JPH09190725A - 光ファイバ複合架空地線の構造及び製造方法 - Google Patents

光ファイバ複合架空地線の構造及び製造方法

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JPH09190725A
JPH09190725A JP8316385A JP31638596A JPH09190725A JP H09190725 A JPH09190725 A JP H09190725A JP 8316385 A JP8316385 A JP 8316385A JP 31638596 A JP31638596 A JP 31638596A JP H09190725 A JPH09190725 A JP H09190725A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より強く信頼性の高い構造で架設しやすい光
ファイバ複合架空地線を提供する。 【解決手段】 1本以上の光ファイバ16を収納し、防
水機能をもつジェリー状物を充填したルーズチューブ1
4と、1以上形成された溝内にルーズチューブ14を設
置し、防水機能をもつジェリー状物12をその溝内に充
填したアルミニウムロッド10と、アルミニウムロッド
10の外周に配設されたアルミ覆鋼線18と、を備えて
なる。光ファイバ16は、アクリルコーティング処理し
たものにジェリー状物を塗布しそして樹脂材を被覆して
使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信と送電用架空
地線の役割を同時にもたせるようにした光ファイバ複合
架空地線の構造及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来使用されているスポンジ形
の光ファイバ複合架空地線の構成を示す概略図である。
この光ファイバ複合架空地線は、アルミニウムチューブ
36内に光ファイバ34を設置して機械的または環境的
な影響から保護している。このアルミニウムチューブ3
6は、押出法により外径5.3〜6.7mmで作成した
もので、その内孔42は、シリコンコーティング処理し
た1本以上の光ファイバ34を入れられるだけのサイズ
とされている。多数設置された各光ファイバ34の外径
は700μmで、これら光ファイバ34は衝撃吸収用の
スポンジ32に埋設されている。また、アルミニウムチ
ューブ36の中心部には、スポンジ32の発泡に際して
中心線になる繊維強化プラスチック30(FRP)が入
っている。そして、アルミニウムチューブ36の外周に
は、ケーブルを引張応力から守り、電導性を付与する多
数の鋼線40が取り付けられている。この鋼線40は、
酸化及び腐食から守るためにアルミニウム38で被覆し
たアルミ覆鋼線である。
【0003】図2は、従来使用されているスペーサ形の
光ファイバ複合架空地線の構成を示す概略図である。こ
の光ファイバ複合架空地線は、シリコンコーティング処
理した外径700μmの光ファイバ52を1本以上挟む
ことが可能な4つの溝58を形成した溝付アルミニウム
スペーサ60を備えている。このアルミニウムスペーサ
60は外径4.0〜5.5mmとされ、その外周に、溝
58内に設置した光ファイバ52の保護と水分や異物の
侵入を防止するアルミニウムチューブ50が被せられ
る。この場合のアルミニウムチューブ50は、溶接法に
よって外径5.0〜6.5mmで製作されたものであ
る。そしてアルミニウムチューブ50の外周に、アルミ
ニウム54で被覆したアルミ覆鋼線56が取り付けられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図1のようなスポンジ
タイプの架空地線では、アルミニウムチューブ36の耐
圧性や伸びの弱さから架設などで一時的圧縮が一度でも
加わると復元せず、光ファイバ34の長期信頼性に影響
してくるため、光ファイバ複合架空地線の架設には特別
な注意が必要とされる。また、アルミニウムチューブ3
6の外径が小さく光ファイバ34の伸び率(elongation)
が低いので、光ファイバ34の余裕長さ(ケーブルの伸
び縮み時に直接影響を受けないための一定の余裕長さ)
が足りず、ケーブルの伸び縮み時に光ファイバ34へ直
接影響が及ぶ結果、周囲環境及び自重により経時的に光
損失や破断等の不良が発生する可能性が高い。
【0005】図2のようなスペーサタイプの架空地線で
は、アルミニウムスペーサ60の外径が小さくレイレン
グス(Lay Length:より長さ)が短いため溝58内に挟
んだ光ファイバ52の余裕長さが足りず、従って、ケー
ブルの伸び縮み時に光ファイバ52の損失が持続的に増
加することになり、光ファイバ複合架空地線の架設が非
常に難しい。また、アルミニウムチューブ50は溶接法
によるものなので溶接時の微小隙間発生を避けられず、
これによる水分浸透などが光ファイバ52の損失増加及
び老化現象の原因になっている。
【0006】このような課題に着目して本発明の目的
は、第1に、圧縮及び曲げに強い構造とし、架設を容易
にした光ファイバ複合架空地線とその製造方法を提供す
ることにある。第2に、防水性が高く、また揺れに強い
構造の光ファイバ複合架空地線とその製造方法を提供す
ることにある。第3に、長期信頼性に優れた構造の光フ
ァイバ複合架空地線とその製造方法を提供することにあ
る。第4に、外径の小さい光ファイバを使用して容易に
本数を増やすことのできる光ファイバ複合架空地線とそ
の製造方法を提供することにある。第5に、光ファイバ
の余裕長さを充分に確保できる構造の光ファイバ複合架
空地線とその製造方法を提供することにある。第6に、
架設や温度変化によるケーブルの伸び縮み時に光ファイ
バが影響を受けないような構造の光ファイバ複合架空地
線とその製造方法を提供することにある。第7に、架設
時にケーブルが瞬間的圧縮を受けたとしてもすぐに復元
するような構造の光ファイバ複合架空地線とその製造方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的のために本発明
による光ファイバ複合架空地線は、1本以上の光ファイ
バを収納し、防水機能をもつジェリー状物を充填したル
ーズチューブと、1以上形成された溝内に前記ルーズチ
ューブを設置し、防水機能をもつジェリー状物をその溝
内に充填したアルミニウムロッドと、該アルミニウムロ
ッドの外周に配設されたアルミ覆鋼線と、を備えてなる
ことを特徴とする。
【0008】光ファイバは、その外周にジェリー状物を
塗布し樹脂材で被覆したものとするとよく、この光ファ
イバはアクリルコーティング処理されているものがよ
い。アルミニウムロッドの溝内に充填されるジェリー状
物には紫外線硬化型のものを使用するのが好ましく、ル
ーズチューブ内に充填されるジェリー状物にはシリコン
系ジェリーが最適である。アルミニウムロッドは、外周
面に螺旋状で溝が形成されているものとし、そのアルミ
ニウムロッドの溝は、ルーズチューブの外径よりも0.
1〜0.5mm深く形成するのがよい。ルーズチューブ
は、アルミニウムロッド外径の6〜10倍のレイレング
スで溝内に設置するのが好ましく、このときのアルミニ
ウムロッドは、外径7〜11mmの円柱状とするのがよ
い。更に、アルミニウムロッドにアルミニウムテープを
巻いた上にアルミ覆鋼線を配設するとよく、アルミ覆鋼
線のレイレングスは、当該光ファイバ複合架空地線の外
径の12〜18倍とするのが好ましい。
【0009】また、本発明によれば、光ファイバ複合架
空地線の製造方法において、アクリルコーティング処理
した光ファイバに防水用のジェリー状物を塗布し、更に
樹脂材を被覆する過程と、エンジニアリングプラスチッ
クから形成したルーズチューブに前記樹脂材被覆後の光
ファイバを1本以上入れ、該ルーズチューブ内に防水用
のジェリー状物を充填する過程と、1以上の溝を外周面
に形成したアルミニウムロッドのその溝内に前記ルーズ
チューブを設置し、該溝内に防水用のジェリー状物を充
填する過程と、アルミニウムでコーティングした鋼線を
前記アルミニウムロッドの周囲に配設する過程と、を実
施することを特徴とする。
【0010】この製法では、光ファイバのアクリルコー
ティング処理の際に、紫外線凝固方式で色相をもたせる
ようにすることができる。また、鋼線は、アルミニウム
ロッドの溝内に配置したルーズチューブの回転方向と逆
回転の螺旋状に配設するのがよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき添
付図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図3〜図5に示すルーズチューブを利用し
た光ファイバ複合架空地線では、アクリルコーティング
処理された光ファイバ16を使用しており、この光ファ
イバ16の外周に防水のためのジェリー(jelly) 状物2
4が塗布してある。そして更に、その上からプラスチッ
クの樹脂材22で覆って衝撃から保護している。ジェリ
ー状物24は、化学的に安定した腐食に強いもので、光
ファイバ16の特性に影響しないものを使用する。
【0013】ジェリー状物24及び樹脂材22で被覆し
た光ファイバ16は、エンジニアリングプラスチック製
のルーズチューブ14内に多数挿入される。この1本以
上の光ファイバ16を入れたルーズチューブ14の内部
は、例えばシリコン系ジェリー(シリコンゲル)のジェ
リー状物15が充填される。このようなルーズチューブ
14は、アルミニウムロッド10の外径の6〜10倍の
レイレングスで規則的に溝26内に設置され、この溝2
6内に収めたときに、チューブの張力による光ファイバ
16の引張に対する補償のために0.1〜0.5%の伸
び率を有する。従って、ルーズチューブ14が張力を受
けても光ファイバ16には何等の影響を及ぼさないよう
に形成されている。尚、例えば光ファイバ16の外径が
250μmである場合に、ルーズチューブ14の内部に
12本内蔵できるサイズとされる。
【0014】光ファイバ16を内蔵したルーズチューブ
14を収めるための1以上の溝26を形成したアルミニ
ウムロッド10は、外径7〜11mmの円柱状とされ、
ルーズチューブ14を収納して外的要因から保護する外
に、高い電導性を提供して落雷や送電線短絡による事故
電流が流れるときに瞬間的な大電流を鉄塔を通じて接地
させ、ケーブルの温度上昇を抑制する。このアルミニウ
ムロッド10の溝26は、断面円弧形あるいは楕円形で
ルーズチューブ14の外径より0.1〜0.5mm深
く、即ち完全にルーズチューブ14が入りきる深さに形
成されている。そして溝26は、光ファイバ16の充分
な余裕長さを確保するためにアルミニウムロッド10の
外径の6〜10倍の範囲の一定長のレイレングスで、ア
ルミニウムロッド10外周面に螺旋状に凹設されてい
る。更に、ルーズチューブ14を収納したアルミニウム
ロッド10の外周にはアルミニウムテープが巻き付けら
れ、そして、ルーズチューブ14を収めた溝26の中
に、ルーズチューブ14を定位置に固定し、風雪によっ
て光ファイバ複合架空地線が揺れるときの緩衝材と防水
のためのジェリー状物12が充填される。このジェリー
状物12は紫外線硬化タイプのものを使用する。
【0015】アルミニウムロッド10の周囲には、ケー
ブルの引張を防止して電導性を提供し、そして光ファイ
バ16の機械的及び環境的保護のための多数の鋼線18
が配設される。各鋼線18は、酸化や腐食を防止するア
ルミニウム20で被覆されている。このアルミ覆鋼線1
8の外装レイレングスは、光ファイバ複合架空地線の外
径の12〜18倍の長さをもつようにする。アルミ覆鋼
線18は、既存の架空地線に比べて軽く腐食に強く、2
0〜40%の電導性を有する。設計に応じて電導性及び
鋼線本数は変更可能である。
【0016】上記構造のルーズチューブ形光ファイバ複
合架空地線の製造方法について説明する。
【0017】まず、光ファイバ16をアクリルコーティ
ング処理する過程が行われる。このときに光ファイバ1
6は、ルーズチューブ14内本数の区別のために、本数
に応じて紫外線凝固方式で色相をもたせるようにすると
よい。次いで、コーティング処理した光ファイバ16の
外周にジェリー状物24を塗布し、これを樹脂材22で
被覆する過程が行われる。
【0018】光ファイバ16をジェリー状物24及び樹
脂材22で被覆した後は、該光ファイバ16を1本以上
収納可能なサイズにエンジニアリングプラスチックから
形成したルーズチューブ14に入れ、そして、ジェリー
状物15を充填する過程が実施される。ルーズチューブ
14は、その中で光ファイバ16が0.1〜0.3%の
伸び率を有するように作成され、また、紫外線透過を防
止する色素混合物を1〜5%の範囲内でエンジニアリン
グプラスチックに混合して作成される。1以上のルーズ
チューブ14を使用する場合には、インキなどでマーキ
ングし、収納した光ファイバの本数などチューブを識別
できるようにしておくとよい。
【0019】光ファイバ16をルーズチューブ14に装
填すると、これを上記のような1以上の溝26を形成し
たアルミニウムロッド10に設置し、そして、該溝26
内にジェリー状物12を充填する過程が実施される。こ
の後にアルミニウムテープを全体的に巻いてから、アル
ミニウム20でコーティングした鋼線18を、溝26に
収納されたルーズチューブ14の回転方向とは逆回転で
螺旋状に配設する。これにより、ルーズチューブ形光フ
ァイバ複合架空地線が完成する。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、外径の小さいアクリル
光ファイバを利用して複合架空地線を製造することがで
きるので、光ファイバの本数増加が容易である。また、
ルーズチューブ内部の伸びとアルミニウムロッドの溝に
入れたルーズチューブの伸びにより光ファイバの余裕長
さが多くなるので、架設時にケーブルが瞬間的な張力を
受けても光ファイバへの影響は非常に小さく、架設が容
易になる。更に、架設後に風雪や温度変化等でケーブル
が伸び縮みしても、余裕度の高さから光ファイバへの影
響は微々たるものですみ、光ファイバの信頼性を向上さ
せることができる。
【0021】加えて、アルミニウムチューブに代えて中
実のアルミニウムロッドを使用しているので、その円柱
状の形状からも圧縮や曲げに強く光ファイバへの影響が
少ない。また、従来のアルミニウムチューブ(5.0〜
6.7mm)よりも外径の大きいアルミニウムロッド
(7.0〜11.0mm)に一定長のレイレングスを与
えることにより、光ファイバの余裕長さ(ケーブルが伸
び縮みしても影響しない余裕長さ)を十分にとれるの
で、光ファイバの信頼性を高めることができる。また更
に、ルーズチューブ内のジェリー状物とアルミニウムロ
ッドの溝内のジェリー状物との二重防水構造を得られる
ので防水性に優れ、そして、そのルーズチューブ及びア
ルミニウムロッドの溝に充填されたジェリー状物が緩衝
材になるので揺れ(振動)に強い。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスポンジ形光ファイバ複合架空地線を示
す断面図。
【図2】従来のスペーサ形光ファイバ複合架空地線を示
す断面図。
【図3】本発明によるルーズチューブ形光ファイバ複合
架空地線を示す断面図。
【図4】図3中に示した“A”部分(ルーズチューブ)
の拡大図。
【図5】図3に示したアルミニウムロッドの形状を説明
する断面図。
【符号の説明】
10 アルミニウムロッド 12,15,24 ジェリー状物 14 ルーズチューブ 16 光ファイバ 18 鋼線 20 アルミニウム 22 プラスチック 26 溝

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本以上の光ファイバを収納し、防水機
    能をもつジェリー状物を充填したルーズチューブと、1
    以上形成された溝内に前記ルーズチューブを設置し、防
    水機能をもつジェリー状物をその溝内に充填したアルミ
    ニウムロッドと、該アルミニウムロッドの外周に配設さ
    れたアルミ覆鋼線と、を備えてなることを特徴とする光
    ファイバ複合架空地線。
  2. 【請求項2】 光ファイバは、その外周にジェリー状物
    を塗布し樹脂材で被覆してある請求項1記載の光ファイ
    バ複合架空地線。
  3. 【請求項3】 光ファイバがアクリルコーティング処理
    されている請求項2記載の光ファイバ複合架空地線。
  4. 【請求項4】 アルミニウムロッドの溝内に充填される
    ジェリー状物が紫外線硬化型のジェリー状物である請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の光ファイバ複合架空地
    線。
  5. 【請求項5】 ルーズチューブ内に充填されるジェリー
    状物がシリコン系ジェリーである請求項1〜4のいずれ
    か1項に記載の光ファイバ複合架空地線。
  6. 【請求項6】 アルミニウムロッドは、外周面に螺旋状
    で溝が形成されている請求項1〜5のいずれか1項に記
    載の光ファイバ複合架空地線。
  7. 【請求項7】 アルミニウムロッドの溝は、ルーズチュ
    ーブの外径よりも0.1〜0.5mm深く形成される請
    求項6記載の光ファイバ複合架空地線。
  8. 【請求項8】 ルーズチューブは、アルミニウムロッド
    外径の6〜10倍のレイレングスで溝内に設置される請
    求項6又は請求項7記載の光ファイバ複合架空地線。
  9. 【請求項9】 アルミニウムロッドは、外径7〜11m
    mの円柱状である請求項8記載の光ファイバ複合架空地
    線。
  10. 【請求項10】 アルミニウムロッドにアルミニウムテ
    ープを巻いた上にアルミ覆鋼線が配設されている請求項
    1〜9のいずれか1項に記載の光ファイバ複合架空地
    線。
  11. 【請求項11】 アルミ覆鋼線のレイレングスを当該光
    ファイバ複合架空地線の外径の12〜18倍とした請求
    項1〜10のいずれか1項に記載の光ファイバ複合架空
    地線。
  12. 【請求項12】 光ファイバ複合架空地線の製造方法に
    おいて、アクリルコーティング処理した光ファイバに防
    水用のジェリー状物を塗布し、更に樹脂材を被覆する過
    程と、エンジニアリングプラスチックから形成したルー
    ズチューブに前記樹脂材被覆後の光ファイバを1本以上
    入れ、該ルーズチューブ内に防水用のジェリー状物を充
    填する過程と、1以上の溝を外周面に形成したアルミニ
    ウムロッドのその溝内に前記ルーズチューブを設置し、
    該溝内に防水用のジェリー状物を充填する過程と、アル
    ミニウムでコーティングした鋼線を前記アルミニウムロ
    ッドの周囲に配設する過程と、を実施することを特徴と
    する光ファイバ複合架空地線の製造方法。
  13. 【請求項13】 光ファイバのアクリルコーティング処
    理の際に、紫外線凝固方式で色相をもたせるようにした
    請求項12記載の光ファイバ複合架空地線の製造方法。
  14. 【請求項14】 ルーズチューブは、その中で光ファイ
    バが0.1〜0.3%の伸び率を有するように作成する
    請求項12又は請求項13記載の光ファイバ複合架空地
    線の製造方法。
  15. 【請求項15】 ルーズチューブは、紫外線透過を防止
    する色素混合物を1〜5%の範囲でエンジニアリングプ
    ラスチックに混合して作成する請求項12〜14のいず
    れか1項に記載の光ファイバ複合架空地線の製造方法。
  16. 【請求項16】 鋼線を、アルミニウムロッドの溝内に
    配置したルーズチューブの回転方向と逆回転の螺旋状に
    配設する請求項12〜15のいずれか1項に記載の光フ
    ァイバ複合架空地線の製造方法。
  17. 【請求項17】 1以上のルーズチューブを使用する場
    合に、その識別のためにルーズチューブにマーキングを
    施す請求項12〜16のいずれか1項に記載の光ファイ
    バ複合架空地線の製造方法。
JP8316385A 1995-11-27 1996-11-27 光ファイバ複合架空地線の構造及び製造方法 Expired - Fee Related JP2868738B2 (ja)

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