JPH09189157A - 遠隔操作装置を備えた自動車の中央鎖錠装置の新規取付け調整のための方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 遠隔操作装置を備えた自動車の中央施錠装置
の新規取付け調整のための方法の提供。 【解決方法】 車内に固定配置された固定部材に接続さ
れた診断装置を「取付調整」に切り換え、キをキ−スイ
ッチ内に差し込み、キ−スイッチを操作する。これによ
り、トランスポンダ問合せトランシ−バ−が指令を受け
て、トランスポンダ内に固定的に記憶されているキ−識
別コ−ドワ−ドがトランスポンダからの問合せを受け、
トランスポンダ問合せトランシ−バ−のキ識別コ−ドワ
−ド記憶装置内に記憶される。そのあとで送信器が操作
され、送信器内で継続的に遠隔操作変換コ−ドワ−ドが
受信器に受信される。その後で遠隔操作変換コ−ドワ−
ドが、同時にトランスポンダ問合せトランシ−バ−及び
トランポンダのトランスポンダコードワ−ドの両記憶装
置内に新たなトランスポンダ変換コ−ドワ−ドとして記
憶される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔操作装置が、
一個の送信器、一個のトランスポンダ並びに一個のキ−
とを具備した少なくとも一つの可動部分と、一個の受信
器、一台のトランスポンダ問合せトランシ−バ−並びに
キ−を補完する一個のキ−スイッチとを具備した、自動
車内に固定配置された一つの固定部分とを備えた中央鎖
錠装置を解錠し且つ施錠するための一台の遠隔操作装置
を備えた自動車の中央鎖錠装置の新規取付け調整のため
の方法に関するものである。可動部分は、操作者が、い
わば典型的なキ−として使用するようなコンパクトな構
造的単位を形成している。固定部分の要素は、自動車の
さまざまな箇所に配置することが出来る。キ−スイッチ
は、機械式タンブラ−付き又は機械式タンブラ−なしで
装備することが出来る。送信器及び受信器は、音波、例
えば超音波を介して、或いは電磁波、例えば高周波又は
赤外線を介して、相互に相応に通信を行なうことが出来
る。受信器は、それに応じて自動車内に配置されてい
る。トランスポンダ問合せトランシ−バ−は、直接キ−
スイッチのそばに配置されている。それぞれ一個のトラ
ンスポンダ問合せトランシ−バ−を備えた複数のキ−ス
イッチを設置することも出来る。次に、少なくとも一個
のキ−スイッチが自動車の外側に、そして今一つのキ−
スイッチが自動車の内側に補足的に配置されている。次
いで後の方のキ−スイッチは、旧来の点火スイッチと同
様に、最終的には自動車の始動、例えばエンジン等の始
動に使用される。

【０００２】

【従来の技術】冒頭に述べた構造の中央鎖錠装置は、ド
イツ特許出願第４４２８９４８．２−３１号から公知で
あり、この公開公報を参照頂きたい。この中央鎖錠装置
は、通常の操作の場合には、次のように機能する。すな
わち送信機内及び受信機内に、双方の機構内で同期的に
継続する、場合によっては周期的な遠隔操作変換コ−ド
ワ−ドが、つまり送信器の操作とは無関係に形成され
る。これに関する詳細としては、例えば文献として、ド
イツ特許第４２２７８８７号明細書及びドイツ特許第４
２３８８５８号明細書を参照されたい。この場合は、遠
隔操作変換コ−ドワ−ドは、キ−識別コ−ドワ−ドによ
って形成される固定コ−ド部分を含んでいる。各々の可
動部分は、他の可動部分とは異なる独自のキ−識別コ−
ドワ−ドを持っている。キ−識別コ−ドワ−ドは、可動
部分の製造の際に永久的なものとして記憶される。送信
器が操作されると、送信機内に現実に形成される遠隔操
作変換コ−ドワ−ドが受信器に送信され、受信機内で現
実に形成される遠隔操作変換コ−ドワ−ドと比較され
る。それが一致した場合、又はそれが単に所定の不一致
差の範囲内の偏差である場合には、中央鎖錠装置の解錠
或いは施錠が行なわれる。自動車の運転開始のために
は、自動車の内側で到達可能なキ−スイッチにキ−が差
込まれ、これによってトランスポンダ問合せトランシ−
バ−が、トランスポンダコ−ドワ−ド記憶装置内に記憶
されているトランスポンダ変換コ−ドワ−ドを問合せ、
且つトランシ−バ−コ−ドワ−ド記憶装置内に記憶され
ているトランスポンダ変換コ−ドワ−ドとの比較が行な
われる。これが一致した場合には、実際の遠隔操作変換
コ−ドワ−ドが、受信器からトランスポンダ問合せトラ
ンシ−バ−の中に読み込まれて、トランスポンダに送信
される。すると、トランシ−バ−コ−ドワ−ド記憶装置
内でも、トランスポンダコ−ドワ−ド記憶装置内でも、
この遠隔操作変換コ−ドワ−ドが、新しいトランスポン
ダ変換コ−ドワ−ドとして、記憶される。トランスポン
ダ変換コ−ドワ−ドに関して一致が見られたときは、当
然のことながら、自動車の運転を開始することが出来
る。例えばバッテリ−の枯渇による送信器の機能故障の
場合には、自動車の外側で到達可能なキ−スイッチを使
用して、それに応じた方法で解錠及び施錠を行なうこと
が出来る。これは、トランスポンダが独自のエネルギ−
供給を必要としないことによるものである。これらは、
すべて実証済である。しかしながら、盗難防止の見地か
らすれば、操作者が可動部分、或いは複数で設けられた
可動部分の一つを喪失し、他方において、その発見者が
権能なくして自動車への立ち入りを行い、且つこれを持
ち去ることが出来るという危険が存在する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、遠隔操作装
置を備えた中央鎖錠装置の盗難防止性を改善するという
技術的課題を基とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この技術的な課題を解決
するために、本発明は、遠隔操作装置が、一個の送信
器、一個のトランスポンダ並びに一個のキ−とを具備し
た少なくとも一つの可動部分と、一個の受信器、一台の
トランスポンダ問合せトランシ−バ−並びにキ−を補完
する一個のキ−スイッチとを具備した、自動車内に固定
配置された一つの固定部分とを備えた中央鎖錠装置を解
錠し且つ施錠するための一台の遠隔操作装置を備えた自
動車の中央鎖錠装置の新規取付け調整のための方法であ
って、まず診断装置が固定部分に接続され、且つ固定部
分が診断装置とともに設置されて、操作方法たる「取付
け調整」に切り換えられ、次いでキ−がキ−スイッチ内
に差込まれてキ−スイッチが操作され、キ−スイッチの
操作によって、トランスポンダ問合せトランシ−バ−が
指令を受けてトランスポンダ内に固定的にと記憶されて
いるキ−識別コ−ドワ−ドがトランスポンダから問合わ
せを受け、そしてトランスポンダ問合せトランシ−バ−
のキ−識別コ−ドワ−ド記憶装置内に記憶され、それか
ら送信器が操作され、且つこれによって送信器内で継続
的に遠隔操作変換コ−ドワ−ドが受信器に送信され、且
つ受信器内に受信され、その後で実際の遠隔操作変換コ
−ドワ−ドが同時にトランスポンダ問合わせトランシ−
バ−のトランシ−バ−・コ−ドワ−ド記憶装置内及びト
ランスポンダのトランスポンダ・コ−ドワ−ド記憶装置
内に、新たなトランスポンダ変換コ−ドワ−ドとして記
憶され、次いで中央鎖錠装置が操作方法「通常操作」に
切り換えられ、且つ診断装置が切り離される方法を提案
するものである。

【０００５】新たな取付け調整は、いずれの場合にも、
可動部分が紛失したとき、又は追加的な可動部分を中央
鎖錠装置内に組み込む必要のあるときに行なわれる。診
断装置は、もっぱら権利を与えられた自動車修理工場に
よって固定部分に接続することが出来、且つこれによっ
て固定部分を操作方法たる「取付け調整」へ向けること
が出来、或いはプログラムすることが出来るものであ
る。診断装置がない場合に、固定部分が、操作方法「取
付け調整」へ切り換えることが出来ないのは、当然であ
る。固定部分の初期化の際には、固定部分のコ−ドワ−
ド記憶装置、つまり、遠隔操作変換コ−ドワ−ドはもと
より、トランスポンダ変換コ−ドワ−ドのコ−ドワ−ド
記憶装置も消去される。新たな取付け調整後は、中央鎖
錠装置は、冒頭に述べたような通常の運転方法で操作す
ることが出来る。別の言葉で表現するならば、新規取付
け調整によって、新たに組み入れるべき可動部分に合わ
せられた、少なくとも遠隔操作変換コ−ドワ−ドに関す
る固定部分の個別的な同期化が行なわれるのである。そ
の結果として、盗難防止性が著しく高められる。何故な
らば、新たな取付け調整の際に利用に供されなかった各
可動部分が、そのキ−識別コ−ドワ−ドが消去されるこ
とによって、除外されるからである。また、キ−識別コ
−ドワ−ドを知るに及んだ権限を与えられていない人物
にとっても、自動車への立ち入りをなすことは不可能で
あろう。何故ならば、可動部分が発見されたとしても、
その発見された可動部分の再組み入れは、診断装置によ
って改めて行なわれる新規の取付け調整によってのみ、
可能であるからである。本発明による方法は、送信器の
操作のために設備される電鍵（キ−スイッチ）又はスイ
ッチが、ドイツ特許出願第１９５３０７２４．０号によ
る多機能部材であるときにも、当然のことながら組み入
れ可能である。

【０００６】それぞれ異なるキ−識別コ−ドワ−ドを有
する複数の可動部分を備えた中央鎖錠装置の実施形態に
おける、本発明の優れた構成の場合には、各可動部分の
ための中央鎖錠装置は、連続的に且つ分離して設置され
ている。この場合には、前述の方法順序が（診断装置の
接続及び取り外しは例外として）、各可動部分について
別個に反復される。この場合、固定部分が、それぞれの
キ−識別コ−ドワ−ド、それぞれの遠隔操作変換コ−ド
ワ−ド及びそれぞれのトランスポンダ変換コ−ドワ−ド
のために、各可動部分に対して対応配置された記憶装置
を有することは当然である。とりわけ組み入れられる可
動部分の数は、例えば５個の可動部分に、プログラム技
術的に限定されている。

【０００７】今一つの特に有利な形態では、キ−識別コ
−ドワ−ド記憶装置内に記憶されているキ−識別コ−ド
ワ−ドと一致するようなキ−識別コ−ドワ−ドを持った
可動部分の場合には、それ以上の問合わせはトランスポ
ンダから行なわれないことになっている。その限りにお
いて、請求項１に記載された、キ−スイッチの操作と診
断装置の取り外しとの間のプロセスは、新たに組み込ま
れる可動部分に関してのみ行なわれる。この場合、すで
に前もってそのキ−識別コ−ドワ−ドに基づいて正当と
されている可動部分に対応配置されている固定部分の記
憶装置が消去されないことは当然である。

【０００８】制御の目的のために、所定の時間的間隔、
とりわけ７２時間の間、中央鎖錠装置を新規に取付け調
整をした後で、自動車の各始動後に固定部分の表示部材
に「予備キ−、プログラム済み」なる表示が、短時間行
なわれるように配慮することが出来る。

【０００９】

【発明の実施の形態】詳細には、本発明による方法は、
更にさまざまな形で形成することが出来る。一つの実施
形態では、実際の遠隔操作変換コ−ドワ−ドが、インタ
−フェ−スを介して、とりわけシリアルインタ−フェ−
スを介して、送信器からトランスポンダに伝達されるこ
とによって、トランスポンダ・コ−ドワ−ド記憶装置内
で新たなトランスポンダ変換コ−ドワ−ドとして記憶さ
れるようになっている。シリアルインタ−フェ−スは、
可動部分の枠内に装備されて、送信器をトランスポンダ
に接続する。本発明の別の実施形態においては、実際の
遠隔操作変換コ−ドワ−ドが、トランスポンダ問合わせ
トランシ−バ−からトランスポンダに送信されることに
よって、トランスポンダ・コ−ドワ−ド記憶装置内で新
たなトランスポンダ変換コ−ドワ−ドとして記憶される
ようになっている。これらの実施形態は、当然のことな
がら、操作されるキ−スイッチに対応配置されているト
ランスポンダ問合わせトランシ−バ−が、信号の送達の
ために装備されていることを前提とするものである。第
三の更なる実施形態においては、キ−が、自動車の外側
で到達可能なキ−スイッチから引き抜かれた後で、自動
車の内側で到達可能なキ−スイッチ内に差込まれ且つこ
れが操作され、この操作によって実際の遠隔操作変換コ
−ドワ−ドが、自動車の内側で到達可能なキ−スイッチ
のトランスポンダ問合わせトランシ−バ−からトランス
ポンダに送信されることによって、トランスポンダ・コ
−ドワ−ド記憶装置内で新たなトランスポンダ変換コ−
ドワ−ドとして記憶されるようになっている。この実施
形態においては、自動車の外側で到達可能なキ−スイッ
チに対応配置されるトランシ−バ−は、信号の送信のた
めに装備されていない。しかし、これは、自動車の内側
で到達可能なキ−スイッチに対応配置されるトランスポ
ンダ問合せトランシ−バ−が成し遂げる。この実施形態
の場合には、請求項１に明示したすべてのプロセスを、
自動車の内側で到達可能なキ−スイッチでも行なうこと
が出来るが、しかし、これは実際上はやたらに念が入っ
たものである。何故ならば、通常の場合は、受信器がド
アの外側から到達可能なキ−スイッチのそばに配置され
ているからである。すなわち、この場合には、まず自動
車修理工は自動車の中に乗り込んで、自動車の車内で到
達可能なキ−スイッチを介してキ−識別コ−ドワ−ドを
選別させ、それから送信器を操作するために自動車から
外に出なければならず、そして最終的にトランスポンダ
・コ−ドワ−ド記憶装置内で新しいトランスポンダ変換
コ−ドワ−ドの記憶を行なわせるために、再び自動車内
に乗り込まなければならないのである。

【００１０】キ−及びキースイッチにおける機械式タン
ブラ−を断念する限りでは、それ以外に、異なる自動車
の複数の中央鎖錠装置のために各可動部分を、本発明に
よる方法で装備することが出来る。これは、結局は、新
規の取付け調整の過程において、普通の運転のために必
要なコ−ドワ−ドが可動部分から固定部分へ伝達される
ことからもたらされるのである。複数の中央鎖錠装置の
ために、一個の可動部分で車内に到達する資格を付与す
ることは、例えば社有車の場合に意味がある。請求項８
による実施形態においては、自動車の内部側から到達可
能なキ−スイッチのさまざまな接続位置、例えば「付属
装置、スイッチ入り」又は「点火、入り」又は「エンジ
ン始動」などの接続位置における新たなトランスポンダ
変換コ−ドワ−ドとして、実際の遠隔操作変換コ−ドワ
−ドの記憶を行なうことが出来る。 送信器の実効的な
操作のための操作方法として、光学的及び／又は音響的
な方法を行なうことを、補完的に計画することが出来
る。これに加えて、例えば通常の運転における送信器の
操作の場合に設けられている機能、例えば施錠又は解錠
の同時的な実施を配備することが出来る。その方法は、
内部施錠ボタンの押し下げ又は引き上げにということに
なるであろう。送信器及び受信器が赤外線で機能すると
きは、これらの部材が、送信器の操作の際に「視覚的接
触」を持たなければならないことは当然である。そし
て、配置によっては、送信器の操作の前に、キ−をキ−
スイッチから引き抜くことが必要になり得る。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｑ 9/00 ３０１ Ｈ０４Ｑ 9/00 ３１１Ｐ ３１１ Ｈ０４Ｌ 9/00 ６７３Ｅ

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 遠隔操作装置が、一個の送信器、一個の
   トランスポンダ並びに一個のキ−とを具備した少なくと
   も一つの可動部分と、一個の受信器、一台のトランスポ
   ンダ問合せトランシ−バ−並びにキ−を補完する一個の
   キ−スイッチとを具備した、自動車内に固定配置された
   一つの固定部分とを備えた中央鎖錠装置を解錠し且つ施
   錠するための一台の遠隔操作装置を備えた自動車の中央
   鎖錠装置の新規取付け調整のための方法であって、まず
   診断装置が固定部分に接続され、且つ固定部分が診断装
   置とともに設置されて、操作方法たる「取付け調整」に
   切り換えられ、次いでキ−がキ−スイッチ内に差込まれ
   てキ−スイッチが操作され、キ−スイッチの操作によっ
   て、トランスポンダ問合せトランシ−バ−が指令を受け
   てトランスポンダ内に固定的にと記憶されているキ−識
   別コ−ドワ−ドがトランスポンダから問合わせを受け、
   そしてトランスポンダ問合せトランシ−バ−のキ−識別
   コ−ドワ−ド記憶装置内に記憶され、それから送信器が
   操作され、且つこれによって送信器内で継続的に遠隔操
   作変換コ−ドワ−ドが受信器に送信され、且つ受信器内
   に受信され、その後で実際の遠隔操作変換コ−ドワ−ド
   が同時にトランスポンダ問合わせトランシ−バ−のトラ
   ンシ−バ−・コ−ドワ−ド記憶装置内及びトランスポン
   ダのトランスポンダ・コ−ドワ−ド記憶装置内に、新た
   なトランスポンダ変換コ−ドワ−ドとして記憶され、次
   いで中央鎖錠装置が操作方法「通常操作」に切り換えら
   れ、且つ診断装置が切り離される方法。
2. 【請求項２】 それぞれ異なるキ−識別コ−ドワ−ドを
   有する複数の可動部分を備えた中央鎖錠装置の実施形態
   において、各可動部分のための中央鎖錠装置が連続して
   且つ切り離されて装備されている、請求項１による方
   法。
3. 【請求項３】 可動部分が５箇所に限定されている、請
   求項２による方法。
4. 【請求項４】 キ−識別コ−ドワ−ド記憶装置内に記憶
   されているキ−識別コ−ドワ−ドと一致するキ−識別コ
   −ドワ−ドを持った可動部分の場合に、それ以上の問合
   わせがトランスポンダから行なわれないような、請求項
   ２又は３による方法。
5. 【請求項５】 所定の時間的間隔、とりわけ７２時間の
   間、中央鎖錠装置を新規に取付け調整をした後で、自動
   車の各始動後に固定部分の表示部材に「予備キ−、プロ
   グラム済み」なる表示が短時間行なわれる、請求項１か
   ら４のいずれか一つによる方法。
6. 【請求項６】 実際の遠隔操作変換コ−ドワ−ドが、イ
   ンタ−フェ−スを介して、とりわけシリアルインタ−フ
   ェ−スを介して、送信器からトランスポンダに伝達され
   ることによって、トランスポンダ・コ−ドワ−ド記憶装
   置内で新たなトランスポンダ変換コ−ドワ−ドとして記
   憶される、請求項１から５のいずれか一つによる方法。
7. 【請求項７】 実際の遠隔操作変換コ−ドワ−ドが、ト
   ランスポンダ問合わせトランシ−バ−からトランスポン
   ダに送信されることによって、トランスポンダ・コ−ド
   ワ−ド記憶装置内で新たなトランスポンダ変換コ−ドワ
   −ドとして記憶される、請求項１から５のいずれか一つ
   による方法。
8. 【請求項８】 キ−が、自動車の外側で到達可能なキ−
   スイッチから引き抜かれた後で、自動車の内側で到達可
   能なキ−スイッチ内に差込まれ且つこれが操作され、こ
   の操作によって実際の遠隔操作変換コ−ドワ−ドが、自
   動車の内側で到達可能なキ−スイッチのトランスポンダ
   問合わせトランシ−バ−からトランスポンダに送信され
   ることによって、トランスポンダ・コ−ドワ−ド記憶装
   置内で新たなトランスポンダ変換コ−ドワ−ドとして記
   憶される、請求項１から５のいずれか一つによる方法。