JPH09189522A - 光学式寸法測定機 - Google Patents

光学式寸法測定機

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JPH09189522A
JPH09189522A JP8018368A JP1836896A JPH09189522A JP H09189522 A JPH09189522 A JP H09189522A JP 8018368 A JP8018368 A JP 8018368A JP 1836896 A JP1836896 A JP 1836896A JP H09189522 A JPH09189522 A JP H09189522A
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JP
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image
light
optical
signal
measuring machine
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JP8018368A
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Norio Tsuburaya
寛夫 圓谷
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明光量が変化し、正確な寸法測定を行うこ
とができない。 【解決手段】 制御部11は、受光量算出部12でカメ
ラ7の画像信号7aから受光量の算出を行い、算出結果
を比較部13へ出力し、比較部13でメモリ16に記憶
されている基準値と前記算出結果とを比較し、比較結果
に基づいて光量調節部5を調節し、ランプ4を適正な照
明光量に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光学式寸法測定機
に関し、特に照明光量を変えることができる光量調節部
を備えた光学式寸法測定機に関する。
【0002】
【従来の技術】光学式寸法測定機の一般的な構造は、照
明部と、光学系と、受光手段と、演算手段とを備え、照
明部によって照明された測定対象物の像を光学系を介し
て受光手段で受け、この受光手段の出力信号に基づいて
得られた濃淡画像の中から測定対象物のエッジを検出
し、寸法を演算する。
【0003】この際、光学式寸法測定機は次の理由から
照明部の光量を変化させる。1. 測定対象物の測定箇所
によってエッジのコントラストが異なるので、照明光量
を変えないとエッジ検出不能な程低コントラストとなる
箇所がでる。2. 同一測定対象物に対し照明光量が変化
すると、エッジの検出位置が変化し、測定した寸法が変
化する。
【0004】従来の光学式寸法測定機においては、上記
照明部の光量の調節は測定機の光量調節部を用い、手
動によって行うか、コンピュータ等によって予め記憶
されたプログラムにしたがって行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したにあって
は、ある測定時の照明光量を再現することができないの
で、同一測定対象物を測定しても同じ結果の測定値が得
られず、正確な寸法測定が行えないという欠点を有す
る。
【0006】また、にあっては、プログラムにしたが
って光量調節部を変えても、照明部を構成するランプの
劣化、ランプの交換、光量調節部の劣化、光量調節部の
交換等により照明光量が変化するので、プログラミング
(教示)したときとリプレイ(実行)したときで照明条
件が異なることがある。更に、手動のようにこれを補正
する光量調節を迅速に行うことができないので、自動で
測定を行う測定機に適用したとき、例えば照明光量が大
きく低下してエッジ検出ができない場合、測定を続行で
きなくなってしまう等、安定した結果が得られないとい
う問題があった。
【0007】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は常に正確な寸法測定を行うことが
できる光学式寸法測定機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明の光学式寸法測定機は、測定対
象物を照明する照明部と、前記測定対象物の像を形成す
る光学系と、前記光学系により形成された前記像を受
け、その像の光量に応じた信号を出力する受光手段と、
前記受光手段の出力信号を処理して前記測定対象物の寸
法を演算する演算手段とを備えた光学式寸法測定機にお
いて、前記照明部から照射される光量を変化させる光量
調節部と、前記受光手段の出力信号に基づいて求めた値
と所定の基準値とを比較する比較手段とを設け、前記比
較手段による比較結果に基づいて前記求めた値が所定の
基準値となるように前記光量調節部を制御する制御部を
設けたことを特徴とする。
【0009】光量は前記求めた値が基準値となるように
光量調節部で調節され、常に適正な光量に制御される。
【0010】請求項2記載の発明の光学式寸法測定機
は、請求項1記載の光学式寸法測定機において、前記受
光手段が前記像の画像信号を出力する撮像手段であり、
かつ前記演算手段が前記像の境界を検出するエッジ検出
部とともに画像処理手段を構成することを特徴とする。
【0011】撮像手段で得られたの出力信号に基づいて
エッジを検出し、寸法を測定する画像処理が行われる。
【0012】請求項3記載の発明の光学式寸法測定機
は、請求項1記載の光学式寸法測定機において、前記受
光手段が1次元イメージセンサであることを特徴とす
る。
【0013】小型かつ安価な受光手段で画像のエッジを
検出する。
【0014】請求項4記載の発明の光学式寸法測定機
は、前記測定対象物が載置され、前記光学系の光軸に垂
直な面内で前記測定対象物を移動させるステージと、前
記ステージの移動量を検出する移動量検出手段とを備
え、前記受光手段を単一又は複数の受光素子で構成し、
かつ前記ステージを移動させて得られる前記受光素子の
信号を受けた前記エッジ検出部からの信号と前記移動量
検出手段からの信号とを用いて、前記演算手段が測定対
象物の寸法を演算することを特徴とする。
【0015】ステージを移動させた時の測定対象物の像
の濃度変化からエッジを検出し、エッジ間のステージ移
動量から寸法を測定する。
【0016】請求項5記載の発明の光学式寸法測定機
は、前記基準値は予め設定した光量であることを特徴と
する。
【0017】照明光量が変化したとき、比較手段は光量
が基準値と異なることを検出し、光量調節部は基準値の
光量が得られるように動作する。
【0018】請求項6記載の発明の光学式寸法測定機
は、前記基準値は予め設定した基準器となる測定対象物
の基準寸法であることを特徴とする。
【0019】照明光量が変化したとき、比較手段が基準
器に対する基準値と異なった寸法を検出し、光量調節部
は基準値が得られるように動作する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0021】図1はこの発明の一実施形態に係る光学式
寸法測定機のブロック構成図である。
【0022】光学式寸法測定機1は、例えば半導体やコ
ネクタピン等の測定対象物2が載置されるステージ3
と、測定対象物2を照明する照明部としてのランプ4
と、ランプ4からの光量を調節する光量調節部5と、測
定対象物2の像を形成する光学系6と、光学系6により
形成された像の光量に応じた画像信号7aを出力するカ
メラ(受光手段)7と、カメラ7の画像信号7aに基づ
いて光量調節部5を調節するコンピュータ(演算手段)
10とを備えている。ランプ4、測定対象物2、光学系
6及びカメラ7は同一光軸上に配置される。
【0023】ステージ3は光学系6の光軸に直角な面内
で測定対象物2を移動させるためのものであり、基台8
に対してX方向又はY方向へ移動可能な下板3aと、こ
の下板3aに対してY方向又はX方向へ移動可能な上板
3bとから構成されている。ステージ3には、基台8に
対する下板3aの移動量及び下板3aに対する上板3b
の移動量を検出する移動量検出器9が設けられている。
移動量検出器9は、コンピュータ10の制御部11から
移動量検出命令11fを受けたとき、下板3a及び上板
3bの移動距離に基づいて移動量を示す信号9aを出力
する。
【0024】ランプ4はステージ3の下方の基台8内に
設けられ、そのランプ4の照明光量は光量調節部5によ
る供給電力の変化に応じて変る。ランプ4としては、例
えばハロゲン電球を用いる。
【0025】光学系6は、ステージ3の上方に設けら
れ、ランプ4によって照明された測定対象物2の拡大像
を形成するものであって、ズーム機能を備える。
【0026】カメラ7は光学系6の上方に設けられ、光
学系6により形成された像を取り込み、その像の光量に
対応する画像信号7aを出力する。
【0027】コンピュータ10はカメラ7の画像信号7
aを取り込み、所定の処理を行って光量調節部5を制御
するものであり、制御部11と、受光量算出部12と、
比較部13と、エッジ検出部21及び演算部22を備え
た画像処理部20とを備えている。画像処理部20は、
市販されている汎用画像処理装置と同様の機能、例えば
画質改善機能(周波数フィルタ、拡張、収縮機能など)
を有する。制御部11は後述する基準値等を記憶するメ
モリ14を有する。
【0028】制御部11はキーボード等の外部の操作部
30から測定開始指示信号30aを入力したとき、予め
設定された手順(プログラム)にしたがって受光量算出
部12、比較部13、エッジ検出部21、演算部22を
制御し、光量制御信号11aを出力する。
【0029】受光量算出部12は、制御部11から受光
量の算出命令11bを受けたとき、カメラ7からの画像
信号7aに基づいて、例えばデータ変換テーブルを参照
して受光量の算出を行い、算出結果を比較部13へ出力
する。
【0030】比較部13は、制御部11から比較命令1
1cを受けたとき、メモリ14に予め記憶されている基
準値と前記算出結果とを比較し、比較結果を示す信号1
3aを出力する。
【0031】エッジ検出部21は、エッジ検出命令11
dを受けたとき、カメラ7の画像信号7aから得られた
濃淡画像の中から画像の濃度の変化が激しい部分をエッ
ジとして検出し、検出結果をエッジ検出信号21aとし
て出力する。この場合、画像信号7aが大きなノイズを
含んでいるとエッジ検出部21が誤った位置でエッジ検
出信号21aを出力する恐れがある。そこで、エッジ検
出部21に入力される前の画像信号7aを、画像処理部
20のエッジ検出部21以外の部分の機能を用いた画質
改善処理、例えば画像信号7aに含まれるノイズを軽減
することが必要に応じて行われる。
【0032】演算部22は、演算開始命令11eを受け
たとき、エッジ検出部21からのエッジ検出信号21a
とステージ3の移動量を示す信号9aとを用いて測定対
象物2の寸法を演算し、演算結果を示す信号22aを出
力する。
【0033】図2は制御部により行われる処理手順を説
明するフローチャート(第1実施形態)であり、S1〜
S7は処理の各ステップを示す。
【0034】以下、図1及び図2を参照して上記構成の
光学式寸法測定機の動作を説明する。
【0035】まず、光学式寸法測定機1によって基準器
となる測定対象物(以下、基準ワークと言う)をマニュ
アル操作によって測定する。その際、測定手順(測定箇
所、測定順序、演算方法)をコンピュータ10のメモリ
14に記憶する。この時、各測定箇所でエッジを検出で
きるように光量調節部5を手動調節して照明光量を変化
させる。光量を変化させたタイミングと光量と光量制御
信号11aの値とを、メモリ14に記憶させるが、その
際、光量を変化させたタイミングと光量とは基準値とし
て記憶される。このような作業を教示と言う。(ステッ
プ1) 次に、基準ワークに代えて、測定対象物2をステージ3
上に載置し、ステップ1で設定した光量制御信号11a
によって測定対象物2を照明し、光学系6によってカメ
ラ7に形成された像の受光量を検出する(ステップ
2)。
【0036】次に、検出した受光量と基準値との比較を
行い(ステップ3)、その差が所定値(例えば、基準値
の20%)以上のときは、警告灯を点滅させたり、警告
音を発生させることによって視覚的、聴覚的に異常であ
ることを作業者に知らせ(ステップ4)、測定を中止す
る。これは、例えばランプ4が点灯していなかったり、
測定対象物2の位置がずれているとき等に発生する。
【0037】他方、検出した受光量と基準値との差が所
定値以下のとき、さらに測定を続行し、基準値との差が
許容値(例えば、基準値の5%)以内であるか否かを判
断し(ステップ5)、許容値以内であるときは、測定対
象物2の寸法を測定する(ステップ6)。
【0038】前記ステップ5の判断結果が否定(N
o)、すなわち基準値との差が許容値以上であるとき、
初期条件(基準値)と一致するように差に相当する光量
の増減を指示する光量制御信号11aを光量調節部5へ
出力した後、再びステップ2へ戻り、前記各ステップを
繰り返す。
【0039】この第1実施形態の光学式寸法測定機の採
用により、常にカメラ7が受ける光量が同一である条件
で測定を行うことができ、ランプ4の経年変化や交換等
に起因する測定誤差がなくなる。又、複数台の測定機
(一般にランプ4、光学系6、カメラ7の特性が異な
る)を使用しても同一条件で測定を行えるため、測定機
に起因する誤差がなくなる。更に、基準との差が所定値
以上であれば、測定を中止し警告を発するため、無駄な
測定を回避できる。
【0040】したがって、安定した性能を備えた自動測
定機を構成することが可能となる。
【0041】図3は制御部により行われる別の処理手順
を説明するフローチャート(第2実施形態)であり、S
10〜S17は処理の各ステップを示す。なお、図2の
フローチャートと重複する処理についても記載してあ
る。
【0042】まず、前記第1実施形態のステップ1と同
様の処理を行い、光量を変化させたタイミングと光量制
御信号11aの値とを初期値(基準値としてではない)
としてメモリ14に記憶させるとともに、基準ワークの
基準寸法を基準値としてメモリ14に記憶させる(ステ
ップ10)。
【0043】ステップ10で設定した光量制御信号11
aによって基準ワークを照明し、その寸法を測定する
(ステップ11)。
【0044】次に、測定して得た寸法と基準値との比較
を行い(ステップ12)、その差が所定値(例えば、製
品の寸法公差の5倍)以上のときは、警告灯を点滅させ
たり、警告音を発生させることによって視覚的、聴覚的
に異常であることを作業者に知らせ(ステップ13)、
測定を中止する。
【0045】他方、測定して得た寸法と基準値との差が
所定値以下のときは、さらに測定を続行し、基準値との
差が許容値(例えば、製品の寸法公差の2倍)以内であ
るか否かを判断し(ステップ14)、許容値以内である
ときは、適正光量であるとしてメモリ14に記憶(ステ
ップ15)し、基準ワークに代えて測定すべき測定対象
物2をステージ上に載置して寸法測定を行う(ステップ
16)。
【0046】なお、測定対象物の測定が、ステップ10
に引続いて行われる場合のように、教示したときの光量
制御信号11aの値によって教示したときと同じ光量が
得られる場合には、ステップ11,12,14,15を
省略し、直接ステップ16の処理を行ってよい。
【0047】また、ステップ15は、後述するステップ
17で照明光量の調節を行った時にのみ必要なステップ
であり、光量調節が行われていない期間内においては省
略される。
【0048】前記ステップ14の判断結果が否定(N
o)、すなわち基準値との差が許容値以上であるとき、
予め定めた光量の増減を指示する光量制御信号11aを
光量調節部5へ出力した後、再びステップ11へ戻り、
前記各ステップを繰り返す。
【0049】なお、照明の光量を増すと暗部の寸法は減
じ、照明の光量を減じると暗部寸法は増す傾向がある。
【0050】この第2実施形態の光学式寸法測定機の採
用により、上記した第1実施形態で得られる効果に加
え、基準ワークとして寸法が国家標準器にトレータブル
な標準器、例えばブロックゲージを測定することで測定
対象物の寸法の絶対値も判定することができる効果を発
揮する。
【0051】上記第1及び第2実施形態においては、ラ
ンプ4の光量を変化させることで照明光量を変化させた
が、変形例として、例えばランプ4の光量を一定として
おいて、絞りやフィルタをランプ4と測定対象物2との
間に配置し、これらを制御して照明光量を変化させるよ
うにしてもよい。
【0052】上記実施の形態は透過照明の場合について
説明したが、反射照明(垂直落射照明)や傾斜照明の場
合についても適用できることは勿論である。
【0053】また、カメラ7は固体撮像素子を2次元的
に配列したカメラ7を用いた場合について説明したが、
受光手段としては、例えば固体撮像素子を測定すべき寸
法方向に1次元的に配列した1次元イメージセンサ(ラ
インセンサ)でもよく、小型かつ安価に装置を構成する
ことができる。
【0054】更に、エッジ検出部21は、例えば特開昭
60−63402号公報に記載の如く、特性の等しい受
光素子を正方形の中心及び頂点に配置し、正方形の中心
にある受光素子の出力信号レベルを各頂点にある受光素
子の出力信号レベルの4倍に増幅し、各頂点にある受光
素子の出力信号を加算した加算信号から中心にある受光
素子の出力信号を減算し、信号が零レベルになったとき
にエッジ検出信号を出力させる。このエッジ検出信号
は、測定対象物を載置したステージを移動させて測定対
象物の像のエッジ、すなわち明暗の境界がエッジ検出部
の正方形の中心にある受光素子の中心に来たときに得ら
れる。そして、測定対象物2の寸法は、エッジ検出信号
21aと移動量検出器9から読み取られたステージ3の
移動量を示す信号9aに基づいて求めることができる。
【0055】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1に記載の
発明の光学式寸法測定機によれば、照明光量は求めた値
が基準値となるように光量調節部で調節され、常に適正
な光量に制御されるので、例えば照明部の劣化、交換等
による測定誤差を防ぐことができ、常に正確な寸法測定
を行うことができる。
【0056】請求項2に記載の発明によれば、エッジ検
出を画像処理部で行うので、ノイズの多い画像信号であ
ってもノイズ軽減などの前処理を施すことによってエッ
ジを検出することができる。
【0057】請求項3に記載の発明によれば、少ない受
光素子によって受光手段を構成できるため、小型かつ安
価に装置を構成することができる。
【0058】請求項4に記載の発明によれば、ステージ
を移動させた時の測定対象物の濃度変化かからエッジを
検出し、エッジ間のステージ移動量から寸法を測定する
ことで、迅速な寸法測定を行うことができる。
【0059】請求項5に記載の発明によれば、照明光量
が変化したとき、比較手段が光量が基準値と異なること
を検出し、光量調節部は基準の光量が得られるように動
作するため、ランプの経年変化や交換等に起因する測定
誤差がなくなる。
【0060】請求項6に記載の発明によれば、照明光量
が変化したとき、比較手段が寸法が基準器に対する基準
値と異なることを検出し、光量調節部は基準値が得られ
るように動作するため、ランプの経年変化や交換等に起
因する測定誤差がなくなるとともに測定対象物の寸法の
絶対値も判定できる。
【0061】よって、使用環境、照明条件の違いに拘ら
ず常に安定した測定結果が得られる測定機を小型かつ安
価に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施形態に係る光学式寸法
測定機のブロック構成図である。
【図2】図2は制御部により行われる処理手順を説明す
るフローチャート(第1実施形態)である。
【図3】図3は制御部により行われる処理手順を説明す
るフローチャート(第2実施形態)である。
【符号の説明】
1 光学式寸法測定機 2 測定対象物 3 ステージ 4 ランプ(照明部) 5 光量調節部 6 光学系 7 カメラ(受光手段) 8 基台 9 移動量検出手段 10 コンピュータ 11 制御部 12 受光量算出部 13 比較部 14 メモリ 20 画像処理部 21 エッジ検出部 22 演算部 30 操作部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象物を照明する照明部と、前記測
    定対象物の像を形成する光学系と、前記光学系により形
    成された前記像を受け、その像の光量に応じた信号を出
    力する受光手段と、前記受光手段の出力信号を処理して
    前記測定対象物の寸法を演算する演算手段とを備えた光
    学式寸法測定機において、 前記照明部から照射される光量を変化させる光量調節部
    と、 前記受光手段の出力信号に基づいて求めた値と所定の基
    準値とを比較する比較手段とを設け、 前記比較手段による比較結果に基づいて前記求めた値が
    所定の基準値となるように前記光量調節部を制御する制
    御部を設けたことを特徴とする光学式寸法測定機。
  2. 【請求項2】 前記受光手段は前記像の画像信号を出力
    する撮像手段であり、かつ前記演算手段は前記像の境界
    を検出するエッジ検出部とともに画像処理手段を構成す
    ることを特徴とする請求項1に記載の光学式寸法測定
    機。
  3. 【請求項3】 前記受光手段は1次元イメージセンサで
    あることを特徴とする請求項1に記載の光学式寸法測定
    機。
  4. 【請求項4】 前記測定対象物が載置され、前記光学系
    の光軸に垂直な面内で前記測定対象物を移動させるステ
    ージと、前記ステージの移動量を検出する移動量検出手
    段とを備え、 前記受光手段を単一又は複数の受光素子で構成し、かつ
    前記ステージを移動させて得られる前記受光素子の信号
    を受けた前記エッジ検出部からの信号と前記移動量検出
    手段からの信号とを用いて、前記演算手段が測定対象物
    の寸法を演算することを特徴とする請求項1に記載の光
    学式寸法測定機。
  5. 【請求項5】前記基準値は予め設定した光量であること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光学式寸
    法測定機。
  6. 【請求項6】 前記基準値は予め設定した基準器となる
    測定対象物の基準寸法であることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の光学式寸法測定機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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