JP2016211445A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気ポートを通過する空気の温度を適正に算出することができる内燃機関の制御装置を提供することを主たる目的とするものである。
【解決手段】エンジン10において燃焼室20に通じる吸気ポート19を通過する空気の温度をポート温度Tpとして算出する内燃機関の制御装置(70)であって、エンジン10の吸気通路19に流入する新気の温度Tinを取得し、エンジン10の燃焼に伴い生じる燃焼熱のうち吸気ポート19に伝わるポート受熱量Qrpと、空気流と共に吸気ポート19から燃焼室20に流入する空気流熱量Qflowとに基づいて、吸気ポート19が有するポート熱量Qpを算出するポート熱量Qp算出手段と、新気の温度Tinに対して、ポート熱量Qpの加熱分を加算して、ポート温度Tpを算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
内燃機関の制御では、吸入空気量を正しく把握する必要があり、そのために吸気ポートを通過する空気の温度(ポート温度)の算出が行われる。例えば内燃機関の負荷情報として吸気圧を検出するDJ方式(スピードデンシティ方式)では吸気温度に基づく補正が行われることから、ポート温度の検出精度を高めることが必要となる。
内燃機関の各部の温度推定を行う技術として、内燃機関の吸気弁、ピストン等の燃焼室の内壁の一部を構成する燃焼室構成部材の温度を推定する技術が提案されている(特許文献1参照)。かかる技術では、混合気と燃焼室構成部材との間で行われる熱伝達の量である混合気熱伝達量を算出するとともに、周辺筒内ガスと燃焼室構成部材との間で行われる熱伝達の量である周辺筒内ガス熱伝達量を算出し、それら混合気熱伝達量と周辺筒内ガス熱伝達量とに基づいて、燃焼室構成部材の温度を算出することとしている。
特開2010−1842号公報
しかしながら、上記の先行技術は、内燃機関の燃焼室内に燃料が噴射される構成を前提にして、燃焼室内(筒内)におけるガスの熱伝達を想定した技術である。そのため、こうした既存の技術とは異なり、ポート温度を好適に算出することができる技術が望まれている。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、吸気ポートを通過する空気の温度を適正に算出することができる内燃機関の制御装置を提供することを主たる目的とするものである。
本発明は、内燃機関(10)において燃焼室に通じる吸気ポートを通過する空気の温度をポート温度として算出する内燃機関の制御装置(70)であって、前記内燃機関の吸気通路に流入する新気の温度(Tin)を取得する新気温度取得手段と、前記内燃機関の燃焼に伴い生じる燃焼熱のうち前記吸気ポートに伝わるポート受熱量(Qrp)と、空気流と共に前記吸気ポートから前記燃焼室に流入する空気流熱量(Qflow)とに基づいて、前記吸気ポートが有するポート熱量(Qp)を算出するポート熱量算出手段と、前記新気温度取得手段により取得した新気温度に対して、前記ポート熱量算出手段により算出したポート熱量の加熱分を加算して、前記ポート温度を算出するポート温度算出手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、内燃機関の燃焼に伴い生じる燃焼熱のうち吸気ポートに伝わるポート受熱量と、空気流と共に吸気ポートから燃焼室に流入する空気流熱量とに基づいて、吸気ポートが有するポート熱量を算出するとともに、新気温度に対してポート熱量の加熱分を加算してポート温度を算出することとした。この場合、吸気ポートにおける熱の収支を考慮しつつポート温度を適正に求めることができる。
エンジン制御システムの構成図。 制御部の構成を示す電気的構成図。 エンジン温度とコイル温度との変化を示すタイムチャート。 コイル抵抗値とコイル温度との関係を示す図。 エンジン停止からの経過時間と温度補正値αとの関係を示す図。 コイル温度上昇値と温度加算値βとの関係を示す図。 ポート温度算出の演算モデルの機能ブロック図。 エンジン推定温度とエンジン検出温度との温度差の時間変化を示す図。 温度差と吸気通路の放熱量との関係を示す図。 温度差とシリンダの放熱量との関係を示す図。 エンジン各部における受放熱量と温度の関係を示す図。
以下、本発明にかかる制御装置を空冷式のエンジン(内燃機関)が搭載された車両に適用した一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお本実施形態では、吸気、圧縮、膨張、排気の4行程を、1燃焼サイクルとして運転される4ストロークガソリンエンジンを想定している。また車両としては、自動二輪車であるスクータを想定し、エンジンは単気筒エンジンとしている。スクータにおいては、シートの下方にエンジンが搭載され、そのエンジンがシュラウド(カバー部材)により覆われる構成となっている。
図1において、エンジン10の吸気通路12には、上流側から順に、エアクリーナ14、スロットルバルブ16、スロットルバルブ16の開度を検出するためのスロットルセンサ17、吸気通路12の圧力(吸気圧Pm)を検出する吸気圧センサ18が設けられている。
スロットルバルブ16は、その開度(スロットル開度)が調節されることで、エンジン10の燃焼室20への吸気量を調節するための部材である。スロットル開度は、ユーザによって操作される図示を略すスロットルグリップの操作に応じて調節される。
吸気通路12のうちその最下流部の下流側の吸気ポート19近傍には、燃料ポンプ26によって燃料タンク28から汲み上げられた燃料を、上記吸気ポート19近傍に噴射供給する燃料噴射弁29が設けられている。燃料噴射弁29から噴射供給された燃料と吸気との混合気は、吸気バルブ32の開動作によって燃焼室20に供給される。
燃焼室20に供給された混合気は、燃焼室20に突出する点火プラグ34の放電火花によって着火され、燃焼に供される。混合気の燃焼によって発生するエネルギは、ピストン36を介してエンジン10の出力軸(クランク軸38)の回転エネルギとして取り出される。なお、点火プラグ34には、点火装置としての点火コイル35により点火用の高電圧が印加される。燃焼に供された混合気は、排気バルブ40の開動作によって、排気として排気通路42に排出される。
クランク軸38には、外周にクランク位置信号用の突起を備えた磁石式発電機(以下ロータ50と記す)が取り付けられている。図2に示されるように、ロータ50は、その外周部が被検出部分となっており、その外周部には所定の回転角度ごとに複数の突起51が設けられている。また、ロータ50の外周部には、等間隔で配置される複数の突起51の1つ(又は2つ)を欠落させることで、基準位置としての欠歯部52が設けられている。本実施形態では、突起51は基本的に30°CAで等間隔に設けられ、欠歯部52でのみ60°CA間隔となっている。なお、突起51の数及び間隔は任意であり、10°CA間隔とする構成、又は60°CA間隔とする構成であってもよい。
エンジン10のシリンダブロック11(機関本体)には、ロータ50の外周(突起51)に対向する位置に、回転検出センサとしてのクランク角センサ60が設けられている。より具体的には、クランク角センサ60は、シリンダブロック11のクランクケース部に設けられている。クランク角センサ60は、公知の電磁ピックアップ方式のセンサであり、鉄心(図示を略す)と、鉄心の周りに設けられた検出コイル(以下コイル61と記す)と、コイル61を貫く磁束が発生される磁石(図示を略す)とを備えている。
ロータ50は、クランク軸38の回転に連動して回転される。ロータ50の外周にある突起51がクランク角センサ60の位置を通過すると、突起51の凹凸によってクランク角センサ60のコイル61を通る磁束が変化し、電磁誘導の作用によってコイル61に起電力が生じる。この場合、コイル61では、突起51の通過を検出することで、所定の回転角度周期で交流信号(回転角信号)を出力する。なお、クランク角センサ60は、シリンダブロック11(エンジン本体)に直接搭載されるもの以外に、エンジン近傍に設けられた発電機(ACG)のステータコイルのベースに取り付けられ、そのACGのロータの回転を検出するセンサや、クランクケースカバー側に取り付けられているクランク角センサであってもよい。
排気通路42には、排気中のNOx、HC及びCO等を浄化する三元触媒46が設けられている。三元触媒46の上流側には、排気中の酸素濃度に応じて2値的に出力値を変化させる酸素濃度センサ(以下、O2センサ48)が設けられている。
また、本実施形態の車両(スクータ)においては、シュラウド内に配置されたエンジン10を強制冷却するための冷却装置(冷却手段)49が搭載されている。冷却装置49は、エンジン10の回転により駆動される機械式のファン装置を備えるものであり、クランク軸38に接続された周知の冷却ファンを有している。なお、シュラウドには、外部から冷却風を取り込むための取入口と、その冷却風を排出するための排出口とが設けられており、冷却装置49が駆動されると、それら取入口と排出口とを通じてシュラウド内を冷却風が通過する。
制御部70は、マイクロコンピュータ71を備える電子制御ユニット(ECU)として構成されている。マイクロコンピュータ71は、記憶部に記憶された各種プログラムや演算式に基づいて、各種のエンジン制御を実施する。この場合、上述した各種センサで取得された信号に基づき燃料噴射弁29や点火コイル35の動作を制御することにより、エンジン10の運転状態を制御する。本実施形態では、燃料噴射弁29や点火コイル35が所定の動作機能を有する機能部品に相当し、クランク角センサ60が所定の検出機能を有する機能部品に相当する。
なお、制御部70は、エンジン10の温度の影響を受けにくい箇所に搭載されており、例えば車両のシート下においてエンジン10よりも上方位置に設置されている。
また制御部70には温度を検出するためのサーミスタ74が接続されている。サーミスタ74の検出温度は、エンジン10の温度の影響を受けないか、又は影響を受けたとしても、エンジン停止後においては、エンジン10の温度変化に関係なくいち早く車両の周囲温度(外気温)に低下するものとなっている。エンジン始動時には、サーミスタ74により外気温の検出が可能となっている。
ところで、クランク角センサ60はシリンダブロック11(エンジン本体)に直接搭載されており、エンジン温度Teと相関を有している。そこで本実施形態では、そのクランク角センサ60を用いて、エンジン10の温度を検出することとしている。つまり、制御部70は、エンジン10の停止時及び運転状態下においてクランク角センサ60のコイル61の抵抗値を検出し、その検出したコイル抵抗値に基づいて、エンジン温度Teを算出する。以下、その構成を説明する。
まずは、クランク角センサ60の基本機能である回転検出機能について説明する。制御部70には、波形整形回路62が設けられており、クランク角センサ60から出力された交流信号は、波形整形回路62においてパルス信号に変換される。そして、マイクロコンピュータ71は、波形整形回路62から入力されるパルス信号の間隔(時間間隔)に基づいてエンジン回転速度NEを算出する。
また、制御部70は、ロータ50において欠歯部52とそれ以外の部位とで、回転角信号の角度間隔が相違しており、それに起因してパルス信号の間隔の相違が生じることに基づいて、欠歯位置(基準位置)の検出を実施する。
次に、クランク角センサ60のコイル抵抗値を検出することによる、エンジン温度Teの算出機能について説明する。制御部70は、コイル61を通電するための通電手段である通電部72と、通電部72によるコイル通電時に当該コイル61にかかる電圧値を検出する電圧検出部73としてA/D回路とを備えており、マイクロコンピュータ71は、電圧検出部73で検出された電圧値(コイル抵抗の相当値)と、コイル61に流れる電流値とに基づいて求められるコイル抵抗値に基づいて、エンジン温度Teを算出する。
通電部72は、定電圧電源72a(電圧Vcc)と、PNP型のトランジスタ72b及び72cと、抵抗部72d(抵抗値R1)及び抵抗部72e(抵抗値R1)と、スイッチ72fとを備えている。トランジスタ72b及び72cはカレントミラー回路を形成しており、トランジスタ72b及び72cのベースが互いに接続され、そのベースの接続部がトランジスタ72cのコレクタに接続されている。そして各トランジスタ72b及び72cのエミッタは、それぞれ定電圧電源72aに接続されている。トランジスタ72cのコレクタ側には抵抗部72eが接続されおり、抵抗部72eの他端には電圧検出部73と、コイル61と、波形整形回路62とが並列接続されている。一方、トランジスタ72bのコレクタ側には抵抗部72dが接続されており、抵抗部72dの他端にはスイッチ72fが接続されている。スイッチ72fは、例えば半導体スイッチであり、マイクロコンピュータ71からの指令信号に基づいて、トランジスタ72bの導通状態と非導通状態とを切り換える。
以上の構成により、スイッチ72fがONとなりトランジスタ72bが導通状態となると、トランジスタ72cも導通状態となり、トランジスタ72bからは電流IS(IS=Vcc/R1)が出力される。トランジスタ72cからは電流IS2(≒IS)が出力される。この電流IS2がコイル61に供給されるコイル電流となる。なお電流IS≒IS2であり、コイル電流は、IS2=IS=Vcc/R1として求められる。また電圧検出部73によってコイル61に掛かるコイル電圧VRSが検出される。以上によりマイクロコンピュータ71は、コイル抵抗値RSをRS=VSR/IS2として算出する。
図3は、エンジン10の運転時、及び運転停止後におけるエンジン温度Teとコイル温度Tcとの変化を示すタイムチャートである。なお、ここでのエンジン温度Teは燃焼室20付近でのエンジン本体の温度(シリンダヘッド、又はシリンダブロックの燃焼室周りの温度)である。本チャートでは、時刻t1においてエンジン10が冷間状態で始動され、その後、時刻t2でエンジン10の運転が停止されるとしている。時刻t2以降は、エンジン停止状態(ソーク状態)となっている。t1〜t2の期間は、例えば50分程度である。
図3において、時刻t1のエンジン始動時には、エンジン温度Teとコイル温度Tcとが一致している。また、これらの温度Te,Tcは外気温に一致している。そして、エンジン10の運転が開始されることに伴い、エンジン温度Te、コイル温度Tcがそれぞれ上昇する。エンジン運転中(t1〜t2)には、冷却装置49によるエンジン10の空冷が実施され、その空冷により各温度Te,Tcの温度上昇が制限される。この場合特に、エンジン本体とクランク角センサ60とでは冷却の程度に相違が生じており、クランク角センサ60では、エンジン全体に比べてファン冷却による冷却作用が大きく働く。それ故に、エンジン温度Teとコイル温度Tcとに温度差が生じている。つまり、エンジン本体において燃焼室付近は十分な冷却が行われないことが考えられ、図示のとおり温度差が生じる。
一方、時刻t2以降のエンジン停止状態では、冷却装置49によるエンジン空冷が停止された状態で、自然放熱によりエンジン10が冷却される。また、コイル温度Tcは、エンジン停止直後におけるシュラウド内のこもり熱により一時的に上昇し、エンジン温度Te近くに到達した後、エンジン温度Teと共に徐々に低下する。この場合、エンジン運転中とは異なり、エンジン温度Teとコイル温度Tcとはほぼ一致する。
上記のとおりエンジン10の運転中と停止後とでは、エンジン温度Teとコイル温度Tcとの関係が相違している。その為、エンジン運転中には、エンジン温度Teとコイル温度Tcとには相関はあるものの、冷却装置49による冷却(走行風による冷却も含まれる)により、エンジン温度Teとコイル温度Tcとに温度差が生じている(温度が同様にならない)。これに対して、エンジン停止後は、停止直後の所定期間を除いて、エンジン温度Teとコイル温度Tcとが概ね一致している(温度が同様となる)。
本実施形態では、マイクロコンピュータ71は、クランク角センサ60のコイル抵抗を用いてエンジン温度Teを算出する場合、エンジン運転中であれば、冷却装置49による冷却分を加味しつつ、コイル抵抗値RSに基づいてエンジン温度Teを算出する。また、エンジン停止状態であれば、冷却装置49による冷却分を加味することなく、コイル抵抗値RSに基づいてエンジン温度Teを算出する。
より具体的には、マイクロコンピュータ71は、エンジン停止状態では、図4に示す関係を用いて、コイル抵抗値RSからコイル温度Tcを算出する。
そして、Tc≒Teであることから、コイル温度Tcをエンジン温度Teとする。なお、Tc≒Teであることを前提にして、コイル抵抗値RSからエンジン温度Teを直接算出する構成であってもよい。本実施形態では、電圧検出部73による検出電圧値を、コイル抵抗の相当値としている。
ただし、エンジン10の停止直後には、コイル温度Tcがエンジン温度Teの付近まで到達していない期間が存在する(図3参照、時刻t2の直後)。そのため、エンジン停止直後に限って、エンジン温度Teの算出を一時的に禁止するか、又はTe=Tc+αとして、エンジン温度Teを算出するとよい。αは、例えば図5の関係に基づいて算出される温度補正値である。図5では、エンジン停止からの経過時間に基づいて、その経過時間が小さいほど、温度補正値αとして大きい値が算出される。
これに対し、マイクロコンピュータ71は、エンジン運転中には、図4の関係を用いて、コイル抵抗値RSからコイル温度Tcを算出するとともに、そのコイル温度Tcに、冷却装置49の冷却による放熱分である温度加算値βを加算して、エンジン温度Teを算出する(Te=Tc+β)。この場合、温度加算値βは、エンジン始動時における初期温度を基準にして、その初期温度からのコイル温度Tcの上昇値に応じて算出されるとよい。具体的には、温度加算値βは、例えば図6の関係に基づいて算出されるとよい。図6では、コイル温度上昇値に基づいて、その上昇値が大きくなるほど、温度加算値βとして大きい値が算出される。この場合、コイル温度上昇値と温度加算値βとが比例関係にあってもよい。
図3で説明すると、エンジン始動時における初期温度が「Ti」であり、エンジン運転中の時刻txで、コイル温度上昇値が「ΔTco」、温度加算値βが「β1」であるとする。この場合、時刻txでのエンジン温度Teは「Ti+ΔTco+β1」として算出される。
なお、エンジン運転中においては、ロータ50が回転している状態下でクランク角センサ60のコイル61を一時的に通電し、その通電状態において、交流信号である回転角信号が出力されていない期間(信号非出力期間)でコイル抵抗値RSを検出すればよい。
ここで、エンジン10の燃料噴射制御について説明する。この燃料噴射制御では、制御部70は、まず、クランク角センサ60の出力値により算出されるエンジン回転速度と、吸気圧センサ18の出力値により算出される吸気圧とから、燃料噴射弁29の基本噴射時間を算出する。具体的には、エンジン回転速度及び吸気圧と関係付けられた基本噴射時間TPDが規定されるマップ(DJマップ)を用いて基本噴射時間TPDを算出する。基本噴射時間TPDは、混合気の空燃比を目標空燃比(例えば理論空燃比)とするための時間として設定される。
そして、基本噴射時間TPDに対して各種補正を実施することで、最終の燃料噴射時間TAUを算出する。下記の式(1)がTAUの算出式である。
TAU=TPD×FAF×FC×FALL …(1)
式(1)において、FAFは、O2センサ48の出力値に基づき設定される空燃比フィードバック補正係数であり、FCは、エンジン10が保有する温度に基づき設定される温度補正係数であり、FALLは、その他の補正係数である。温度補正係数FCは、例えば吸気ポート19を通過する空気の温度であるポート温度Tpに基づいて設定される。温度補正係数FCによって、燃料噴射量を体積流量ベースから質量流量ベースに変換する際の温度補正が行われる。
本実施形態では、制御部70が、以下に示す演算モデルを実行することでポート温度Tpを算出することとしており、以下にはポート温度Tpの算出に関する構成を詳しく説明する。
まずは、図7を用い、エンジン10の吸気ポート19における熱収支について説明する。エンジン10が運転状態になっている場合、燃料の燃焼による燃焼熱が生じ、それがエンジン受熱量Qengとして、シリンダブロック11等よりなるエンジン本体に伝達される。また、エンジン本体に伝達された熱は一部が大気放出されるとともに、一部が吸気ポート19に伝達される。ここでは、エンジン本体から大気への伝熱量を大気放熱量Qamb1とし、エンジン本体から吸気ポート19への伝熱量をポート受熱量Qrpとしている。なお、大気放熱量Qamb1には、排気ポート側への放熱量が加味されていてもよい。
また、吸気ポート19においてエンジン本体から伝達された熱は、一部が大気放出されるとともに、一部が空気流に乗って燃焼室20に伝達される。ここでは、吸気ポート19から大気への伝熱量を大気放熱量Qamb2とし、空気流に乗って燃焼室20に伝達される空気流熱量Qflowとしている。
上記の熱収支を考慮すると、ポート受熱量Qrpは、エンジン受熱量Qengと大気放熱量Qamb1とから、次の式(2)により算出できる。
Qrp=Qeng−Qamb1 …(2)
また、吸気ポート19が有するポート熱量Qpは、ポート受熱量Qrpと、大気放熱量Qamb2と、空気流熱量Qflowとから、次の式(3)により算出できる。
Qp=Qrp−Qamb2−Qflow …(3)
したがって、式(2)、(3)から次の式(4)が導かれる。
Qp=Qeng−Qamb1−Qamb2−Qflow …(4)
ここで、上記式(3)、(4)は、ポート熱量Qpを、エンジン本体からの受熱量と、吸気ポート19を通過する空気流の状態に応じて算出することが可能であることを意味している。
また、ポート温度Tpは、吸気通路上流部から流入する新気の温度である新気温度Tinと、ポート熱量Qpとから、次の式(5)により算出できる。
Tp=Tin+f(Qp) …(5)
本実施形態の制御部70は、上述した吸気ポート19の熱収支を表す演算モデルを用いて、ポート温度Tpの算出処理を実施する。
図8は、ポート温度Tpの算出ロジックを説明するための制御部70の機能ブロック図である。制御部70は、第1温度算出部81、第2温度算出部82、温度差算出部83、第1放熱量算出部84、第2放熱量算出部85、ポート温度算出部86を備えている。
第1温度算出部81は、クランク角センサ60のコイル抵抗値に基づいて、第1エンジン温度Te1を算出する。このとき、上述したとおりコイル抵抗値からコイル温度を算出し、そのコイル温度から第1エンジン温度Te1を算出する。
第2温度算出部82は、エンジン運転状態を示す各種エンジンパラメータに基づいて、第2エンジン温度Te2を算出する。具体的には、エンジンパラメータとしてのエンジン回転速度NE、吸気圧Pm等に基づいて、現時点のエンジン発熱量を算出するとともに、エンジン始動時における第1エンジン温度Te1を初期値とし、現時点までの累積熱量を加味して第2エンジン温度Te2を算出する。ここで算出される第2エンジン温度Te2は、基本的にエンジン本体からの放熱量が一定量であると仮定した場合の温度となっている。
ちなみに、エンジン温度を演算処理により推定する場合において、エンジン本体の受熱量だけでなく放熱量を加味しようとすると、外気環境や車両走行風の影響等を考慮する必要が生じ、演算処理が過剰に複雑になりコスト高騰等の不都合が生じる。そのため、エンジン本体からの放熱量を一定量とした上でエンジン温度を推定する手法が一般的であると言える。
また、第2温度算出部82は、エンジン運転状態を示す各種エンジンパラメータに基づいて、エンジン受熱量Qengを算出する。具体的には、エンジンパラメータとしてのエンジン回転速度NE、吸気圧Pm等に基づいて、現時点のエンジン発熱量を算出するとともに、そのエンジン発熱量からエンジン受熱量Qengを算出する。なお、簡易にはエンジン発熱量=Qengでよい。
温度差算出部83は、第1温度算出部81により算出した第1エンジン温度Te1と、第2温度算出部82により算出した第2エンジン温度Te2との差である温度差ΔTを算出する。ここで、エンジン始動後における各エンジン温度Te1,Te2の推移は図9に示すとおりであり、エンジン始動時はTe1=Te2であり、その後、Te1<Te2の状態に移行する。この場合、第1エンジン温度Te1は、エンジン10の実際の受熱及び放熱に相応した温度であるのに対し、第2エンジン温度Te2は、エンジン放熱量を一定量としてエンジン運転状態に基づき算出された推定値である。そのため、時間の経過に伴い温度差ΔTが徐々に大きくなる。
第1放熱量算出部84は、温度差算出部83で算出した温度差ΔTに基づいて、エンジン本体からの大気放熱量Qamb1を算出する。つまり、図9に示したとおりエンジン始動後には時間の経過に伴い温度差ΔTが徐々に増加し、これはエンジン本体から大気への放熱が生じることに起因すると考えられる。この場合、図10に示すように温度差ΔTと大気放熱量Qamb1との相関を定めておき、その関係を用いて、エンジン本体からの大気放熱量Qamb1を算出する。なお、図10の関係は適合等により定められているとよい。
第2放熱量算出部85は、温度差算出部83で算出した温度差ΔTに基づいて、吸気ポート19からの大気放熱量Qamb2を算出する。つまり、図9に示した温度差ΔTは、吸気ポート19からの放熱にも起因して生じると考えられる。この場合、図11に示すように温度差ΔTと大気放熱量Qamb2との相関を定めておき、その関係を用いて、吸気ポート19からの大気放熱量Qamb2を算出する。なお、図11の関係は適合等により定められているとよい。
ポート温度算出部86は、上述した式(4)を用い、エンジン受熱量Qengと、大気放熱量Qamb1,Qamb2と、空気流熱量Qflowとから、ポート熱量Qpを算出する。また、上述した式(5)を用い、新気温度Tinとポート熱量Qpとから、ポート温度Tpを算出する。
ポート温度算出部86についてより詳しく説明する。空気流熱量Qflowは以下のように算出される。つまり、空気流熱量Qflowは、吸気ポート19から燃焼室20内に空気流と共に移動する熱量に相当し、空気流量分の熱量(ベース熱量Qbf)から、内部EGRによる吹き戻し分の熱量(EGR熱量Qegr)を減算することで算出できる。具体的には、次の式(6)により算出できる。
Qflow=Qbf−Qegr …(6)
ベース熱量Qbfは、吸気通路12内を流れる空気流量Vaと、吸気通路12内の気体温度Tair(本実施形態では新気温度)とに基づいて算出される。空気流量Vaは、吸気圧Pmに基づいて算出されるとよい。例えば、吸気圧Pmを体積流量とみなし、その体積流量を質量流量に変換することで空気流量Vaが算出される。気体温度Tairは、制御部70内のサーミスタ74の検出温度である。サーミスタ74の検出温度は、エンジン始動後においてエンジン10の暖機に応じて上昇変化するが、本実施形態では都度の検出温度を気体温度Tairとして用いることとしている。なお、吸気通路12内を流れる空気流量Vaのみに基づいてベース熱量Qbfを算出することも可能である。
EGR熱量Qegrは、例えばエンジンパラメータとしてのエンジン回転速度NE、吸気圧Pm等に基づいて算出されるとよい。
また、新気温度Tinは、エンジン始動時におけるサーミスタ74の検出温度であり、これは外気温に相当する温度である。
そして、ポート温度算出部86により算出されたポート温度Tpは、例えば上述のとおり温度補正係数FCの算出に用いられる。
なお、第2温度算出部82で算出される第2エンジン温度Te2は、エンジン本体からの放熱量が一定であると仮定した場合、又は放熱量を加味しない場合における温度であり、この第2エンジン温度Te2を、エンジン放熱量を反映した温度に変換するとよい。具体的には、第2温度算出部82は再演算モジュール82aを備えており、この再演算モジュール82aでは、第1放熱量算出部84で算出した大気放熱量Qamb1(エンジン本体からの大気放熱量)を用い、第2エンジン温度Te2から第3エンジン温度Te3を算出する。この場合、第2エンジン温度Te2から、大気放熱量Qamb1に相当する温度を減算して、第3エンジン温度Te3を算出する。エンジン放熱量を反映した温度として第3エンジン温度Te3が算出されることで、その第3エンジン温度Te3を用いた各種制御の制御精度を高めることができる。
上記によれば以下の優れた効果を奏することができる。
・エンジン10の吸入空気量を正しく把握するには、吸気ポート19を通過する空気の温度(ポート温度)を正しく知る必要があり、特にエンジン10の負荷情報として吸気圧を検出する場合には吸気温度に基づく補正が行われることから、ポート温度の検出精度を高めることが必要となる。この点、上記構成では、エンジン10の燃焼に伴い生じる燃焼熱のうち吸気ポート19に伝わるポート受熱量と、空気流と共に吸気ポート19から燃焼室20に流入する空気流熱量とに基づいて、吸気ポート19が有するポート熱量を算出するとともに、新気温度に対してポート熱量の加熱分を加算してポート温度を算出することとした。この場合、吸気ポート19における熱の収支を考慮しつつポート温度を適正に求めることができる。
・クランク角センサ60のコイル61(温度検出部)により検出された第1エンジン温度Te1は、エンジン本体等における受熱及び放熱の結果として検出される温度であるのに対し、エンジン運転状態に基づいて算出された第2エンジン温度Te2は、大気放熱量を一定量としてエンジン本体の受熱量から算出される温度である。この場合、Te1,Te2には温度差が生じ、その温度差は大気放熱量の大きさに相当する。したがって、Te1,Te2の温度差ΔTにより大気放熱量Qamb1を算出することが可能となり、その大気放熱量Qamb1に基づいてポート受熱量を正しく算出することができる。これにより、ポート熱量Qpを正しく算出でき、ひいてはポート温度Tpの算出精度を高めることができる。
・クランク角センサ60のコイル抵抗値から第1エンジン温度Te1を算出することにより、エンジン温度検出のための温度センサを設けなくても、既存のクランク角センサ60を用いて所望の温度情報を取得できる。この場合、構成の簡素化を実現できる。特に二輪車の場合には、センサ類の削減等を図ることでのコスト低減が強く望まれており、こうした要望に好適に応えることができるものとなっている。また、ポート温度Tpの算出に用いる温度検出情報は、クランク角センサ60により検出される温度検出情報(コイル温度)と、制御部70内のサーミスタ74により検出される温度検出情報(外気温)のみであり、簡素化を図る上で好適なる構成を実現できる。
・吸気ポート19においては、空気流による熱の移動として、吸気上流部から流れてくる空気流量分の熱の移動と、内部EGRによる吹き戻し分の熱の移動とが生じる。この場合、空気流量分のベース熱量Qbfから、内部EGRによる吹き戻し分のEGR熱量Qegrを減算することで、空気流熱量Qflowを正しく算出することができる。これにより、ポート熱量Qpを正しく算出でき、ひいてはポート温度Tpの算出精度を高めることができる。
なお本発明は上記に限定されず以下のように実施してもよい。なお以下の説明において上記と同様の構成には同じ図番号を付し詳細な説明は省略する。
・上記の式(3)において、ポート熱量Qpは、ポート受熱量Qrpから、大気放熱量Qamb2及び空気流熱量Qflowの少なくともいずれかを減算することにより算出してもよい。
・上記では、クランク角センサ60が持つコイル61の抵抗値に基づいて、第1エンジン温度Te1を算出している。これ以外にもエンジン10の温度と温度特性に相関を持つ電気的な機能部品の抵抗体の抵抗値に基づいて、第1エンジン温度Te1を算出できる。例えば、本来の動作機能として、燃料と吸気との混合気を燃焼室20に噴射供給する燃料噴射弁29の抵抗体の抵抗値を用いて、第1エンジン温度Te1を算出してもよい。この場合、燃料噴射弁29の噴射供給動作(本来の動作機能)が行われないエンジン10の始動時等のタイミングで、通電部72によって燃料噴射弁29の抵抗体(例えばコイル)を一時的に通電し、電圧検出部73で検出した電圧値(又は抵抗値)に基づいて第1エンジン温度Te1を算出する。
・これ以外にも機能部品として、アイドル空気量を調整するISC弁(電磁弁24)、触媒暖機のための二次エアを排気通路42に供給する二次エアバルブ、キャニスタに吸着したエバポガスを吸気通路12に供給するパージ弁を用いることが可能である。これらの各機能部品について、本来の動作機能を行わない休止時に、抵抗体への通電により抵抗値を取得する。そして抵抗値に基づき第1エンジン温度Te1を算出することができる。なお、上記のISC弁や二次エアバルブ、パージ弁は、いずれもエンジン本体に直接搭載されるものでなく、エンジン本体の近傍に設けられるものとなっている。
・抵抗値を検出するための通電部72による機能部品への通電が、機能部品の本来の動作機能に影響しない場合には、機能部品の本来の動作機能と、第1エンジン温度Te1検出機能とが同時に行われてもよい。また抵抗体としては、コイル以外にも、機能部品を構成する銅線を用いることができる。
・新気温度Tinを制御部70内のサーミスタ74以外により検出してもよい。例えば車両に外気温センサを設けておき、その外気温センサの検出値から新気温度Tinを求める構成でもよい。
10…エンジン、70…制御部、Qflow…空気流熱量、Qp…ポート熱量、Qrp…ポート受熱量、Tin…新気温度。

Claims (5)

  1. 内燃機関(10)において燃焼室に通じる吸気ポートを通過する空気の温度をポート温度として算出する内燃機関の制御装置(70)であって、
    前記内燃機関の吸気通路に流入する新気の温度(Tin)を取得する新気温度取得手段と、
    前記内燃機関の燃焼に伴い生じる燃焼熱のうち前記吸気ポートに伝わるポート受熱量(Qrp)と、空気流と共に前記吸気ポートから前記燃焼室に流入する空気流熱量(Qflow)とに基づいて、前記吸気ポートが有するポート熱量(Qp)を算出するポート熱量算出手段と、
    前記新気温度取得手段により取得した新気温度に対して、前記ポート熱量算出手段により算出したポート熱量の加熱分を加算して、前記ポート温度を算出するポート温度算出手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記内燃機関に設けられた温度検出部(61)の検出結果に基づいて、前記内燃機関の温度を第1機温(Te1)として算出する第1温度算出手段と、
    前記内燃機関から大気への放熱量を一定量とし、前記内燃機関の運転状態に基づいて、前記内燃機関の温度を第2機温(Te2)として算出する第2温度算出手段と、
    前記第1機温と前記第2機温との温度差(ΔT)に基づいて、前記内燃機関の燃焼熱のうち大気中に放出される大気放熱量(Qamb1,Qamb2)を算出する放熱量算出手段と、
    を備え、
    前記ポート熱量算出手段は、前記内燃機関の燃焼熱のうち機関本体に伝わる本体受熱量(Qeng)から前記大気放熱量を減算して、前記ポート受熱量を算出する算出手段を有する請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記内燃機関又はその近傍に設けられ所定の検出機能又は動作機能を有する電気的な機能部品(29,60)において、当該機能部品が有する抵抗体(61)を前記温度検出部とし、
    前記第1温度算出手段は、前記抵抗体の抵抗値に基づいて、前記第1機温を算出する請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記機能部品は、前記内燃機関の機関本体に設けられ、該内燃機関の回転を検出する回転検出センサ(60)であり、
    前記回転検出センサは、前記抵抗体として、前記内燃機関の回転に連動するロータ(50)の回転を検出し所定の回転角度周期で回転角信号を出力する検出コイル(61)を有しており、
    前記第1温度算出手段は、前記検出コイルを通電した状態で当該検出コイルの抵抗値を検出するとともに、該検出した抵抗値に基づいて、前記第1機温を算出する請求項3に記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記ポート熱量算出手段は、前記吸気ポートを通過する空気流量に基づいて算出される空気流量分の熱量(Qbf)から、内部EGRによる吹き戻し分の熱量(Qegr)を減算することで前記空気流熱量を算出する算出手段を有する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置。
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