JP3407513B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3407513B2
JP3407513B2 JP31835895A JP31835895A JP3407513B2 JP 3407513 B2 JP3407513 B2 JP 3407513B2 JP 31835895 A JP31835895 A JP 31835895A JP 31835895 A JP31835895 A JP 31835895A JP 3407513 B2 JP3407513 B2 JP 3407513B2
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ビーム等を用い
た画像書込装置により回転移動する像担持体表面に画像
情報に応じた潜像を書き込み、前記像担持体表面の潜像
をトナー像に現像し、前記トナー像を用紙に転写してか
ら、前記トナー像が転写された用紙を定着ロールにより
定着する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前記種類の画像形成装置におい
て、定着装置の駆動開始は、給紙トレイからの用紙の給
紙開始後一定時間経過後とすることが行われている。定
着装置は加熱ロール(ヒートロール)および加圧ロール
(プレッシャロール)からなる一対の定着ロールを有し
ており、加熱ロール(ヒートロール)は金属、加圧ロー
ル(プレッシャロール)表面はゴムで構成されている。
これら一対の定着ロールは所定の圧力で当接した(押し
付けられた)状態に保持されている。このため、画像形
成装置が停止した状態が長くなると前記一対の定着ロー
ルの停止時の当接部のうちの、表面がゴムのロールの当
接部が変形する。また、前記一対の定着ロールの駆動中
の当接部(ニップ部)に用紙が突入した際、一対の定着
ロールのニップ部に用紙が進入するに従い、ニップ部の
圧力が増加し、定着ロール駆動モータの負荷が増加す
る。これにより定着ロールの回転速度が変動する。
【0003】前記ニップ部への用紙先端の突入の際、用
紙先端が前記一対の定着ロールの停止時の当接部(変形
した当接部)に突入した場合、前記定着ロールの速度変
動が大きくなる。転写位置(像担持体のトナー像を用紙
に転写する転写位置)および定着位置(用紙のトナー像
を定着する一対の定着ロールの当接部)間の距離にくら
べて用紙長が長い場合には、用紙先端のニップ時(定着
ロールへの突入時)、用紙後端の部分はトナー像の転写
中である。この場合、用紙先端の速度変動が大きいと、
用紙に転写されるトナー像が乱れる現象(スミア)が生
じる。前記一対の定着ロールの停止時の当接部の変形量
は、停止時間が長い程大きいが、一対の定着ロールが回
転を続けるにつれて(駆動開始から時間が経過するつれ
て)小さくなり、元に戻って行く。
【0004】前記定着ロールのニップ部への用紙突入が
原因の画像乱れを改善する技術として、従来下記の技術
(J01)が知られている。 (J01)特開昭59−15959号公報 この公報には、定着装置の駆動を用紙がニップされてや
や遅れてから開始することで、用紙のくわえ込みを確実
に行い、紙シワ、転写ずれを改善しようとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
(前記(J01)の問題点)前記(J01)の技術は、転写
中の用紙先端が定着ロールのニップ部に当接した時点で
用紙が一旦停止するため、転写部の用紙の速度が変動
し、転写不良を引き起こすおそれがある。
【0006】本発明は、前述の事情に鑑み、下記(O0
1)の記載内容を課題とする。 (O01)定着ロールの停止時に変形する当接部により用
紙先端がニップされることによる用紙の速度変動を小さ
くして、用紙へのトナー像の転写不良を防止すること。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の画像形成装置は、次に説明する構成を備え
ている。なお、本発明の説明において、後述の実施例の
構成要素との対応が容易に分かるようにするため、本発
明の構成要素には、対応する実施例の構成要素の符号と
同一の符号をカッコで囲んで記載する。なお、本発明の
構成要素に付された前記カッコ付の符号は、本発明の理
解を容易にするために参照されるべきものであって、本
発明を実施例に限定して解釈するために参照されるべき
ものではない。
【0008】(第1発明) 前記課題を解決するために、本出願の第1発明の画像形
成装置(U)は、下記の構成要件を備えたことを特徴と
する、(Y07)当接する一対の定着ロール(23a,2
3b)を有し、トナー像が転写された用紙が前記一対の
定着ロール(23a,23b)の当接部を通過する際にト
ナー像を定着する定着装置(23)、(Y011)前記定
着ロール(23a,23b)の停止時における当接部分
が、前記定着ロール(23a,23b)の駆動開始後に搬
送される最初の1枚目の用紙先端部分に一致しないよう
に前記画像書込装置(1)の書込開始タイミングおよび
前記定着ロール駆動装置の駆動開始タイミングを制御す
るタイミング制御手段。
【0009】(第1発明の実施態様1)また、第1発明
の実施態様1の画像形成装置(U)は、前記第1発明の
画像形成装置(U)において、下記の要件を備えたこと
を特徴とする、(Y001)前記画像書込装置(1)の書
込開始タイミングに応じて搬送される用紙が所定の基準
位置に到達したことを検出する用紙センサ(SN0)、
(Y002)前記用紙センサ(SN0)が用紙を検出した時
点から所定の設定時間後の時刻であって用紙先端が定着
ロール(23a,23b)に到達する際に定着ロール(2
3a,23b)の停止時における当接部に接触しない時刻
に定着ロール駆動装置の作動を開始させる前記タイミン
グ制御装置。
【0010】(第2発明) また、本出願の第2発明の画像形成装置(U)は、下記
の構成要件を備えたことを特徴とする、(Y07)当接す
る一対の定着ロール(23a,23b)を有し、トナー像
が転写された用紙が前記一対の定着ロール(23a,2
3b)の当接部を通過する際にトナー像を定着する定着
装置(23)、(Y012)前記定着ロール(23a,23
b)の停止時における当接部分が、前記定着ロール(2
3a,23b)の駆動開始後に搬送される用紙先端部分に
一致しないように前記画像書込装置(1)の書込開始タ
イミングおよび前記定着ロール駆動装置の駆動開始タイ
ミングを制御するタイミング制御手段。
【0011】(第2発明の実施態様1)また、第2発明
の実施態様1の画像形成装置(U)は、前記第2発明の
画像形成装置(U)において、下記の要件を備えたこと
を特徴とする、(Y001)前記画像書込装置(1)の書
込開始タイミングに応じて搬送される用紙が所定の基準
位置に到達したことを検出する用紙センサ(SN0)、
(Y002)前記用紙センサ(SN0)が用紙を検出した時
点から所定の設定時間後の時刻であって用紙先端が定着
ロール(23a,23b)に到達する際に定着ロール(2
3a,23b)の停止時における当接部に接触しない時刻
に定着ロール駆動装置の作動を開始させる前記タイミン
グ制御装置。
【0012】(第3発明) また、本出願の第3発明の画像形成装置(U)は、下記
の構成要件(Y07),(Y011′)を備えたことを特徴
とする。(Y07)当接する一対の定着ロール(23a,
23b)を有し、前記転写位置でトナー像が転写された
用紙が前記一対の定着ロール(23a,23b)の当接部
を通過する際にトナー像を定着する定着装置(23)、
(Y011′)前記一対の定着ロール(23a,23b)の
停止時における当接部分であって停止時に変形する部分
が、前記定着ロール(23a,23b)の駆動開始後に搬
送される最初の1枚目の用紙先端部分に一致しないよう
に画像書込装置(1)の書込開始タイミングおよび前記
定着ロール駆動装置(Mm)の駆動開始タイミングを制
御するタイミング制御手段。 (第4発明) また、本出願の第4発明の画像形成装置(U)は、下記
の構成要件(Y07),(Y012′)を備えたことを特徴
とする。(Y07)当接する一対の定着ロール(23a,
23b)を有し、前記転写位置でトナー像が転写された
用紙が前記一対の定着ロール(23a,23b)の当接部
を通過する際にトナー像を定着する定着装置(23)、
(Y012′)前記一対の定着ロール(23a,23b)の
停止時における当接部分であって停止時に変形する部分
が、前記定着ロール(23a,23b)の駆動開始後に搬
送される用紙先端部分に一致しないように前記画像書込
装置の書込開始タイミングおよび前記定着ロール駆動装
置の駆動開始タイミングを制御するタイミング制御手
段。 (第5発明) また、本出願の第5発明の画像形成装置(U)は、前記
第1ないし第4発明の画像形成装置(U)において、下
記の構成要件(Y013)を備えたことを特徴とする。
(Y013)前記一対の定着ロール(23a,23b)の停
止時における当接部分が前記定着ロール(23a,23
b)の駆動開始後に複数回回転した後に、最初の1枚目
の用紙先端が定着ロール(23a,23b)に到達するよ
うに前記画像書込装置(1)の書込開始タイミングおよ
び前記定着ロール駆動装置の駆動開始タイミングを制御
するタイミング制御手段。
【0013】(第3発明の実施態様1)また、第3発明
の実施態様1の画像形成装置(U)は、前記第3発明の
画像形成装置(U)において、下記の要件を備えたこと
を特徴とする、(Y003)コピースタートを指令するコ
ピースタートキー(32)、前記コピースタートキー
(32)が入力された後で定着ロール駆動装置を起動す
る定着ロール起動手段、前記定着ロール駆動装置の起動
後の作動時間を計測する給紙制御タイマ、および前記給
紙制御タイマの計測時間が所定値に達した時に1枚目の
用紙の給紙要求信号を出力する給紙要求出力手段を有す
る前記タイミング制御手段。
【0014】
【作用】次に、前述の特徴を備えた本発明の作用を説明
する。 (第1発明の作用) 前述の特徴を備えた本出願の第1発明の画像形成装置
(U)では、定着装置(23)は、トナー像を転写され
た用紙が一対の定着ロール(23a,23b)の当接部を
通過する際に用紙上のトナー像を定着する。タイミング
制御手段は、前記定着ロール(23a,23b)の停止時
における当接部分が、前記定着ロール(23a,23b)
の駆動開始後に搬送される最初の1枚目の用紙先端部分
に一致しないように前記画像書込装置(1)の書込開始
タイミングを制御する。
【0015】(第1発明の実施態様1の作用)また、第
1発明の実施態様1の画像形成装置(U)では、用紙セ
ンサ(SN0)は、前記画像書込装置(1)の書込開始
タイミングに応じて搬送される用紙が所定の基準位置に
到達したことを検出する。そして、前記タイミング制御
装置は、前記用紙センサ(SN0)が用紙を検出した時
点から所定の設定時間後であって用紙先端が定着ロール
(23a,23b)に到達する際に定着ロール(23a,
23b)の停止時における当接部に接触しない時刻に定
着ロール駆動装置(Mm)の作動を開始させる。
【0016】(第2発明の作用) 前述の特徴を備えた本出願の第2発明の画像形成装置
(U)では、定着装置(23)は、トナー像を転写され
た用紙が一対の定着ロール(23a,23b)の当接部を
通過する際に用紙上のトナー像を定着する。タイミング
制御手段は、前記定着ロール(23a,23b)の停止時
における当接部分が、前記定着ロール(23a,23b)
の駆動開始後に搬送される用紙先端部分に一致しないよ
うに前記画像書込装置(1)の書込開始タイミングを制
御する。
【0017】(第2発明の実施態様1の作用)また、第
2発明の実施態様1の画像形成装置(U)では、用紙セ
ンサ(SN0)は、前記画像書込装置(1)の書込開始
タイミングに応じて搬送される用紙が所定の基準位置に
到達したことを検出する。そして、前記タイミング制御
装置は、前記用紙センサ(SN0)が用紙を検出した時
点から所定の設定時間後であって用紙先端が定着ロール
(23a,23b)に到達する際に定着ロール(23a,
23b)の停止時における当接部に接触しない時刻に定
着ロール駆動装置(Mm)の作動を開始させる。
【0018】(第3発明の作用) 前述の特徴を備えた本出願の第3発明の画像形成装置
(U)では、定着装置(23)は、トナー像を転写され
た用紙が一対の定着ロール(23a,23b)の当接部を
通過する際に用紙上のトナー像を定着する。タイミング
制御手段は、前記定着ロール(23a,23b)の停止時
における当接部分であって停止時に変形する部分が、前
記定着ロール(23a,23b)の駆動開始後に搬送され
る最初の1枚目の用紙先端部分に一致しないように前記
画像書込装置(1)の書込開始タイミングを制御する。 (第4発明の作用) 前述の特徴を備えた本出願の第4発明の画像形成装置
(U)では、定着装置(23)は、トナー像を転写され
た用紙が一対の定着ロール(23a,23b)の当接部を
通過する際に用紙上のトナー像を定着する。タイミング
制御手段は、前記定着ロール(23a,23b)の停止時
における当接部分であって停止時に変形する部分が、前
記定着ロール(23a,23b)の駆動開始後に搬送され
る用紙先端部分に一致しないように前記画像書込装置
(1)の書込開始タイミングを制御する。 (第5発明の作用) 前述の特徴を備えた本出願の第5発明の画像形成装置
(U)では、定着装置(23)は、トナー像を転写され
た用紙が一対の定着ロール(23a,23b)の当接部を
通過する際に用紙上のトナー像を定着する。タイミング
制御手段は、前記定着ロール(23a,23b)の停止時
における当接部分が前記定着ロール(23a,23b)の
駆動開始後に複数回回転した後に、最初の1枚目の用紙
先端が定着ロール(23a,23b)に到達するように前
記画像書込装置(1)の書込開始タイミングおよび前記
定着ロール駆動装置の駆動開始タイミングを制御する。
【0019】(第3発明の実施態様1の作用)また、第
3発明の実施態様1の画像形成装置(U)では、タイミ
ング制御手段のコピースタートキー(32)を入力する
ことにより、コピースタート指令が入力される。タイミ
ング制御手段の定着ロール起動手段は、前記コピースタ
ートキー(32)が入力された後で定着ロール駆動装置
を起動する。タイミング制御手段の給紙制御タイマは、
前記定着ロール駆動モータの起動後の作動時間を計測す
る。タイミング制御手段の給紙要求出力手段は、前記給
紙制御タイマの計測時間が所定値に達した時に1枚目の
用紙の給紙要求信号を出力する。
【0020】
【発明の実施の形態】次に図面を参照しながら、本発明
の画像形成装置(U)としての複写機の実施の形態の例
(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定
されるものではない。 (実施例1)図1は、複写機本体U2およびその上面に
設置された自動原稿搬送装置U1を有する複写機(画像
形成装置)Uの実施の形態の例(すなわち、実施例)の
正面断面図である。図2は同実施例の複写機の制御部分
の説明図である。
【0021】図1において、複写機本体U2の本体側プ
ラテンガラスA1上面に自動原稿搬送装置U1が設置され
ている。前記自動原稿搬送装置U1は、複写しようとす
る各種サイズの原稿Gi(i=1,2,…,n,…、図
示せず)が重ねて載置される原稿給紙トレイTRkを有
している。原稿給紙トレイTRkに載置された原稿はプ
ラテンガラスA1上の複写位置に搬送され、複写済みの
原稿Giは原稿排紙トレイTRhに排出されるように構成
されている。
【0022】次に図1により、前記複写機本体U2を説
明する。複写機本体U2上面の透明なプラテンガラスA1
の下方には、画像書込装置としての露光光学系1が配置
され、また、プラテンレジ位置(OPT位置)に露光系
レジセンサ(プラテンレジセンサ)Spが配置されてい
る。この露光光学系1は、移動可能なランプユニット2
を有しており、このランプユニット2は、原稿照明用の
ランプ3と第1ミラー4とが一体化されて構成されてい
る。また、前記露光光学系1は、前記ランプユニット2
の移動速度の1/2の速度で移動する移動ミラーユニッ
ト5を有している。この移動ミラーユニット5は、第2
ミラー6および第3ミラー7から構成されている。ま
た、前記露光光学系1は、レンズ8、第4ミラー9、第
5ミラー10および第6ミラー11等をも有している。
そして、前記ランプユニット2が原稿に対して平行に図
1中左右方向に移動し、前記移動ミラーユニット5が前
記ランプユニット2の移動速度の1/2の速度で1/2
の距離だけ移動すると、原稿Giとレンズ8との間の距
離は一定に保たれるので、その間、前記ランプ3によっ
て照明された原稿Giの反射光は、前記露光光学系1を
通って像担持体12上に収束されるように構成されてい
る。前記像担持体12の周囲には、その像担持体12の
回転方向に沿って帯電器13、現像装置としての現像ユ
ニット14、転写用チャージャ(すなわち、転写器)1
5およびクリーナユニット16等が配設されている。
【0023】また、前記複写機本体U2には、下方に向
かって順次、用紙を収容する第1給紙トレイTR1、第
2給紙トレイTR2、両面複写、片面多重複写時等に使
用する一時ストック用の中間トレイTR0、第3給紙ト
レイTR3、第4給紙トレイTR4、大量用紙を収容する
第5給紙トレイTR5が着脱自在に収納されている。そ
して前記第1給紙トレイTR1に対応して第1送り出し
ロールR11、第1さばきロール装置R12、第1テイクア
ウェイロール装置R13が配設されており、前記第1テイ
クアウェイロール装置R13の手前には第1フィードセン
サSN1が配設されている。そして前記各給紙トレイT
R2〜TR5に対しても同様の送り出しロールR21,…R5
1、さばきロール装置R22,…R52、テイクアウェイロー
ル装置R23,…R53、フィードセンサSN2,…,SN5等
が配設されている。また、前記中間トレイTR0に対し
ては、送り出しロールR01、テイクアウェイロール装置
R03が配設されている。前記第1給紙トレイTR1の右
側上方位置には手差トレイ17が設けられている。手差
トレイ17から給紙された用紙は搬送用のローラR6お
よびR7により搬送されるように構成されている。
【0024】前記各給紙トレイTR1〜TR5および中間
トレイTR0から送り出された各用紙は、前記第1フィ
ードセンサSN1および用紙レジセンサSNyによって検
出され、用紙レジロール20手前の用紙レジゲート21
に当接して一旦停止されるように構成されている。この
用紙レジゲート21に当接して一旦停止された用紙の位
置を、以下、用紙レジ位置という。この用紙レジ位置に
ある用紙の先端は前記用紙レジゲート21に当接した
際、先端が湾曲して丸まった状態になっている。用紙レ
ジゲート21は図2に示す用紙レジゲート駆動ソレノイ
ドSLrによってオン、オフ駆動され、常時はオフで用
紙の通過可能な位置に保持されており、オンの時には用
紙を停止させる位置に保持されるようになっている。前
記用紙レジゲート21がオンで用紙が停止した状態で、
前記用紙レジゲート21がオフとなって、用紙先端が回
転駆動中のレジロール20に当接すると、用紙はトナー
像の転写位置(前記像担持体12および転写用チャージ
ャ15間の位置)に搬送されるように構成されている。
【0025】また前記複写機本体U2には、前記像担持
体12と転写用チャージャ15との間すなわちトナー像
の転写位置を通過した用紙(転写終了紙)を像担持体1
2から剥離させて搬送する搬送機構22が配置されてい
る。前記搬送機構22によって搬送された用紙は、定着
位置に配置された一対の定着ロール23a,23bを有す
る定着装置23で定着され、排出ローラ24から排紙ト
レイ25に排出されるように構成されている。前記一対
の定着ロール23aおよび23aはそれぞれ金属製の加熱
ロール23aおよび表面がゴム製の加圧ロール23bであ
る。前記定着装置23には、定着温度センサSNtおよ
び、一対の定着ロール23a,23bから排出される用紙
を検出する定着装置排出センサSNfが設けられてい
る。前記定着装置23とその下流側の排出ローラ24と
の間には、定着された用紙を前記中間トレイTR0に搬
送してからさらに前記転写位置に搬送するための分岐路
26が接続されている。前記分岐路26の接続点には前
記用紙の搬送方向を切り替えるための切替ゲート27が
配置されている。
【0026】図2は、前記複写機本体U2およびそれに
接続された自動原稿搬送装置U1の制御部分の説明図で
ある。図2において、前記自動原稿搬送装置U1のコン
トローラC1は、原稿有無センサS11および図示しない
原稿レジセンサ、原稿の所定位置通過等を検出する各種
センサ等の検出信号の入力に応じて原稿搬送用のモー
タ、クラッチ(図示せず)等の原稿搬送用作動部材Mg
を駆動する原稿搬送用駆動回路Dgに、所定のタイミン
グで制御信号を出力する機能を有している。なお、自動
原稿搬送装置U1の構成および制御方法は、従来公知の
種々の方法を採用することが可能である。また前記自動
原稿搬送装置側コントローラC1には、複写機本体U2側
のシステムコントローラC2からの伝送信号(複写スタ
ート信号、原稿送りモードを指定する信号、原稿交換指
令信号等)が入力されている。前記コントローラC1
は、原稿給紙トレイTRkに載置された用紙を搬送した
際に、自動原稿搬送装置U1に設けられた前記各種セン
サS11,…により得られる信号から原稿枚数や原稿サイ
ズ検出信号、原稿有無検出信号等を複写機本体U2のシ
ステムコントローラC2に出力している。
【0027】複写機本体U2は、ユーザインターフェー
スUIを有しており、ユーザインターフェースUIは、
表示部31、コピースタートキー32、両面、片面のコ
ピーモードを選択するモード選択キー33、テンキー3
4、その他図示しない給紙トレイ選択キー、倍率設定キ
ー、コピー枚数設定キー等を有している。複写機本体U
2のシステムコントローラC2には、前述した自動原稿搬
送装置U1およびユーザインターフェースUIからの入
力信号の他に、露光光学系1がプラテンレジ位置(OP
Tレジ位置)を通過したときのOPTレジセンサSNP
の信号も入力されている。また、システムコントローラ
C2には、露光系駆動モータMkを駆動する露光系駆動モ
ータ駆動回路Dk、露光ランプ駆動回路Drが接続されて
いる。また、前記システムコントローラC2の不揮発性
メモリMeには、複写機本体U2の露光用光学系1の駆動
を制御するためのプログラムおよびデータ等が記憶され
ている。
【0028】前記システムコントローラC2に接続され
たIOTコントローラC3には、複写機本体U2自体に配
置された中間トレイ用フィードセンサSN0、第1〜第
5フィードセンサSN1〜SN5、用紙レジセンサSN
y、定着装置排出センサSNf等からの各種検出信号が入
力されている。前記IOTコントローラC3の不揮発性
メモリMeには、後述のメインモータMm、ドライブモー
タMd、テイクアウェイモータMt、用紙送り出しロール
R01〜R51の駆動モータM0〜M5等の駆動を制御するた
めのプログラムおよびデータ等が記憶されている。そし
て、前記複写機本体U2のIOTコントローラC3は、複
写機本体U2に設けた各種センサおよび前記システムコ
ントローラC2からの各種入力信号に応じて所定のタイ
ミングで、次に説明する各種駆動回路D0〜D11,…等
にそれらの作動制御信号を出力している。
【0029】また、前記IOTコントローラC3の不揮
発性メモリMeには図3に示すメインモータ駆動開始タ
イミングモードテーブル、および図4に示すモードに応
じたタイマ値が記憶されたテーブルが記憶されており、
また、図3および図4のテーブル値に応じて次のように
作動するプログラムが記憶されている。 (0)モード0のとき:給紙と同時にメインモータMm
(像担持体12、レジロール20、定着ロール23a,
23bの駆動モータ)をオンとする。 (1)モード1のとき:フィードセンサSN0の用紙先
端検出時からタイマで160msec計測してからメインモ
ータMmをオンとする。 (2)モード2のとき:フィードセンサSN2の用紙先
端検出時からタイマで10msec計測してからメインモー
タMmをオンとする。 (3)モード3のとき:フィードセンサSN2の用紙先
端検出時からタイマで100msec計測してからメインモ
ータMmをオンとする。 (4)モード4のとき:フィードセンサSN2の用紙先
端検出時からタイマで210msec計測してからメインモ
ータMmをオンとする。
【0030】図2において、中間トレイTR0および第
1〜第5トレイTR1〜TR5に対応する用紙送り出し装
置駆動回路D0,D1〜D5は、前記複写機本体U2のIO
TコントローラC3から入力される用紙送り出し用の作
動信号に応じて、モータM0〜M5等を駆動するように構
成されている。前記各モータM0〜M5には、送り出しロ
ールR01〜R51及び、クラッチCr0〜Cr5を介してさば
きロール装置R12〜R52が接続されている。前記送り出
しロールR01〜R51は、ソレノイドSL0〜SL5により
トレイ内の用紙に接触する位置および離れた位置に移動
制御されるように構成されている。そして、前記IOT
コントローラC3は前記ソレノイドSL0〜SL5の作動
制御信号を出力している。前記符号TR0,TR1〜TR
5およびR01〜R51、M0〜M5、Cri(i=0,1,
…,5)等で示された要素等により各トレイTR0,T
R1〜TR5から用紙を給紙する給紙装置Kが構成されて
いる。IOTコントローラC3により制御されるメイン
モータ駆動回路D6はメインモータMmを駆動し、メイモ
ータMmの駆動により、像担持体12、用紙レジロール
20、および定着装置23の一対の定着ロール23a,
23bが回転するように構成されている。IOTコント
ローラC3により制御されるドライブモータ駆動回路D7
はドライブモータMdを駆動し、ドライブモータMdの駆
動により、第1テイクアウェイロールR13、ローラR
6,R7(図1参照)が回転駆動されるように構成されて
いる。
【0031】図2において、IOTコントローラC3に
より制御されるテイクアウェイモータ駆動回路D8はテ
イクアウェイモータMtを駆動し、テイクアウェイモー
タMtの駆動により、第2〜第5テイクアウェイロール
R23〜R53、および中間トレイ用テイクアウェイロール
R03(図1参照)が回転駆動されるように構成されてい
る。なお、テイクアウェイモータMtと前記中間トレイ
用テイクアウェイロールR03との間、および、テイクア
ウェイモータMtと第2テイクアウェイロールR23との
間にはクラッチCR0およびクラッチCR2が設けられて
いる。また、IOTコントローラC3は、トナー供給用
モータ駆動回路D9、高圧電源回路D10、および定着用
ヒータ駆動回路D11を制御している。そして、前記トナ
ー供給用モータ駆動回路D9により駆動されるトナー供
給用モータにより現像ユニット14の現像剤室にホッパ
から現像剤が供給されるように構成されている。また、
前記高圧電源回路D10により作動する像担持体回り出力
回路41は、前記帯電器13、転写器15の印加電圧、
および現像ユニット14の現像バイアス電圧等を出力す
るように構成されている。また、前記定着用ヒータ駆動
回路D11は定着用ヒータ23cへの印加電圧を出力する
ように構成されている。また、IOTコントローラC3
は、用紙レジゲート21を作動させる用紙レジゲート駆
動ソレノイドSLrの作動制御信号を出力している。前
記符号R03〜R53、R6,R7、Md,Mt等で示された要
素により用紙を転写位置に搬送する第1用紙搬送装置H
1が構成されている。また、前記符号22、24等で示
された要素により用紙を転写位置から排紙トレイ25に
排出する第2用紙搬送装置H2が構成されている。
【0032】(実施例1の作用)次に図5〜図15によ
り前述の構成を備えた本発明の画像形成装置の実施例1
の作用を説明する。図5は前記システムコントローラC
2が行う給紙タイミングおよびスキャンスタートタイミ
ング決定フローの説明図である。図6はIOTコントロ
ーラC3が行う給紙およびメインモータ駆動開始判断フ
ローの説明図である。図7は前記図6の続きのフローを
示す図である。図8は前記図7の続きのフローを示す図
である。図9はIOTコントローラC3が行うメインモ
ータの制御フローの説明図である。図10はIOTコン
トローラC3が行うニップ位置チェックフロー(メイン
モータONの時刻から回転を開始する一対の定着ロール
23a,23bの停止時の当接部のうちの、表面がゴムの
定着ロール23bの当接部がニップ位置に戻って来る時
刻を求めるフロー)の説明図である。
【0033】図11はメインモータMmがONしてから
の速度の変化を示すグラフである。図12はメインモー
タMmがONしてから、定着ロール23bの停止時の当接
部(一対の定着ロール23a,23bの停止時の当接部う
ちの表面がゴムの定着ロール23bの当接部)がニップ
位置に戻って来る迄の時間間隔を示すグラフである。図
13は図6に示す本実施例の給紙開始フローの作用説明
図である。図14は用紙レジゲート21で停止した用紙
が定着装置23に至る迄の距離およびその距離を走行す
るために要する時間の説明図である。図15はIOT構
成要素の作動のタイムチャートの例であり、トレイTR
3に収容されたA3用紙を倍率100%、55CPM
(55Copies/minute)、PL(プラテンモード)、で
2枚コピーする場合(図3に示すモード1の場合)のタ
イムチャートである。
【0034】次に説明するフローチャトにおいて点線で
結ばれた処理はタイマがタイムアウトした時点(タイマ
に設定された時間を計測した時点)で実行される処理で
あることを示している。システムコントローラC2が行
う図5に示すスキャンスタートタイミング決定フローは
画像形成装置Uの電源がONされた後に開始される。前
記システムコントローラC2は、ステップST1において
ユーザインターフェースUIからコピー開始指示が有っ
たか否か判断する。ノー(N)の場合はステップST1
を繰り返し、イエス(Y)の場合は次のステップST2
に移る。ステップST2においてコピー開始条件は成立
しているか否か判断する。この判断は定着装置のウォー
ムアップ(定着温度までの温度上昇)が完了したかおよ
びジャム無しか等によって行う。このようなコピー開始
条件を満たしているか否かを判断する技術は従来周知で
あり、前記コピー開始条件としてどのような条件を採用
するかは設計的事項である。ノー(N)の場合はステッ
プST2を繰り返す。イエス(Y)の場合は次のステッ
プST3に移る。
【0035】ステップST3において、IOTコントロ
ーラC3に給紙要求を送信する。図6に示すように、I
OTコントローラC3はステップST21において給紙要
求を受信したか否かを判断しその判断に応じた処理を行
うように構成されているが、IOTコントローラC3の
処理に関しては後述する。ステップST4においてペー
パレディ信号(IOTコントローラC3がステップST4
2でペーパレディをセットした場合にシステムコントロ
ーラC2に送信される信号)を受信したか否か判断す
る。ノー(N)の場合はステップST4を繰り返し実行
する。イエス(Y)の場合はステップST5に移る。こ
のステップST5および後述のステップST42はフィー
ドセンサSN1が用紙先端を検出した時点で実行される
処理であり、図15のタイムチャートに示されている。
ステップST5においてスキャンスタートタイマをセッ
トする。ここでセットされる時間Tsは図15のタイム
チャートに示されている。スキャンスタートタイマがタ
イムアウト(設定した時間Tsを計測)するとステップ
ST6の処理が実行される。ステップST6においてスキ
ャンを開始する。そして、ネクストフィードタイマ(次
の給紙信号を送信するタイミングを定めるタイマ)をセ
ットする。
【0036】次にステップST7においてOPTレジセ
ンサSNpがONしたか否か(露光光学系1がSNpを通
過したか否か)を判断する。ノー(N)の場合はステッ
プST7を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はス
テップST8に移る。ステップST8においてページイネ
ーブル(前記OPTレジセンサSNpがオンしたことを
示す信号)をセットする。ページイネーブルがセットさ
れるとページイネーブル信号がIOTコントローラC3
に送信される。ページイネーブル信号を受信したIOT
コントローラC3は、図15のタイムチャートに示すよ
うに、後述のステップST44において用紙レジゲートオ
ープンタイマをセットし、用紙レジゲートオープンタイ
マがタイムアウトするとステップST45で用紙レジゲー
ト21を開いて用紙レジゲート21で停止していた用紙
の搬送を開始するようになっている。これについては後
述する。次にステップST9においてスキャンが終了し
たか否か判断する。ノー(N)の場合はステップST9
を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はステップS
T10に移る。ステップST10においてネクストフィード
タイマはタイムアウトしたか否か判断する。ノー(N)
の場合はステップST10を繰り返し実行する。イエス
(Y)の場合は前記ステップST2に戻る。
【0037】次に図6、図7、図9によりIOTコント
ローラC3が行う給紙およびメインモータ駆動開始判断
フローについて説明する。このフローは画像形成装置U
の電源がONになると開始される。図6のステップST
21において、IOTコントローラC3は、給紙要求信号
をシステムコントローラC2から受信したか否か判断す
る。ノー(N)の場合はステップST21を繰り返し実行
する。前記図5のステップST3において給紙要求が送
信された場合にはステップST21においてイエス(Y)
となり、ステップST22に移る。ステップST22におい
て受信した給紙要求は2枚目以降か否か判断する。ノー
(N)の場合(給紙要求1枚目の場合)はステップST
26に移り、イエス(Y)の場合はステップST23に移
る。ステップST23において、現在のコピーモードで今
の時刻に給紙を開始した場合に用紙先端が定着ロール2
3a,23bでニップされる時刻T0を計算する。次にス
テップST24において、(T0−ニップ位置タイマの計
測時間)/520の余りが100msecと420msecとの
間に有るか否か判断する。若し仮に前記ステップST24
においてイエス(Y)の場合は、前記停止時の当接部が
ニップ位置を通過する時刻から100msec以上ずれた時
刻に用紙先端が定着ロール23a,23bにニップされる
ことを意味する。また、仮に前記余りが0ならば、用紙
先端が定着ロール23bの停止時の定着ロール23aとの
当接部にニップされることになる。
【0038】前記ステップST24においてイエス(Y)
の場合はステップST26に移り、給紙を開始する。ステ
ップST24においてノー(N)の場合は、前記停止時の
当接部がニップ位置を通過する時刻から100msec以内
の時刻に用紙先端が定着ロール23a,23bにニップさ
れることを意味する。すなわち、図13において、時刻
(T0−100)msec〜(T0+100)msecの間に用紙
先端が定着ロール23a,23bにニップされることにな
る。この場合はステップST25において、給紙開始タイ
マを300msecに設定する。そして、給紙開始タイマが
タイムアウトした時(300msec経過した時)にステッ
プST26に移り、給紙を開始する。この場合図13から
分かるように、用紙先端は時刻T0+200msec〜T0+
400msecの間にニップ位置に突入することになる。前
記時刻T0+400msecは前記定着ロール23b停止時の
当接部がニップ位置を通過する時刻T0+520msecに
対して120msec離れている。すなわち、用紙先端は前
記定着ロール23b停止時の当接部がニップ位置を通過
する時刻T0またはT0+520msecに対して120msec
以上離れた時刻にニップ位置に突入することになる。
【0039】次にステップST27においてコピーモード
チェックを行う。すなわち、選択されたトレイと用紙サ
イズから図3に示すテーブルを用いてコピーモードを決
定し、決定したコピーモードに応じて図4に示すテーブ
ルからメインモータMmの駆動開始を決定するタイマ値
を決定する。次に図7のステップST28においてコピー
モードが0か否か判断する。この判断は前記ステップS
T27で決定されたモードが0〜4のいずれのモードであ
るかによって判断する。イエス(Y)の場合(モード0
の場合)はステップST29に移り、ノー(N)の場合は
ステップST30に移る。モード0の場合は図4に示すよ
うにタイマは設定しないので、ステップST29において
モータ始動タイマのタイムアウト信号を出力してから、
ステップST41に移る。ステップST30においてフィー
ドセンサSN2がリードエッジを検出したか否か判断す
る。イエス(Y)の場合はステップST31に移る。ステ
ップST31においてメインモータMmがOFFか否か判
断する。ノー(N)の場合はメインモータMmがオンの
状態であることを意味する。この場合はステップST41
に移る。ステップST31でイエス(Y)の場合はステッ
プST32に移る。ステップST32においてモードが2〜
4のいずれかであるか否か判断する。ノー(N)の場合
は前記ステップST30に移る。イエス(Y)の場合はス
テップST33に移る。ステップST33においてモードに
応じたタイマ値(図4参照)にモータ始動タイマをセッ
トする。
【0040】前記ステップST30においてノー(N)の
場合はステップST34に移る。ステップST34において
フィードセンサSN0が用紙先端(リードエッジ)を検
出したか否か判断する。ノー(N)の場合は前記ステッ
プST30に戻る。イエス(Y)の場合はステップST35
に移る。ステップST35においてメインモータMmがオ
フか否か判断する。ノー(N)の場合はステップST41
に移り、イエス(Y)の場合はステップST36に移る。
ステップST36においてコピーモードはモード1か否か
判断する。ノー(N)の場合は前記ステップST30に移
り、イエス(Y)の場合はステップST37に移る。ステ
ップST37においてメインモータ始動タイマをモード1
のタイマ値(=160msec、図4参照)にセットする。
そして、次のステップST41に移る。
【0041】ステップST41においてフィードセンサS
N1が用紙先端を検出してオンしたか否か判断する。ノ
ー(N)の場合はステップST41を繰り返し実行する。
イエス(Y)の場合はステップST42に移る。ステップ
ST42においてペーパレディ信号(用紙先端がフィード
センサSN1に到達したことを示す信号)をセットし、
システムコントローラC2に送信する。この送信信号に
より前記図5に示すステップST4においてイエス
(Y)となる。次にステップST43においてページイネ
ーブル信号を受信したか否か判断する。ページイネーブ
ル信号は前記図5のステップST8の処理でシステムコ
ントローラC2からIOTコントローラC3に送信される
信号である。ノー(N)の場合はステップST43を繰り
返し実行する。イエス(Y)の場合はステップST44に
移る。
【0042】ステップST44において用紙レジゲートオ
ープンタイマをセットする。用紙レジゲートタイマがタ
イムアウトするとステップST45に移る。ステップST
45において用紙レジゲート21を開く。次にステップS
T46において定着装置出口センサSNfが用紙後端を検
出したか否か判断する。ノー(N)の場合はステップS
T46を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合は前記ス
テップST21に戻る。
【0043】(メインモータMm制御フロー)次に図9
によりIOTコントローラC3が行うメインモータMmの
制御フローについて説明する。この図9に示すフローは
画像形成装置の電源がONすると同時にスタートする。
ステップST51においてモータ始動タイマはタイムアウ
トしたか否か判断する。モータ始動タイマのタイムアウ
ト信号は、前記図7のステップST33、またはST37で
セットされるモータ始動タイマがタイムアウトした場
合、および前記ステップST29において出力される。ス
テップST51においてノー(N)の場合はステップST
51を繰り返し実行し、イエス(Y)の場合はステップS
T52に移る。
【0044】ステップST52においてメインモータMm
をオンとする。図15に示す前記モード1の場合のタイ
ムチャートでは、メインモータMmは図4から分るよう
にフィードセンサSN0が用紙先端を検出してから16
0msec後に始動する。そして、図15のタイムチャート
から分かるように、メインモータMmは始動するとコピ
ーが終了するまで回転し続ける。図9のステップST53
においてコピー終了か否か判断する。ノー(N)の場合
はステップST53を繰り返し、イエス(Y)の場合はス
テップST54に移る。ステップST54においてメインモ
ータMmをオフにして、ステップST51に戻る。なお図
15において、ドライブモータMdおよびテイクアウェ
イモータMtは最初の用紙の給紙開始を行うフィードモ
ータ(各給紙トレイTR0〜TR5の用紙送り出しロール
R01〜R51の駆動モータM0〜M5)の駆動開始と同時に
始動する。そして、テイクアウェイモータMtはコピー
終了まで回転し続ける。しかし、ドライブモータMdは
用紙レジゲート21に用紙が停止している僅かな時間だ
け回転を停止するようになっている。これは用紙レジゲ
ート21に用紙先端が停止している間ドライブモータM
d(ローラR13,R6,R7を回転駆動するモータ)を回
転し続けると用紙後端が前方に押されて用紙先端部でし
わが発生することになるので、それを避けるためであ
る。また、図15から分かるように、前記ドライブモー
タMdが停止する期間に対応して前記クラッチCR0およ
びCR2(図2参照)もオフとなり、中間トレイ用テイ
クアウェイロールR03および第2テイクアウェイロール
R23が用紙を前方に押さないように構成されている。
【0045】(ニップ位置チェックフロー)次に図10
によりIOTコントローラC3が行うニップ位置チェッ
クフローについて説明する。このニップ位置チェックフ
ローは、定着ロール23a,23bを回転させるメインモ
ータMmがオンしてから、定着ロール23bの停止時の当
接部がニップ位置を通過する時刻を演算するフローであ
る。定着ロール23a,23bを駆動するメインモータM
mが定常状態になると、前記定着ロール23bの停止時の
当接部がニップ位置を通過する時間間隔(すなわち、前
記当接部が1回転する時間)は一定となるが、定常状態
になるまでの間は前記当接部が1回転するのに要する時
間は異なる。すなわち本実施例で使用したメインモータ
Mmは、図11に示すように、メインモータMmがオンし
てからメインモータMmの回転速度が定常状態になるま
での時間が約105msecかかる。そして、図12に示す
ように、定着ロール23bの停止時の当接部が、メイン
モータMm始動後にニップ位置を通過する時間間隔は最
初は640msecであるが、2回目以降は520msecであ
る。
【0046】図10に示すニップ位置チェックフローは
画像形成装置の電源がONすると同時にスタートする。
ステップST61においてメインモータMmの駆動が開始
されたか否か判断する。ノー(N)の場合はステップS
T61を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はステッ
プST62に移る。ステップST62において640msecタ
イマをセットする。次にステップST63において640
msecタイマがタイムアウトしたか否か判断する。ノー
(N)の場合はステップST63を繰り返し実行する。イ
エス(Y)の場合は、ステップST64に移る。なお、前
記ステップST52でイエス(Y)になった時は前記表面
がゴムの定着ロール(加圧ロール)23bの停止時の当
接部がニップ位置を通過する時刻である。
【0047】ステップST64において、520msecタイ
マをセットする。次にステップST65において520ms
ecタイマがタイムアウトしたか否か判断する。ノー
(N)の場合はステップST65を繰り返し実行する。イ
エス(Y)の場合はステップST66に移る。なお、前記
ステップST65においてイエス(Y)の時は前記定着ロ
ール23bの停止時の当接部がニップ位置を通過する時
刻である。ステップST66においてコピーが終了したか
否か判断する。ノー(N)の場合は前記ステップST64
に戻る。イエス(Y)の場合は前記ステップST61に戻
る。図15のタイムチャートにおいて、前記定着ロール
23bの停止時の当接部がニップ位置を通過する時刻
は、フィードセンサSN0が用紙先端を検出してから8
00(=160+640)msec+520msec×n(n:
定着ロール23bの回転数)である。
【0048】図14は、用紙レジゲート21から定着装
置23までの距離および用紙レジゲートオープンから用
紙先端が定着装置に到達するまでに要する時間を示す図
である。図14において、用紙レジゲート21からレジ
ロール20までの距離は4mmであり、レジロール20か
ら定着装置23までの距離は262.8mmである。用紙
レジゲートオープン時刻から用紙先端がレジルール20
に到達するまでの時間は、実測値によれば19msecであ
った。また、用紙の搬送速度は300mm/secであるの
で、レジロール20から定着装置23までの距離26
2.8mmを搬送するのに要する時間は876msecであ
る。したがって、レジゲート21オープンから定着装置
23に用紙が到達するまでの時間は895msecである。
したがって、図14、図15に示すように、レジゲート
ソレノイドがレジゲート20をオープン(ステップST
45)してから895msec後に定着装置23のニップ位置
に用紙が突入する。
【0049】図15において用紙先端がフィードセンサ
SN1に検出されたとき、ステップST42でペーパレデ
ィ信号がセットされるとともにステップST5において
スキャンスタートタイマがセット(セットタイムはT
s)される。そして、スキャンスタートタイマがタイム
アウトするとステップST6において露光光学系1がス
キャンスタートする。そして、OPTレジセンサSNp
が前記露光光学系1を検出すると、ステップST8にお
いてページイネーブル信号をセットする。ページイネー
ブル信号がセットされると、IOTコントローラC3は
ステップST44において用紙レジゲートタイマをセット
(セットタイムはTr)する。そして、用紙レジゲート
タイマがタイムアウトするとレジゲートソレノイドSL
rがオフとなり、ステップST45においてレジゲート2
1が開く。したがって、前記図15のタイムチャートの
説明から分かるように、フィードセンサSN1が用紙先
端を検出してからレジゲート21が開くまでの時間は、
次の時間の合計の時間(Ts+To+Tr)である。 (1)ステップST5で設定されるスキャンスタートタ
イマの設定時間Ts、(2)前記スキャンスタートタイ
マがタイムアウトしときステップST6によりスキャン
スタートする露光光学系1がOPTレジセンサSNpに
到達するまでの時間(露光光学系1がスキャンスタート
してから、ステップST8でページイネーブル信号がセ
ットされ且つステップST44で用紙レジゲートタイマを
セットするまでの時間)To、(3)ステップST44で
セットされる用紙レジゲートオープンタイマの設定時間
(ステップST45で用紙レジゲート21が開くまでの時
間)Tr、
【0050】フィードセンサSN0とフィードセンサS
N1との距離、および用紙の搬送速度は定まっているの
で、図15のタイムチャートにおいて用紙先端がフィー
ドセンサSN0を通過してからフィードセンサSN1に到
達するでの時間は定まっている。また図15において、
前述のように用紙先端がフィードセンサSN1を通過し
てからレジゲート21オープンまでの時間(Ts+To+
Tr)も定まっている。さらにレジゲート21オープン
から用紙突入までの時間(895msec)も定まってい
る。そして、図15のタイムチャートから分かるよう
に、定着ロール23a,23bの停止時の当接部のニップ
位置通過時刻は、メインモータMmの始動から640mse
c+520×n(n=0,1,2,…)msecである。
【0051】図15のタイムチャートに示すように、本
実施例ではメインモータMmの始動開始時刻を、前述用
紙先端がフィードセンサSN0を通過してから160mse
c後に設定することにより、1枚目の用紙先端が定着装
置23に突入する時刻を、定着ロール23a,23bの停
止時の当接部がニップ位置を通過する時刻と一致しない
ようにされている。前記160msecは前記図7のステッ
プST37でモータ始動タイマにセットした値であり、図
3、図4のモード1に対応して記憶した値である。図
3、図4に示すモータ始動タイマにセットされた値は、
各モード0〜4に対応して、1枚目の用紙先端が定着装
置23に突入する時刻を、定着ロール23a,23bの停
止時の当接部がニップ位置を通過する時刻と一致しない
ように設定されている。
【0052】前記図4に示す各モードに対応して記憶さ
れたモータ始動タイマのセット時間は、図15のタイム
チャートの1枚目の用紙先端が定着ロール23a,23b
の停止時の当接部のニップ位置通過時刻に定着装置23
に突入しないようにすると同時に、2枚目、3枚目、4
枚目、…の用紙先端も、定着ロール23a,23bの停止
時の当接部のニップ位置通過時刻に定着装置23に突入
しないようにすることが好ましい。ただし、定着ロール
23a,23bの始動後の回転数が増加するにつれて、定
着ロール23a,23bの停止時の当接部の変形量が減少
してくるので、後の用紙程、前記定着ロール23a,2
3bの停止時の当接部がニップ位置にある時に前記用紙
先端が定着装置に当接しても悪影響が生じ難くなる。こ
のため、早い時期に定着装置23に突入する用紙程、そ
の先端が定着装置23に突入する際に前記停止時の当接
部がニップ位置に存在しないようにする必要がある。
【0053】次に、メインモータMmの始動後の早い時
期に定着装置23に突入する用紙(1枚目、2枚目、3
枚目等の用紙)の先端が、前記停止時の当接部がニップ
位置にある時に突入しないように、前記モータ始動タイ
マのセット時間を定める方法について説明する。図16
は前記図15のタイムチャートにおいて、当接部のニッ
プ位置の通過時刻、およびメインモータMmのタイムチ
ャートを除いた図であり、図17は前記図15のタイム
チャートにおいて、当接部のニップ位置の通過時刻、お
よびメインモータMmのタイムチャートのみを示す図で
ある。前記図17のタイムチャートを透明なセロファン
に記入し、前記図16のタイムチャートと重ねて、図1
7のタイムチャートを左右方向にずらしながら、1枚
目、2枚目、…等の早期に搬送される用紙の突入時刻と
定着ロール23a,23bの停止時の当接部のニップ位置
通過時刻とが一致しないような位置を見つけることによ
り、前記モータ始動タイマのセット時間を容易に見つけ
ることができる。
【0054】(実施例2)次に図18〜図21により、
本発明の実施例2の画像形成装置について説明する。図
18は本発明の実施例2のIOTコントローラC3が行
う定着ロール駆動モータの起動、給紙、およびメインモ
ータ駆動開始判断フローを示す図であり、前記実施例1
の図6に対応する図である。図19は給紙制御部分のフ
ローであり、前記実施例1の図8に対応する図である。
図20はIOTコントローラC3が行うニップ位置チェ
ックフロー(メインモータONの時刻から回転を開始す
る一対の定着ロール23a,23bの停止時の当接部のう
ちの、表面がゴムの定着ロール23bの当接部がニップ
位置に戻って来る時刻を求めるフロー)の説明図であ
り、前記実施例1の図10に対応する図である。図21
は図19に示す本実施例の給紙開始フローの作用説明図
であり、前記実施例1の図13に対応する図である。こ
の実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違している
が、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
前記実施例1ではメインモータMmにより像担持体12
および定着ロール23a,23bを駆動していたが、この
実施例2では、定着ロール23a,23bは前記メインモ
ータMmとは別の定着ロール駆動モータ(図示せず)を
備えている。そして、この実施例2のメインモータMm
の回転駆動制御は前記実施例1と同一である。この実施
例2は、IOTコントローラC3がシステムコントロー
ラC2から1枚目の給紙要求を受信したときに、メイン
モータMmおよび定着ロール駆動モータを起動してい
る。その後、用紙レジゲート開の時点で用紙先端が定着
ロールに達する時刻と、定着ロール23a,23bの停止
時の当接部がニップ位置を通過する時刻とが一致するか
否かを判断し、一致する場合には定着ロール駆動モータ
を一時停止してから再起動するように構成している。
【0055】この実施例2においても、用紙レジゲート
オープンから用紙が定着ロール23a,23bに到達する
までの時間は、前記図14に示すように895msecであ
る。図21において、定着ロール23a,23bの停止時
の当接部がニップ位置を通過する時刻は、T0±520
×n(nは整数)msecで示されている。前記時刻T0±
520×nにおいてニップタイマに520msecがセット
され、このセットされた値は時間の経過につれて減算さ
れるように構成されている。図21から分かるように、
時刻T0の895msec前の時刻に用紙レジゲートがオー
プンすると、定着ロール23a,23bの停止時の当接部
がニップ位置を通過する時刻に用紙先端が定着ロール2
3a,23bのニップ位置に突入することになる。この場
合、前記定着ロール23a,23bの停止時の当接部の変
形量が大きいと用紙の転写位置の速度変動が大きくなっ
て転写トナー像に乱れが生じる。したがって、前記時刻
T0の895msec±100msec以内の時刻にはゲートオ
ープンを行わないように構成する必要がある。このよう
な構成は、図18〜図20に示すフローチャートの処理
を行うことにより実現することができる。
【0056】図18〜図20に示す実施例2のフローチ
ャートの説明において、前記実施例1と同様の処理を行
うステップには同一のステップ番号を付して重複する詳
細な説明は省略する。この実施例2は、実施例1の図
5、図7、図9に示すフローと同一のフローを実行する
機能を有しているが、それらのフローの説明は省略す
る。また、前記実施例1の図6、図8、図10に示すフ
ローに対応する実施例2のフローは図18、図19、図
20に示されている。図18の仮想線で示すステップS
T23〜ST25の処理は前記実施例1では行っていたが、
実施例2では行わない処理である。また、実施例1のス
テップST27の処理も行わない。図18のステップST
21において給紙要求を受信した場合には次のステップS
T22において給紙要求は2枚目以降か否か判断し、ノー
(N)の場合(すなわち、1枚目の給紙の場合)はステ
ップST22′において定着ロール駆動モータを起動して
からステップST26で給紙を開始する。また、ステップ
ST22でイエス(Y)の場合はステップST26において
給紙を開始する。すなわち、ステップST22でイエス
(Y)の場合は前記実施例1のステップST23〜ST25
の処理は行わない。図18に示すその他の処理は前記実
施例1と同一である。
【0057】図19において、ステップST41〜ST44
の処理は前記実施例1と同一である。図19に示すステ
ップST44において用紙レジゲートオープンタイマをセ
ットする。用紙レジゲートオープンタイマがタイムアッ
プすると、ステップST441において用紙レジゲートを
通過する用紙はコピー開始後指定枚数(前記指定枚数は
予め設定された値で、例えば10枚)以下か否か判断す
る。ノー(N)の場合はステップST21に戻る。イエス
(Y)の場合はステップST442において375−10
0≦ニップ位置タイマ≦375+100(msec)か否か
判断する。図21から分かるように、セットした520
msecから減算を行うニップタイマの値が375msecの時
点でゲートオープンを行った場合、定着ロール駆動モー
タをそのまま駆動し続けると、定着ロール23a,23b
の停止時の当接部に用紙先端がニップされることにな
る。また、ニップタイマの値が375mse±100msec
の時点でゲートオープンを行った場合にも、定着ロール
駆動モータをそのまま駆動し続けると、定着ロール23
a,23bの停止時の当接部に用紙先端がニップされるお
それがある。したがって、ステップST422においてイ
エス(Y)の場合は定着ロール駆動モータを一時停止し
て、定着ロール23a,23bの停止時の当接部がニップ
位置に来る時刻をずらせる必要がある。
【0058】前記ステップST422においてイエス
(Y)の場合はステップST443に移り、ノー(N)の
場合はステップST45に移る。ステップST443におい
て定着ロール停止要求フラグをセットする。ステップS
T45において用紙レジゲート21を開く。次にステップ
ST451においてコピー枚数をカウントアップする。こ
のコピー枚数のカウント値は前記ステップST441の判
断に使用される。次にステップST452において現在の
用紙のコピーは2枚目以降か否か判断する。イエス
(Y)の場合はステップST46に移り、ノー(N)の場
合はステップST461に移る。次にステップST46にお
いて定着装置出口センサSNfが用紙後端を検出したか
否か判断する。ノー(N)の場合はステップST46を繰
り返し実行する。イエス(Y)の場合は前記ステップS
T461に移る。
【0059】ステップST461において停止要求フラグ
がセットされているか否か判断する。ノー(N)の場合
はステップST21に戻る。イエス(Y)の場合はステッ
プST462に移る。ステップST462において定着ロール
駆動モータを停止し、再起動タイマを250msecにセッ
トする。前記再起動タイマがタイムアウトするとステッ
プST463において定着ロール駆動モータを再起動す
る。そして、前記ステップST21に戻る。
【0060】次に図20により実施例2のIOTコント
ローラC3が行うニップ位置チェックフローを説明す
る。図20に示すニップ位置チェックフローは画像形成
装置の電源がONすると同時にスタートする。ステップ
ST61′において定着ロール駆動モータの駆動が開始さ
れたか否か判断する。ノー(N)の場合はステップST
61を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はステップ
ST62に移る。ステップST62〜ST64までは前記実施
例1の図10と同じである。ステップST64の次にステ
ップST65′に移る。ステップST65′において定着ロ
ール駆動モータが停止したか否か判断する。ノー(N)
の場合はステップST65に移り、イエス(Y)の場合は
前記ステップST61′に移る。ステップST65において
ニップタイマが520msecタイムアウトしたか否か判断
する。ノー(N)の場合は前記ステップST65′に戻
る。イエス(Y)の場合はステップST66に移る。ステ
ップST66の処理は前記実施例1と同一である。
【0061】(実施例3)次に図22〜図25により、
本発明の実施例3の画像形成装置について説明する。図
22は実施例3のシステムコントローラC2が行うスキ
ャンスタートタイミング決定フローの説明図で、前記実
施例1の図5に対応する図である。図23はIOTコン
トローラC3が行う給紙、定着ロール駆動開始フロー等
の説明図で、前記実施例1の図6に対応する図である。
図24は1日の中で最初(朝1)に画像形成装置をパワ
ーオンして定着ロール23a,23bを空回転させた場合
の定着ロール23a(加熱ロール)の速度変動率を示す
図である。図25は1日の中で最初(朝1)に画像形成
装置をパワーオンして定着ロール23a,23bを空回転
させずにコピーした場合、10秒空回転させてからコピ
ーした場合、20秒空回転させてからコピーした場合、
および定常状態となってからコピーした場合の定着ロー
ル23a(加熱ロール)の速度変動率を示す図である。
【0062】この実施例3は、下記の点で前記実施例1
と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構
成されている。前記実施例1ではメインモータMmによ
り像担持体12および定着ロール23a,23bを駆動し
ていたが、この実施例3では前記実施例2と同様に、定
着ロール23a,23bは前記メインモータMmとは別の
定着ロール駆動モータ(図示せず)を備えている。この
実施例3のシステムコントローラC2はユーザインター
フェースUIからコピー開始の指示があったときに、定
着ロール23a,23bを10秒間回転駆動してからコピ
ー動作の実行を開始するように構成されている。そし
て、この実施例3のメインモータMmの回転駆動制御は
前記実施例1と同一である。
【0063】図24によれば、定着ロール23a,23b
の空回転中に速度変動率が減少することが分かる。そし
て、約20秒の空回転により速度変動率は定常状態とな
り、10秒の空回転により速度変動率は定常状態に接近
していることが分かる。これは、空回転により、定着ロ
ール23a,23bの停止時の当接部の変形量が回復する
ためである。図25によれば、約20秒の空回転を行っ
てからコピーを行うと、定常状態とほぼ同様の速度変動
率となることが分かる。また空回転を行わない場合の速
度変動率は最初は大きいが約20秒間コピーを連続する
と定常状態でのコピーでの速度変動率とほぼ同様になる
ことが分かる。また、約10秒間の空回転を行った後に
コピーをした場合は前記20秒間の空回転をした場合お
よび空回転無しの場合の中間であることが分かる。
【0064】したがって、約10秒間の空回転を行って
からコピーを開始することにより、空回転を行わない場
合に比べて定着ロール23a,23bの停止時の当接部の
変形による定着ロール23aの速度変動に起因するトナ
ー像の転写時の乱れを少なくすることができる。したが
って、コピー開始前に10秒以上程度、定着ロール23
a,23bを空回転させることにより、定着ロール23
a,23b停止時の当接部がニップ位置を通過する際に用
紙先端が定着ロール23a,23bに突入しても、前記当
接部の変形量が小さくなっているので、用紙の転写位置
の速度変動が小さくなっており、転写トナー像の乱れも
生じ難くなっている。したがって、この実施例3では、
図22、図23に示すフローチャートの処理を行うこと
により、10秒間の定着ロール23a,23bの空回転を
行ってからコピーを開始するように構成されている。
【0065】次に、図22、図23に示す実施例3のフ
ローチャートについて説明する。なお、この実施例3で
も、前記実施例1の図7、図8、図9のフローチャート
に示す処理と同一の処理を行う。なおこの実施例3で
は、前記実施例1の図10に示す処理は行わない。そし
て、この実施例3は、前記実施例1の図5、図6に示す
フローチャートの変わりにそれぞれ図22、図23に示
すフローチャートを実行するように構成されている。な
お、図22の仮想線で示すステップST22〜ST25の処
理は前記実施例1では行っていたが実施例2では行わな
い処理である。以下のフローチャートの説明において、
前記実施例1と同様の処理を行うステップには同一のス
テップ番号を付して重複する詳細な説明は省略する。
【0066】図22において、ステップST2において
イエス(Y)の場合はステップST2′に移る。ステッ
プST2′において、システムコントローラC2は、定着
ロール独立オン要求をIOTコントローラC3に送信す
る。そして、定着ロール23a,23bの空回転のための
時間10秒を給紙制御タイマにセットする。次にステッ
プST2″において、給紙制御タイマがタイムアウトし
たか否か判断する。ノー(N)の場合はステップST
2″を繰り返し実行し、イエス(Y)の場合はステップ
ST3に移り、給紙要求をIOTコントローラC3に送信
する。したがって、給紙要求を送信する前に10秒間の
定着ロール23a,23bの空回転のための時間が確保さ
れる。図22に示すその他のステップの処理は前記実施
例1と同一である。
【0067】図23によりIOTコントローラC3が行
う給紙および定着ロール駆動モータ駆動開始フローにつ
いて説明する。このフローは画像形成装置Uの電源がO
Nになると開始される。図23ののフローでは、前記実
施例1の図6のフローのステップST21の前にステップ
ST20およびステップST20′の処理を行う。ステップ
ST20において定着ロールオン要求を受信したか否か判
断する。ノー(N)の場合はステップST20を繰り返し
実行する。イエス(Y)の場合はステップST20′に移
る。ステップST20′において定着ロール駆動モータを
オンにする。図22から分かるように、ステップST2
において定着ロール独立オン要求を送信してからステッ
プST3で給紙要求を送信するまでに10秒間経過して
いる。したがって、図23において、ステップST20で
定着ロールオン要求を受信し、ステップST20′で定着
ロール駆動モータをオンにしてから、ステップST21で
給紙要求を受信するまでに10秒間、定着ロール23
a,23bを空回転することができる。
【0068】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)実施例3において、定着ロール駆動モータを省
略してメインモータMmにより定着ロール23a,23b
を駆動する構成を採用し、メインモータMmにより定着
ロール23a,23bを空回転させるようにすることが可
能である。 (H02)マイコンを用いたコントローラの代わりにワイ
ヤードロジック回路を用いて構成することも可能であ
る。
【0069】
【発明の効果】前述の本発明の画像形成装置は、下記の
効果を奏することができる。 (E01)定着ロールの停止時に変形する当接部により用
紙先端がニップされないように定着ロールの起動または
給紙タイミングを制御したり、または、前記当接部の変
形量が小さくなるまで定着ロールを空回転したりするこ
とにより、定着ロールの停止時に変形する当接部により
用紙がニップされることによる用紙へのトナー像の転写
不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、複写機本体U2およびその上面に設
置された自動原稿搬送装置U1を有する複写機(画像形
成装置)Uの実施の形態の例(すなわち、実施例)の正
面断面図である。
【図2】 図2は同実施例の複写機の制御部分の説明図
である。
【図3】 図3はIOTコントローラC3のメモリに記
憶されたメインモータ駆動開始タイミングモードテーブ
ルの説明図である。
【図4】 図4は前記図3に示すメインモータ駆動開始
タイミングモードテーブルのモードに応じてIOTコン
トローラC3のメモリに記憶されたタイマ値の説明図で
ある。
【図5】 図5は前記システムコントローラC2が行う
スキャンスタートタイミング決定フローの説明図であ
る。
【図6】 図6はIOTコントローラC3が行う給紙お
よびメインモータ駆動開始判断フローの説明図である。
【図7】 図7は前記図6の続きのフローを示す図であ
る。
【図8】 図8は前記図7の続きのフローを示す図であ
る。
【図9】 図9はIOTコントローラC3が行うメイン
モータの制御フローの説明図である。
【図10】 図10はIOTコントローラC3が行うニ
ップ位置チェックフロー(メインモータONの時刻から
回転を開始する一対の定着ロール23a,23bの停止時
の当接部のうちの、表面がゴムの定着ロール23bの当
接部がニップ位置に戻って来る時刻を求めるフロー)の
説明図である。
【図11】 図11はメインモータMmがONしてから
の速度の変化を示すグラフである。
【図12】 図12はメインモータMmがONしてか
ら、定着ロール23bの停止時の当接部(一対の定着ロ
ール23a,23bの停止時の当接部うちの表面がゴムの
定着ロール23bの当接部)がニップ位置に戻って来る
迄の時間間隔を示すグラフである。
【図13】 図13は図6に示す本実施例の給紙開始フ
ローの作用説明図である。
【図14】 図14は用紙レジゲート21で停止した用
紙が定着装置23に至る迄の距離およびその距離を走行
するために要する時間の説明図である。
【図15】 図15はIOT構成要素の作動のタイムチ
ャートの例であり、トレイTR3に収容されたA3用紙
を倍率100%で2枚コピーする場合(図3に示すモー
ド1の場合)のタイムチャートである。
【図16】 図16は前記図15のタイムチャートにお
いて、当接部のニップ位置の通過時刻、およびメインモ
ータMmのタイムチャートを除いた図である。
【図17】 図17は前記図15のタイムチャートにお
いて、当接部のニップ位置の通過時刻、およびメインモ
ータMmのタイムチャートのみを示す図である。
【図18】 図18は本発明の実施例2のIOTコント
ローラC3が行う定着ロール駆動モータの起動、給紙、
およびメインモータ駆動開始判断フローを示す図であ
り、前記実施例1の図6に対応する図である。
【図19】 図19は給紙制御部分のフローであり、前
記実施例1の図8に対応する図である。
【図20】 図20はIOTコントローラC3が行うニ
ップ位置チェックフロー(メインモータONの時刻から
回転を開始する一対の定着ロール23a,23bの停止時
の当接部のうちの、表面がゴムの定着ロール23bの当
接部がニップ位置に戻って来る時刻を求めるフロー)の
説明図であり、前記実施例1の図10に対応する図であ
る。
【図21】 図21は図19に示す本実施例の給紙開始
フローの作用説明図であり、前記実施例1の図13に対
応する図である。
【図22】 図22は実施例3のシステムコントローラ
C2が行うスキャンスタートタイミング決定フローの説
明図で、前記実施例1の図5に対応する図である。
【図23】 図23はIOTコントローラC3が行う給
紙開始フロー、定着ロール駆動開始フロー等の説明図
で、前記実施例1の図6に対応する図である。
【図24】 図24は1日の中で最初に画像形成装置を
パワーオンして定着ロール23a,23bを空回転させた
場合の定着ロール23a(加熱ロール)の速度変動率を
示す図である。
【図25】 図25は1日の中で最初に画像形成装置を
パワーオンして定着ロール23a,23bを空回転させず
にコピーした場合、10秒空回転させてからコピーした
場合、20秒空回転させてからコピーした場合、および
定常状態となってからコピーした場合の定着ロール23
a(加熱ロール)の速度変動率を示す図である。
【符号の説明】
H1…第1用紙搬送装置、H2…第2用紙搬送装置、K…
給紙装置、Mm…定着装置駆動装置(メインモータ)、
SN0…用紙センサ、TR0〜TR5…給紙トレイ、U…
画像形成装置 1…画像書込装置、12…像担持体、14…現像装置、
15…転写器、23…定着装置、23a,23b…定着ロ
ール、25…排紙トレイ、32…コピースタートキー

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の構成要件(Y07),(Y011)を
    備えたことを特徴とする画像形成装置、 (Y07)当接する一対の定着ロールを有し、トナー像が
    転写された用紙が前記一対の定着ロールの当接部を通過
    する際にトナー像を定着する定着装置、 (Y011)前記定着ロールの停止時における当接部分
    が、前記定着ロールの駆動開始後に搬送される最初の1
    枚目の用紙先端部分に一致しないように画像書込装置の
    書込開始タイミングおよび前記定着ロール駆動装置の駆
    動開始タイミングを制御するタイミング制御手段。
  2. 【請求項2】 下記の構成要件(Y07),(Y012)を
    備えたことを特徴とする画像形成装置、 (Y07)当接する一対の定着ロールを有し、トナー像が
    転写された用紙が前記一対の定着ロールの当接部を通過
    する際にトナー像を定着する定着装置、 (Y012)前記定着ロールの停止時における当接部分
    が、前記定着ロールの駆動開始後に搬送される用紙先端
    部分に一致しないように前記画像書込装置の書込開始タ
    イミングおよび前記定着ロール駆動装置の駆動開始タイ
    ミングを制御するタイミング制御手段。
  3. 【請求項3】 下記の構成要件(Y07),(Y011′)
    を備えたことを特徴とする画像形成装置、 (Y07)当接する一対の定着ロールを有し、トナー像が
    転写された用紙が前記一対の定着ロールの当接部を通過
    する際にトナー像を定着する定着装置、 (Y011′)前記一対の定着ロールの停止時における当
    接部分であって停止時に変形した部分が、前記定着ロー
    ルの駆動開始後に搬送される最初の1枚目の用紙先端部
    分に一致しないように画像書込装置の書込開始タイミン
    グおよび前記定着ロール駆動装置の駆動開始タイミング
    を制御するタイミング制御手段。
  4. 【請求項4】 下記の構成要件(Y07),(Y012′)
    を備えたことを特徴とする画像形成装置、 (Y07)当接する一対の定着ロールを有し、トナー像が
    転写された用紙が前記一対の定着ロールの当接部を通過
    する際にトナー像を定着する定着装置、 (Y012′)前記一対の定着ロールの停止時における当
    接部分であって停止時に変形する部分が、前記定着ロー
    ルの駆動開始後に搬送される用紙先端部分に一致しない
    ように前記画像書込装置の書込開始タイミングおよび前
    記定着ロール駆動装置の駆動開始タイミングを制御する
    タイミング制御手段。
  5. 【請求項5】 下記の構成要件(Y013)を備えたこと
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか記載の画像形
    成装置、 (Y013)前記一対の定着ロールの停止時における当接
    部分が前記定着ロールの駆動開始後に複数回回転した後
    に、最初の1枚目の用紙先端が定着ロールに到達するよ
    うに前記画像書込装置の書込開始タイミングおよび前記
    定着ロール駆動装置の駆動開始タイミングを制御するタ
    イミング制御手段。
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