JPH09189772A - 金属物探知用電磁誘導センサ - Google Patents

金属物探知用電磁誘導センサ

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JPH09189772A
JPH09189772A JP78096A JP78096A JPH09189772A JP H09189772 A JPH09189772 A JP H09189772A JP 78096 A JP78096 A JP 78096A JP 78096 A JP78096 A JP 78096A JP H09189772 A JPH09189772 A JP H09189772A
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coil
receiving
magnetic field
core
detecting
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JP78096A
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Katsuya Yoneda
克哉 米田
Hitoshi Tetsuya
仁 鉄矢
Masashi Sato
正志 佐藤
Akira Sawaguchi
明 澤口
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交流磁界の微弱な変化を検出して感度を向上
させる。 【解決手段】 送信用コイル1は、探知方向と直交する
方向に交流磁界を送信する。受信用コイル2a、2b
は、コア4a、4bの軸方向が探知方向を向き、その中
間点がコア3の中央位置に一致するようにコア3の直近
に配置されている。金属物がない場合、コイル2a、2
bの励起電圧は0となり、探知方向に金属物がある場
合、コイル2a、2bに電圧が励起される。こうして、
微弱な変化を捉えることができる。また、コイル2a、
2bはコア3の直近に配置されているので、コイル2
a、2bで検出される交流磁界そのもののレベルを大き
くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属物探知用セン
サを一方向のみに移動させ、土あるいはコンクリート等
の内部に埋設されている地上から目視不可能な金属管あ
るいは鉄筋、鉄骨等の埋設位置や埋設方向等を的確に探
知する作業に供される金属物探知用電磁誘導センサに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、地中に埋設された金属管を探知す
るセンサとして、地下を掘削推進する土木機械の先端に
取り付けられる地下埋設物探知装置が知られている(特
開昭49−102号公報)。図6はこの地下埋設物探知
装置のブロック図であり、10は土11内に埋設されて
いる金属埋設物、12は土木掘削機本体、13は演算
部、14a、14bは永久磁石の磁極、15は磁性体、
16は受信回路、17は磁極14a、14bが形成する
直流磁界である。
【0003】この地下埋設物探知装置は土木掘削機12
の先端に取り付けられていて、土木掘削機12が矢印C
方向に推進することにより、前方に埋設されている金属
管あるいは鉄筋の入ったコンクリート管等の金属埋設物
10が常時一定に送出されている直流磁界17内に入っ
たとき、磁極14a、14b間の磁化力が変化し、それ
ぞれの磁極に巻かれたコイルに電圧が誘起されて磁性体
15に誘導電流が流れることを演算部13が検知して、
金属埋設物10の存在を検知するものである。しかし、
このような地下埋設物探知装置は、土木掘削機の先端部
の材質、磁極14a、14bの磁力及び間隔によって探
知距離が制限され、土木掘削機12の先端部の内径が1
0cmの場合は探知距離が10cm程度となってしま
う。また、この方法では、常時一定の直流磁界17によ
って探索するので、土木掘削機12が移動しないと探知
できないという問題があった。
【0004】そこで、このような問題を解決するため
に、電磁誘導法を用いた直交型の金属物探知用電磁誘導
センサが提案されている(特願平2−28532号)。
図7はこの金属物探知用電磁誘導センサのブロック図、
図8はこのセンサの送信用コイル及び受信用コイルの外
観図である。21は探知前方に交流磁界を送信する送信
用コイル、22a、22bは送信磁界の変化を受信する
受信用コイル、23は送信用コイル21のコア、24
a、24bは受信用コイル22a、22bのコア、25
は送信用コイル21に交流電流を供給する送信回路、2
6は受信用コイル22a、22bに誘起された電圧を受
信する受信回路、27はコイル21に送信回路25から
交流電流を供給する送信用リード線、28はコイル22
a、22bに誘起された電圧を受信回路26へ伝送する
受信用リード線である。
【0005】送信用コイル21から送出された交流電磁
界は埋設された金属物により変化するので、この誘導電
磁界を送信用コイル22a、22bで検出して、受信電
圧を受信回路26に与えることにより、金属管あるいは
金属障害物等の埋設物を検知することができる。このよ
うな金属物探知用電磁誘導センサにおいて、送信用コイ
ル21のコア23には、線が巻かれていない露出した前
突部が設けられていて、探知前方に突出するようになっ
ている。
【0006】受信用コイル22a、22bは、送信用コ
イル21の交流磁界の影響を除去するために、コア23
の軸方向と直交する方向に設置されている。しかも、コ
イル22a、22bは、コア23の上記前突部より後
方、つまり送信用コイル21の交流磁界が前突部より弱
い位置に配置され、コイル21の交流磁界の影響を極力
抑えられるようになっている。こうして、受信用コイル
22a、22bに与える送信用コイル21の送信電磁界
の影響が小さくなり、更にコイル22a、22bを差動
接続することによってコイル21からのダイレクトカッ
プリング、外部雑音等を相殺させて、より微弱な変化を
も捉えることができるように工夫されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
直交型の金属物探知用電磁誘導センサでは、受信用コイ
ルを探知方向と直交する方向に向けているので、受信用
コイルのコアの軸方向にある埋設金属物は検知しやすい
が、探知方向にある埋設金属物は検知しにくいという問
題点があった。また、受信用コイルを送信交流磁界の影
響が少ない位置に設置しているので、受信用コイルで検
出される交流磁界そのもののレベルが小さいために受信
電圧の変化が小さく、埋設金属物を十分に探知できなか
った。特に、探知前方に探知方向と直交する方向に延び
た金属管がある場合には、交流磁界の変化が微小となる
ため、検知しにくいという問題点があった。本発明は、
上記課題を解決するためになされたもので、交流磁界の
微弱な変化を検出して感度を向上させることができる金
属物探知用電磁誘導センサを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の金属物探知用電
磁誘導センサは、コアの軸方向が探知方向と直交する向
きに配置された、直交方向に交流磁界を送信する送信用
コイルと、コアの軸方向が探知方向に配置された、送信
磁界により金属物から誘起される誘導磁界を受信する受
信用コイルと、受信用コイルに励起される交流電圧ピー
ク値を検出する受信回路とを備え、受信用コイルは、そ
の中間点が送信用コイルのコアの中央位置に一致するよ
うに、磁界が送出される送信用コイルのコアの端部の直
近に配置されたものである。このような構成により、金
属物がない場合には、受信用コイルの励起電圧は0とな
り、探知方向に金属物がある場合には、受信用コイルに
電圧が励起される。これにより、金属物による電圧変動
量の受信電圧値に対する比を大きくすることができるの
で、微弱な変化を捉えることができる。また、受信用コ
イルは送信用コイルのコアの端部の直近に配置されてい
るので、受信用コイルで検出される交流磁界そのものの
レベルを大きくすることができる。
【0009】また、受信用コイルは、送信用コイルのコ
アの両端に各々1つずつ配置されたものであり、受信回
路は、2つの受信用コイルに励起される交流電圧ピーク
値の差を検出するものである。このような構成により、
金属物が下方にあるか上方にあるかによって、交流電圧
ピーク値の差の正負が異なるので、金属物が下方にある
か上方にあるかを判定することができる。
【0010】また、受信回路は、受信用コイルに励起さ
れる交流電圧ピーク値の変化傾向を検出するものであ
る。このように交流電圧ピーク値の変化傾向を検出すれ
ば、変化傾向が徐々に大きくなる場合には埋設金属物に
近づきつつあり、変化傾向が0になれば埋設金属物の直
下又は直上にあり、変化傾向が徐々に小さくなる場合は
埋設金属物から遠ざかっていると判定できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態の1.図1は本発明の第1の実施の形態を示
す金属物探知用電磁誘導センサのブロック図、図2はこ
のセンサの送信用コイル及び受信用コイルの外観図であ
る。1は交流磁界を送信する送信用コイル、2a、2b
は送信磁界の変化を受信する受信用コイル、3は送信用
コイル1のコア、4a、4bは受信用コイル2a、2b
のコア、5は送信用コイル1に交流電流を供給する送信
回路、6は受信用コイル2a、2bに誘起された電圧を
受信する受信回路、7は送信用コイル1に送信回路5か
ら交流電流を供給する送信用リード線、8a、8bは受
信用コイル2a、2bに誘起された電圧を受信回路6へ
伝送する受信用リード線である。
【0012】送信用コイル1、受信用コイル2a、2b
は、図示しない布入りベークライト製ボビンに巻かれて
おり、直接的にコア3、4a、4bには接触していな
い。本実施の形態の金属物探知用電磁誘導センサは、図
2に示すように、コア3の軸方向が探知方向と直交する
向きに送信用コイル1が配置される。そして、受信用コ
イル2a、2bは、送信用コイル1を間に挾み、かつコ
ア4a、4bの軸方向が探知方向を向くように配置され
る。
【0013】さらに、受信用コイル2a、2bの中間点
が送信用コイル1のコア3の中央位置(図2一点鎖線)
に一致するように配置されている。この受信用コイル2
a、2bの中間点とは、コイル2a、2bの各々におい
て、その点から左の巻数がT/2(Tはコイル2a、2
bの巻数)、同じく右の巻数がT/2と等しくなる位置
のことである。
【0014】このような配置により、送信用コイル1か
らの磁界はコア3の一方の端からコイル1の外側を包み
込むようにコア3のもう一方の端へ向かって送出され
る。埋設金属物がない場合には、受信用コイル2a、2
bの各々において、その中間点の左側と右側にそれぞれ
励起される電圧が互いに逆位相となって打ち消し合うた
め、送信用コイル1から送出される交流磁界の強度がい
くら強くても、コイル2a、2bの励起電圧は0とな
り、コイル1から送出される交流磁界の影響を受けな
い。
【0015】そして、探知方向に埋設金属物がある場合
には、コイル2a、2bの各々において、その中間点よ
り探知前方側(図2左側)の磁束密度が金属物から誘起
される誘導磁界によって増加し、左側と右側のバランス
が崩れるので、受信用コイル2a、2bに電圧が励起さ
れる。こうして、受信用コイル2a、2bの通常の受信
電圧値が0に近いことから、埋設金属物による電圧変動
量の受信電圧値に対する比を大きくすることができるの
で、微弱な変化を捉えることができ、探知方向のセンサ
感度を従来より向上させることができる。
【0016】また、受信用コイル2a、2bは、交流磁
界が送出される送信用コイル1のコア3の端部の直近に
配置されているので、コイル2a、2bで検出される交
流磁界そのもののレベルが大きく、埋設金属物以外の外
部磁界のノイズによる影響を少なくすることができ、セ
ンサ感度を向上させることができる。
【0017】次に、このように構成された金属物探知用
電磁誘導センサを用いた金属管(外径100mm鋼管)
の探知結果について説明する。ここで使用したセンサは
外径99mm、長さ50mmの円筒状のもので、送信用
コイル1は直径0.8mmのエナメル線を1000回巻
いてインダクタンスを50mHとし、受信用コイル2
a、2bはそれぞれ直径0.1mmのエナメル線を50
00回巻いてインダクタンスを470mHとしている。
【0018】また、送信回路5から周波数が数十Hz〜
数十kHzの交流電流を供給し、受信回路6は2つの受
信用コイル2a、2bに励起される交流電圧ピーク値の
差を検出している。図3は空中におけるセンサと金属管
との距離の変化に対する受信電圧値V(交流電圧ピーク
値の差)の変化を示したものであり、V1は本実施の形
態のセンサによる特性、V2は図7、8の従来のセンサ
による特性である。
【0019】ここで、図4のように、金属管10はセン
サの探知方向前方にあって、紙面と垂直方向に延びてい
るものとする。また、図3に示す距離は水平方向(図2
左右方向)の距離Lであって、金属管10とセンサの間
に垂直方向(図2上下方向)の距離Dはないものとする
(よって、センサは図4のS0の位置にある)。図7、
8の従来のセンサと比較して、受信電圧Vは金属管10
のより手前から大きな変化を示している。すなわち、受
信電圧値Vは従来のセンサよりも金属管10のより手前
で探知可能であり、探知性能が向上していることが分か
る。
【0020】なお、本実施の形態では、垂直距離D=0
の場合について測定しているが、金属物がセンサの下方
にある場合には、下方の受信用コイル2bの励起電圧が
上方の受信用コイル2aの励起電圧より大きくなり、反
対に金属物が上方にある場合には、受信用コイル2aの
励起電圧が受信用コイル2bの励起電圧より大きくな
る。つまり、埋設金属物が下方にあるか上方にあるかに
よって、交流電圧ピーク値の差の正負が異なる。こうし
て、埋設金属物が下方にあるか上方にあるかを判定する
ことができる。
【0021】実施の形態の2.また、本発明の他の実施
の形態として、上記実施の形態の1と同様の構成におい
て、2つの受信用コイル2a、2bに励起される交流電
圧ピーク値の差を受信回路で微分することにより、セン
サと埋設金属物との位置関係、すなわちセンサを先端部
に装着した土木機械と前方埋設管との距離を知ることが
できる。
【0022】地下を掘削する土木機械の推進速度は既知
であるので、受信電圧値の変化傾向(つまり、受信電圧
値を時間又は距離で微分する)を求め、これを受信電圧
値の変化傾向と位置との関係を表すデータベースと比較
することにより、センサと埋設金属物との位置関係を知
ることができる。
【0023】図5は実施の形態1のセンサによって測定
した、空中におけるセンサと金属管との距離の変化に対
する受信電圧値Vの変化を示したものであり、垂直距離
Dが0cm(つまり、センサは図4のS0の位置にあ
る)、5cm及び15cm(センサは図4のS1の位置
にある)の場合の測定結果を示すものである。図5から
明らかなように、埋設金属物10に近づくに従って受信
電圧値Vの変化傾向(微分値)が徐々に大きくなり、埋
設金属物10の直下又は直上(L=0cm)で変化傾向
が0となり、埋設金属物10から遠ざかるに従って変化
傾向が徐々に小さくなる。また、垂直距離Dの違いによ
り、変化傾向が異なる。
【0024】したがって、所定の垂直距離Dごとに(例
えば、0、5、10cm・・・)に水平距離Lに対応し
た受信電圧値Vの変化量をデータベースにしておけば、
測定した受信電圧値Vの変化量と対比することにより、
位置関係(水平距離Lと垂直距離D)を求めることがで
きる。
【0025】なお、実施の形態の1、2では、2つの受
信用コイルに励起される交流電圧ピーク値の差を用いて
いたが、受信用コイルを1つ用いて交流電圧ピーク値を
検出するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、受信用コイルを、その
中間点が送信用コイルのコアの中央位置に一致するよう
に送信用コイルのコアの端部の直近に配置することによ
り、金属物による交流磁界の微弱な変動を捉えることが
できるので、センサの感度を向上させることができる。
また、受信用コイルのコアの軸方向を探知方向に向ける
ことにより、探知方向にある金属物を検知しにくいとい
う従来のセンサの問題点を解消することができる。ま
た、交流磁界を探知方向と直交する方向に送信するた
め、センサの側方の金属物も探知可能になり、金属物を
通過した後も識別可能となるので、より長い時間正確に
把握することができる。最近の土木工事においては、地
下設備が輻輳している関係で既存設備の極めて近傍に増
管するような技術が要求されるが、地下を掘削推進する
土木機械の先端部に本発明のセンサを装着すれば、先端
部の移動による交流電圧ピーク値の結果から推進方向に
存在する金属管や金属障害物との距離を確実に探知でき
る。また、このセンサは小型化も可能なので、かなり小
さな機種の土木掘削機にも適用することができる。
【0027】また、受信用コイルを送信用コイルのコア
の両端に1つずつ配置して、2つの受信用コイルに励起
される交流電圧ピーク値の差を検出することにより、金
属物が下方にあるか上方にあるかを判定することがで
き、これまで困難だったセンサの斜め上方又は斜め下方
の探知も可能となる。
【0028】また、受信回路で受信用コイルに励起され
る交流電圧ピーク値の変化傾向を検出することにより、
センサと金属物との距離の他に、その位置関係も検出す
ることができる。よって、既設の地下管路(例えばビニ
ール管)の内部でこのセンサを移動させることにより、
地下における金属管との交差位置及び離隔距離が探知で
きるので、管路増設工事の際に試験掘りの必要がなくな
り経済的である。さらに、既存管路の近傍にそれと平行
して管路等を新設する装置においては、推進方向前方に
存在する金属管等の探知と共に、既存管路等からのある
一定の離隔距離を確保しながら施工することが要求され
ることから、既存管路等をガイドラインとして利用し、
初めに得られた変化傾向と随時得られる変化傾向とを確
認しながら推進することにより、常に一定の離隔距離を
確保しながら施工することができる等優れた実用性、有
用性を具有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す金属物探知
用電磁誘導センサのブロック図である。
【図2】 図1の金属物探知用電磁誘導センサの送信用
コイル及び受信用コイルの外観図である。
【図3】 センサと金属管との距離の変化に対する受信
電圧値の変化を示す図である。
【図4】 センサと金属管との位置関係を示す図であ
る。
【図5】 センサと金属管との距離の変化に対する受信
電圧値の変化を示す図である。
【図6】 従来の地下埋設物探知装置のブロック図であ
る。
【図7】 従来の金属物探知用電磁誘導センサのブロッ
ク図である。
【図8】 図7の金属物探知用電磁誘導センサの送信用
コイル及び受信用コイルの外観図である。
【符号の説明】
1…送信用コイル、2a、2b…受信用コイル、3、4
a、4b…コア、5…送信回路、6…受信回路、7…送
信用リード線、8a、8b…受信用リード線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤口 明 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアの軸方向が探知方向と直交する向き
    に配置された、前記直交方向に交流磁界を送信する送信
    用コイルと、 コアの軸方向が探知方向に配置された、前記送信磁界に
    より金属物から誘起される誘導磁界を受信する受信用コ
    イルと、 受信用コイルに励起される交流電圧ピーク値を検出する
    受信回路とを備え、 前記受信用コイルは、その中間点が送信用コイルのコア
    の中央位置に一致するように、磁界が送出される送信用
    コイルのコアの端部の直近に配置されたものであること
    を特徴とする金属物探知用電磁誘導センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の金属物探知用電磁誘導セ
    ンサにおいて、 前記受信用コイルは、送信用コイルのコアの両端に各々
    1つずつ配置されたものであり、 前記受信回路は、2つの受信用コイルに励起される交流
    電圧ピーク値の差を検出するものであることを特徴とす
    る金属物探知用電磁誘導センサ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の金属物探知用電磁誘導セ
    ンサにおいて、 前記受信回路は、受信用コイルに励起される交流電圧ピ
    ーク値の変化傾向を検出するものであることを特徴とす
    る金属物探知用電磁誘導センサ。
JP78096A 1996-01-08 1996-01-08 金属物探知用電磁誘導センサ Pending JPH09189772A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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