JP2004156232A - 接続構造 - Google Patents

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留美 榊
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Abstract

【課題】水密性を保ちつつ、雄部材と環状パッキンを取り付け易くし、総じて施工性を向上させる。
【解決手段】雄部材と、雌部材と、可撓性及び弾性を有する素材から成り、前記雄部材の外周面に挿入されるとともに、前記雌部材に当接する第1傾斜面を備えて成る環状パッキンと、環状パッキンの第1傾斜面と雌部材とを押圧して互いを固定することで、押圧の力の一部が第1傾斜面により環状パッキンの内径を弾性圧縮により縮径させて締め付け固定する接続部材と、から構成される接続構造において、前記環状パッキンの無加重時の内径を、前記雄部材の外周面よりも大径に構成し、環状パッキンと接続部材の間に、断面視環状パッキンの雌部材側端部が雄部材に当接するまで、環状パッキンが可撓性により内側に倒れるように環状パッキンが変形するための変形空間を設けた。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、雌部材と雄部材、例えば管体同士の接続や、排水栓と槽体、フランジ部を有した管体と管体の、接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下に、従来よく知られた、図1に示した雄部材としての排水栓と、雌部材として、槽体である洗面ボウルとの接続構造を、図面を参照しつつ説明する。
図12乃至図13に示した、排水栓と洗面ボウルとの接続構造は、洗面ボウル、排水栓、環状パッキン、接続部材であるナット部材、及びその他の部材より構成されて成る。
洗面ボウルは、上部に開口を備えた箱状体であって、内側底面に開口部を備えている。
排水栓は、上下に開口した円筒状の部材であって、外側面に雄ねじを設け、洗面ボウルの開口部から挿通不可になるように、上端側面の外方向に、洗面ボウルの開口部よりも大径なフランジ部を突出させて設けて成る。
環状パッキンは、断面視上面部分から外周方向に向けて径が拡径するようにして設けた傾斜面を備え、かつ底面は水平面であって、内径部分は底面に対して略水平面を備えた、略三角形形状をした部材であって、ゴム等の弾性体から成る。また、内径部分は前記排水栓より小径乃至同径となるように構成されて成る。
ナット部材は、排水栓を洗面ボウルに取り付けるために用いられる部材で、略円筒状にして内周面に排水栓の雄ねじと螺合する雌ねじを設け、且つ上端に、中心から外周方向に突出した、上記環状パッキンの底面と当接する鍔部を設けて成る。
その他の部材として、環状パッキンとナット部材との間に、表面の摩擦係数が低い高分子材料から成る、薄膜のリング状とした滑り部材を用いて成る。
【0003】
上記した各部材は、以下のように取り付けされる。
まず、洗面ボウルの底面に設けた開口部に、上方から排水栓を挿通させ、該排水栓のフランジ部下面を開口部周縁に当接させる。次に、環状パッキンと滑り部材を、排水栓に下端から上方に向けて挿入させ、上方から排水栓のフランジ部、洗面ボウルの開口部周縁、傾斜面を開口部周縁側に配置した環状パッキン、滑り部材の順に配置させる。
更に、ナット部材の雌ねじを排水栓の雄ねじと螺合させ、該ナット部材の鍔部によって環状パッキンの底面を、滑り部材を介し、力が均一に分散するようにして持ち上げつつ締め込みを行い、環状パッキンを洗面ボウルの開口部の下面とナット部材の間で強く押圧するようにすると、ねじの螺合による押圧の力の一部が、洗面ボウルの開口部の周縁と当接する環状パッキンの傾斜面の傾斜によって、環状パッキンの内周面の方向に向かう力に変換されて弾性圧縮により縮径し、排水栓を強く当接することとなる。結果として、開口部の下面とナット部材、更に排水栓の外周面がそれぞれ強く押圧されて水密的に固定され、雄部材である排水栓と、雌部材としての槽体との接続が完了する。
【0004】
【特許文献1】
実公昭55−20865号公報(本文第1頁、考案の詳細な説明、第1図乃至第6図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような接続構造においては、以下のような問題があった。
雄部材の外周面に取り付ける環状パッキンは、水密性を確保するために雄部材の外径よりも若干小さく成形されており、雄部材に環状パッキンを取り付ける際には弾性によって拡径させて雄部材に挿入している。そのため、環状パッキンを雄部材に挿入する際は、環状パッキンが雄部材の外周面を締めつけながら移動することとなり、環状パッキンを所定の位置まで動かすことが非常に困難であった。また、特に前記段落0002及び0003に記載した洗面ボウルなどに取り付けられる排水栓においては、排水栓に雄ねじが設けられている。このため、環状パッキンを排水栓に挿入して所定の位置に移動させる際に、雄ねじの凹凸に環状パッキンが食い込んでしまい、雄ねじが設けられていない雄部材よりも環状パッキンを移動させることが困難であった。
また、特に前記段落0002及び0003に記載した洗面ボウルなどに取り付けられる排水栓においては、排水栓に環状パッキンを挿入する際、洗面ボウルの下側から排水栓に環状パッキンを挿入させなければ成らない。この環状パッキンを所定位置まで挿入するためには、排水栓が上方へ抜けてしまわないように、洗面ボウルの上方から排水栓を固定しつつ、洗面ボウルの下側から排水栓に環状パッキンを挿入させる方法をとっていた。しかしながら、この方法では洗面ボウルなどの下側などの、取付空間が狭い場所での取付となり、取付作業が大変難しかった。
また更に作業者1人では、狭い洗面ボウルの下側空間から洗面ボウルの底面のフランジ部分を押さえつけることは大変難しく、洗面ボウルの下側から排水栓に環状パッキンを挿入する作業者と、洗面ボウルの上側から排水栓のフランジ部を固定する作業者と、実質二人で取付作業をする必要があり、大変手間であった。
また、この洗面ボウルと排水栓を、工場などで取り付ける場合、自動機械による接続部材の締め込みで、内径の狭い環状パッキンを強引に押し込むようにして排水栓の所定位置まで締め込む方法が多い。この場合、環状パッキンの内径は排水栓と同径乃至小径であるので、環状パッキンは排水栓のねじに食い込みながら無理矢理押し込まれることとなり、環状パッキンの内径が摩擦により削れてしまい、水漏れが発生する場合があった。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑み発明されたもので、水密性を保ちつつ、雄部材と環状パッキンを取り付け易くし、総じて施工性が向上した、接続構造を提供するものである。
【0007】
【問題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、円筒形状の雄部材(1)と、該雄部材(1)が挿通する開口部(2a)を設けた雌部材(2)と、可撓性及び弾性を有する素材から成り、前記雄部材(1)の外周面に挿入されるとともに、前記雌部材(2)に当接し、且つ雌部材(2)に当接する側から反対方向に向けて径が拡径するようにして設けた第1傾斜面(3a)を備えて成る環状パッキン(3)と、環状パッキン(3)の第1傾斜面(3a)と雌部材(2)とを雄部材(1)の軸方向に押圧して互いを固定することで、押圧の力の一部が第1傾斜面(3a)によりその方向を変じて、環状パッキン(3)の内径を弾性圧縮により縮径させ、雄部材(1)を環状パッキン(3)に締め付け固定する接続部材(4)と、から構成される接続構造において、前記環状パッキン(3)の無加重時の内径を、前記雄部材(1)の外周面よりも大径に構成すると共に、環状パッキン(3)と接続部材(4)の間に、断面視環状パッキン(3)の雌部材(2)側端部が雄部材(1)に当接するまで、環状パッキン(3)が可撓性により内側に倒れるように環状パッキン(3)が変形するための変形空間(5)を設けたことを特徴とする接続構造である。
【0008】
請求項2に記載の発明は、円筒形状の雄部材(1)と、該雄部材(1)が挿通する開口部(2a)を設けた雌部材(2)と、前記雄部材(1)が挿通するアダプター開口部(8)を備えるとともに、アダプター開口部(8)の上方周縁は雌部材(2)と当接され、アダプター開口部(8)下方周縁は外周から内径方向にかけて、上方に向かうほど縮径する傾斜から成る当接面(9)を設けたアダプター部材(7)と、可撓性及び弾性を有する素材から成り、前記雄部材(1)の外周面に挿入されるとともに、前記アダプター部材(7)の当接面(9)に当接し、且つ断面視雌部材(2)に当接する側から反対方向に向けて径が拡径するようにして設けた第1傾斜面(3a)を備えて成る環状パッキン(3)と、環状パッキン(3)の第1傾斜面(3a)と雌部材(2)とを雄部材(1)の軸方向に押圧して互いを固定することで、押圧の力の一部が第1傾斜面(3a)によりその方向を変じて、環状パッキン(3)の内径を弾性圧縮により縮径させ、雄部材(1)を環状パッキン(3)に締め付け固定する接続部材(4)と、から構成される接続構造において、前記環状パッキン(3)の無加重時の内径を、前記雄部材(1)の外周面よりも大径に構成すると共に、環状パッキン(3)と接続部材(4)の間に環状パッキン(3)のアダプター部材(7)側端部が雄部材(1)に当接するまで、環状パッキン(3)が可撓性により内側に倒れるように環状パッキン(3)が変形するための変形空間(5)を設けたことを特徴とする接続構造である。
【0009】
請求項3に記載の発明は、前記環状パッキン(3)に、内径から底面にかけて拡径して傾斜する第2傾斜面(3b)を構成するとともに、該第2傾斜面(3b)から下方にかけての空間を前記変形空間(5)としたことを特徴とする前記段落0007または0008に記載の接続構造である。
【0010】
請求項4に記載の発明は、前記接続部材(4)は円筒形状であって、端部に中心から外側方向に向けて鍔部(4a)を設け、鍔部(4a)の外周方向から中心方向にかけて縮径する第3傾斜面(4b)を設けて構成するとともに、該第3傾斜面(4b)から上方にかけての空間を前記変形空間(5)としたことを特徴とする前記段落0007または0008に記載の接続構造である。
【0011】
請求項5に記載の発明は、円筒形状の雄部材(1)と、該雄部材(1)が挿通する開口部(2a)を設けた雌部材(2)と、可撓性及び弾性を有する素材から成り、前記雄部材(1)の外周面に挿通されるとともに、前記雌部材(2)に当接して成る環状パッキン(3)と、環状パッキン(3)と雌部材(2)とを雄部材(1)の軸方向に押圧して互いを固定することで、押圧の力の一部がその方向を変じて、環状パッキン(3)の内径を弾性圧縮により縮径させ、雄部材(1)を環状パッキン(3)に締め付け固定する接続部材(4)と、から成る接続構造において、前記環状パッキン(3)を、内径を雄部材(1)の外周面より大径に構成すると共に、上面外周部分から内周方向に向けて径が縮径する第4傾斜面(3c)を備え、且つ上面から内径にかけて縮径して傾斜した第5傾斜面(3d)を備え、前記環状パッキン(3)の無加重時の内径を、前記雄部材(1)の外周面よりも大径に構成すると共に、接続部材(4)を締め付けると接続部材(4)が環状パッキン(3)の第4傾斜面(3c)に当接すると共に、環状パッキン(3)と接続部材(4)の間に、環状パッキン(3)の雌部材(2)側端部が雄部材(1)に当接するまで、環状パッキン(3)が可撓性により内側に倒れるように環状パッキン(3)が変形するための変形空間(5)を設けたことを特徴とする接続構造である。
【0012】
請求項6に記載の発明は、前記雄部材(1)及び雌部材(2)を、内部に流体を通す管体から成る通水管としたことを特徴とする前記段落0007乃至0011のいずれか1つに記載の接続構造である。
【0013】
請求項7に記載の発明は、前記雄部材(1)に、雌部材(2)と接続される方の端部に中心から外側方向に向かうフランジ部(1a)を設け、
雄部材(1)が雌部材(2)に対して挿通不可な径となるように、フランジ部(1a)が雌部材(2)の開口部(2a)周辺に係止することを特徴とする前記段落0007乃至0011のいずれか1つに記載の接続構造である。
【0014】
請求項8に記載の発明は、前記雄部材(1)を、槽体などに取り付ける排水口を有した排水栓とし、且つ雌部材(2)を雄部材(1)が取り付けられる槽体としたことを特徴とする前記段落0013に記載の接続構造である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の第一実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図1(a)に示した洗面ボウル(2)に用いられる本発明の第一実施例は、図2に示したように、以下に記載した雌部材としての洗面ボウル(2)、雄部材としての排水栓(1)、環状パッキン(3)、接続部材としてのナット部材(4)、その他の部材より構成されて成る。
洗面ボウル(2)は、上部に開口を備えた箱状体であって、内側底面に開口部(2a)を備えている。
排水栓(1)は、上下に開口した円筒状の部材であって、上端側面の外方向に、洗面ボウル(2)の開口部(2a)よりも大径なフランジ部(1a)を突出させて設けると共に、外側面に雄ねじ(1b)を設け、上記洗面ボウル(2)の開口部(2a)に取り付けられる。
環状パッキン(3)は、ゴム等の可撓性及び弾性を有する素材から成り、リング状にして内径が前記排水栓(1)よりも大径に構成されているとともに、内周内に排水栓(1)が挿入される。また、断面視上面部分から外周方向に向けて径が拡径するようにして設けた第1傾斜面(3a)を備え、更に断面視内径から底面にかけて拡径する傾斜の第2傾斜面(3b)を構成するとともに、該第2傾斜面(3b)から下方にかけて、変形空間(5)を備えて成る。
ナット部材(4)は、排水栓(1)を洗面ボウル(2)に取り付けるために用いられる部材であって、略円筒状にして内周面に排水栓(1)の雄ねじ(1b)と螺合する雌ねじを設け、且つ上端に、中心から外側方向に向かって断面視略水平に突出した鍔部(4a)を設けて成る。
その他の部材として、環状パッキン(3)とナット部材(4)との間に、表面の摩擦係数が低い高分子材料から成る、薄膜のリング状とした滑り部材(6)を用いて成る。
【0016】
上記した排水栓(1)は、以下のようにして、洗面ボウル(2)に設けた開口部(2a)に取り付けされる。
まず、洗面ボウル(2)の底面に設けた開口部(2a)に、上方から排水栓(1)を挿通させ、該排水栓(1)のフランジ部(1a)下面を開口部(2a)周縁に当接させる。次に、環状パッキン(3)と滑り部材(6)を、排水栓(1)に下端から上方に向けて挿入させ、上方から排水栓(1)のフランジ部(1a)、洗面ボウル(2)の開口部(2a)周縁、第1傾斜面(3a)が洗面ボウル(2)の開口部(2a)周縁と当接する向きに配置した環状パッキン(3)、滑り部材(6)の順に配置させる。
更に、ナット部材(4)の雌ねじを排水栓(1)の雄ねじ(1b)と螺合させ、該ナット部材(4)の鍔部(4a)によって環状パッキン(3)の底面を、滑り部材(6)を介し、力が均一に分散するようにして持ち上げつつ締め込みを行い、環状パッキン(3)を洗面ボウル(2)の開口部(2a)の下面とナット部材(4)の間で強く押圧するようにすると、環状パッキン(3)に変形空間(5)が設けられているため、環状パッキン(3)が変形空間(5)内に撓み、第1傾斜面(3a)の頂点付近が図3にあるように排水栓(1)の外周面に当接するまで内側に倒れこむようにして変形し、この変形によって環状パッキン(3)の縮径が行われる。
その後、ねじの螺合が進行すると、従来例の雄部材(1)と雌部材(2)の取付と同様に圧縮による弾性によって環状パッキン(3)が排水栓(1)と洗面ボウル(2)を水密的に接続し、図4に示したように接続が完了する。
【0017】
本発明の第1実施例では、上記のように、まず環状パッキン(3)の内径と排水栓(1)の外周面の隙間分環状パッキン(3)が可撓して縮径し、排水栓(1)と環状パッキン(3)は水密的に強く当接することとなる。その後、弾性圧縮によって確実に水密的な取付が行われるため、両者の間から水漏れが生じることがない。
【0018】
次に、本発明の第2実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図1(a)に示した洗面ボウル(2)に用いられる本発明の第2実施例は、図5に示したように、雌部材としての洗面ボウル(2)、雄部材としての排水栓(1)、環状パッキン(3)、接続部材としてのナット部材(4)、その他の部材より構成されて成る。
洗面ボウル(2)は、上部に開口を備えた箱状体であって、内側底面に開口部(2a)を備えている。
排水栓(1)は、上下に開口した円筒状の部材であって、上端側面の外方向に、洗面ボウル(2)の開口部(2a)よりも大径なフランジ部(1a)を突出させて設けると共に、外側面に雄ねじ(1b)を設け、上記洗面ボウル(2)の開口部(2a)に取り付けられる。
環状パッキン(3)は、ゴム等の可撓性且つ弾性を有する素材から成り、リング状にして内径が前記排水栓(1)よりも大径に構成されているとともに、内周内に排水栓(1)が挿入される。また、断面視上面部分から外周方向に向けて径が拡径するようにして設けた第1傾斜面(3a)を備え、底面は略水平面の、断面略三角形状に構成して成る。
ナット部材(4)は、排水栓(1)を洗面ボウル(2)に取り付けるために用いられる部材であって、略円筒状にして内周面に排水栓(1)の雄ねじ(1b)と螺合する雌ねじを設け、且つ上端に、中心から外側方向に向けて鍔部(4a)を設け、断面視鍔部(4a)の外周方向から中心方向にかけて縮径して傾斜する第3傾斜面(4b)を設けて構成するとともに、該第3傾斜面(4b)から上方にかけての変形空間(5)とを備えて成る。
その他の部材として、環状パッキン(3)とナット部材(4)との間に、表面の摩擦係数が低い高分子材料から成る、薄膜のリング状とした滑り部材(6)を用いて成る。
【0019】
上記した排水栓(1)は、以下のようにして、洗面ボウル(2)に設けた開口部(2a)に取り付けされる。
まず、洗面ボウル(2)の底面に設けた開口部(2a)に、上方から排水栓(1)を挿通させ、該排水栓(1)のフランジ部(1a)下面を開口部(2a)周縁に当接させる。次に、環状パッキン(3)と滑り部材(6)を、排水栓(1)に下端から上方に向けて挿入させ、上方から排水栓(1)のフランジ部(1a)、洗面ボウル(2)の開口部(2a)周縁、第1傾斜面(3a)が洗面ボウル(2)の開口部(2a)周縁と当接する向きに配置した環状パッキン(3)、滑り部材(6)の順に配置させる。
更に、ナット部材(4)の雌ねじを排水栓(1)の雄ねじ(1b)と螺合させ、該ナット部材(4)の鍔部(4a)によって環状パッキン(3)の底面を、滑り部材(6)を介し、力が均一に分散するようにして持ち上げつつ締め込みを行い、環状パッキン(3)を洗面ボウル(2)の開口部(2a)の下面とナット部材(4)の間で強く押圧するようにすると、ナット部材(4)に変形空間(5)が設けられているため、環状パッキン(3)がナット部材(4)の変形空間(5)内に撓み、第1傾斜面(3a)の頂点付近が図6にあるように排水栓(1)の外周面に当接するまで内側に倒れこむようにして変形し、この変形によって環状パッキン(3)の縮径が行われる。その後、ねじの螺合が進行すると、従来例の雄部材(1)と雌部材(2)の取付と同様に弾性圧縮による縮径によって環状パッキン(3)が排水栓(1)と洗面ボウル(2)を水密的に接続し、図7に示したように接続が完了する。
【0020】
本発明の第2実施例では、上記のように、まず環状パッキン(3)の内径と排水栓(1)の外周面の隙間分環状パッキン(3)が可撓して縮径し、排水栓(1)と環状パッキン(3)は水密的に強く当接することとなる。その後、弾性圧縮によって確実に水密的な取付が行われるため、両者の間から水漏れが生じることがない。
【0021】
次に、本発明の第3実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図1(a)に示した洗面ボウル(2)に用いられる本発明の第3実施例は、図8に示したように、以下に記載した雌部材としての洗面ボウル(2)、雄部材としての排水栓(1)、環状パッキン(3)、接続部材としてのナット部材(4)、その他の部材より構成されて成る。
洗面ボウル(2)は、上部に開口を備えた箱状体であって、内側底面に開口部(2a)を備えている。
排水栓(1)は、上下に開口した円筒状の部材であって、上端側面の外方向に、洗面ボウル(2)の開口部(2a)よりも大径なフランジ部(1a)を突出させて設けると共に、外側面に雄ねじ(1b)を設け、上記洗面ボウル(2)の開口部(2a)に取り付けられる。
環状パッキン(3)は、ゴム等の可撓性且つ弾性を有する素材から成り、リング状にして内径が前記排水栓(1)よりも大径に構成されているとともに、内周内に排水栓(1)が挿入される。また、断面視上面部分から内周方向に向けて径が縮径する傾斜の第4傾斜面(3c)と、断面視上面から内径にかけて縮径して傾斜した第5傾斜面(3d)とを構成するとともに、該第5傾斜面(3d)から上方にかけて、変形空間(5)を備えて成る。
ナット部材(4)は、排水栓(1)を洗面ボウル(2)に取り付けるために用いられる部材であって、略円筒状にして内周面に排水栓(1)の雄ねじ(1b)と螺合する雌ねじを設け、且つ上端に、中心から外側方向に向けて鍔部(4a)を設け、断面視鍔部(4a)の外周方向から中心方向にかけて縮径して傾斜する第3傾斜面(4b)を設けて構成して成る。
その他の部材として、環状パッキン(3)とナット部材(4)との間に、表面の摩擦係数が低い高分子材料から成る、薄膜のリング状とした滑り部材(6)を用いて成る。
【0022】
上記した排水栓(1)は、以下のようにして、洗面ボウル(2)に設けた開口部(2a)に取り付けされる。
まず、洗面ボウル(2)の底面に設けた開口部(2a)に、上方から排水栓(1)を挿通させ、該排水栓(1)のフランジ部(1a)下面を開口部(2a)周縁に当接させる。次に、環状パッキン(3)と滑り部材(6)を、排水栓(1)に下端から上方に向けて挿入させ、上方から排水栓(1)のフランジ部(1a)、洗面ボウル(2)の開口部(2a)周縁、第5傾斜面(3d)が洗面ボウル(2)の開口部(2a)周縁と当接する向きに配置した環状パッキン(3)、滑り部材(6)の順に配置させる。
更に、ナット部材(4)の雌ねじを排水栓(1)の雄ねじ(1b)と螺合させ、該ナット部材(4)の鍔部(4a)によって環状パッキン(3)の底面を、滑り部材(6)を介し、力が均一に分散するようにしてナット部材(4)の第3傾斜面(4b)と環状パッキン(3)の第4傾斜面が(3c)当接した状態で持ち上げつつ締め込みを行うと、環状パッキン(3)の第4傾斜面(3c)が洗面ボウル(2)の開口部(2a)の下面とナット部材(4)の第3傾斜面(4b)間で強く押圧される。しかし環状パッキン(3)には変形空間(5)が設けられているため、環状パッキン(3)が環状パッキン(3)の変形空間(5)内に撓み、第5傾斜面(3d)の下端付近が図9にあるように排水栓(1)の外周面に当接するまで内側に倒れこむようにして変形し、この変形によって環状パッキン(3)の縮径が行われる。
その後、ねじの螺合が進行すると、従来例の雄部材(1)と雌部材(2)の取付と同様に弾性圧縮による縮径によって環状パッキン(3)が雄部材(1)と雌部材(2)を水密的に接続し、図10に示したように接続が完了する。
【0023】
本発明の第3実施例では、上記のように、まず環状パッキン(3)の内径と排水栓(1)の外周面の隙間分環状パッキン(3)が可撓して縮径し、排水栓(1)と環状パッキン(3)は水密的に強く当接することとなる。その後、弾性圧縮によって確実に水密的な取付が行われるため、両者の間から水漏れが生じることがない。
【0024】
また、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、請求項に記載した範囲内において適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では雄部材として排水栓(1)、雌部材として洗面ボウル(2)が用いられているが、例えば図11に示したような管体同士の接続に用いられても問題はない。
【0025】
また、一般的に洗面ボウル(2)は、洗面ボウル(2)内の排水が外にあふれ出さないように、槽体内から排水栓(1)側まで、オーバーフロー流路(R)が設けられているものが多い。
例えば、図1(b)に示したように、オーバーフロー流路(R)が洗面ボウル(2)に一体的に構成されている場合や、図1(a)に示したような、オーバーフロー流路(R)用の、雄部材が挿通されるアダプター開口部(8)と当接面(9)を備えたアダプター部材(7)を用いて、洗面ボウル(2)とは別体で構成したものがある。この場合は、環状パッキン(3)の第1傾斜面(3a)がアダプター部材(7)の当接面(9)に当接することで、環状パッキン(3)が変形空間(5)内に撓むので、第1傾斜面(3a)の頂点付近が排水栓(1)の外周面側に倒れ込み、環状パッキン(3)の縮径が達成できる。
以上のことから、上記実施例では図1(b)に示した洗面ボウル(2)を用いているが、図1(a)に示した洗面ボウル(2)を用いた場合でも特に問題がない。
【0026】
また、前記実施例では、接続部材としてナット部材(4)を用いているが、例えば図11に示したようにネジ部を備えた管体でも問題はない。
【0027】
【発明の効果】
本発明の接続構造は、以下のような効果を奏する。
1.環状パッキンまたは接続部材に、環状パッキンが可撓的に変形するための変形空間を設けたことで、環状パッキンが内側に倒れ込むことが出来るようになり、環状パッキンがより内径に縮径する力が一点に集中して強くなり、水密性が高まった。
2.環状パッキンの内径を雄部材よりも大径にすることが可能となり、環状パッキンを雄部材に挿入する際にネジなどに食い込んだりすることなく、非常に簡単に所定の位置まで動かすことができ、施工性が高まったので、施工する際に作業者が1人でも施工することが可能となった。
3.雄部材と雌部材の取付が、工場で自動機械によって取り付けられても、環状パッキンの内径は雄部材よりも大径であるので、簡単に雄部材に挿入できることとなり、無理矢理押し込まれることでの内径の削れが発生しなくなり、内径の削れによる水漏れなどの不具合の発生が無くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例及び従来例で使用される、洗面ボウルの概略断面図である。
(a)アダプター部材を用いた洗面ボウルの概略断面図である。
(b)オーバーフロー流路を洗面ボウルに一体的に構成した洗面ボウルの概略断面図である。
【図2】第1実施例の接続前を示す要部断面図である。
【図3】第1実施例の接続途中を示す要部断面図である。
【図4】第1実施例の接続後を示す要部断面図である。
【図5】第2実施例の接続前を示す要部断面図である。
【図6】第2実施例の接続途中を示す要部断面図である。
【図7】第2実施例の接続後を示す要部断面図である。
【図8】第3実施例の接続前を示す要部断面図である。
【図9】第3実施例の接続途中を示す要部断面図である。
【図10】第3実施例の接続後を示す要部断面図である。
【図11】その他の実施例を示す、要部断面図である。
【図12】従来例を示す要部断面図である。
【図13】従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 雄部材(排水栓)
1a フランジ部
1b 雄ねじ
2 雌部材(洗面ボウル)
2a 開口部
3 環状パッキン
3a 第1傾斜面
3b 第2傾斜面
3c 第4傾斜面
3d 第5傾斜面
4 接続部材(ナット部材)
4a 鍔部
4b 第3傾斜面
5 変形空間
6 滑り部材
7 アダプター部材
8 アダプター開口部
9 当接面
R オーバーフロー流路

Claims (8)

  1. 円筒形状の雄部材(1)と、
    該雄部材(1)が挿通する開口部(2a)を設けた雌部材(2)と、
    可撓性及び弾性を有する素材から成り、前記雄部材(1)の外周面に挿入されるとともに、前記雌部材(2)に当接し、且つ雌部材(2)に当接する側から反対方向に向けて径が拡径するようにして設けた第1傾斜面(3a)を備えて成る環状パッキン(3)と、
    環状パッキン(3)の第1傾斜面(3a)と雌部材(2)とを雄部材(1)の軸方向に押圧して互いを固定することで、押圧の力の一部が第1傾斜面(3a)によりその方向を変じて、環状パッキン(3)の内径を弾性圧縮により縮径させ、雄部材(1)を環状パッキン(3)に締め付け固定する接続部材(4)と、
    から構成される接続構造において、
    前記環状パッキン(3)の無加重時の内径を、前記雄部材(1)の外周面よりも大径に構成すると共に、
    環状パッキン(3)と接続部材(4)の間に、断面視環状パッキン(3)の雌部材(2)側端部が雄部材(1)に当接するまで、環状パッキン(3)が可撓性により内側に倒れるように環状パッキン(3)が変形するための変形空間(5)を設けたことを特徴とする接続構造。
  2. 円筒形状の雄部材(1)と、
    該雄部材(1)が挿通する開口部(2a)を設けた雌部材(2)と、
    前記雄部材(1)が挿通するアダプター開口部(8)を備えるとともに、アダプター開口部(8)の上方周縁は雌部材(2)と当接され、アダプター開口部(8)下方周縁は外周から内径方向にかけて、上方に向かうほど縮径する傾斜から成る当接面(9)を設けたアダプター部材(7)と、
    可撓性及び弾性を有する素材から成り、前記雄部材(1)の外周面に挿入されるとともに、前記アダプター部材(7)の当接面(9)に当接し、且つ断面視雌部材(2)に当接する側から反対方向に向けて径が拡径するようにして設けた第1傾斜面(3a)を備えて成る環状パッキン(3)と、
    環状パッキン(3)の第1傾斜面(3a)と雌部材(2)とを雄部材(1)の軸方向に押圧して互いを固定することで、押圧の力の一部が第1傾斜面(3a)によりその方向を変じて、環状パッキン(3)の内径を弾性圧縮により縮径させ、雄部材(1)を環状パッキン(3)に締め付け固定する接続部材(4)と、
    から構成される接続構造において、
    前記環状パッキン(3)の無加重時の内径を、前記雄部材(1)の外周面よりも大径に構成すると共に、
    環状パッキン(3)と接続部材(4)の間に環状パッキン(3)のアダプター部材(7)側端部が雄部材(1)に当接するまで、環状パッキン(3)が可撓性により内側に倒れるように環状パッキン(3)が変形するための変形空間(5)を設けたことを特徴とする接続構造。
  3. 前記環状パッキン(3)に、内径から底面にかけて拡径して傾斜する第2傾斜面(3b)を構成するとともに、該第2傾斜面(3b)から下方にかけての空間を前記変形空間(5)としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の接続構造。
  4. 前記接続部材(4)は円筒形状であって、端部に中心から外側方向に向けて鍔部(4a)を設け、鍔部(4a)の外周方向から中心方向にかけて縮径する第3傾斜面(4b)を設けて構成するとともに、該第3傾斜面(4b)から上方にかけての空間を前記変形空間(5)としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の接続構造。
  5. 円筒形状の雄部材(1)と、
    該雄部材(1)が挿通する開口部(2a)を設けた雌部材(2)と、
    可撓性及び弾性を有する素材から成り、前記雄部材(1)の外周面に挿通されるとともに、前記雌部材(2)に当接して成る環状パッキン(3)と、
    環状パッキン(3)と雌部材(2)とを雄部材(1)の軸方向に押圧して互いを固定することで、押圧の力の一部がその方向を変じて、環状パッキン(3)の内径を弾性圧縮により縮径させ、雄部材(1)を環状パッキン(3)に締め付け固定する接続部材(4)と、
    から成る接続構造において、
    前記環状パッキン(3)を、内径を雄部材(1)の外周面より大径に構成すると共に、上面外周部分から内周方向に向けて径が縮径する第4傾斜面(3c)を備え、且つ上面から内径にかけて縮径して傾斜した第5傾斜面(3d)を備え、前記環状パッキン(3)の無加重時の内径を、前記雄部材(1)の外周面よりも大径に構成すると共に、
    接続部材(4)を締め付けると接続部材(4)が環状パッキン(3)の第4傾斜面(3c)に当接すると共に、環状パッキン(3)と接続部材(4)の間に、環状パッキン(3)の雌部材(2)側端部が雄部材(1)に当接するまで、環状パッキン(3)が可撓性により内側に倒れるように環状パッキン(3)が変形するための変形空間(5)を設けたことを特徴とする接続構造。
  6. 前記雄部材(1)及び雌部材(2)を、内部に流体を通す管体から成る通水管としたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の接続構造。
  7. 前記雄部材(1)に、雌部材(2)と接続される方の端部に中心から外側方向に向かうフランジ部(1a)を設け、
    雄部材(1)が雌部材(2)に対して挿通不可な径となるように、フランジ部(1a)が雌部材(2)の開口部(2a)周辺に係止することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の接続構造。
  8. 前記雄部材(1)を、槽体などに取り付ける排水口を有した排水栓とし、且つ雌部材(2)を雄部材(1)が取り付けられる槽体としたことを特徴とする請求項7に記載の接続構造。
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