JP2014090586A - 電力貯蔵装置を用いたガバナフリー制御装置およびガバナフリー制御方法 - Google Patents

電力貯蔵装置を用いたガバナフリー制御装置およびガバナフリー制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】二次電池をガバナフリー制御に活用する場合に、高い電力効率を実現し、使用電力量を抑え、ガバナフリー制御中に充電深度の調整が可能である必要がある。
【解決手段】ガバナフリー制御装置は、上段と下段の2段の制御ロジックを有し、それぞれの制御ロジックにより算出した充放電要求値を加算して二次電池に出力する。上段のロジックは、ゲイン特性1、リセット回路3、3段の進み遅れ要素5a〜5cを制御ブロックとして含み、下段のロジックは、ゲイン特性2、一次遅れフィルタ4、3段の進み遅れ要素6a〜6cを制御ブロックとして含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、二次電池など電力貯蔵装置を対象としてガバナフリー制御を行うガバナフリー制御装置およびガバナフリー制御方法に関する。
電力系統は、発電所で発電した電力と負荷で消費する電力とが均衡を保つように運用されている。発電所の発電電力と負荷の消費電力との間に不均衡が生じると、電力系統の周波数が変動するので、周波数が基準周波数(50Hzまたは60Hz)を維持するように発電所の出力調整が行われる。
電力系統における電力の需給制御は、発電所で単独に行われる制御と中央給電指令所の出力制御指令により行われる制御がある。発電所で単独に行われる制御としてガバナフリー制御がある。ガバナフリー制御とは、発電所で検出した周波数変動に応じて発電所の出力を調整するものであり、短周期(数分以下)の需要変動を吸収するものである。
一方、中央給電指令所からの出力制御信号により行われる発電所の出力制御としては、LFC(Load Frequency Control:負荷周波数制御)とEDC(Economic load Dispatching Control:経済負荷配分制御)とがあり、LFCは、数分から十数分程度の周期での需要変動に対応して各発電所の出力制御を行うものであり、EDCは、LFCが対象とするものよりも長い周期(十数分以上)の大幅な需要変動に対応して各発電機の出力制御を行うものである。これらにより、電力の需給に不均衡が生じたときに、電力系統の周波数が基準周波数の所定の範囲から逸脱しないように発電機の出力制御が行われている。
従来の電力系統のLFCやガバナフリー制御は、一般に火力発電機や水力発電機の出力調整によって行われる。
近年、太陽光発電設備や風力発電設備などの再生可能エネルギーを利用した発電設備が増加している。太陽光発電設備や風力発電設備は、日射量や風速などの自然条件に応じて出力が変動するため、これらの発電設備が増加すると電力系統の周波数の変動が大きくなり、周波数が適正値を逸脱するおそれがある。
そこで、電力系統に電力貯蔵設備である二次電池を接続し、接続した二次電池を用いて適切に電力を貯蔵・放出することで、発電機の出力制御を支援することができる。
二次電池は火力発電機や水力発電機に比べて指令値に対する応答性がよいため、二次電池でLFCを分担したり、二次電池にガバナフリー制御と同様の制御を具備することで、太陽光発電設備や風力発電設備の出力変動の影響緩和が期待される。例えば二次電池を含む電力系統の周波数制御方法及びその装置(特許文献1参照)が提案されている。
なお、二次電池は、その構成材料等により製作できる1台あたりの最大電池容量(kW)が制約されるため、必要とされる容量(kW)にあわせて二次電池を複数台、地点を分散させて設置するのが一般的となると考えられる。
特開2001−37085号公報
二次電池は指令値に対する応答性がよいことから、ガバナフリー制御への活用が有効と考えられるが、二次電池をガバナフリー制御に活用する場合に、制御ロジックや運用方法をどのようにするかが課題となる。特に、二次電池は充電容量が限られているため、使用する電力量を抑える必要がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、二次電池などの電力貯蔵装置を対象としてガバナフリー制御を行う場合に使用電力量を抑えることができるガバナフリー制御装置およびガバナフリー制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電力系統の周波数偏差に対して第1のゲイン特性に基づくゲイン演算を行う第1のゲイン演算部と第1のゲイン演算部の出力に対してリセット回路演算を行い電力貯蔵装置への充放電要求値を出力するリセット回路演算部を有する第1の制御手段と、前記周波数偏差に対して第2のゲイン特性に基づくゲイン演算を行う第2のゲイン演算部と第2のゲイン演算部の出力に対して一次遅れフィルタ演算を行い電力貯蔵装置への充放電要求値を出力する一次遅れフィルタ演算部を有する第2の制御手段と、を備えたことを特徴とする電力貯蔵装置を用いたガバナフリー制御装置である。
また、本発明は、電力系統の周波数偏差の絶対値が第1の偏差以内である場合には、該周波数偏差に対して第1のゲイン特性に基づくゲイン演算を行い、ゲイン演算結果に対してリセット回路演算を行って電力貯蔵装置への充放電要求値を出力し、前記周波数偏差の絶対値が第1の偏差より大きい場合には、該周波数偏差に対して第2のゲイン特性に基づくゲイン演算を行い、ゲイン演算結果に対して一次遅れフィルタ演算を行って電力貯蔵装置への充放電要求値を出力することを特徴とする電力貯蔵装置を用いたガバナフリー制御方法である。
本発明に係る電力貯蔵装置を用いたガバナフリー制御装置およびガバナフリー制御方法は、二次電池などの電力貯蔵装置を対象としてガバナフリー制御を行う場合に使用電力量を抑えることができるという効果を奏する。
図1は、本実施例に係る二次電池システムの構成を示す図である。 図2は、各ガバナフリー制御装置の制御ロジックを示す図である。 図3は、本実施例に係る二次電池システムの具体例1を説明するための説明図である。 図4は、二次電池を5台並列した場合のゲイン特性の例を示す図である。 図5は、本実施例に係る二次電池システムの具体例2を説明するための説明図である。 図6は、本実施例に係る二次電池システムの具体例3を説明するための説明図である。 図7は、具体例3において、周波数偏差に対する二次電池と火力発電機の出力の応答イメージを示す図である。 図8は、本実施例に係る二次電池システムの具体例4を説明するための説明図である。 図9は、具体例4において、周波数偏差に対する二次電池と火力発電機の出力の応答イメージを示す図である。
以下に、本願の開示する電力貯蔵装置を用いたガバナフリー制御装置およびガバナフリー制御方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。
まず、本実施例に係る二次電池システムの構成について説明する。図1は、本実施例に係る二次電池システムの構成を示す図である。図1に示すように、この二次電池システムは、5台の二次電池11〜15と、5台のガバナフリー制御装置21〜25と、管理装置30とを有する。
なお、ここでは説明の便宜上、5台の二次電池およびガバナフリー制御装置を示したが、二次電池システムは1台以上の任意の台数の二次電池およびガバナフリー制御装置から構成される。
二次電池11〜15は、電力系統に接続される電力貯蔵設備であり、電力を貯蔵・放出することが可能である。ガバナフリー制御装置21〜25は、それぞれ対応する二次電池11〜15を対象としてガバナフリー制御を行う装置である。
すなわち、ガバナフリー制御装置21は、電力系統の周波数を検出して基準周波数との差である周波数偏差を算出し、算出した周波数偏差から充放電要求値を算出して対応する二次電池11に出力する。また、ガバナフリー制御装置22は、電力系統の周波数を検出して基準周波数との差である周波数偏差を算出し、算出した周波数偏差から充放電要求値を算出して対応する二次電池12に出力する。また、ガバナフリー制御装置23〜25も同様に動作する。
管理装置30は、二次電池システムの管理者がガバナフリー制御装置21〜25の管理に使用する装置であり、管理者からの指示に基づいて、ゲイン特性や時定数などの設定値をガバナフリー制御装置21〜25に出力する。ガバナフリー制御装置21〜25は、管理装置30が出力する設定値に基づいて自装置のゲイン特性や時定数などを設定する。
なお、二次電池11〜15は分散配置され、ガバナフリー制御装置21〜25は、それぞれ対応する二次電池11〜15に隣接して配置される。したがって、管理装置30とガバナフリー制御装置21〜25はネットワークで接続される。
次に、各ガバナフリー制御装置の制御ロジックについて説明する。図2は、各ガバナフリー制御装置の制御ロジックを示す図である。図2に示すように、各ガバナフリー制御装置は、ガバナフリー使用の設定が行われていると、周波数偏差から二次電池への充放電要求値を算出する。
また、図2に示すように、制御ロジックは上段と下段の2段のロジックから構成され、それぞれのロジックにより算出された充放電要求値が加算されて二次電池に出力される。上段のロジックは、ゲイン特性1、リセット回路3、3段の進み遅れ要素5a〜5cから構成され、下段のロジックは、ゲイン特性2、一次遅れフィルタ4、3段の進み遅れ要素6a〜6cから構成される。ここで、ゲイン特性1および2は、電力系統の周波数偏差に対する二次電池出力を定義する。GaおよびGbはゲインであり、Ta1〜Ta8およびTb1〜Tb7は時定数である。
各ガバナフリー制御装置は、上段の制御ロジックを用いる制御では、周波数偏差に対してゲイン特性1を用いてゲイン演算を行い、その演算結果に対してリセット回路3に基づくリセット回路演算を行う。そして、各ガバナフリー制御装置は、リセット回路演算結果に対して進み遅れ要素5a〜5cに基づく進み遅れ演算を行う。
また、各ガバナフリー制御装置は、下段の制御ロジックを用いる制御では、周波数偏差に対してゲイン特性2を用いてゲイン演算を行い、その演算結果に対して一次遅れフィルタ回路4に基づく一次遅れフィルタ演算を行う。そして、各ガバナフリー制御装置は、一次遅れフィルタ演算結果に対して進み遅れ要素6a〜6cに基づく進み遅れ演算を行う。
二次電池のガバナフリー制御において、単純に周波数偏差にゲインを乗算して充放電制御を行った場合、火力発電機および水力発電機との応答性の違いがあることから、ハンチングする恐れがある。そこで、各段のロジックには3段の進み遅れ要素が含まれる。進み遅れ要素の調整により、制御の位相を調整することで、火力発電機および水力発電機とのハンチングを抑制し、適切な制御が可能となる。
なお、ここでは、各段のロジックに3段の進み遅れ要素が含まれる場合について説明するが、各段のロジックには任意の段数の進み遅れ要素が含まれてよく、進み遅れ要素が含まれなくてもよい。
また、ゲイン特性1、2は、管理装置30により任意に設定が可能であり、例えば、(周波数偏差、充放電出力)の形式で、二次電池の定格容量範囲内で10点で設定される。また、Ga、Gb、Ta1〜Ta8およびTb1〜Tb7も管理装置30により任意に設定が可能である。
次に、本実施例に係る二次電池システムの具体例1〜4について図3〜図9を用いて説明する。図3は、本実施例に係る二次電池システムの具体例1を説明するための説明図である。電力系統において複数台の二次電池でガバナフリー制御を実現する場合、単純にそれぞれの二次電池で基準周波数と系統周波数との偏差を検出して、ゲインと演算して充放電制御させることが考えられる。
しかしながら、同じゲインが設定されたガバナフリー制御装置で制御される二次電池を複数台並列する場合、ガバナフリー制御による充放電量(kW)を結果的に複数台で分担することになるため、1台あたりの出力が小さくなる。一般に、二次電池は出力が高いほうがPCS(Power Conditioning System:交直変換装置)の変換効率は高い。したがって、並列している二次電池全台で分担すると1台あたりの出力が低くなりその変換効率が低下する。
そこで、具体例1では、複数台の二次電池の任意の合計出力に対して、最少限の台数で分担するように、管理装置30は、ガバナフリー制御装置のゲイン特性を設定し、二次電池を複数台並列させる。
具体例1では、二次電池システムは、2台の二次電池11および12と2台のガバナフリー制御装置21および22を使用する。二次電池11の定格出力はP1であり、二次電池12の定格出力はP2である。なお、ここでは、P1=P2とするが、P1≠P2でも良い。
また、ガバナフリー制御装置21および22は、図2に示した制御ロジックの下段だけを用いて制御を行う。管理装置30は、例えば、Ga=0とする設定を行うことにより、制御ロジックの下段だけを用いて制御を行うようにガバナフリー制御装置を設定することができる。
また、ガバナフリー制御装置21および22は、図2に示した下段の制御ロジックのうち、ゲイン特性2以外はスルーする制御を行う。ここで、スルーする制御とは入力をそのまま出力とする制御である。管理装置30は、Tb1〜Tb7を0に設定し、Gb=1と設定することにより、ゲイン特性2以外はスルーする制御を行うようにガバナフリー制御装置を設定することができる。
図3に示すように、管理装置30は、2台のガバナフリー制御装置21および22それぞれ個別に下段のゲイン特性2を、2台の二次電池11および12の任意の合計出力Pに対して、0≦P≦P1では1台、P1<P≦P1+P2では2台で出力するように設定して、2台並列させる。すなわち、管理装置30は、周波数偏差Fに対して、0≦|F|≦F1では1台、F1<|F|≦F2では2台で出力するように設定して、2台並列させる。この結果、二次電池システムとしては、合成ゲイン特性41が得られる。
管理装置30が2台のガバナフリー制御装置21および22のゲイン特性2をそれぞれ図3に示すように設定することで、1台あたりのPCSの変換効率を高くすることができる。したがって、二次電池システムは、二次電池個別の定格出力(kW)×2台の大容量二次電池として、高い電力効率でガバナフリー制御を行うことができる。
二次電池システムは、同様の方法で、二次電池個別の定格出力(kW)×任意並列台数の大容量二次電池でガバナフリー制御を行うことができる。二次電池を5台並列した場合のゲイン特性の例を図4に示す。この例では、管理装置30は、0≦P≦P1では1台、P1<P≦P1+P2では2台、P1+P2<P≦P1+P2+P3では3台、P1+P2+P3<P≦P1+P2+P3+P4では4台、P1+P2+P3+P4≦P1+P2+P3+P4+P5では5台出力するように各ガバナフリー制御装置のゲイン特性を設定する。
このように、本実施例に係る二次電池システムは、最少限の台数でガバナフリー制御を分担することで出力時の1台あたりのPCSの変換効率を高くすることができる。したがって、本実施例に係る二次電池システムは、二次電池個別の定格出力(kW)×並列台数の大容量二次電池として、高い電力効率でガバナフリー制御を行うことができる。
なお、管理装置30は、上段のゲイン特性1についても同様に設定しても良い。また、不要な出力変動を減らすため、管理装置30は、合成したゲイン特性が不感帯を持つように設定しても良い。
図5は、本実施例に係る二次電池システムの具体例2を説明するための説明図である。二次電池をガバナフリー制御に用いるためには、充電深度を適切に調整する必要がある。ここで、充電深度とは、二次電池に充電できる全電力量とある時点で充電されている電力量との割合である。
ガバナフリー制御を停止して二次電池の充電深度を調整することは容易に行うことができるが、ガバナフリー制御を停止することなく二次電池の充電深度を調整することが望まれる。そこで、具体例2では、二次電池システムは、ガバナフリー制御中に充電深度を調整する。
具体例2では、二次電池システムは、具体例1と同様に、2台の二次電池11および12と2台のガバナフリー制御装置21および22を使用する。また、ガバナフリー制御装置21および22は、具体例1と同様に、図2に示した下段の制御ロジックのゲイン特性2を用いて制御を行う。
図5は、二次電池11の充電深度が低く、二次電池12の充電深度が高い状態で、二次電池11および12の充電深度を調整する場合のゲイン特性の設定例を示す。管理装置30は、充電深度が低い二次電池11に対しては、放電側は0または小さめの出力を放電するようにガバナフリー制御装置21のゲイン特性2を設定する。一方、充電深度が高い二次電池12に対しては、管理装置30は、充電側は0または小さめの出力を充電するようにガバナフリー制御装置22のゲイン特性2を設定する。
このようにガバナフリー制御装置21および22のゲイン特性2を設定することにより、二次電池システムは、ガバナフリー制御を行いながら、二次電池11の充電深度を上げ、二次電池12の充電深度を下げることができる。
なお、図3に示したゲイン特性2を、適当なタイミングで二次電池の充電深度に応じて、ガバナフリー制御装置間で入れ替えることにより、二次電池間の充電深度のばらつきを抑えることもできる。
図6は、本実施例に係る二次電池システムの具体例3を説明するための説明図である。二次電池は充電容量(kWh)が限られているため、使用する電力量(kWh)を抑える工夫が必要である。そこで、具体例3では、二次電池システムは、使用する電力量を抑えるようにガバナフリー制御を行う。
具体例3では、二次電池システムは、1台の二次電池11と1台のガバナフリー制御装置21を使用する。また、管理装置30がガバナフリー制御装置21のGb=0と設定することで、ガバナフリー制御装置21は上段の制御ブロックのみを使用する。
管理装置30が、図6に示すように、制御ロジックの上段のゲイン特性1とリセット回路3aを設定し、進み遅れ要素5a〜5cをスルーとした場合、周波数変動が生じると、ガバナフリー制御装置21は、二次電池11へ一旦は制御指令値を出力し、かつ火力発電機に比べて応答が速いため周波数変動を抑制するように出力する。
そして、火力発電機のガバナフリーとLFCが遅れて応答してくるタイミングで、制御指令値を引き戻すようにリセット回路3aの時定数を設定しておくことで、二次電池11は出力を抑制し使用電力量(kWh)を抑えることができる。
図7は、具体例3において、周波数偏差に対する二次電池11と火力発電機の出力の応答イメージを示す図である。図7において、実線は二次電池ありの場合を示し、点線は二次電池なしの場合を示す。また、図7は、周波数が一時的に変動した場合を示す。
図7に示すように、周波数の一時的な減少に対して二次電池出力は一時的に増加するが、遅れて応答する火力発電機の出力増加に対応して二次電池出力は引き戻される。
なお、図7では、周波数変動が小さい(−F1<周波数偏差<0)場合について示したが、周波数変動が大きい(周波数偏差≦−F1、またはF1≦周波数偏差)場合についても電池出力がリミッタに制限されるだけで同様の動きとなる。すなわち、周波数変動が大きい場合でも、最終的には二次電池出力は引き戻される。
また、複数の二次電池を使用する場合には、合成したゲイン特性が図6のようになるようにゲイン特性1を具体例1と同様に設定すれば、二次電池システムは高い電力効率でガバナフリー制御ができる。
図8は、本実施例に係る二次電池システムの具体例4を説明するための説明図である。具体例4では、二次電池システムは1台の二次電池11と1台のガバナフリー制御装置21を使用する。また、管理装置30がガバナフリー制御装置21のGa=0と設定することで、ガバナフリー制御装置21は下段の制御ブロックのみを使用する。
管理装置30が、図8に示すように、制御ブロックの下段のゲイン特性2と一次遅れフィルタ4aを設定した場合、−F<周波数偏差<F(Fは常時の周波数変動程度に設定)の周波数変動には二次電池11は応答しない。一方、系統擾乱等により周波数偏差(周波数偏差≦−F、またはF≦周波数偏差)が継続したとすると、二次電池11は火力発電機と同様に出力を継続することで周波数偏差を抑制することができる。
図9は、具体例4において、周波数偏差に対する二次電池11と火力発電機の出力の応答イメージを示す図である。図9において、実線は二次電池ありの場合を示し、点線は二次電池なしの場合を示す。また、図9は、周波数偏差がしばらく継続した場合を示す。
図9に示すように、周波数偏差が−Fを超えてしばらく継続すると、二次電池出力および火力発電機出力が継続し、周波数偏差が抑制される。
なお、複数の二次電池を使用する場合には、合成したゲイン特性が図7のようになるようにゲイン特性2を具体例1と同様に設定すれば、二次電池システムは高い電力効率でガバナフリー制御ができる。
また、具体例3と4については、制御ロジックの上段側と下段側を組み合わせて実施することで、ガバナフリー制御装置は、常時の小さな短周期の周波数変動と緊急時の大きな長周期の周波数変動に対して、別々の制御を行うことができる。
すなわち、制御ロジックの上段にリセット回路を設けることで、ガバナフリー制御装置は、常時のガバナフリー制御を効率的に実施できる。具体的には、周波数変動の短周期成分に対して火力発電機や水力発電機では応答が遅いが、二次電池は応答が速いため、二次電池を出力させることで周波数変動を抑制することができる。
また、周波数変動の長周期成分に対しては火力発電機や水力発電機が十分応答できるため、二次電池の出力をリセット回路の効果により引き戻すことで使用電力量(kWh)を抑えることができる。
また、制御ロジックの下段にはリセット回路はないため、系統擾乱等により需給不均衡が継続した場合には、二次電池が出力し続けることで周波数偏差を抑制することができる。
更に、図2のゲイン特性1、2に不感帯を持った特性を設定することで、二次電池システムは、許容される周波数範囲では二次電池の充放電を抑制し、許容周波数範囲を逸脱した場合のみ充放電を行い、使用電力量(kWh)を抑えることもできる。特に、下段について不感帯を持った特性を設定すれば、上段で常時の小さな周波数変動に対する制御を行い、下段で緊急時の大きな周波数変動に対する制御を別々に行うことが可能である。
上述してきたように、本実施例では、ガバナフリー制御装置は、上段と下段の2段の制御ロジックを有し、それぞれの制御ロジックにより算出した充放電要求値を加算して二次電池に出力する。上段のロジックは、ゲイン特性1、リセット回路3、3段の進み遅れ要素5a〜5cを制御ブロックとして含み、下段のロジックは、ゲイン特性2、一次遅れフィルタ4、3段の進み遅れ要素6a〜6cを制御ブロックとして含む。したがって、ガバナフリー制御装置は、上段と下段の制御ブロックを適宜組み合わせた制御ロジックにより二次電池を制御することができ、電力系統の周波数の安定性を向上させ、かつ高い電力効率を実現することができる。また、ガバナフリー制御装置は、二次電池の使用電力量を抑え、ガバナフリー制御中に二次電池の充電深度の調整を行うことができる。
なお、本実施例では、電力貯蔵装置として二次電池を用いる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電力貯蔵装置として、例えば、超電導電力貯蔵装置、フライホイール、電気二重キャパシタなどを用いる場合にも同様に適用することができる。
また、本実施例では、二次電池システムがガバナフリー制御装置21〜25を有する場合について説明したが、ガバナフリー制御装置21〜25の機能を備えた全体制御装置と二次電池11〜15をネットワークで接続して二次電池出力を制御することもできる。
また、本実施例では、二次電池システムが管理装置30とガバナフリー制御装置21〜25を有する場合について説明したが、管理装置30とガバナフリー制御装置21〜25の機能を備えた中央制御装置と二次電池11〜15をネットワークで接続して二次電池出力を制御することもできる。
1,2 ゲイン特性
3 リセット回路
4 一次遅れフィルタ
5a〜5c,6a〜6c 進み遅れ要素
11〜15 二次電池
21〜25 ガバナフリー制御装置
30 管理装置
41 合成ゲイン特性

Claims (7)

  1. 電力系統の周波数偏差に対して第1のゲイン特性に基づくゲイン演算を行う第1のゲイン演算部と第1のゲイン演算部の出力に対してリセット回路演算を行い電力貯蔵装置への充放電要求値を出力するリセット回路演算部を有する第1の制御手段と、
    前記周波数偏差に対して第2のゲイン特性に基づくゲイン演算を行う第2のゲイン演算部と第2のゲイン演算部の出力に対して一次遅れフィルタ演算を行い電力貯蔵装置への充放電要求値を出力する一次遅れフィルタ演算部を有する第2の制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電力貯蔵装置を用いたガバナフリー制御装置。
  2. 前記第1のゲイン特性は、前記周波数偏差の絶対値が第1の偏差以内である場合には電力貯蔵装置出力を該周波数偏差に基づく値として定義し、前記周波数偏差の絶対値が第1の偏差より大きい場合には電力貯蔵装置出力を該周波数偏差が第1の偏差である時の値として定義し、
    前記第2のゲイン特性は、前記周波数偏差の絶対値が第1の偏差以内である場合には電力貯蔵装置出力をゼロとして定義し、前記周波数偏差の絶対値が第1の偏差より大きく第2の偏差以内である場合には電力貯蔵装置出力に基づく値として定義し、前記周波数偏差の絶対値が第2の偏差より大きい場合には電力貯蔵装置出力を該周波数偏差が第2の偏差であるときの値として定義する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力貯蔵装置を用いたガバナフリー制御装置。
  3. 前記第1の制御手段は、前記リセット回路演算部の出力に対して進み遅れ演算を行う進み遅れ演算部を有し、
    前記第2の制御手段は、前記一次遅れフィルタ演算部の出力に対して進み遅れ演算を行う進み遅れ演算部を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電力貯蔵装置を用いたガバナフリー制御装置。
  4. 前記第1の制御手段は、
    前記周波数偏差に対して第3のゲイン特性に基づくゲイン演算を行う第3のゲイン演算部と第3のゲイン演算部の出力に対してリセット回路演算を行い電力貯蔵装置への充放電要求値を出力する第3の制御手段と、
    前記周波数偏差に対して第4のゲイン特性に基づくゲイン演算を行う第4のゲイン演算部と第4のゲイン演算部の出力に対してリセット回路演算を行い電力貯蔵装置への充放電要求値を出力する第4の制御手段とを備え、
    第3のゲイン特性と第4のゲイン特性の合成ゲイン特性が第1のゲイン特性であることを特徴とする請求項2に記載の電力貯蔵装置を用いたガバナフリー制御装置。
  5. 第3のゲイン特性と第4のゲイン特性は、設定により入れ替えが可能なことを特徴とする請求項4に記載の電力貯蔵装置を用いたガバナフリー制御装置。
  6. 前記第1のゲイン特性が、電力貯蔵装置の充電深度が所定の値よりも高い場合には、充電深度が所定の値よりも高くない場合と比較して充電量が小さくなるように設定され、電力貯蔵装置の充電深度が所定の値よりも低い場合には、充電深度が所定の値よりも低くない場合と比較して放電量が小さくなるように設定されることを特徴とする請求項2に記載の電力貯蔵装置を用いたガバナフリー制御装置。
  7. 電力系統の周波数偏差の絶対値が第1の偏差以内である場合には、該周波数偏差に対して第1のゲイン特性に基づくゲイン演算を行い、ゲイン演算結果に対してリセット回路演算を行って電力貯蔵装置への充放電要求値を出力し、
    前記周波数偏差の絶対値が第1の偏差より大きい場合には、該周波数偏差に対して第2のゲイン特性に基づくゲイン演算を行い、ゲイン演算結果に対して一次遅れフィルタ演算を行って電力貯蔵装置への充放電要求値を出力する
    ことを特徴とする電力貯蔵装置を用いたガバナフリー制御方法。
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