JPH0918959A - 移動体通信用端末への時刻通知システムおよび、時刻報知機能を備えた移動体通信用端末 - Google Patents

移動体通信用端末への時刻通知システムおよび、時刻報知機能を備えた移動体通信用端末

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JPH0918959A
JPH0918959A JP18333395A JP18333395A JPH0918959A JP H0918959 A JPH0918959 A JP H0918959A JP 18333395 A JP18333395 A JP 18333395A JP 18333395 A JP18333395 A JP 18333395A JP H0918959 A JPH0918959 A JP H0918959A
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JP18333395A
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Sanshiro Fukada
三四郎 深田
Yasumasa Kishi
泰正 岸
Tomoo Morohashi
知雄 諸橋
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KDDI Corp
Original Assignee
DDI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信用携帯端末の要求により公衆無線局の計
時手段による時刻データを得るシステムを提供するこ
と。 【構成】 無線基地局20は、計時手段を設けるととも
に、基地用データーベースを記憶する情報データメモリ
28が設けられ、複数ある無線基地局1〜Nの各基地局
毎の、その地域特有のイベント、交通情報、基地局情報
などのデータ情報44が記憶されている。したがって、
端末1は無線基地局20にアクセスすることにより容易
に、基地局20の計時手段から時刻データを得ることが
できる。また、その公衆無線基地局所在場所情報を得る
ことができ、この情報は、入力・更新用端末34によっ
て入力・更新される。また、無線基地局20は通信事業
者ネットワーク41を介して、端末の通話料金、電話番
号等を管理する管理センタ38と接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公衆移動体通信におい
て、公衆無線基地局に設けられた計時手段の計時データ
を移動体通信用端末に送信して、該端末に時刻を通知す
るシステム及び、時刻報知機能を備えた移動体通信用端
末に関する。
【0002】
【従来の技術】公衆移動体通信においては、事業者によ
り設けられた公衆無線基地局から電波を発信し、該電波
を受信した移動体通信用端末から位置登録信号を発信し
て、該位置登録信号から前記端末がその公衆無線基地局
のエリア内に存在することが認識される。
【0003】したがって、公衆無線基地局はその端末に
発呼者からの通信を端末に中継したり、端末からの発呼
信号を受信して、該公衆無線基地局から接続された電話
回線を介して相手先端末と接続する。
【0004】このように、公衆移動体通信においては、
公衆無線基地局がカバーするエリア内を無線により端末
と連絡するものであり、該公衆無線基地局はそのエリア
の中心であって、電波を遮るものがない、見通しの良い
場所に設けられる。
【0005】そして、その場所は、駅等の交通の中継
点、デパート等の有名な場所に設けられるとともに、人
間が大勢集まる場所においては通信トラフィックを避け
るためにカバーエリアが細分化される傾向にある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて、通信用携帯端末
の所有者は、各家庭に配置された端末とくらべて、一般
により多い電話通信がおこなわれるものであり、その通
信は相手先との待ち合わせにも利用される。そのような
際には、前記端末所有者の位置を知りたいという要望が
ある。位置を知る手段としては、自動車等で使用されて
いるナビゲイションシステムが存在する。
【0007】しかしながら、このナビゲイションシステ
ムは、大きい画面に所在地を表示できるために、位置の
認識には最適であるが、小さい携帯用端末の表示部で
は、特に高齢者においては判別が困難となり、採用出来
ないという問題がある。
【0008】このような背景から、種々の検討を加えた
結果、本発明者等は、通信用携帯端末においては短い記
述もしくは音声で示すことが望ましく、また、前記公衆
無線基地局の位置を知ることにより、端末所有者が目的
とする場所までの、大体の距離を把握できることに思い
到り、このシステムを本出願人は別途出願している。
【0009】さて、相手先との待ち合わせに利用される
際には、前記端末所有者の位置を知りたいという要望が
あると前述したが、それとともに正確な時刻を知り、ど
のくらいの時間で目的地に到達できるかを知りたい場合
がある。時刻を知るには、一般的に腕時計による。しか
しながら、該腕時計には手動の調整機構が付与されてい
るように、時刻は狂うものであり、自動的に時刻調節を
行うものはない。
【0010】また、前記端末を使用中に、いちいち他の
時計を見なくても端末により時刻が知れれば、端末操作
者にとって便利な場合がある。また、別途出願した、後
述するような公衆無線基地局所在地情報等を入手しつつ
正確な時刻を知ることにより、前述したどのくらいの時
間で目的地に到達できるかを知り得れば、さらに便利で
ある。
【0011】上述の事情に鑑み、本発明は、通信用端末
の要求により、時刻データを送信する移動体通信用端末
への時刻通知システムを提供することを目的としたもの
である。また、本発明の他の目的は、前記通信用端末の
要求信号に応答して、前記通信用端末の計時手段を調整
するとともに、時刻データを報知する移動体通信用端末
への時刻通知システムを提供することである。また、本
発明の他の目的は、前記通信用端末の要求信号に応答し
て、時刻データを報知する時刻報知機能を備えた移動体
通信用端末を提供することである。また、本発明の他の
目的は、前記時刻データにより、前記通信用端末の計時
手段を調整するとともに、時刻データを報知する時刻報
知機能を備えた移動体通信用端末を提供する事である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、一
方では電話回線と接続するとともに、他方では移動体通
信用端末と無線連絡する公衆無線基地局が有する計時手
段の時刻データを前記端末に送信する移動体通信用端末
への時刻通知システムである。前記通信用端末の要求信
号に応答して、前記通信用端末の計時手段を調整すると
ともに、時刻データを報知するように構成した。
【0013】本発明の第2発明は、一方では電話回線と
接続するとともに、他方では移動体通信用端末と無線連
絡する公衆無線基地局が発信する時刻データを受信可能
な時刻報知機能を備えた移動体通信用端末である。前記
公衆無線基地局へ要求信号を発信する発信手段と、前記
要求信号に応答して送信される前記時刻データを受信
し、計時手段を調整する調整手段と、時刻データを報知
する報知手段とを備えて構成した。
【0014】
【作用】本発明の第1発明は、一方では電話回線と接続
するとともに、他方では移動体通信用端末と無線連絡す
る公衆無線基地局は正確な計時手段を有している。この
計時手段の時刻データは前記端末の要求信号である時刻
情報要求信号、または、位置登録要求信号、もしくは発
呼要求信号に応答して前記端末に送信される。前記時刻
データは端末のメモリに一時記憶され、端末の調整回路
により端末の計時手段を調整し、表示部に表示される。
【0015】本発明の第2発明は、一方では電話回線と
接続するとともに、他方では移動体通信用端末と無線連
絡する公衆無線基地局が発信する時刻データを受信可能
な時刻報知機能を備えた移動体通信用端末である。前記
公衆無線基地局へ要求信号として時刻情報要求信号、ま
たは、位置登録要求信号、もしくは発呼要求信号を発信
する。前記公衆無線基地局は計時時計を有し、前記要求
信号に応答して、前記計時時計が示す時刻データを送信
する。
【0016】前記端末は送信される前記時刻データを受
信した場合は、これらデータをメモリに一時記憶し、前
記時刻データを用いて端末内の計時手段を調整して、表
示部に時刻を表示する。
【0017】したがって、これらシステム及び端末は、
時刻データが報知される。すなわち、端末からの要求信
号に応答して、時刻データを送信し、この信号を受信し
て端末の調整回路によって端末の計時手段を調整して表
示部に表示するので、端末に高価な計時手段を設ける必
要はなく、端末を安価に小型に提供することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳
細に説明する。但し、この実施例に記載される構成部品
の寸法、材質、形状、その相対位置などは特に特定的な
記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみに限定する
趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0019】図1は、本発明の実施例に係る移動体通信
用端末への時刻通知システムを示す一実施例図、図2
は、通信携帯用端末の一実施例図、図3は、通信端末の
回路ブロック構成図、図4は、本実施例に用いられる基
地局のブロック構成図、図5は本実施例の動作手順を示
す説明図、図6〜図11は、本実施例の動作を説明する
流れ図である。
【0020】まず、本発明の実施例に用いられる通信用
携帯端末を図2及び図3を用いて説明する。図2におい
て、端末の本体1は、薄肉略長方形状をなし、上縁左隅
部に伸縮自在なアンテナ2を立設させるとともに、左側
面に閉成することにより自動的に端末の位置登録要求の
電波を発信する電源スイッチ10が設けられている。
【0021】端末1の前面には、上方にスピーカー部
3、その近傍内部に呼出音を鳴動するスピーカ9が設け
られ、その下に、テンキー操作により相手先の電話番号
をはじめとして各種情報を視覚表示する表示部4が設け
られ、更にその下方に発呼信号を送信する通話スイッチ
5a、オンフックスイッチ5b、内線における通話先を
指定するスイッチ5cにより構成されるキー操作入力部
5、その下にテンキー操作部6、さらにその下に、電話
番号登録を要求する番号登録要求キー7a、外部端末/
子機切替キー7b、情報サービス要求キー7c、時刻情
報要求キー7d、位置情報要求キー7e等諸機能を実現
するためのファンクションキー7が配設するとともに、
底端側に送話部8が組み込まれている。
【0022】図3は通信端末の回路ブロックを示し、通
信用端末1には、前記端末側の各種制御動作を制御する
CPU(中央演算処理装置)を含む制御装置11が設け
られて、該制御装置11には、前記したアンテナ2、受
話部としてのスピーカ3、送話部としてのマイク8を具
えた通信回路14が接続されており、CPU11との間
でデータのやりとりを行いながら、所定の登録要求/発
呼/着信/通話動作を行う。
【0023】又、制御装置11にはメモリ12が付設さ
れ、このメモリ12は通信回路14を介して受信した内
容を一時記憶する。また、制御装置11には前述のキー
操作入力部5、その下にテンキー操作部6、ファンクシ
ョンキー等で構成される入出力装置17、この入出力装
置17のキー操作により入力情報などが表示される表示
部4が接続されている。制御装置11に接続されている
ROM13には送受信、その他の機能を所定の流れで処
理するプログラムが記憶されている。
【0024】また、制御装置11に接続されているRA
M15には製造時において、予め製造番号が記憶されて
いる。呼出音発生回路16は通信回路14を介して受信
して、呼出音を発生する回路であって、接続された発音
部9を鳴動させるものである。また、制御装置11には
時刻調整回路18が接続され、該回路18には時計19
が接続され、基地局20から送信された時刻をメモリ1
2に一時記憶し、調整回路18により端末の時計19が
調整されるように構成されている。
【0025】次に、本発明の実施例に係る移動体通信用
端末への時刻通知システムを説明する。図1において、
通信事業者ネットワーク41に有線接続された情報セン
タ40にはデータベース42が設けられ、該データベー
ス42には、イベント情報、天気予報、株価、世界の名
曲情報等と情報番号との対照表及び、それらの内容が記
憶されるとともに、複数ある無線基地局1〜Nの各基地
局毎の、その地域特有の無線基地局所在場所、無線基地
局周辺、イベント、交通情報などのデータ情報44も記
憶されている。
【0026】無線基地局20は、基地用データーベース
を記憶する情報データメモリ28が設けられ、有線接続
される情報センタ40のデータベース42中の全国デー
タを定期的に入力し、更新され、データベース43に示
される全国一律データフィールドが記憶されている。一
方、基地局毎の個別データフィールドには、基地局位置
データ、基地局周辺データ、その他基地局特有のデータ
が記憶され、無線基地局20内もしくは該基地局と電話
回線で接続した外部に設けられたデータ入力・更新用端
末34によって、深夜等の通信が混雑しない時間帯に更
新される。したがって、端末1は無線基地局20にアク
セスすることにより容易に、その情報を得ることができ
る。また、無線基地局20は通信事業者ネットワーク4
1を介して、端末の通話料金、電話番号等を管理する管
理センタ38と接続している。
【0027】この実施例に用いられる無線基地局20
は、図4に示されるように、各種制御動作を制御するC
PU(中央演算処理装置)を含む制御装置21が設けら
れ、該制御装置21にはアンテナ22を具えた通信部2
4及びデータ送受信部27が付設され、制御装置21と
の間でデータのやりとりを行いながら、前記端末1と無
線連絡を行う。また、制御装置21にはインターフェイ
ス部25を介して情報センタ40と電話回線で連結され
たデータ送受信部26が接続され、該情報センタと連絡
を行う。
【0028】データ送受信部26には、全国同一データ
メモリ30が接続され、情報センタ40のデータベース
42を記憶し、その内容は端末1の要請により情報デー
タ検索回路29を介して検索される。該検索回路29は
無線基地局毎のデータメモリ31が接続され、該メモリ
31には制御装置21に接続されたデータ入力・更新用
端末とのデータ送受信部32が接続され、該送受信部3
2はインターフェース部33を介して入力・更新用端末
34に接続されている。
【0029】また、制御装置21には、正確な時刻を刻
む時計35が接続され、この時計は課金の計時に用いら
れるとともに、端末1の要求信号により、時刻を端末1
に送信することができるように構成されている。このた
めに、端末1には精度の良い時計を保持する必要はな
い。又、制御装置21に接続されているROM23には
送受信、その他の機能を所定の流れで処理するプログラ
ムが記憶されている。
【0030】次に、上述のように構成された本実施例の
動作を図5の説明図及び、図6〜図12の流れ図を用い
て説明する。まず、図5を用いて情報データベース参照
手順を説明する。通信用端末1の電源スイッチ10(図
2)を閉成すると、端末1は動作状態となる。
【0031】通話スイッチ5aを押し、情報サービス要
求キー7cもしくは位置情報要求キー7eを押すと、端
末1から情報参照要求(50)が発信され、無線基地局
20はそれに応答して情報データ検索回路29を駆動し
て、全国同一データメモリ30もしくは無線基地局毎の
データメモリ31をオープンして、参照のための通信が
開始(52)され、参照を終了すると端末1の通話キー
5aを押すことにより通信が切断(53)され終了す
る。
【0032】次に、情報データベース入力・更新手順を
説明する。情報センタ40は、深夜などの電話回線の使
用量が少ない時間帯に、通信事業者ネットワーク41を
介して無線基地局20を呼出(54、55)して、無線
基地局20の応答(56、57)をまって、通信路を確
立してデータの更新を行う(58)。また、データ入力
・更新用端末34は専用のコンピュータを有し、深夜な
どの電話回線の使用量が少ない時間帯に、制御装置21
に入力・変更要求(61)を行い、その応答を待って
(62)、入力・更新通信(63)がなされる。
【0033】次に、流れ図を用いて、本実施例の動作を
詳細に説明する。図6において、無線基地局20は、情
報センタからの情報入力要求がなく(101)、データ
入力・更新用端末34からのデータ入力要求(102)
もなく、携帯端末1からの情報参照要求がなく(10
3)、位置情報要求(104)もなく、時刻情報要求
(105)もないときは、待ち受け状態(100)を保
持しているが、情報センタ40からの情報データ入力要
求を受信すると(101)ステップBに進む。
【0034】図7において、無線基地局20は情報セン
タ40から情報データ入力要求に応答(109)し、情
報センタ40からの情報データ待ち状態(110)とな
り、全国同一データが受信(111)されている場合
は、前項同一データメモリ30(図4)に格納(11
4)して、通信が終了(115)するが、情報データを
受信していないときは(111)、通信が切断されたか
どうか(112)を判断して通信が切断されていないと
きは(112)、情報待ち受け状態(110)となる。
また、通信が切断されたときは、通信を終了(113)
する。
【0035】次に、図6に戻り、情報センタからの情報
入力要求がなく(101)、データ入力・更新用端末3
4からのデータ入力要求(102)がある場合はステッ
プCに進む。図8において、無線基地局20はデータ入
力・更新用端末34からの情報データ入力要求に応答
(116)し、情報データ待ち状態(117)となり、
情報データの受信がないときは(118)、通信が切断
されたかどうか判断(119)し、通信が切断されてい
ないときは、データ待ち状態(117)となり、通信が
切断されているときは通信終了(120)となる。無線
基地局毎のデータが受信(118)されているときは無
線基地局毎のデータメモリ31に格納(121)して、
終了(122)する。
【0036】さて、再度図6に戻って、情報センタ40
からの情報データ入力の要求が受信されていない状態
(101)で、かつ、データ入力・更新用端末34から
の情報データ入力要求されていない状態(102)で、
携帯通信用端末1から情報参照要求があると(10
3)、ステップDに進む。図9において、無線基地局2
0は携帯通信用端末からの情報参照要求に応答して、端
末1の表示部4に「全国データは#00、基地局データ
は#11と指示していください」と表示して、全国デー
タ参照か基地局毎のデータ参照か端末に問い合わせして
(123)、参照希望の情報番号待ち状態(124)と
なる。
【0037】端末1から参照希望情報種別の要求がない
と(125、126)、端末1の参照が終了したかどう
かを、端末1が動作状態であるかどうかにより判断して
(127)、まだ動作状態にある場合はステップGに戻
り、待ち受け状態(124)を保持する。端末が動作状
態にないときは、終話(128)する。
【0038】通信用端末1から参照希望情報種別の信号
を全国データ要求として受信(125)すると、ステッ
プHに進む。図10において、端末1にデータを送り、
端末の表示部に情報番号と参照希望情報リストを表示
し、参照希望情報番号を端末に問い合わせる(12
9)。端末操作者は端末1の表示部4から情報番号を読
みとりその番号を発信することになるが、無線基地局2
0がその番号を受信しないと(130)、終話(13
1)する。
【0039】情報番号の指定信号を受信する(130)
と、無線基地局20の情報データ検索回路29にて全国
同一データメモリ30より参照希望の情報を検索して
(132)、検索した情報を携帯通信用端末1に送信
(133)して、ステップGに戻り参照希望種別待ち状
態となる(124)。尚、情報を受信した端末1は、前
記情報を音声、もしくは表示部によって端末操作者に報
知される。
【0040】ここで、再度図9に戻り、参照希望情報が
全国データでなく(125)、無線基地局毎のデータを
端末1が指定したときは(126)、ステップIに進む
ことになる。図11において、無線基地局20は参照希
望情報を端末1に問い合わせ(134)、端末1からの
情報番号が受信されない場合は終話(136)される
が、情報番号を受信すると(135)、情報データ検索
回路29により無線基地局毎のデータを検索して(13
7)、検索した情報を端末1に送信し(138)、参照
ステップGに戻り、希望種別待ち状態となる(12
4)。
【0041】ここで、図6に戻り、端末1の位置情報要
求キー7e(図2)が押されると、位置情報要求信号が
発信され、公衆無線基地局20において、位置情報要求
が受信されると(104)、ステップEに進む。図11
において、端末1からの位置情報要求を受信すると、情
報データ検索回路29により無線基地局毎のデータを検
索して(139)、検索した情報を端末1に送信し(1
38)、参照ステップGに戻り、希望種別待ち状態とな
る(124)。
【0042】また、公衆無線基地局20には正確な時計
35が設けられ、端末1の時刻情報要求キー7d(図
2)が操作されると公衆無線基地局20から時刻信号を
端末1に送信することができる。以下、これについて説
明する。図6において、公衆無線基地局20が時刻情報
要求信号を受信(105)すると、時刻信号を端末1に
送信(106)され、端末1においては、メモリ12に
時刻データを一時記憶し(107)、端末時計19(図
3)を時刻調整回路18によって調整し、表示部4に表
示する(108)。
【0043】前述の時刻調整は、端末1からのファンク
ションキ−の操作による時刻情報要求を待って、行って
いるが、端末の位置登録要求信号、または、発呼要求信
号によっても行うことができる。図12は、他の実施例
に係る流れ図である。同図において、端末1からの位置
登録要求信号を受信すると、基地局は端末に時刻データ
を送信したかどうかを判断(141)し、それが送信さ
れていないときは、端末に時刻データを送信(144)
する。
【0044】時刻データを端末に送信されてあるとき
は、端末からの発呼要求信号が受信されると、時刻デー
タを端末に送信したかどうかの判断がなされて(14
3)、時刻データが送信されていないときは、端末に時
刻データを送信する(144)。時刻データを端末に送
信されているときは、さらに、時刻情報要求がされてい
るかどうかを判断がされ(145)、時刻情報要求がさ
れていなときは通話が開始(147)される。
【0045】時刻情報要求がされているときは(14
5)、時刻データを端末に送信したかどうかを判断さ
れ、時刻データが端末に送信されていないときは(14
6)、端末に時刻データを送信(144)する。時刻デ
ータを受信すると端末は、端末メモリに時刻データを一
時記憶し、端末の時計を調整し、表示部4に時刻表示を
行う。また、時刻データを端末に送信されているときは
(146)、通話が開始(147)される。
【0046】このように、時刻情報を公衆無線基地局の
正確な時計によるデータにより、端末内の時計が調整さ
れるので、端末に高度な精度を有した時計を格納する必
要がなく、端末を安価に提供することができる。また、
上記実施例は、時刻データを表示部に表示しているが、
無線通信回路を介して音声報知してもよいことは勿論の
ことである。
【0047】上述したように、かかる実施例によれば、
無線基地局に設けられたメモリに、基地局位置データ、
基地局周辺データなどを記憶して該データベースをアク
セスして通信用端末に情報を提供しているので、前記公
衆無線基地局の位置を知ることにより、端末所有者が目
的とする場所までの、大体の距離を把握できる。また、
このナビゲイションシステムのような、大きい画面を所
有する必要はなく、小さい携帯用端末の表示部もしくは
音声にて報知されるので、特に高齢者における視認困難
性はない。
【0048】また、前記基地用データベースに種々の情
報を記憶させ、端末による公衆無線基地情報の要求に応
答して、前記基地局にて前記データベースを検索し、前
記公衆無線基地局の位置情報を前記端末に報知するよう
に構成した場合は、情報番号を指定することなしに迅速
に、公衆無線基地局の所在場所を知ることができる。
【0049】また、前記基地用データベースに種々の情
報を記憶させ、端末の前記情報の要求に応答し、前記情
報リストを前記端末に表示させ、前記端末によって選択
された公衆無線基地局位置情報を、前記基地局において
前記データベースを検索して求め、前記公衆無線基地局
の位置情報を前記端末に報知するように構成した場合
は、前記情報リスト内には、該基地局エリア内の有名店
舗、喫茶店などの待ち合わせ場所の情報などを別に用意
することにより、それらを要求して、なお正確な位置あ
るいは目的地を知ることができる。
【0050】また、端末のファンクションキーによる要
求、発呼要求、もしくは位置登録要求により公衆無線基
地局の計時手段から時刻データをえることができるの
で、端末に高価な計時手段を設ける必要がなく、正確な
時刻データが容易に入手できるとともに、安価な端末を
提供することができる。そして、端末の表示部に正確な
時刻を表示するので、通話料金が安くなる時間帯を正確
に知ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、通信用
端末の要求信号に応答して、前記通信用端末の計時手段
を調整するとともに、時刻データを報知するするので、
高価な計時手段を有さない安価な移動体通信用棚末を用
いた移動体通信用端末への時刻通知システム及び時刻報
知機能を備えた移動体通信用端末を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る移動体通信用端末への時
刻通知システムを示す一実施例図である。
【図2】移動体通信用端末の一実施例図である。
【図3】通信端末の回路ブロック構成図である。
【図4】本実施例に用いられる基地局のブロック構成図
である。
【図5】本実施例の動作手順を示す説明図である。
【図6】本実施例の流れ図(1)である。
【図7】本実施例の流れ図(2)である。
【図8】本実施例の流れ図(3)である。
【図9】本実施例の流れ図(4)である。
【図10】本実施例の流れ図(5)である。
【図11】本実施例の流れ図(6)である。
【図12】他の実施例に係る流れ図である。
【符号の説明】
1 通信用端末 3 受話口 4 表示部 8 送話部 10 電源スイッチ 11、21 制御装置 13、23 ROM 14 無線通信回路 15 RAM 17 入出力装置 18 時刻著性回路 19 時計 20 無線基地局 24 通信部 25 電話回線インターフェース部 26、27、32 データ送受信部 29 情報データ検索回路 30 全国同一データメモリ 31 無線基地局毎メモリ 33 データ入力・更新用端末インタ
ーフェース部 34 データ入力・更新用端末 35 時計 38 管理センタ 40 情報センタ 41 通信事業者ネットワーク 42 データベース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方では電話回線と接続するとともに、
    他方では移動体通信用端末と無線連絡する公衆無線基地
    局が有する計時手段の時刻データを前記端末に送信する
    移動体通信用端末への時刻通知システムであって、 前記通信用端末の要求信号に応答して、前記通信用端末
    の計時手段を調整するとともに、時刻データを報知する
    事を特徴とする移動体通信用端末への時刻通知システ
    ム。
  2. 【請求項2】 一方では電話回線と接続するとともに、
    他方では移動体通信用端末と無線連絡する公衆無線基地
    局が発信する時刻データを受信可能な時刻報知機能を備
    えた移動体通信用端末であって、 前記公衆無線基地局へ要求信号を発信する発信手段と、 前記要求信号に応答して送信される前記時刻データを受
    信し、計時手段を調整する調整手段と、 時刻データを報知する報知手段とを備えたことを特徴と
    する時刻報知機能を備えた移動体通信用端末。
JP18333395A 1995-06-27 1995-06-27 移動体通信用端末への時刻通知システムおよび、時刻報知機能を備えた移動体通信用端末 Pending JPH0918959A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000134333A (ja) * 1998-10-22 2000-05-12 Nec Mobile Commun Ltd 携帯電話機を使用する情報配信サービスシステム
WO2001048569A1 (fr) * 1999-12-28 2001-07-05 Nippon Communication Technology Kabushikikaisha Systeme de reglage automatique d'horlogerie numerique et horlogerie numerique dotee d'une fonction de reglage automatique

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JP2000134333A (ja) * 1998-10-22 2000-05-12 Nec Mobile Commun Ltd 携帯電話機を使用する情報配信サービスシステム
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