JPH09190433A - 文字処理装置及びその方法 - Google Patents

文字処理装置及びその方法

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JPH09190433A
JPH09190433A JP8002780A JP278096A JPH09190433A JP H09190433 A JPH09190433 A JP H09190433A JP 8002780 A JP8002780 A JP 8002780A JP 278096 A JP278096 A JP 278096A JP H09190433 A JPH09190433 A JP H09190433A
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JP
Japan
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character
symbol
inputting
input
code
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JP8002780A
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English (en)
Inventor
Kazunobu Sugitani
和宣 杉谷
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組記号を入力するための操作や入力した組記
号を変更するための操作を容易にする文字処理装置及び
その方法を提供することを目的としている。 【解決手段】 文字列の前後に入力するための小型ペア
記号をROM108のCODE1(108b)に記憶
し、所望の文字列を指定する。そして、小型ペア組記号
の入力を指示するKK102aの指示に基づいて、指定
された文字列の前後に小型ペア記号を入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字を入力する文
字処理装置及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の文字処理装置において、画面上に
文字が入力された領域に括弧等のペア記号を入力する
際、そのペア記号の前半部分と後半部分の入力する位置
を、各々画面上に表示されるカーソル等の指示手段を用
いることで、その位置を指定した後、それぞれのペア記
号を入力していた。また、1つのキーを使ってペア記号
を入力する方法においても、その入力させる位置をそれ
ぞれ指定する毎に、そのキーを操作することでペア記号
を入力していた。
【0003】更に、複数行を挟むかたちでペア記号を入
力する場合、予め挟む行の数を指定し、その指定した数
に応じた大きさを持つペア記号を選択し入力していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
文字処理装置においては、ペア記号を入力するための位
置指定は、常にそのペア記号の前半部分と後半部分の位
置指定を入力する度に操作しなけらばならず、その操作
が煩雑になるという問題点があった。また、入力したペ
ア記号を変更したい場合にも同様の問題点があった。
【0005】更に、複数の行を挟むかたちでペア記号を
入力する場合においても、その挟む行の数を指定した後
に、その指定した数に応じた大きさを持つペア記号を選
択し入力しなけらばならず操作が煩雑になっていた。本
発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、組記
号を入力するための操作や入力した組記号を変更するた
めの操作を容易にする文字処理装置及びその方法を提供
することを目的としている。
【0006】また、複数の行を挟むかたちで入力する組
記号を入力する操作を容易にする文字処理装置及びその
方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による文字処理装置は以下の構成を備える。
即ち、文字を入力する文字処理装置であって、文字列の
前後に入力するための組記号を記憶する記憶手段と、所
望の文字列を指定する指定手段と、前記組記号の入力を
指示する指示手段と、前記指示手段の指示に基づいて、
前記指定手段で指定された文字列の前後に前記組記号を
入力する入力手段とを備える。
【0008】また、好ましくは、前記組記号は、文字列
の前に入力する記号と、該文字列の後に入力し該記号に
対応する記号からなる。また、好ましくは、前記記憶手
段に複数の組記号を記憶しておき、前記複数の組記号を
組単位で変更する変更手段を更に備える。変更手段を備
えることで、複数の組記号の変更する操作を容易にする
ことができるからである。
【0009】上記の他の目的を達成するための本発明に
よる文字処理装置は以下の構成を備える。即ち、文字を
入力する文字処理装置であって、少なくとも2行以上の
文字領域を挟むための組記号を記憶する記憶手段と、複
数行にわたる所望の文字領域を指定する指定手段と、前
記組記号の入力を指示する指示手段と、前記指定手段で
指定された文字領域の行数を計数する計数手段と、前記
指示手段の指示と前記計数手段で計数された行数に基づ
いて、前記指定手段で指定された文字領域を挟む位置に
前記組記号を入力する入力手段とを備える。
【0010】また、好ましくは、前記組記号は、文字領
域を挟む位置の一方に入力する記号と、該文字領域を挟
む位置のもう一方に入力し該記号に対応する記号からな
る。また、好ましくは、前記記憶手段に複数の組記号を
記憶しておき、前記複数の組記号を組単位で変更する変
更手段を更に備える。
【0011】上記の目的を達成するための本発明による
文字処理方法は以下の構成を備える。即ち、文字を入力
する文字処理方法であって、文字列の前後に入力するた
めの組記号を記憶媒体に記憶する記憶工程と、所望の文
字列を指定する指定工程と、前記組記号の入力を指示す
る指示工程と、前記指示工程の指示に基づいて、前記指
定工程で指定された文字列の前後に前記組記号を入力す
る入力工程とを備える。
【0012】また、好ましくは、前記組記号は、文字列
の前に入力する記号と、該文字列の後に入力し該記号に
対応する記号からなる。また、好ましくは、前記記憶工
程で記憶される記憶媒体に複数の組記号を記憶してお
き、前記複数の組記号を組単位で変更する変更工程を更
に備える。
【0013】上記の他の目的を達成するための本発明に
よる文字処理方法は以下の構成を備える。即ち、文字を
入力する文字処理方法であって、少なくとも2行以上の
文字領域を挟むための組記号を記憶媒体に記憶する記憶
工程と、複数行にわたる所望の文字領域を指定する指定
工程と、前記組記号の入力を指示する指示工程と、前記
指定工程で指定された文字領域の行数を計数する計数工
程と、前記指示工程の指示と前記計数工程で計数された
行数に基づいて、前記指定工程で指定された文字領域を
挟む位置に前記組記号を入力する入力工程とを備える。
【0014】また、好ましくは、前記組記号は、文字領
域を挟む位置の一方に入力する記号と、該文字領域を挟
む位置のもう一方に入力し該記号に対応する記号からな
る。また、好ましくは、前記記憶工程で記憶される記憶
媒体に複数の組記号を記憶しておき、前記複数の組記号
を組単位で変更する変更工程を更に備える。
【0015】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
文字処理のプログラムコードが格納されたコンピュータ
可読メモリであって、文字列の前後に入力するための組
記号を記憶媒体に記憶する記憶工程のコードと、所望の
文字列を指定する指定工程のコードと、前記組記号の入
力を指示する指示工程のコードと、前記指示工程の指示
に基づいて、前記指定工程で指定された文字列の前後に
前記組記号を入力する入力工程のコードとを備える。
【0016】上記の他の目的を達成するための本発明に
よるコンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即
ち、文字処理のプログラムコードが格納されたコンピュ
ータ可読メモリであって、少なくとも2行以上の文字領
域を挟むための組記号を記憶媒体に記憶する記憶工程の
コードと、複数行にわたる所望の文字領域を指定する指
定工程のコードと、前記組記号の入力を指示する指示工
程のコードと、前記指定工程で指定された文字領域の行
数を計数する計数工程のコードと、前記指示工程の指示
と前記計数工程で計数された行数に基づいて、前記指定
工程で指定された文字領域を挟む位置に前記組記号を入
力する入力工程のコードとを備える。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態を詳細に説明する。図1は本実施の形態
の文字処理装置の機能構成を示すブロック図である。1
01はCPUであり、バスラインBL106を通じて、
KB102、LCD103、VRAM104、FDD1
05、PRT107、ROM108、RAM111に接
続され、各種制御を行う。102はキーボード(KB)
であり、一般的な文字や図形入力、所望の処理を実行す
るためのキーを備えている。また、小型ペア記号を入力
するためのキーKK102a、大型ペア記号を入力する
ためのキーOK102b、括弧を変更するためのキーH
K102cを更に備えている。103はカラーのLCD
であり、表示用書き込み専用メモリであるVRAM10
4に書き込まれた文字や図形情報を表示する。また、後
述のフローチャートで実行される処理過程あるいは処理
結果は、このVRAM104に書き込まれた後、LCD
103に表示される。
【0018】108は読み出し専用メモリとして機能す
るROMであり、KB102から入力されるデータの処
理や各種処理を実行するためのプログラムを格納してい
る。また、後述の本実施の形態で実行されるフローチャ
ートのプログラムを格納する記憶領域PRG108a、
小型ペア記号のコードを格納する記憶領域CODE1
(108b)、大型ペア記号のコードを格納する記憶領
域CODE2(108c)が割り当てられている。
【0019】111は書き込み可能メモリとして機能す
るRAMであり、各種プログラムやKB102から入力
されるデータの作業領域及び一時待避領域である。内部
はいくつかの領域に分割され、111aは上述したプロ
グラムを動作させるために使用するワークエリアWOR
Kである。111bはCODE1(108b)のポイン
タを格納するための記憶領域POIKである。111c
はCODE2(108c)のポインタを格納するための
記憶領域POIOである。111dはKB102より入
力された文字情報を格納するための記憶領域TEXTで
ある。
【0020】尚、本実施の形態のTEXT111dに記
憶される文字情報は横書きの複数の行からなる文書と
し、上述の小型ペア記号とは、その文書のある1行ある
いは複数行を範囲指定した際に、その範囲の先頭と後頭
に付加する記号である。また、大型ペア記号とは、その
文書の複数行を範囲指定した際に、その複数行の範囲の
先頭の文字列と後頭の文字列に付加する記号である。
【0021】111eはTEXT111dの記憶領域の
ある1行あるいは複数行の範囲を指定した際に、その指
定した範囲の先頭の文字の行と桁の位置の情報を格納す
る記憶領域HAN1(111e)である。111fはT
EXT111dの記憶領域の1行あるいは複数行の範囲
を指定した際に、その指定した範囲の最後の文字の行と
桁の位置の情報を格納する記憶領域HAN2(111
f)である。
【0022】105は文字情報等を保存するための外部
記憶装置として機能するFDD(フロッピーディスクド
ライブ)である。また、FDを装着しデータの読み書き
が可能である。更に、装着されたFD(不図示)に後述
する処理フローのプログラムを書き込み、該プログラム
を本装置のRAM111に読み込むことで処理を実行さ
せることができる。107は文字図形情報等を記録する
ためのプリンタとして機能するPRTである。
【0023】次に、ROM108のCODE1(108
b)及びCODE2(108c)の構成を図2に示す。
CODE1(108b)には、小型ペア記号を構成する
それぞれのコードを格納する領域が2n個(nは正の整
数)あり、各領域には各領域に格納するコードを指定す
るためのポインタA1〜A2nが付加されている。また、
番号A2n-1と番号A2nの領域に格納されているコードで
1組の小型ペア記号が構成されるように各コードが格納
されている。更に、番号A2n-1の領域には、TEXT1
11dの記憶領域の1行あるいは複数行を指定した範囲
の最後の文字に付加するコード、番号A2nの領域にはそ
れに対応する先頭の文字に付加するコードが格納されて
いる。
【0024】CODE2(108c)には、大型ペア記
号を構成するそれぞれのコードを格納する領域が6m個
(mは正の整数)あり、各領域には格納するコードを指
定するためのポインタB1〜B6mが付加されている。ま
た、番号B6m-5〜番号B6mの領域に格納されているコー
ドで1組の大型ペア記号が構成されるように各コードが
格納されていて、番号B6m-5、B6m-3の2つで1組の大
型ペア記号の片方となり、番号B6m-2、B6mの2つでも
う片方を構成する。あるいは番号B6m-5、B6m-3との1
つ以上のB6m-4で1組の大型ペア記号の片方となり、番
号B6m-2、B6mとB6m-4を用いる数と同数のB6m-1でも
う片方を構成する。更に、番号B6m-5〜B6m-3の領域に
は、TEXT111dの記憶領域の複数行を指定した範
囲の先頭の文字列に付加するコード、番号B6m-2〜B6m
の領域にはそれに対応する後頭の文字列に付加するコー
ドが格納されている。
【0025】まず、図3と図4のフローチャートを用い
て小型ペア記号を入力する際の処理について説明する。
尚、本実施の形態の文字処理装置で文字を入力したり、
入力した文字群の範囲の指定は、一般に行われている文
字処理装置と同様なのでその詳細な説明は省略する。
【0026】処理の概要としては、KB102より入力
された文字が、その入力結果として図3の(a)に示さ
れるような文字がLCD103に表示されたとする。ま
た、LCD103に表示された文字のテキスト情報は、
RAM111のTEXT11Dに格納されている。そし
て、図3の(a)に表示されている文字の中から「あい
うえお」を範囲指定し、その指定した範囲の先頭と後頭
にCODE1(108b)のポインタA1とポインタA2
からなる小型ペア記号を入力する場合を例に挙げて説明
する。この際、RAM111のHAN1(111e)に
は「あ」の行桁位置が格納され、RAM111のHAN
2(111f)には「お」の行桁位置が格納される。
【0027】以下、その詳細な処理について説明する。
まず、ステップS1で、POIK(111b)にポイン
タA1をセットする。ステップS2で、KB2の小型ペ
ア記号を入力するためのキーKK102aを操作する
と、RAM111のHAN2(111f)に格納されて
いる桁の次の桁にCODE1(108b)のA1のデー
タが挿入される。その結果、図3の(b)に示されるよ
うな右括弧17が挿入される。また、CODE1(10
8b)のA1のデータは、TEXT111dに格納され
ているテキスト情報に対応する行桁位置に格納される。
【0028】次に、ステップS3で、RAM111のH
AN1(111e)に格納されている桁の前の桁に、C
ODE1(108b)のA1に対応するA2のデータが挿
入される。その結果、図3の(c)に示されるような左
括弧18が挿入される。また、CODE1(108b)
のA2のデータは、TEXT111dに格納されている
テキスト情報に対応する行桁位置に格納される。
【0029】ステップS5で、TEXT111dに格納
されている右括弧17と左括弧18が挿入された図3の
(c)に示されるようなテキスト情報が、VRAM10
4に書込まれ、その書き込まれたテキスト情報がLCD
103に表示される。次に、図5と図6のフローチャー
トを用いて大型ペア記号を入力する際の処理について説
明する。
【0030】処理の概要としては、KB102より入力
された文字が、その入力結果として図5の(a)に示さ
れるような文字がLCD103に表示されたとする。ま
た、LCD103に表示された文字のテキスト情報は、
RAM111のTEXT11Dに格納されている。そし
て、図5の(a)に表示されている文字の中から「あい
うえおかきくけ」を3行分の文字群を範囲指定し、その
指定した範囲の先頭と後頭にCODE2(108c)の
ポインタB1〜B3とポインタB4〜B6からなる大型ペア
記号を入力する場合を例に挙げて説明する。この際、R
AM111のHAN1(111e)には「あ」の行桁位
置が格納され、RAM111のHAN2(111f)に
は「う」の行桁位置が格納される。
【0031】以下、その詳細な処理について説明する。
まず、CODE2(108c)のポインタB1〜B3が挿
入される際の処理について説明する。ステップS11
で、POIO(111c)にポインタB1をセットす
る。ステップS12で、KB2の大型ペア記号を入力す
るためのキーOK102bを操作すると、RAM111
のHAN1(111e)に格納されている桁の前の桁に
CODE2(108c)のB1のデータが挿入される。
また、CODE2(108c)のB1のデータは、TE
XT111dに格納されているテキスト情報に対応する
行桁位置に格納される。ステップS13で、POIO
(111c)の内容を1つ進め、POIO(111c)
にポインタB2をセットする。
【0032】ステップS14で、先頭に位置する文字の
次の行の文字が、範囲指定された文字の最後の行である
か否かを判定する。最後の行である場合(ステップS1
4でYES)、ステップS15に進む。最後の行でない
場合(ステップS14でNO)、ステップS15に進
む。ステップS15で、CODE2(108c)のB2
のデータが、行の先頭に挿入される。また、CODE2
(108c)のB2のデータは、TEXT111dに格
納されているテキスト情報に対応する行桁位置に格納さ
れる。この処理を、最後の行になるまで繰り返す。
【0033】ステップS16で、POIO(111c)
の内容を1つ進め、POIO(111c)にポインタB
3をセットする。ステップS17で、CODE2(10
8c)のB3のデータが、最後の行の先頭に挿入され
る。また、CODE2(108c)のB3のデータは、
TEXT111dに格納されているテキスト情報に対応
する行桁位置に格納される。その結果、図5の(b)に
示されるような右大括弧21が挿入される。
【0034】同様にして、RAM111のHAN2(1
11f)に格納されている桁の次の桁に、CODE2
(108c)のB1に対応するB4のデータが挿入され、
上述のステップS12からステップS17の処理を実行
する。その結果、図5の(c)に示されるような左大括
弧22が挿入される。ステップS19で、TEXT11
1dに格納されている右大括弧21と左大括弧22が挿
入された図5の(c)に示されるようなテキスト情報
が、VRAM104に書込まれ、その書き込まれたテキ
スト情報がLCD103に表示される。
【0035】次に、ペア記号変換キーHK102cを操
作した場合の処理について、図7のフローチャートを用
いて説明する。尚、本実施の形態では、ペア記号変換キ
ーHK102cを操作する際の処理を、小型ペア記号の
場合は図3の表示例、大型ペア記号の場合は図5の表示
例を用いて説明する。
【0036】まず、ステップS20で、ペア記号変換キ
ーHK102cが操作された否かを判定する。HK10
2cが操作されない場合(ステップS20でNO)、ス
テップS28に進む。HK102cが操作された場合
(ステップS20でYES)、ステップS21に進む。
ステップS21で、ペア記号が小型ペア記号であるか大
型ペア記号であるかのペア記号の種別を判定する。その
判定の結果、小型ペア記号である場合は、ステップS2
2に進む。一方、大型ペア記号の場合は、ステップS2
5に進む。
【0037】ステップS22で、CODE1(108
b)のPOIK(111b)の内容を+2更新する。例
えば、図3の(c)の小型ペア記号が表示されている場
合は、POIK(111b)の内容がA1になっている
ので、それが+2されたA3がPOIK(111b)に
格納される。ステップS23で、TEXT111dに格
納されている小型ペア記号の後半部分、つまり、図3の
(c)の右括弧17を検知してCODE1(108b)
のA4に格納されているデータ”」”(図3の(d)の
右鍵括弧19)に置き換えられる。また、CODE1
(108b)のA4のデータは、TEXT111dに格
納されているテキスト情報に対応する行桁位置に格納さ
れる。
【0038】同様にして、ステップS24で、図3の
(c)の左括弧18を検知してCODE1(108b)
のA3に格納されているデータ”「”(図3の(d)の
左鍵括弧20)に置き換えられる。また、CODE1
(108b)のA3のデータは、TEXT111dに格
納されているテキスト情報に対応する行桁位置に格納さ
れる。その結果、図3の(d)のように左括弧18が左
鍵括弧19に変換され、右括弧も右鍵括弧20に変換さ
れる。
【0039】同様にして、ステップS28で、TEXT
111dに格納されている右鍵括弧19と左鍵括弧21
が挿入された図3の(d)に示されるようなテキスト情
報が、VRAM104に書込まれ、その書き込まれたテ
キスト情報がLCD103に表示される。一方、ステッ
プS25で、CODE2(108c)のPOIO(11
1c)の内容を+6更新する。例えば、図5の(c)の
大型ペア記号が表示されている場合は、POIO(11
1c)の内容がB1になっているので、それが+6され
たB7がPOIO(111c)に格納される。
【0040】ステップS26で、TEXT111dに格
納されている大型ペア記号の前半部分、つまり、図5の
(c)の左大括弧21を検知してCODE2(108
c)のB7〜B9に格納されているデータ(図5の(d)
の左中括弧23)に置き換えられる。また、CODE2
(108c)のB7〜B9のデータは、TEXT111d
に格納されているテキスト情報に対応する行桁位置に格
納される。
【0041】同様にして、ステップS27で、図5の
(c)の右大括弧22を検知してCODE2(108
c)のB10〜B12に格納されているデータ(図5の
(d)の右中括弧24)に置き換えられる。また、CO
DE2(108c)のB10〜B12のデータは、TEXT
111dに格納されているテキスト情報に対応する行桁
位置に格納される。その結果、図5の(d)のように右
大括弧21が右中括弧23に変換され、左大括弧22も
左中括弧24に変換される。
【0042】ステップS28で、TEXT111dに格
納されている右中括弧23と左中括弧24が挿入された
図5の(d)に示されるようなテキスト情報が、VRA
M104に書込まれ、その書き込まれたテキスト情報が
LCD103に表示される。尚、ペア記号変換キーHK
102cを操作する度に、ペア記号の種別が判定された
後、種別に対応してペア記号が順次変化する。
【0043】尚、本実施の形態では、TEXT11dに
記憶される文字情報は横書きの複数の行からなる文書と
したが、これに限らない。例えば、縦書きの複数の行か
らなる文書、あるいは縦書きと横書きを組み合わせた文
書、それ以外に範囲指定の可能な構成からなる文書につ
いても容易に適用できる。以上説明したように、本実施
の形態によれば、所望の文字の範囲を指定するだけで、
その指定した範囲の先頭と後頭にペア記号を挿入するた
めのキーを操作するだけで挿入することができる。ま
た、変換キーHK102を操作するだけで、LCD3上
に表示されるペア記号を変更することができる。
【0044】また、範囲指定した領域を囲む様に括弧等
のペア記号の入力が用意になり、又変更も簡単にできる
様になった。尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0045】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0046】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROMなどを用いることができる。
【0047】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0048】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0049】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図4のフローチャートに対しては、図8のメ
モリマップ例に示す各モジュールを記憶媒体に格納する
ことになる。すなわち、少なくとも「記憶モジュー
ル」、「指定モジュール」、「指示モジュール」および
「入力モジュール」の各モジュールのプログラムコード
を記憶媒体に格納すればよい。
【0050】また、図6のフローチャートに対しては、
図9のメモリマップ例に示す各モジュールを記憶媒体に
格納することになる。すなわち、少なくとも「記憶モジ
ュール」、「指定モジュール」、「指示モジュール」、
「計数モジュール」および「入力モジュール」の各モジ
ュールのプログラムコードを記憶媒体に格納すればよ
い。
【0051】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、組記号を入力するための操作や入力した組
記号を変更するための操作を容易にする文字処理装置及
びその方法を提供できる。また、複数の行を挟むかたち
で入力する組記号の入力する操作を容易にする文字処理
装置及びその方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の文字処理装置の機能構成を示す
ブロック図である。
【図2】本実施の形態のROMのペア記号のコード格納
の構成を示す図である。
【図3】本実施の形態の小型ペア記号を挿入した場合の
表示例を示す図である。
【図4】本実施の形態の小型ペア記号を挿入する際の処
理フローを示すフローチャートである。
【図5】本実施の形態の大型ペア記号を挿入した場合の
表示例を示す図である。
【図6】本実施の形態の大型ペア記号を挿入する際の処
理フローを示すフローチャートである。
【図7】本実施の形態の変換キーを操作した場合の処理
フローを示すフローチャートである。
【図8】本発明で実行される処理フローのプログラムを
記憶させたFDのメモリマップの構造を示す図である。
【図9】本発明で実行される処理フローのプログラムを
記憶させたFDのメモリマップの構造を示す図である。
【符号の説明】
101 CPU 102 KB 102a KK 102b OK 102c HK 103 LCD 104 VRAM 105 FDD 106 BL 107 PRT 108 ROM 108a PRG 108b CODE1 108c CODE2 111 RAM 111a WORK 111b POIO 111c POIK 111d TEXT 111e HAN1 111f HAN2

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字を入力する文字処理装置であって、 文字列の前後に入力するための組記号を記憶する記憶手
    段と、 所望の文字列を指定する指定手段と、 前記組記号の入力を指示する指示手段と、 前記指示手段の指示に基づいて、前記指定手段で指定さ
    れた文字列の前後に前記組記号を入力する入力手段とを
    備えることを特徴とする文字処理装置。
  2. 【請求項2】 前記組記号は、文字列の前に入力する記
    号と、該文字列の後に入力し該記号に対応する記号から
    なることを特徴とする請求項1に記載の文字処理装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に複数の組記号を記憶して
    おき、前記複数の組記号を組単位で変更する変更手段を
    更に備えることを特徴とする請求項1に記載の文字処理
    装置。
  4. 【請求項4】 文字を入力する文字処理装置であって、 少なくとも2行以上の文字領域を挟むための組記号を記
    憶する記憶手段と、 複数行にわたる所望の文字領域を指定する指定手段と、 前記組記号の入力を指示する指示手段と、 前記指定手段で指定された文字領域の行数を計数する計
    数手段と、 前記指示手段の指示と前記計数手段で計数された行数に
    基づいて、前記指定手段で指定された文字領域を挟む位
    置に前記組記号を入力する入力手段とを備えることを特
    徴とする文字処理装置。
  5. 【請求項5】 前記組記号は、文字領域を挟む位置の一
    方に入力する記号と、該文字領域を挟む位置のもう一方
    に入力し該記号に対応する記号からなることを特徴とす
    る請求項4に記載の文字処理装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段に複数の組記号を記憶して
    おき、前記複数の組記号を組単位で変更する変更手段を
    更に備えることを特徴とする請求項4に記載の文字処理
    装置。
  7. 【請求項7】 文字を入力する文字処理方法であって、 文字列の前後に入力するための組記号を記憶媒体に記憶
    する記憶工程と、 所望の文字列を指定する指定工程と、 前記組記号の入力を指示する指示工程と、 前記指示工程の指示に基づいて、前記指定工程で指定さ
    れた文字列の前後に前記組記号を入力する入力工程とを
    備えることを特徴とする文字処理方法。
  8. 【請求項8】 前記組記号は、文字列の前に入力する記
    号と、該文字列の後に入力し該記号に対応する記号から
    なることを特徴とする請求項7に記載の文字処理方法。
  9. 【請求項9】 前記記憶工程で記憶される記憶媒体に複
    数の組記号を記憶しておき、前記複数の組記号を組単位
    で変更する変更工程を更に備えることを特徴とする請求
    項7に記載の文字処理装置。
  10. 【請求項10】 文字を入力する文字処理方法であっ
    て、 少なくとも2行以上の文字領域を挟むための組記号を記
    憶媒体に記憶する記憶工程と、 複数行にわたる所望の文字領域を指定する指定工程と、 前記組記号の入力を指示する指示工程と、 前記指定工程で指定された文字領域の行数を計数する計
    数工程と、 前記指示工程の指示と前記計数工程で計数された行数に
    基づいて、前記指定工程で指定された文字領域を挟む位
    置に前記組記号を入力する入力工程とを備えることを特
    徴とする文字処理方法。
  11. 【請求項11】 前記組記号は、文字領域を挟む位置の
    一方に入力する記号と、該文字領域を挟む位置のもう一
    方に入力し該記号に対応する記号からなることを特徴と
    する請求項10に記載の文字処理方法。
  12. 【請求項12】 前記記憶工程で記憶される記憶媒体に
    複数の組記号を記憶しておき、前記複数の組記号を組単
    位で変更する変更工程を更に備えることを特徴とする請
    求項10に記載の文字処理方法。
  13. 【請求項13】 文字処理のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 文字列の前後に入力するための組記号を記憶媒体に記憶
    する記憶工程のコードと、 所望の文字列を指定する指定工程のコードと、 前記組記号の入力を指示する指示工程のコードと、 前記指示工程の指示に基づいて、前記指定工程で指定さ
    れた文字列の前後に前記組記号を入力する入力工程のコ
    ードとを備えることを特徴とするコンピュータ可読メモ
    リ。
  14. 【請求項14】 文字処理のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 少なくとも2行以上の文字領域を挟むための組記号を記
    憶媒体に記憶する記憶工程のコードと、 複数行にわたる所望の文字領域を指定する指定工程のコ
    ードと、 前記組記号の入力を指示する指示工程のコードと、 前記指定工程で指定された文字領域の行数を計数する計
    数工程のコードと、 前記指示工程の指示と前記計数工程で計数された行数に
    基づいて、前記指定工程で指定された文字領域を挟む位
    置に前記組記号を入力する入力工程のコードとを備える
    ことを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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