JPH09189926A - 波長多重光スイッチ - Google Patents
波長多重光スイッチInfo
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- JPH09189926A JPH09189926A JP121196A JP121196A JPH09189926A JP H09189926 A JPH09189926 A JP H09189926A JP 121196 A JP121196 A JP 121196A JP 121196 A JP121196 A JP 121196A JP H09189926 A JPH09189926 A JP H09189926A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 波長多重ハイウエイスイッチの入出力段の素
子数を減少する。 【解決手段】 波長多重光スイッチ10は波長λ5、λ8 の
光多重回線6回線が接続され、チャネル間の回線交換を
行なうスイッチである。多入力型波長分合器13、14は、
6回線を3回線の回線11、12に分割して接続し、多重信
号λ5 λ8 が入力され、回線対応の3ポートの分波出力
ポートより分波信号λ5 、λ8 を出力する。分波信号は
リンク25〜28を介してマトリクス・スイッチ22および23
に入力され、各信号の回線交換が行なわれ、リンク29〜
32を介して多入力型波長分合器13、14の3ポートの分波
入力ポートに入力する。多入力型波長分合器13、14は、
分波信号λ5 、λ8 を合波して光多重回線11、12に出力
する。多入力型波長分合器を設けたことにより、6回線
の入出力段に対して従来12個必要であった分波合波素子
数を2個に減少できる。
子数を減少する。 【解決手段】 波長多重光スイッチ10は波長λ5、λ8 の
光多重回線6回線が接続され、チャネル間の回線交換を
行なうスイッチである。多入力型波長分合器13、14は、
6回線を3回線の回線11、12に分割して接続し、多重信
号λ5 λ8 が入力され、回線対応の3ポートの分波出力
ポートより分波信号λ5 、λ8 を出力する。分波信号は
リンク25〜28を介してマトリクス・スイッチ22および23
に入力され、各信号の回線交換が行なわれ、リンク29〜
32を介して多入力型波長分合器13、14の3ポートの分波
入力ポートに入力する。多入力型波長分合器13、14は、
分波信号λ5 、λ8 を合波して光多重回線11、12に出力
する。多入力型波長分合器を設けたことにより、6回線
の入出力段に対して従来12個必要であった分波合波素子
数を2個に減少できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長多重された光
信号を伝送する複数の波長多重回線に接続され同一波長
のチャネル間を回線交換する波長多重光スイッチに関す
るものである。
信号を伝送する複数の波長多重回線に接続され同一波長
のチャネル間を回線交換する波長多重光スイッチに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】波長多重光スイッチの従来装置に関する
文献には、行松健一編著「光スイッチング技術入門」が
あり、これには以下の回線交換方式が記載されている。
その1は、波長多重信号を1回線対応の波長チャネル選
択素子により波長を分離して波長別の光マトリクス・ス
イッチに入力して所望の出方路に出力する方式である。
その2は、波長多重信号を出方路数だけパワー分岐し、
次に多波長選択フィルタに入力して所望の波長信号を出
力する方式である。その3は、波長多重光スイッチを音
響光学(AO)素子の2x2 スイッチを用いて構成する方式で
ある。
文献には、行松健一編著「光スイッチング技術入門」が
あり、これには以下の回線交換方式が記載されている。
その1は、波長多重信号を1回線対応の波長チャネル選
択素子により波長を分離して波長別の光マトリクス・ス
イッチに入力して所望の出方路に出力する方式である。
その2は、波長多重信号を出方路数だけパワー分岐し、
次に多波長選択フィルタに入力して所望の波長信号を出
力する方式である。その3は、波長多重光スイッチを音
響光学(AO)素子の2x2 スイッチを用いて構成する方式で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来方式の
なかで、パワーロスを生じないで、多ポート化が容易で
ある1つ目の方式が最も実現性を有している。N波長多
重回線をM本接続(M、Nは自然数)する従来の波長多
重ハイウエイスイッチは、入側および出側の多重回線の
1回線ごとに接続される波長分波器および波長合波器
と、波長別のマトリクス・スイッチとで構成される。こ
のような波長多重ハイウエイスイッチは、複数回線を収
容する多入力型波長分波合波器が未開発の領域であるこ
とから、入出側の波長分波合波器が2M個と、これらとマ
トリクス・スイッチ間を接続する2N×M 本の配線の立体
配置が必要となり、集積度を高くできないという欠点が
あった。
なかで、パワーロスを生じないで、多ポート化が容易で
ある1つ目の方式が最も実現性を有している。N波長多
重回線をM本接続(M、Nは自然数)する従来の波長多
重ハイウエイスイッチは、入側および出側の多重回線の
1回線ごとに接続される波長分波器および波長合波器
と、波長別のマトリクス・スイッチとで構成される。こ
のような波長多重ハイウエイスイッチは、複数回線を収
容する多入力型波長分波合波器が未開発の領域であるこ
とから、入出側の波長分波合波器が2M個と、これらとマ
トリクス・スイッチ間を接続する2N×M 本の配線の立体
配置が必要となり、集積度を高くできないという欠点が
あった。
【0004】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、組立てが容易で集積度の高い波長多重光スイッチを
提供することを目的とする。
し、組立てが容易で集積度の高い波長多重光スイッチを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題を解決するために、波長多重度Nの第1の光信号を
伝送するM本の波長多重回線と接続され(N、Mは自然
数)、チャネル間の回線交換を行なう波長多重光スイッ
チは、波長多重回線と接続される第1の入力端および第
1の出力端、ならびに第2の入力端および第2の出力端
をそれぞれM1個備え、ここでM1はM1<Mなる自然数であ
り、第1の入力端より入力される第1の光信号を多重度
Pの波長別の複数の第2の光信号に分割して波長別に第
2の出力端にそれぞれ出力し、ここで多重度Pは 1≦P<
N なる自然数であり、第2の入力端に入力する波長別の
第2の光信号を多重化して第1の光信号として、第2の
出力端に出力する複数の多入力型波長分波合波手段と、
多重度Pの波長別の複数の第2の光信号に対応して設け
られ、M個の入出力端を有し、これらの入出力端に接続
される第2の光信号のチャネル間の回線交換を行なう複
数のスイッチ手段と、前記波長別の複数の第2の光信号
に対応のスイッチ手段および第2の入出力端間を接続す
る接続手段とを含む。
課題を解決するために、波長多重度Nの第1の光信号を
伝送するM本の波長多重回線と接続され(N、Mは自然
数)、チャネル間の回線交換を行なう波長多重光スイッ
チは、波長多重回線と接続される第1の入力端および第
1の出力端、ならびに第2の入力端および第2の出力端
をそれぞれM1個備え、ここでM1はM1<Mなる自然数であ
り、第1の入力端より入力される第1の光信号を多重度
Pの波長別の複数の第2の光信号に分割して波長別に第
2の出力端にそれぞれ出力し、ここで多重度Pは 1≦P<
N なる自然数であり、第2の入力端に入力する波長別の
第2の光信号を多重化して第1の光信号として、第2の
出力端に出力する複数の多入力型波長分波合波手段と、
多重度Pの波長別の複数の第2の光信号に対応して設け
られ、M個の入出力端を有し、これらの入出力端に接続
される第2の光信号のチャネル間の回線交換を行なう複
数のスイッチ手段と、前記波長別の複数の第2の光信号
に対応のスイッチ手段および第2の入出力端間を接続す
る接続手段とを含む。
【0006】本発明によればまた、このような波長多重
光スイッチにおいて、M回線の入出力段にM1本の多重回
線を接続する多入力型波長分合器を設けてもよい。これ
により、入出力段の素子数を従来の2MよりM/M1に減少で
きる。
光スイッチにおいて、M回線の入出力段にM1本の多重回
線を接続する多入力型波長分合器を設けてもよい。これ
により、入出力段の素子数を従来の2MよりM/M1に減少で
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる波長多重光スイッチの実施例を詳細に説明する。図
1は実施例の波長多重光スイッチの構成図である。波長
多重光スイッチ10は、波長λ5 およびλ8 の多重度Nの
光信号を伝送する光多重回線M本と接続され、チャネル
間の回線交換を行なうスイッチである。ここでM、Nは
自然数であるが、この実施例では、N=2 、M=6 である。
これらの6本の回線は、3本の回線11および12に分割さ
れて多入力型波長分合器13および14に収容されている。
多入力型波長分合器13および14は、図2の機構概念図に
示す構成の波長ルータ15を用いたものである。
よる波長多重光スイッチの実施例を詳細に説明する。図
1は実施例の波長多重光スイッチの構成図である。波長
多重光スイッチ10は、波長λ5 およびλ8 の多重度Nの
光信号を伝送する光多重回線M本と接続され、チャネル
間の回線交換を行なうスイッチである。ここでM、Nは
自然数であるが、この実施例では、N=2 、M=6 である。
これらの6本の回線は、3本の回線11および12に分割さ
れて多入力型波長分合器13および14に収容されている。
多入力型波長分合器13および14は、図2の機構概念図に
示す構成の波長ルータ15を用いたものである。
【0008】波長ルータ15は光配線基板16上に形成され
た光配線回路で構成され、同一機構の2つの平面導波路
17および18に光信号を入出力するポートa1〜a9およびb1
〜b9がそれぞれ接続され、両平面導波路17および18の間
は長さの異なる光導波路のアレイ19で接続されている。
本実施例において、波長ルータ15は、図3にマトリクス
21で例示するように、波長ルータ15のポートa1〜a9およ
びb1〜b9の光信号に対する波長選択特性を示す。波長ル
ータ15は、一方のポートより波長λ0 、λ1 〜λ8 より
なる単一波長または多重波長の光信号を入力すると、こ
れをこの波長選択特性に従ってルーティングして所定の
波長を所定の他のポートに出力する機能がある。
た光配線回路で構成され、同一機構の2つの平面導波路
17および18に光信号を入出力するポートa1〜a9およびb1
〜b9がそれぞれ接続され、両平面導波路17および18の間
は長さの異なる光導波路のアレイ19で接続されている。
本実施例において、波長ルータ15は、図3にマトリクス
21で例示するように、波長ルータ15のポートa1〜a9およ
びb1〜b9の光信号に対する波長選択特性を示す。波長ル
ータ15は、一方のポートより波長λ0 、λ1 〜λ8 より
なる単一波長または多重波長の光信号を入力すると、こ
れをこの波長選択特性に従ってルーティングして所定の
波長を所定の他のポートに出力する機能がある。
【0009】図4に示す多入力型波長分合器13および14
は、多波長ルータ15を用いてマトリクス21の波長λ5 お
よびλ8 の光信号のみを扱う波長分波合波器である。こ
れは、ポートa1〜a9およびb1〜b9を、光多重回線11およ
び12の回線本数M1に対応するM1ポートよりなるポート群
に分割し、これらのポート群の多重信号を分波、合波す
る複合機能回路である。ここでM1は自然数であり、この
実施例では、M1=3である。より詳細には、多入力型波長
分合器13および14は、ポートa123より入力される多重信
号λ5 λ8 を分波して、信号λ5 をポートb456に、 また
信号λ8 をポートb789に出力する。また、ポートa456お
よびa789にそれぞれ入力される信号λ5およびλ8 は、
合波されて多重信号λ5 λ8 となり、ポートb123に出力
される。多波長ルータ15のポート数をn×n(nは自然
数)とし、ポート群を構成するポート数をM1、合波の信
号多重度をN、分波の多重度をPとすると、多重度Pは
1≦P<N で、M1>Nのとき、n=M1(N+1) の関係がある。
は、多波長ルータ15を用いてマトリクス21の波長λ5 お
よびλ8 の光信号のみを扱う波長分波合波器である。こ
れは、ポートa1〜a9およびb1〜b9を、光多重回線11およ
び12の回線本数M1に対応するM1ポートよりなるポート群
に分割し、これらのポート群の多重信号を分波、合波す
る複合機能回路である。ここでM1は自然数であり、この
実施例では、M1=3である。より詳細には、多入力型波長
分合器13および14は、ポートa123より入力される多重信
号λ5 λ8 を分波して、信号λ5 をポートb456に、 また
信号λ8 をポートb789に出力する。また、ポートa456お
よびa789にそれぞれ入力される信号λ5およびλ8 は、
合波されて多重信号λ5 λ8 となり、ポートb123に出力
される。多波長ルータ15のポート数をn×n(nは自然
数)とし、ポート群を構成するポート数をM1、合波の信
号多重度をN、分波の多重度をPとすると、多重度Pは
1≦P<N で、M1>Nのとき、n=M1(N+1) の関係がある。
【0010】図1に戻って、波長多重光スイッチ10にお
いて、実施例の多入力型波長分合器13および14は、N=2
、M=3 、P=1 である。光マトリクス・スイッチ22およ
び23は入出ポート 6×6 を備え、それぞれ、波長λ5 お
よびλ8 の光信号が接続され、チャネル間の回線交換を
行なうスイッチである。2つのスイッチの入ポート22a
および23a は、リンク25〜28を介して波長分合器13およ
び14の図3のポートb456およびb789とそれぞれ接続さ
れ、出ポート22b および23b は、リンク29〜32を介して
多入力型波長分合器13および14のポートa456およびa789
とそれぞれ接続されて波長多重光スイッチ10を構成す
る。
いて、実施例の多入力型波長分合器13および14は、N=2
、M=3 、P=1 である。光マトリクス・スイッチ22およ
び23は入出ポート 6×6 を備え、それぞれ、波長λ5 お
よびλ8 の光信号が接続され、チャネル間の回線交換を
行なうスイッチである。2つのスイッチの入ポート22a
および23a は、リンク25〜28を介して波長分合器13およ
び14の図3のポートb456およびb789とそれぞれ接続さ
れ、出ポート22b および23b は、リンク29〜32を介して
多入力型波長分合器13および14のポートa456およびa789
とそれぞれ接続されて波長多重光スイッチ10を構成す
る。
【0011】多入力型波長分合器13は、ポートa123に入
力される光多重回線11の多重信号λ5 λ8 をポートb456
およびb789に信号λ5 とλ8 に分波して出力し、分波信
号はそれぞれマトリクス・スイッチ22および23に入力さ
れて、各信号の回線交換が行なわれる。その後、マトリ
クス・スイッチ22および23の出力信号λ5 とλ8 が多入
力型波長分合器13のポートa456およびa789に入力され、
これらの入力信号を合波した多重信号λ5 λ8 がポート
b123より光多重回線11に出力される回線交換が行なわれ
る。光多重回線12についても、多入力型波長分合器14と
マトリクス・スイッチ22および23により多重信号λ5 λ
8 の回線交換が行われる。
力される光多重回線11の多重信号λ5 λ8 をポートb456
およびb789に信号λ5 とλ8 に分波して出力し、分波信
号はそれぞれマトリクス・スイッチ22および23に入力さ
れて、各信号の回線交換が行なわれる。その後、マトリ
クス・スイッチ22および23の出力信号λ5 とλ8 が多入
力型波長分合器13のポートa456およびa789に入力され、
これらの入力信号を合波した多重信号λ5 λ8 がポート
b123より光多重回線11に出力される回線交換が行なわれ
る。光多重回線12についても、多入力型波長分合器14と
マトリクス・スイッチ22および23により多重信号λ5 λ
8 の回線交換が行われる。
【0012】図5は本発明の他の実施例による波長多重
光スイッチの構成図である。波長多重光スイッチ40は波
長λ0 、λ2 、λ3 、λ5 λ6 およびλ8 よりなる多重
度N(N=6) の光多重回線M(M=6) 本と接続され、チャネ
ル間の回線交換を行なうスイッチである。6本の回線
は、M1本の回線41および42に分割されて多入力型波長分
合器43および44に収容されている。この実施例ではM1=3
である。図5に示す多入力型波長分合器43および44は、
ポートa1〜a9およびb1〜b9を備え、各ポートは図6にマ
トリクス45として示す波長選択特性を有する。多入力型
波長分合器43および44は、ポートa1〜a9およびb1〜b9を
3ポートよりなるポート群で構成し、3回線の多重信号
を分波合波する複合機能回路である。すなわち、多入力
型波長分合器43および44は、ポートa369より入力される
多重信号λ023568を分波し、信号λ036 をポートb259
に、 また信号λ258 をポートb147に出力する。ポートa1
47およびa258にそれぞれ入力される信号λ258 とλ036
は、合波されて多重信号λ023568となりポートb369に出
力される。多入力型波長分合器43および44は、n×n(n
=9) のポートをポート数M1(M1=3)のポート群に分割し、
合波の信号多重度をN(N=6) 、分波の多重度をP(P=3 、
1≦P<N ) とすると、M1<Nのとき、n=M1+Nの関係があ
る。
光スイッチの構成図である。波長多重光スイッチ40は波
長λ0 、λ2 、λ3 、λ5 λ6 およびλ8 よりなる多重
度N(N=6) の光多重回線M(M=6) 本と接続され、チャネ
ル間の回線交換を行なうスイッチである。6本の回線
は、M1本の回線41および42に分割されて多入力型波長分
合器43および44に収容されている。この実施例ではM1=3
である。図5に示す多入力型波長分合器43および44は、
ポートa1〜a9およびb1〜b9を備え、各ポートは図6にマ
トリクス45として示す波長選択特性を有する。多入力型
波長分合器43および44は、ポートa1〜a9およびb1〜b9を
3ポートよりなるポート群で構成し、3回線の多重信号
を分波合波する複合機能回路である。すなわち、多入力
型波長分合器43および44は、ポートa369より入力される
多重信号λ023568を分波し、信号λ036 をポートb259
に、 また信号λ258 をポートb147に出力する。ポートa1
47およびa258にそれぞれ入力される信号λ258 とλ036
は、合波されて多重信号λ023568となりポートb369に出
力される。多入力型波長分合器43および44は、n×n(n
=9) のポートをポート数M1(M1=3)のポート群に分割し、
合波の信号多重度をN(N=6) 、分波の多重度をP(P=3 、
1≦P<N ) とすると、M1<Nのとき、n=M1+Nの関係があ
る。
【0013】図5において、光マトリクス・スイッチ47
および48は 6×6 の入出力ポート47a 、48a および47b
、48b を備え、それぞれ波長λ036 およびλ258 の多
重信号と接続されて、チャネル間の回線交換を行なうス
イッチである。多入力型波長分合器43および44は、それ
ぞれ図7に示すポートa369およびb369を多重回線41およ
び42に接続し、ポートb258とb147を、それぞれリンク5
0、51を介して光マトリクス・スイッチの入ポート47a
および48a に接続し、ポートa258とa147を、それぞれリ
ンク52および53を介して光マトリクス・スイッチの出ポ
ート47b および48bに接続する。この構成により、波長
多重光スイッチ40は波長λ0 、λ2 、λ3 、λ5 、λ6
およびλ8 の光多重回線6本と接続されてチャネル間の
回線交換を行なうことができる。
および48は 6×6 の入出力ポート47a 、48a および47b
、48b を備え、それぞれ波長λ036 およびλ258 の多
重信号と接続されて、チャネル間の回線交換を行なうス
イッチである。多入力型波長分合器43および44は、それ
ぞれ図7に示すポートa369およびb369を多重回線41およ
び42に接続し、ポートb258とb147を、それぞれリンク5
0、51を介して光マトリクス・スイッチの入ポート47a
および48a に接続し、ポートa258とa147を、それぞれリ
ンク52および53を介して光マトリクス・スイッチの出ポ
ート47b および48bに接続する。この構成により、波長
多重光スイッチ40は波長λ0 、λ2 、λ3 、λ5 、λ6
およびλ8 の光多重回線6本と接続されてチャネル間の
回線交換を行なうことができる。
【0014】図1および図5の波長多重光スイッチ10お
よび40の入出力段における多入力型波長分合器のポート
群(ポート数M1=3) による3回線複合化により、多重回
線M本と接続される波長多重光スイッチでは、従来方式
による入出力段の構成素子の個数2MがM/M1の1/2 以下に
減少する。スイッチ内の交差するリンクも従来より減少
し、光配線基板の同一平面上に形成される交差導波路、
またはリボン・光ファイバを適用することにより、従来
スイッチにおける実質的配線数を少なくすことができ
る。
よび40の入出力段における多入力型波長分合器のポート
群(ポート数M1=3) による3回線複合化により、多重回
線M本と接続される波長多重光スイッチでは、従来方式
による入出力段の構成素子の個数2MがM/M1の1/2 以下に
減少する。スイッチ内の交差するリンクも従来より減少
し、光配線基板の同一平面上に形成される交差導波路、
またはリボン・光ファイバを適用することにより、従来
スイッチにおける実質的配線数を少なくすことができ
る。
【0015】
【発明の効果】このように本発明によれば、M1本の多重
回線を接続する多入力型波長分合器により、M回線の入
出力段の素子数が従来の2MよりM/M1に減少し、実質的配
線数が少なくなることにより、高集積度の波長多重光ス
イッチを構成できる。
回線を接続する多入力型波長分合器により、M回線の入
出力段の素子数が従来の2MよりM/M1に減少し、実質的配
線数が少なくなることにより、高集積度の波長多重光ス
イッチを構成できる。
【図1】本発明による波長多重光スイッチの実施例の機
能構成図である。
能構成図である。
【図2】図1に示す多入力型波長分合器に用いた波長ル
ータの機構例を概念的に示す図である。
ータの機構例を概念的に示す図である。
【図3】図2に示す波長ルータの波長選択特性の例を示
す図である。
す図である。
【図4】図3に示す多波長ルータを用いた多入力型波長
分合器のポートの機能構成図である。
分合器のポートの機能構成図である。
【図5】本発明の他の実施例による波長多重光スイッチ
の機能構成図である。
の機能構成図である。
【図6】図5に示す多入力型波長分合器の波長選択特性
の例を示す図である。
の例を示す図である。
【図7】図5に示す多入力型波長分合器のポートの機能
構成図である。
構成図である。
10、40 波長多重光スイッチ 11、12、41、42 光多重回線 15 多波長ルータ
Claims (2)
- 【請求項1】 波長多重度Nの第1の光信号を伝送する
M本の波長多重回線と接続され(N、Mは自然数)、チ
ャネル間の回線交換を行なう波長多重光スイッチにおい
て、該スイッチは、 前記波長多重回線と接続される第1の入力端および第1
の出力端、ならびに第2の入力端および第2の出力端を
それぞれM1個備え、ここでM1はM1<Mなる自然数であり、
前記第1の入力端より入力される前記第1の光信号を多
重度Pの波長別の複数の第2の光信号に分割して波長別
に前記第2の出力端にそれぞれ出力し、ここで多重度P
は 1≦P<N なる自然数であり、前記第2の入力端に入力
する波長別の前記第2の光信号を多重化して前記第1の
光信号として、前記第2の出力端に出力する複数の多入
力型波長分波合波手段と、 多重度Pの波長別の複数の第2の光信号に対応して設け
られ、M個の入出力端を有し、該入出力端に接続される
前記第2の光信号のチャネル間の回線交換を行なう複数
のスイッチ手段と、 前記波長別の複数の第2の光信号に対応の前記スイッチ
手段および第2の入出力端間を接続する接続手段とを含
むことを特徴とする波長多重光スイッチ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の波長多重光スイッチに
おいて、入出力段に前記多入力型波長分波合波手段をM/
M1個設けたことを特徴とする波長多重光スイッチ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP121196A JPH09189926A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 波長多重光スイッチ |
US08/706,323 US6097517A (en) | 1995-09-01 | 1996-08-30 | Wavelength router |
US09/166,084 US5973809A (en) | 1995-09-01 | 1998-10-05 | Multiwavelength optical switch with its multiplicity reduced |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP121196A JPH09189926A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 波長多重光スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09189926A true JPH09189926A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11495145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP121196A Withdrawn JPH09189926A (ja) | 1995-09-01 | 1996-01-09 | 波長多重光スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09189926A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1076469A3 (en) * | 1999-08-09 | 2003-10-08 | Lucent Technologies Inc. | Optical wavelength-space cross connect switch architecture |
-
1996
- 1996-01-09 JP JP121196A patent/JPH09189926A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1076469A3 (en) * | 1999-08-09 | 2003-10-08 | Lucent Technologies Inc. | Optical wavelength-space cross connect switch architecture |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |