JPH09189285A - 風力発電設備 - Google Patents
風力発電設備Info
- Publication number
- JPH09189285A JPH09189285A JP8028371A JP2837196A JPH09189285A JP H09189285 A JPH09189285 A JP H09189285A JP 8028371 A JP8028371 A JP 8028371A JP 2837196 A JP2837196 A JP 2837196A JP H09189285 A JPH09189285 A JP H09189285A
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- JP
- Japan
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- power
- electric power
- power generation
- transmission
- wind
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/72—Wind turbines with rotation axis in wind direction
Landscapes
- Wind Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】風車が急停止した場合に、接続している送配電
線への電力送出が急減することなく一定時間をかけて漸
減的に減少できる風力発電設備を得る。 【解決手段】風力発電設備1に、蓄電池151に予め蓄
電しておいた電力を商用周波数の交流電力に変換して送
配電線に送出し、一定時間内にその送出を漸減させる機
能を有する出力急減防止装置15を備える。
線への電力送出が急減することなく一定時間をかけて漸
減的に減少できる風力発電設備を得る。 【解決手段】風力発電設備1に、蓄電池151に予め蓄
電しておいた電力を商用周波数の交流電力に変換して送
配電線に送出し、一定時間内にその送出を漸減させる機
能を有する出力急減防止装置15を備える。
Description
【発明の属する技術分野】この発明は風車の回転出力を
電力に変換する風力発電設備に関する。
電力に変換する風力発電設備に関する。
【従来の技術】この種の風力発電設備の従来例として、
風力発電により発電した電力を外部の商用交流の送配電
線に接続したものが知られており、図3はその構成を示
したものである。風力発電設備1は、風車11、ブレー
キ12、発電機13、開閉器14(発電中は閉路してい
る)などから構成されており、発生電力Pwは送配電線
2を経由して需要家群3に供給される。また、この需要
家群3には他発電設備4からも電力Poが供給されてお
り、需要家群3の需要電力をPcとするならば Pc=Pw+Po の関係が成立している。即ち、他発電設備4から需要家
群3に供給されるべき電力の一部を風力発電設備1が分
担していることになる。風が弱くなったために風車が停
止する以外に何らかの理由で風力発電設備を停止させる
際には開閉器14を開路しブレーキ12を作動させるこ
とにより風車は急停止する。この場合には風力発電設備
の発生電力Pwは急減して零に至る。
風力発電により発電した電力を外部の商用交流の送配電
線に接続したものが知られており、図3はその構成を示
したものである。風力発電設備1は、風車11、ブレー
キ12、発電機13、開閉器14(発電中は閉路してい
る)などから構成されており、発生電力Pwは送配電線
2を経由して需要家群3に供給される。また、この需要
家群3には他発電設備4からも電力Poが供給されてお
り、需要家群3の需要電力をPcとするならば Pc=Pw+Po の関係が成立している。即ち、他発電設備4から需要家
群3に供給されるべき電力の一部を風力発電設備1が分
担していることになる。風が弱くなったために風車が停
止する以外に何らかの理由で風力発電設備を停止させる
際には開閉器14を開路しブレーキ12を作動させるこ
とにより風車は急停止する。この場合には風力発電設備
の発生電力Pwは急減して零に至る。
【発明が解決しようとする課題】前記の従来例の構成で
は、風車が急停止することにより風力発電設備の発生電
力が急減するため、他発電設備からの需要家群への電力
供給負担が急増することになるので、他発電設備は急い
で発電出力Poを増加させることになるが、過渡的には
増加が間に台わず、これに起因して送配電線の周波数変
動が発生する。一般の送配電線においては他発電設備の
容量が風力発電設備の容量に比べて大きいためにこの現
象は極めて微小であって何ら問題にはなっていない。し
かし、他発電設備の容量が風力発電設備の容量と同等程
度のばあいには過渡的な周波数変動が需要家の電気機器
に支障を与えることがある。この場合に風力発電設備か
らの送出電力が急減するのではなく緩やかに減少するな
らば、過渡的な周波数変動の発生は抑制される。そこ
で、この発明の目的は、風力発電設備を停止させる場合
に、接続している送配電線への電力送出を漸減的に減少
できる風力発電設備を提供することである。
は、風車が急停止することにより風力発電設備の発生電
力が急減するため、他発電設備からの需要家群への電力
供給負担が急増することになるので、他発電設備は急い
で発電出力Poを増加させることになるが、過渡的には
増加が間に台わず、これに起因して送配電線の周波数変
動が発生する。一般の送配電線においては他発電設備の
容量が風力発電設備の容量に比べて大きいためにこの現
象は極めて微小であって何ら問題にはなっていない。し
かし、他発電設備の容量が風力発電設備の容量と同等程
度のばあいには過渡的な周波数変動が需要家の電気機器
に支障を与えることがある。この場合に風力発電設備か
らの送出電力が急減するのではなく緩やかに減少するな
らば、過渡的な周波数変動の発生は抑制される。そこ
で、この発明の目的は、風力発電設備を停止させる場合
に、接続している送配電線への電力送出を漸減的に減少
できる風力発電設備を提供することである。
【課題を解決するための手段】本発明の風力発電設備
は、風車をブレーキにより急停止させたときに予め蓄電
池に蓄電しておいた電力を商用周波数交流電力に変換し
て送配電線に送出し、一定時間内にその送出を漸減して
零にする機能を有する出力急減防止装置を備える。
は、風車をブレーキにより急停止させたときに予め蓄電
池に蓄電しておいた電力を商用周波数交流電力に変換し
て送配電線に送出し、一定時間内にその送出を漸減して
零にする機能を有する出力急減防止装置を備える。
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1に基
づいて説明する。図1において図3と同様の装置には同
じ符号を付ける。出力急減防止装置15には蓄電池15
1、この蓄電池に直流電力を充電するための充電装置1
52、充電された直流電力を商用周波数の交流電力とし
て送出するための直交変換装置153、制御装置15
4、送出電力検出装置155を設けており、これらは以
下のように作動する。蓄電池151は充電装置152に
より常時充電されている。また、直交変換装置153は
制御装置154からの指令により作動を停止しており、
従って、送配電線2には発電機13の発電電力のみが送
出されている。いま何らかの原因、例えば発電機故障や
風速過多などにより、開閉器14が開路し、ブレーキ1
2が作動してブレーキ作動信号121が制御装置154
に伝達されると制御装置154は発電機13の急停止操
作が行われたと判断し、その直前に送出電力検出装置1
55から伝達されていた送出電力信号156の値を記憶
する。しかる後、制御装置154から直交変換装置15
3に出力調整信号157が伝達されて直交変換装置15
3が作動し、商用周波数交流電力が送配電線2に送出さ
れる。図2に送出様式の一例を示す。曲線21は前述の
風力発電設備(図1における1)から発電機停止前に送
配電線に送出されていた電力を示している。時刻Toに
おいて前述のブレーキが作動すると、発電機(図1にお
ける13)から送出されていた電力Pwoは零になる。
このとき前述の出力急減防止装置(図1におけるf5)
から送配電線にPwoなる電力が送出され、曲線22に
添って減少して時間Tg後に零となる。時間Tgは前述
の他発電設備(図1における4)から発生する過渡的な
周波数変動が需要家群(図1における3)に支障ない程
度に抑制されるよう他発電設備の出力増加応答性能との
見合により選定される。
づいて説明する。図1において図3と同様の装置には同
じ符号を付ける。出力急減防止装置15には蓄電池15
1、この蓄電池に直流電力を充電するための充電装置1
52、充電された直流電力を商用周波数の交流電力とし
て送出するための直交変換装置153、制御装置15
4、送出電力検出装置155を設けており、これらは以
下のように作動する。蓄電池151は充電装置152に
より常時充電されている。また、直交変換装置153は
制御装置154からの指令により作動を停止しており、
従って、送配電線2には発電機13の発電電力のみが送
出されている。いま何らかの原因、例えば発電機故障や
風速過多などにより、開閉器14が開路し、ブレーキ1
2が作動してブレーキ作動信号121が制御装置154
に伝達されると制御装置154は発電機13の急停止操
作が行われたと判断し、その直前に送出電力検出装置1
55から伝達されていた送出電力信号156の値を記憶
する。しかる後、制御装置154から直交変換装置15
3に出力調整信号157が伝達されて直交変換装置15
3が作動し、商用周波数交流電力が送配電線2に送出さ
れる。図2に送出様式の一例を示す。曲線21は前述の
風力発電設備(図1における1)から発電機停止前に送
配電線に送出されていた電力を示している。時刻Toに
おいて前述のブレーキが作動すると、発電機(図1にお
ける13)から送出されていた電力Pwoは零になる。
このとき前述の出力急減防止装置(図1におけるf5)
から送配電線にPwoなる電力が送出され、曲線22に
添って減少して時間Tg後に零となる。時間Tgは前述
の他発電設備(図1における4)から発生する過渡的な
周波数変動が需要家群(図1における3)に支障ない程
度に抑制されるよう他発電設備の出力増加応答性能との
見合により選定される。
【発明の効果】この発明の風力発電設備は、風車を急停
止させた場合でも、接続している送配電線に送出する電
力が急減することなく一定時間をかけて漸減するので、
風力発電設備から需要家群へ供給していた電力を他の発
電設備が肩代わりするためめ十分な時間を提供できる。
従って、他の発電設備の容量が風力発電設備の容量と同
等程度の送配電線においても遇渡的な周波数変動を抑制
できる。
止させた場合でも、接続している送配電線に送出する電
力が急減することなく一定時間をかけて漸減するので、
風力発電設備から需要家群へ供給していた電力を他の発
電設備が肩代わりするためめ十分な時間を提供できる。
従って、他の発電設備の容量が風力発電設備の容量と同
等程度の送配電線においても遇渡的な周波数変動を抑制
できる。
【図1】この発明の風力発電設備の実施の形態を示す構
成図である。
成図である。
【図2】出力急減防止装置の機能を示す概念図である。
【図3】従来の風力発電設備の構成図である。
1 風力発電設備 2 送配電線 3 需要家群 4 他発電設備 12 ブレーキ 121 ブレーキ作動信号 13 発電機 14 開閉器 15 出力急減防止装置 151 蓄電池 152 充電装置 153 直交変換装置 154 制御装置 155 送出電力検出装置 156 送出電力信号 157 出力調整信号 21,22 送配電線への送出電力曲線
Claims (1)
- 【請求項1】風車の回転出力を電力に変換して得た発電
電力を送配電線に送出している風力発電設備において風
車がブレーキの作動などにより急停止したときに予め蓄
電池に蓄電しておいた電力を商用周波数の交流電力に変
換して放出し一定時間内にその放出を漸減させることに
より該送配電線への送出電力が急減することを防止する
機能を有する出力急減防止装置を具備することを特徴と
する風力発電設備
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8028371A JPH09189285A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 風力発電設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8028371A JPH09189285A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 風力発電設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09189285A true JPH09189285A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=12246778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8028371A Pending JPH09189285A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 風力発電設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09189285A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102108942A (zh) * | 2009-12-25 | 2011-06-29 | 株式会社日立制作所 | 风力发电系统及其控制方法 |
CN102219318A (zh) * | 2011-04-14 | 2011-10-19 | 中国水利水电科学研究院 | 独立风电驱动海水淡化装置及方法 |
CN103629046A (zh) * | 2012-08-20 | 2014-03-12 | 新疆金风科技股份有限公司 | 一种风力发电机性能的评估方法、装置和风力发电机 |
JPWO2014024415A1 (ja) * | 2012-08-07 | 2016-07-25 | 株式会社東芝 | 発電システム |
CN109611270A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-04-12 | 东方电气自动控制工程有限公司 | 一种风力发电机组一次调频的减载控制方法 |
-
1996
- 1996-01-08 JP JP8028371A patent/JPH09189285A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102108942A (zh) * | 2009-12-25 | 2011-06-29 | 株式会社日立制作所 | 风力发电系统及其控制方法 |
CN102219318A (zh) * | 2011-04-14 | 2011-10-19 | 中国水利水电科学研究院 | 独立风电驱动海水淡化装置及方法 |
JPWO2014024415A1 (ja) * | 2012-08-07 | 2016-07-25 | 株式会社東芝 | 発電システム |
US9903344B2 (en) | 2012-08-07 | 2018-02-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Power generation system including wind power generation and solar thermal power generation |
CN103629046A (zh) * | 2012-08-20 | 2014-03-12 | 新疆金风科技股份有限公司 | 一种风力发电机性能的评估方法、装置和风力发电机 |
CN103629046B (zh) * | 2012-08-20 | 2016-08-03 | 新疆金风科技股份有限公司 | 一种风力发电机性能的评估方法、装置和风力发电机 |
CN109611270A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-04-12 | 东方电气自动控制工程有限公司 | 一种风力发电机组一次调频的减载控制方法 |
CN109611270B (zh) * | 2018-11-23 | 2020-07-03 | 东方电气自动控制工程有限公司 | 一种风力发电机组一次调频的减载控制方法 |
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