JPH11257145A - 排気浄化装置の温度推定装置 - Google Patents

排気浄化装置の温度推定装置

Info

Publication number
JPH11257145A
JPH11257145A JP6252998A JP6252998A JPH11257145A JP H11257145 A JPH11257145 A JP H11257145A JP 6252998 A JP6252998 A JP 6252998A JP 6252998 A JP6252998 A JP 6252998A JP H11257145 A JPH11257145 A JP H11257145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
internal combustion
combustion engine
estimating
catalyst
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6252998A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikatsu Takahashi
年克 鷹嘴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP6252998A priority Critical patent/JPH11257145A/ja
Publication of JPH11257145A publication Critical patent/JPH11257145A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ECUに大きな負担をかけることなく触媒の
温度を精度よく推定する。 【解決手段】 内燃機関の排気系に設けられ排気ガスを
浄化する排気浄化手段と、内燃機関の運転状態に応じて
排気浄化手段の温度を推定する温度推定手段と、内燃機
関が始動後、温度推定手段に初期値を設定する初期値設
定手段とを備える構成をとる。内燃機関が始動後、温度
推定手段に初期値を設定するので、温度推定プロセスの
初期の段階での誤差を小さくすることができ、温度推定
の精度を向上させることができる。また、内燃機関の負
荷状態に応じてカウンタ値を増減させて前記排気浄化手
段の温度を推定する温度推定手段と、内燃機関の負荷状
態に応じて上記カウンタ値の増分または減分を制限する
制限手段とを備える構成をとることにより、エンジンの
負荷が変化するときに生じがちな過剰な加算または過剰
な減算が抑制され、温度推定の精度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関の排気
系に設けられた排気浄化装置の温度を推定する手法に関
する。
【0002】
【従来の技術】車両の排気系に設けられた触媒の温度
を、車両の運転状態から演算により推定する手法が実用
化されている。この手法は、内燃機関(以下エンジンと
いう)が始動すると、温度推定用のカウンタを0からス
タートさせ、エンジン温度などから車両の負荷領域を判
定し、負荷領域および運転状態に応じてカウント値を増
減させ、そのカウント値により、触媒温度が400℃以下
の第1領域、400〜500℃の第2領域、500℃以上の第3
領域のいずれにあるかを決定するものである。
【0003】特開平7−189669号公報には、エン
ジン回転数および吸気管圧力に基づいて触媒上流の吸着
装置に流入する熱量を算出し、排気浄化装置での放熱量
を前回の温度推定値から算出し、流入熱量から放熱量を
引いた値を温度変化量に換算して推定温度を得ることが
記載されている。
【0004】また、特開平5−248227号公報に
は、エンジン回転数、燃料噴射時間、および空燃比を用
いて計算式により平衡触媒温度を算出し、その平均値に
より触媒の温度を推定することが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最初に述べた従来の手
法は、触媒の温度をごくラフに判定するためのもので、
精度が悪く、特に触媒の初期温度と関係なく一定の温度
推定パターンをたどるので実際の触媒の温度と推定され
た温度領域とが大きく異なる部分を生じるという欠点が
ある。また、2つの公報に記載される手法は、エンジン
の運転状態パラメータに基づいて一定のサンプル周期で
煩雑な計算を実行して触媒温度を推定するもので、車載
コンピュータである電子制御ユニット(ECU:Electr
onic Control Unit)の負担が大きいという欠点があ
る。
【0006】触媒には、理論空燃比近傍での運転で優れ
た排気ガス浄化機能を発揮する三元触媒、リーン空燃比
での排気ガス中のNOxを吸収または吸着し、リッチ空
燃比においてこれを還元除去するリーンNOx触媒など
があり、それぞれの機能を発揮するに適した温度領域が
ある。このためECUに大きな負担をかけることなく触
媒の温度を精度よく推定する手法の実現が期待されてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
の課題を解決するため、内燃機関の排気系に設けられ排
気ガスを浄化する排気浄化手段と、内燃機関の運転状態
に応じて排気浄化手段の温度を推定する温度推定手段
と、内燃機関が始動後、温度推定手段に初期値を設定す
る初期値設定手段とを備える構成をとる。
【0008】この発明によると、内燃機関が始動後、温
度推定手段に初期値を設定するので、温度推定プロセス
の初期の段階での誤差を小さくすることができ、温度推
定の精度を向上させることができる。
【0009】請求項2の発明は、内燃機関の排気系に設
けられ排気ガスを浄化する排気浄化手段と、内燃機関の
負荷状態に応じてカウンタ値を増減させて前記排気浄化
手段の温度を推定する温度推定手段と、内燃機関の負荷
状態に応じて上記カウンタ値の増分または減分を制限す
る制限手段と、を備える構成をとる。
【0010】請求項2の発明によると、内燃機関の負荷
の状態に応じて温度推定手段のカウンタ値の増分または
減分を制限するので、エンジンの負荷が変化するときに
生じがちな過剰な加算または過剰な減算が抑制され、温
度推定の精度が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】次に図面を参照しながら、この発
明の実施の形態を説明する。まずこの発明が適用される
エンジンの構造を説明すると、図1に示すようにエンジ
ン1は、ピストン2、燃焼室3、点火プラグ4、吸気バ
ルブ5、吸気ポート6、排気バルブ7、排気ポート8、
および燃料を燃焼室に供給する燃料噴射装置すなわちイ
ンジェクタ11を備えている。
【0012】吸気ポート6は、対応するマニホールド9
を介してサージタンク10に連結されている。サージタ
ンク10は、吸気ダクト12を介してエアクリーナ14
に接続されている。サージタンク10には吸気管圧力を
測定する圧力センサ13が接続されている。吸気ダクト
12内にはスロットル・バルブ15が配置されており、
開度センサ23がスロットル・バルブ15の開度を検知
し開度に応じた信号を出力する。
【0013】一方、排気マニホールド16には、全域空
燃比サンサ22が接続されており、広い空燃比領域にわ
たって空燃比にほぼ比例した電圧出力を生成する。排気
管17には排気ガスを浄化する排気浄化装置である触媒
19を内蔵したケーシング20が設けられている。
【0014】電子制御ユニットECU30は、コンピュ
ータで構成され、コンピュータで実行するプログラムお
よびデータを格納するROM(リードオンリメモリ)、
実行時に必要なプログラムおよびデータを取り出して記
憶し、演算の作業領域を提供するRAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)、プログラムを実行するCPU(プロ
セッサ)、および各種のセンサからの入力信号を処理す
る回路およびエンジン各部に制御信号を送る駆動回路を
備える。図1ではこのようなハードウェア構成をふまえ
てECU30を機能ブロックで示してある。
【0015】吸気管圧力を検知する圧力センサ13の出
力、スロットル・バルブの開度を検知するスロットル開
度センサ23の出力、および排気ガスの空燃比を全域に
わたって検出する全域空燃比センサ22の出力は、EC
U30の運転状態検出部33に入力される。運転状態検
出部33は、車速センサ26からの車速を示す信号およ
び回転数センサ25からエンジンの回転数Neを示す信
号を受け取る。
【0016】運転状態検出部33は、上記のもののほか
図示しないセンサの出力を受け取って処理し、吸気管圧
力PB、スロットル・バルブの開度θ、車速V、エンジ
ンの回転数Ne、排気ガス温、エンジン冷却水温、吸入
空気温、大気圧などのパラメータ(以後、総合的にエン
ジン運転パラメータと呼ぶ。)をECU30の他の機能
ブロックに提供する。
【0017】点火時期制御部36は、運転状態検出部3
3から送られてくるエンジン運転パラメータに基づいて
点火時期を制御する信号を図示しないディストリビュー
タまたはイグナイタに送り、点火プラグ4の点火を制御
する。
【0018】燃料噴射制御部35は、運転状態検出部3
3から送られてくる吸気管圧力PBおよびエンジン回転
数Neに基づいて三次元マップを参照して燃料の基本噴
射時間を求める。エンジンへの燃料の供給量はインジェ
クタ11の弁が開かれる時間で決まる。この時間、すな
わち燃料噴射時間Trは、Tr=Tp x Km x Kc
で表される。Tpは、吸入空気質量と目標空燃比とから
決定される基本噴射時間、Kcは目標空燃比係数、Km
は、各センサからの信号により冷間時や加速時など、そ
のときのエンジン状態において適切な空燃比にするため
の補正を行う係数である。目標空燃比係数Kcは、空燃
比に逆比例する係数で理論空燃比で1.0となる。また、
燃料噴射制御装置35は、運転状態検出部33で検出さ
れる全域空燃比センサ22からの信号に基づいて空燃比
のフィードバック制御を行う。
【0019】負荷領域判定部34は、運転状態検出部3
3から運転状態を表すパラメータとして吸気管圧力PB
およびエンジン回転数NEを受け取り、これの値に従っ
て現在の負荷の状態が図2に示す負荷領域A、B、C、
DおよびEのいずれかを判定する。負荷領域Eは、アイ
ドル状態または燃料カット状態に対応する負荷領域であ
る。負荷領域判定部34は、一定のサイクル、たとえば
5秒周期でこの判定を行い、判定した負荷領域を示す信
号PBCATZを排気浄化装置の温度を推定する温度推定手段
である触媒温度推定部37に送る。
【0020】触媒温度推定部37では、エンジンの始動
に応答してタイマー370が所定の時間にセットされ、
この時間の経過を示すタイマー370からの信号に応答
して初期値設定部371が初期値を温度推定カウンタ3
72にセットする。タイマーにセットされる所定の時間
は、エンジンが始動した後、触媒の温度が一定のレベル
たとえば500℃(触媒が活性化する温度)に達するのに
通常要する時間である。初期値設定部371がカウンタ
372にセットする初期値は、触媒が活性状態にあると
きのカウント値を用いる。
【0021】触媒温度推定部37は、この負荷領域信号
PBTCATZを受け取り、カウント値決定部373が図3に
示すテーブルを参照して、負荷領域信号PBCATZで示され
る負荷領域および現在の推定温度領域に基づいて温度推
定カウンタ372に加算するカウント値を決定する。た
とえば、PBCATZ=2で負荷領域がBであり、現在の推定温
度領域がIIであるときは、温度推定カウンタ372に加
算される値は、3である。また、PBTCATZ=0で負荷領域
がアイドルまたは燃料カットに対応するIDLE,F/C領域に
あり、現在の推定温度領域がIIIであれば、温度推定カ
ウンタ372には-6が加算される。すなわち、温度推定
カウンタ372は6だけ減算される。このようにして算
出された温度推定カウンタのカウント値は、触媒の温度
と相関が高いので、触媒温度推定値として用いられる。
【0022】温度領域判定部374は、温度推定カウン
タ372のカウント値に応じて、次の基準で温度領域を
判定する。温度領域Iは、触媒の推定温度が400℃以下の
領域で、温度推定カウンタ372のカウント値が所定の
しきい値、たとえば100以下のとき、触媒はこの温度領
域にあると推定される。推定温度領域IIは、触媒の推定
温度が400℃〜500℃の領域で、温度推定カウンタ372
のカウント値が所定の範囲、たとえば101から160の範囲
にあるとき、触媒はこの温度領域にあると推定される。
推定温度領域IIIは、触媒の推定温度が500℃以上の領域
で、温度推定カウンタ372のカウント値が所定のしき
い値、たとえば161以上のとき、触媒はこの温度領域に
あると推定される。これらのしきい値は、負荷領域に応
じて異なる値を設定することが好ましいが、ここでは簡
単のためすべての負荷領域を通じて同じしきい値が使わ
れるものとする。
【0023】図4は、図1の触媒温度推定部37におけ
る温度領域推定プロセスの流れ図である。エンジンが始
動されると(S101)、予め決められた時間がタイマー3
70にセットされる(S102)。この実施形態では、この
時間は、触媒の温度が平衡状態に達するまでの時間とし
て、触媒の温度がエンジン始動前の低温から、500℃を
超えるまでにかかる時間を設定する。この時間は、予め
実験的に求められる。この時間が経過してタイマー37
0が0になるのに応答して温度推定カウンタ372に触
媒活性時のカウント値が初期値としてセットされる(S1
04)。この実施形態では、初期値としてたとえば165が
温度推定カウンタ372にセットされる。
【0024】便宜的に上記のような順でプロセスを記述
しているが、タイマー370のセットと、温度推定カウ
ンタ372への初期値のセットは同時に行ってもよく、
また温度推定カウンタ372への初期値のセットを先に
行ってもよい。要は、次のステップS105に移るまでの過
渡的な時間内に温度推定カウンタ372に初期値をセッ
トすればよい。
【0025】ステップS105に移ると、温度推定カウンタ
372の値が基準値CT0と比較される(S105)。基準値C
T0は、400℃以下の温度領域を判定するためのしきい値
で、この実施形態では100である。温度推定カウンタ3
72の値が基準値CT0以下であるときは、触媒の温度は4
00℃以下であると推定される。
【0026】温度推定カウンタ372の値が基準値CT0
より大きいときは、第2の基準値CT1と比較される(S10
6)。第2の基準値は、400〜500℃の温度領域と500℃以
上の温度領域との境界に対応する値で、この実施形態で
はたとえば160である。カウンタ値がCT1以下であると、
触媒の温度は、400〜500℃の温度領域にあると推定され
る(S108)。温度推定カウンタ372の値がCT1より大
きいと触媒の温度は、500℃以上の温度領域にあると推
定される。
【0027】このようにしてエンジン始動後、一定の時
間の間は、温度推定カウンタ372は、初期値を保持
し、この間触媒温度の推定プロセスは実行されない。タ
イマー370にセットされた時間が経過すると、最初の
推定温度領域が決定され、続いて図2および図3に関連
して説明した方法で、現在の負荷領域および現在の推定
温度領域に応じて温度推定カウンタ372の増減が行わ
れ、一定の周期、たとえば5秒周期で図4のステップ105
以下のプロセスが実行され、推定温度領域が更新され
る。
【0028】図5は、この発明の一つの実施形態で得ら
れる触媒温度推定の結果を示す。曲線aは、温度推定カ
ウンタ372のカウント値を示し、曲線bは、推定温度
領域を示し、曲線cは、触媒の実際の測定温度を示す。
この例では温度推定カウンタ372は、エンジン始動後
に600℃よりわずかに低い温度に相当するカウント値に
初期設定されている。触媒の温度が平衡状態近傍になる
と予測される予め決められた時間tが経過すると、触媒
の温度領域を推定するプロセスが開始され、温度推定カ
ウンタ372の値が現在の負荷領域および現在の推定温
度領域に応じて増減され、このカウント値に従って触媒
の温度領域が推定される。
【0029】図6は、従来の手法による触媒温度の推定
結果を示す。従来の手法では、エンジン始動とほぼ同時
に温度推定カウンタを作動させ触媒温度の推定処理を行
うため、初期の状態で実際の触媒温度(曲線c)と推定
温度領域(グラフb)とが大きく相違する。図5を図6
と対比すると、この発明による温度推定手法によると、
エンジン始動後に温度推定カウンタ372が予定の初期
値にセットされ、一定時間t経過後に触媒温度の推定プ
ロセスが開始されるので、エンジン始動後の初期の状態
で従来のような推定温度と実際の温度との大きな相違を
生じないことがわかる。
【0030】次に図7および図8を参照して、この発明
の一実施形態における温度推定カウンタのカウント値の
増減法を説明する。図7の(A)のテーブルは、図3の
テーブルに対応するテーブルで、カウンタの増減値は、
温度推定の精度上の考慮から図3のものから若干変更さ
れている。所定の周期、たとえば5秒ごとの触媒温度推
定プロセスが開始されると、現在の負荷領域と現在の推
定温度領域に基づいて温度推定カウンタ372の増減値
が図7の(A)のテーブルから求められる(S201)。現
在の負荷領域は、前述したように吸気管圧力PBおよびエ
ンジン回転数Neに応じて図2の関係に基づいて求められ
る。ステップS201で求めた増減値に従って温度推定カウ
ンタ372が増減される(S202)。
【0031】続いて、温度推定カウンタ372の値が上
昇中であるときは、ステップS203において図7の(B)
のテーブルが参照され(S203)、カウンタの値mがテー
ブル(B)の対応するフィールドの値nより高い場合
(S204)は、その差の1/2、すなわち(m−n)/2
を温度推定カウンタ372から引き戻す(S205)。こう
してカウント値が上昇しすぎるのを防止する。
【0032】ステップS204でノーで、温度推定カウンタ
372の値が降下中のときは、ステップS208に進み
図7の(C)のテーブルを参照し(S208)、カウンタの
値mがテーブル(C)の対応するフィールドの値nより
低いかどうかが比較される。カウンタの値の方が低けれ
ば、テーブルの値nとカウンタの値mとの差の1/4、
すなわち(n−m)/4を温度推定カウンタ372に足
す(S210)。こうしてカウンタ値が降下しすぎるのを防
止する。ステップS205およびS210の後、カウンタ値が所
定の上限および下限内にあるかどうかがチェックされ、
上限または下限を超えているときは上限または下限の値
に制限する(S212)。
【0033】以上にこの発明の一実施形態を説明した
が、この発明はこのような実施形態に限定されるもので
はない。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明によると、内燃機関が始
動後、温度推定手段に初期値を設定するので、温度推定
プロセスの初期の段階での誤差を小さくすることがで
き、温度推定の精度を向上させることができる。
【0035】請求項2の発明によると、内燃機関の負荷
の状態に応じて温度推定手段のカウンタ値の増分または
減分を制限するので、エンジンの負荷が変化するときに
生じがちな過剰な加算または過剰な減算が抑制され、温
度推定の精度が向上する。。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のエンジン装置の全体的構成
を示す図。
【図2】吸気管圧力およびエンジン回転数と負荷領域と
の関係を示す図。
【図3】推定温度領域および負荷領域と温度推定カウン
タの増減値との関係を示すテーブル図。
【図4】この発明の実施例における推定温度領域を求め
るためのプロセスの流れを示す図。
【図5】この発明の実施例による触媒温度推定結果を示
す図。
【図6】従来の手法による触媒温度推定結果を示す図。
【図7】温度推定カウンタの超加算および超減算を修正
するためのテーブルを示す図。
【図8】温度推定カウンタの超加算および超減算を修正
するプロセスの流れ図。
【符号の説明】
1 エンジン(内燃機関) 33 運転状態検出部 34 負荷領域判定部 37 触媒温度推定部 (温度推定手段) 370 タイマー 371 初期値設定部(初期値設定手段) 372 温度推定カウンタ(カウンタ) 375 制限部(制限手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の排気系に設けられ排気ガスを浄
    化する排気浄化手段と、 前記内燃機関の運転状態に応じて前記排気浄化手段の温
    度を推定する温度推定手段と、 前記内燃機関が始動後、前記温度推定手段に触媒活性時
    の温度推定値を初期値として設定する初期値設定手段
    と、 を有する排気浄化装置の温度推定装置。
  2. 【請求項2】内燃機関の排気系に設けられ排気ガスを浄
    化する排気浄化手段と、 前記内燃機関の運転状態に応じたカウント値を増減させ
    て前記排気浄化手段の温度を推定する温度推定手段と、 前記内燃機関の負荷状態に応じて上記カウント値の増分
    または減分を制限する制限手段と、 を備える排気浄化装置の温度推定装置。
JP6252998A 1998-03-13 1998-03-13 排気浄化装置の温度推定装置 Pending JPH11257145A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6252998A JPH11257145A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 排気浄化装置の温度推定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6252998A JPH11257145A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 排気浄化装置の温度推定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11257145A true JPH11257145A (ja) 1999-09-21

Family

ID=13202824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6252998A Pending JPH11257145A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 排気浄化装置の温度推定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11257145A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6634219B2 (en) 2000-06-21 2003-10-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Abnormality testing apparatus for engine system
JP2007211766A (ja) * 2006-01-13 2007-08-23 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置
US9032942B2 (en) 2011-11-07 2015-05-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus and control method for internal combustion engine

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6634219B2 (en) 2000-06-21 2003-10-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Abnormality testing apparatus for engine system
JP2007211766A (ja) * 2006-01-13 2007-08-23 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置
US9032942B2 (en) 2011-11-07 2015-05-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus and control method for internal combustion engine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4158268B2 (ja) エンジンの排気浄化装置
US6751950B2 (en) Emission control apparatus for engine
WO1995012752A1 (fr) Dispositif et procede d'estimation de la temperature d'un catalyseur de vehicule
JPH11311142A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP4737482B2 (ja) 内燃機関の触媒劣化検出装置
JP3896685B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP3052642B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP2002130103A (ja) リーンNOx触媒に捕捉したNOxの還元時の点火時期を制御する電子制御装置
JPH11257145A (ja) 排気浄化装置の温度推定装置
JP2003176714A (ja) 内燃機関の排気浄化装置の機能診断装置
JPH09310635A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP3389835B2 (ja) 内燃機関の触媒劣化判定装置
US6484494B2 (en) Electronic control unit for controlling air fuel ratio to reduce NOx occluded in NOx catalyst
JP3992004B2 (ja) エンジンの空燃比制御装置
JPS63109257A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JPH08261048A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP4135372B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2001214788A (ja) 排気管壁温推定装置を備えた内燃機関
JP3156582B2 (ja) 内燃機関の触媒劣化判別装置
JP2007177630A (ja) 内燃機関の診断装置及び診断方法
JP3972925B2 (ja) 内燃機関の触媒劣化検出装置
JPH08284651A (ja) 内燃機関の触媒温度推定装置
JP3966177B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP3966082B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP3561142B2 (ja) 内燃機関の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040914

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041108

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20041130

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20050128

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050301