JPH09189373A - ボールタップ - Google Patents

ボールタップ

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Publication number
JPH09189373A
JPH09189373A JP8028392A JP2839296A JPH09189373A JP H09189373 A JPH09189373 A JP H09189373A JP 8028392 A JP8028392 A JP 8028392A JP 2839296 A JP2839296 A JP 2839296A JP H09189373 A JPH09189373 A JP H09189373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting member
ball tap
main body
peripheral surface
insertion hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP8028392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Sato
始 佐藤
Mikiya Asai
幹也 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂製のボールタップ本体に金属製の取
付部材を接続するにあたり、接続作業が簡単で、取付部
材の製作が簡単な構造を提供する。 【解決手段】ボールタップ本体10の接続部11を取付
部材20の挿入孔21に挿入し、接続部11の環状溝1
2と取付部材20内周面の環状突起23とを嵌合させ、
取付部材20の貫通孔25に挿通したタッピングビス3
1を接続部11の側面へ螺合せしめる。また取付部材2
0の外周面には、固定ナット34を螺合させるためのボ
ルト部22と、ワッシャー32を装着するための段部2
4を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器に設置される
ロータンクに洗浄水を供給するボールタップに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、水洗便器Uに備えつけられる従
来の洗浄水用タンクTを示すものである。タンクTに
は、洗浄水を供給するためのボールタップ1が設けら
れ、タンクTの蓋部Sへ起立状態に取り付けられた手洗
吐水管3の下端部にボールタップ1から分岐させた配管
2が接続され、タンクT内への洗浄水供給と同時に手洗
吐水管3へも洗浄水を送給するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ボールタップ1のコス
トダウンを図るため、従来金属製であったのを合成樹脂
製に変更することが提案されている。この場合におい
て、ボールタップ全体を合成樹脂製とすることもできる
が、タンク壁へ固定される取付部分については剛性に優
れた金属製とすることが考えられる。
【0004】しかるに、合成樹脂製のボールタップ本体
と金属製の取付部材とを接続するにあたっては、当該取
付部材の形状及び本体と取付部材との接続構造を適切な
ものとしなくては、生産能率や歩留りを却って損なうお
それがあり、コストダウンを実現することができない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成樹脂製の
本体とタンクの壁を貫通させる金属製の取付部材とから
成るボールタップに関し、金属製取付部材の製造が容易
であって且つ歩留りもよく、しかも本体と取付部材との
接続作業が簡単であるボールタップの構造を提供するも
のである。本発明に係るボールタップの特徴とするとこ
ろは、取付部材は外周面にワッシャー等の壁面当接具の
装着部位を有すると共に前記本体の挿入孔を備え、本体
に設けた接続部が取付部材の挿入孔内へ挿入され、外周
面から取付部材を貫通させた抜止め具が本体の接続部に
係合されていることである。
【0006】また上記に加え、本体における接続部の先
端外周面に形成した環状溝と、取付部材における挿入孔
内周面に形成した環状突起とを嵌合させる構造を付加す
ることができる。
【0007】さらに、本体における接続部の外周面と、
取付部材における挿入孔の内周面との間に、廻り止め構
造を設けてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係るボールタップにおけ
る合成樹脂で製作される本体の構造については特に制限
はない。接続部には、先端付近に抜止め用の環状溝を形
成すると共に途中にOリングを嵌着する。
【0009】取付部材は、ステンレス鋼,真鍮など不銹
性金属から成る丸棒状あるいは角棒状の部材を切削加工
して製作することができる。中央部に本体接続部を挿入
させる挿入孔を有し、その内表面の適所に本体接続部の
環状溝と嵌合する環状突起が形成される。外表面の一方
側にはタンク壁を貫通させたのちナットが螺合されるボ
ルト部が形成され、また外表面の途中に壁面の内表面に
当接させるワッシャーなどの当接具を装着するための段
部,突起等が形成されている。さらに取付部材の適所に
は、挿入孔に挿入した本体接続部にタッピングビス等の
抜止め具を係合させるための貫通孔が穿設されいてる。
【0010】ボールタップ本体と取付部材とを接続する
には、本体における接続部を取付部材の挿入孔へ挿入し
て押し込む。すると本体接続部の先端付近に形成した環
状溝に取付部材の挿入孔に形成した環状突起が嵌合す
る。次いで、取付部材の貫通孔へタッピングビスを挿入
して本体接続部へ螺合させる。本体は合成樹脂製である
から、ビスの螺合は容易である。このようにして、合成
樹脂製の本体と金属製の取付部材とは一体的に接続され
る。
【0011】しかるのち、この取付部材をタンク壁の内
面側から取付孔を挿通させ、外側に突出した部分にナッ
トを螺合して締めつけることにより、ボールタップがタ
ンクに固定される。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係るものであっ
て、合成樹脂で製作されるボールタップ本体10の接続
部11と金属製の取付部材20との接続構造を示すもの
である。
【0013】ボールタップ本体10の接続部11は、先
端付近に環状溝12が形成され、途中にOリング30の
装着部を有し、基端部にフランジ13が設けられてい
る。なお14は、ボールタップ本体10から手洗吐水管
へ洗浄水を供給するための分岐管である(図2参照)。
【0014】一方、取付部材20は、中央に前記接続部
11を挿入させるための挿入孔21を有し、その内周面
の適所に環状突起23が形成されている。また取付部材
20におけるタンク壁tの取付孔40を挿通させる一端
側の外表面は雄螺子を刻設して成るボルト部22となさ
れ、また外表面の途中にワッシャー32を装着するため
の段部24が形成されている。さらに取付部材20の適
所に、タッピングビス31を挿通させるための貫通孔2
5が設けられている。
【0015】ボールタップ本体10と取付部材20とを
接続するには、まずボールタップ本体10の接続部11
を取付部材20の挿入孔21内へ挿入する。ボールタッ
プ本体10は合成樹脂製であるため若干の変形が可能で
あり、それ故、ボールタップ本体10を押し込むことに
より、接続部11の先端部分が僅かに縮径して環状溝1
2内に取付部材20の環状突起23が嵌まり込む。環状
溝12と嵌合突起23との嵌合により、抜け防止が図ら
れる。このとき接続部11のフランジ13が、取付部材
20の挿入孔21の開口端面に当接するように設定して
おく。
【0016】次いで取付部材20の貫通孔25にタッピ
ングビス31を挿入し、ボールタップ本体10の接続部
11の側面へ螺合させる。ボールタップ本体10は合成
樹脂製であるから、この螺合作業は特に困難性を伴わな
い。タッピングビス31を取付部材20の側面を貫通さ
せて接続部11へ係合せしめたことにより、取付部材2
0と接続部11との間での回転が阻止されると同時に脱
落も防止される。
【0017】このようにしてボールタップ本体10に取
付部材20を接続したならば、取付部材20にワッシャ
ー32及びパッキン33を外嵌したのち、ボルト部22
をタンク壁tの内面側から取付孔40を挿通させ、外側
へ突出した部分に固定ナット34を螺合して締めつけ
る。これにより取付部材20が、タンク壁tに固定され
る。続いて、取付部材20の先端に袋ナット35を用い
て給水管(図示せず)を接続する。なお図示の実施例で
は、取付部材20にストレーナ37が一体に設けられた
パッキン36を配設している。
【0018】〔その他の実施例〕前記実施例において、
ポールタップ本体10における接続部11の外周面と、
取付部材20における挿入孔21の内周面との間に、適
宜の廻り止め構造を設けてもよい。例えば、両者の断面
形状を四角形や六角形などの多角形状としたり、部分的
にキー構造を設けたり、さらにはスプライン構造やセレ
ーション構造等を設けることが考えられる。
【0019】取付部材20を貫通させてボールタップ本
体10の接続部11に係合させるタッピングビス31等
の抜止め具は、上下に2個配設したり、さらには3個以
上とすることも可能である。
【0020】その他、本発明は、実施の状況に応じて適
宜変更することを妨げない。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、合成樹脂製のボールタ
ップ本体と金属製の取付部材とを簡単な作業で接続する
ことができ、しかも取付部材は製作が容易な形状である
から、製作コストの低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るものであって、ボール
タップ本体の接続部と取付部材との接続構造を示す半断
面図である。
【図2】従来のロータンクを示す部分切欠正面図であ
る。
【符号の説明】
10 ボールタップ本体 11 接続部
12 環状溝 20 取付部材 21 挿入孔
22 ボルト部 23 環状突起 24 段部
25 貫通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の本体とタンクの壁を貫通さ
    せる金属製の取付部材とから成るボールタップであっ
    て、前記取付部材は外周面にワッシャー等の壁面当接具
    の装着部位を有すると共に前記本体の挿入孔を備え、本
    体に設けた接続部が取付部材の挿入孔内へ挿入され、外
    周面から取付部材を貫通させた抜止め具が本体の接続部
    に係合されていることを特徴とするボールタップ。
  2. 【請求項2】 本体における接続部の先端外周面に形成
    した環状溝と、取付部材における挿入孔内周面に形成し
    た環状突起とを嵌合させた請求項1に記載のボールタッ
    プ。
  3. 【請求項3】 本体における接続部の外周面と、取付部
    材における挿入孔の内周面との間に、廻り止め構造が設
    けられている請求項1又は2に記載のボールタップ。
JP8028392A 1996-01-08 1996-01-08 ボールタップ Pending JPH09189373A (ja)

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JP8028392A JPH09189373A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 ボールタップ

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JPH09189373A true JPH09189373A (ja) 1997-07-22

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JP8028392A Pending JPH09189373A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 ボールタップ

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