JPH09190459A - 接続図の作成方法および作成装置 - Google Patents

接続図の作成方法および作成装置

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JPH09190459A
JPH09190459A JP120796A JP120796A JPH09190459A JP H09190459 A JPH09190459 A JP H09190459A JP 120796 A JP120796 A JP 120796A JP 120796 A JP120796 A JP 120796A JP H09190459 A JPH09190459 A JP H09190459A
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object
connection
graphic
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JP120796A
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Inventor
Masayasu Futagawa
Atsuhiko Hirota
Atsuhiko Nishikawa
Masayuki Tani
Koichiro Tanikoshi
正康 二川
敦彦 廣田
敦彦 西川
谷  正之
浩一郎 谷越
Original Assignee
Hitachi Ltd
株式会社日立製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電力ネットワークやプラント系統図などの接続
図の図形エディタを汎用化し、分野ごとに簡単にカスタ
マイズする方法を提供する。 【解決手段】オブジェクト毎に、接続関係の運用ルール
に沿った属性を登録するオブジェクト編集属性登録手段
14と、編集属性を蓄えるオブジェクト編集属性管理手
段16と、利用者の操作イベントを捉えるイベント認識
手段11と、イベントを区別して、登録や編集を指示す
るイベント管理手段12と、編集を指示されたとき、オ
ブジェクトの移動や変形を含む動作を、オブジェクト編
集属性管理手段16を参照して決定するオブジェクト動
作決定手段13とからなる。接続図の分野ごとに異なる
編集動作を組み込むことができ、効率的な画面作成が可
能になる。

Description

【発明の詳細な説明】

【0001】

【発明の属する技術分野】本発明は、画面上に配置され
た図形オブジェクトを結合し、ネットワークを表現する
接続図を作成するためのCADシステムに関し、特に、
種々の応用分野に応じて接続図の作成、編集をカスタマ
イズする方式に関する。

【0002】

【従来の技術】電力システムの中央給電所におけるPO
Cの監視画面、鉄道の運行管理システムにおける監視画
面、発電所や科学プラントの運転監視画面などの様々な
分野で、監視対象の設備の相互関係をネットワークで表
現し、その上にシステム情報を数値や色あるいは形の変
化等によって示し、システムや系統を監視することが広
く行なわれている。

【0003】このようなプロセス画面の作成には、従来
からさまざまなCADツールが利用されてきた。これら
のツールは、高度な付加機能を持ったグラフィックエデ
ィタであり、対象となるアプリケーションに即した画面
オブジェクトを扱うための特別な機能を持っている。

【0004】電力系統の監視画面を作成するCADシス
テムでは、送電線、発電機、母線などのシステム特有の
画面オブジェクトが初めから用意されている。さらに、
これらの画面オブジェクトを画面上に配置する際に、独
特のルールに基づいて配置を制限したり、画面オブジェ
クトの一部が変形するなどして、画面の整合性を保つ。
例えば、発電機に送電線が接続している場合には、発電
機を画面上で移動すると、それに伴って送電線が変形
し、発電機との接続関係を保つようにしている。

【0005】発電プラントの系統監視画面を作成するC
ADシステムでは、ボイラやタービンなどの画面オブジ
ェクトを扱う。そして、配管でこれらの設備を接続する
画面を作成する際に、必ず直角に配管を引き回すように
定められている。

【0006】このように、従来は分野毎に特化されたC
ADシステムにより、分野固有の画面オブジェクトを分
野特有の編集ルールによって編集して、ネットワーク監
視画面等に用いる接続図を作成していた。

【0007】

【発明が解決しようとする課題】従来の分野毎に特化し
たCADシステムの開発には、大変な労力を要してい
た。これは、編集ルールを簡単に定義する方法がなく、
プログラムによって実現していたためで、編集ルールを
変更したり、別の分野のCADシステムを作成するとき
には、CADシステムを最初から作り直す必要があっ
た。

【0008】1つの解決法としては、画面オブジェクト
の各点の動きに制約関係を定義することで、編集ルール
を実現することである。しかし、この方法は直観的では
なく、思うような動きを実現することが難しい。例え
ば、ラバーバンドを定義する場合、端点が接続先の動き
に従うというような間接的表現となり、直観的にはわか
りにくい。

【0009】もう1つの解決法としては、各々の部品の
動き方を規定するガイド部品を組み合わせて、編集ルー
ル定義する方法がある。しかし、この方法ではルールの
記述能力に限界がある。例えば、画面オブジェクトの接
続先の違いによって、画面オブジェクトを動かした時の
動作を変化させることなどができない。

【0010】一方、上記のような画面オブジェクトの移
動や変形における編集動作のみならず、オブジェクトの
生成や選択あるいは削除する動作に対しても、アプリケ
ーション固有の動作へ簡単にカスタマイズできるCAD
システムの要求もある。例えば、画面オブジェクトの生
成時にオブジェクトに固有の値を入力するためのパネル
を表示させたり、編集中の画面オブジェクトの選択時に
そのオブジェクトが選択に適していない状態の場合はそ
の選択をキャンセルしたりする動作などである。これら
も、従来は分野毎に特化し、プログラムでシステムに作
り込んでいるため、各分野の開発には多大な労力を要し
ていた。

【0011】本発明の目的は、従来技術の問題点を克服
し、接続図のオブジェクト間の相互関係をわかりやすく
定義し、その内容に応じて編集動作を決定する、接続図
の作成方法を提供することにある。

【0012】また、一つの汎用システムを基本として、
さまざまな分野における接続図の編集をカスタマイズ
し、システム開発を効率化する接続図の作成装置を提供
することにある。

【0013】さらに、接続図の生成や選択を含む図形作
成動作の汎用化と、分野別に簡単にカスタマイズできる
接続図の作成装置を提供することにある。

【0014】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は接続関係にある複数の図形オブジェクトを
表示し、少なくとも一つの図形オブジェクトを移動また
は変形して編集する接続図の作成方法において、前記図
形オブジェクト毎に、予めオブジェクト間の相互関係を
規定するオブジェクト属性を定義し、図形オブジェクト
を移動する場合に前記オブジェクト属性を参照し、移動
元とその接続先の図形オブジェクト間の接続関係を保つ
ように編集動作を決定することを特徴とする。

【0015】前記オブジェクト属性として、変形の可能
/不可能を示す図形変形属性を定義し、接続関係にある
図形オブジェクトを移動する場合に、移動元オブジェク
トが変形可能であれば自らを変形して移動し、移動元オ
ブジェクトが変形不可能で接続先オブジェクトが変形可
能であれば、移動元オブジェクトの移動に応じて接続関
係を保つように接続先オブジェクトを変形することを特
徴とする。

【0016】前記図形変形属性の変形の可能性は、変形
方向および/または変形範囲を限定して定義することを
特徴とする。

【0017】前記オブジェクト属性として、他の図形オ
ブジェクトとの相対的な追随性ないし力関係を示す重み
属性を定義し、接続関係にある図形オブジェクトを移動
する場合に、移動元オブジェクトの重みより接続先オブ
ジェクトの重みが小さければ、移動元の移動に応じて接
続関係を保つように接続先オブジェクトを移動すること
を特徴とする。

【0018】前記オブジェクト属性として、他の図形オ
ブジェクトとの接続部の構成を示す接続部属性を定義
し、接続関係にある図形オブジェクトを移動する場合
に、当該接続部が移動可能な構成に定義されている場合
は、移動元オブジェクトの移動に応じて接続関係を保つ
ように当該接続部を移動することを特徴とする。

【0019】これらの前記オブジェクト属性の各々は多
様に組み合わされて、図形オブジェクトの移動を伴う編
集動作を決定する。

【0020】例えば、移動元オブジェクトが変形可能で
あれば自らを変形して移動し、移動元オブジェクトが変
形不可能で接続先オブジェクトとの接続部が移動可能で
あれば当該接続部を移動し、移動元オブジェクトが変形
不可能で当該接続部が移動不可能で且つ、移動元オブジ
ェクトの重みより接続先オブジェクトの重みが小さく、
接続先オブジェクトが変形可能であれば、移動元オブジ
ェクトの移動に応じて接続関係を保つように接続先オブ
ジェクトを変形することを特徴とする。

【0021】また、上記において前記移動元オブジェク
トと前記接続先オブジェクトの接続関係を保持した移動
が困難なときは、前記接続先オブジェクトの先に接続さ
れている前方オブジェクトの有無をチエックし、有る場
合は前記移動元オブジェクトと前記前方オブジェクトの
間で上記一連の処理を繰り返すことを特徴とする。

【0022】あるいは、前記移動元オブジェクトと前記
接続先オブジェクトの接続関係を保持した移動が困難な
ときに、前記接続先オブジェクトの先に接続されている
前方オブジェクトの有無をチエックし、前記前方オブジ
ェクトが有る場合は、該前方オブジェクトを前記接続先
オブジェクトと見たて、前記移動元オブジェクトと前記
前方オブジェクトの間で、前記前方オブジェクトの有無
チエックに至る上記一連の処理を繰り返し、前記前方オ
ブジェクトが無い場合は、前記移動元オブジェクトと前
記接続先オブジェクトないし前記前方オブジェクトまで
の全てのオブジェクトを一緒に移動することを特徴とす
る。

【0023】上記本発明の方法の適用を可能にする接続
図の作成装置は、前記図形オブジェクト毎に、オブジェ
クト間の相互関係を規定するオブジェクト属性の定義と
登録を処理するオブジェクト登録手段と、登録処理され
たオブジェクト属性を記憶するオブジェクト編集属性管
理手段と、前記図形オブジェクトの移動を伴う編集に際
して前記オブジェクト属性を参照し、移動元オブジェク
トとその接続先オブジェクトの接続関係を保つように編
集動作を決定するオブジェクト動作決定手段を備えるこ
とを特徴とする。

【0024】前記オブジェクト編集属性管理手段は、前
記図形オブジェクト毎に変形の可能/不可能を示す図形
変形属性定義テーブル、他の図形オブジェクトとの相対
的な追随性ないし力関係を示す重み属性定義テーブル及
び他の図形オブジェクトとの接続部の構成を示す接続部
属性定義テーブルの少なくとも一つを有していることを
特徴とする。

【0025】また、前記オブジェクト登録手段を動作さ
せる定義モードと、前記オブジェクト動作決定手段を動
作させる編集モードを切り替える制御手段を備えている
ことを特徴とする。

【0026】上記他の目的を達成するために、本発明の
接続図の作成装置は下記の生成手段および/または選択
手段を備えることを特徴とする。

【0027】前記生成手段は、図形オブジェクトの生成
の前および/または後に起動し、オブジェクトの生成に
おける種類、数、大きさ、位置、属性、接続関係等の少
なくとも一つを基に生成方法を変える生成ルーチンの設
定を処理するルーチン設定処理手段と、前記生成ルーチ
ンを蓄積するルーチン管理手段と、図形オブジェクトの
生成が指示された際に前記ルーチン管理手段を参照し、
前記生成ルーチンを起動して生成方法を決定するオブジ
ェクト生成動作決定手段を備える。

【0028】前記選択手段は、前記図形オブジェクトの
選択の前および/または後に起動し、オブジェクトの選
択における種類、数、大きさ、位置、属性、接続関係等
の少なくとも一つを基に選択方法を変える選択ルーチン
の設定を処理するルーチン設定処理手段と、前記選択ル
ーチンを蓄積するルーチン管理手段と、図形オブジェク
トの選択が指示された際に前記ルーチン管理手段を参照
し、前記選択ルーチンを起動して選択方法を決定するオ
ブジェクト選択動作決定手段を備える。

【0029】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にしたがって詳細に説明する。

【0030】図1は、接続図を作成する図形エディタの
構成図で、カスタマイズ機能を有し計算機装置によって
実現される。

【0031】本図形エディタはイベント認知手段11、
イベント管理手段12、オブジェクト動作決定手段1
3、オブジェクト編集属性登録手段14、接続図保管手
段15、オブジェクト編集属性管理手段16、文字入力
手段17、ポインティング手段18及び図形表示手段1
9から構成されている。接続図のデータは、生成あるい
は複製されて接続図保管手段15に蓄積されていて、そ
の編集は以下のように行われる。

【0032】まず、システムメニューの画面上で、シス
テムの動作モードを編集モードに選定する。例えば、図
形の配置を変更したい場合は、編集対象の接続図を画面
表示し、その図形オブジェクトをクリックして移動しよ
うと操作する。イベント認知手段11は、ポインティン
グ手段18からのイベントを、図形オブジェクトの移動
または変形と認知して、イベント管理手段12通知す
る。イベント管理手段12は、イベントがオブジェクト
の移動または変形なので、オブジェクト動作決定手段1
3に対して移動または変形の編集動作を指示する。

【0033】ここで、従来のオブジェクト動作決定手段
では、対象接続図の分野の接続ルールに基づいた固定ル
ーチンに従って、対象のオブジェクトを移動または変形
して、接続図保管手段15に蓄積していた。また、編集
結果は、図示を省略している表示制御手段を介して図形
表示手段19に表示していた。

【0034】これに対し、本実施形態のオブジェクト動
作決定手段13は、固定されたルーチンにはよらず、対
象図形毎に設定された種々の属性を考慮して編集動作を
決定するので、分野に応じたカスタマイズが可能にな
る。以下、図2〜図 を参照して詳細に説明する。

【0035】図2は、一実施形態による接続図の編集方
法を説明するフローチャートである。ここでは、図3に
示す電力ネットワークの編集画面を例にして、編集動作
を説明する。図3(a)の電力ネットワークは、発電機
オブジェクト31、送電線オブジェクト33及び母線オ
ブジェクト34からなり、発電機オブジェクト31を点
線位置から実線位置に移動する編集を行う例である。な
お、発電機オブジェクト31の接続相手である送電線オ
ブジェクト33は、初期状態では変形できないものとす
る。

【0036】まず、発電機オブジェクト31をマウスポ
インタ32で選択し、移動しようとすると、そのドラッ
グイベントがイベント認知手段11を通じてイベント管
理手段12に知らされる。イベント管理手段12はオブ
ジェクト動作決定手段13に対し、発電機オブジェクト
31のドラッグを知らせ、オブジェクト動作決定手段1
3は、図2の処理フローに従って動作を開始する。

【0037】最初に、発電機オブジェクト31が他のオ
ブジェクトと接続関係を有しているか、オブジェクト編
集属性管理手段16に問い合わせる(s101)。も
し、他に接続されていなければ、オブジェクトはそのま
まマウス18の動きに合わせて移動される(s10
2)。

【0038】発電機オブジェクト31は送電線33と接
続されているので、次に、自身が変形することによって
接続関係を保てるか調べる(s103)。このため、オ
ブジェクト編集属性管理手段16に、発電機オブジェク
ト31の変形属性を問い合わせる。もし、変形可能であ
れば、移動に伴って自身が変形することで接続関係を維
持する。

【0039】図4に、図3の電力ネットワークにおける
変形属性定義テーブルの一例を示す。変形属性定義テー
ブル41は、オブジェクト編集属性管理手段16に管理
されている。変形属性は図形オブジェクトの変形に対す
る固さを表し、変形不可能であれば「Hard」、変形
可能であれば「Soft」等と設定される。本例では変
形属性を、図形オブジェクト間の相互関係で定義可能に
している。同図(a)に示すように、送電線オブジェク
トに対する発電機オブジェクトの変形属性「Hard」
で、変形不可能のため、接続関係を保った移動ができな
い。

【0040】そこで、接続部属性定義テーブルを参照
し、接続部が移動できるか調べる(s105)。接続部
が移動方向に大きさを持っていれば、接続相手を固定し
たまま自身の接続位置を変更しても接続関係を保持でき
る(s106)。接続部が点接続であれば移動は不可能
であり、次は、接続相手のオブジェクトと自身との重み
属性をチェックする(s107) 図5に、接続部属性定義テーブルの一例を示す。図6
に、重み属性定義テーブルの一例を示す。接続部属性定
義テーブル51と重み属性定義テーブル61は、オブジ
ェクト編集属性管理手段16に管理されている。

【0041】接続部属性定義テーブル51は、接続する
オブジェクト間の接続部の構成を属性として定義したも
ので、詳細は後述する。発電機オブジェクト31と送電
線オブジェクト33の接続部属性は点接続を設定されて
いるので、接続位置を動かすことができない。

【0042】図形オブジェクトの重み属性は、接続オブ
ジェクト間の相対的な力関係を表している。もし、相手
オブジェクトの重みが、動かし元である自身の値より大
きい場合、接続相手は動かない。従って自身も動けずに
終わる(s108)。

【0043】もし、相手オブジェクトの重み属性の方が
小さければ、さらに、相手オブジェクトの変形属性を調
べ、接続を保ったまま動かし元オブジェクトの動きを許
容できるか、即ち、変形可能であるか調べ(s10
9)、可能な場合は接続相手のオブジェクトを変形して
動かし元オブジェクトの移動を行う(s110)。

【0044】一方、相手が変形不可能な場合は、接続相
手のさらに先の接続相手が有るか調べる(s111)。
その結果、っその先にオブジェクトが無い場合は、動か
し元から最先端の接続相手までの全オブジェクトが一緒
に動く(s112)。一方、先に接続相手があれば、ス
テップs105に戻って、動かし元と先の接続相手との
間で上記処理を繰り返す。なお、ステップs112で
は、何も動かさずに終了するような変形もある。

【0045】本例の場合、接続相手の送電線オブジェク
ト33の重みは発電機オブジェクト31より小さい。し
かし、送電線オブジェクト33の発電機オブジェクト3
1に対する変形属性も、図4(a)のようにハード(H
ard)である。従って、送電線オブジェクト33の変
形もできない。そこで、送電線の先に接続されている母
線オブジェクト34との間でステップs105〜s10
9の処理を繰り返す。しかし、母線オブジェクト34の
重み属性は発電機オブジェクト31に対して大となるの
で、結局、発電機31、送電線33、母線34のいずれ
のオブジェクトも動くことができない。すなわち、発電
機オブジェクト31の移動操作が解消されない。

【0046】このように、オブジェクトに定義された変
形属性と重み属性を使用して、オブジェクトの様々な編
集動作が決定できる。

【0047】次に、上記した送電線オブジェクト33の
編集動作をカスタマイズした一例を説明する。カスタマ
イズを行うためには、メニュー画面でシステムのモード
を、編集モードから定義モードに変更する。これによ
り、システムのメニュー画面は定義用のメニュー画面に
替わる。同時に、イベント管理手段12通知されたイベ
ントは、オブジェクト属性登録手段14によって処理さ
れるように切り替わる。なお、モード切替とそれに伴う
一連の動作は、図示を省略している従来同様のシステム
制御手段によって制御されている。

【0048】任意の図形オブジェクトの編集動作を変え
るには、そのオブジェクトの変形属性を変更する。ま
ず、定義メニューから、変形属性変更を選択すると、そ
のイベントがイベント管理手段12を介してオブジェク
ト属性登録手段14によって解釈される。

【0049】オブジェクト属性登録手段14は、オブジ
ェクト編集属性管理手段16から該当する変形属性定義
表を読出して画面表示する。この画面上で、変更位置が
クリックされ、文字入力手段17から変更の文字が入力
され、変更の終了を示すイベントを受け取ると、画面上
の変形属性定義表でオブジェクト編集属性管理手段16
の該当部を更新する。本例の場合、図4(b)のよう
に、発電機オブジェクト31に対する送電線オブジェク
ト33の変形属性を、「Hard」から「Soft」に
登録変更される。

【0050】次に、システムのモードを再び編集モード
に切り換える。そして、送電線オブジェクト33に接続
されている発電機オブジェクト31をドラッグして移動
しようとすると、上記と同様にオブジェクト動作決定手
段13が動作を開始し、ステップs107までは上記と
同様の処理が繰り返される。

【0051】ステップs107で、接続相手の送電線オ
ブジェクト33が発電機オブジェクト31より重み属性
の値が小さいと判定されるので、ステップ109で発電
機31に対する送電線33の変形属性を調べる。今度は
「Soft」に定義されているので、相手を変形しなが
ら移動することができる(s110)。すなわち、発電
機オブジェクト31が画面上でどの方向にも移動できる
ようになり、このとき送電線オブジェクト34はラバー
バンドのように変形して、発電機オブジェクトとの接続
関係を保つ。

【0052】この結果、所望の位置に配置された発電機
オブジェクト31と変形して接続関係を保持している編
集画面は、編集終了のイベントが入力されると接続図保
管手段15の該当エリアに記憶される。

【0053】このように、オブジェクトの動作は、管理
されているオブジェクトの属性を変更することによっ
て、任意にカスタマイズすることができる。なお、上記
の実施例では、動作中のモード切替によって、同じプロ
グラム内で編集と登録を使いわける構成を示した。しか
し、オブジェクト属性登録手段を、本体である図形エデ
ィタとは別プログラムの構成とし、オンラインで起動す
ることによって、オブジェクト編集属性管理手段に対す
る属性の登録、変更を行うことも可能である。

【0054】次に、図3の編集画面で上記とは逆に、母
線オブジェクト34を移動させる場合を説明する。イベ
ント管理手段12は、母線オブジェクト34のドラッグ
イベントをオブジェクト動作決定手段13に通知する。

【0055】オブジェクト動作決定手段13は図2のフ
ローに従い、母線オブジェクト34が他のオブジェクト
と接続しているかを調べる。送電線オブジェクト33と
接続しているので、自身の変形属性を調べると「Har
d」であり、変形できない。

【0056】そこで、接続部属性定義テーブル51を参
照して、母線オブジェクト34と送電線オブジェクト3
3の接続部の属性を調べる。母線オブジェクト34と送
電線オブジェクト33は点接続に設定されているので、
接続部を動かして接続関係を保つことはできない。

【0057】次に、送電線オブジェクト33の重み属性
と変形属性をチエックする。送電線オブジェクト33の
重みは母線オブジェクト34より小さい。しかし、変形
属性が「Hard」のため、送電線オブジェクト33と
接続関係を保ったまま、母線オブジェクト34を移動す
ることはできない。

【0058】次に、送電線33の先に接続しているオブ
ジェクトの有無を調べると、発電機オブジェクト31の
存在を知る。そこで、母線オブジェクト34を移動元と
して、発電機オブジェクト41について同様の処理を繰
り返す。この結果、発電機オブジェクト31の重み属性
は母線オブジェクト34より小さく且つ、その先に接続
オブジェクトを有していないことが分かる。そこで、ス
テップs112に移行し、母線オブジェクト34の移動
とともに、送電線オブジェクト33及び発電機オブジェ
クト31の全体が一緒に動く。通常は、一体的に平行移
動する。

【0059】このように、同じ送電線オブジェクトでも
接続相手により異なる変形属性を定義すると、発電機オ
ブジェクトが移動されたときはラバーバンド変形、母線
オブジェクトが移動されたときは一体的移動するとうい
う具合に、異なる編集動作にカスタマイズすることがで
きる。

【0060】次に、変形属性に変形方向や変形範囲を持
たせて、編集動作をカスタマイズする例について説明す
る。

【0061】図7は、変形方向や変形範囲を設定する変
形属性定義テーブルの一例である。変形属性定義テーブ
ル43では、発電機オブジェクトに対する送電線オブジ
ェクトの変形属性が「One−Direction」と
定義されている。この属性は、変形を許す「Soft」
において、変形可能な方向を一方向に限定したものであ
る。さらに、この属性には付加情報44として、1つの
変形方向ベクトル(Tx,Ty)と、変形範囲(a,
b)が設定されている。

【0062】送電線オブジェクトの変形の際に、変形属
性が「One−Direction」の場合は、動かし
元のオブジェクトの移動ベクトル(dx,dy)を、付
加情報44の変形方向ベクトル(Tx,Ty)に写影
し、その結果の(dx’,dy’)に従って、動かし元
のオブジェクトの移動を許す。そのとき、接続先の送電
線オブジェクトは、この(dx’,dy’)分だけ変形
される。

【0063】付加情報44に変形範囲(a,b)が設定
されている場合は、方向を制限されたベクトル(d
x’,dy’)が、範囲a*(Tx,Ty)〜b*(T
x,Ty)に収まっているかチエックする。範囲をはみ
出している場合には、動かし元のオブジェクトの移動と
接続先のオブジェクトの変形は、この範囲内に限定され
る。

【0064】このような変形属性「Soft」の制限
は、多様にカスタマイズができる。すなわち、通常は制
限を持たずx方向、y方向に自由に変形するが、上記の
ように一方向に制限したり、x方向あるいはy方向の前
/後(+/−)方向を制限したり、さらには、2方向の
各々に制限を付けることで、ある一定の広さの矩形の範
囲内でのみ変形を可能にしたりする。

【0065】次に、図3(b)、(c)の電力ネットワ
ークを対象に、相手先によって動作が異なるケースのカ
スタマイズの一例を説明する。なお、オブジェクトの変
形属性は図4(b)、接続部属性は図5、重み属性は図
6の設定内容とする。

【0066】図3(b)で、第1母線オブジェクト61
を移動しようとすると、母線オブジェクト61の変形属
性は「Hard」で変形できない。発電機オブジェクト
62との接続部属性も点接続であるため、接続先の発電
機オブジェクト62が変形できるか問い合わせる。しか
し、発電機オブジェクト62も変形できないので、さら
に、第2母線オブジェクト63が接続関係を保持して移
動できるか問い合わせる。しかし、第2母線63の重み
属性は、動かし元の第1母線61と対等であり、結局、
発電機61の移動は実現できない。

【0067】一方、図3(c)では、第1母線オブジェ
クト71を移動しようとすると、発電機オブジェクト7
2が変形できないので、さらに、送電線オブジェクト7
4が接続関係を保持して移動できるか問い合わせる。母
線オブジェクト71に対する送電線オブジェクト74の
重み属性は小さく且つ、変形属性は「Soft」である
から、第1母線オブジェクト71の移動が可能になる。

【0068】すなわち、第1母線オブジェクト71の移
動と並行して発電機オブジェクト72が移動する。この
とき、送電線オブジェクト74は、発電機オブジェクト
72と第2母線オブジェクト73の接続関係を保つよう
に、ラバーバンドのように変形して追随する。

【0069】このように、先に接続された図形オブジェ
クトの属性によって、接続関係にある図形間に異なる移
動パターンをカスタマイズできる。

【0070】次に、接続部属性の定義と、接続部の移動
によりオブジェクトが他のオブジェクトに沿って動く場
合のカスタマイズの一例を説明する。

【0071】図8は、接続部属性を定義する対象ネット
ワークの編集画面である。最終的には図示のように、発
電機オブジェクト82と、母線オブジェクト81が接続
されるものとする。

【0072】図9は、画面表示される接続部属性の定義
パネルを示したものである。接続部定義パネル91はマ
ーカ92、属性選択メニュー93、接続点数入力フィー
ルド94を有している。

【0073】定義モードの状態で、母線オブジェクト8
1を選択して、定義メニューより”接続部属性”を選択
すると、接続部定義パネル91が表示される。定義パネ
ル91には、対象オブジェクトの母線81と発電機82
が接続して表示され、同時に現定義による接続部の位置
を示すマーカ92が表示される。マーカ92の両端をマ
ウス20で操作して、接続部の長さを任意に設定するこ
とができる。また、母線オブジェクト81または発電機
オブジェクト82をマウス20で回転し、接続部の接続
角度を図示の90度から任意に変更することができる。

【0074】次に、接続部の属性選択メニュー93をク
リックして、属性をFixに設定すると、パネル上の接
続部の長さや角度が固定される。さらに、接続点数入力
フィールド94に、”1”を書き入れると、この接続部
には1つのオブジェクトしか接続できなくなる。この
後、定義パネルを閉じると、図5(a)の接続部属性定
義テーブル51に、定義内容が書き込まれる。

【0075】定義後、編集モードに切り替え、図8の編
集画面上で、発電機オブジェクト82を移動しようとす
ると、イベント管理手段12は、イベント動作決定手段
13を起動する。

【0076】まず、発電機オブジェクト82自身が変形
できるか確かめる。これが不可能なので、接続している
オブジェクトを調べる。母線オブジェクト81が接続
し、接続部属性定義テーブル51から、両者の接続部が
母線オブジェクト81に重なるように、x方向の直線と
して定義されていることを取得する。また、接続部の属
性はFixであるので、発電機オブジェクト82は接続
角度を変えずに、x方向にのみ移動できる。このよう
に、x方向の動きはこの接続部で吸収することができ
る。

【0077】しかし、y方向の動きは吸収できないの
で、次に母線オブジェクト81の重み属性をチェックす
る。母線オブジェクト81の重みは、発電機オブジェク
ト82よりも大きいので、これ以上の動きはできない。
そこで、発電機オブジェクト82は、母線オブジェクト
81に沿ってx方向にすべるように移動する。

【0078】この接続部の属性を変えることによって、
角度固定で移動するのではなく、自由に回転するような
接続にしたり、離散的な角度にのみ回転可能であるよう
な接続に設定することも可能である。

【0079】以上説明したように、本実施形態にの図形
エディタによれば、接続図の図形オブジェクト毎に定義
した種々のオブジェクト属性、即ち、変形属性や重み属
性あるいは接続部属性によって、オブジェクトの編集動
作を任意にカスタマイズできる。これによれば、汎用の
図形エディタを用いて、所望の分野の接続図の編集動作
へのカスタマイズ、あるいは編集動作の変更を容易に実
現できる。次に、本発明の他の実施例を説明する。

【0080】

【実施例】上記実施形態では、図形オブジェクトの移動
や変形を伴う編集動作とそのカスタマイズについて説明
した。次に、図形オブジェクトの生成や選択あるいは削
除の動作と、そのカスタマイズの実施例を説明する。

【0081】図10は、本発明の一実施例による図形作
成装置、即ち、図形の生成、編集、選択、削除など図形
作成の全般を行うCADシステムの構成図である。図1
に示した図形エディタと同等の要素には、同一の符号を
付して説明を省略する。本装置では、図形の編集動作に
加えて、図形の生成、選択、削除などの動作を行うため
に、イベント動作決定手段20、イベント動作管理手段
21、イベント動作登録手段22及び部品管理手段23
が新たに設けられている。

【0082】図形オブジェクト生成の場合、システムの
メニュー画面からポインティング操作により生成モード
を選択する。イベント管理手段12はこの生成イベント
を受け取ると、従来はイベント動作決定手段を起動す
る。イベント動作決定手段は予めの固定ルーチンに従っ
て、部品メニューにを示し、部品管理手段23から指定
の部品を読み出してオブジェクトを生成する。なお、選
択や削除の動作もほぼ同様に、それぞれ固定ルーチンに
より処理されていた。

【0083】本実施例では、イベント管理手段と付加さ
れた各手段の機能により、接続図の分野や図形の特性に
応じて生成動作や削除動作等をカスタマイズする。以
下、発電機オブジェクトを対象にした、図形オブジェク
トの生成動作から詳細に説明する。

【0084】まず、システムのモードを定義モードとす
る。このモードでは、システムメニュー以外は全て、画
面オブジェクトのイベントは定義モードのものが動作す
ることになる。同時に、イベント管理手段12は、イベ
ント動作登録手段22またはオブジェクト編集属性登録
手段14のいずれかに、指示を送る状態とされる。

【0085】システムメニューから、”オブジェクト生
成”を選択すると、生成イベントを通知されたイベント
管理手段12は、イベント動作登録手段22を指示して
動作させる。イベント動作登録手段22は、部品管理手
段23に予め登録されている部品の一覧表を画面表示す
る。その中から、ユーザが発電機の外観を持ったオブジ
ェクトを選択すると、オブジェクト設定パネルが表示さ
れる。

【0086】図11に、発電機を例にしたオブジェクト
設定パネルを示す。オブジェクト設定パネル100は、
オブジェクト表示部110、名前フィールド111、生
成方法設定選択肢112、生成前起動ルーチン名入力フ
ィールド113、生成後起動ルーチン名入力フィールド
114、完了ボタン115及びキャンセルボタン116
を有している。オブジェクト表示部110には、選択さ
れた部品である発電機のオブジェクトが表示される。

【0087】オブジェクト設定パネル110の名前フィ
ールド111に、生成するオブジェクトの名称”発電
機”を入力する。次に、生成方式を示す選択肢112か
ら1つ選ぶ。選択肢112には矩形タイプと線タイプが
ある。矩形タイプの場合には、中心タイプや対角点タイ
プなど、オブジェクトの生成の細部を指定できるように
なっている。線タイプの場合には、折れ線の最後を閉じ
る/閉じないなどの細部を指定できるようになってい
る。

【0088】次に、オブジェクト生成前に起動されるル
ーチン名113を入力する。このルーチンは所定の言語
形式で記述され、図示していないテキストエディタを用
いて作成される。言語形式には変数や構造文を持ち、図
形エディタ内に生成された画面オブジェクトの種類、
数、位置、大きさ、接続具合などを調べるためのルーチ
ンを構成している。また、ダイヤログボックスを開いて
利用者に値を入力させる機能も持つ。

【0089】これらの機能を用いて、画面オブジェクト
の生成時に、まわりの条件により生成するオブジェクト
の属性を変えたり、生成の方法を複数用意して利用者に
選択させたり、生成する画面オブジェクトに関連するデ
ータベースの値、例えば発電機オブジェクトの定格の発
電力や耐圧といった値などを、利用者に入力させる。

【0090】同様に、オブジェクト生成後に起動される
ルーチン名114を入力する。これも、生成前のルーチ
ンと同じ言語形式を持ち、生成したオブジェクトに関連
するデータベースの値を利用者に入力させることが可能
である。

【0091】必要な属性や名称を入力した後に、終了ボ
タン115を押すと設定値が保存され、発電機オブジェ
クトが生成されるときのイベント動作として、イベント
動作管理手段21に蓄えられる。

【0092】この発電機オブジェクトの生成を実行する
場合は、システムのモードを定義モードから実行モード
に戻す。この状態では、イベント管理手段12からの指
示は、イベント動作決定手段20またはオブジェクト動
作決定手段のいずれとなる。

【0093】システムメニューで、”オブジェクト生
成”を選択すると、オブジェクト生成メニュが表示さ
れ、この中には先ほど定義した発電機オブジェクトの縮
小イメージがアイコンとして加えられている。このアイ
コンをピックすると、イベント認知手段11がそれを捉
えてイベント管理手段12に通知する。

【0094】イベント管理手段12は、イベント動作管
理手段21から、発電機オブジェクトの生成を行うイベ
ント動作を取り出して実行する。このように、イベント
動作管理手段21に、定義内容に応じた生成オブジェク
トのイベント動作を登録しておくことで、イベント動作
を変えることによって、生成時に値入力のダイヤログを
変更するなどのカスタマイズが行える。

【0095】次に、選択動作をカスタマイズする例を説
明する。ここでの選択対象は、発電機オブジェクトとす
る。

【0096】発電機オブジェクトの選択動作を設定する
ためには、システムのモードを定義モードとし、画面上
で発電機オブジェクトを選択してから、システムメニュ
ーより”選択設定”の項目を選ぶ。このとき、選択設定
パネルが表示される。

【0097】図12に、発電機を対処とした選択設定パ
ネルの表示例を示す。選択設定パネル120は、オブジ
ェクト表示部121、名前フィールド122、選択動作
選択肢123、前処理ルーチン名入力フィールド12
4、後処理ルーチン名入力フィールド125、終了ボタ
ン126及びキャンセルボタン127を有している。

【0098】選択動作の選択肢123として、単独/連
続というオプションを入力する。単独の場合は、ピック
したオブジェクトが選択され、前に選択されたオブジェ
クトは非選択となる。連続の場合は、ピックしたオブジ
ェクトが選択され、前に選択されたオブジェクトも選択
を継続する。

【0099】前処理ルーチン名入力フィールド124に
は、選択動作の前に起動されるルーチン名を入力する。
このルーチンはある種の言語形式で記述され、別にテキ
ストエディタを用いて作成される。

【0100】この言語形式は、変数や構造文を持ち、エ
ディタ内に生成された画面オブジェクトの種類、数、位
置、大きさ、接続具合などを調べるためのルーチンを備
えている。また、ダイヤログボックスを開いて利用者に
値を入力させる機能も持つ。これらの機能を用いて、画
面オブジェクトの選択時にまわりの条件により選択する
オブジェクトの種類を制限したり、選択の方法を複数用
意しそれを利用者に選ばせたりすることができる。後処
理ルーチン125も同様である。

【0101】必要な属性や名称を入力した後に、終了ボ
タン126を押すと、今までの設定値が保存され、発電
機が選択されるときのイベント動作としてイベント動作
管理手段21に蓄えられる。

【0102】この発電機オブジェクトの選択を実行する
場合は、システムのモードを実行モードに戻す。画面上
の発電機オブジェクトをピックすると、イベント認知手
段11がそれを捉えてイベント管理手段12に伝える。

【0103】イベント管理手段12は、イベント動作管
理手段21から先ほど蓄えた発電機オブジェクトの選択
を行うイベント動作を取り出して実行する。このように
して、選択方法のカスタマイズを行える。また、同様の
手順を取ることによって、削除の際に利用者に確認のダ
イヤログボックスを表示したり、親子関係にあるオブジ
ェクトを同時に削除するなどのカスタマイズを行うこと
ができる。

【0104】

【発明の効果】本発明によれば、図形オブジェクトにそ
の接続関係に伴うオブジェクト属性を定義できるように
し、この属性を考慮しながら移動や変形を伴う編集動作
を行うようにしているので、接続図の編集装置を汎用化
できる効果がある。

【0105】また、オブジェクト属性を変更すること
で、接続図の対象分野の運用ルールに適応した編集動作
を容易に実現できる効果がある。さらに、分野内の運用
の変更等による編集動作の変更にも簡単に対応でき、効
率的な画面作成を行うことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図1】本発明の一実施形態による図形編集装置(CA
Dシステム)の構成図。

【図2】図形編集装置の動作を示すフローチャート。

【図3】電力ネットワークを例にした編集画面。

【図4】変形属性定義テーブルのフォーマット。

【図5】接続部属性定義テーブルのフォーマット。

【図6】重み属性定義テーブルのフォーマット。

【図7】接続部属性定義テーブルの別のフォーマット。

【図8】接続部属性定義の対象ネットワーク図。

【図9】接続部属性定義パネルの表示図。

【図10】本発明の他の実施例による図形作成装置(C
ADシステム)の構成図。

【図11】発電機オブジェクトを例にした生成設定パネ
ルの表示図。

【図12】発電機オブジェクトを例にした選択設定パネ
ルの表示図。

【符号の説明】

10…図形エディタ、11…イベント認知手段、12…
イベント管理手段、13…オブジェクト動作決定手段、
14…オブジェクト編集属性登録手段、15…接続図保
管手段、16…オブジェクト編集属性管理手段、17…
文字入力手段、18…ポインティング手段(マウス)、
19…図形表示手段、20…イベント動作決定手段、2
1…イベント動作管理手段、22…イベント動作登録手
段、23…部品管理手段、41,42,43…変形属性
定義テーブル、51…接続部属性定義テーブル、61…
重み属性定義テーブル、91…接続部属性定義パネル、
100…オブジェクト設定パネル、120…選択設定パ
ネル。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 敦彦 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 廣田 敦彦 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続関係にある複数の図形オブジェクト
    を表示し、少なくとも一つの図形オブジェクトを移動ま
    たは変形して編集する接続図の作成方法において、 前記図形オブジェクト毎に、予めオブジェクト間の相互
    関係を規定するオブジェクト属性を定義し、図形オブジ
    ェクトを移動する場合に前記オブジェクト属性を参照
    し、移動元とその接続先の図形オブジェクト間の接続関
    係を保つように編集動作を決定することを特徴とする接
    続図の作成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記オブジェクト属性は、接続関係にある図形オブジェ
    クトを移動するときに、図形変形の可能性および/また
    は移動元に対する接続先の追随性の可否を設定している
    ことを特徴とする接続図の作成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記接続図は、通信ネットワーク、電力ネットワーク、
    プラント系統など要素手段間の接続関係を示すもので、
    接続図の対象分野における接続関係基準に基づいて前記
    オブジェクト属性を定義して、前記編集動作をカスタマ
    イズすることを特徴とする接続図の作成方法。
  4. 【請求項4】 接続関係にある複数の図形オブジェクト
    を表示し、少なくとも一つの図形オブジェクトを移動ま
    たは変形して編集する接続図の作成方法において、 前記図形オブジェクト毎に変形の可能/不可能を示す図
    形変形属性を予め定義し、接続関係にある図形オブジェ
    クトを移動する場合に前記図形属性を参照し、移動元オ
    ブジェクトが変形可能であれば自らを変形して移動し、
    移動元オブジェクトが変形不可能で接続先オブジェクト
    が変形可能であれば、移動元オブジェクトの移動に応じ
    て接続関係を保つように接続先オブジェクトを変形する
    ことを特徴とする接続図の作成方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記図形変形属性の変形の可能性は、変形方向および/
    または変形範囲を限定して定義することを特徴とする接
    続図の作成方法。
  6. 【請求項6】 接続関係にある複数の図形オブジェクト
    を表示し、少なくとも一つの図形オブジェクトを移動し
    て編集する接続図の作成方法において、 前記図形オブジェクト毎に他の図形オブジェクトとの相
    対的な追随性ないし力関係を示す重み属性を予め定義
    し、接続関係にある図形オブジェクトを移動する場合に
    前記重み属性を参照し、移動元オブジェクトの重みより
    接続先オブジェクトの重みが小さければ、移動元の移動
    に応じて接続関係を保つように接続先オブジェクトを移
    動することを特徴とする接続図の作成方法。
  7. 【請求項7】 接続関係にある複数の図形オブジェクト
    を表示し、少なくとも一つの図形オブジェクトを移動ま
    たは変形して編集する接続図の作成方法において、 前記図形オブジェクト毎に変形の可能/不可能を示す図
    形変形属性と、他の図形オブジェクトとの相対的な追随
    性ないし力関係を示す重み属性を予め定義し、 接続関係にある図形オブジェクトを移動する場合に前記
    図形属性及び前記重み属性を参照し、移動元オブジェク
    トが変形可能であれば自らを変形して移動し、移動元オ
    ブジェクトが変形不可能で、移動元オブジェクトの重み
    より接続先オブジェクトの重みが小さく且つ、接続先オ
    ブジェクトが変形可能であれば、移動元オブジェクトの
    移動に応じて接続関係を保つように接続先オブジェクト
    を変形することを特徴とする接続図の作成方法。
  8. 【請求項8】 接続関係にある複数の図形オブジェクト
    を表示し、少なくとも一つの図形オブジェクトを移動ま
    たは変形して編集する接続図の作成方法において、 前記図形オブジェクト毎に他の図形オブジェクトとの接
    続部の構成を示す接続部属性を予め定義し、 接続関係にある図形オブジェクトを移動する場合に前記
    接続部属性を参照し、当該接続部が移動可能な構成に定
    義されている場合は、移動元オブジェクトの移動に応じ
    て接続関係を保つように当該接続部を移動することを特
    徴とする接続図の作成方法。
  9. 【請求項9】 接続関係にある複数の図形オブジェクト
    を表示し、少なくとも一つの図形オブジェクトを移動ま
    たは変形して編集する接続図の作成方法において、 前記図形オブジェクト毎に変形の可能/不可能を示す図
    形変形属性と、他の図形オブジェクトとの接続部の構成
    を示す接続部属性と、他の図形オブジェクトとの相対的
    な追随性ないし力関係を示す重み属性を予め定義し、 接続関係にある図形オブジェクトを移動する場合に前記
    図形変形属性、前記接続部属性及び前記重み属性を参照
    し、 移動元オブジェクトが変形可能であれば自らを変形して
    移動し、移動元オブジェクトが変形不可能で接続先オブ
    ジェクトとの接続部が移動可能であれば当該接続部を移
    動し、移動元オブジェクトが変形不可能で当該接続部が
    移動不可能で且つ、移動元オブジェクトの重みより接続
    先オブジェクトの重みが小さく、接続先オブジェクトが
    変形可能であれば、移動元オブジェクトの移動に応じて
    接続関係を保つように接続先オブジェクトを変形するこ
    とを特徴とする接続図の作成方法。
  10. 【請求項10】 請求項4〜9において、 前記移動元オブジェクトと前記接続先オブジェクトの接
    続関係を保持した移動が困難なときに、前記接続先オブ
    ジェクトの先に接続されている前方オブジェクトの有無
    をチエックし、有る場合は前記移動元オブジェクトと前
    記前方オブジェクトの間で上記一連の処理を繰り返すこ
    とを特徴とする接続図の作成方法。
  11. 【請求項11】 請求項4〜9において、 前記移動元オブジェクトと前記接続先オブジェクトの接
    続関係を保持した移動が困難なときに、前記接続先オブ
    ジェクトの先に接続されている前方オブジェクトの有無
    をチエックし、 前記前方オブジェクトが有る場合は、該前方オブジェク
    トを前記接続先オブジェクトと見たて、前記移動元オブ
    ジェクトと前記前方オブジェクトの間で、前記前方オブ
    ジェクトの有無チエックに至る上記一連の処理を繰り返
    し、 前記前方オブジェクトが無い場合は、前記移動元オブジ
    ェクトと前記接続先オブジェクトないし前記前方オブジ
    ェクトまでの全てのオブジェクトを一緒に移動すること
    を特徴とする接続図の作成方法。
  12. 【請求項12】 画面上に複数の図形オブジェクトを表
    示し所定の接続関係に結線する接続図の作成装置におい
    て、 前記図形オブジェクト毎に、オブジェクト間の相互関係
    を規定するオブジェクト属性の定義と登録を処理するオ
    ブジェクト登録手段と、登録処理されたオブジェクト属
    性を記憶するオブジェクト編集属性管理手段と、前記図
    形オブジェクトの移動を伴う編集に際して前記オブジェ
    クト属性を参照し、移動元オブジェクトとその接続先オ
    ブジェクトの接続関係を保つように編集動作を決定する
    オブジェクト動作決定手段を備えることを特徴とする接
    続図の作成装置。
  13. 【請求項13】 請求項10において、 前記オブジェクト編集属性管理手段は、前記図形オブジ
    ェクト毎に変形の可能/不可能を示す図形変形属性定義
    テーブル、他の図形オブジェクトとの相対的な追随性な
    いし力関係を示す重み属性定義テーブル及び他の図形オ
    ブジェクトとの接続部の構成を示す接続部属性定義テー
    ブルの少なくとも一つを有していることを特徴とする接
    続図の作成装置。
  14. 【請求項14】 請求項12または13において、 前記オブジェクト登録手段を動作させる定義モードと、
    前記オブジェクト動作決定手段を動作させる編集モード
    を切り替える制御手段を備えていることを特徴とする接
    続図の作成装置。
  15. 【請求項15】 表示画面と、面画上で図形オブジェク
    トを生成する生成手段と、図形オブジェクト間の接続関
    係を編集する編集手段を備える接続図の作成装置におい
    て、 前記生成手段は、前記図形オブジェクトの生成の前およ
    び/または後に起動し、オブジェクトの生成における種
    類、数、大きさ、位置、属性、接続関係等の少なくとも
    一つを基に生成方法を変える生成ルーチンの設定を処理
    するルーチン設定処理手段と、前記生成ルーチンを蓄積
    するルーチン管理手段と、図形オブジェクトの生成が指
    示された際に前記ルーチン管理手段を参照し、前記生成
    ルーチンを起動して生成方法を決定するオブジェクト生
    成動作決定手段を備えることを特徴とする接続図の作成
    装置。
  16. 【請求項16】 表示画面と、画面上で図形オブジェク
    トを選択する選択手段と、図形オブジェクト間の接続関
    係を編集する編集手段を備える接続図の作成装置におい
    て、 前記選択手段は、前記図形オブジェクトの選択の前およ
    び/または後に起動し、オブジェクトの選択における種
    類、数、大きさ、位置、属性、接続関係等の少なくとも
    一つを基に選択方法を変える選択ルーチンの設定を処理
    するルーチン設定処理手段と、前記選択ルーチンを蓄積
    するルーチン管理手段と、図形オブジェクトの選択が指
    示された際に前記ルーチン管理手段を参照し、前記選択
    ルーチンを起動して選択方法を決定するオブジェクト選
    択動作決定手段を備えることを特徴とする接続図の作成
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1614829A2 (en) * 1996-06-11 2006-01-11 Unilin Beheer B.V. Floor covering, consisting of hard floor panels and method for manufacturing such floor panels
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