JPH09188481A - エレベーター誘導システム - Google Patents
エレベーター誘導システムInfo
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- JPH09188481A JPH09188481A JP8001694A JP169496A JPH09188481A JP H09188481 A JPH09188481 A JP H09188481A JP 8001694 A JP8001694 A JP 8001694A JP 169496 A JP169496 A JP 169496A JP H09188481 A JPH09188481 A JP H09188481A
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- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 所定の信号を発する携帯器１２と、前記
携帯器１２の信号を中継する誘導器１１と、前記誘導器
１１からの信号に基づいて前記携帯器１２の位置を検出
し、乗場１までの誘導に必要な情報を前記誘導器１１を
通じて前記携帯器１２へ送信する誘導制御盤１０とを備
えたものである。 【効果】 短時間で安全に建物内の目的の乗降階まで行
くことができる。
携帯器１２の信号を中継する誘導器１１と、前記誘導器
１１からの信号に基づいて前記携帯器１２の位置を検出
し、乗場１までの誘導に必要な情報を前記誘導器１１を
通じて前記携帯器１２へ送信する誘導制御盤１０とを備
えたものである。 【効果】 短時間で安全に建物内の目的の乗降階まで行
くことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、身障者等が介添
え者を必要とせずに身障者エレベーターの乗降階の乗場
まで確実に行くことができ、身障者等が待っている乗降
階に自動的にエレベーターを待機させておき、かごに乗
り込んだ後は確実に目的の乗降階まで行くことが可能な
エレベーター誘導システムに関するものである。
え者を必要とせずに身障者エレベーターの乗降階の乗場
まで確実に行くことができ、身障者等が待っている乗降
階に自動的にエレベーターを待機させておき、かごに乗
り込んだ後は確実に目的の乗降階まで行くことが可能な
エレベーター誘導システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の身障者用エレベーターの構成を図
６を参照しながら説明する。図６は、従来の身障者用エ
レベーターの概略構成を示す図である。
６を参照しながら説明する。図６は、従来の身障者用エ
レベーターの概略構成を示す図である。
【０００３】図６において、１は乗降階の乗場、２は車
椅子に乗った身障者、３は乗降階に設置された乗場呼び
登録釦、４は乗場呼び登録釦３よりも一段低い位置に設
置された身障者用乗場呼び登録釦、５は乗降階に設置さ
れた行先方向灯、６はかご、７はかご６の内部に設置さ
れた行先呼び登録釦（説明の都合上ここに図示してい
る。）、８は機械室に設置されたエレベーター制御盤で
ある。
椅子に乗った身障者、３は乗降階に設置された乗場呼び
登録釦、４は乗場呼び登録釦３よりも一段低い位置に設
置された身障者用乗場呼び登録釦、５は乗降階に設置さ
れた行先方向灯、６はかご、７はかご６の内部に設置さ
れた行先呼び登録釦（説明の都合上ここに図示してい
る。）、８は機械室に設置されたエレベーター制御盤で
ある。
【０００４】つぎに、前述した従来の身障者用エレベー
ターの動作を説明する。上記のように構成された身障者
用乗場呼び登録釦４は身障者２により押されることで、
エレベーター制御盤８にその信号が伝達され、エレベー
ター制御盤８の予め決められた制御手順に従って、かご
６は身障者用乗場呼び登録釦４の押された乗降階まで走
行する。
ターの動作を説明する。上記のように構成された身障者
用乗場呼び登録釦４は身障者２により押されることで、
エレベーター制御盤８にその信号が伝達され、エレベー
ター制御盤８の予め決められた制御手順に従って、かご
６は身障者用乗場呼び登録釦４の押された乗降階まで走
行する。
【０００５】かご６が身障者用乗場呼び登録釦４の押さ
れた乗降階に到着すると扉を開け、かつかご６の行先に
応じた行先方向灯５を点灯する。身障者２はかご６に乗
り込み、行先の乗降階に対応した行先呼び登録釦７を押
す。エレベーター制御盤８にて予め決められた制御手順
に従って、かご６は行先呼びの登録された乗降階まで走
行する。
れた乗降階に到着すると扉を開け、かつかご６の行先に
応じた行先方向灯５を点灯する。身障者２はかご６に乗
り込み、行先の乗降階に対応した行先呼び登録釦７を押
す。エレベーター制御盤８にて予め決められた制御手順
に従って、かご６は行先呼びの登録された乗降階まで走
行する。
【０００６】従来は、身障者等が身障者用エレベーター
に乗り建物内の目的の乗降階に行きたい場合、独力ある
いは介添え者の助けを借りてエレベーターの乗場まで行
き、そこで身障者用乗場呼び登録釦４を押し、かつかご
６に乗り込んで行先呼び登録釦７を押さなければならな
かった。
に乗り建物内の目的の乗降階に行きたい場合、独力ある
いは介添え者の助けを借りてエレベーターの乗場まで行
き、そこで身障者用乗場呼び登録釦４を押し、かつかご
６に乗り込んで行先呼び登録釦７を押さなければならな
かった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
身障者用エレベーターでは、身障者２は、身障者用エレ
ベーターのかご６に乗りたい場合、独力であるいは介添
え者の助けを借りて、建物内の身障者用エレベーターの
乗降階の乗場１まで行かなければならず、不安であると
共に多大な労力を要するという問題点があった。
身障者用エレベーターでは、身障者２は、身障者用エレ
ベーターのかご６に乗りたい場合、独力であるいは介添
え者の助けを借りて、建物内の身障者用エレベーターの
乗降階の乗場１まで行かなければならず、不安であると
共に多大な労力を要するという問題点があった。
【０００８】また、身障者２は、身障者用エレベーター
のかご６に乗り、目的の乗降階まで行きたい場合、身障
者用乗場呼び登録釦４を押し、かつかご６に乗り込み行
先呼び登録釦７を押さなければならず、乗降階の乗場１
でのエレベーターが到着するまで、並びに目的の乗降階
に行くまでに多大な時間を要するという問題点があっ
た。
のかご６に乗り、目的の乗降階まで行きたい場合、身障
者用乗場呼び登録釦４を押し、かつかご６に乗り込み行
先呼び登録釦７を押さなければならず、乗降階の乗場１
でのエレベーターが到着するまで、並びに目的の乗降階
に行くまでに多大な時間を要するという問題点があっ
た。
【０００９】さらに、数台のエレベーターが設置されて
いる場合、乗降階の乗場１において身障者２は、どのエ
レベーターに乗れば目的の乗降階に行けるかが不明であ
り、身障者用エレベーターのかご６に乗るまでに多大な
時間を要するという問題点があった。
いる場合、乗降階の乗場１において身障者２は、どのエ
レベーターに乗れば目的の乗降階に行けるかが不明であ
り、身障者用エレベーターのかご６に乗るまでに多大な
時間を要するという問題点があった。
【００１０】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、エレベーターの乗場まで誘導で
き、短時間で安全に建物内の目的の乗降階まで行くこと
ができるエレベーター誘導システムを得ることを目的と
する。
めになされたもので、エレベーターの乗場まで誘導で
き、短時間で安全に建物内の目的の乗降階まで行くこと
ができるエレベーター誘導システムを得ることを目的と
する。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ター誘導システムは、所定の信号を発する携帯器と、前
記携帯器の信号を中継する誘導器と、前記誘導器からの
信号に基づいて前記携帯器の位置を検出し、乗場までの
誘導に必要な情報を前記誘導器を通じて前記携帯器へ送
信する誘導制御盤とを備えたものである。
ター誘導システムは、所定の信号を発する携帯器と、前
記携帯器の信号を中継する誘導器と、前記誘導器からの
信号に基づいて前記携帯器の位置を検出し、乗場までの
誘導に必要な情報を前記誘導器を通じて前記携帯器へ送
信する誘導制御盤とを備えたものである。
【００１２】また、この発明に係るエレベーター誘導シ
ステムは、持ち運び自由な携帯型の無線送受信器である
携帯器を備えたものである。
ステムは、持ち運び自由な携帯型の無線送受信器である
携帯器を備えたものである。
【００１３】また、この発明に係るエレベーター誘導シ
ステムは、建物内の要所及び乗降階の乗場に設置された
複数の無線中継器である誘導器を備えたものである。
ステムは、建物内の要所及び乗降階の乗場に設置された
複数の無線中継器である誘導器を備えたものである。
【００１４】また、この発明に係るエレベーター誘導シ
ステムは、機械室に設置されエレベーター制御盤及び前
記誘導器と有線で接続された誘導制御盤を備えたもので
ある。
ステムは、機械室に設置されエレベーター制御盤及び前
記誘導器と有線で接続された誘導制御盤を備えたもので
ある。
【００１５】また、この発明に係るエレベーター誘導シ
ステムは、前記エレベーター制御盤へエレベーターの運
転に必要な信号を与え、前記携帯器が存在する乗降階の
乗場にエレベーターを待機させる誘導制御盤を備えたも
のである。
ステムは、前記エレベーター制御盤へエレベーターの運
転に必要な信号を与え、前記携帯器が存在する乗降階の
乗場にエレベーターを待機させる誘導制御盤を備えたも
のである。
【００１６】さらに、この発明に係るエレベーター誘導
システムは、前記エレベーター制御盤へエレベーターの
運転に必要な信号を与え、前記携帯器を用いて予約され
た行先呼びの乗降階へエレベーターを運転する誘導制御
盤を備えたものである。
システムは、前記エレベーター制御盤へエレベーターの
運転に必要な信号を与え、前記携帯器を用いて予約され
た行先呼びの乗降階へエレベーターを運転する誘導制御
盤を備えたものである。
【００１７】
実施の形態１．この発明の実施の形態１の構成を図１か
ら図４までを参照しながら説明する。図１は、この発明
の実施の形態１の全体構成を示す図である。図２は、こ
の実施の形態１の誘導制御盤の構成を示すブロック図で
ある。図３は、この実施の形態１の誘導器の構成を示す
ブロック図である。さらに、図４は、この実施の形態１
の携帯器の構成を示すブロック図である。なお、各図
中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
ら図４までを参照しながら説明する。図１は、この発明
の実施の形態１の全体構成を示す図である。図２は、こ
の実施の形態１の誘導制御盤の構成を示すブロック図で
ある。図３は、この実施の形態１の誘導器の構成を示す
ブロック図である。さらに、図４は、この実施の形態１
の携帯器の構成を示すブロック図である。なお、各図
中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【００１８】図１において、１は乗降階の乗場、２は車
椅子に乗った身障者、３は乗降階に設置された乗場呼び
登録釦、４は乗場呼び登録釦３よりも一段低い位置に設
置された身障者用乗場呼び登録釦、５は乗降階に設置さ
れた行先方向灯、６はかご、７はかご６の内部に設置さ
れた行先呼び登録釦（説明の都合上ここに図示してい
る。）、８は機械室に設置されたエレベーター制御盤で
ある。
椅子に乗った身障者、３は乗降階に設置された乗場呼び
登録釦、４は乗場呼び登録釦３よりも一段低い位置に設
置された身障者用乗場呼び登録釦、５は乗降階に設置さ
れた行先方向灯、６はかご、７はかご６の内部に設置さ
れた行先呼び登録釦（説明の都合上ここに図示してい
る。）、８は機械室に設置されたエレベーター制御盤で
ある。
【００１９】また、同図において、１０はエレベーター
制御盤８と有線で接続され機械室等に設置された誘導制
御盤、１１は建物内の通路の要所、例えば曲がり角や所
定の距離毎の壁面、並びに全ての乗降階の乗場１に設置
され誘導制御盤９と有線等で接続された誘導器、１２は
身障者２が所有し携帯することができ誘導器１１と無線
で交信できるＰＨＳなどの携帯電話、ポケットベル等の
類いの携帯器である。
制御盤８と有線で接続され機械室等に設置された誘導制
御盤、１１は建物内の通路の要所、例えば曲がり角や所
定の距離毎の壁面、並びに全ての乗降階の乗場１に設置
され誘導制御盤９と有線等で接続された誘導器、１２は
身障者２が所有し携帯することができ誘導器１１と無線
で交信できるＰＨＳなどの携帯電話、ポケットベル等の
類いの携帯器である。
【００２０】図２において、誘導制御盤１０は、ＣＰＵ
１００と、位置点検出部１０１と、進行方向決定部１０
２と、呼び認識部１０３と、呼び登録可能信号出力部１
０４と、受信部１０５と、送信部１０６と、入出力イン
ターフェース（Ｉ／Ｏ）とを備える。なお、この他にＲ
ＯＭ、ＲＡＭ等のメモリを備える。また、位置点検出部
１０１、進行方向決定部１０２、呼び認識部１０３、呼
び登録可能信号出力部１０４、受信部１０５、及び送信
部１０６は、例えばＲＯＭに登録されたソフトウエアで
ありＣＰＵ１００の制御下でそれぞれの機能を実行す
る。
１００と、位置点検出部１０１と、進行方向決定部１０
２と、呼び認識部１０３と、呼び登録可能信号出力部１
０４と、受信部１０５と、送信部１０６と、入出力イン
ターフェース（Ｉ／Ｏ）とを備える。なお、この他にＲ
ＯＭ、ＲＡＭ等のメモリを備える。また、位置点検出部
１０１、進行方向決定部１０２、呼び認識部１０３、呼
び登録可能信号出力部１０４、受信部１０５、及び送信
部１０６は、例えばＲＯＭに登録されたソフトウエアで
ありＣＰＵ１００の制御下でそれぞれの機能を実行す
る。
【００２１】図３において、誘導器１１は、ＣＰＵ１１
０と、受信部１１１と、送信部１１２と、入出力インタ
ーフェース（Ｉ／Ｏ）１１３と、アンテナ１１４とを備
える。なお、この他にＲＯＭ、ＲＡＭ等のメモリを備え
る。また、受信部１１１、及び送信部１１２は、例えば
ＲＯＭに登録されたソフトウエアでありＣＰＵ１１０の
制御下でそれぞれの機能を実行する。
０と、受信部１１１と、送信部１１２と、入出力インタ
ーフェース（Ｉ／Ｏ）１１３と、アンテナ１１４とを備
える。なお、この他にＲＯＭ、ＲＡＭ等のメモリを備え
る。また、受信部１１１、及び送信部１１２は、例えば
ＲＯＭに登録されたソフトウエアでありＣＰＵ１１０の
制御下でそれぞれの機能を実行する。
【００２２】図４において、携帯器１２は、ＣＰＵ１２
０と、音声発生部１２１と、呼び入力部１２２と、受信
部１２３と、送信部１２４とを備える。なお、この他に
ＲＯＭ、ＲＡＭ等のメモリ、スピーカ、テンキーなどを
備える。また、音声発生部１２１、呼び入力部１２２、
受信部１２３、及び送信部１２４は、例えばＲＯＭに登
録されたソフトウエアでありＣＰＵ１１０の制御下でそ
れぞれの機能を実行する。
０と、音声発生部１２１と、呼び入力部１２２と、受信
部１２３と、送信部１２４とを備える。なお、この他に
ＲＯＭ、ＲＡＭ等のメモリ、スピーカ、テンキーなどを
備える。また、音声発生部１２１、呼び入力部１２２、
受信部１２３、及び送信部１２４は、例えばＲＯＭに登
録されたソフトウエアでありＣＰＵ１１０の制御下でそ
れぞれの機能を実行する。
【００２３】つぎに、この実施の形態１の動作について
図５を参照しながら説明する。図５は、この実施の形態
１の動作を示すフローチャートである。
図５を参照しながら説明する。図５は、この実施の形態
１の動作を示すフローチャートである。
【００２４】携帯器１２の電源がＯＮされていると、送
信部１２４は、例えば所定の周波数の電波などの固有の
電磁波をアンテナ１２５を通じて発する。送信部１２４
の発した電磁波を誘導器１１の受信部１１１がアンテナ
１１４を通じて受信する。この受信部１１１が携帯器１
２の送信部１２５の発した電磁波を受信できない場合は
動作が終了する（ステップ２０）。
信部１２４は、例えば所定の周波数の電波などの固有の
電磁波をアンテナ１２５を通じて発する。送信部１２４
の発した電磁波を誘導器１１の受信部１１１がアンテナ
１１４を通じて受信する。この受信部１１１が携帯器１
２の送信部１２５の発した電磁波を受信できない場合は
動作が終了する（ステップ２０）。
【００２５】送信部１２４の発した電磁波を誘導器１１
の受信部１１１が受信すると誘導器１１の送信部１１２
より誘導制御盤１０の受信部１０５へ、携帯器１２が建
物内にいて身障者２が身障者用エレベーターの利用をし
たい旨の信号を送信する（ステップ２１）。
の受信部１１１が受信すると誘導器１１の送信部１１２
より誘導制御盤１０の受信部１０５へ、携帯器１２が建
物内にいて身障者２が身障者用エレベーターの利用をし
たい旨の信号を送信する（ステップ２１）。
【００２６】誘導制御盤１０の位置点検出部１０１にて
建物内の携帯器１２の位置を認識し、かつ乗降階の乗場
１までの進路を決定する（ステップ２２）。すなわち、
誘導制御盤１０は、建物内のあらゆる場所に設置した誘
導器１１からの検出信号により携帯器１２の位置を認識
し、メモリに保持している建物内の通路等の地図に基づ
き乗場１までの進路を決定する。なお、複数の誘導器１
１が作動した場合は、上記電磁波の検出レベルや時間経
緯に基づき携帯器１２の位置を特定する。
建物内の携帯器１２の位置を認識し、かつ乗降階の乗場
１までの進路を決定する（ステップ２２）。すなわち、
誘導制御盤１０は、建物内のあらゆる場所に設置した誘
導器１１からの検出信号により携帯器１２の位置を認識
し、メモリに保持している建物内の通路等の地図に基づ
き乗場１までの進路を決定する。なお、複数の誘導器１
１が作動した場合は、上記電磁波の検出レベルや時間経
緯に基づき携帯器１２の位置を特定する。
【００２７】次に、携帯器１２が乗降階の乗場１に十分
近づいて呼び登録可能の位置にあるかを判定する。携帯
器１２が乗降階の乗場１に十分に近づいておらず呼び登
録可能の位置にない場合は、ステップ３３の動作に進む
（ステップ２３）。
近づいて呼び登録可能の位置にあるかを判定する。携帯
器１２が乗降階の乗場１に十分に近づいておらず呼び登
録可能の位置にない場合は、ステップ３３の動作に進む
（ステップ２３）。
【００２８】次に、携帯器１２が乗降階の乗場１に十分
近づいて呼び登録可能の位置にある場合は、誘導制御盤
１０の呼び登録可能信号出力部１０４より送信部１０６
に呼び登録可能信号を送信する（ステップ２４）。ま
た、送信部１０６より誘導器１１の受信部１１１へ呼び
登録可能信号を送信する（ステップ２５）。さらに、送
信部１１２より携帯器１２の受信部１２３へ呼び登録可
能信号を送信する（ステップ２６）。
近づいて呼び登録可能の位置にある場合は、誘導制御盤
１０の呼び登録可能信号出力部１０４より送信部１０６
に呼び登録可能信号を送信する（ステップ２４）。ま
た、送信部１０６より誘導器１１の受信部１１１へ呼び
登録可能信号を送信する（ステップ２５）。さらに、送
信部１１２より携帯器１２の受信部１２３へ呼び登録可
能信号を送信する（ステップ２６）。
【００２９】次に、携帯器１２の音声発生部１２１にて
身障者２へ行先呼びの登録を促す旨のメッセージを発す
る（ステップ２７）。呼び入力部１２２に行先呼びを入
力する（ステップ２８）。送信部１２４より誘導器１１
の受信部１１１へ行先呼びを送信する（ステップ２
９）。さらに、送信部１１２より誘導制御盤１０の受信
部１０５へ行先呼びを送信する（ステップ３０）。
身障者２へ行先呼びの登録を促す旨のメッセージを発す
る（ステップ２７）。呼び入力部１２２に行先呼びを入
力する（ステップ２８）。送信部１２４より誘導器１１
の受信部１１１へ行先呼びを送信する（ステップ２
９）。さらに、送信部１１２より誘導制御盤１０の受信
部１０５へ行先呼びを送信する（ステップ３０）。
【００３０】次に、誘導制御盤１０の呼び認識部１０３
より送信部１０６を経由しエレベーター制御盤８に誘導
運転起動信号を送信する（ステップ３１）。エレベータ
ー制御盤８は、固有の制御手順に従ってかご６が携帯器
１２が位置している乗降階へ走行し、かつかご６が携帯
器１２が位置している乗降階に到着後は戸開き状態で待
機する。また、かご６の行先に対応した行先方向灯５を
点灯、行先呼びを登録、待機状態である旨のアナウンス
起動等を指令・制御する（ステップ３２）。
より送信部１０６を経由しエレベーター制御盤８に誘導
運転起動信号を送信する（ステップ３１）。エレベータ
ー制御盤８は、固有の制御手順に従ってかご６が携帯器
１２が位置している乗降階へ走行し、かつかご６が携帯
器１２が位置している乗降階に到着後は戸開き状態で待
機する。また、かご６の行先に対応した行先方向灯５を
点灯、行先呼びを登録、待機状態である旨のアナウンス
起動等を指令・制御する（ステップ３２）。
【００３１】携帯器１２が乗降階の乗場１に十分に近づ
いておらず呼び登録可能の位置にない場合は誘導制御盤
１０の進行方向決定部１０２より送信部１０６に進行方
向を指示する旨の信号を送信する（ステップ３３）。
いておらず呼び登録可能の位置にない場合は誘導制御盤
１０の進行方向決定部１０２より送信部１０６に進行方
向を指示する旨の信号を送信する（ステップ３３）。
【００３２】次に、送信部１０６より誘導器１１の受信
部１１１へ進行方向信号を送信する（ステップ３４）。
送信部１１２より携帯器１２の受信部１２３へ進行方向
信号を送信する（ステップ３５）。音声発生部１２１は
身障者２に乗降階の乗場１の位置までの誘導に必要な情
報、例えば「次の角を右へ曲がって下さい。」という言
葉を発する。携帯器１２が呼び登録可能の位置に来るま
でステップ２０から２３まで及びステップ３３から３６
までの動作を繰り返す（ステップ３６）。
部１１１へ進行方向信号を送信する（ステップ３４）。
送信部１１２より携帯器１２の受信部１２３へ進行方向
信号を送信する（ステップ３５）。音声発生部１２１は
身障者２に乗降階の乗場１の位置までの誘導に必要な情
報、例えば「次の角を右へ曲がって下さい。」という言
葉を発する。携帯器１２が呼び登録可能の位置に来るま
でステップ２０から２３まで及びステップ３３から３６
までの動作を繰り返す（ステップ３６）。
【００３３】したがって、この実施の形態１に係るエレ
ベーター誘導システムにより、建物内の身障者用エレベ
ーターを利用したい身障者２は、携帯器１２の電源をＯ
Ｎするだけで安全にかつ迅速に乗降階の乗場１まで行く
ことが可能となる。さらに、携帯器１２により行先呼び
の予約が可能となり、身障者２の乗降階の乗場１での混
乱が防止でき、総じて目的の乗降階まで行くに必要な時
間が大幅に短縮される。
ベーター誘導システムにより、建物内の身障者用エレベ
ーターを利用したい身障者２は、携帯器１２の電源をＯ
Ｎするだけで安全にかつ迅速に乗降階の乗場１まで行く
ことが可能となる。さらに、携帯器１２により行先呼び
の予約が可能となり、身障者２の乗降階の乗場１での混
乱が防止でき、総じて目的の乗降階まで行くに必要な時
間が大幅に短縮される。
【００３４】この実施の形態１は、身障者２等が携帯器
１２を所有し携帯することで、身障者２等を身障者用エ
レベーターの乗場１まで誘導し、かつ行先呼びの予約を
することができ、このことにより介添え者を有せずに短
時間で安全に建物内の目的の乗降階まで行くことができ
る。
１２を所有し携帯することで、身障者２等を身障者用エ
レベーターの乗場１まで誘導し、かつ行先呼びの予約を
することができ、このことにより介添え者を有せずに短
時間で安全に建物内の目的の乗降階まで行くことができ
る。
【００３５】すなわち、身障者２が所有し携帯できる携
帯器１２と、この携帯器１２の制御を行いエレベーター
機械室に設置する誘導制御盤１０と、そして携帯器１２
と誘導制御盤１０の間の信号を中継するための、建物内
の要所並びに乗降階の乗場１に設置する誘導器１１とを
設けたものである。誘導制御盤１０は、エレベーター制
御盤８と有線で接続されており、エレベーターの運転の
開始に必要な信号を与えることで、身障者２の待つ乗降
階の乗場にエレベーターを待機させ、かつ携帯器１２を
用いて予約された行先呼びの乗降階へ行くことを可能と
したものである。なお、各携帯器１２には、例えば送信
用と受信用の２チャネル分の電磁波（電波）の帯域が割
り当てられており、誘導制御盤１０は同時に数十チャネ
ルを制御できる。
帯器１２と、この携帯器１２の制御を行いエレベーター
機械室に設置する誘導制御盤１０と、そして携帯器１２
と誘導制御盤１０の間の信号を中継するための、建物内
の要所並びに乗降階の乗場１に設置する誘導器１１とを
設けたものである。誘導制御盤１０は、エレベーター制
御盤８と有線で接続されており、エレベーターの運転の
開始に必要な信号を与えることで、身障者２の待つ乗降
階の乗場にエレベーターを待機させ、かつ携帯器１２を
用いて予約された行先呼びの乗降階へ行くことを可能と
したものである。なお、各携帯器１２には、例えば送信
用と受信用の２チャネル分の電磁波（電波）の帯域が割
り当てられており、誘導制御盤１０は同時に数十チャネ
ルを制御できる。
【００３６】
【発明の効果】この発明に係るエレベーター誘導システ
ムは、以上説明したとおり、所定の信号を発する携帯器
と、前記携帯器の信号を中継する誘導器と、前記誘導器
からの信号に基づいて前記携帯器の位置を検出し、乗場
までの誘導に必要な情報を前記誘導器を通じて前記携帯
器へ送信する誘導制御盤とを備えたので、短時間で安全
に建物内の目的の乗降階まで行くことができるという効
果を奏する。
ムは、以上説明したとおり、所定の信号を発する携帯器
と、前記携帯器の信号を中継する誘導器と、前記誘導器
からの信号に基づいて前記携帯器の位置を検出し、乗場
までの誘導に必要な情報を前記誘導器を通じて前記携帯
器へ送信する誘導制御盤とを備えたので、短時間で安全
に建物内の目的の乗降階まで行くことができるという効
果を奏する。
【００３７】また、この発明に係るエレベーター誘導シ
ステムは、以上説明したとおり、持ち運び自由な携帯型
の無線送受信器である携帯器を備えたので、短時間で安
全に建物内の目的の乗降階まで行くことができるという
効果を奏する。
ステムは、以上説明したとおり、持ち運び自由な携帯型
の無線送受信器である携帯器を備えたので、短時間で安
全に建物内の目的の乗降階まで行くことができるという
効果を奏する。
【００３８】また、この発明に係るエレベーター誘導シ
ステムは、以上説明したとおり、建物内の要所及び乗降
階の乗場に設置された複数の無線中継器である誘導器を
備えたので、短時間で安全に建物内の目的の乗降階まで
行くことができるという効果を奏する。
ステムは、以上説明したとおり、建物内の要所及び乗降
階の乗場に設置された複数の無線中継器である誘導器を
備えたので、短時間で安全に建物内の目的の乗降階まで
行くことができるという効果を奏する。
【００３９】また、この発明に係るエレベーター誘導シ
ステムは、以上説明したとおり、機械室に設置されエレ
ベーター制御盤及び前記誘導器と有線で接続された誘導
制御盤を備えたので、短時間で安全に建物内の目的の乗
降階まで行くことができるという効果を奏する。
ステムは、以上説明したとおり、機械室に設置されエレ
ベーター制御盤及び前記誘導器と有線で接続された誘導
制御盤を備えたので、短時間で安全に建物内の目的の乗
降階まで行くことができるという効果を奏する。
【００４０】また、この発明に係るエレベーター誘導シ
ステムは、以上説明したとおり、前記エレベーター制御
盤へエレベーターの運転に必要な信号を与え、前記携帯
器が存在する乗降階の乗場にエレベーターを待機させる
誘導制御盤を備えたので、短時間で安全に建物内の目的
の乗降階まで行くことができるという効果を奏する。
ステムは、以上説明したとおり、前記エレベーター制御
盤へエレベーターの運転に必要な信号を与え、前記携帯
器が存在する乗降階の乗場にエレベーターを待機させる
誘導制御盤を備えたので、短時間で安全に建物内の目的
の乗降階まで行くことができるという効果を奏する。
【００４１】さらに、この発明に係るエレベーター誘導
システムは、以上説明したとおり、前記エレベーター制
御盤へエレベーターの運転に必要な信号を与え、前記携
帯器を用いて予約された行先呼びの乗降階へエレベータ
ーを運転する誘導制御盤を備えたので、短時間で安全に
建物内の目的の乗降階まで行くことができるという効果
を奏する。
システムは、以上説明したとおり、前記エレベーター制
御盤へエレベーターの運転に必要な信号を与え、前記携
帯器を用いて予約された行先呼びの乗降階へエレベータ
ーを運転する誘導制御盤を備えたので、短時間で安全に
建物内の目的の乗降階まで行くことができるという効果
を奏する。
【図１】 この発明の実施の形態１の全体構成を示す図
である。
である。
【図２】 この発明の実施の形態１の誘導制御盤の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図３】 この発明の実施の形態１の誘導器の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図４】 この発明の実施の形態１の携帯器の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図５】 この発明の実施の形態１の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図６】 従来の身障者用エレベーターの概略構成を示
す図である。
す図である。
１ 乗降階の乗場、３ 乗場呼び登録釦、４ 身障者用
乗場呼び登録釦、５行先方向灯、６ かご、７ 行先呼
び登録釦、８ エレベーター制御盤、１０誘導制御盤、
１１ 誘導器、１２ 携帯器。
乗場呼び登録釦、５行先方向灯、６ かご、７ 行先呼
び登録釦、８ エレベーター制御盤、１０誘導制御盤、
１１ 誘導器、１２ 携帯器。
Claims (6)
- 【請求項１】 所定の信号を発する携帯器と、 前記携帯器の信号を中継する誘導器と、 前記誘導器からの信号に基づいて前記携帯器の位置を検
出し、乗場までの誘導に必要な情報を前記誘導器を通じ
て前記携帯器へ送信する誘導制御盤とを備えたことを特
徴とするエレベーター誘導システム。 - 【請求項２】 前記携帯器は、持ち運び自由な携帯型の
無線送受信器であることを特徴とする請求項１記載のエ
レベーター誘導システム。 - 【請求項３】 前記誘導器は、建物内の要所及び乗降階
の乗場に設置された複数の無線中継器であることを特徴
とする請求項１又は２記載のエレベーター誘導システ
ム。 - 【請求項４】 前記誘導制御盤は、機械室に設置されエ
レベーター制御盤及び前記誘導器と有線で接続されてい
ることを特徴とする請求項１、２又は３記載のエレベー
ター誘導システム。 - 【請求項５】 前記誘導制御盤は、前記エレベーター制
御盤へエレベーターの運転に必要な信号を与え、前記携
帯器が存在する乗降階の乗場にエレベーターを待機させ
ることを特徴とする請求項４記載のエレベーター誘導シ
ステム。 - 【請求項６】 前記誘導制御盤は、前記エレベーター制
御盤へエレベーターの運転に必要な信号を与え、前記携
帯器を用いて予約された行先呼びの乗降階へエレベータ
ーを運転することを特徴とする請求項４記載のエレベー
ター誘導システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8001694A JPH09188481A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | エレベーター誘導システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8001694A JPH09188481A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | エレベーター誘導システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09188481A true JPH09188481A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11508648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8001694A Pending JPH09188481A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | エレベーター誘導システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09188481A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1329409A2 (de) * | 2000-05-01 | 2003-07-23 | Inventio Ag | System und Verfahren zum Führen eines Benutzers in einem Gebäude |
| WO2005100222A1 (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータ呼び登録システム |
| CN101955094A (zh) * | 2009-07-20 | 2011-01-26 | 杭州优迈科技有限公司 | 多天线的无线远程电梯召唤的操控系统及控制方法 |
| CN101955093A (zh) * | 2009-07-20 | 2011-01-26 | 杭州优迈科技有限公司 | 多基站的无线远程电梯召唤的操控系统及控制方法 |
| WO2011110748A1 (en) | 2010-03-12 | 2011-09-15 | Kone Corporation | Elevator system |
| KR101315816B1 (ko) * | 2013-06-05 | 2013-10-08 | (주)영진엘리베이터 | 장애인 엘리베이터 우선 탑승시스템 |
| JP2014205561A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | 三菱電機株式会社 | エレベーターの行先登録システム |
| JP2016037366A (ja) * | 2014-08-08 | 2016-03-22 | 三菱電機株式会社 | エレベーターの呼び登録システム |
| JP2021054556A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーターの運行効率の低下を抑制するエレベーターの身障者用乗場呼び登録装置およびエレベーターシステム |
-
1996
- 1996-01-09 JP JP8001694A patent/JPH09188481A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1329409A2 (de) * | 2000-05-01 | 2003-07-23 | Inventio Ag | System und Verfahren zum Führen eines Benutzers in einem Gebäude |
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| CN101955094A (zh) * | 2009-07-20 | 2011-01-26 | 杭州优迈科技有限公司 | 多天线的无线远程电梯召唤的操控系统及控制方法 |
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| WO2011110748A1 (en) | 2010-03-12 | 2011-09-15 | Kone Corporation | Elevator system |
| EP2544981A4 (en) * | 2010-03-12 | 2016-03-30 | Kone Corp | LIFT SYSTEM |
| JP2014205561A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | 三菱電機株式会社 | エレベーターの行先登録システム |
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