JPH08327324A - 位置合せ装置 - Google Patents
位置合せ装置Info
- Publication number
- JPH08327324A JPH08327324A JP7137945A JP13794595A JPH08327324A JP H08327324 A JPH08327324 A JP H08327324A JP 7137945 A JP7137945 A JP 7137945A JP 13794595 A JP13794595 A JP 13794595A JP H08327324 A JPH08327324 A JP H08327324A
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- JP
- Japan
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- light amount
- mark
- value
- predetermined area
- illumination light
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 位置合せ対象体に描かれたマークを精度よく
検出するためにマークの照明光を最適値に自動的に調整
する。 【構成】 マークを照明する照明光量を複数段階の試験
照明光量に亘って変化させ、各試験照明光量における画
像信号における所定領域の全画素の信号値の統計的な分
散値を算出し、算出された複数の分散値のうち最高分散
値に対応する試験照明光量をマークの照射光量と設定す
る。また、照明光量を複数段階の試験照明光量に亘って
変化させ、各試験照明光量における画像信号における所
定領域の全画素の信号値の統計的な分散値を算出し、算
出結果に基づいて分散値の試験照明光量を変数とした場
合の関数を近似計算し、関数値が最大値を示す試験照明
光量をマークの照射光量と設定する。
検出するためにマークの照明光を最適値に自動的に調整
する。 【構成】 マークを照明する照明光量を複数段階の試験
照明光量に亘って変化させ、各試験照明光量における画
像信号における所定領域の全画素の信号値の統計的な分
散値を算出し、算出された複数の分散値のうち最高分散
値に対応する試験照明光量をマークの照射光量と設定す
る。また、照明光量を複数段階の試験照明光量に亘って
変化させ、各試験照明光量における画像信号における所
定領域の全画素の信号値の統計的な分散値を算出し、算
出結果に基づいて分散値の試験照明光量を変数とした場
合の関数を近似計算し、関数値が最大値を示す試験照明
光量をマークの照射光量と設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体製造装置
内に組込まれ、移動ステージに搭載されたウエハ等を所
定位置に位置合せする位置合せ装置に係わり、特に、ウ
エハ等の位置合せ対象の位置を検出するために用いるマ
ークを照明する場合の光量を自動調整する位置合せ装置
に関する。
内に組込まれ、移動ステージに搭載されたウエハ等を所
定位置に位置合せする位置合せ装置に係わり、特に、ウ
エハ等の位置合せ対象の位置を検出するために用いるマ
ークを照明する場合の光量を自動調整する位置合せ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】移動ステージに搭載されたウエハ等(以
下ウエハと略記する)を所定位置に移動させるために、
製造工程においてウエハにマークを付けた後、移動ステ
ージに搭載されたウエハのマーク位置を検出して、この
マーク位置が予め定められた基準位置に位置するように
移動ステージを移動制御している。
下ウエハと略記する)を所定位置に移動させるために、
製造工程においてウエハにマークを付けた後、移動ステ
ージに搭載されたウエハのマーク位置を検出して、この
マーク位置が予め定められた基準位置に位置するように
移動ステージを移動制御している。
【0003】この場合、ウエハのマーク位置を検出する
ために、マークを含む所定領域を画像センサで撮影し、
この画像センサにて得られた画像データを画像処理し
て、ウエハ上におけるマーク位置を決定する。
ために、マークを含む所定領域を画像センサで撮影し、
この画像センサにて得られた画像データを画像処理し
て、ウエハ上におけるマーク位置を決定する。
【0004】そして、画像センサでマークを含む所定領
域を撮影する場合に、該当所定領域を照明している。こ
の照明する場合に、マークと背景(下地)とのコントラ
ストが最大になるように照明光量を調整する必要があ
る。
域を撮影する場合に、該当所定領域を照明している。こ
の照明する場合に、マークと背景(下地)とのコントラ
ストが最大になるように照明光量を調整する必要があ
る。
【0005】このマークが含まれる所定領域を高いコン
トラストが得られるように照明する照明方式として、
「明視野照明方式」と「暗視野照明方式」との2種類の
照明方式が実用化されている。
トラストが得られるように照明する照明方式として、
「明視野照明方式」と「暗視野照明方式」との2種類の
照明方式が実用化されている。
【0006】明視野照明方式においては背景を明るく照
明し、暗視野照明方式においては背景を暗く照明してい
る。ここで、明視野照明方式の視覚的な見え方は白地に
黒いパータンとなり、パターン全体形状を把握できる。
一方、暗視野照明方式の視覚的な見え方は黒地に白いパ
ータンとなり、パターンと背景との境界を把握できる。
明し、暗視野照明方式においては背景を暗く照明してい
る。ここで、明視野照明方式の視覚的な見え方は白地に
黒いパータンとなり、パターン全体形状を把握できる。
一方、暗視野照明方式の視覚的な見え方は黒地に白いパ
ータンとなり、パターンと背景との境界を把握できる。
【0007】いずれの照明方式を採用するかは、測定対
象や背景(下地)となる材料によって異なるので、いず
れの照明方式においても、それぞれ最良の照明光量を決
定する必要がある。
象や背景(下地)となる材料によって異なるので、いず
れの照明方式においても、それぞれ最良の照明光量を決
定する必要がある。
【0008】この明視野照明方式,暗視野照明方式にお
ける各最適照明光量の決定手法は例えば特開昭60−2
33983号公報に開示されている。明視野照明方式に
おいては、画像センサにて得られるマークを含む所定領
域の画像信号における全画素の信号値の平均値を算出し
て、この平均値に基づいて最適照明光量を決定する。し
たがって、所定領域全体は常に一定した光量で照明され
る。
ける各最適照明光量の決定手法は例えば特開昭60−2
33983号公報に開示されている。明視野照明方式に
おいては、画像センサにて得られるマークを含む所定領
域の画像信号における全画素の信号値の平均値を算出し
て、この平均値に基づいて最適照明光量を決定する。し
たがって、所定領域全体は常に一定した光量で照明され
る。
【0009】また、暗視野照明方式においては、画像セ
ンサにて得られるマークを含む所定領域の画像信号にお
ける全画素の信号値の最大値を検出して、この最大値に
基づいて最適照明光量を決定する。したがって、マーク
と背景との境界部分が常に一定した光量で照明される。
ンサにて得られるマークを含む所定領域の画像信号にお
ける全画素の信号値の最大値を検出して、この最大値に
基づいて最適照明光量を決定する。したがって、マーク
と背景との境界部分が常に一定した光量で照明される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
各照明方式における各最適照明光量の決定手法において
もまだ解消すべき次のような課題があった。すなわち、
明視野照明方式で平均値に基づいて照明光量を決定する
場合においては、パターン面積の前記所定領域の面積に
対する比率が変化した場合には、照明光量が変化するこ
とになり、常に最良のコントラストが得られる最適照明
光量となるとは限らない。
各照明方式における各最適照明光量の決定手法において
もまだ解消すべき次のような課題があった。すなわち、
明視野照明方式で平均値に基づいて照明光量を決定する
場合においては、パターン面積の前記所定領域の面積に
対する比率が変化した場合には、照明光量が変化するこ
とになり、常に最良のコントラストが得られる最適照明
光量となるとは限らない。
【0011】また、暗視野照明方式で最大値に基づいて
照明光量を決定する場合においては、照明光量を順次変
化させていった場合における信号値の最大値の照明光量
が必ずしも最良のコントラストが得らる照明光量とは限
らない。
照明光量を決定する場合においては、照明光量を順次変
化させていった場合における信号値の最大値の照明光量
が必ずしも最良のコントラストが得らる照明光量とは限
らない。
【0012】よって、常に最良のマーク位置検出精度が
得られるとは限らない。本発明はこのような事情に鑑み
てなされてものであり、マークを含む所定領域の画像信
号における全画素の信号値の分散値を用いることによっ
て、この所定領域を照射する光の照明光量を、明視野照
明方式及び暗視野照明方式における常に最良のコントラ
ストが得られる最適照明光量へ自動的に調整できる位置
合せ装置を提供することを目的とする。
得られるとは限らない。本発明はこのような事情に鑑み
てなされてものであり、マークを含む所定領域の画像信
号における全画素の信号値の分散値を用いることによっ
て、この所定領域を照射する光の照明光量を、明視野照
明方式及び暗視野照明方式における常に最良のコントラ
ストが得られる最適照明光量へ自動的に調整できる位置
合せ装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動ステージ
上に載置された位置合せ対象体に描かれたマークに対し
て光を照射する照明手段と、マークを含む所定領域の画
像信号を得る画像取込手段と、得られた画像信号から前
記マークの位置を算出し算出されたマーク位置が所定の
基準位置に位置するように移動ステージを移動させる移
動制御手段とを具備する位置合せ装置に適用される。
上に載置された位置合せ対象体に描かれたマークに対し
て光を照射する照明手段と、マークを含む所定領域の画
像信号を得る画像取込手段と、得られた画像信号から前
記マークの位置を算出し算出されたマーク位置が所定の
基準位置に位置するように移動ステージを移動させる移
動制御手段とを具備する位置合せ装置に適用される。
【0014】そして、上述した課題を解消するために、
本発明の位置合せ装置においては、マークに対する照射
光量を複数の段階に亘って変化させる光量変化手段と、
各段階の光量における前記画像信号に基づく所定領域の
全画素の信号値の統計的な分散値を算出し、この分散値
のうちの最高値に対応する照射光量を最適照射光量と決
定する照射光量決定手段とを具備しててる。
本発明の位置合せ装置においては、マークに対する照射
光量を複数の段階に亘って変化させる光量変化手段と、
各段階の光量における前記画像信号に基づく所定領域の
全画素の信号値の統計的な分散値を算出し、この分散値
のうちの最高値に対応する照射光量を最適照射光量と決
定する照射光量決定手段とを具備しててる。
【0015】また、別の発明においては、上述した発明
の位置合せ装置における照射光量決定手段は、分散値の
照明光量を変数とした場合の関数を近似計算し、この関
数の値が最大値を示す照射光量を最適照射光量と決定す
るようにしている。
の位置合せ装置における照射光量決定手段は、分散値の
照明光量を変数とした場合の関数を近似計算し、この関
数の値が最大値を示す照射光量を最適照射光量と決定す
るようにしている。
【0016】
【作用】このように構成された位置合せ装置において
は、各試験照明光量における画像信号における所定領域
の全画素の信号値の統計的な分散値を算出している。す
なわち、画像センサから得られる画像信号にはマークを
含む所定領域の各画素位置の信号値が含まれる。そし
て、背景位置に相当する各画素の信号値はほぼ一定値で
あり、かつマーク位置に相当する各画素の信号値はほぼ
一定値であると仮定すると、背景位置に相当する信号値
とマーク位置に相当する信号値との統計的な差の値が分
散値になる。
は、各試験照明光量における画像信号における所定領域
の全画素の信号値の統計的な分散値を算出している。す
なわち、画像センサから得られる画像信号にはマークを
含む所定領域の各画素位置の信号値が含まれる。そし
て、背景位置に相当する各画素の信号値はほぼ一定値で
あり、かつマーク位置に相当する各画素の信号値はほぼ
一定値であると仮定すると、背景位置に相当する信号値
とマーク位置に相当する信号値との統計的な差の値が分
散値になる。
【0017】したがって、分散値が大きいと、画像信号
における背景部分とマーク部分との間の信号差、すなわ
ちコントラストが大きくなる。よって、照明光量を複数
段階の試験照明光量に亘って変化させた場合の各分散値
を算出し、算出された各分散値のなかの最大分散値に対
応する試験照明光量をマークの照射光量と設定すれば、
マークと背景との間の最大コントラストが得られる。
における背景部分とマーク部分との間の信号差、すなわ
ちコントラストが大きくなる。よって、照明光量を複数
段階の試験照明光量に亘って変化させた場合の各分散値
を算出し、算出された各分散値のなかの最大分散値に対
応する試験照明光量をマークの照射光量と設定すれば、
マークと背景との間の最大コントラストが得られる。
【0018】また、別の発明においては、各試験照明光
量と分散値との関係を関数で近似して、この関数の値が
最大値に対応する試験照明光量をマークの照射光量と設
定している。したがって、たとえ少ない試験照明光量で
あったとしても、結果的に各試験照明光量相互間の照明
光量に対応する分散値が補間されることになり、より最
適なマークの照射光量が設定可能である。
量と分散値との関係を関数で近似して、この関数の値が
最大値に対応する試験照明光量をマークの照射光量と設
定している。したがって、たとえ少ない試験照明光量で
あったとしても、結果的に各試験照明光量相互間の照明
光量に対応する分散値が補間されることになり、より最
適なマークの照射光量が設定可能である。
【0019】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図1は実施例の位置合せ装置の概略構成図である。
この実施例の位置合せ装置はウエハの回転位置調整を行
う。
る。図1は実施例の位置合せ装置の概略構成図である。
この実施例の位置合せ装置はウエハの回転位置調整を行
う。
【0020】真空チャンバ1内に配設された移動ステー
ジとしてのホルダ2上に位置合せ対象体としての円盤状
のウエハ3が取付けられている。ホルダ2はXYZステ
ージ4でX,Y,Z方向の任意位置へ移動制御される。
また、ホルダ2上の基準位置のX,Y,Z方向の各位置
はXスケール4a,Yスケール4b及びZスケール4c
で検出される。さらに、ホルダ2は回転ステージ5によ
りZ軸回りに回転制御される。
ジとしてのホルダ2上に位置合せ対象体としての円盤状
のウエハ3が取付けられている。ホルダ2はXYZステ
ージ4でX,Y,Z方向の任意位置へ移動制御される。
また、ホルダ2上の基準位置のX,Y,Z方向の各位置
はXスケール4a,Yスケール4b及びZスケール4c
で検出される。さらに、ホルダ2は回転ステージ5によ
りZ軸回りに回転制御される。
【0021】ステージ制御部6はデテクタ9を介してX
スケール4a,Yスケール4b及びZスケール4cから
実際の3次元座標(x,y,z)位置を検出している。
そして、ステージ制御部6は、CPU7からホルダ2の
3次元座標(x,y,z)位置及びZ軸回りの角度θが
与えられると、ドライバ8を介してXYZステージ4及
び回転ステージ5を駆動して、ホルダ2の3次元座標
(x,y,z)位置及びZ軸回りの角度θを指定された
位置及び角度位置に移動制御する。
スケール4a,Yスケール4b及びZスケール4cから
実際の3次元座標(x,y,z)位置を検出している。
そして、ステージ制御部6は、CPU7からホルダ2の
3次元座標(x,y,z)位置及びZ軸回りの角度θが
与えられると、ドライバ8を介してXYZステージ4及
び回転ステージ5を駆動して、ホルダ2の3次元座標
(x,y,z)位置及びZ軸回りの角度θを指定された
位置及び角度位置に移動制御する。
【0022】ホルダ2が収納される真空チャンバ1の上
面に設けられた観察窓10の対向位置に一対の光学部1
1a,11bが配設されている。この各光学部11a,
11b内には、ホルダ2に取付けられたウエハ3に描か
れたマーク12を含む所定領域を照射するレンズや絞り
等の照明用光学部材が収納されている。照明光は光ファ
イバ13a,13bを介して外部のランプハウス14か
ら供給される。
面に設けられた観察窓10の対向位置に一対の光学部1
1a,11bが配設されている。この各光学部11a,
11b内には、ホルダ2に取付けられたウエハ3に描か
れたマーク12を含む所定領域を照射するレンズや絞り
等の照明用光学部材が収納されている。照明光は光ファ
イバ13a,13bを介して外部のランプハウス14か
ら供給される。
【0023】さらに、各光学部11a,11b内の絞り
の形状を任意に切換え選択できる。例えば、明視野照明
方式においては図6に示した円形状を選択し、暗視野照
明方式においては図7(a)に示すドーナツ形状又は図
7(b)に示すような放射形状を選択可能である、ラン
プハウス14内には可変光源が収納されており、この可
変光源の光量はCPU7の指令に基づいて光量調整部1
5にて任意の値に制御される。
の形状を任意に切換え選択できる。例えば、明視野照明
方式においては図6に示した円形状を選択し、暗視野照
明方式においては図7(a)に示すドーナツ形状又は図
7(b)に示すような放射形状を選択可能である、ラン
プハウス14内には可変光源が収納されており、この可
変光源の光量はCPU7の指令に基づいて光量調整部1
5にて任意の値に制御される。
【0024】さらに、各光学部11a,11bには、前
述したマーク12を照明するための光学レンズや絞り等
の照明用光学部材の他に、画像センサとしてのCCDカ
メラ18a,18bが取付けらけている。CCDカメラ
18a,18bはランプハウス14からの照明光で照明
された状態の前記マーク12を含む所定領域の画像を読
取って順次画像信号としてカメラコントローラ19へ送
出する。
述したマーク12を照明するための光学レンズや絞り等
の照明用光学部材の他に、画像センサとしてのCCDカ
メラ18a,18bが取付けらけている。CCDカメラ
18a,18bはランプハウス14からの照明光で照明
された状態の前記マーク12を含む所定領域の画像を読
取って順次画像信号としてカメラコントローラ19へ送
出する。
【0025】各CCDカメラ18a,18bの前方には
マーク12の取込み画像の光学倍率を変更できるレンズ
系が収納されている。そして、この光学倍率はドライバ
16を介して光学倍率切換部17にて「低倍モード」又
は「高倍モード」に切換制御される。なお、光学倍率切
換部17はCPU7から切換指令に従ってドライバ16
を制御する。
マーク12の取込み画像の光学倍率を変更できるレンズ
系が収納されている。そして、この光学倍率はドライバ
16を介して光学倍率切換部17にて「低倍モード」又
は「高倍モード」に切換制御される。なお、光学倍率切
換部17はCPU7から切換指令に従ってドライバ16
を制御する。
【0026】カメラコントローラ19は順次入力される
画像信号を各画素毎のデジタルの信号値に変換して、画
像入力部(画像メモリ)20に書込む。したがつて、画
像入力部(画像メモリ)20には前記マーク12を含む
所定領域の各画素の信号値が2次元データとして格納さ
れる。
画像信号を各画素毎のデジタルの信号値に変換して、画
像入力部(画像メモリ)20に書込む。したがつて、画
像入力部(画像メモリ)20には前記マーク12を含む
所定領域の各画素の信号値が2次元データとして格納さ
れる。
【0027】画像処理部21は画像入力部(画像メモ
リ)20に記憶された画像データを用いてマーク12位
置を算出する。次に、ウエハ3の位置合せ動作を説明す
る。
リ)20に記憶された画像データを用いてマーク12位
置を算出する。次に、ウエハ3の位置合せ動作を説明す
る。
【0028】まず、ウエハ3は図示しないオリフラ合せ
装置によりオリフラ(オリエーションフラット)合せさ
れ、真空チャンバ1内に図示しないロボットにより搬入
される。そして、CCDカメラ18a,18bにて自動
焦点操作の後に、このCCDカメラ18a,18bでウ
エハ3上に描かれた2か所のマーク12を撮影して、画
像処理部21で画像処理してマーク12位置を算出す
る。CPU7は画像処理部21で算出されたマーク12
位置が予められた基準位置に位置するように、ステージ
制御部6を介して各ステージ4,5を移動制御する。
装置によりオリフラ(オリエーションフラット)合せさ
れ、真空チャンバ1内に図示しないロボットにより搬入
される。そして、CCDカメラ18a,18bにて自動
焦点操作の後に、このCCDカメラ18a,18bでウ
エハ3上に描かれた2か所のマーク12を撮影して、画
像処理部21で画像処理してマーク12位置を算出す
る。CPU7は画像処理部21で算出されたマーク12
位置が予められた基準位置に位置するように、ステージ
制御部6を介して各ステージ4,5を移動制御する。
【0029】CCDカメラ18a,18bでマーク12
を撮影する場合に、このマーク12が背景(下地)に対
して最良のコントラストで撮影されるために、マーク1
2の照明光量Eを最適照明光量EP に調整する必要があ
る。
を撮影する場合に、このマーク12が背景(下地)に対
して最良のコントラストで撮影されるために、マーク1
2の照明光量Eを最適照明光量EP に調整する必要があ
る。
【0030】次に、この最適照明光量EP に自動調整す
る動作原理を図2〜図5を用いて説明する。光量調整部
15にてランプハウス14から光学部11a,11bへ
供給する照明光量Eを予め定められた基準光量E0 に設
定する。そして、CCDカメラ18a,18bを起動し
て図2(a)に示すマーク12を含む所定領域22の画
像を読取る。
る動作原理を図2〜図5を用いて説明する。光量調整部
15にてランプハウス14から光学部11a,11bへ
供給する照明光量Eを予め定められた基準光量E0 に設
定する。そして、CCDカメラ18a,18bを起動し
て図2(a)に示すマーク12を含む所定領域22の画
像を読取る。
【0031】CCDカメラ18a,18bから所定領域
22を構成する各ラインの画像信号が順次出力されて画
像入力部20へ格納される。各画像信号のうちマーク1
2を横切るラインの画像信号は図2(b)に示すよう
に、背景部分で輝度値(信号値)Pが低くて、マーク1
2位置で輝度値Pが高い、山形の信号波形となる。
22を構成する各ラインの画像信号が順次出力されて画
像入力部20へ格納される。各画像信号のうちマーク1
2を横切るラインの画像信号は図2(b)に示すよう
に、背景部分で輝度値(信号値)Pが低くて、マーク1
2位置で輝度値Pが高い、山形の信号波形となる。
【0032】この1ライン分の画像信号を時間(位置
d)微分すると、図2(c)に示すように、マーク12
のエッジ部12a,12bでそれぞれピークを示す2つ
の山形の信号波形となる。
d)微分すると、図2(c)に示すように、マーク12
のエッジ部12a,12bでそれぞれピークを示す2つ
の山形の信号波形となる。
【0033】なお、明視野照明方式を採用した場合は理
論的に図2(b)の信号波形が得られ、暗視野照明方式
を採用した場合は理論的に図2(c)の信号波形が得ら
れる。
論的に図2(b)の信号波形が得られ、暗視野照明方式
を採用した場合は理論的に図2(c)の信号波形が得ら
れる。
【0034】そして、図2(c)に示すマーク12のエ
ッジ部12a,12bでそれぞれピークを示す微分波形
において、所定領域22の開始位置d1 から終了位置d
N まての各位置d(各画素)の微分された各信号値(輝
度値)p1 〜pN を統計処理して分散値σ2 を算出す
る。
ッジ部12a,12bでそれぞれピークを示す微分波形
において、所定領域22の開始位置d1 から終了位置d
N まての各位置d(各画素)の微分された各信号値(輝
度値)p1 〜pN を統計処理して分散値σ2 を算出す
る。
【0035】
【数1】
【0036】図2(c)に示すように、所定領域22内
の背景(下地)部分及びマーク12の中央部分において
は信号値Pの変化は少ないので、微分された信号値pは
ほとんど0値である。よって、分散値σ2 はエッジ部1
2a,12b位置における微分された信号値pのピーク
値に対応する。この図2(c)に示すエッジ部12a,
12bにおけるピーク値は、マーク12と背景(下地)
とのコントラストに対応するので、算出された分散値σ
2 は正確にコントラストに対応する。よって、分散値σ
2 を高くすれば、コントラストも高くなる。
の背景(下地)部分及びマーク12の中央部分において
は信号値Pの変化は少ないので、微分された信号値pは
ほとんど0値である。よって、分散値σ2 はエッジ部1
2a,12b位置における微分された信号値pのピーク
値に対応する。この図2(c)に示すエッジ部12a,
12bにおけるピーク値は、マーク12と背景(下地)
とのコントラストに対応するので、算出された分散値σ
2 は正確にコントラストに対応する。よって、分散値σ
2 を高くすれば、コントラストも高くなる。
【0037】このようにして、マーク12に照射する光
の光量Eを基準照射光量E0 に設定した場合の分散値σ
2 0 が得られる。同様に、マーク12に照射する光の光
量Eを基準照射光量E0 から所定光量づづつ順次増加し
ていった場合における各試験照射光量E1 .E2 ,E
3 ,……における各分散値σ2 1 ,σ2 2 、σ2 3 ,…
…を算出する。
の光量Eを基準照射光量E0 に設定した場合の分散値σ
2 0 が得られる。同様に、マーク12に照射する光の光
量Eを基準照射光量E0 から所定光量づづつ順次増加し
ていった場合における各試験照射光量E1 .E2 ,E
3 ,……における各分散値σ2 1 ,σ2 2 、σ2 3 ,…
…を算出する。
【0038】図4は、照明光量Eを各試験照射光量E
1 .E2 ,E3 に設定した場合における前述した1ライ
ン分の各画像信号波形を示す。試験照射光量E1 .E
2 ,E3において、背景部とマーク12部との間の輝度
差ΔB1 ,ΔB2 ,ΔB3 が大きく変わることが理解で
きる。
1 .E2 ,E3 に設定した場合における前述した1ライ
ン分の各画像信号波形を示す。試験照射光量E1 .E
2 ,E3において、背景部とマーク12部との間の輝度
差ΔB1 ,ΔB2 ,ΔB3 が大きく変わることが理解で
きる。
【0039】そして、図3に示すように、基準照射光量
E0 を含む各試験照射光量E1 .E2 ,E3 ,……に対
する各分散値σ2 0 ,σ2 1 ,σ2 2 、σ2 3 ,……を
グラフ表示する。すると分散値σ2 は図示するようにほ
ぼ山形の波形Bを示す。よって、この各分散値σ2 のう
ちの最大値を示す分散値σ2 に対応する試験照射光量E
P を最良コントラストが得られる照明光量Eとする。
E0 を含む各試験照射光量E1 .E2 ,E3 ,……に対
する各分散値σ2 0 ,σ2 1 ,σ2 2 、σ2 3 ,……を
グラフ表示する。すると分散値σ2 は図示するようにほ
ぼ山形の波形Bを示す。よって、この各分散値σ2 のう
ちの最大値を示す分散値σ2 に対応する試験照射光量E
P を最良コントラストが得られる照明光量Eとする。
【0040】また、分散値σ2 は、前述したように、照
明光量Eに対してほぼ2次関数で代表される山形の特性
波形を示す。したがって、分散値σ2 を下式で示す2次
の曲線関数とみなして、 σ2 =aE2 +bE+c この曲線関数の各定数a.b.cを実測値σ2 0 ,σ2
1 ,σ2 2 、σ2 3 ,……を用いて近似計算する。
明光量Eに対してほぼ2次関数で代表される山形の特性
波形を示す。したがって、分散値σ2 を下式で示す2次
の曲線関数とみなして、 σ2 =aE2 +bE+c この曲線関数の各定数a.b.cを実測値σ2 0 ,σ2
1 ,σ2 2 、σ2 3 ,……を用いて近似計算する。
【0041】図3に示す一点鎖線で示す曲線関数Aが得
られると、この曲線関数Aを微分して理論的な最大分散
値σ2 max を算出する。そして、この最大分散値σ2 ma
x に対応する照明光量EPMを最良コントラストが得られ
る照明光量Eとする。
られると、この曲線関数Aを微分して理論的な最大分散
値σ2 max を算出する。そして、この最大分散値σ2 ma
x に対応する照明光量EPMを最良コントラストが得られ
る照明光量Eとする。
【0042】このように、2次の曲線関数を近似計算に
て求めて、その最大分散値σ2 maxを採用することによ
って、より高い精度で最良コントラストを得ることがで
きる。
て求めて、その最大分散値σ2 maxを採用することによ
って、より高い精度で最良コントラストを得ることがで
きる。
【0043】さらに、より少ない実測値σ2 0 ,σ2
1 ,σ2 2 で最良コントラストが得られる。例えば曲線
関数を上式で示す2次関数の場合は、基準照射光量E0
を含んで最低3つ試験照明光量で実測すればよい。
1 ,σ2 2 で最良コントラストが得られる。例えば曲線
関数を上式で示す2次関数の場合は、基準照射光量E0
を含んで最低3つ試験照明光量で実測すればよい。
【0044】なお、曲線関数を2次関数以外の3次以上
の関数とすることも可能である。この場合、必要な試験
照明光量数が増加する。このような動作原理に基づいて
CPU7は図5に示す流れ図に従って最適照明光量の設
定処理を実行する。
の関数とすることも可能である。この場合、必要な試験
照明光量数が増加する。このような動作原理に基づいて
CPU7は図5に示す流れ図に従って最適照明光量の設
定処理を実行する。
【0045】流れ図が開始されると、P(プログラム・
ステップ)1において、外部から指定されたウエハ3等
の下地情報に基づいて明視野照明方式と暗視野照明方式
とのいずれの照明方式を採用するかを設定する。
ステップ)1において、外部から指定されたウエハ3等
の下地情報に基づいて明視野照明方式と暗視野照明方式
とのいずれの照明方式を採用するかを設定する。
【0046】P2にて照明光量Eを基準光量E0 に設定
し、CCDカメラ18a,18bからの画像信号を画像
入力部20へ取込む。そして、先に明視野照明方式に設
定した場合は(P4)、画像信号を1次微分して(P
5)、該当試験照明光量における分散値σ2 を算出する
(P6)。
し、CCDカメラ18a,18bからの画像信号を画像
入力部20へ取込む。そして、先に明視野照明方式に設
定した場合は(P4)、画像信号を1次微分して(P
5)、該当試験照明光量における分散値σ2 を算出する
(P6)。
【0047】なお、先に暗視野照明方式に設定した場
合、1次微分する必要がないので、P6にて直ちに分散
値σ2 を算出する。P8にて、設定すべき他の試験照明
光量E1 ,…が存在した場合は、その試験照明光量E
1 ,…に設定して、P3へ戻る。
合、1次微分する必要がないので、P6にて直ちに分散
値σ2 を算出する。P8にて、設定すべき他の試験照明
光量E1 ,…が存在した場合は、その試験照明光量E
1 ,…に設定して、P3へ戻る。
【0048】P8にて基準照明光量E0 を含む必要な試
験照明光量E1 ,…に対応する各分散値σ2 0 ,σ2
1 ,σ2 2 、σ2 3 ,σ2 が得られると、P9にて、こ
れらから2次の曲線関数を近似して、最大分散値σ2 ma
x を算出して、この最大分散値σ2 max に対応する照明
光量EPMを求める。そして。この照明光量EPMを光量調
整部15に最適照明光量Eとして設定する。
験照明光量E1 ,…に対応する各分散値σ2 0 ,σ2
1 ,σ2 2 、σ2 3 ,σ2 が得られると、P9にて、こ
れらから2次の曲線関数を近似して、最大分散値σ2 ma
x を算出して、この最大分散値σ2 max に対応する照明
光量EPMを求める。そして。この照明光量EPMを光量調
整部15に最適照明光量Eとして設定する。
【0049】その結果、ホルダ2に支持されたウエハ3
に描かれたマーク12は、このマーク12と背景(下
地)との間のコントラストが最大になるような光量Eで
照明される。
に描かれたマーク12は、このマーク12と背景(下
地)との間のコントラストが最大になるような光量Eで
照明される。
【0050】このように構成された位置合せ装置によれ
ば、ホルダ2に新たな種類のウエハ3を搬入した場合
に、図5の流れ図に示す照明光量設定処理を実行して、
この新たな種類のウエハ3に対する最適照明光量が自動
的に設定される。
ば、ホルダ2に新たな種類のウエハ3を搬入した場合
に、図5の流れ図に示す照明光量設定処理を実行して、
この新たな種類のウエハ3に対する最適照明光量が自動
的に設定される。
【0051】この場合、各画像信号におけるマーク12
を含む所定領域22の全画素(位置)の信号値の統計的
な分散値σ2 が最大となる照明光量EP (EPM)を最適
照明光量と設定している。
を含む所定領域22の全画素(位置)の信号値の統計的
な分散値σ2 が最大となる照明光量EP (EPM)を最適
照明光量と設定している。
【0052】また、画像処理方式を採用しているので、
装置のハード構成が簡素化され、ウエハ3表面の凹凸や
パータン精度,下地種類による影響を受けにくい。さら
に、曲線関数を近似計算手法で求めて、最適照明光量を
算出しているので、最低3つの試験照明光量について実
測すればよいので、処理能率を向上できる。
装置のハード構成が簡素化され、ウエハ3表面の凹凸や
パータン精度,下地種類による影響を受けにくい。さら
に、曲線関数を近似計算手法で求めて、最適照明光量を
算出しているので、最低3つの試験照明光量について実
測すればよいので、処理能率を向上できる。
【0053】このように、たとえ所定領域22内におけ
るマーク12の占有面積が変化したとしても、常に最良
のコントラストが得られる。その結果、画像処理部21
で実行するマーク12の位置決定精度が大幅に向上し、
位置合せ装置としてのウエハ3の位置決め精度が大幅に
向上する。
るマーク12の占有面積が変化したとしても、常に最良
のコントラストが得られる。その結果、画像処理部21
で実行するマーク12の位置決定精度が大幅に向上し、
位置合せ装置としてのウエハ3の位置決め精度が大幅に
向上する。
【0054】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。実施例方法においては、位置合せ装置
をウエハの位置合せ装置とし、位置合せ対象体をウエハ
としたが、ウエハ以外の各種の対象物体に適用できるこ
とは言うまでもない。
るものではない。実施例方法においては、位置合せ装置
をウエハの位置合せ装置とし、位置合せ対象体をウエハ
としたが、ウエハ以外の各種の対象物体に適用できるこ
とは言うまでもない。
【0055】また、曲線関数を2次関数以外の3次以上
の関数とすることも可能である。この場合、必要な試験
照明光量数が増加する。さらに、試験照明光量Eの設定
間隔を狭くして、多数の試験照明光量Eに対して分散値
σ2 を算出して、そのなかの最大の分散値σ2 を用いれ
ば、必ずしも曲線関数に対する近似計算を行う必要がな
い。
の関数とすることも可能である。この場合、必要な試験
照明光量数が増加する。さらに、試験照明光量Eの設定
間隔を狭くして、多数の試験照明光量Eに対して分散値
σ2 を算出して、そのなかの最大の分散値σ2 を用いれ
ば、必ずしも曲線関数に対する近似計算を行う必要がな
い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明の位置合せ装
置によれば、マークを含む所定領域の画像信号における
全画素の信号値の分散値を用いて、最大分散値に対応す
る試験照明光量を最適照明光量と設定している。したが
って、マークを含む所定領域を照射する光の照明光量
を、たとえマークの形状や面積が変化したり、背景条件
が変化したとしても利明視野照明方式及び暗視野照明方
式において、常に最良のコントラストが得られる最適照
明光量に自動的に調整できる。
置によれば、マークを含む所定領域の画像信号における
全画素の信号値の分散値を用いて、最大分散値に対応す
る試験照明光量を最適照明光量と設定している。したが
って、マークを含む所定領域を照射する光の照明光量
を、たとえマークの形状や面積が変化したり、背景条件
が変化したとしても利明視野照明方式及び暗視野照明方
式において、常に最良のコントラストが得られる最適照
明光量に自動的に調整できる。
【図1】 本発明の一実施例に係わる位置合せ装置の概
略構成図
略構成図
【図2】 同実施例装置におけるマークと画像信号波形
及び微分信号波形を示す図
及び微分信号波形を示す図
【図3】 同実施例装置における最適照明光量の決定方
法を示す図
法を示す図
【図4】 同実施例装置における各試験照明光量におけ
る画像信号波形を示す図
る画像信号波形を示す図
【図5】 同実施例装置における処理手順を示す流れ図
【図6】 同実施例装置における明視野照明方式に対応
する絞り形状の一例を示す図
する絞り形状の一例を示す図
【図7】 同実施例装置における暗視野照明方式に対応
する絞り形状の一例を示す図
する絞り形状の一例を示す図
1…真空チャンバ、2…ホルダ、3…ウエハ、4…XY
Zステージ、5…回転ステージ、6…ステージ制御部、
7…CPU、11a,11b…光学部、12…マーク、
14…ランプハウス、15…光量調整部、18a,18
b…CCDカメラ、21…画像処理部、22…所定領域
Zステージ、5…回転ステージ、6…ステージ制御部、
7…CPU、11a,11b…光学部、12…マーク、
14…ランプハウス、15…光量調整部、18a,18
b…CCDカメラ、21…画像処理部、22…所定領域
Claims (2)
- 【請求項1】 移動ステージ上に載置された位置合せ対
象体に描かれたマークに対して光を照射する照明手段
と、前記マークを含む所定領域の画像信号を得る画像取
込手段と、得られた画像信号から前記マークの位置を算
出し算出されたマーク位置が所定の基準位置に位置する
ように前記移動ステージを移動させる移動制御手段とを
具備する位置合せ装置において、 前記マークに対する照射光量を複数の段階に亘って変化
させる光量変化手段と、 この各段階の光量における前記画像信号に基づく前記所
定領域の全画素の信号値の統計的な分散値を算出し、こ
の分散値のうちの最高値に対応する前記照射光量を最適
照射光量と決定する照射光量決定手段とを具備すること
を特徴とする位置合せ装置。 - 【請求項2】 前記照射光量決定手段は、分散値の照明
光量を変数とした場合の関数を近似計算し、この関数の
値が最大値を示す前記照射光量を最適照射光量と決定す
ることを特徴とする請求項1記載の位置合せ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7137945A JPH08327324A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 位置合せ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7137945A JPH08327324A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 位置合せ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08327324A true JPH08327324A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15210383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7137945A Pending JPH08327324A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 位置合せ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08327324A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999059104A1 (fr) * | 1998-05-12 | 1999-11-18 | Omron Corporation | Procede d'aide a l'enregistrement de modeles, dispositif d'aide a l'enregistrement de modeles utilisant ledit procede, et processeur d'images |
JP2004070036A (ja) * | 2002-08-07 | 2004-03-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 顕微鏡画像撮像装置 |
JP2011103105A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-05-26 | Ihi Corp | 照明制御方法及び装置 |
WO2012035804A1 (ja) * | 2010-09-14 | 2012-03-22 | オムロン株式会社 | 観察光学系およびレーザ加工装置 |
JP2012088530A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | Nikon Corp | 顕微鏡システム |
JP2015011364A (ja) * | 2013-06-26 | 2015-01-19 | 富士通株式会社 | 照明調整装置、照明調整方法、及び、照明調整プログラム |
US9563048B2 (en) | 2011-04-12 | 2017-02-07 | Nikon Corporation | Microscope system, server, and program providing intensity distribution of illumination light suitable for observation |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP7137945A patent/JPH08327324A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999059104A1 (fr) * | 1998-05-12 | 1999-11-18 | Omron Corporation | Procede d'aide a l'enregistrement de modeles, dispositif d'aide a l'enregistrement de modeles utilisant ledit procede, et processeur d'images |
US6763131B1 (en) | 1998-05-12 | 2004-07-13 | Omron Corporation | Model registration method and image processing apparatus |
JP2004070036A (ja) * | 2002-08-07 | 2004-03-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 顕微鏡画像撮像装置 |
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JP2012063382A (ja) * | 2010-09-14 | 2012-03-29 | Omron Corp | 観察光学系およびレーザ加工装置 |
KR101385013B1 (ko) * | 2010-09-14 | 2014-04-15 | 오므론 가부시키가이샤 | 관찰 광학계 및 레이저 가공 장치 |
JP2012088530A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | Nikon Corp | 顕微鏡システム |
US9507138B2 (en) | 2010-10-20 | 2016-11-29 | Nikon Corporation | Microscope system |
US10451860B2 (en) | 2010-10-20 | 2019-10-22 | Nikon Corporation | Microscope system |
US9563048B2 (en) | 2011-04-12 | 2017-02-07 | Nikon Corporation | Microscope system, server, and program providing intensity distribution of illumination light suitable for observation |
JP2015011364A (ja) * | 2013-06-26 | 2015-01-19 | 富士通株式会社 | 照明調整装置、照明調整方法、及び、照明調整プログラム |
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