JPH09190123A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH09190123A
JPH09190123A JP8001057A JP105796A JPH09190123A JP H09190123 A JPH09190123 A JP H09190123A JP 8001057 A JP8001057 A JP 8001057A JP 105796 A JP105796 A JP 105796A JP H09190123 A JPH09190123 A JP H09190123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
paper
counting
intermediate tray
sided
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8001057A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kurita
洋 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP8001057A priority Critical patent/JPH09190123A/ja
Publication of JPH09190123A publication Critical patent/JPH09190123A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間トレイから不正に抜き取られた複写用紙
を課金枚数としてカウントできるようにすること。 【解決手段】 複写作業中に前記中間トレイTR0が引
き出されたことを検出する作業中トレイ引出検出手段C
3+SNtと、用紙片面に多重複写を行う片面多重複写モ
ードで複写した用紙は課金枚数1枚とカウントし、用紙
両面に複写を行う両面複写モードで複写した用紙は課金
枚数2枚とカウントし、作業中トレイ引出検出手段C3
+SNtが中間トレイの引き出されたことを検出した場合
には課金枚数カウント方法を変更する課金枚数カウント
手段とを備えた画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙を一時的に収
容する中間トレイを備え用紙の片面に多重複写および用
紙の両面に複写を行うことができる画像形成装置に関
し、特に、前記片面多重複写または両面複写された用紙
の枚数を課金のためにカウントするためのカウンタ(ビ
リングカウンタ、または、課金枚数カウンタ)を備えた
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の前記片面多重複写および両面複写
を行う画像形成装置においては、画像形成装置本体内に
用紙を一時的に収容する中間トレイが設けられており、
定着装置を通過した1回目複写または1面目複写済みの
用紙を一旦中間トレイに収容してから再度転写位置に搬
送し2回目複写または2面目に複写を行い排紙トレイに
排出するようなものが知られている。そして、前記中間
トレイおよび排紙トレイに用紙を配送する搬送路上には
用紙を検知するセンサがそれぞれ配置されており、これ
らのセンサにより中間トレイに収容される用紙および排
紙トレイに排出される用紙の枚数が検出されるようにな
っている。
【0003】この種の画像形成装置においては、前記片
面多重複写モードにおいて複写された用紙の課金方式と
しては次の2種類がある。 (1)中間トレイに収容された1回目複写済みの用紙に2
回目の複写を行い排紙トレイに排出したときにビリング
カウンタを1アップさせる方式。 (2)1回目の複写済みの用紙が中間トレイに収納された
ときに、ビリングカウンタを1アップさせ、中間トレイ
に収容された1回目の複写済みの用紙に2回目の複写を
行い排紙トレイに排出したときにビリングカウンタをア
ップさせない方式。前記(2)の方式を採用した場合に
は、1回目の複写済みの用紙が中間トレイに収納された
ときに中間トレイから意図的に用紙が引き抜かれても、
適切な課金を行うことができる。
【0004】また、前記両面複写モードにおいて複写さ
れた用紙の課金は、1面目に複写済みの用紙を中間トレ
イに収容するときにビリングカウンタを1アップさせ、
2面目に複写した用紙を前記排紙トレイに排出するとき
にビリングカウンタをさらに1アップさせる方式が採用
されている。このような、両面複写の課金枚数のカウン
ト方式の場合、第1面複写済みの用紙が中間トレイに収
納されたときに、中間トレイから意図的に用紙を引き抜
いた場合、画像形成装置は設定枚数に対する不足分に対
し、再度用紙第1面および第2面への複写を行う。この
とき、1面目複写済みの用紙を中間トレイに収納する時
にビリングカウンタをアップさせると適切な課金を行う
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、両面複
写の第2面複写時に中間トレイから一度に複数枚の用紙
が重なった状態で取出されたり、ジャムが発生したとき
にジャム紙を取り除いたりしたときには、第1面複写済
用紙が不足する場合がある。この場合、画像形成装置は
設定枚数に対する不足分に対し再度用紙第1面および第
2面への複写を行うが、このとき、1面目複写済みの用
紙を中間トレイに収納する時に、ビリングカウンタをア
ップさせると、不足分だけ余分にカウントアップされ、
適切な課金を行うことができない。また、片面多重複写
の2回目の複写時に中間トレイから一度に複数枚の用紙
が重なった状態で取出されたり、ジャムが発生したとき
にジャム紙を取り除いたりしたときには、1回目の複写
済用紙が不足する場合がある。この場合、画像形成装置
は設定枚数に対する不足分に対し再度1回目および2回
目の複写を行うが、このとき、1回目複写済みの用紙を
中間トレイに収納する時に、ビリングカウンタをアップ
させると、不足分だけ余分にカウントアップされ、適切
な課金を行うことができない。
【0006】本発明は、前述の事情に鑑み、下記(O0
1)の記載内容を課題とする。 (O01)片面多重複写モードまたは両面複写モードの場
合に、中間トレイから取出される用紙が一度に複数枚重
なって取出されたり、ジャムしたりした場合に適切な課
金を行うことができるようにすること。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の画像形成装置は、次に説明する構成を備え
ている。なお、本発明の説明において、後述の実施例の
構成要素との対応が容易に分かるようにするため、本発
明の構成要素には、対応する実施例の構成要素の符号と
同一の符号をカッコで囲んで記載する。なお、本発明の
構成要素に付された前記カッコ付の符号は、本発明の理
解を容易にするために参照されるべきものであって、本
発明を実施例に限定して解釈するために参照されるべき
ものではない。
【0008】(第1発明)前記課題を解決するために、
本出願の第1発明の画像形成装置は、下記の要件を備え
たことを特徴とする、(Y01)プラテンガラス(A1)
上面の原稿の画像を像担持体(12)表面に結像させ
て、前記像担持体(12)表面に前記原稿画像の潜像を
形成する潜像形成装置(LI)、(Y02)前記像担持体
(12)表面の潜像をトナー像に現像する現像装置(1
4)、(Y03)前記像担持体(12)表面に沿う所定の
転写位置において前記像担持体(12)表面の前記トナ
ー像を用紙に転写する転写器(15)、(Y04)画像形
成用の用紙を収納する給紙トレイ(TR1〜TR5)、
(Y05)給紙信号に応じて前記給紙トレイ(TR1〜T
R5)からの給紙を開始する給紙装置(K)、(Y06)
前記給紙トレイ(TR1〜TR5)から給紙された前記用
紙を前記転写位置に搬送する第1用紙搬送装置(H
1)、(Y07)前記転写位置で用紙に転写されたトナー
像を定着する定着装置(23)、(Y08)前記定着装置
(23)でトナー像が定着された用紙を収容する排紙ト
レイ(H)、(Y09)前記転写位置から、順次前記定着
装置(23)および前記排紙トレイ(H)に用紙を搬送
する第2用紙搬送装置(H2)、(Y010)転写位置でト
ナー像が転写された用紙を前記定着装置(23)に搬送
してから再度前記転写位置に搬送する用紙循環装置(H
3)、(Y011)前記用紙循環装置(H3)に設けた中間
トレイ(TR0)、(Y012)複写枚数設定手段(3
3)、(Y013)前記複写枚数設定手段(33)により
設定された複写枚数だけ、用紙片面に多重複写を行う片
面多重複写モードおよび用紙両面に複写を行う両面複写
モードを有する複写モードの中から1つの複写モードを
選択可能なモード選択手段(35)、(Y014)前記モ
ード選択手段により選択された複写モードに対応した複
写動作制御を行う複写動作制御手段、(Y015)前記排
紙トレイ(H)に排出される用紙の枚数を検出する料金
カウント用第1センサ(SC1)、(Y016)前記中間ト
レイ(TR0)に排出される用紙の枚数を検出する料金
カウント用第2センサ(SC2)、(Y017)前記料金カ
ウント用第1センサ(SC1)および料金カウント用第2
センサ(SC2)の検出する用紙の枚数に応じて課金枚数
をカウントする課金枚数カウント手段(C33)、(Y01
8)用紙片面に多重複写を行う片面多重複写モードで複
写した用紙は課金枚数1枚とカウントし、用紙両面に複
写を行う両面複写モードで複写した用紙は課金枚数2枚
とカウントする前記課金枚数カウント手段(C33)、
(Y019)前記片面多重複写モードで作動中は前記料金
カウント用第1センサ(SC1)および料金カウント用第
2センサ(SC2)のうちの一方が1枚の用紙を検出する
毎に課金枚数を1枚カウントアップし、用紙両面に複写
を行う両面複写モードで作動中は前記料金カウント用第
1センサ(SC1)および料金カウント用第2センサ(S
C2)が1枚の用紙をそれぞれ検出する毎に課金枚数を1
枚カウントアップする前記課金枚数カウント手段(C3
3)、(Y020)前記片面多重複写モードまたは両面複写
モードで複写動作中に前記中間トレイ(TR0)が引き
出されたことを検出する動作中トレイ引出検出手段(C
3+SNt)、(Y021)前記動作中トレイ引出検出手段
(C3+SNt)が中間トレイ(TR0)の引き出されたこ
とを検出したときに、前記中間トレイ(TR0)が引き
出されたことを記憶する動作中トレイ引出記憶手段(F
g)、(Y022)前記動作中トレイ引出記憶手段(Fg)
がトレイ引出を記憶している場合には課金枚数カウント
方法を変更する前記課金枚数カウント手段(C33)。
【0009】(第2発明)また、本出願の第2発明の画
像形成装置は、前記第1発明の画像形成装置において、
下記の要件を備えたことを特徴とする、(Y023)前記
料金カウント用第2センサ(SC2)の検出する用紙枚数
をカウントする第2カウンタ(C32)、(Y024)前記
中間トレイ(TR0)内の用紙の有無を検出する中間ト
レイ用紙有無センサ(SNh)、(Y025)前記片面多重
複写モードで作動中は前記料金カウント用第1センサ
(SC1)が用紙を検出したときに課金枚数を1枚カウン
トアップする前記課金枚数カウント手段(C33)、(Y
026)前記片面多重複写モードでの複写動作中におい
て、前記動作中トレイ引出検出手段(C3+SNt)によ
り引出されたことが検出された中間トレイ(TR0)が
元の位置に収納された際に前記中間トレイ用紙有無セン
サ(SNh)が用紙無しを検出した場合には、前記第2カ
ウンタ(C32)のカウント値だけカウントアップする前
記課金枚数カウント手段(C33)。
【0010】(第3発明)また、本出願の第3発明の画
像形成装置は、前記第1発明の画像形成装置において、
下記の要件を備えたことを特徴とする、(Y023)前記
料金カウント用第2センサ(SC2)の検出する用紙枚数
をカウントする第2カウンタ(C32)、(Y024)前記
中間トレイ(TR0)内の用紙の有無を検出する中間ト
レイ用紙有無センサ(SNh)、(Y025)前記片面多重
複写モードで作動中は前記料金カウント用第1センサ
(SC1)が用紙を検出したときに課金枚数を1枚カウン
トアップする前記課金枚数カウント手段(C33)、(Y
027)前記料金カウント用第1センサ(SC1)の検出す
る用紙枚数をカウントする第1カウンタ(C31)、(Y
028)前記片面多重複写モードでの複写動作中におい
て、前記動作中トレイ引出検出手段(C3+SNt)によ
り引出されたことが検出された中間トレイ(TR0)が
元の位置に収納された際に前記中間トレイ用紙有無セン
サ(SNh)が用紙有りを検出した場合には、中間トレイ
(TR0)の全ての用紙が前記排紙トレイ(H)に排出
された時点で第2カウンタ(C32)のカウント値と第1
カウンタ(C31)のカウント値の差だけカウントアップ
する前記課金枚数カウント手段(C33)。(Y029)前
記片面多重複写モードでの複写動作中において、前記動
作中トレイ引出検出手段(C3+SNt)による中間トレ
イ(TR0)の引出されたことが検出されなかった際
に、中間トレイ(TR0)の全ての用紙が前記排紙トレ
イ(H)に排出された時点で第2カウンタ(C32)のカ
ウント値と第1カウンタ(C31)のカウント値が異なる
場合にはそれらのカウント値の差の枚数の複写動作によ
り前記排紙トレイ(H)に排出される用紙の枚数はカウ
ントアップしない前記課金枚数カウント手段(C33)。
【0011】(第4発明)また、本出願の第4発明の画
像形成装置は、前記第1発明の画像形成装置において、
下記の要件を備えたことを特徴とする、(Y023)前記
料金カウント用第2センサ(SC2)の検出する用紙枚数
をカウントする第2カウンタ(C32)、(Y024)前記
中間トレイ(TR0)内の用紙の有無を検出する中間ト
レイ用紙有無センサ(SNh)、(Y025′)前記片面多
重複写モードで作動中は前記料金カウント用第2センサ
(SC2)が用紙を検出したときに課金枚数を1枚カウン
トアップする前記課金枚数カウント手段(C33)、(Y
027)前記料金カウント用第1センサ(SC1)の検出す
る用紙枚数をカウントする第1カウンタ(C31)、(Y
030)前記片面多重複写モードでの複写動作中におい
て、前記動作中トレイ引出検出手段(C3+SNt)によ
り引出されたことが検出された中間トレイ(TR0)が
元の位置に収納された際に前記中間トレイ用紙有無セン
サ(SNh)が用紙無しを検出した場合には、前記動作中
トレイ引出記憶手段(Fg)の記憶情報をリセットして
前記片面多重複写モードでの複写動作を終了する複写動
作強制終了手段(E)、(Y031)前記片面多重複写モ
ードでの複写動作中において、前記動作中トレイ引出検
出手段(C3+SNt)による中間トレイ(TR0)の引出
されたことが検出された際に、中間トレイ(TR0)の
全ての用紙が前記排紙トレイ(H)に排出された時点で
第2カウンタ(C32)のカウント値と第1カウンタ(C
31)のカウント値が異なる場合には、前記動作中トレイ
引出記憶手段(Fg)の記憶情報をリセットして前記片
面多重複写モードでの複写動作を終了する前記複写動作
強制終了手段(E)。(Y032)前記片面多重複写モー
ドでの複写動作中において、前記動作中トレイ引出検出
手段(C3+SNt)による中間トレイ(TR0)の引出さ
れたことが検出されなかった際に、中間トレイ(TR
0)の全ての用紙が前記排紙トレイ(H)に排出された
時点で第2カウンタ(C32)のカウント値と第1カウン
タ(C31)のカウント値が異なる場合にはそれらのカウ
ント値の差の枚数の複写動作により前記排紙トレイ
(H)に排出される用紙の枚数はカウントアップしない
前記課金枚数カウント手段(C33)。
【0012】(第5発明)また、本出願の第5発明の画
像形成装置は、前記第1発明の画像形成装置において、
下記の要件を備えたことを特徴とする、(Y023)前記
料金カウント用第2センサ(SC2)の検出する用紙枚数
をカウントする第2カウンタ(C32)、(Y024)前記
中間トレイ(TR0)内の用紙の有無を検出する中間ト
レイ用紙有無センサ(SNh)、(Y027)前記料金カウ
ント用第1センサ(SC1)の検出する用紙枚数をカウン
トする第1カウンタ(C31)、(Y033)前記両面複写
モードでの複写動作中において、前記動作中トレイ引出
検出手段(C3+SNt)により引出されたことが検出さ
れた中間トレイ(TR0)が元の位置に収納された際に
前記中間トレイ(TR0)用紙有無センサが用紙無しを
検出した場合には、前記動作中トレイ引出記憶手段(F
g)の記憶情報をリセットして前記両面複写モードでの
複写動作を終了する前記複写動作強制終了手段(E)、
(Y034)前記両面複写モードでの複写動作中におい
て、前記動作中トレイ引出検出手段(C3+SNt)によ
り引出されたことが検出された中間トレイ(TR0)が
元の位置に収納された際に前記中間トレイ用紙有無セン
サ(SNh)が用紙有りを検出した場合には、中間トレイ
(TR0)の全ての用紙が前記排紙トレイ(H)に排出
された時点で第2カウンタ(C32)のカウント値と第1
カウンタ(C31)のカウント値の差だけカウントアップ
する前記課金枚数カウント手段(C33)。
【0013】(第6発明)また、本出願の第6発明の画
像形成装置は、前記第1発明の画像形成装置において、
下記の要件を備えたことを特徴とする、(Y023)前記
料金カウント用第2センサ(SC2)の検出する用紙枚数
をカウントする第2カウンタ(C32)、(Y024)前記
中間トレイ(TR0)内の用紙の有無を検出する中間ト
レイ用紙有無センサ(SNh)、(Y027)前記料金カウ
ント用第1センサ(SC1)の検出する用紙枚数をカウン
トする第1カウンタ(C31)、(Y033)前記両面複写
モードでの複写動作中において、前記動作中トレイ引出
検出手段(C3+SNt)により引出されたことが検出さ
れた中間トレイ(TR0)が元の位置に収納された際に
前記中間トレイ用紙有無センサ(SNh)が用紙無しを検
出した場合には、前記動作中トレイ引出記憶手段(F
g)の記憶情報をリセットして前記両面複写モードでの
複写動作を終了する前記複写動作強制終了手段(E)、
(Y035)前記両面複写モードでの複写動作中におい
て、前記動作中トレイ引出検出手段(C3+SNt)によ
る中間トレイ(TR0)の引出されたことが検出された
際に、中間トレイ(TR0)の全ての用紙が前記排紙ト
レイ(H)に排出された時点で第2カウンタ(C32)の
カウント値と第1カウンタ(C31)のカウント値が異な
る場合には、前記動作中トレイ引出記憶手段(Fg)の
記憶情報をリセットして前記両面複写モードでの複写動
作を終了する前記複写動作強制終了手段(E)。
【0014】
【作用】次に、前述の特徴を備えた本発明の作用を説明
する。 (第1発明の作用)本出願の第1発明の画像形成装置発
明のモード選択手段は、前記複写動作制御手段が有する
前記各複写モードの中の1つの複写モードを選択するこ
とができる。複写動作制御手段は、片面多重複写モード
において、複写枚数設定手段(33)により設定された
複写枚数だけ用紙片面に多重複写を行い、両面複写モー
ドにおいて用紙両面に複写を行う。
【0015】潜像形成装置(LI)は、プラテンガラス
(A1)上面の原稿の画像を像担持体(12)表面に結
像させて、前記像担持体(12)表面に前記原稿画像の
潜像を形成する。現像装置(14)は、前記像担持体
(12)表面の潜像をトナー像に現像する。給紙トレイ
(TR1〜TR5)は、その内部に複写用紙を収納してい
る。
【0016】給紙装置(K)は、給紙信号に応じて所定
の給紙トレイ(TR1〜TR5)からの給紙を開始する。
前記給紙トレイ(TR1〜TR5)から給紙された用紙
は、第1用紙搬送装置(H1)により前記転写位置に搬
送される。転写器(15)は、前記像担持体(12)表
面に沿う所定の転写位置において前記像担持体(12)
表面の前記トナー像を用紙に転写する。このトナー像が
転写された用紙は第2用紙搬送装置(H2)により定着
装置(23)に搬送される。定着装置(23)は、前記
転写位置で用紙に転写されたトナー像を定着する。前記
トナー像が定着された用紙は前記第2用紙搬送装置(H
2)により排紙トレイ(H)に排出される。このとき、
料金カウント用第1センサ(SC1)により排紙トレイ
(H)に排出される用紙の枚数が検出される。
【0017】さらに、前記モード選択手段(35)によ
り前記片面多重複写モードまたは両面複写モードが選択
された場合、前記定着装置(23)を出た1回複写済み
の用紙は、用紙循環装置(H3)により中間トレイ(T
R0)に送り込まれ、両面複写モードでは、表裏反転さ
れ、片面多重複写モードでは反転されずに、再度転写位
置に搬送される。このとき、料金カウント用第2センサ
(SC2)により中間トレイ(TR0)に送り込まれる用
紙の枚数が検出される。
【0018】課金枚数カウント手段(C33)は、前記料
金カウント用第1センサ(SC1)および料金カウント用
第2センサ(SC2)の検出する用紙の枚数に応じて課金
枚数をカウントする。このとき、前記片面多重複写モー
ドで多重複写した用紙は課金枚数1枚とカウントし、前
記両面複写モードで両面複写した用紙は課金枚数2枚と
カウントする。すなわち、前記課金枚数カウント手段
(C33)は、前記片面多重複写モードで作動中は料金カ
ウント用第1センサ(SC1)および料金カウント用第2
センサ(SC2)のうちの一方が1枚の用紙を検出する毎
に課金枚数を1枚カウントアップし、前記両面複写モー
ドで作動中は前記カウント用第1センサおよびカウント
用第2センサが1枚の用紙をそれぞれ検出する毎に課金
枚数を1枚カウントアップする。
【0019】動作中トレイ引出検出手段(C3+SNt)
は、前記片面多重複写モードまたは両面複写モードで複
写動作中に前記中間トレイ(TR0)が引き出されたこ
とを検出する。動作中トレイ引出記憶手段(Fg)は、
前記動作中トレイ引出検出手段(C3+SNt)が中間ト
レイ(TR0)の引き出されたことを検出したときに、
前記中間トレイ(TR0)が引き出されたことを記憶す
る。前記課金枚数カウント手段(C33)は、前記動作中
トレイ引出記憶手段(Fg)がセットされている場合に
は課金枚数カウント方法を変更する。
【0020】(第2発明の作用)また、本出願における
第2発明の画像形成装置では、第2カウンタ(C32)は
前記料金カウント用第2センサ(SC2)の検出する用紙
枚数をカウントする。中間トレイ用紙有無センサ(SN
h)は、前記中間トレイ(TR0)内の用紙の有無を検出
する。前記課金枚数カウント手段(C33)は、前記片面
多重複写モードで作動中は前記料金カウント用第1セン
サ(SC1)が用紙を検出したときに課金枚数を1枚カウ
ントアップする。また、前記課金料金カウント手段は、
前記片面多重複写モードでの複写動作中において、前記
動作中トレイ引出検出手段(C3+SNt)により引き出
されたことが検出された中間トレイ(TR0)が元の位
置に収納された際に、前記中間トレイ用紙有無センサ
(SNh)が用紙無しを検出した場合には、前記第2カウ
ンタ(C32)のカウント値だけカウントアップする。
【0021】(第3発明の作用)本出願における第3発
明の画像形成装置では、第1カウンタ(C31)は前記料
金カウント用第1センサ(SC1)の検出する用紙枚数を
カウントする。前記課金枚数カウント手段(C33)は前
記片面多重複写モードでの複写動作中において、前記動
作中トレイ引出検出手段(C3+SNt)により引き出さ
れたことが検出された中間トレイ(TR0)が元の位置
に収納された際に前記中間トレイ用紙有無センサ(SN
h)が用紙有りを検出した場合には、中間トレイ(TR
0)の全ての用紙が前記排紙トレイ(H)に排出された
時点で第2カウンタ(C32)のカウント値と第1カウン
タ(C31)のカウント値の差だけカウントアップする。
また、前記課金枚数カウント手段(C33)は、前記片面
多重複写モードでの複写動作中において、前記動作中ト
レイ引出検出手段(C3+SNt)による中間トレイ(T
R0)の引き出しが検出されなかった際に、中間トレイ
(TR0)の全ての用紙が前記排紙トレイ(H)に排出
された時点で第2カウンタ(C32)のカウント値と第1
カウンタ(C31)のカウント値が異なる場合には、それ
らのカウント値の差の枚数の複写動作により前記排紙ト
レイ(H)に排出される用紙の枚数はカウントアップし
ない
【0022】(第4発明の作用)本出願における第4発
明の画像形成装置では、前記課金枚数カウント手段(C
33)は、前記片面多重複写モードで作動中は前記料金カ
ウント用第2センサ(SC2)が用紙を検出したときに課
金枚数を1枚カウントアップする。複写動作強制終了手
段(E)は、前記片面多重複写モードでの複写動作中に
おいて、前記動作中トレイ引出検出手段(C3+SNt)
により引き出しが検出された中間トレイ(TR0)が元
の位置に収納された際に前記中間トレイ用紙有無センサ
(SNh)が用紙無しを検出した場合には、前記動作中ト
レイ引出記憶手段(Fg)の記憶情報をリセットして前
記片面多重複写モードでの複写動作を終了する。
【0023】また、複写動作強制終了手段(E)は、前
記片面多重複写モードでの複写動作中において、前記動
作中トレイ引出検出手段(C3+SNt)による中間トレ
イ(TR0)の引き出しが検出された際に、中間トレイ
(TR0)の全ての用紙が前記排紙トレイ(H)に排出
された時点で第2カウンタ(C32)のカウント値と第1
カウンタ(C31)のカウント値が異なる場合には、前記
動作中トレイ引出記憶手段(Fg)の記憶情報をリセッ
トして前記片面多重複写モードでの複写動作を終了す
る。このとき、前記課金枚数カウント手段(C33)は、
前記片面多重複写モードでの複写動作中において、前記
動作中トレイ引出検出手段(C3+SNt)による中間ト
レイ(TR0)の引き出しが検出されなかった際に、中
間トレイ(TR0)の全ての用紙が前記排紙トレイ
(H)に排出された時点で第2カウンタ(C32)のカウ
ント値と第1カウンタ(C31)のカウント値が異なる場
合にはそれらのカウント値の差の枚数の複写動作により
前記排紙トレイ(H)に排出される用紙の枚数はカウン
トアップしない。
【0024】(第5発明の作用)本出願における第5発
明の画像形成装置では、前記複写動作強制終了手段
(E)は、前記両面複写モードでの複写動作中におい
て、前記動作中トレイ引出検出手段(C3+SNt)によ
り引き出しが検出された中間トレイ(TR0)が元の位
置に収納された際に前記中間トレイ用紙有無センサ(S
Nh)が用紙無しを検出した場合には、前記動作中トレイ
引出記憶手段(Fg)の記憶情報をリセットして前記両
面複写モードでの複写動作を終了する。前記課金枚数カ
ウント手段(C33)は、前記両面複写モードでの複写動
作中において、前記動作中トレイ引出検出手段(C3+
SNt)により引き出されたことが検出された中間トレイ
(TR0)が元の位置に収納された際に前記中間トレイ
用紙有無センサ(SNh)が用紙有りを検出した場合に
は、中間トレイ(TR0)の全ての用紙が前記排紙トレ
イ(H)に排出された時点で第2カウンタ(C32)のカ
ウント値と第1カウンタ(C31)のカウント値の差だけ
カウントアップする。
【0025】(第6発明の作用)本出願における第6発
明の画像形成装置では、前記複写動作強制終了手段
(E)は、前記両面複写モードでの複写動作中におい
て、前記動作中トレイ引出検出手段(C3+SNt)によ
る中間トレイ(TR0)の引き出しがが検出された際
に、中間トレイ(TR0)の全ての用紙が前記排紙トレ
イ(H)に排出された時点で第2カウンタ(C32)のカ
ウント値と第1カウンタ(C31)のカウント値が異なる
場合には、前記動作中トレイ引出記憶手段(Fg)の記
憶情報をリセットして前記両面複写モードでの複写動作
を終了する。
【0026】
【発明の実施の形態】次に図面を参照しながら、本発明
の画像形成装置としての複写機の実施の形態の例(実施
例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定される
ものではない。 (実施例1)図1は、複写機本体U2およびその上面に
設置された循環式原稿搬送装置U1を有する複写機(画
像形成装置)Uの実施例1の正面断面図である。図2
は、前記複写機本体U2およびそれに接続された原稿搬
送装置U1の制御部分の説明図である。
【0027】図1において、複写機Uは複写機本体U2
および複写機本体U2の本体側プラテンガラスA1上面に
設置された原稿循環式の自動原稿搬送装置(以下原稿搬
送装置と略称)U1を有している。この原稿搬送装置U1
は、複写しようとする各種サイズの原稿が重ねて載置さ
れる原稿給紙トレイTRgを有している。原稿給紙トレ
イTRgに載置された原稿は前記プラテンガラスA1上の
複写位置に搬送され、複写済みの原稿は原稿排紙トレイ
TRhに戻されるように構成されている。このような原
稿搬送装置U1は従来公知である。
【0028】次に図1により、前記複写機本体U2を説
明する。複写機本体U2上面の透明なプラテンガラスA1
の下方には、画像書込装置としての露光光学系1が配置
され、また、オプトレジ位置に露光系レジセンサ(オプ
トレジセンサ)Spが配置されている。この露光光学系
1は、移動可能なランプユニット2を有しており、この
ランプユニット2は、原稿照明用のランプ3と第1ミラ
ー4とが一体化されて構成されている。また、前記露光
光学系1は、前記ランプユニット2の移動速度の1/2
の速度で移動する移動ミラーユニット5を有している。
この移動ミラーユニット5は、第2ミラー6および第3
ミラー7から構成されている。また、前記露光光学系1
は、レンズ8、第4ミラー9、第5ミラー10および第
6ミラー11等をも有している。そして、前記ランプユ
ニット2が原稿に対して平行に左右方向に移動し、前記
移動ミラーユニット5が前記ランプユニット2の移動速
度の1/2の速度で1/2の距離だけ移動すると、原稿
とレンズ8との間の距離は一定に保たれるので、その
間、前記ランプ3によって照明された原稿の反射光は、
前記露光光学系1を通って像担持体(以下感光体ドラム
とも言う)12上に収束されるように構成されている。
前記符号1〜11により示される要素から本発明の潜像
形成装置LIが構成されている。
【0029】前記像担持体12の周囲には、その像担持
体12の回転方向に沿って帯電用チャージャ13、黒色
トナーが収容されている第1現像器14aおよび赤色ト
ナーが収容されている第2現像器14bを有する現像装
置14、転写用転写器15およびクリーナユニット16
等が配設されている。
【0030】また、前記複写機本体U2には、下方に向
かって順次、用紙を収容する第1給紙トレイTR1、第
2給紙トレイTR2、片面多重複写時および両面複写時
等に使用される一時ストック用の中間トレイTR0、第
3給紙トレイTR3、第4給紙トレイTR4、大量用紙を
収容する第5給紙トレイTR5が着脱自在に収納されて
いる。また、複写機本体U2右側には手差し給紙トレイ
TR6が設けられている。そして、前記第1給紙トレイ
TR1に対応して第1送出しロールR11、第1さばきロ
ール装置R12、第1テイクアウェイロール装置R13が配
設されており、前記第1テイクアウェイロール装置R13
の手前には第1フィードセンサSN1が配設されてい
る。
【0031】そして前記各給紙トレイTR2〜TR5に対
しても同様の送出しロールR21,…,R51、さばきロー
ル装置R22,…,R52、テイクアウェイロール装置R2
3,…,R53、フィードセンサSN2,…,SN5等が配
設されている。また、前記中間トレイTR0に対して
は、送出しロールR01、テイクアウェイロール装置R0
3、フィードセンサSN0等が配設されている。前記符号
R11〜R13,SN1…R51〜R53,SN5およびR01,R
03,SN0等により示される要素から本発明の給紙装置
Kが構成されている。
【0032】前記各給紙トレイTR1〜TR5から送り出
された各用紙は前記第1フィードセンサSN1および用
紙レジセンサSNyによって検出され、用紙レジロール
20のレジゲ−ト21に当接し、その位置(用紙レジ位
置という)で一旦停止されるように構成されている。こ
の用紙レジ位置にある用紙の先端は前記レジゲ−ト21
に当接して先端が丸く湾曲した状態になっており、この
状態で前記レジゲ−ト21が開くと、用紙がトナー像の
転写位置(前記像担持体12および転写器15の間)に
搬送されるように構成されている。
【0033】また前記複写機本体U2には、前記像担持
体12と転写器15との間(すなわちトナー像の転写位
置)を通過した転写済み用紙を像担持体12から剥離さ
せて搬送する搬送機構22が配置されている。前記搬送
機構22により搬送された転写終了紙は、定着装置23
で定着され、直接排出される場合には排出ローラ24か
ら排紙トレイHに排出されるようになっている。前記排
出ローラ24と排紙トレイHの間には、本発明の料金カ
ウント用第1センサSC1が設けられている。料金カウン
ト用第1センサSC1は、排紙トレイHに排出される用紙
の枚数を検出する機能を有している。
【0034】一方、定着された用紙を前記中間トレイT
R0を経由して循環させ再度転写する場合には、前記定
着装置23から排出ローラ24に入る前で、下方に配設
されている分岐路25に用紙を導く様に構成されてい
る。そして前記排出ローラ24または分岐路25への分
岐点には、用紙の搬送方向を切り替えるための切替ゲー
ト26が配置されている。なお、ジャム(紙詰まり)の
検出および定着終了後の前記切替ゲート27の作動タイ
ミング決定用に、定着装置23の直後に定着装置排出セ
ンサSNfが配置されれている。
【0035】前記分岐路25には、切替ゲート27が配
置されている。この切替ゲート27は、前記片面多重複
写を行う場合は用紙の搬送方向をそのまま前記中間トレ
イTR0に向かわせる収納位置と、前記両面複写を行う
場合は一旦用紙反転路28に搬送しスイッチバックさせ
てからマイラーゲート29により中間トレイTR0に向
かわせる反転位置との間で切り替えて使用される。
【0036】前記中間トレイTR0の直前には本発明の
料金カウント用第2センサSC2が配設されている。料金
カウント用第2センサSC2は中間トレイに収納される
用紙の枚数を検出する役目を有している。また、中間ト
レイTR0には中間トレイTR0内の用紙の有無を検知す
る中間トレイ用紙有無センサSNhが配設されている。
また、中間トレイTR0下方には中間トレイアクセスセ
ンサSNtが配設されている。この中間トレイアクセス
センサSNtは中間トレイTR0が複写機外側に引き出さ
れたことを検知する役目を有している。なお、この種の
センサは従来公知である。
【0037】次に、前記複写機本体U2およびそれに接
続された原稿搬送装置U1の制御部分について説明す
る。図2において、原稿搬送装置U1側のコントローラ
C1は、CPU(中央処理装置)、メモリ、I/O(入
出力)インターフェース等を備えたマイコンによって構
成されている。図2において、コントローラC1は、原
稿有無センサS1、原稿レジセンサS2、原稿の所定位置
通過等を検出する各種センサSi(i=3,4,…)等
の検出信号の入力に応じて原稿搬送用のモータ、クラッ
チ(図示せず)等の原稿搬送用作動装置U12を所定のタ
イミングで制御する制御信号を出力する。また前記原稿
搬送装置側コントローラC1には、複写機本体U2側の本
体側コントローラC2からの信号(原稿スタート信号、
原稿交換指令信号等)が入力されている。前記原稿搬送
装置側コントローラC1は、原稿給紙トレイTRgに載置
された用紙を搬送した際に、原稿搬送装置U1に設けら
れた前記各種センサS1,S2,…等により得られる信号
から、原稿サイズを検出する機能を有しており、原稿サ
イズ情報、原稿有無の検出信号等を複写機本体U2の本
体側コントローラC2に出力するようになっている。
【0038】図2において、複写機本体U2は、ユーザ
インターフェースUIを有している。ユーザインターフ
ェースUIは、表示部31、コピースタートキー(コピ
ースタートスイッチ)32、複写枚数を設定する複写枚
数設定キー33、数値入力用のテンキー34、コピーモ
ード選択キー35等を有している。このコピーモード選
択キー35により前記用紙の片面に多重複写を行う片面
多重コピーモードおよび用紙の両面に複写を行う両面コ
ピーモードのいずれか一方を選択することができる。複
写機本体U2のメインコントローラC2には、前述した原
稿搬送装置U1およびユーザインターフェースUIから
の入力信号の他に、前記オプトレジセンサSpからの検
出信号およびIOTコントローラC3からの信号が入力
されている。
【0039】前記複写機本体U2のメインコントローラ
C2は、CPU(中央処理装置)、ROM、RAM等の
メモリ、I/O(入出力)インターフェース等を備えた
マイコンによって構成されている。メインコントローラ
C2は、前記各種入力信号に応じて、所定のタイミング
で露光光学系搬送装置駆動回路Daにその作動信号を出
力している。露光光学系搬送装置駆動回路Daは、前記
複写機本体U2のメインコントローラC2から入力される
作動信号に応じて、露光光学系駆動モータMaの駆動電
流を供給するように構成されている。そして、露光光学
系駆動モータMaが駆動されると、前記露光光学系1が
作動されるように構成されている。このため、前記本体
側コントローラC2のメモリには、複写機本体U2の露光
光学系1の駆動を制御するためのプログラムおよびデー
タ等が記憶されている。
【0040】図2において、前記IOTコントローラC
3はCPU(中央処理装置)、ROM、RAM等のメモ
リ、I/O(入出力)インターフェース等を備えたマイ
コンにより構成されている。前記IOTコントローラC
3には複写機本体U2内に配置された用紙レジセンサSN
y、中間トレイ用フィードセンサSN0、第1〜第5フィ
ードセンサSN1〜SN5、中間トレイアクセスセンサS
Nt、料金カウント用第1センサSC1、料金カウント用
第2センサSC2、中間トレイ用紙有無センサSNh、用
紙ジャムセンサSNj、…等からの各種検出信号が入力
されている。前記IOTコントローラC3は、料金カウ
ント用第1センサSC1,第2センサSC2からそれぞれ入
力される用紙検出信号により用紙枚数をカウントする本
発明の第1カウンタC31、第2カウンタC32としての機
能を有している。また、IOTコントローラC3は、前
記料金カウント用第1センサSC1および料金カウント用
第2センサSC2が検出する用紙の枚数に応じて課金枚数
をカウントする本発明の課金枚数カウンタC33としての
機能を有している。これらの各機能はIOTコントロー
ラC3のメモリに記憶されたプログラムおよびCPU等
により実現されている。
【0041】前記IOTコントローラC3は、片面多重
コピーモードまたは両面コピーモードのいずれかの動作
モードで複写動作中に前記中間トレイアクセスセンサS
Ntから中間トレイTR0に対するアクセスを検知した信
号が入力された場合にセットされる動作中トレイ引出記
憶フラグ(すなわち、動作中トレイ引出記憶手段、以後
「タンパフラグ」とも言う)Fgが設けられている。前
記タンパフラグFgを有するIOTコントローラC3およ
び中間トレイアクセスセンサSNtから本発明の動作中
トレイ引出検出手段(C3+SNt)が構成されている。
また、前記符号C3、SNt、SNhにより示される要素
から本発明の実施例1の複写動作強制終了手段Eが構成
されている。
【0042】また、前記IOTコントローラC3は、複
写機本体U2に設置された前記各種センサおよび前記メ
インコントローラC2からの入力信号に応じて、所定の
タイミングで次に説明する各種駆動回路D0〜D8,…等
にそれらの作動信号を出力している。このため、前記I
OTコントローラC3のメモリには、複写機本体U2の用
紙送出しロールR01〜R51、用紙レジロール20等の駆
動を制御するためのプログラムおよびデータ類が記憶さ
れている。
【0043】前記中間トレイTR0および第1〜第5給
紙トレイTR1〜TR5に対応する用紙取出装置駆動回路
D0およびD1〜D5は、前記複写機本体U2のIOTコン
トローラC3から入力される用紙取り出し用の作動信号
に応じて、モータM0〜M5等の駆動電流を出力するよう
に構成されている。前記各モータM0〜M5には、テイク
アウェイロール装置R03〜R53が連結されているほか
に、クラッチCr0〜Cr5を介して、送出しロールR01〜
R51が接続されており、また、前記各モータM1〜M5に
はさばきロール装置R12〜R52が接続されている。そし
て、前記各種送出しロールR01〜R51やさばきロール装
置R12(R02?)〜R52には、前記ユ−ザインタ−フェ
−スUI上で選択された用紙が収納された給紙トレイT
Ri(i=0〜5)あるいは選択されたモ−ドに対応す
る中間トレイTR0のいずれかに対応する、クラッチCr
i(i=0〜5)のいずれかのみが作動し、駆動力が伝
達されるように構成されている。
【0044】感光体ドラム回転駆動回路D6は、前記複
写機本体U2のIOTコントローラC3から入力される作
動信号に応じて、モータM6の駆動電流を供給するよう
に構成されている。そして、モータM6が駆動される
と、前記像担持体(感光体ドラム)12が回転するよう
に構成されている。また、モータM6が駆動された状態
でクラッチCr6が接続されると、用紙レジロール20が
作動するように構成されている。レジゲート作動回路D
7は、前記IOTコントローラC3から入力される作動信
号に応じてレジゲート20を作動させるレジゲート作動
ソレノイドSL1の駆動電流を供給するように構成され
ている。切替ゲート作動回路D8は、前記IOTコント
ローラC3から入力される作動信号に応じて、前記切替
ゲート26,27をそれぞれ作動させる作動ソレノイド
SL2,SL3の駆動電流を供給するように構成されてい
る。
【0045】上記の構成要素の内、符号20,21,R
01〜R53,M0〜M5,Cr1〜Cr5,D0〜D7,SL1等
で示された要素から、用紙を転写位置に供給する第1用
紙搬送装置H1(=20+21+R01〜R53+M0〜M5
+Cr1〜Cr5+D0〜D7+SL1)が構成されている。
また、前記搬送機構22、排出ローラ24、切替ゲ−ト
26、およびそれらを駆動する機構(図示せず)等から
前記転写位置から前記排紙トレイHへ用紙を排出する第
2用紙搬送装置H2(=22+24+26+D8+SL
2)が構成されている。また、前記レジゲート20、搬
送機構22、分岐路25、切替ゲ−ト26、中間トレイ
TR0、送出しロールR01、テイクアウェイロール装置
R03〜R23、モータM0〜M2、クラッチCr0,Cr6各駆
動回路D0,D1,D2,D6,D7、ソレノイドSL1〜SL3
等から、前記転写位置でトナー像が転写された用紙を前
記定着装置23下流側の分岐路25から中間トレイTR
0に搬送し、さらに前記転写位置に搬送する用紙循環装
置H3(=20+22+25+26+TR0+R01+R03
〜R23+M0〜M2+Cr0+Cr6+D0〜D2+D6+D7+
SL1〜SL3)が構成されている。
【0046】(実施例1の作用)次に、図3〜図20の
フローチャートを用いて前述の構成を備えた前記実施例
1の作用を説明する。図3は、実施例1の画像形成装置
の課金処理のフローチャートである。図4は、前記図3
の動作の続きの課金処理のフローチャートであり、プラ
テンモードの片面多重コピーモードのメインルーチンお
よびステップST29のサブルーチンの説明図である。図
5は、前記図4の動作の続きの課金処理のフローチャー
トであり、プラテンモードの片面多重コピーモードのメ
インルーチンおよびステップST30のサブルーチンの説
明図である。図6は、前記図5の動作の続きの課金処理
のフローチャートであり、プラテンモードの片面多重コ
ピーモードのメインルーチンの説明図である。図7は、
前記図3の動作の続きの課金処理のフローチャートであ
り、プラテンモードの両面コピーモードのメインルーチ
ンの説明図である。図8は、前記図7の動作の続きの課
金処理のフローチャートであり、プラテンモードの両面
コピーモードのメインルーチンおよびステップST52の
サブルーチンの説明図である。図9は、前記図8の動作
の続きの課金処理のフローチャートであり、プラテンモ
ードの両面コピーモードのメインルーチンの説明図であ
る。図10は、前記図9のステップST51のサブルーチ
ンの説明図である。
【0047】図11は、前記図3の動作の続きの課金処
理のフローチャートであり、プラテンモードの通常片面
コピーモードのメインルーチンの説明図である。図12
は、前記図3の動作の続きの課金処理のフローチャート
である。図13は、前記図12の動作の続きの課金処理
のフローチャートであり、ADFモードの片面多重コピ
ーモードのメインルーチンおよびステップST29′のサ
ブルーチンの説明図である。図14は、前記図13の動
作の続きの課金処理のフローチャートであり、ADFモ
ードの片面多重コピーモードのメインルーチンおよびス
テップST30′のサブルーチンの説明図である。図15
は、前記図14の動作の続きの課金処理のフローチャー
トであり、ADFモードの片面多重コピーモードのメイ
ンルーチンの説明図である。図16は、前記図12の動
作の続きの課金処理のフローチャートであり、ADFモ
ードの両面コピーモードのメインルーチンの説明図であ
る。図17は、前記図16の動作の続きの課金処理のフ
ローチャートであり、ADFモードの両面コピーモード
のメインルーチンおよびステップST52′のサブルーチ
ンの説明図である。図18は、前記図17の動作の続き
の課金処理のフローチャートであり、ADFモードの両
面コピーモードのメインルーチンの説明図である。図1
9は、前記図18のステップST51′のサブルーチンの
説明図である。図20は、前記図12の動作の続きの課
金処理のフローチャートであり、ADFモードの通常片
面コピーモードのメインルーチンの説明図である。
【0048】図3〜図20のフローチャートの各ステッ
プの処理は、前記図2に示すコントローラC1〜C3のメ
モリに記憶されたプログラムに従って行われる。前記複
写機Fの作動と同時に図3〜図20に示される処理が開
始される。図3のステップST1において、コピースタ
ートキー32(図2参照)がONされたか否かを判断す
る。ノー(N)の場合はステップST1を繰り返し実行
する。すなわち、コピー待ち状態に入る。イエス(Y)
の場合はステップST2に移る。ユーザは図1のプラテ
ンガラスA1または、原稿搬送装置U1上に原稿を載せ
て、コピー枚数、複写モード等をユーザインターフェー
スUIから入力する。そして、コピースタートスイッチ
32を押すとステップST1の結果がYes(Y、以下
略)となり、ステップST2に移る。ステップST2にお
いて、プラテンモードか否かを判断する。すなわち原稿
搬送装置U1の原稿有無センサS1(図1,2参照)が原
稿有りを検出している場合はノー(N)となりADF
(自動原稿搬送)モードと判断し、原稿無しの場合には
イエス(Y)となる。イエス(Y)の場合はプラテンモ
ードである。イエス(Y)の場合はステップST3に移
る。
【0049】ステップST3において、通常片面コピー
モードか否かを判断する。この判断は、前記ユーザーイ
ンターフェースUIのコピーモード選択キー35(図2
参照)によりどの複写モードが選択されたか否かによっ
て行われる。すなわち前記コピーモード選択キー35に
より片面多重コピーモードまたは両面コピーモードのい
ずれも選択されていない場合はイエス(Y)となり通常
片面コピーモードと判断し、片面多重コピーモードまた
は両面コピーモードのいずれか一方が選択されている場
合はノー(N)となる。ノー(N)の場合はステップS
T4に移る。ステップST4において、複写モードが片面
多重コピーモードか否かを判断する。この判断は、前記
ユーザーインターフェースUIのコピーモード選択キー
35により選択されるコピーモードから行われる。イエ
ス(Y)の場合すなわち片面多重コピーモードが選択さ
れた場合はステップST5(図4参照)に移る。
【0050】図4〜図6では、次に説明するプラテンモ
ードの片面多重コピーモードの処理が実行される。図4
のステップST5において、第1画像作成開始信号を出
力する。次にステップST6において、第1画像形成動
作を行う。次にステップST7において、第1画像が形
成された用紙を中間トレイTR0に収容する。次にステ
ップST8において、第2カウンタC32(図2参照)の
カウント値を1だけカウントアップさせる。次にステッ
プST9において、前記中間トレイTR0へ収納された第
1画像複写済みの用紙枚数が設定枚数分終了したか否か
を判断する。この判断は前記第2カウンタC32のカウン
ト値が複写枚数設定キー33により設定された設定枚数
と等しくなったか否かによって行われる。ステップST
9においてノー(N)の場合は前記ステップST6に戻
り、イエス(Y)の場合はステップST10(図5参照)
に移る。前記ステップST5〜ステップST9の処理から
片面多重コピーモードにおける設定枚数分の用紙に第1
画像を複写する動作が行われる。また、前記ステップS
T5〜ステップST9の処理は、後述のステップST29
(不足分第1画像形成動作)のサブルーチンと同じ処理
である。
【0051】図5のステップST10において、コピース
タートスイッチ32がONされたか否かを判断する。ノ
ー(N)の場合はステップST10を繰り返し実行する。
すなわち、コピー待ち状態に入る。このコピー待ち状態
はユーザが前記片面多重コピーの第2画像用の原稿を前
記プラテンガラスA1上にセットするために設けられて
いる。ステップST10においてイエス(Y)の場合はス
テップST11に移る。ステップST11において、複写動
作中のジャム発生時以外に中間トレイTR0に対するア
クセスが有ったか否かを判断する。この判断は、ジャム
が発生していない時に前記動作中トレイ引出検出手段
(C3+SNt)が中間トレイTR0の引き出されたことを
検出したか否かによって行われる。ジャムが発生してい
るか否かは、ジャム判定クラブFg(ジャム発生時に
「1」が立つフラグ)により判断する。ステップST11
においてノー(N)の場合は後述のステップST14へと
び、イエス(Y)の場合はステップST12に移る。ステ
ップST12において、タンパフラグFgをセットする。
前述のように、このタンパフラグFgは複写動作中のジ
ャム発生時以外に中間トレイTR0に対するアクセスが
有った場合にセットされる(「1」が立つ)。
【0052】次にステップST13において、中間トレイ
TR0に用紙がなくなったか否かを判断する。この判断
は、前記中間トレイ用紙有無センサSNhが中間トレイ
の用紙の有無を検出したか否かによって行われる。ステ
ップST13においてノー(N)の場合はステップST14
に移る。
【0053】ステップST14において、第2画像作成開
始信号を出力する。次にステップST15において、第2
画像形成動作を行う。次にステップST16において、第
2画像が形成された用紙の排紙トレイHへの排出を行
う。排紙トレイHに用紙排出が行われると料金カウント
用第1センサSC1(図1,2参照)が用紙排出を検出
する。次にステップST17において、第1カウンタC31
(図2参照)のカウント値を1アップさせる。次にステ
ップST18において、前記課金枚数カウンタC33のカウ
ント値を1アップさせる。すなわち、本実施例1ではプ
ラテンモードの片面多重コピーモードの場合、課金枚数
カウンタC33のカウントアップは第2画像が形成された
用紙を排出トレイHに排出する時に行われる。次にステ
ップST19において、中間トレイTR0に用紙がなくな
ったか否かを判断する。ノー(N)の場合は前記ステッ
プST15に戻り、イエス(Y)の場合はステップST20
(図6参照)に移る。なお、前記ステップST14〜ステ
ップST19の処理により片面多重コピーモードにおいて
設定枚数分の用紙に第2画像を複写する動作が行われ
る。また、前記ステップST10〜ステップST19の処理
は後述のステップST30のサブルーチンの処理と同一で
ある。
【0054】図6のステップST20において、排紙トレ
イHに排出された用紙が設定枚数に対して不足している
か否かを判断する。この判断は、前記第1カウンタC31
のカウント値が複写枚数設定キー33により設定された
設定枚数よりも小さいか否かによって行われる。ステッ
プST20においてイエス(Y)の場合はステップST21
に移る。ステップST21において、前記設定枚数に対す
る不足相当分を計算する。この計算は、前記中間トレイ
TR0への排出枚数をカウントする第2カウンタC32の
カウント値からの排紙トレイHへの排出枚数をカウント
する前記第1カウンタC31のカウント値の減算によって
行われる。次にステップST22において、前記タンパフ
ラグFgがセットされているか否かを判断する。イエス
(Y)の場合は複写動作中に中間トレイTR0に対する
アクセスが有り、その際に用紙が不正に抜き取られたと
考えられる。ステップST22においてイエス(Y)の場
合はステップST23に移る。
【0055】ステップST23において、課金枚数カウン
タC33のカウント値を前記設定枚数分に対する不足相当
分アップさせる。次にステップST24において、前記タ
ンパフラグFgをリセットする。次にステップST25に
おいて、前記第1カウンタC31および第2カウンタC32
のカウント値をそれぞれリセットする。ステップST25
が終了するとプラテンモードの片面多重コピーが終了す
る。
【0056】前記図5のステップST13において、イエ
ス(Y)すなわち中間トレイTR0に用紙がなくなって
いた場合、図6のステップST26に移る。ステップST
26において、中間トレイTR0の複写用紙が不正に抜き
取られたものとして、課金枚数カウンタC33のカウント
値を前記第2カウンタC32のカウント値分アップさせ
る。ステップST26終了後は前記ステップST24に移
る。
【0057】また、図6の前記ステップST22において
ノー(N)の場合、すなわちタンパフラグFgがセット
されていない場合は、中間トレイTR0からの用紙の重
送、用紙ジャム発生等が考えられる。この場合、ステッ
プST27に移る。ステップST27において、前記第2カ
ウンタC32のカウント値を前記ステップST21において
算出した設定枚数に対する不足相当分減算する。次にス
テップST28において、コピースタートスイッチ32が
ONされたか否かを判断する。ノー(N)の場合はステ
ップST28を繰り返し実行する。すなわち、コピー待ち
状態に入る。このコピー待ち状態は前記設定枚数に対す
る不足相当分の片面多重コピーを行うために、ユーザが
前記片面多重コピーの第1画像用の原稿を前記プラテン
ガラスA1上にセットするために設けられている。ステ
ップST28においてイエス(Y)の場合はステップST
29に移る。
【0058】ステップST29において、前記設定枚数に
対する不足相当分の第1画像形成を行う。このステップ
ST29では、前述した図4のステップST5〜ステップ
ST9の処理と同一の処理を行うサブルーチンが実行さ
れる。次にステップST30において、前記設定枚数に対
する不足相当分の第2画像形成を行う。このステップS
T30では、前述した図5のステップST10〜ステップS
T19の処理と同一の処理を行うサブルーチンが実行され
る。ステップST30が終了した後は、前記ステップST
20に戻る。
【0059】前記図3のステップST4において、ノー
(N)すなわち複写モードが両面コピーモードの場合、
図7のステップST31に移る。図7〜図10では、次に
説明するプラテンモードの両面コピーモードの処理が実
行される。図7のステップST31において、用紙の第1
面への画像作成開始信号を出力する。次にステップST
32において、用紙第1面への画像形成動作を行う。次に
ステップST33において、第1面に画像が形成された用
紙を中間トレイTR0に収容する。次にステップST34
において、第2カウンタC32のカウント値を1アップさ
せる。次にステップST35において、前記課金枚数カウ
ンタC33のカウント値を1アップさせる。次にステップ
ST36において、前記中間トレイTR0へ収納された第
1面複写済みの用紙枚数が設定枚数分終了したか否かを
判断する。この判断は前記第2カウンタC32のカウント
値が複写枚数設定キー33により設定された設定枚数と
等しくなったか否かによって行われる。ステップST36
においてノー(N)の場合は前記ステップST32に戻
り、イエス(Y)の場合はステップST37(図8参照)
に移る。
【0060】図8のステップST37において、コピース
タートスイッチ32がONされたか否かを判断する。ノ
ー(N)の場合はステップST37を繰り返し実行する。
すなわち、コピー待ち状態に入る。このコピー待ち状態
はユーザが前記両面コピーの用紙の第2面に複写する原
稿を前記プラテンガラスA1上にセットするために設け
られている。ステップST37においてイエス(Y)の場
合はステップST38に移る。ステップST38において、
複写動作中のジャム発生時以外に中間トレイTR0に対
するアクセスが有ったか否かを判断する。この判断は、
ジャムが発生していない時に中間トレイTR0が引き出
されたことを前記動作中トレイ引出検出手段(C3+SN
t)が検出したか否かによって行われる。ステップST3
8においてノー(N)の場合は後述のステップST41へ
とび、イエス(Y)の場合はステップST39に移る。ス
テップST39において、タンパフラグFgをセットす
る。次にステップST40において、中間トレイTR0に
用紙がなくなったか否かを判断する。ノー(N)の場合
はステップST41に移る。
【0061】ステップST41において、用紙の第2面へ
の画像作成開始信号を出力する。次にステップST42に
おいて、用紙第2面への画像形成動作を行う。次にステ
ップST43において、前記ステップST42で第2面に画
像が形成された用紙の排紙トレイHへの排出を行う。次
にステップST44において、第1カウンタC31のカウン
ト値を1アップさせる。次にステップST45において、
前記課金枚数カウンタC33のカウント値を1アップさせ
る。すなわち、本実施例1の両面コピーモードでは前記
ステップST35およびステップST45により第1面に複
写済みの用紙が中間トレイTR0に収納される時および
第2面に複写された用紙が排紙トレイHに排出される時
に課金枚数カウンタC33のカウント値をそれぞれ1ずつ
アップさせている。次にステップST46において、中間
トレイTR0に用紙がなくなったか否かを判断する。ノ
ー(N)の場合は前記ステップST42に戻り、イエス
(Y)の場合はステップST47(図9参照)に移る。な
お、図8の前記ステップST37〜ステップST46の処理
は後述のステップST52のサブルーチンの処理と同一で
ある。
【0062】図9のステップST47において、排紙トレ
イHに排出された用紙が設定枚数に対して不足している
か否かを判断する。この判断は、前記第1カウンタC31
のカウント値が複写枚数設定キー33により設定された
複写枚数よりも小さいか否かによって行われる。ステッ
プST47においてイエス(Y)の場合はステップST48
に移る。ステップST48において、前記設定枚数に対す
る不足相当分を計算する。この計算は、前記第2カウン
タC32のカウント値からの前記第1カウンタC31のカウ
ント値の減算によって行われる。次にステップST49に
おいて、前記第2カウンタC32のカウント値を前記ステ
ップST48において算出した設定枚数に対する不足相当
分減算する。次にステップST50において、コピースタ
ートスイッチ32がONされたか否かを判断する。ノー
(N)の場合はステップST50を繰り返し実行する。す
なわち、コピー待ち状態に入る。このコピー待ち状態は
前記設定枚数に対する不足相当分の両面コピーを行うた
めに、ユーザが前記両面コピーの用紙第1面に複写する
原稿を前記プラテンガラスA1上にセットするために設
けられている。ステップST50においてイエス(Y)の
場合、ステップST51に移る。ステップST51におい
て、前記設定枚数に対する不足相当分の用紙の第1面へ
の画像形成を行う。このステップST51では、後述の図
10に示すステップST511〜ステップST517の処理と
同一の処理を行うサブルーチンが実行される。
【0063】次に、前記ステップST51で実行されるサ
ブルーチンについて説明する。前記ステップST51で実
行されるサブルーチンでは、図10のステップST511
〜ステップST517の処理を行う。ステップST511〜ス
テップST514、ステップST516〜ステップST517の
処理はそれぞれ前記図7に示されるステップST31〜ス
テップST36に対応している。図10においては、ステ
ップST514(ステップST34)とステップST516(ス
テップST35)の間にステップST515が加えられてい
る。図10のステップST515において、タンパフラグ
Fgがセットされているか否かを判断する。イエス
(Y)の場合はステップST516に移り、ノー(N)の
場合はステップST517へ移る。すなわちステップST5
15においては、タンパフラグセットの場合(すなわち、
複写動作中のジャム発生時以外に中間トレイTR0にア
クセスが有った場合)は、設定枚数に対する不足相当分
の用紙の第1面への画像形成を行う際に課金枚数カウン
タC33のカウント値をアップさせるようになっている。
【0064】次にステップST52において、前記設定枚
数に対する不足相当分の用紙の第2面への画像形成を行
う。このステップST52では、前記図8のステップST
37〜ステップST46の処理と同一の処理を行うサブルー
チンが実行される。ステップST52が終了した後は、前
記ステップST47に戻る。前記ステップST47において
ノー(N)の場合は、ステップST53に移る。なお、前
記ステップST40(図8参照)においてイエス(Y)の
場合もステップST53に移る。ステップST53におい
て、タンパフラグFgをリセットする。次にステップS
T54において、第1カウンタC31および第2カウンタC
32のカウント値をそれぞれリセットする。ステップST
54が終了するとプラテンモードの両面コピーが終了す
る。
【0065】前記図3のステップST3において、イエ
ス(Y)すなわち通常片面コピーモードの場合、図11
のステップST61に移る。図11では、次に説明するプ
ラテンモードの通常片面コピーモードの処理が実行され
る。図11のステップST61において、画像作成開始信
号を出力する。次に、ステップST62において、用紙へ
の画像形成を行う。次に、ステップST63において、前
記ステップST62において画像が形成された用紙の排紙
トレイHへの排出を行う。次に、ステップST64におい
て、課金枚数カウンタC33のカウント値を1アップさせ
る。次に、ステップST65において、前記排紙トレイT
R0へ排出された複写済み用紙の枚数が設定枚数分終了
したか否かを判断する。この判断は前記課金枚数カウン
タC33のカウント値が複写枚数設定キー33により設定
された設定枚数と等しくなったか否かによって行われ
る。ステップST65においてノー(N)の場合はステッ
プST62へ戻り、イエス(Y)の場合は終了である。
【0066】前記図3のステップST2において、ノー
(N)すなわちADFモードの場合は図12のステップ
ST3′に移る。図12のステップST3′において、通
常片面コピーモードか否かを判断する。ノー(N)の場
合はステップST4′に移る。ステップST4′におい
て、複写モードが片面多重コピーモードか否かを判断す
る。イエス(Y)の場合は図13のステップST5に移
る。
【0067】図13〜図15では、次に説明するADF
モードの片面多重コピーモードの処理が実行される。図
13においては、前記図4のステップST5〜ステップ
ST9と同様の処理が行われる。なお、図4の前記ステ
ップST5〜ステップST9によって示される処理は後述
のステップST29′のサブルーチンの処理と同一であ
る。図13のステップST9において、イエス(Y)の
場合、図14のステップST10′に移る。図14のステ
ップST10′において原稿給紙トレイTRgに載置され
た原稿は終了か否かを判断する。イエス(Y)の場合は
第2画像用の原稿が原稿給紙トレイTRgに載置されて
いないこととなる。イエス(Y)の場合はステップST
16′に移る。
【0068】ステップST16′において、前記図13の
ステップST7で中間トレイTR0に収納された第1画像
が複写済みの用紙を排紙トレイHへ排出する動作を行
う。次に、ステップST18′において、課金枚数カウン
タC33を1アップさせる。次に、ステップST19′にお
いて、中間トレイTR0に用紙がなくなったか否かを判
断する。ノー(N)の場合は前記ステップST16′に戻
り、イエス(Y)の場合は図15のステップST24に移
る。ステップST10′において、ノー(N)の場合は次
のステップST11に移る。図14において、ステップS
T11〜ステップST19までは前記図5のステップST11
〜ST19と同様の処理を行う。なお、図14の前記ステ
ップST10′〜ステップST19の処理は後述のステップ
ST30′のサブルーチンの処理と同一である。ステップ
ST19において、イエス(Y)の場合は図15のステッ
プST20に移る。
【0069】図15において、ステップST20〜ステッ
プST28までは前記図6のステップST20〜ST28と同
様の処理を行う。図15のステップST28において、イ
エス(Y)すなわちコピースタートスイッチ32がON
された場合、ステップST29′に移る。ステップST2
9′において、前記設定枚数に対する不足相当分の第1
画像形成を行う。このステップST29′では、前記図1
3のステップST5〜ステップST9の処理と同一の処理
を行うサブルーチンが実行される。次にステップST3
0′において、前記設定枚数に対する不足相当分の第2
画像形成を行う。このステップST30′では、前記図1
4のステップST10′〜ステップST19の処理と同一の
処理を行うサブルーチンが実行される。ステップST3
0′が終了した後は、前記ステップST20に戻る。
【0070】そして、ステップST25が終了すると次の
ステップST30″に移る。ステップST30″において原
稿給紙トレイTRgに載置された原稿は終了か否かを判
断する。イエス(Y)の場合は終了となる。ステップS
T30″においてノー(N)の場合はは前記図13のステ
ップST5に移る。
【0071】前記図12のステップST4′においてノ
ー(N)すなわち複写モードが両面コピーモードの場
合、図16のステップST31に移る。図16〜図19で
は、次に説明するADFモードの両面コピーモードの処
理が実行される。図16においては、前記図7に示すプ
ラテンモードの片面多重コピーモードのステップST31
〜ステップST36と同様の処理が行われる。図16のス
テップST36において、イエス(Y)の場合は図17の
ステップST37′に移る。
【0072】図17のステップST37′において、原稿
給紙トレイTRgに載置された原稿は終了か否かを判断
する。イエス(Y)の場合はステップST43′に移る。
ステップST43′において、前記図16のステップST
33において中間トレイTR0に収納された第1画像複写
済みの用紙を排紙トレイHへ排出する。次に、ステップ
ST46′において、中間トレイTR0に用紙がなくなっ
たか否かを判断する。ノー(N)の場合は前記ステップ
ST43′に戻り、イエス(Y)の場合は図18のステッ
プST53に移る。図18のステップST53およびステッ
プST54は前記図9に示すステップST53,ST54と同
様の処理が行われる。ステップST54が終了するとプラ
テンモードの両面コピーが終了する。
【0073】ステップST37′において、ノー(N)の
場合は次のステップST38に移る。図17において、ス
テップST38〜ステップST46までは前記図8に示すス
テップST38ST46と同様の処理を行う。なお、図17
の前記ステップST37′〜ステップST46の処理は後述
のステップST52′のサブルーチンの処理と同一であ
る。図17のステップST46において、イエス(Y)の
場合は図18のステップST47に移る。
【0074】図18のステップST47〜ステップST50
までは前記図9に示すステップST47〜ST50と同様の
処理を行う。ステップST50において、イエス(Y)の
場合はステップST51′に移る。ステップST51′にお
いて、前記設定枚数に対する不足相当分の用紙の第1面
への画像形成を行う。このステップST51′では、ステ
ップST511〜ステップST517の処理を行うサブルーチ
ン(図19参照)が実行される。図19において、前記
ステップST51′で実行されるサブルーチンは前記図1
0のステップST511〜ステップST517の処理と同一の
処理を行うサブルーチンと同様の処理を行う。次に、ス
テップST52′において、前記設定枚数に対する不足相
当分の用紙の第2面への画像形成を行う。このステップ
ST52′では、前記図17のステップST37′〜ST46
の処理と同一の処理を行うサブルーチンが実行される。
ステップST52′が終了した後は、前記ステップST47
に戻る。
【0075】図18のステップST47において、ノー
(N)の場合はステップST53′に移る。ステップST
53′において、タンパフラグFgをリセットする。次
に、ステップST54′において、第1カウンタC31およ
び第2カウンタC32のカウント値をそれぞれリセットす
る。次にステップST55において、原稿給紙トレイTR
gに載置された原稿は終了か否かを判断する。ノー
(N)の場合は前記図16のステップST31に戻り、イ
エス(Y)の場合は終了する。
【0076】前記図12のステップST3′においてイ
エス(Y)すなわち複写モードが通常片面コピーモード
の場合は図20のステップST61に移る。図20では、
次に説明するADFモードの通常片面コピーモードの処
理が実行される。図20のステップST61〜ステップS
T65までは前記図11に示すプラテンモードのステップ
ST61〜ST65と同様の処理を行う。このADFモード
では図20のステップST65においてイエス(Y)の場
合はステップST66に移る。ステップST66において、
原稿給紙トレイTRgに次の原稿が有るか否かを判断す
る。ノー(N)の場合はステップST61に戻り、イエス
(Y)の場合は終了する。
【0077】(実施例2)次に、図21〜図40により
本発明の画像形成装置の実施例2について説明する。図
21は、実施例2の画像形成装置の課金処理のフローチ
ャートである。図22は、前記図21の動作の続きの課
金処理のフローチャートであり、プラテンモードの片面
多重コピーモードのメインルーチンの説明図である。図
23は、前記図22の動作の続きの課金処理のフローチ
ャートであり、プラテンモードの片面多重コピーモード
のメインルーチンおよびステップST30のサブルーチン
の説明図である。図24は、前記図23の動作の続きの
課金処理のフローチャートであり、プラテンモードの片
面多重コピーモードのメインルーチンの説明図である。
図25は、前記図24のステップST29のサブルーチン
の説明図である。図26は、前記図21の動作の続きの
課金処理のフローチャートであり、プラテンモードの両
面コピーモードのメインルーチンの説明図である。図2
7は、前記図26の動作の続きの課金処理のフローチャ
ートであり、プラテンモードの両面コピーモードのメイ
ンルーチンおよびステップST52のサブルーチンの説明
図である。図28は、前記図27の動作の続きの課金処
理のフローチャートであり、プラテンモードの両面コピ
ーモードのメインルーチンの説明図である。図29は、
前記図28のステップST51のサブルーチンの説明図で
ある。
【0078】図30は、前記図21の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、プラテンモードの通常片
面コピーモードのメインルーチンの説明図である。図3
1は、前記図21の動作の続きの課金処理のフローチャ
ートである。図32は、前記図31の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、ADFモードの片面多重
コピーモードのメインルーチンの説明図である。図33
は、前記図32の動作の続きの課金処理のフローチャー
トであり、ADFモードの片面多重コピーモードのメイ
ンルーチンおよびステップST30′のサブルーチンの説
明図である。図34は、前記図14の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、ADFモードの片面多重
コピーモードのメインルーチン説明図である。図35
は、前記図34のステップST29′のサブルーチンの説
明図である。図36は、前記図31の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、ADFモードの両面コピ
ーモードのメインルーチンの説明図である。図37は、
前記図36の動作の続きの課金処理のフローチャートで
あり、ADFモードの両面コピーモードのメインルーチ
ンおよびステップST52′のサブルーチンの説明図であ
る。図38は、前記図37の動作の続きの課金処理のフ
ローチャートであり、ADFモードの両面コピーモード
のメインルーチンの説明図である。図39は、ステップ
ST51′のサブルーチンの説明図である。図40は、前
記図31の動作の続きの課金処理のフローチャートであ
り、ADFモードの通常片面コピーモードのメインルー
チンの説明図である。
【0079】図21〜図40のフローチャートの各ステ
ップの処理は、前記図2に示すメインコントローラC2
を構成するマイコンのメモリに記憶されたプログラムに
従って行われる。なお、この実施例2の説明において、
前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の
符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例
2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の
点では前記実施例1と同様に構成されている。
【0080】前記複写機Fの作動と同時に図21〜図4
0に示される処理が開始される。図21においては、前
記実施例1の図3と同様の処理が行われる。図22〜図
25では、次に説明するプラテンモードの片面多重コピ
ーモードの処理が実行される。図22において、前記実
施例1の図4のステップST8とステップST9の間にス
テップST8′が加えられ、図23において、前記実施
例1の図5のステップST18が省略されている。すなわ
ち、前記実施例1では片面多重コピーモードの場合の課
金枚数カウンタC33のカウントアップは第2画像が形成
された用紙を前記排出トレイHに排出する時に行われて
いたが、本実施例2においては片面多重コピーモードの
場合の課金枚数カウンタC33のカウントアップは第1画
像形成済みの用紙を中間トレイTR0に収容する時に行
っている。このため、図24においては、前記実施例1
の図6のステップST23とステップST26も省略されて
いる。図22〜図24においては、他の処理は前記実施
例1の図4〜図6と同様である。また、図24のステッ
プST29において、前記設定枚数に対する不足分の第1
画像形成を行う際、図25に示すサブルーチンが実行さ
れるが、最初に中間トレイTR0に用紙を排出するした
際に課金枚数をカウントしているので、図25において
は、課金枚数カウンタC33のカウントアップは行わな
い。このため図25では前記図22のステップST8′
が省略されている。なお、図22のステップST5〜ス
テップST9では、前記図4のステップST5〜ST9と
同様の処理を行う。
【0081】図26〜図29では、次に説明するプラテ
ンモードの両面コピーモードの処理が実行される。図2
6,27においては、前記実施例1の図7,8と同様の
処理が行われる。図28においては、前記実施例1の図
9のステップST47とステップST48の間にステップS
T47′が加えられている。前記ステップST47′におい
ては、タンパフラグFgがセットされているか否かを判
断している。ノー(N)の場合はステップST48に移
り、イエス(Y)の場合はステップST53に移る。すな
わち、本実施例2では設定枚数に対して不足がありその
ときタンパフラグFgがセットされている場合は、前記
設定枚数に対する不足分の画像形成は行わずにそのまま
終了するようになっている。また、ステップST51にお
いて設定枚数に対する不足分の画像形成を行う場合、図
29に示すように前記実施例1の図10のステップST
515,ステップST516が省略されている。
【0082】すなわち、前記実施例1では前記図10の
ステップST51において設定枚数に対する不足分の第1
面画像形成を行う場合、ステップST515,ステップS
T516においてタンパフラグFgがセットされているか否
かを判断し、イエス(Y)の場合は課金枚数カウンタC
33のカウント値をアップさせていたが、本実施例2にお
いてはステップST47′において既にタンパフラグFg
がセットされていないことが分かっているので図29の
サブルーチンでは課金枚数カウンタC33をカウントアッ
プさせる必要がない。したがって、本実施例2では、ス
テップST515およびステップST516は必要ないことと
なる。図26〜図29においては、他の処理は前記実施
例1の図7〜図10と同様である。図30,31におい
ては、前記実施例1の図11,12と同様の処理が行わ
れる。
【0083】図32〜図35では、次に説明するADF
モードの片面多重コピーモードの処理が実行される。図
32においては、前記図22のステップST5〜ステッ
プST9と同様の処理が行われる。また図33において
は、前記実施例1の図14のステップST18およびステ
ップST18′が省略されている。すなわち、前記実施例
1ではADFモードの片面多重コピーモードの場合の課
金枚数カウンタC33のカウントアップは第2画像を形成
された用紙が前記排出トレイHに排出される際に行われ
ていたが、本実施例2においては片面多重コピーモード
の場合の課金枚数カウンタC33のカウントアップは第1
画像形成済みの用紙を中間トレイTR0に収容する際に
行っている。
【0084】したがって、排紙トレイHに用紙を排出す
る際には課金枚数カウンタC33をカウントアップさせる
必要がないので、前記ステップST18,ST18′の処理
は行う必要がない。また、同様の理由で図34において
は、前記図24と同様にステップST23とステップST
26が省略されている。図32〜図34においては、他の
処理は前記実施例1の図13〜図15と同様である。ま
た、図34のステップST29′において、前記設定枚数
に対する不足分の第1画像形成は図35に示すサブルー
チンが実行されるが、最初に複写用紙が中間トレイTR
0に排出される際に、図32のステップST8′で課金
枚数がカウントアップされているので、図35において
は、課金枚数カウンタC33のカウントアップは行わな
い。このため図35では、ステップST8′が省略され
ている。その他ステップST5〜ステップST9までは前
述と同様の処理を行う。
【0085】図36〜図39では、次に説明するADF
モードの両面コピーモードの処理が実行される。図3
6,37においては、前記実施例1の図16,17と同
様の処理が行われる。図38においては、前記実施例1
の図18のステップST47とステップST48の間にステ
ップST47′が加えられている。前記ステップST47′
においては、タンパフラグFgがセットされているか否
かを判断している。ノー(N)の場合はステップST48
に移り、イエス(Y)の場合はステップST53に移る。
すなわち、本実施例2では設定枚数に対して不足があり
そのときタンパフラグFgがセットされている場合は、
前記設定枚数に対する不足分の画像形成は行わずにその
まま終了するようになっている。また、ステップST5
1′において設定枚数に対する不足分の画像形成を行う
場合、図39に示すように前記実施例1の図10のステ
ップST515,ステップST516が省略されている。
【0086】すなわち、前記実施例1では前記図10の
ステップST51において設定枚数に対する不足分の第1
面画像形成を行う場合、ステップST515,ステップS
T516においてタンパフラグFgがセットされているか否
かを判断し、イエス(Y)の場合は課金枚数カウンタC
33のカウント値をアップさせていたが、本実施例2にお
いてはステップST47′において既にタンパフラグFg
がセットされていないことが分かっているので図29の
サブルーチンでは課金枚数カウンタC33をカウントアッ
プさせる必要がない。したがって、本実施例2では、ス
テップST515およびステップST516は必要ないことと
なる。図36〜図39においては、他の処理は前記実施
例1の図17〜図20と同様である。図40において
は、前記実施例1の図20と同様の処理が行われる。
【0087】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)前記各実施例においては、中間トレイTR0へ
の用紙収納の動作は1枚用紙を収納しその用紙をカウン
トしてから中間トレイTR0への次の用紙の収納を開始
している。しかしながら、先の用紙が中間トレイTR0
に収納される前に順次一定の間隔で中間トレイTR0へ
の用紙収納を行うことが可能である。また、中間トレイ
TR0から用紙を排出する場合も同様で、先の用紙が排
紙トレイHに排出される前に順次一定の間隔で用紙排出
を行うことが可能である。
【0088】
【発明の効果】前述の本発明の画像形成装置は、下記の
効果を奏することができる。 (E01)片面多重複写モードまたは両面複写モードの場
合に、中間トレイから取出される用紙が一度に複数枚重
なって取出されたり、ジャムしたりした場合に適切な課
金を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、複写機本体U2およびその上面に設
置された循環式原稿搬送装置U1を有する複写機(画像
形成装置)Uの実施例1の正面断面図である。
【図2】 図2は、前記複写機本体U2およびそれに接
続された原稿搬送装置U1の制御部分の説明図である。
【図3】 図3は、実施例1の画像形成装置の課金処理
のフローチャートである。
【図4】 図4は、前記図3の動作の続きの課金処理の
フローチャートであり、プラテンモードの片面多重コピ
ーモードのメインルーチンおよびステップST29のサブ
ルーチンの説明図である。
【図5】 図5は、前記図4の動作の続きの課金処理の
フローチャートであり、プラテンモードの片面多重コピ
ーモードのメインルーチンおよびステップST30のサブ
ルーチンの説明図である。
【図6】 図6は、前記図5の動作の続きの課金処理の
フローチャートであり、プラテンモードの片面多重コピ
ーモードのメインルーチンの説明図である。
【図7】 図7は、前記図3の動作の続きの課金処理の
フローチャートであり、プラテンモードの両面コピーモ
ードのメインルーチンの説明図である。
【図8】 図8は、前記図7の動作の続きの課金処理の
フローチャートであり、プラテンモードの両面コピーモ
ードのメインルーチンおよびステップST52のサブルー
チンの説明図である。
【図9】 図9は、前記図8の動作の続きの課金処理の
フローチャートであり、プラテンモードの両面コピーモ
ードのメインルーチンの説明図である。
【図10】 図10は、前記図9のステップST51のサ
ブルーチンの説明図である。
【図11】 図11は、前記図3の動作の続きの課金処
理のフローチャートであり、プラテンモードの通常片面
コピーモードのメインルーチンの説明図である。
【図12】 図12は、前記図3の動作の続きの課金処
理のフローチャートである。
【図13】 図13は、前記図12の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、ADFモードの片面多重
コピーモードのメインルーチンおよびステップST29′
のサブルーチンの説明図である。
【図14】 図14は、前記図13の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、ADFモードの片面多重
コピーモードのメインルーチンおよびステップST30′
のサブルーチンの説明図である。
【図15】 図15は、前記図14の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、ADFモードの片面多重
コピーモードのメインルーチン説明図である。
【図16】 図16は、前記図12の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、ADFモードの両面コピ
ーモードのメインルーチンの説明図である。
【図17】 図17は、前記図16の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、ADFモードの両面コピ
ーモードのメインルーチンおよびステップST52′のサ
ブルーチンの説明図である。
【図18】 図18は、前記図17の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、ADFモードの両面コピ
ーモードのメインルーチンの説明図である。
【図19】 図19は、前記図18のステップST51′
のサブルーチンの説明図である。
【図20】 図20は、前記図12の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、ADFモードの通常片面
コピーモードのメインルーチンの説明図である。
【図21】 図21は、実施例2の画像形成装置の課金
処理のフローチャートである。
【図22】 図22は、前記図21の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、プラテンモードの片面多
重コピーモードのメインルーチンの説明図である。
【図23】 図23は、前記図22の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、プラテンモードの片面多
重コピーモードのメインルーチンおよびステップST30
のサブルーチンの説明図である。
【図24】 図24は、前記図23の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、プラテンモードの片面多
重コピーモードのメインルーチンの説明図である。
【図25】 図25は、前記図24のステップST29の
サブルーチンの説明図である。
【図26】 図26は、前記図21の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、プラテンモードの両面コ
ピーモードのメインルーチンの説明図である。
【図27】 図27は、前記図26の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、プラテンモードの両面コ
ピーモードのメインルーチンおよびステップST52のサ
ブルーチンの説明図である。
【図28】 図28は、前記図27の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、プラテンモードの両面コ
ピーモードのメインルーチンの説明図である。
【図29】 図29は、前記図28のステップST51の
サブルーチンの説明図である。
【図30】 図30は、前記図21の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、プラテンモードの通常片
面コピーモードのメインルーチンの説明図である。
【図31】 図31は、前記図21の動作の続きの課金
処理のフローチャートである。
【図32】 図32は、前記図31の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、ADFモードの片面多重
コピーモードのメインルーチンの説明図である。
【図33】 図33は、前記図32の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、ADFモードの片面多重
コピーモードのメインルーチンおよびステップST30′
のサブルーチンの説明図である。
【図34】 図34は、前記図14の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、ADFモードの片面多重
コピーモードのメインルーチン説明図である。
【図35】 図35は、前記図34のステップST29′
のサブルーチンの説明図である。
【図36】 図36は、前記図31の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、ADFモードの両面コピ
ーモードのメインルーチンの説明図である。
【図37】 図37は、前記図36の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、ADFモードの両面コピ
ーモードのメインルーチンおよびステップST52′のサ
ブルーチンの説明図である。
【図38】 図38は、前記図37の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、ADFモードの両面コピ
ーモードのメインルーチンの説明図である。
【図39】 図39は、ステップST51′のサブルーチ
ンの説明図である。
【図40】 図40は、前記図31の動作の続きの課金
処理のフローチャートであり、ADFモードの通常片面
コピーモードのメインルーチンの説明図である。
【符号の説明】
A1…プラテンガラス、C31…第1カウンタ、C32…第
2カウンタ、C33…課金枚数カウント手段、(C3+SN
t)…動作中トレイ引出検出手段、E…複写動作強制終
了手段、Fg…動作中トレイ引出記憶手段(動作中トレ
イ引出記憶フラグ、タンパフラグ)、H…排紙トレイ、
H1…第1用紙搬送装置、H2…第2用紙搬送装置、H3
…用紙循環装置、K…給紙装置、LI…潜像形成装置、
SC1…料金カウント用第1センサ、SC2…料金カウント
用第2センサ、SNh…中間トレイ用紙有無センサ、TR
0…中間トレイ、(TR1〜TR5)…給紙トレイ、12
…像担持体、14…現像装置、15…転写器、23…定
着装置、33…複写枚数設定手段、35…モード選択手
段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする画
    像形成装置、(Y01)プラテンガラス上面の原稿の画像
    を像担持体表面に結像させて、前記像担持体表面に前記
    原稿画像の潜像を形成する潜像形成装置、(Y02)前記
    像担持体表面の潜像をトナー像に現像する現像装置、
    (Y03)前記像担持体表面に沿う所定の転写位置におい
    て前記像担持体表面の前記トナー像を用紙に転写する転
    写器、(Y04)画像形成用の用紙を収納する給紙トレ
    イ、(Y05)給紙信号に応じて前記給紙トレイからの給
    紙を開始する給紙装置、(Y06)前記給紙トレイから給
    紙された前記用紙を前記転写位置に搬送する第1用紙搬
    送装置、(Y07)前記転写位置で用紙に転写されたトナ
    ー像を定着する定着装置、(Y08)前記定着装置でトナ
    ー像が定着された用紙を収容する排紙トレイ、(Y09)
    前記転写位置から、順次前記定着装置および前記排紙ト
    レイに用紙を搬送する第2用紙搬送装置、(Y010)転
    写位置でトナー像が転写された用紙を前記定着装置に搬
    送してから再度前記転写位置に搬送する用紙循環装置、
    (Y011)前記用紙循環装置に設けた中間トレイ、(Y0
    12)複写枚数設定手段、(Y013)前記複写枚数設定手
    段により設定された複写枚数だけ、用紙片面に多重複写
    を行う片面多重複写モードおよび用紙両面に複写を行う
    両面複写モードを有する複写モードの中から1つの複写
    モードを選択可能なモード選択手段、(Y014)前記モ
    ード選択手段により選択された複写モードに対応した複
    写動作制御を行う複写動作制御手段、(Y015)前記排
    紙トレイに排出される用紙の枚数を検出する料金カウン
    ト用第1センサ、(Y016)前記中間トレイに排出され
    る用紙の枚数を検出する料金カウント用第2センサ、
    (Y017)前記料金カウント用第1センサおよび料金カ
    ウント用第2センサの検出する用紙の枚数に応じて課金
    枚数をカウントする課金枚数カウント手段、(Y018)
    用紙片面に多重複写を行う片面多重複写モードで複写し
    た用紙は課金枚数1枚とカウントし、用紙両面に複写を
    行う両面複写モードで複写した用紙は課金枚数2枚とカ
    ウントする前記課金枚数カウント手段、(Y019)前記
    片面多重複写モードで作動中は前記料金カウント用第1
    センサおよび料金カウント用第2センサのうちの一方が
    1枚の用紙を検出する毎に課金枚数を1枚カウントアッ
    プし、用紙両面に複写を行う両面複写モードで作動中は
    前記料金カウント用第1センサおよび料金カウント用第
    2センサが1枚の用紙をそれぞれ検出する毎に課金枚数
    を1枚カウントアップする前記課金枚数カウント手段、
    (Y020)前記片面多重複写モードまたは両面複写モー
    ドで複写動作中に前記中間トレイが引き出されたことを
    検出する動作中トレイ引出検出手段、(Y021)前記動
    作中トレイ引出検出手段が中間トレイの引き出されたこ
    とを検出したときに、前記中間トレイが引き出されたこ
    とを記憶する動作中トレイ引出記憶手段、(Y022)前
    記動作中トレイ引出記憶手段がトレイ引出を記憶してい
    る場合には課金枚数カウント方法を変更する前記課金枚
    数カウント手段。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置、(Y023)前記料金カウン
    ト用第2センサの検出する用紙枚数をカウントする第2
    カウンタ、(Y024)前記中間トレイ内の用紙の有無を
    検出する中間トレイ用紙有無センサ、(Y025)前記片
    面多重複写モードで作動中は前記料金カウント用第1セ
    ンサが用紙を検出したときに課金枚数を1枚カウントア
    ップする前記課金枚数カウント手段、(Y026)前記片
    面多重複写モードでの複写動作中において、前記動作中
    トレイ引出検出手段により引出されたことが検出された
    中間トレイが元の位置に収納された際に前記中間トレイ
    用紙有無センサが用紙無しを検出した場合には、前記第
    2カウンタのカウント値だけカウントアップする前記課
    金枚数カウント手段。
  3. 【請求項3】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置、(Y023)前記料金カウン
    ト用第2センサの検出する用紙枚数をカウントする第2
    カウンタ、(Y024)前記中間トレイ内の用紙の有無を
    検出する中間トレイ用紙有無センサ、(Y025)前記片
    面多重複写モードで作動中は前記料金カウント用第1セ
    ンサが用紙を検出したときに課金枚数を1枚カウントア
    ップする前記課金枚数カウント手段、(Y027)前記料
    金カウント用第1センサの検出する用紙枚数をカウント
    する第1カウンタ、(Y028)前記片面多重複写モード
    での複写動作中において、前記動作中トレイ引出検出手
    段により引出されたことが検出された中間トレイが元の
    位置に収納された際に前記中間トレイ用紙有無センサが
    用紙有りを検出した場合には、中間トレイの全ての用紙
    が前記排紙トレイに排出された時点で第2カウンタのカ
    ウント値と第1カウンタのカウント値の差だけカウント
    アップする前記課金枚数カウント手段。(Y029)前記
    片面多重複写モードでの複写動作中において、前記動作
    中トレイ引出検出手段による中間トレイの引出されたこ
    とが検出されなかった際に、中間トレイの全ての用紙が
    前記排紙トレイに排出された時点で第2カウンタのカウ
    ント値と第1カウンタのカウント値が異なる場合にはそ
    れらのカウント値の差の枚数の複写動作により前記排紙
    トレイに排出される用紙の枚数はカウントアップしない
    前記課金枚数カウント手段。
  4. 【請求項4】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置、(Y023)前記料金カウン
    ト用第2センサの検出する用紙枚数をカウントする第2
    カウンタ、(Y024)前記中間トレイ内の用紙の有無を
    検出する中間トレイ用紙有無センサ、(Y025′)前記
    片面多重複写モードで作動中は前記料金カウント用第2
    センサが用紙を検出したときに課金枚数を1枚カウント
    アップする前記課金枚数カウント手段、(Y027)前記
    料金カウント用第1センサの検出する用紙枚数をカウン
    トする第1カウンタ、(Y030)前記片面多重複写モー
    ドでの複写動作中において、前記動作中トレイ引出検出
    手段により引出されたことが検出された中間トレイが元
    の位置に収納された際に前記中間トレイ用紙有無センサ
    が用紙無しを検出した場合には、前記動作中トレイ引出
    記憶手段の記憶情報をリセットして前記片面多重複写モ
    ードでの複写動作を終了する複写動作強制終了手段、
    (Y031)前記片面多重複写モードでの複写動作中にお
    いて、前記動作中トレイ引出検出手段による中間トレイ
    の引出されたことが検出された際に、中間トレイの全て
    の用紙が前記排紙トレイに排出された時点で第2カウン
    タのカウント値と第1カウンタのカウント値が異なる場
    合には、前記動作中トレイ引出記憶手段の記憶情報をリ
    セットして前記片面多重複写モードでの複写動作を終了
    する前記複写動作強制終了手段。(Y032)前記片面多
    重複写モードでの複写動作中において、前記動作中トレ
    イ引出検出手段による中間トレイの引出されたことが検
    出されなかった際に、中間トレイの全ての用紙が前記排
    紙トレイに排出された時点で第2カウンタのカウント値
    と第1カウンタのカウント値が異なる場合にはそれらの
    カウント値の差の枚数の複写動作により前記排紙トレイ
    に排出される用紙の枚数はカウントアップしない前記課
    金枚数カウント手段。
  5. 【請求項5】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置、(Y023)前記料金カウン
    ト用第2センサの検出する用紙枚数をカウントする第2
    カウンタ、(Y024)前記中間トレイ内の用紙の有無を
    検出する中間トレイ用紙有無センサ、(Y027)前記料
    金カウント用第1センサの検出する用紙枚数をカウント
    する第1カウンタ、(Y033)前記両面複写モードでの
    複写動作中において、前記動作中トレイ引出検出手段に
    より引出されたことが検出された中間トレイが元の位置
    に収納された際に前記中間トレイ用紙有無センサが用紙
    無しを検出した場合には、前記動作中トレイ引出記憶手
    段の記憶情報をリセットして前記両面複写モードでの複
    写動作を終了する前記複写動作強制終了手段、(Y03
    4)前記両面複写モードでの複写動作中において、前記
    動作中トレイ引出検出手段により引出されたことが検出
    された中間トレイが元の位置に収納された際に前記中間
    トレイ用紙有無センサが用紙有りを検出した場合には、
    中間トレイの全ての用紙が前記排紙トレイに排出された
    時点で第2カウンタのカウント値と第1カウンタのカウ
    ント値の差だけカウントアップする前記課金枚数カウン
    ト手段。
  6. 【請求項6】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置、(Y023)前記料金カウン
    ト用第2センサの検出する用紙枚数をカウントする第2
    カウンタ、(Y024)前記中間トレイ内の用紙の有無を
    検出する中間トレイ用紙有無センサ、(Y027)前記料
    金カウント用第1センサの検出する用紙枚数をカウント
    する第1カウンタ、(Y033)前記両面複写モードでの
    複写動作中において、前記動作中トレイ引出検出手段に
    より引出されたことが検出された中間トレイが元の位置
    に収納された際に前記中間トレイ用紙有無センサが用紙
    無しを検出した場合には、前記動作中トレイ引出記憶手
    段の記憶情報をリセットして前記両面複写モードでの複
    写動作を終了する前記複写動作強制終了手段、(Y03
    5)前記両面複写モードでの複写動作中において、前記
    動作中トレイ引出検出手段による中間トレイの引出され
    たことが検出された際に、中間トレイの全ての用紙が前
    記排紙トレイに排出された時点で第2カウンタのカウン
    ト値と第1カウンタのカウント値が異なる場合には、前
    記動作中トレイ引出記憶手段の記憶情報をリセットして
    前記両面複写モードでの複写動作を終了する前記複写動
    作強制終了手段。
JP8001057A 1996-01-08 1996-01-08 画像形成装置 Pending JPH09190123A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8001057A JPH09190123A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8001057A JPH09190123A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09190123A true JPH09190123A (ja) 1997-07-22

Family

ID=11490922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8001057A Pending JPH09190123A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09190123A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7412183B2 (en) 2004-12-17 2008-08-12 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including a billing unit, a method for controlling the image forming apparatus, a control program, and a computer-readable store medium
JP2016004057A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7412183B2 (en) 2004-12-17 2008-08-12 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including a billing unit, a method for controlling the image forming apparatus, a control program, and a computer-readable store medium
JP2016004057A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5057874A (en) Paper conveying apparatus
US4512651A (en) Collating document feeder and reproduction apparatus having copy duplexing capabilities
JPS6374844A (ja) 自動原稿給送装置
US5090674A (en) Image forming apparatus
JPH07199551A (ja) 自動原稿送り装置並びにこの自動原稿送り装置を有した画像形成装置
JPH09190123A (ja) 画像形成装置
US5864732A (en) Image forming apparatus which sorts and ejects image-bearing sheets to multiple bins and control method for same
JP3142313B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JPS59216159A (ja) 片面原稿による両面複写制御方法
US5142323A (en) Paper feed control method for a copier
US5642200A (en) Duplex image recording apparatus with memory
JP3407513B2 (ja) 画像形成装置
JP2977965B2 (ja) 画像形成装置
JP2535650B2 (ja) 給紙装置
JPS5835553A (ja) 多モ−ド複写機
JPH06130761A (ja) 自動原稿搬送装置
JP2554748B2 (ja) 複写機
JP2734217B2 (ja) 複写機の制御装置
JPH03155587A (ja) 画像形成装置
JPS62255964A (ja) 複写機
JPH09171330A (ja) 画像形成装置
JPS6387432A (ja) 複写機
JPS58106561A (ja) 複写装置
JPS6387445A (ja) 複写機
JPH07209925A (ja) 画像形成装置