソラン、ホルムアミド、ジメチルホルム
アミド、ニトロメタン、アセトニトリル、蟻酸メチル、
酢酸メチル、プロピオン酸メチル、燐酸トリエステル、
トリメトキシメタン、ジオキソラン誘導体、スルホラ
ン、3−メチル−2−オキサゾリジノン、プロピレンカ
ーボネート誘導体、テトラヒドロ誘導体、ジエチルエー
テル、1,3−プロパンサルトンの少なくとも1種以上
を混合したもの、また電解質として、LiClO4 、L
iBF4 、LiPF6 、LiCF3 SO3 、LiCF3
CO2 、LiAsF6 、LiSbF6 、LiB10
10、低級脂肪族カルボン酸リチウム、LiAlCl
4 、LiCl、LiBr、LiI、クロロボランリチウ
ム、四フェニルホウ酸リチウムの1種以上の塩を溶解し
たものが好ましい。特にプロピレンカーボネートあるい
はエチレンカーボネートと1、2−ジメトキシエタン及
び/あるいはジエチルカーボネートとの混合溶媒にLi
CF3 SO3 、LiClO4 、LiBF4 、及び/ある
いはLiPF6 を溶解したものが好ましく、特に、少な
くともエチレンカーボネートとLiPF6 を含むことが
好ましい。
【0033】電池の形状はボタン、コイン、シート、シ
リンダー、角などのいずれにも適用できる。ボタン、コ
インでは、合剤をペレット状にプレス成形して用い、シ
ート、角、シリンダーでは合剤を集電体上に塗設、乾
燥、脱水、プレスして用いる。電池は、ペレット、シー
ト状あるいはセパレーターと共に巻回した電極を電池缶
に挿入し、缶と電極を電気的に接続し、電解液を注入し
封口して形成する。この時、安全弁を封口板として用い
ることができる。更に電池の安全性を保証するためにP
TC素子を用いるのが好ましい。
【0034】本発明で使用できる有底電池外装缶は材質
としてニッケルメッキを施した鉄鋼板、ステンレス鋼板
(SUS304、SUS304L、SUS304N、S
US316、SUS316L、SUS430、SUS4
44等)、ニッケルメッキを施したステンレス鋼板(同
上)、アルミニウムまたはその合金、ニッケル、チタ
ン、銅であり、形状として、真円形筒状、楕円形筒状、
正方形筒状、長方形筒状である。特に、外装缶が負極端
子を兼ねる場合は、ステンレス鋼板、ニッケルメッキを
施した鉄鋼板が好ましく、外装缶が正極端子を兼ねる場
合は、ステンレス鋼板、アルミニウムまたはその合金が
好ましい。
【0035】本発明で使用できるガスケットは、材質と
して、オレフィン系ポリマー、フッ素系ポリマー、セル
ロース系ポリマー、ポリイミド、ポリアミドであり、耐
有機溶媒性及び低水分透過性から、オレフィン系ポリマ
ーが好ましく、特にプロピレン主体のポリマーが好まし
い。さらに、プロピレンとエチレンのブロック共重合ポ
リマーであることが好ましい。
【0036】本発明の電池は必要に応じて外装材で被覆
される。外装材としては、熱収縮チューブ、粘着テー
プ、金属フィルム、紙、布、塗料、プラスチックケース
等がある。また、外装の少なくとも一部に熱で変色する
部分を設け、使用中の熱履歴がわかるようにしても良
い。本発明の電池は必要に応じて複数本を直列及び/ま
たは並列に組み電池パックに収納される。電池パックに
は正温度係数抵抗体、温度ヒューズ、ヒューズ及び/ま
たは電流遮断素子等の安全素子の他、安全回路(各電池
及び/または組電池全体の電圧、温度、電流等をモニタ
ーし、必要なら電流を遮断する機能を有す回路)を設け
ても良い。また電池パックには、組電池全体の正極及び
負極端子以外に、各電池の正極及び負極端子、組電池全
体及び各電池の温度検出端子、組電池全体の電流検出端
子等を外部端子として設けることもできる。また電池パ
ックには、電圧変換回路(DC−DCコンバータ等)を
内蔵しても良い。また各電池の接続は、リード板を溶接
することで固定しても良いし、ソケット等で容易に着脱
できるように固定しても良い。さらには、電池パックに
電池残存容量、充電の有無、使用回数等の表示機能を設
けても良い。
【0037】本発明の電池は様々な機器に使用される。
特に、ビデオムービー、モニター内蔵携帯型ビデオデッ
キ、モニター内蔵ムービーカメラ、コンパクトカメラ、
一眼レフカメラ、使い捨てカメラ、レンズ付きフィル
ム、ノート型パソコン、ノート型ワープロ、電子手帳、
携帯電話、コードレス電話、ヒゲソリ、電動工具、電動
ミキサー、自動車等に使用されることが好ましい。
【0038】
【実施例】以下に具体例をあげ、本発明をさらに詳しく
説明するが、発明の主旨を越えない限り、本発明は実施
例に限定されるものではない。
【0039】合成例−1 一酸化錫6.7g、ピロリン酸錫10.3g、三酸化二
硼素1.7g、炭酸カリウム0.7g、酸化マグネシウ
ム0.4g、二酸化ゲルマニウム1.0gを乾式混合
し、アルミナ製るつぼに入れ、アルゴン雰囲気下15℃
/分で1000℃まで昇温した。1100℃で12時間
焼成した後、10℃/分で室温にまで降温し焼成炉より
取り出して、SnGe0.1 0.5 0.58Mg0.1 0.1
3.35を得た。これをジェットミルで粉砕し、平均粒径
4.5μmの粉末を得た(化合物1−1)。これはCu
Kα線を用いたX線回折法において2θ値で28°付近
に頂点を有するブロードなピークを有する物であり、2
θ値で40°以上70°以下には結晶性の回折線は見ら
れなかった。
【0040】合成例−2 同様にそれぞれ化学量論量の原料を混合、焼成、粉砕
し、下記の化合物を得た。 SnAl0.4 0.5 0.5 0.1 3.65 (2−1) SnAl0.4 0.4 0.4 Ba0.083.28 (2−2) SnAl0.5 0.4 0.5 Mg0.1 0.2 3.65(2−3) SnSi0.5 Al0.2 0.1 0.1 Mg0.1 2.8 (2−4) SnSi0.5 Al0.3 0.4 0.2 3.55 (2−5) SnAl0.4 0.5 0.5 Cs0.1 3.65 (2−6) SnAl0.4 0.5 0.5 0.1 Ge0.1 3.85 (2−7) SnAl0.4 0.5 0.5 0.1 Mg0.1 Ge0.1 3.95(2−8) SnAl0.3 0.5 0.2 2.7 (2−9)
【0041】実施例−1 (負極材料の有機酸処理)合成例−1で合成した化合物
1−1(負極材料)1kgを平均粒径7μmに粉砕して
ガラス容器に入れる。これに、別に用意した0.5重量
%のシュウ酸のメタノール溶液1リットルを加えて1時
間静置した後、沈澱物を濾別して1夜風乾し、さらに1
00℃で5時間真空乾燥した。 (負極シートの調整)合成例−1で合成した化合物1−
1(負極材料)の有機酸処理物を用いて、それを86重
量%、鱗片状黒鉛6重量%、アセチレンブラック3重量
%の割合で混合し、更に結着剤としてポリフッ化ビリニ
デンの水分散物を4重量%およびカルボキシメチルセル
ロース1重量%を加え、水を媒体として混練して、負極
層用スラリーを作製した。該スラリーを厚さ18μmの
銅箔の両面に、エクストルージョン法により塗布し、2
00℃で乾燥した。負極シート厚みは78μmであっ
た。 (正極シートの調整)正極材料として、LiCoO2
87重量%、鱗片状黒鉛6重量%、アセチレンブラック
3重量%、さらに結着剤としてポリテトラフルオロエチ
レン水分散物3重量%とポリアクリル酸ナトリウム1重
量%を加え、水を媒体として混練して得られたスラリー
を厚さ20μmのアルミニウム箔の両面に上記と同じ方
法で塗布、乾燥、プレス、切断した。250μmの帯状
正極シートを作製した。
【0042】(シリンダー電池の組立)上記負極シート
および正極シートのそれぞれ端部にそれぞれニッケル、
アルミニウムのリード板をスポット溶接した後、露点−
40℃以下の乾燥空気中で150℃2時間脱水乾燥し
た。さらに、脱水乾燥済み正極シート(8)、微多孔性
ポリプロピレンフィルムセパレーター(セルガード24
00)、脱水乾燥済み負極シート(9)およびセパレー
ター(10)の順で積層し、これを巻き込み機で渦巻き
状に巻回した。この巻回体を負極端子を兼ねるニッケル
メッキを施した鉄製の有底シリンダー型電池缶(11)
に収納した。さらに、1L当たりLiPF6とLiBF
4 を各々0.9,0.1mol含有し、溶媒がエチレン
カーボネート、ブチレンカーボネートとジメチルカーボ
ネートの2:2:6容量混合液からなる電解質を電池缶
に注入した。正極端子を有する電池蓋(12)をガスケ
ット(13)を介してかしめてシリンダー型電池を作製
した。なお、正極端子(12)は正極シート(8)と、
電池缶(11)は負極シート(9)とあらかじめリード
端子により接続した。図1にシリンダー型電池の断面を
示した。なお、(14)は安全弁である。充放電特性
は、電流3mA/cm2 ,電圧範囲4.1〜2.8Vで
評価した。
【0043】実施例−2 実施例−1の負極材料の有機酸処理において、有機酸と
してシュウ酸を使用する替りに、シュウ酸ジリチウムを
使用する以外は同様にしてシリンダー型電池を製作し
た。充放電特性は、電流3mA/cm2 ,電圧範囲4.
1〜2.8Vで評価した。
【0044】実施例−3 実施例−1の負極材料の有機酸処理において、有機酸と
してシュウ酸を使用する替りに、フタル酸を使用する以
外は同様にしてシリンダー型電池を製作した。充放電特
性は、電流3mA/cm2 ,電圧範囲4.1〜2.8V
で評価した。
【0045】実施例−4 実施例−1の負極材料の有機酸処理において、有機酸と
してシュウ酸を使用する替りに、ポリアクリル酸を使用
する以外は同様にしてシリンダー型電池を製作した。充
放電特性は、電流3mA/cm2 ,電圧範囲4.1〜
2.8Vで評価した。
【0046】実施例−5 実施例−1において、負極材料1−1を2−1〜6に記
載の化合物に変えた以外は同様にしてシリンダー型電池
を製作した。充放電特性は、電流3mA/cm2 ,電圧
範囲4.1〜2.8Vで評価した。
【0047】実施例−6 実施例−1において、負極材料1−1をシュウ酸で処理
した後、濾別した沈澱物に1リットルの水をくわえ、攪
拌後濾過した。この洗浄操作を3回繰り返したのち、実
施例1と同様に乾燥した。電池の作成と評価は、実施例
1と同様で有る。結果を下表に実験番号11で示した。 比較例−1 実施例−1において、合成例−1で合成した化合物1−
1(負極材料)の有機酸処理物を、未処理の化合物1−
1(負極材料)に変えた以外は同様にしてシリンダー型
電池を製作し、充放電特性を評価した。充放電特性は、
電流3mA/cm2 ,電圧範囲4.1〜2.8Vで評価
した。
【0048】比較例−2 比較例−1において、合成例−1で合成した化合物1−
1を、合成例−2で合成した化合物2−1に変えた以外
は、比較例−1と同様にシリンダー型電池を作成し、充
放電特性を評価した。充放電特性は、電流3mA/cm
2 ,電圧範囲4.1〜2.8Vで評価した。
【0049】略号の説明 a;負極材料、b;有機酸、
有機酸塩、c;充放電サイクル性(第1回目の容量の7
5%になるサイクル数)、d;放電容量(Wh) a b c d No.負極材料 有機酸、有機酸塩 充放電特性 容量 備考 1 1−1 シュウ酸 462回 4.42Wh 本発明 2 1−1 シュウ酸ジリチウム 468 4.46 〃 3 1−1 フタル酸 449 4.69 〃 4 1−1 ポリアクリル酸 423 4.38 〃 5 2−1 フタル酸 415 4.33 〃 6 2−2 〃 436 4.44 〃 7 2−3 〃 399 4.37 〃 8 2−4 〃 413 4.50 〃 9 2−5 〃 414 4.23 〃 10 2−6 〃 465 4.41 〃 11 1−8 シュウ酸(水洗) 466回 4.44 〃 12 1−1 ― 350 4.38 比較例 13 2−1 ― 307 4.42 〃
【0050】本発明の有機酸および有機酸塩で処理され
た負極材料で構成されている負極層を用いたサンプルN
o.1〜11は、比較例のNo.12,13に較べ、容
量が同等で、充放電特性に優れ好ましい。
【0051】
【発明の効果】本発明のように、有機酸および有機酸塩
で処理された負極材料で構成されている負極層で構成す
ることにより、優れた充放電特性を与える非水二次電池
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に使用したシリンダー型電池の断面図を
示したものである。
【符号の説明】
1 負極封口板 2 負極合剤ペレット 3 セパレーター 4 正極合剤ペレット 5 集電体 6 正極ケース 7 ガスケット 8 正極シート 9 負極シート 10 セパレーター 11 電池缶 12 電池蓋 13 ガスケット 14 安全弁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リチウムを可逆的に吸蔵放出可能な材料
    を含む正極及び負極、リチウム塩を含む非水電解質、セ
    パレーターから成る非水二次電池に於いて、該負極材料
    が主として非晶質カルコゲン化合物及び、または非晶質
    酸化物であって、該負極材料が少なくとも1種の有機酸
    および有機酸塩で処理されていることを特徴とする非水
    二次電池。
  2. 【請求項2】 該負極材料が少なくとも1種のカルボン
    酸およびカルボン酸塩で処理されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の非水二次電池。
  3. 【請求項3】 該負極材料が、少なくとも1種のカルボ
    ン酸およびカルボン酸塩を含む溶液に、負極材料粉末を
    浸漬、乾燥処理した負極材料であることを特徴とする請
    求項2に記載の非水二次電池。
  4. 【請求項4】 請求項2のカルボン酸およびカルボン酸
    塩が、酢酸、プロピオン酸、ステアリン酸、グリオキシ
    ル酸、ピルビン酸、アセト酢酸、レブリン酸、フェニル
    酢酸、ベンゾイルプロピオン酸、安息香酸、シュウ酸、
    マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイ
    ン酸、フタル酸、トリメリト酸、ポリアクリル酸、ポリ
    メタクリル酸、メタンスルフォン酸および、これらのリ
    チウム塩、ナトリウム塩であることを特徴とする請求項
    2に記載の非水二次電池。
  5. 【請求項5】 該負極材料が、少なくとも1種のカルボ
    ン酸およびカルボン酸塩を含む溶液に、負極材料粉末を
    浸漬後、水洗乾燥した負極材料であることを特徴とする
    請求項2に記載の非水二次電池。
  6. 【請求項6】 該負極材料が主として周期表13,1
    4,15,2族原子から選ばれる三種以上の原子を含
    む、主として非晶質カルコゲン化合物及び、または非晶
    質酸化物からなることを特徴とする請求項1から5のい
    ずれか1項に記載の非水二次電池。
  7. 【請求項7】 該負極材料の少なくとも一種が、一般式
    (1)で示されることを特徴とする請求項6に記載の非
    水二次電池。 M1 2pM4qM6r 一般式(1) (式中、M1 、M2 は相異なりSi 、Ge 、Sn、Pb
    、P、B、Al、Sbから選ばれる少なくとも一種、
    4はMg,Ca,Sr,Baから選ばれる少なくとも
    一種、M6 はO、S、Teから選ばれる少なくとも一
    種、p,q は各々0.001〜10、r は1.00〜50
    の数字を表す。)
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