JPS58204735A - 電力貯蔵装置の運転制御方法 - Google Patents

電力貯蔵装置の運転制御方法

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JPS58204735A
JPS58204735A JP57085715A JP8571582A JPS58204735A JP S58204735 A JPS58204735 A JP S58204735A JP 57085715 A JP57085715 A JP 57085715A JP 8571582 A JP8571582 A JP 8571582A JP S58204735 A JPS58204735 A JP S58204735A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は′山−力貯蔵装置の運転制御に係り、特に電力
貯蔵装置と発′lit機の周波数制御装置との協町制御
を実現し得るようにした制御方法に関する。
〔発明の技術的背量〕
第1図は、発電機と負荷とから成る電力系統に、蓄電池
を直結した自励式インバーター(以上、電力変換器゛と
称する)とから成る電力貯蔵装置を接続した場合の構成
例を示したものである。図において、IVi電力変換器
、2は蓄電池、3#よ変圧器である。4および14は交
流母線、5Fi電路、6は負荷、7は変圧器である。8
は発電機であり、原動機9と直結されている。
IOは原動機軸に直結された速度検出器を内蔵した周波
数検出器、1ノは交流母線4の電圧から交流系の周波数
を検出する周波数検出器、13゛および17は加算器、
12は電力変換器1の位相制御器、16は加>1k、1
5は原動機9の速度制御器であり、図示の如く構成され
ている。
かかる系統構成において、変圧器7を介して交流母線1
4に接続された発電機8け、原動機9 Kより駆動され
て、交流母l/M14へ電力を送tiI する。交流系
統では、電路5および交流母線4を通して負荷6が接続
されて、発電機8の発!電力が負荷6で消費される。発
電機8の速度、つまり周波数fgは周波数検出器10に
て検出づhて1.基準周波数f。gと加算器16で加算
されてから速度制御器15へ導かれる。上記の速度制御
器15を含む15−9−10−160賛素より成る速度
制御回路は、従来から実施されている発電機の周波数制
御方式であり、この速度制御回路により交流系統の周波
数が基準周波数f。gに等しくなるように制御される。
〜・方、蓄電池2は電力変換器1の血流側に接続さft
、電力変換器1は変圧器3を介して交流41線4に接続
される。電力変換器1は図示していない周知の各種制御
装置により運転さ1+ 、交流系統より蓄電池2へ電力
を充電し、また逆に蓄電池2から交流系統へ蓄電池2の
電力を放電する。そして、一般に電力変換器!と蓄電池
2iji、力貯緘装飯と称される。電力変換器として用
いる091式インバータ1は、周知のように自!:1i
の’%圧Viを発生することができるので、vlを交流
母線電圧■に対して大きくすることQこより光電を、ま
た逆にviを■より小さくすることにより放電を行なう
こ表ができる。また、交流量l114Vc桜続さhた周
波数検出器11により検出した交流系統の周波数flは
、加算器13で基fIIAIl!i1波数Zoiと加算
されて、その出力ΔPはインバーターの運転電力指令値
P。と加算器17で加算されて、インバーターの位相制
御器12へ導かれ、電力変換器1はこれにより制御され
る。
このようにして構成される回路1ノー13−17〜12
−1−3−4け電力変換器1の周波数制御回路であり、
交流量+IJ4の周波数が低下するとf。
が低下して、基準周波数f。iとの差が加算器13の出
力として焦われ、その出力がP。がら引かれ電力変換器
IVi放電蓮転状態となって交流系統へ電力を放出し、
従って交流系統の周波?■を上昇させるように働く。ま
た、逆に交流量線4の周波数が上昇すると電力変換器I
IL′i元篭運転状態となり、結果として交流母線4の
周波数を低]させる。このように動作することにまり、
交流母線4の周波数としては基準値f。lに一致した状
態が得られる。
さて、第1図に示(7た系統構成には、発*轡の周波数
i’、i制御なる’AIの周波数制御と、インバーター
による第2の周波数制御との2つの周波数制御が存で1
.シている。通常、回転機は慣性を4!(7ているため
にその速奪制餌Iの応答の連さけ必ずしも速くなく、最
も速い制御系を用いてもれ秒程度の速さである。一方電
力変換器は慣性を有しないので、充放電電力の変化は速
く、回転機に比べれ(I有効電力は瞬時に変化し得ると
河える。従って、通常この2つの周波数制御のうち1.
第1の周波数制御は比較的ゆっくりした発電電力制御を
分担し−1残りの第2の周波数制御は負荷変化時等の短
時間的な周波数変動を吸収する役目を分担させている。
このように、交流系統に周波数制御機能を備えた電力貯
蔵装置を設けることにより、交流系統の周波数を一定に
保つことが可能となる。なお、かかる系統構成は船舶内
における発電機、負荷、苔を旭光によく見られる。
〔背景技術の問題点〕
以下に、かかる従来の制御方法の問題点について述べる
。第1図の負荷(L)6が、時刻tlで増加した場合の
電力、周波数の変化を第2図に示す。今、仮に電力変換
器の周波数制御系が無いとすれば、負荷(L)6が増加
すると交流系統の周波数は低下し、発電機の周波数制御
系の働きKより発電機出力が増大され、周波数fけ事前
の値にもどる。これを図4り]7たのが、第2図の破線
で示(た部分である。発電機の周波数制御系は応答が遅
いので、発電機出力Pgの増大あるいけ周波数の回復は
必ずしも速くない。
次に、第1図に示すように電力変換器の周波数制御系が
存在すると、やはり負荷(L)6の増大に対してはPg
 、 fさらには電力変換器の出力P%は第2図の集線
のようになる。つまり、負荷が時刻1.で増加すると周
波数flri低下しはじめるが、電力変換器は、その周
波数制御の動作によシ急速に交流系統へ電力を出力する
。電力変換器の出力増大により、発電機出力と電力変換
器出力との総和が負荷蓋と一致するので、周波数は直ち
に事前の値である基準周波数と同じ値オで復帰する。周
波数が基準周波数と一致すれば、発電機の発vL電力は
それ以上増大しないので、結果として発電機出力は負荷
の増加分を吸収j〜ない。−刃室力変換器は、負荷の増
加分に相当する出力増分ΔP1を連続して出力すること
とガる。このように運転されることは全糸としては周波
数を一定に保つことができ、確かに良い制御が実施され
たことに力る。
1、かし乍ら、ここに不都合な点がある。つまりそれは
1蓄箪池なとの電力貯′Ij1.装竹にけ容量が限られ
ているという、本質的表間組が片ノリ残されている点で
ある。周知のように蓄電池は、それ自体で発電、する能
力はなく充電し九蓋以上には放電できず、また充tf[
も電池容量以上に充電できず限界がある。また、フライ
ホイール型電力貯蔵装置においても同一である。
第1図の構成でVt1負荷が増大したような一合には、
第2図に示したように%池からの放電が連続することと
なり、最後には電池が放電しきシミ力貯蔵装fitを停
止せざるを得ない状態1で至るという不都合がある。電
池が放電できない状態では周波数制御のみならず、急激
な負荷変化に対する系統維持機能はなくなる。当然なが
ら、負荷の減少による11φ充電時も同様な不都合があ
る、 −tなわち、系統客祉が大きい一般の交流系統において
は、電力貯蔵−14協V1瞬動予備力用設備に充当する
場合があるが、そのような場合に奄jJ貯蔵装置を停市
することは、系統全体の信頼度を著【2く低下させるこ
とにより1普な開角となる。
〔発明の目的〕
本発明は上呂【′のよりなを情に鑑みてFJν、された
もので、その目的は電力貯献装りと発電機の拮1波数制
御との協調を図りつつ電力貯蔵装置′を笈゛メ〔に運転
することができる電力貯蔵装置1の運転制御方法を提供
することにある。
〔発明の概要」 上記L1的を達成するために本発明では、周波数制御機
能を有する発電機を含む交流系統に電力貯蔵装置uを接
続して成る系統において、上記交流系統の周波数と基準
周波数との偏差がP9T定値を超えた場合に、電力貯蔵
装置の出力値を瞬時的に変更し、且つ該出力値を時間の
経過と共に一定時間後に通常の出力飴に戻すよう徐々に
可愛するようにし、たことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第3図についてHq明する。
第号図は、本発明による運転制御方法の構成例を示すも
ので、第1図と同一部分1(#−i同−同号符号してボ
す。
図面においで、11は周波数検出器、)3゜s6.z7
1d加力器、5ノは不感帯器、53汀′rJ力設定器、
52けリレー、54は常開接点、55は一次遅れ回1.
1.12は位相制御器、4け交流母線である。周波数検
出器11は、交流母線4に接続されて交流母線4の周波
数f1を検出11、そtlを加お器13へ与える。加算
器13ですLl この石と基> m tfl &v、 
f、1とを加算し、不感帯器51へfiとf。1の差Δ
fを与える。不感帯器51は、このΔfが所定値を越え
た時にリレー52を動作させる。リレー52が動作する
と接点64が閉じて、電力設定器53の出力を後段の加
算器56と一次遅れ55へ夫々与える。
加算器56では、電力設定器53からの出力と一次遅れ
回路55の出力とを加算した結果である、電力補正信号
ΔPを加舞器17へ与える。これにより、加算器17で
はこのΔPと電力指令1直P0とを加算して、その加算
出力を後段の位相制御器12へ与える。
次K、かかる本発明の制御方法について説明する。電力
貯蔵装置が指令匝P0に一致[2て運転し、且つ発電機
出力と負荷との間で需給バランスがとれ、交流系の周波
数fが基準肋なるf。g= f g 1 = fに一致
して運転している状態において、負荷りが急増した場合
には以下のようになる。この場合、負荷の急増により発
電機出力はすぐKil″を増加しないので、交流系統の
周波数fが低下する。すると、周波数構、出器11の出
力flが低下するので、加算器13の出力である周波数
偏差Δfが負となる。そして、このΔfが不感帯51の
設定値を瞠えるとリレー52が励磁され、その接点であ
る常開接点54が閉じる。
この接点54が閉じると、加算器56に対して電力設定
器53で設定されている電力値が入力され、加算器56
の出力であるt力補正信号ΔPFi電力設定器53での
設定値となる。そして、この電力補正信号ΔPが加算器
17で電力指令値Poに加わり、新たfx%力変換器運
転電力はP0十ΔPなる飴となる。これにより、交流系
へ供給している電力変換器運転電力がΔPだけ増加する
ので、交流系統の周波数は上昇する。
−力、接点54が閉じることにより、電力設定器53の
出力は一次遅れ(ロ)路56へも導かれるので、−次遅
れ回路55の・電力は接点54が閉じた時は零であるが
、その時定数Tにて時間の経過と共にその出力が増大し
てゆき、時定数Tの約3倍の時間(数十秒〜lv分)村
過後K il、−・次遅れ回路55の出力は電力設定器
530出力と同じ瞳となる。従って、加算器56の出力
である電力補正信号ΔPti、&点54が閉となり九時
点では電力設定器53の出力と同値になるが、その彼次
第に減少してゆき時定数Tの約3倍の時間経過後にはΔ
Pは零となる。よって、電力変換器出力電力随は一時的
に増加するが、一定時間経過後に事前の指令1直P0に
一致また帥となる。
一方、交流系統の周波数はリレー52が励磁されると、
電力変換器からの電力放電量がΔPだけ増大するために
急速に回復方向へ向かうので、負性急増時の大幅な周波
数低下が抑制される。その後、電力変換器の放電電力が
しだいに事前の籠にもどってゆくので、貴び周波数はゆ
っくりと低下しようとする。このゆっくりと変化する周
波数に対しては、σ−米の発電機の周波数111II御
系が充分に、追従できるので、系統の周波数は発電機に
より低下せずに維持さ、することと表2・、また、電力
変換器の電力が事前の呟にもどり且つ周波数もII#前
の唾になることは、負荷の増加分が発電機で分担される
ことを意味する。
第4図は、第3図の卸j御方式を適用した場合の電力と
周波数の関係を示し念ものである。なお、第4図は時刻
t1で負荷りがΔPLだけ急増【7た場合を示している
。図において、時刻1゜で負荷がΔpLだけ増加すると
周波数fが低下してゆき、時刻1.でリレー52が励磁
されて電力変換器出力電力はΔPだけ増加する。すると
、周波数fは回復方向へ向かうが、時刻1.以後は電力
変換器出力1’J li事前の直にもどってゆくので、
その間は周波数fは低下状態となる。
時刻1.をすぎると、電力変換器出力は事前の値となり
電力変換器による周波数改善寄与分はなくな〜、るが、
発電機の周波数制御により発xi出力Pgが増大してゆ
く。そして、時刻t4では負荷の変化分ΔPLFi全て
発電機で吸収でき、周波数はf。gと一致した事前の簡
にもどる。
なお、上記は周波数低下の場合を説明したが、周波数上
列の場合は電力補正信号ΔPの符号が逆となり、電力変
換器Wカは一時的に減少するというまったく同様の作用
となる。
このように1交流系統の周波数と基準周波数との偏差が
所定値を超えたことを不感帯器51で横用した場合に、
電力設定器53より電力補正信号ΔPを電力貯蔵装置に
与えてその出力nKを一時的に変更し、且つ該出力値を
時間の経過と共に一次連れ回路55にて決めらねた一定
時間3T後に一常の出力指令(的P。K戻すよう徐々に
b]書するようにしたものである。
従って、急峻な負荷変動は電力貯蔵装置で一時的に吸収
し、その抜ゆっくりと発電機で吸収させることが可能と
なり、従来の問題点であった権、力貯蔵装置による連続
吸収を解消することができる。また、交流周波数の変化
幅も少なく、全系として滑らかな安定した運転を行なう
ことができるという利点が得られる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
(1)第5図は本発明の他の実施例を示(7たものであ
る。第5図において、61は不感帯器、62.63は一
次遅れ回路、64d加算器である。負荷が増加して周波
数11が低下するとΔfが負となり、その直が不感帯器
61の設定値を越えると一次遅れ回路62.63へ信号
が入力される。−次遅れ回路62.63ではその時定数
T璽 =TxVi、時定数T1が小さく、時定数T鵞は
大きく選定されており、不感帯器61の出力は始め時定
数の小さい一次遅れ回路62を通って加算器64へ入力
され、その出力ΔPが電力指定値P。に加泗器17で加
算される。そして、その出力により電力変換器電力を増
大させる。また、時定数の大きい一次遅れ回路63の出
力は一次遅れ回路62の出力に対して遅れて出力される
ので、時間経過と共に加算器64の出力ΔPけしだいに
零へ向かって減少する。従って、充分時間が経過した時
点では第3図の実施例と同様に電、力変換器出力は事前
の値P0にもどり、もって第5図の実施例でも第3図と
同様の効果が得られるものである。
(2)上記説明においては、電力変換器と17ての自励
式インバーターの電力指令@P0に寛カ補正信号ΔPを
加えたが、これのみに限らず例えば他励式インバーター
においては電流指令1直に、まfc−自励式インバータ
ーにおいては電流指令1ヒの、電圧あるいけ電流指令1
ヒ1へ補正信月を加オるようにしても同様の効果か得ら
れるものである。
(用 本発明#i蓄電曲を用いた電力貯蔵装置に対して
のみならず、フライホイールを用いた電力貯蔵装置等の
一般の電力貯蔵装置へも適用できることは言うまでもな
い。
(4)本発明は一発電機、−電力貯蔵装置とがらryQ
る系統に限らず、枚数台の発電機、枚数台の電力貯蔵装
置とから成る一般の電、カ系統にも適用できることけ言
うまでもない。
〔発明の効果〕
以上欣明したよう杯本発明の運転制御方法によれば、電
力貯蔵装置は系統の急峻な周波数変化を吸収しながら過
放電、過充電を防止することができ電力貯蔵装置の連続
安定運転をLI]能ならしめ、且つ発を機の周波数1l
liIJlIIと協調のとれた電力貯蔵装置の運転を行
なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電力貯蔵装置を接続した交流系統を示す図、第
2図は電力と周波数の時間的な変化を示す図、第3図は
本発明の一実施例を示すブロック図、第4図は電力と周
波数の時間的な変化を示す図、第5図は本発明の他の実
施例を示すプロ、り図である。 1・・・電力変換器、2・・・蓄電池、3,7・・・変
圧器、4,14・・・交流母線、6・・・電路、6・・
・負荷、8・・・発電機、9・・・原動機、10.11
・・・周波数検出器、12・・・位相制御器、13,1
6.17・・・加算器、15・・・速度制御器、51.
61・・・不感帯器、52・・・リレー、53・・・設
定器、54・・・接点、55.62.63・・・−次遅
れ回路、56゜64・・・加算器。 出釉人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦才1 ド1 才2図 牙3L4 3 牙40           、。1 才50 1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 周波数制御機能を有する発を機を含む交流系統に電力貯
    蔵装置を接続して成る系統において、前記交流系統の周
    波数と基準周波数との偏差が所定値を超えた場合に、前
    記電力貯蔵装置の出力値を瞬時的に変更し、且つ該出力
    値を時間の経過と共に一定時間後に通常の出力値に戻す
    よう徐々に可変するようにしたことを特徴とする知:力
    貯蔵装置の運転制御方法。
JP57085715A 1982-05-21 1982-05-21 電力貯蔵装置の運転制御方法 Granted JPS58204735A (ja)

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