JPH0481344A - キーレスエントリシステム - Google Patents

キーレスエントリシステム

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JPH0481344A
JPH0481344A JP2193375A JP19337590A JPH0481344A JP H0481344 A JPH0481344 A JP H0481344A JP 2193375 A JP2193375 A JP 2193375A JP 19337590 A JP19337590 A JP 19337590A JP H0481344 A JPH0481344 A JP H0481344A
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中谷 健次
Kuniyasu Kono
河野 邦康
Akihiko Wada
和田 暁彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、携帯用送信機に設けたエントリスイッチの
操作で発信されるコード信号を、車両に設けたキーレス
エントリ装置の受信手段で受信して、ドアロックおよび
ロック解除(アンロック)を実行するようなキーレスエ
ントリシステムに関する。
(従来技術) 従来、上述例のキーレスエントリシステムとしては、例
えば、特開昭63−31847号公報に1載のものがあ
る。
すなわち、携帯用送信機(リモコンキー)に設けたドア
ロック、アンロック用のエントリスイッチの操作により
、発光素子か光コード信号を発射し、この光コード信号
を車両側キーレスエントリ装置の受光素子で受光して、
キーコード(識別コード)の一致時にドアロックまたは
ドアロック解除を実行すべく構成したキーレスエントリ
システムである。
この従来装置によれば、ドアロックおよびアンロックを
遠隔操作することができる利点かある反面、上述のキー
コードは全て固定コードであるから、キーコードが何等
かの手段で解読された場合には、車両盗難のおそれが発
生する問題点があった。
(発明の目的) この発明の請求項1記載の発明は、コード信号を所定条
件下において変更することにより、他者によるコード信
号解読を防止して、耐盗難性の向上を図ることができる
キーレスエントリシステムの提供を目的とする。
この発明の請求項2記載の発明は、イグニッションキー
の抜取り毎にコート信号を変更することで、耐盗難性を
より一層向上させることかできるキーレスエントリシス
テムの提供を目的とする。
この発明の請求項3記載の発明は交信周期毎にコード信
号を変更することで、より一層高度な耐盗難性を確保す
ることができるキーレスエントリシステムの提供を目的
とする。
(発明の構成) この発明の請求項1記載の発明は、携帯用送信機に設け
たエントリスイッチの操作で発信されるコード信号を、
車両に設けたキーレスエントリ装置の受信手段で受信し
て、ドアロック、アンロックを実行するキーレスエント
リシステムであって、上記コード信号を所定条件下で変
更するコード信号変更手段を備えたキーレスエントリシ
ステムであることを特徴とする。
この発明の請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の
発明の構成と併せて、イグニッションキーの抜取り操作
を検出するキー抜取り検出手段と、上記キー抜取り検出
手段のキー抜取り検出出力に基づいて上記コード信号変
更手段を介してコード信号を変更制御する制御手段とを
備えたキーレスエントリシステムであることを特徴とす
る。
この発明の請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の
発明の構成と併せて、上記携帯用送信機およびキーレス
エントリ装置にそれぞれ送受信機能を付加し、携帯用送
受信機と車両側送受信機との間でコード信号の授受を行
なう交信手段を設け、上記コード信号変更手段は上記交
信手段の単一送受信周期毎に所定ルールに基づいてコー
ド信号を変更するキーレスエントリシステムであること
を特徴とする。
(発明の効果) この発明の請求項1記載の発明によれば、上述のコード
信号変更手段によりコード信号が所定条件毎に変更され
るので、他者によるコード信号の解読が不可能となり、
耐盗難性の向上を図ることができる効果がある。
この発明の請求項2記載の発明によれば、上述のキー抜
取り検出手段がイグニッションキーのキーシリンダから
の抜取りを検出した時、上述の制御手段がコード信号変
更手段を介してコード信号を変更するので、降車毎にコ
ード信号が変化する。
この結果、耐盗難性をより一層向上させることができる
効果がある。
この発明の請求項3記載の発明によれば、上述の交信手
段の単一送受信周期毎つまり交信毎に上述のコード信号
変更手段か所定ルールに基づいてコード信号を変更する
ので、より一層高度な耐盗難性を確保することができる
効果がある。
(実施例) この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
(第1実施例) 図面はキーレスエントリシステムを示し、第1図におい
て、携帯用送信機としてのトランスミッタ1はドアロッ
クおよびアンロック用のエントリスイッチ2と、CPU
3と、コード発信回路4と、コード変更部5と、送信ア
ンテナ6とを備え、CPU3はエントリスイッチ2のO
N信号入力に基づいて、ROM7に格納したプログラム
に従ってコード発信回路4、コード変更部5を駆動制御
し、またRAM8はコード変更部5で変更処理された可
変コードC(第4図参照)などの必要なデータを記憶す
る。
一方、車両側に設けたキーレスエントリ装置9は、上述
の送信アンテナ6から発信されるコード信号Fl(第4
図参照)を受信する受信アンテナ10、受信回路11、
コード識別部12、乱数発生部13を備えている。
CPU14は、コード識別部12、乱数発生部13から
の入力に基づいて、ROMI 5に格納したプログラム
に従って、コード変更部16、ドアロックトライバ(ド
アロック駆動回路)17、ドアロックおよびアンロック
用のアクチュエータ18を駆動制御し、またRAM19
はコード変更部16で変更処理された可変コードC(第
4図参照)などの必要なデータを記憶する。
ここで、上述のアクチュエータ18はドアロック機構を
介してドアをロックまたはロック解除するための可逆モ
ータである。
さらに、上述のCPU14にはキーレススイッチ20(
第2図、第3図参照)の第1接点21およびフユーズ2
2を介して直流電源(十B)を接続している。
上述のキーレススイッチ20およびトランスミッタ1は
第2図、第3図に示す如く構成している。
すなわち、イグニッションキー23とトランスミッタ1
とを一体に形成し、このトランスミッタ1のキーシリン
ダ24と対向する部分には、キーシリンダ24側の接続
子25と接続される接続子26を設けている。
また、キーシリンダ24には、イグニッションキー23
の挿入時にキーレススイッチ20のスライダ27を押上
げて、キーレススイッチ20をONにするスライドシャ
ッタ28を配設している。
上述のキーレススイッチ20はスイッチケース29およ
びカバー30内に第1接点21と第2接点31(第1図
参照)とを有し、第2図に示すようにイグニッションキ
ー23を抜取った時に、これらの各接点21.31がO
FFとなり、第3図に示すようにイグニッションキー2
3を挿入した時に、これらの各接点21.31がONと
なるように構成している。
一方、第1図において車両側には上述のキーレスエント
リ装置9の他にクロック部32を設けている。
このクロック部32は時間をデジタル表示手段により可
視表示する表示部(デイスプレィ部)33と、クロック
パルスを発生するクロックパルス発生部34とを有し、
このクロックパルス発生部34には上述の第2接点31
、フユーズ35を介して制御電源ACCを接続すると共
に、フユーズ36を介して直流電源(十B)を接続して
いる。
このクロックパルス発生部34は、常時クロックパルス
により表示部33を駆動する一方、上述の第2接点31
のON時にクロックパルスを乱数発生部13に出力する
乱数発生部13は上述のクロックパルス入力に同期して
を乱数(アトランダムな数字データ)をCPU14に出
力する。
CPUI 4はこの乱数発生部13からの入力に基づい
てコード変更部16の可変コードCを変更処理する。
さらに、上述のキーレスエントリ装置9はマニュアル操
作スイッチ37を備え、上述のトランスミッタ1からの
コード信号F1以外に、このマニュアル操作スイッチ3
7をON操作した時にも、ドアロック、ドアロック解除
を実行すべく構成している。
第4図はコード信号F1のフレームを示し、このコード
信号F1は固有の認識コードとしてのlDコードaと、
ドアロックもしくはドアロック解除を指定する操作コー
ドbと、可変コードCとを有する。
この実施例では、上述のイグニッションキー23の抜取
り時に、可変コードCを変更する。
ここで、上述のCPU14はイグニッションキ−23の
抜取り操作を検出するキー抜取り検出手段は(第5図の
第1ステツプ41参照)と、上記コード信号F1を所定
条件下(キー抜取り条件下)で変更するコード信号変更
手段(第5図の第3ステツプ43参照)と、 上記キー抜取り検出手段のキー抜取り検出出力に基づい
て上記コード信号変更手段を介してコード信号F]を変
更制御する制御手段(CPU14それ自体)とを兼ねる
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用
を説明する。
まず、キー挿入時の作用について述べると、第2図の状
態から第3図に示すようにイグニッションキー23がキ
ーシリンダ24の所定部に挿入されると、トランスミッ
タ1側の接続子26がキーシリンダ24側の接続子25
との接触して、第1図に示すようにトランスミッタ1側
の回路がキーレスエントリ装置9側の回路と接続され、
同時にキーレススイッチ20の第1接点21、第2接点
31がONとなる。
このため、クロックパルス発生部34からのクロックパ
ルスに同期して、乱数発生部13は乱数を発生する。
CPU14は、この乱数入力に基づいてコード変更部1
6の可変コードCを変更処理する。
変更処理されたコード変更部16の可変コードCは接続
子25.26を介してトランスミッタ1側のコード変更
部5に順次入力される。
次に、第5図のフローチャートを参照してキー抜取り時
におけるコード信号変更処理について説明する。
第1ステツプ41で、CPU14はキーレススイッチ2
0の第1接点2」からのOFF信号に基づいて、キー抜
取りか否かを判定する。
降車に際してイグニッションキー23が抜き取られると
、キーレススイッチ20の各接点21゜31がOFFに
なるので、キー抜取り時には次の第2ステツプ42に移
行する。
この第2ステツプ42て、CPU14は乱数発生部13
の乱数発生を停止する。
次に、第3ステツプ43で、CPU14コ一ド変更部1
6の最終乱数をRAM19に記憶させ、同様のフローチ
ャートによりトランスミッタ1側においても、CPU3
はコード変更部5の最終乱数をRAM8に記憶させる。
すなわち、第5図のフローチャートによる処理で、第4
図に示すコード信号F1の可変コードCが変更処理され
る。
このように、上述のキー抜取り検出手段(第1ステツプ
41参照)がイグニッションキー23のキーシリンダ2
4からの抜取りを検出した時、上述の制御手段(CPU
14とCPU3)がコード信号変更手段(第3ステツプ
43参照)を介してコード信号F1を変更するので、降
車毎にコード信号F1が変化する。
したがって、他者によるコード信号F1の解読が不可能
となり、耐盗難性の向上を図ることができる効果がある
次に第6図のフローチャートを参照してドアロック処理
について説明する。
トランスミッタ1のエントリスイッチ2をON操作する
と、CPU3はRAM8に記憶されたコード信号F1を
読出して、このコード信号F1をコード発信回路4およ
び送信アンテナ6を介して発信する。
第1ステツプ51で、CPU14は上述のコード信号F
1を受信する受信アンテナ1oおよび受信回路11の出
力並びにコード識別部12の出力に基づいてドアロック
信号の有無を判定する。
このドアロック信号は第4図に示すフレームの操作コー
ドbに対応し、例えばドアロック指令コードを「1」、
アンロック指令コードを「o」とすると、コード信号F
1中の操作コードbが「1」か「0」かを判別する。
そして、ドアロック信号有りと判定した時には次の第2
ステツプ52に移行し、この第2ステツプ52で、CP
U14はコード信号F1が一致するか否かを、RAM1
9に予め記憶させたコード信号と照合することにより判
定する。
この判定は、第4図に示すフレームのIDコードおよび
可変コードCの照合処理である。
そして、コード信号F1が一致した時にのみ次の第3ス
テツプ53に移行し、この第3ステツプ53で、CPU
14はドアロックトライバ17を介してドアロック用の
アクチュエータ18をドアロック方向に駆動することで
、ドアロックを実行する。
次に第7図のフローチャートを参照してドアロック解除
処理(アンロック処理)について説明する。
トランスミッタ1のエントリスイッチ2をON操作する
と、CPU3はRAM8に記憶されたコード信号F1を
読出して、このコード信号F1をコード発信回路4およ
び送信アンテナ6を介して発信する。
第1ステツプ61で、CPU14は上述のコード信号F
1を受信する受信アンテナ10および受信回路11の出
力並びにコード識別部12の出力に基づいてアンロック
信号の有無を判定する。
このアンロック信号は第4図に示すフレームの操作コー
ドbに対応し、例えばドアロック指令コードを「1」、
アンロック指令コードを「0」とすると、コード信号F
1中の操作コードbが「1」か「0」かを判別する。
そして、アンロック信号有りと判定した時には次の第2
ステツプ62に移行し、この第2ステツプ62で、CP
U14はコード信号F1が一致するか否かを、RAMI
 9に予め記憶させたコード信号と照合することにより
判定する。
この判定は、第4図に示すフレームのIDコードaおよ
び可変コードCの照合処理である。
そして、コード信号F1が一致した時にのみ次の第3ス
テツプ63に移行し、この第3ステ・ンプ63で、CP
U14はドアロックトライバ17を介してドアロック用
のアクチュエータ18をアンロック方向に駆動すること
で、ドアロック解除つまりアンロックを実行する。
以上要するに、上述の第1実施例によれば、キ抜取り検
出手段(第5図の第1ステツプ41参照)がイグニッシ
ョンキー23のキーシリンダ24からの抜取りを検出し
た時、上述の制御手段(CPU14とCPU3)がコー
ド信号変更手段(第5図の第3ステツプ43参照)を介
してコード信号Fl(但しこの実施例では第4図のフレ
ームの可変コードCに相当する部分)を変更するので、
降車毎にコード信号F1が変化し、この結果、他者によ
るコード信号F1の解読が不可能となり、耐盗難性の向
上を図ることができる。
(第2実施例) 第8図乃至第10図はキーレスエントリシステムの他の
実施例を示し、第8図において、携帯用送受信機71は
ドアロックおよびアンロック用のエントリスイッチ72
と、CPU70と、送受信回路73と、コード変更部7
4と、送受信アンテナ75とを備え、CPU70はエン
トリスイッチ72のON信号入力に基づいて、ROM7
6に格納したプログラムに従って送受信回路73、コド
変更部74を駆動制御し、またRAM77はコード変更
部74て変更処理された可変コードd(第9図参照)、
後述する交信手段90の単一送受信周期毎に可変コーF
’ dを変更する所定ルールとしての方程式たとえばA
n =An−1x3+1に相当するマツプなどの必要な
データを記憶する。
一方、車両側に設けたキーレスエントリ装置78は送受
信機能を有する送受信機として作用し、このキーレスエ
ントリ装置78は、送受信アンテナ79、送受信回路8
1、コード識別部82、コード変更部83を備えている
CPU80は、コード識別部82からの入力に基づいて
、ROM84に格納したプログラムに従って、コード変
更部83、ドアロックトライバ85、ドアロックおよび
アンロック用のアクチュエータ86を駆動制御し、また
RAM87はコード変更部83で変更処理された可変コ
ードd(第9図参照)、後述する交信手段90の単一送
受信周期毎に変更コードdを変更する所定ルールとして
の方程式たとえばAn =An−I X 3 +1に相
当するマツプなどの必要なデータを記憶する。
ここで、上述の各要素73,75,79.81により交
信手段90を構成している。
また上述のアクチュエータ86はドアロック機構を介し
てドアをロック又はロック解除するための可逆モータで
ある。
さらに上述のキーレスエントリ装置78はマニュアル操
作スイッチ88を備え、携帯用送受信機71からのコー
ド信号F2(第9図参照)以外に、このマニュアル操作
スイッチ88をON操作した時にも、ドアロック、ドア
ロック解除を実行すべく構成している。
第9図はコード信号F2のフレームを示し、コード信号
F2は固有の認識コードとしてのIDコードaと、ドア
ロックもしくはドアロック解除を指定する操作コードb
と、可変コードdとを有する。
この実施例では、上述の交信手段90による単−送受信
周期毎に方程式An =An−1x3+lに基づいて可
変コードdを変更する。
上述の各RAM77.87に記憶させる交信周期回数n
と可変コードd値とのマツプを表に示すと次の通りであ
る。
このように構成したキ レスエント リシステム の動作を、ドアロック解除(アンロック)を例にあげ、
第10図のフローチャートを参照して説明する。
携帯用送受信機71のエントリスイッチ72をON操作
すると、CPU70はRAM77で設定したルールに基
づいて交信手段90を介して車両側のキーレスエントリ
装置78との間でコード信号F2の授受を行なう。
第1ステツプ91で、CPU80は送受信アンテナ79
、送受信回路81、コード識別部82からの入力に基づ
いてドアアンロック信号の有無を判定し、アンロック信
号有りの時にのみ次の第2ステツプ92に移行する。
この第2ステツプ92で、CPU80は受信した信号F
2の可変コードd(第9図参照)の値が予め設定したル
ールつまり方程式An =An−1x3+1の値と一致
するか否かを判定し、不一致の時には次の第3ステツプ
93に移行する一方、致時には第7ステツプ97にスキ
ップし、この第7ステツプ97で、CPU80はドアロ
ックトライバ85を介してアクチュエータ86をアンロ
ック方向に駆動し、ドアロック解除を実行する。
上述の第3ステツプ93で、cpusoは今回受信値と
前回受信値とを比較する。
例えば交信周期回数nが3回目で本来の今回受信値を「
7」、前回(交信周期回数nが2回目)の受信値を「4
」とする時、当該乗員以外の所有する他の送信機から例
えばr2Jに相当する値が受信されると2〈4となるの
で、処理を禁止し、今回受信値が前回受信値に対して大
きい時にのみ次の第4ステツプ94に移行する。
この第4ステツプ94で、CPU80は今回受信値が前
回受信値から5回以内の変化値と一致するか否かを判定
する。すなわち、電波障害によるコード信号F2の到達
不可に基づく動作不能を回避する目的で、例えば今回受
信値が「10」の時、前回受信値「7」から5回以内の
変化値「7」rlOJ  r13J  r16J  r
19Jのうち何れかと一致するか否かを判定し、一致時
には上述の第7ステツプ97にスキップしてドアロック
解除を実行する一方、不一致時には次の第5ステツプ9
5に移行する。
この第5ステツプ95て、CPU80は今回受信値か前
回受信値から50回以内の変化値と一致するか否かを判
定する。すなわち電波障害によるコード信号F2の到達
不可に基づく動作不能を回避する目的で、例えば今回受
信値が交信周期回数50に相当するrl 48Jの時、
前回受信値「1」から50回以内の変化値rlJ  r
4J  r7J  rlOJrl、3J・・・r145
J  r148Jか否かを判定し、YESの時には次の
第6ステツプに移行する。
この第6ステツプで、cpua0は次回受信値が交信周
期回数51回目以内の変化値「151」と一致するか否
かを判定し、一致時にのみ次の第7ステツプ97に移行
する。
この第7ステツプ97で、CPU80はドアロックトラ
イバ85を介してアクチュエータ86をアンロック方向
に駆動し、ドアロック解除を実行する。
以上要するに、上述の第2実施例によれば、上述の交信
手段90の単一送受信周期毎つまり交信毎に上述のコー
ド信号変更手段(コード変更部74.83参照)が所定
ルール (方程式An =An−1x3+1)に基づいてコド信
号F2(この実施例では第9図に示すフレムの可変コー
ドd)を変更するので、より一層高度な耐盗難性を確保
することができると共に、正規のコード信号が電波障害
により到達しない場合の動作不能を回避することができ
る効果かある。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、 この発明の受信手段は、第1実施例の受信アンテナ10
におよび受信回路11並びに第2実施例の送受信アンテ
ナ79および送受信回路81に対応し、 以下同様に、 コード信号は、第1実施例のコード信号Fl(第4図参
照)と第2実施例のコード信号F2(第9図参照)とに
対応し、 コード信号変更手段は、第1実施例のCPU3制御およ
びCPU4制御による第3ステツプ43(第5図参照)
と第2実施例のコード変更部74゜83とに対応し、 キー抜取り検出手段は、第1実施例のCPUI4制御に
よる第1ステツプ41(台5図参照)に対応し、 制御手段は、第1実施例のcpuaおよびCPU14に
対応し、 携帯用送受信機は、第1実施例のトランスミッタ1に対
応し、 車両側送受信機は、第2実施例のキーレスエントリ装置
78に対応し、 所定ルールは、方程式A++ =An−I X3+1に
対応するも、 この発明は、上述の各実施例の構成のみに限定されるも
のではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図はキーレスエントリシステムを示すブロック図、 第2図はキーレススイッチOFFを示す説明図、第3図
はキーレススイッチONを示す説明図、第4図はコード
信号のフレームを示す説明図、第5図はコード変更処理
を示すフローチャート、第6図はドアロック処理を示す
フローチャート、第7図はドアロック解除処理を示すフ
ローチャト、 第8図はキーレスエントリシステムの他の実施例を示す
ブロック図、 第9図はコード信号のフレームを示す説明図、第10図
はドアロック解除処理を示すフローチャートである。 1・・・トランスミッタ 2・・・エントリスイッチ 3・・・cpu (制御手段) 9・・・キーレスエントリ装置 10・・・受信アンテナ 11・・・受信回路 14・・・CPU (制御手段) 23・・・イグニッションキ 41・・・第1ステツプ(キー抜取り検出手段)43・
・・第3ステツプ(コード信号変更手段)71・・・携
帯用送受信機 72・・・エントリスイッチ 74.83・・・コード変更部 78・・・キーレスエントリ装置 79・・・送受信アンテナ 81・・・送受信回路 90・・・交信手段 Fl・・・コード信号 F2・・・コード信号 第31!! 1・・ トランスミ・ツタ 第4図 第6図 第7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)携帯用送信機に設けたエントリスイッチの操作で
    発信されるコード信号を、車両に設 けたキーレスエントリ装置の受信手段で受 信して、ドアロック、アンロックを実行す るキーレスエントリシステムであって、 上記コード信号を所定条件下で変更するコ ード信号変更手段を備えた キーレスエントリシステム。
  2. (2)イグニッションキーの抜取り操作を検出するキー
    抜取り検出手段と、 上記キー抜取り検出手段のキー抜取り検出 出力に基づいて上記コード信号変更手段を 介してコード信号を変更制御する制御手段 とを備えた 請求項1記載の キーレスエントリシステム。
  3. (3)上記携帯用送信機およびキーレスエントリ装置に
    それぞれ送受信機能を付加し、携帯 用送受信機と車両側送受信機との間でコー ド信号の授受を行なう交信手段を設け、上 記コード信号変更手段は上記交信手段の単 一送受信周期毎に所定ルールに基づいてコ ード信号を変更する 請求項1記載の キーレスエントリシステム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0498974U (ja) * 1991-01-31 1992-08-26
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EP0600243A1 (de) * 1992-12-03 1994-06-08 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zur Verhinderung eines Kraftfahrzeugdiebstahls
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