JPH09189256A - 内燃機関の吸気温度推定装置及び外気温度推定装置 - Google Patents

内燃機関の吸気温度推定装置及び外気温度推定装置

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JPH09189256A
JPH09189256A JP8002099A JP209996A JPH09189256A JP H09189256 A JPH09189256 A JP H09189256A JP 8002099 A JP8002099 A JP 8002099A JP 209996 A JP209996 A JP 209996A JP H09189256 A JPH09189256 A JP H09189256A
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JP
Japan
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air temperature
temperature
outside air
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JP8002099A
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English (en)
Inventor
Hajime Hosoya
肇 細谷
Akira Uchikawa
晶 内川
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内燃機関の燃料噴射量等で必要なシリンダに吸
入される吸気の温度を推定する。 【解決手段】外気温度を推定し、エンジンルームから吸
気系への熱伝達量を推定し、機関から吸気系への熱伝導
量を推定し、これらに基づいてシリンダへの吸気の温度
を推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のシリンダに
吸入される吸気の温度を推定する技術及び該吸気温度の
推定の際等に外気温度を推定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の電子制御燃料噴射装置とし
て、燃料噴射量をスロットル弁下流側の吸気圧力を基本
として設定するようにしたものがある (Dジェトロ方式
と称される) 。即ち、吸気圧力を基本として充填効率、
吸気温度、内部EGR (残留ガス) 等による補正を行っ
て燃料噴射量を設定して、該燃料噴射量に応じたパルス
幅を持つ噴射パルス信号を電磁式燃料噴射弁に出力して
燃料噴射量を制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記Dジェ
トロ方式の燃料噴射量制御においては、前記シリンダに
吸入される吸気の温度による補正を行うため、吸気通路
に吸気温センサを設けているため、コストが高くついて
いた。本発明は、このような従来の問題点に鑑みなされ
たもので、機関周辺の熱の授受に基づいて吸気温度を推
定できるようにした内燃機関の吸気温度推定装置を提供
することを目的とする。
【0004】また、前記吸気温度推定の際等に必要とな
る外気温度を、機関の状態量等から推定できるようにし
た外気温度推定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は図1に示すように、内燃機関のシリンダ内に吸
入される吸気の温度を推定する装置であって、外気温度
を推定する外気温度推定手段と、吸気系外側空間から吸
気系への熱伝達量を推定する熱伝達量推定手段と、機関
本体から吸気系への熱伝導量を推定する熱伝導推定手段
と、推定された外気温度、吸気系への熱伝達量及び熱伝
導量に基づいて、シリンダに吸入される吸気の温度を推
定する吸気温度推定手段と、を含んで構成したことを特
徴とする。
【0006】また、請求項2に係る発明は、前記外気温
度推定手段が、機関温度を検出する機関温度検出手段
と、前記機関温度の単位時間当りの変化量を算出する機
関温度変化量算出手段と、機関の単位時間当りの発熱量
を算出する発熱量算出手段と、を含んで構成され、機関
の始動時及び始動直後は、機関温度変化量と、機関の単
位時間当りの発熱量との比に基づいて外気温度を推定す
ることを特徴とする。
【0007】また、請求項3に係る発明は、前記外気温
度推定手段が、機関温度を所定値に維持するようにON
・OFFを繰り返して制御される冷却用ファンのON継
続時間、OFF継続時間又は駆動周期のいずれかの制御
時間を計測するファン制御時間計測手段と、機関の単位
時間当りの発熱量を算出する発熱量算出手段と、を含ん
で構成され、機関のアイドル時は、前記冷却用ファン制
御時間と、機関の単位時間当りの発熱量と、に基づいて
外気温度を推定することを特徴とする。
【0008】また、請求項4に係る発明は、前記外気温
度推定手段が、機関温度を所定値に維持するようにON
・OFFを繰り返して制御される冷却用ファンのON継
続時間、OFF継続時間又は駆動周期のいずれかの制御
時間を計測するファン制御時間計測手段と、車速を検出
する車速検出手段と、前記冷却用ファン駆動時の機関の
発熱量を算出する発熱量算出手段と、を含んで構成さ
れ、機関の低速走行時は、前記冷却用ファン制御時間
と、車速と、機関の単位時間当りの発熱量と、に基づい
て外気温度を推定することを特徴とする。
【0009】また、請求項5に係る発明は、前記外気温
度推定手段が、車速を検出する車速検出手段と、機関の
単位時間当りの発熱量を算出する発熱量算出手段と、機
関温度を検出する機関温度検出手段と、前記機関温度の
単位時間当りの変化量を算出する機関温度変化量算出手
段と、を含んで構成され、中・高速走行時は、前記車速
と、機関の単位時間当りの発熱量と、機関温度の変化量
と、に基づいて外気温度を推定することを特徴とする。
【0010】また、請求項6に係る発明は、機関の単位
時間当りの発熱量を算出する発熱量算出手段と、エンジ
ンルームからの単位時間当りの放熱量を算出する放熱量
算出手段と、を含んで構成され、前記発熱量と放熱量と
の差から吸気系への熱伝達量を推定することを特徴とす
る。
【0011】また、請求項7に係る発明は、前記熱伝導
量推定手段は、機関の単位時間当りの発熱量を算出する
発熱量算出手段と、機関温度を検出する機関温度検出手
段と、を含んで構成され、前記算出された発熱量と機関
温度とに基づいて吸気系への熱伝導量を算出することを
特徴とする。
【0012】また、請求項8に係る発明は、前記外気温
度推定手段に代えて、外気温度を直接検出する外気温度
検出手段を設け、該外気温度検出手段によって検出した
外気温度を用いて吸気温度を推定するようにしたことを
特徴とする。また、請求項9に係る発明は、内燃機関を
搭載した車両において外気温度を推定する装置であっ
て、機関温度を検出する機関温度検出手段と、前記機関
温度の単位時間当りの変化量を算出する機関温度変化量
算出手段と、機関の単位時間当りの発熱量を算出する発
熱量算出手段と、を含んで構成され、機関の始動時及び
始動直後に、機関温度変化量と、機関の単位時間当りの
発熱量との比に基づいて外気温度を推定することを特徴
とする。
【0013】また、請求項10に係る発明は、内燃機関を
搭載した車両において外気温度を推定する装置であっ
て、機関温度を所定値に維持するようにON・OFFを
繰り返して制御される冷却用ファンのON継続時間、O
FF継続時間又は駆動周期のいずれかの制御時間を計測
するファン制御時間計測手段と、機関の単位時間当りの
発熱量を算出する発熱量算出手段と、を含んで構成さ
れ、機関のアイドル時は、前記冷却用ファン制御時間
と、機関の単位時間当りの発熱量と、に基づいて外気温
度を推定することを特徴とする。
【0014】また、請求項11に係る発明は、内燃機関を
搭載した車両において外気温度を推定する装置であっ
て、機関温度を所定値に維持するようにON・OFFを
繰り返して制御される冷却用ファンのON継続時間、O
FF継続時間又は駆動周期のいずれかの制御時間を計測
するファン制御時間計測手段と、車速を検出する車速検
出手段と、前記冷却用ファン駆動時の機関の発熱量を算
出する発熱量算出手段と、を含んで構成され、機関の低
速走行時に、前記冷却用ファン制御時間と、車速と、機
関の単位時間当りの発熱量と、に基づいて外気温度を推
定することを特徴とする。
【0015】また、請求項12に係る発明は、内燃機関を
搭載した車両において外気温度を推定する装置であっ
て、車速を検出する車速検出手段と、機関の単位時間当
りの発熱量を算出する発熱量算出手段と、機関温度を検
出する機関温度検出手段と、前記機関温度の単位時間当
りの変化量を算出する機関温度変化量算出手段と、を含
んで構成され、中・高速走行時は、前記車速と、機関の
単位時間当りの発熱量と、機関温度の変化量と、に基づ
いて外気温度を推定することを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1に係る発明の作用 吸気系の入口に吸入されるときの空気の温度は、外気温
度推定手段で推定された外気温度と略等しく、該吸入空
気は、吸気系を経てシリンダに至る間に吸気系の管壁と
の間の熱の授受があるので、それによってシリンダに吸
入される空気の温度が決定される。
【0017】ここで、前記吸気系管壁の温度は、吸気系
外側空間つまりエンジンルームから吸気系への熱伝達量
と、機関本体から吸気系の熱伝導量とによって決定され
る。そこで、熱伝達量推定手段によって推定された吸気
系外側空間から吸気系への熱伝達量を推定する熱伝達量
と、熱伝導推定手段によって推定された機関本体から吸
気系への熱伝導量と、に基づいて、吸気温度推定手段が
シリンダに吸入される吸気の温度を推定する。
【0018】請求項2に係る発明の作用 機関の始動後における機関温度の単位時間当りの変化量
つまり暖まりやすさは、機関の単位時間当りの発熱量に
対して、外気温度が低いときは、放熱量が大きいため機
関が暖まりにくく、外気温度が高くなるほど機関が暖ま
りやすくなる。そこで、始動時及び始動直後は、機関温
度検出手段によって検出された機関温度から機関温度変
化量算出手段が機関温度の単位時間当りの変化量を算出
すると共に、発熱量算出手段が機関の単位時間当りの発
熱量を算出し、それら機関温度の変化量と単位時間当り
の発熱量との比に基づいて外気温度を推定することがで
きる。
【0019】請求項3に係る発明の作用 走行風を発生しないアイドル時は、機関からの単位時間
当りの発熱量と冷却用ファンからの冷却風による冷却量
との関係で、機関温度の単位時間当りの変化量が決定さ
れる。ここで、発熱量を一定と考えると、冷却用ファン
のON継続時間が長いときは、外気温度が高いと推定で
き、OFF継続時間が長いときは外気温度が低いと推定
できる。また、外気温度による影響はON継続時間より
OFF継続時間の方が大きいので、冷却用ファンの駆動
周期 (ON〜ONまでの時間) と外気温度との関係は、
OFF継続時間と外気温度との関係と同様である。
【0020】また、発熱量について考えると、発熱量が
大きいときはそれだけ要求冷却量が増大するから、他の
条件が同一であるならば、発熱量が小さいときより外気
温度は低いと推定できる。以上のことから、機関のアイ
ドル時は、前記冷却用ファンのON継続時間、OFF継
続時間又は駆動周期のいずれかの制御時間と、機関の単
位時間当りの発熱量と、に基づいて外気温度を推定する
ことができる。
【0021】請求項4に係る発明の作用 低速走行時は、冷却用ファンによる冷却量と、車速によ
って決定される走行風による冷却量とを合計した冷却量
と、機関の単位時間当りの発熱量との関係で、機関温度
の単位時間当りの変化量が決定される。即ち、車速が増
大するほど走行風量が増大して冷却量は増大するので、
その他の条件が同一のときは、外気温度をより高い値に
補正して推定する必要がある。
【0022】そこで、機関の低速走行時は、前記冷却用
ファン制御時間と、車速と、機関の単位時間当りの発熱
量と、に基づいて外気温度を推定する。請求項5に係る発明の作用 中・高速走行時は、冷却ファンによる影響に比較して車
速と外気温度とによって決定される走行風による冷却量
が大きく、該冷却量と、機関の単位時間当りの発熱量と
の関係で機関温度の変化量が決定される。
【0023】そこで、前記車速と、機関の単位時間当り
の発熱量と、機関温度の単位時間当りの変化量と、に基
づいて外気温度を推定する。請求項6に係る発明の作用 機関からの発熱量からエンジンルームへの放熱量を差し
引いた熱量が吸気系外側空間つまりエンジンルーム内に
残存し、それによってエンジンルーム内温度が決定さ
れ、以て該エンジンルームから吸気系への熱伝達量が決
定される。
【0024】そこで、機関の単位時間当りの発熱量と、
エンジンルームからの単位時間当りの放熱量と、を算出
し、該発熱量と放熱量との差から吸気系への熱伝達量を
推定する。請求項7に係る発明の作用 吸気系への熱伝導量は、リアルタイムで発生する機関の
単位時間当りの発熱量によって伝導する量と、機関温度
によって表される機関が蓄えている熱量によって伝導す
る量とで大略決定される。
【0025】そこで、前記発熱量と機関温度とを算出
し、それらに基づいて吸気系への熱伝導量を算出する。請求項8に係る発明の作用 外気温度検出手段で直接検出した外気温度を用いて吸気
温度を推定することにより、吸気温度を精度良く推定す
る。
【0026】請求項9〜請求項12に係る発明の作用 請求項2〜請求項5に係る発明の作用と同様であるが、
これら外気温度推定装置で推定した外気温度を空気密度
の推定やエアコンの制御等吸気温度の推定以外に用いる
ことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。一実施形態を示す図2において、内燃
機関1の吸気通路2にはスロットル弁3が介装され、該
スロットル弁3下流側の吸気通路2のコレクタ部2Aに
は、吸気圧力を検出する圧力センサ21が介装され、該圧
力センサ21によって検出された吸気圧力に基づいて、後
述する燃料噴射弁4からの燃料噴射量を制御するように
なっている。
【0028】吸気通路2の下流側マニホールド部の各ブ
ランチ部2Bには、気筒毎に燃料を噴射供給する燃料噴
射弁4が設けられ、吸気通路2の上流端部にはエアクリ
ーナ5が設けられている。前記燃料噴射量制御等の制御
のため、コントロールユニット6には各種のセンサから
の信号が入力される。
【0029】前記各種のセンサとしては、クランク角セ
ンサ7が設けられ、所定クランク角1に出力される基準
信号REFの周期TREF により機関回転速度Neを算出
可能である。また、水温センサ8が設けられ、機関冷却
水温度Twを検出する。この他、車速VSP検出用の車
速センサ9が設けられ、イグニッションスイッチ10、機
関冷却水温度Twを一定に維持すべく冷却用ファンの駆
動をON・OFFする駆動リレー11等の信号と共に、前
記コントロールユニット6に入力される。
【0030】かかる構成において、前記燃料噴射量を設
定するために吸気温度の推定を以下のようにして行う。
図3は、該吸気温度を推定するメインルーチンのフロー
チャートを示す。ステップ (図ではSと記す。以下同
様) 1では、機関の運転状態毎に各種検出値に基づいて
後述するようにして外気温度Tair を推定する。
【0031】ステップ2では、同じくエンジンルームか
ら機関の吸気系への熱伝達量QT を推定する。ステップ
3では、同じく機関1から吸気系への熱伝導量QC を推
定する。ステップ4では、これら外気温度Tair 、熱伝
達量QT 、熱伝導量QC に基づき、次式のようにして、
シリンダに吸入される吸気の温度Tcyl を推定する。
【0032】Tcyl =Tair +aQT +bQC ここで、a, bは熱量−温度換算係数である。次に、前
記各ステップ1〜ステップ4における推定のサブルーチ
ンを図4以下に基づいて説明する。図4は、機関の始動
時に外気温度を推定するルーチンのフローチャートを示
す。
【0033】ステップ11では、イグニッション・スイッ
チがOFFからONにされたか否かを判定し、ONにさ
れるのを判定した後ステップ12へ進む。ステップ12で
は、水温センサ8によって検出された機関冷却水温度T
wを入力する。ステップ13では、各気筒への基本燃料噴
射量TP の単位時間当りの総和ΣTPを演算する。この
積算値ΣTP は、機関1の単位時間当りの発熱量を表
す。したがって、該ステップ13の機能は、発熱量算出手
段に相当する。尚、発熱量を求めるのは、前記の他、周
期的に求めた基本燃料噴射量TP と機関回転速度Neと
の積として求めることもでき、簡易的には吸入空気流量
Qに比例的な値として求めることもできる。
【0034】ステップ14では、機関冷却水温度Twの単
位時間当りの変化量ΔTwを算出する。このステップ14
の機能が、機関温度変化量算出手段に相当する。ステッ
プ15では、前記基本燃料噴射量TP の積算値ΣTP と、
機関冷却水温度Twの変化量ΔTwとに基づいてマップ
からの検索又は次式による演算で、外気温度Tair を推
定する。
【0035】Tair =k・ΔTw/ΣTP 即ち、機関冷却水温度Twの単位時間当りの変化量ΔT
wは、機関の始動後発生する熱量の総量つまり機関から
の総発熱量ΣTP が大きいほど大きく、また、外気温度
が高いほど大きい値となる。つまりΔTw∝ΣTP ・T
air の関係が成立するので、外気温度を前述の式のよう
に算出できる。
【0036】次に、機関のアイドル時に外気温度を推定
するルーチンを、図5のフローチャートに基づいて説明
する。ステップ21では、機関冷却水温度Twを所定値に
維持するようにON・OFFを繰り返して制御される冷
却用ファンがOFFからONになったか否かを駆動リレ
ー11の信号に基づいて判定する。
【0037】ステップ22では、前記同様にして現在の機
関の単位時間当りの発熱量を積算値ΣTP 等によって演
算する。ステップ23では、冷却用ファンがONになって
からの経過時間をタイマーをカウントして計測する。ス
テップ24では、冷却用ファンがONからOFFになった
か否かを判定し、OFFになるのを待ってステップ25へ
進む。
【0038】ステップ25では、前記タイマーによる計測
を停止する。ステップ26では、前記タイマーで計測され
た冷却用ファンの駆動時間 (ON継続時間) Tfan と、
現在の発熱量ΣTP とに基づいて、マップからの検索又
は次式に基づく演算により、外気温度Tair を求める。 Tair =a0 ・Tfan −b0 ・ΣTP ここでa0 , b0 は温度換算係数である。
【0039】即ち、走行風を発生しないアイドル時は、
機関の単位時間当りの発熱量と冷却用ファンによる冷却
量との関係で、単位時間当りの機関温度の変化量が決定
され、発熱量が大きいほど、また、外気温度が高いほど
要求冷却量が増大してファンのON継続時間Tfan が増
大することから前記の式により、外気温度を推定でき
る。
【0040】また、冷却用ファンのON継続時間Tair
の代わりに、OFF継続時間を用いて外気温度を推定す
ることもできる。この場合は、冷却用ファンによる冷却
がないOFF継続時間が短いほど、外気温度が高いため
機関温度の上昇速度が大きいからであると考えられ、外
気温度が高いと推定できる。また、冷却用ファンの駆動
周期 (ONからONまでの時間) を用いて外気温度を推
定することもできる。この場合、外気温度による影響は
ON継続時間よりOFF継続時間の方が大きいので、O
FF継続時間と外気温度との関係と同様の関係により推
定すればよい。
【0041】次に、低速走行時に外気温度を推定するル
ーチンを、図6のフローチャートに基づいて説明する。
ステップ31では、冷却用ファンがOFFからONになっ
たかを判定し、ONになるのを待ってステップ32へ進
む。ステップ32では、冷却用ファンがONになってから
の経過時間をタイマーをカウントして計測する。
【0042】ステップ33では、前記同様にして現在の機
関の単位時間当りの発熱量を積算値ΣTP 等によって演
算する。ステップ34では、車速センサ9によって検出さ
れた車速VSPを入力する。ステップ35では、冷却用フ
ァンが一旦OFFとなってから再度ONになったかを判
定し、ONになるのを待ってステップ36へ進む。
【0043】ステップ36では、前記タイマーによる計測
を停止する。ステップ37では、前記タイマーで計測され
た冷却用ファンの駆動周期 (ON〜ONまでの時間) T
fan ’と、現在の発熱量ΣTP と、車速VSPとに基づ
いて、マップからの検索又は次式に基づく演算により、
外気温度Tair を求める。 Tair =a1 ・VSP−b1 ・ΣTP −c1 ・Tfan ’ ここで、a1 、b1 、c1 は温度換算係数である。
【0044】即ち、低速走行時は、冷却用ファンによる
冷却量と、車速によって決定される走行風による冷却量
とを合計した冷却量と、機関の単位時間当りの発熱量と
の関係で、単位時間当りの機関温度の変化量が決定され
るので、これらを考慮して外気温度を推定することがで
きる。ここで、既述したように冷却用ファンの駆動周期
は冷却用ファンのOFF継続時間と外気温度との関係と
同様に考えればよく、駆動周期が短いいほど、外気温度
が高いと推定できるので、前記の式のように推定でき
る。
【0045】したがって、駆動周期を求める代わりにO
FF継続時間を求めて推定してもよく、また、前記アイ
ドル時の図5で示したようにON継続時間で推定するこ
ともできる。ON継続時間を用いる場合は、ON継続時
間が長いほど外気温度は高いと推定することは勿論であ
る。次に、中・高速走行時の外気温度推定ルーチンを、
図7のフローチャートに基づいて説明する。
【0046】ステップ41では、車速センサ9により検出
された車速VSPを入力する。ステップ42では、前記同
様にして現在の機関の単位時間当りの発熱量を積算値Σ
P 等によって演算する。ステップ43では、水温センサ
8により検出された機関冷却水温度Twを入力する。
【0047】ステップ44では、機関冷却水温度Twの単
位時間当りの変化量ΔTwを算出する。ステップ45で
は、前記車速VSP、機関の単位時間当りの発熱量ΣT
P と、機関冷却水温度Twの単位時間当りの変化量ΔT
wと、に基づいてマップからの検索により、又は次式に
よる演算により、外気温度を推定する。
【0048】 Tair =a2 ・ΔTw+b2 ・VSP−c2 ・ΣTP 即ち、中・高速走行時は、冷却ファンによる影響に比較
して車速と外気温度とによって決定される走行風による
冷却量が大きく、該冷却量と、機関の単位時間当りの発
熱量との関係で機関温度の単位時間当りの変化量が決定
される。そこで、前記車速と、機関の単位時間当りの発
熱量と、機関温度の変化量と、に基づいて前述の式のよ
うにして外気温度を推定することができる。
【0049】次に、前記図3のステップ2で示したエン
ジンルームから機関の吸気系 (吸気ダクト・吸気マニホ
ールド等) に伝達される熱伝達量を推定するルーチンを
図8のフローチャートに基づいて説明する。ステップ51
では、前記同様にして現在の機関の単位時間当りの発熱
量を積算値ΣTP 等によって演算する。
【0050】ステップ52では、車速センサ9によって検
出された車速VSPを入力する。ステップ53では、水温
センサ8によって検出された機関冷却水温度Twを入力
する。ステップ54では、前記図4〜図7のようにして推
定された外気温度Tair を入力する。
【0051】ステップ55では、前記車速VSP、機関冷
却水温度Tw、外気温度Tair に基づいてマップからの
検索により、又は次式による演算等により、エンジンル
ームから車体外側への放熱量Qout を求める。 Qout =a3 ・VSP+b3 (Tw−Tair ) 即ち、該エンジンルームからの放熱量Qout は、車速で
定まる走行風による冷却量 (走行風に与える放熱量) と
機関温度と外気温度との温度差による外気中への放熱量
とで決定される。
【0052】ステップ56では、ステップ51で求めた機関
からの単位時間当りの発熱量ΣTPと、ステップ55で求
めたエンジンルームからの放熱量とに基づいて、エンジ
ンルームから機関の吸気系への熱伝達量QT を次式のよ
うにして推定する。 QT =a4 ・ (b4 ・ΣTP −Qout ) 即ち、機関の単位時間当りの発熱量からエンジンルーム
からの放熱量を差し引いた熱量がエンジンルーム内に残
存し、該残存熱量と比例的な熱量が吸気系に伝達される
と推定できる。
【0053】最後に、図3のステップ3で示した機関か
ら吸気系への熱伝導量を推定するルーチンを、図9に示
したフローチャートに基づいて説明する。ステップ61で
は、前記同様にして現在の機関の単位時間当りの発熱量
を積算値ΣTP 等によって演算する。ステップ62では、
水温センサ8によって検出された機関冷却水温度Twを
入力する。
【0054】ステップ63では、前記機関の単位時間当り
の発熱量ΣTP と、機関冷却水温度Twとに基づいて、
機関から吸気系への熱伝導量を次式により推定する。 QC =a5 ・Tw+b5 ΣTP 即ち、機関から吸気系への熱伝導量は、リアルタイムで
発生する機関の単位時間当りの発熱量によって伝導する
量と、機関温度によって表される機関が蓄えている熱量
によって伝導する量とで大略決定されるので、それらを
加算することにより吸気系への熱伝導量を算出する。
【0055】このように、機関周辺の熱の授受を推定す
ることによって、特別温度センサを設けることなく、機
関のシリンダに吸入される吸気の温度を推定することが
できる。また、別の実施形態として、エアコン等の制御
のために外気温センサを装着している場合等は、該外気
温センサにより直接検出された外気温度を用いて、他の
演算は前記実施形態と同様にして行い、吸気温度を推定
するようにしてもよい。
【0056】また、前記第1の実施形態で示したような
外気温度の推定を行う外気温度推定装置として単独で設
け、推定した外気温度をエアコン等の制御に用いること
もでき、外気温センサが不要となってコスト低減を図れ
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明してきたように請求項1に係る
発明によれば、外気温度、エンジンルームから機関の吸
気系への熱伝達量、機関から吸気系への熱伝導量を、そ
れぞれ推定し、それらに基づいて機関のシリンダに吸入
される吸気の温度を推定により求めることができ、特別
温度センサを設けることがないので、低コストなシステ
ムを実現できる。
【0058】また、請求項2に係る発明によれば、機関
の始動時及び始動直後に、機関温度の単位時間当りの変
化量と、機関の単位時間当りの発熱量との比に基づいて
外気温度を推定することができる。また、請求項3に係
る発明によれば、走行風を発生しないアイドル時に、冷
却用ファンのON継続時間、OFF継続時間又は駆動周
期のいずれかの制御時間と、機関の単位時間当りの発熱
量と、に基づいて外気温度を推定することができる。
【0059】また、請求項4に係る発明によれば、低速
走行時に、冷却用ファンのON継続時間、OFF継続時
間又は駆動周期のいずれかの制御時間と、車速と、機関
の単位時間当りの発熱量と、に基づいて外気温度を推定
することができる。また、請求項5に係る発明によれ
ば、中・高速走行時に、車速と、機関の単位時間当りの
発熱量と、機関温度の単位時間当りの変化量と、に基づ
いて外気温度を推定することができる。
【0060】また、請求項6に係る発明によれば、機関
の単位時間当りの発熱量と、エンジンルームからの単位
時間当りの放熱量と、に基づいて吸気系への熱伝達量を
推定することができる。また、請求項7に係る発明によ
れば、機関の単位時間当りの発熱量と、機関温度と、に
基づいて吸気系への熱伝導量を推定することができる。
【0061】また、請求項8に係る発明によれば、外気
温度検出手段で直接検出した外気温度を用いて吸気温度
を推定することにより、吸気温度を精度良く推定するこ
とができる。また、請求項9〜請求項12に係る発明によ
れば、請求項2〜請求項5に係る発明と同様の効果が得
られ、エアコンの制御等で用いる外気温センサを不要と
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の構成・機能を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明の一実施形態のシステム構成を示す図。
【図3】同上実施形態による吸気温度推定ルーチンを示
すフローチャート。
【図4】始動時及び始動直後の外気温度推定ルーチンを
示すフローチャート。
【図5】同じくアイドル時の外気温度推定ルーチンを示
すフローチャート。
【図6】同じく低速走行時の外気温度推定ルーチンを示
すフローチャート。
【図7】同じく中・高速走行時の外気温度推定ルーチン
を示すフローチャート。
【図8】同じくエンジンルームから機関の吸気系への熱
伝達量を推定するルーチンのフローチャート。
【図9】同じく機関から吸気系への熱伝導量を推定する
ルーチンのフローチャート。
【符号の説明】
1 内燃機関 2 吸気通路 2A コレクタ部 4 燃料噴射弁 6 コントロールユニット 7 クランク角センサ 8 水温センサ 9 車速センサ 10 イグニッションスイッチ 11 駆動リレー 14 クランク角センサ 2 吸気通路 2A コレクタ部 4 燃料噴射弁 6 コントロールユニット 7 クランク角センサ 8 水温センサ 9 車速センサ 10 イグニッションスイッチ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関のシリンダ内に吸入される吸気の
    温度を推定する装置であって、 外気温度を推定する外気温度推定手段と、 吸気系外側空間から吸気系への熱伝達量を推定する熱伝
    達量推定手段と、 機関本体から吸気系への熱伝導量を推定する熱伝導推定
    手段と、 推定された外気温度、吸気系への熱伝達量及び熱伝導量
    に基づいて、シリンダに吸入される吸気の温度を推定す
    る吸気温度推定手段と、 を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の吸気温度
    推定装置。
  2. 【請求項2】前記外気温度推定手段は、 機関温度を検出する機関温度検出手段と、 前記機関温度の単位時間当りの変化量を算出する機関温
    度変化量算出手段と、 機関の単位時間当りの発熱量を算出する発熱量算出手段
    と、 を含んで構成され、 機関の始動時及び始動直後は、機関温度変化量と、機関
    の単位時間当りの発熱量との比に基づいて外気温度を推
    定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の吸
    気温度推定装置。
  3. 【請求項3】前記外気温度推定手段は、 機関温度を所定値に維持するようにON・OFFを繰り
    返して制御される冷却用ファンのON継続時間、OFF
    継続時間又は駆動周期のいずれかの制御時間を計測する
    ファン制御時間計測手段と、 機関の単位時間当りの発熱量を算出する発熱量算出手段
    と、 を含んで構成され、 機関のアイドル時は、前記冷却用ファン制御時間と、機
    関の単位時間当りの発熱量と、に基づいて外気温度を推
    定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    内燃機関の吸気温度推定装置。
  4. 【請求項4】前記外気温度推定手段は、 機関温度を所定値に維持するようにON・OFFを繰り
    返して制御される冷却用ファンのON継続時間、OFF
    継続時間又は駆動周期のいずれかの制御時間を計測する
    ファン制御時間計測手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 前記冷却用ファン駆動時の機関の発熱量を算出する発熱
    量算出手段と、 を含んで構成され、 機関の低速走行時は、前記冷却用ファン制御時間と、車
    速と、機関の単位時間当りの発熱量と、に基づいて外気
    温度を推定することを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の内燃機関の吸気温度推定装置。
  5. 【請求項5】前記外気温度推定手段は、 車速を検出する車速検出手段と、 機関の単位時間当りの発熱量を算出する発熱量算出手段
    と、 機関温度を検出する機関温度検出手段と、 前記機関温度の単位時間当りの変化量を算出する機関温
    度変化量算出手段と、 を含んで構成され、 中・高速走行時は、前記車速と、機関の単位時間当りの
    発熱量と、機関温度の変化量と、に基づいて外気温度を
    推定することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれ
    か1つに記載の内燃機関の吸気温度推定装置。
  6. 【請求項6】前記熱伝達量推定手段は、 機関の単位時間当りの発熱量を算出する発熱量算出手段
    と、 エンジンルームからの単位時間当りの放熱量を算出する
    放熱量算出手段と、 を含んで構成され、 前記発熱量と放熱量との差から吸気系への熱伝達量を推
    定することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか
    1つに記載の内燃機関の吸気温度推定装置。
  7. 【請求項7】前記熱伝導量推定手段は、 機関の単位時間当りの発熱量を算出する発熱量算出手段
    と、 機関温度を検出する機関温度検出手段と、 を含んで構成され、 前記算出された発熱量と機関温度とに基づいて吸気系へ
    の熱伝導量を算出することを特徴とする請求項1〜請求
    項6のいずれか1つに記載の内燃機関の吸気温度推定装
    置。
  8. 【請求項8】前記外気温度推定手段に代えて、外気温度
    を直接検出する外気温度検出手段を設け、該外気温度検
    出手段によって検出した外気温度を用いて吸気温度を推
    定するようにしたことを特徴とする請求項1、請求項6
    及び請求項7に記載の内燃機関の吸気温度推定装置。
  9. 【請求項9】内燃機関を搭載した車両において外気温度
    を推定する装置であって、 機関温度を検出する機関温度検出手段と、 前記機関温度の単位時間当りの変化量を算出する機関温
    度変化量算出手段と、 機関の単位時間当りの発熱量を算出する発熱量算出手段
    と、 を含んで構成され、 機関の始動時及び始動直後に、機関温度変化量と、機関
    の単位時間当りの発熱量との比に基づいて外気温度を推
    定することを特徴とする外気温度推定装置。
  10. 【請求項10】内燃機関を搭載した車両において外気温度
    を推定する装置であって、 機関温度を所定値に維持するようにON・OFFを繰り
    返して制御される冷却用ファンのON継続時間、OFF
    継続時間又は駆動周期のいずれかの制御時間を計測する
    ファン制御時間計測手段と、 機関の単位時間当りの発熱量を算出する発熱量算出手段
    と、 を含んで構成され、 機関のアイドル時は、前記冷却用ファン制御時間と、機
    関の単位時間当りの発熱量と、に基づいて外気温度を推
    定することを特徴とする外気温度推定装置。
  11. 【請求項11】内燃機関を搭載した車両において外気温度
    を推定する装置であって、 機関温度を所定値に維持するようにON・OFFを繰り
    返して制御される冷却用ファンのON継続時間、OFF
    継続時間又は駆動周期のいずれかの制御時間を計測する
    ファン制御時間計測手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 前記冷却用ファン駆動時の機関の発熱量を算出する発熱
    量算出手段と、 を含んで構成され、 機関の低速走行時に、前記冷却用ファン制御時間と、車
    速と、機関の単位時間当りの発熱量と、に基づいて外気
    温度を推定することを特徴とする外気温度推定装置。
  12. 【請求項12】内燃機関を搭載した車両において外気温度
    を推定する装置であって、 車速を検出する車速検出手段と、 機関の単位時間当りの発熱量を算出する発熱量算出手段
    と、 機関温度を検出する機関温度検出手段と、 前記機関温度の単位時間当りの変化量を算出する機関温
    度変化量算出手段と、 を含んで構成され、 中・高速走行時は、前記車速と、機関の単位時間当りの
    発熱量と、機関温度の変化量と、に基づいて外気温度を
    推定することを特徴とする外気温度推定装置。
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