JPH09188431A - シート給送装置及び該シート給送装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及び該シート給送装置を備えた画像形成装置

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JPH09188431A
JPH09188431A JP8001036A JP103696A JPH09188431A JP H09188431 A JPH09188431 A JP H09188431A JP 8001036 A JP8001036 A JP 8001036A JP 103696 A JP103696 A JP 103696A JP H09188431 A JPH09188431 A JP H09188431A
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sheet
sheets
unit
stacking
resistance
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JP8001036A
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Naoki Okuda
直樹 奥田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】混載状態のシートの重送等の給送不良を効果的
に防止できるシート給送装置を提供する。 【解決手段】長いシートと短いシートとが混載されてい
る場合、短いシートのシート搬送方向逆方向への移動を
規制する抵抗部材20は、短いシートの後端よりもシー
ト搬送方向上流側で且つ短いシートのシート幅より僅か
に小さな幅となるような位置に配置されている。ファン
によって吸引されるエアの流れを案内する吸引ダクト1
1 は、シートの後端から抵抗部材20までの距離L2
よりもシート先端からの距離L3 が大きくなるように設
定されている。その結果、短いシートが分離用のエア1
7aを吹き付けられても、短いシートのシート搬送方向
と逆方向への移動を抵抗部材20によってL2 以内に規
制されるため、短いシートは確実に搬送ベルト15側に
吸引され、確実に給送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機・プリンタ
・ファクシミリ等の画像形成装置に備えられるシート給
送装置に係り、例えば、エアの吹き付け力及び吸引力を
利用して、シート積載手段上に積載されている複数枚の
シート(例えば、紙や薄いプラスチックシート)を最下
位のシートから1枚ずつに分離・搬送するようなシート
給送装置及び該シート給送装置を備えた画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機・プリンタ・ファクシミリ
等の画像形成装置に備えられているシート給送装置は、
給紙ローラの回転摩擦によって、シート積載手段上に積
載されたシートの搬送を行う方式のものが一般的であ
る。
【0003】この方式のシート給送装置は、ローラの表
面をゴム等の弾性体で構成しており、その給紙性能は給
紙ローラの表面の摩擦係数によることが大きい。従っ
て、このような従来のシート給送装置は、摩擦による給
紙ローラの外形変化、給紙ローラの材質の経時変化、紙
粉の付着等による給紙ローラの表面の摩擦係数の変化等
により、給紙ローラの給紙性能が安定しなかったり、各
種の表面状態の違うシートに対応しきれないという欠点
があった。
【0004】そこで、このような給紙ローラ方式の給送
装置に代わるものとして、昨今、エアの吹き付け力及び
吸引力を利用して、シート積載手段上に積載されている
複数枚のシートを1枚ずつ分離して搬送するエア給送装
置が、米国特許第5090676号や特公平7−519
8号、特開平6−271106号等によって種々提案さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例においては、例えば図17のように、シート502
を1枚ずつ分離するためのエア515がシート給紙方向
より吹き付けられるので、A3サイズとA4サイズのシ
ートが混載されたような場合、A4のシートが矢印A方
向の吹き飛ばされ、給送部504の吸引部よりも矢印A
方向へ移動してしまい、A4シートが最下紙であれば吸
引口514が開いてしまい、シートが吸引できずに搬送
不良を起こしたり、A4シートの上にA3シートがのっ
ていると、A3シートとA4シートを同時に送ってしま
うという不具合を生じる虞があった。
【0006】そこで、本発明では、2種の異サイズのシ
ートを混載した場合でも、シートを確実に給送できるシ
ート給送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明は、複数枚のシートの積載が可能なシート積載手段
と、該シート積載手段に積載されたシートの幅方向位置
を規制する幅方向規制板と、前記シート積載手段に積載
されたシートの後端位置を規制する後端規制手段と、前
記シート積載手段に積載されたシートを送り出す給送手
段と、前記シート積載手段に積載されたシートの一枚を
前記給送手段側に吸引するファンと、前記給送手段によ
って送り出されるシートの給送方向先端側からエアを吹
きつけ、シートを一枚ずつに分離する分離手段と、を備
えたシート給送装置において、前記シート積載手段にサ
イズの異なる長さのシートを混載した場合、短いシート
の後端よりもシート搬送方向上流側で且つ短いシートの
シート幅より僅かに小さな幅となるような位置に配置さ
れ、シートのシート搬送方向と逆方向への移動を規制す
る抵抗手段を備えたことを特徴とするシート給送装置。
【0008】又、請求項2記載の発明は、前記シート積
載手段に積載されたシートの後端から前記抵抗手段まで
の距離よりもシート先端からシート搬送方向上流側に大
きく離間した位置に配置され、前記ファンによって吸引
される空気を導く吸引ダクトを備えたことを特徴として
いる。
【0009】又、請求項3記載の発明は、前記給送手段
が、複数の穴を備えたベルトであることを特徴としてい
る。
【0010】又、請求項4記載の発明は、前記幅方向規
制板がシートの幅方向に移動可能に構成され、該幅方向
規制板に前記抵抗手段が取り付けられたことを特徴とし
ている。
【0011】又、請求項5記載の発明は、前記抵抗手段
が、シート搬送方向へ移動できるように前記幅方向規制
板に取り付けられたことを特徴としている。
【0012】又、請求項6記載の発明は、前記抵抗手段
が、シート幅方向に移動できるように前記幅方向規制板
に取り付けられたことを特徴としている。
【0013】又、請求項7記載の発明は、前記シート積
載手段にシートを積載する際に、前記抵抗手段をシート
の幅方向端部から離間させる一方、前記シート積載手段
からシートを送り出す際に、前記抵抗手段をシートの幅
方向端部に押し付ける移動手段を備えてなることを特徴
としている。
【0014】又、請求項8記載の発明は、前記移動手段
をシート給送直前に作動させて、前記抵抗手段をシート
幅方向に往復移動させる制御手段を備えたことを特徴と
している。
【0015】又、請求項9記載の発明は、前記制御手段
が、前記抵抗手段を所定のシート給送枚数毎に往復移動
させることを特徴としている。
【0016】又、請求項10記載の発明は、前記給送手
段がシート積載手段の上方に配置され、前記シート積載
手段上の一番上のシートの位置を検知する高さ検知手段
と、該高さ検知手段の信号に基づいて前記シート積載手
段を所定量上昇させると共に、該シート積載手段の上昇
後に前記抵抗手段をシート幅方向に往復移動させる制御
手段と、を備えたことを特徴としている。
【0017】又、請求項11記載の発明は、前記抵抗手
段をシート幅方向に往復移動させる際に、前記分離手段
の作動を停止させる制御手段を備えたことを特徴として
いる。
【0018】又、請求項12記載の発明は、前記抵抗手
段が、シート給送方向下流側に向かうにしたがってシー
トの幅方向間隔を狭めるような傾斜部を備えたことを特
徴としている。
【0019】又、請求項13記載の発明は、前記抵抗手
段が、シート積載方向下方に向かうにしたがってシート
の幅方向間隔を狭めるような傾斜部を備えたことを特徴
としている。
【0020】又、請求項14記載の発明は、前記請求項
12の抵抗手段が、シートの積載方向上方への移動を阻
止するような段差部を備えたことを特徴としている。
【0021】又、請求項15記載の発明は、前記後端規
制手段に前記抵抗手段を連繋し、該抵抗手段を前記後端
規制手段の移動に連動させることを特徴としている。
【0022】又、請求項16記載の発明は、前記抵抗手
段が、前記後端規制手段の移動量の1/2を移動するよ
うに前記後端規制手段に連繋されたことを特徴としてい
る。
【0023】又、請求項17記載の発明は、前記抵抗手
段と前記後端規制手段との連繋を解除する連繋解除手段
を備えたことを特徴としている。
【0024】又、請求項18記載の発明は、複数枚のシ
ートの積載が可能なシート積載手段と、該シート積載手
段に積載されたシートの幅方向位置を規制する幅方向規
制板と、前記シート積載手段に積載されたシートの後端
位置を規制する後端規制手段と、前記シート積載手段に
積載されたシートを送り出す給送手段と、前記シート積
載手段に積載されたシートの一枚を前記給送手段側に吸
引するファンと、前記給送手段によって送り出されるシ
ートの給送方向先端側からエアを吹きつけ、シートを一
枚ずつに分離する分離手段と、を備えたシート給送装置
において、前記シートのシート搬送方向と逆方向への移
動を規制する抵抗手段と、前記シート積載手段に積載さ
れたシートの後端から前記抵抗手段までの距離よりもシ
ート先端からシート搬送方向上流側に大きく離間した位
置に配置され、前記ファンによって吸引される空気を導
く吸引ダクトを備えたことを特徴としている。
【0025】又、請求項19記載の発明は、複数枚のシ
ートの積載が可能なシート積載手段と、該シート積載手
段に積載されたシートの幅方向位置を規制する幅方向規
制板と、前記シート積載手段に積載されたシートの後端
位置を規制する後端規制手段と、前記シート積載手段に
積載されたシートの一枚を吸着して送り出す静電吸着ベ
ルトと、前記給送手段によって送り出されるシートの給
送方向先端側からエアを吹きつけ、シートを一枚ずつに
分離する分離手段と、を備えたシート給送装置におい
て、前記シート積載手段にサイズの異なる長さのシート
を混載した場合、短いシートの後端よりもシート搬送方
向上流側で且つ短いシートのシート幅より僅かに小さな
幅となるような位置に配置され、シートのシート搬送方
向と逆方向への移動を規制する抵抗手段を備えたことを
特徴とするシート給送装置。
【0026】又、請求項20記載の発明は、前記シート
積載手段に積載されたシートの後端から前記抵抗手段ま
での距離よりもシート先端からシート搬送方向上流側に
大きく離間した位置に配置され、前記静電吸着ベルトの
静電吸着力を解除する静電除去手段を備えたことを特徴
としている。
【0027】更に、本発明の画像形成装置は、請求項1
乃至請求項20のいずれか1項に記載のシート給送装置
と、該シート給送装置により給送されたシートに画像を
形成する画像形成部と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 〈第1の実施の形態〉図7は、本発明のシート給送装置
が適用されている複写機の全体構成を示している。まず
初めに、本発明のシート給送装置を両面ユニットとして
用いている複写機(画像形成装置)の構成・動作につい
て説明する。
【0029】複写機本体1の上部に設けたプラテンガラ
ス136上には、自動原稿給送装置135により図示し
ない原稿が給紙される。そして、この原稿を光学系13
7により走査することにより、画像形成部としての感光
ドラム130に静電潜像が形成される。この静電潜像を
現像器138により現像することにより、感光ドラム1
30にトナー像が形成される。
【0030】片面コピー時には、図中手前側に引き出し
可能なカセット100に収納されたシートS1は、給紙
部132により1枚ずつ給紙され、搬送パス133を経
て感光ドラム130と転写帯電器139との間の転写部
に搬送されて、感光ドラム130上のトナー像が転写さ
れる。この後、搬送装置140により搬送されたシート
Sは、定着器101によりトナー像が定着された後、排
出ローラ対102によって複数のビン141を備えるソ
ータ142に排出される。
【0031】両面コピー時には、オペレータが、複写機
本体1の不図示の操作部上の両面コピーキーを押し、両
面コピー枚数を設定すると、定着器101までは上述の
片面コピー時と同じ経路でシートSが搬送され、そのシ
ートSに1面目の画像形成がなされる。その後、シート
S1は、フラッパ104によって両面反転パス105に
入り、反転フラッパ106によって反転され、本発明の
シート給送装置を用いている両面ユニット19の方向へ
進路を変えて搬送される。
【0032】そして、シートS1は、搬入ローラ対25
0a,250bによって、シート積載手段としてのシー
トトレイ(中間トレイ)200へと搬送される。シート
トレイ200の搬送方向下流端側には、シート当て板1
09が配置されており、このシート当て板109には排
出されたシートSの先端が当たる。その後、シートは、
重力によって落下し、シートトレイ200上に積載され
る。
【0033】シートトレイ200上への所定枚数のシー
トS1の積載が終了すると、その積載シートS1は、シ
ート搬送部112Bにより分離・搬送され、搬送パス1
33を経て感光ドラム130に搬送されて、2面目の画
像形成が行われる。その後、シートS1に形成された画
像は、定着器101の熱と圧力によってシートS1に定
着される。その後、シートS1は、排出ローラ対102
によってソータ142に排出される。
【0034】図1〜図6は、自動原稿給送装置135と
して用いられている本発明のシート給送装置の詳細な構
成を示すものである。ここで、図1は自動原稿給送装置
の詳細断面図であり、図2は主要部品の後方からの斜視
図、図3は図2のB−B線に沿う断面図、図4は図2の
C−C線に沿う断面図、図5は平面図、図6は図2のD
方向矢視図である。
【0035】複数枚のシートSを積載したシートトレイ
(シート積載手段)10の搬送方向下流側には、シート
搬送部12が配置されている。シート搬送部12を構成
する搬送ベルト(搬送手段)15には、その表面に複数
の吸引孔15aが開けられている。又、シート搬送部1
2は、シートトレイ10に積載されている最下位のシー
トをエアで吸引するためのファン(吸着手段)16によ
って構成されている。
【0036】シートトレイ10のシート搬送方向下流側
の中央部には、図5及び図6に示すように、略矩形の切
欠部10bが形成されている。そして、この切欠部10
bの内側にはシート搬送部12が配置されている。この
シートトレイ10は、水平状の基底部10cと、同基底
部10cの幅方向の両端から上方に向かって角度を成す
ように形成された傾斜状の両側部10dとを備えてい
る。
【0037】シートトレイ10のシート搬送方向下流側
端付近には、上方からエアを吹き付けるための吹き付け
ノズル(分離手段)17が幅方向(シート搬送方向と直
交する方向)に複数設けられている。吹き付けノズル1
7は、シート幅方向において、搬送ベルト15の吸引領
域内に位置し、図6の斜線部18の領域にエアを吹き付
ける。
【0038】さらに、シートの後端を押える後端規制板
(後端規制手段)11がシート搬送方向から遠い側に設
けられている。後端規制板11は、シートの大きさに応
じて可動できるようになっている。また、シートの幅方
向を押えるサイド規制板(幅方向規制板)19がシート
トレイ10上に一対配置され、そのサイド規制板19に
よりシート給送時のシートの斜行を防止するようになっ
ている。
【0039】サイド規制板19上には、抵抗部材(抵抗
手段)20が矢印F方向にスライドできるように取り付
けられている。そして、抵抗部材20は、図4で示すと
おり、サイド規制板19の間隔LS をシートの幅LP
りも僅かに大きく(0〜10mm程度)設置したとき
に,LG がLP よりも小さくなるようになっている。ま
た、抵抗部材20は、図4で示すとおり、図中上方より
シートを入れ易いように、下方に向かうにしたがって幅
方向寸法を狭めるような斜面20aが形成されている。
【0040】さらに、抵抗部材20は、シートの長手方
向において、図3のように、2種類のシートのうちの短
い方のシートの長さL1 に対し、シート先端より僅かに
遠いL1 +L2 の位置に配置してある。そして、吸引ダ
クト161 は、そのシート給送側端部(図中左側端部)
がシート先端よりL3 ≦L2 となる寸法(L3 )だけ、
シート先端よりシート搬送方向上流側に位置するように
配置されている。この吸引ダクト161 は、ファン16
で吸引した空気を案内するものである。
【0041】以下に本構成における動作を説明する。
【0042】図2において、本シート給送装置のシート
トレイ上に幅が同じで長さ2種類のシート(例えばA3
とA4)を、給紙方向の先端側(K面)を揃えて混載し
て積載する(図1参照)。
【0043】その際、図4において、シートトレイ10
上のサイド規制板19の間隔LS をシート幅LP に対し
(LP +10mm)>LS ≧LP となるように設定す
る。また、シートの長手方向においては、図3のように
2種類のシートのうち短い方のシートの長さL1 に対
し、僅かに給紙先端より遠いL1 +L2 に抵抗部材20
の位置を設定する。前述した幅,長さの設定方法は、例
えば、図3に示すように、L1 +L2 やLS の位置に指
標21,22を記載したり、抵抗部材20にクリック感
を持たせたりする方法がある。また、別な手段として
は、図示していない装置本体の操作部よりシート寸法を
入力し、図示していないコントローラでサイド規制板1
9と抵抗部材20を所定の位置にモータ等で移動させる
ようにしてもよい。
【0044】シート給送装置は、シートが積載され、サ
イド規制板19の位置等の設定がされたのち、シート分
離エアをファン17より吹き出し(分離エア17a)、
その分離エアをシートトレイ10の凹部10bに送り込
み、図6で示すようなエアポケット18を形成する。そ
して、ファン16により吸引し、最下位のシートS3の
みを搬送ベルト(搬送手段)15へ吸着させる。搬送ベ
ルト15は、矢印方向へ回転し、最下位シートのみを次
のローラ対22に送ることができる。
【0045】本実施例において、大サイズのシートは抵
抗部材20によってその幅方向端部が図4のSL のよう
に少したわむが、小サイズのシートSS は抵抗部材20
の規制を受けないのでたわんでいない。
【0046】図2のPS で示すように、小サイズシート
は、その後端部が大サイズのシートより突出しているの
で、分離エア17aでシートが吹き飛ばされても抵抗部
材20に当たり、図3で示すL2 以上後方(シート搬送
方向と逆方向)にずれることはない。
【0047】又、ファン16の開口部(吸引ダクト16
1 )は、シートが後方にL2 ずれてもL3 >L2 なの
で、最下位のシートが必ず開口部上にあるので、その上
のシートをも吸引してしまう虞はない。さらに、L2
小さくすれば、シートが後方へ下がる量を小さくでき、
シートの給送間隔を安定させることもできる。
【0048】又、抵抗部材20は、図4で示すように、
シート積載方向下方に向けて幅方向寸法を狭めるような
テーパー(第2の傾斜部)20aが形成されているの
で、シート挿入時の負荷にならないようになっており、
しかも、大サイズのシートがSL のように端部をたわま
せ易くなっている。さらに、抵抗部材20は、図5に示
すように、シート給送方向下流側(シート送り方向)に
向かうにしたがってシートの幅方向間隔を狭めるような
テーパー(第1の傾斜部)20bを備え、シート送り時
の抵抗を小さくするようになっている。
【0049】本実施の形態は、このような構成を採用す
るため、大小2つのサイズのシートを給送ミスすること
なく、確実にシート給送することができる。
【0050】本実施の形態では、吸着手段として吸引フ
ァン16を用いたが、静電吸着ベルトを用いても同様の
ことを実施でき、L3 より上流の位置で静電除去手段
(吸着力除去手段)により除電するようにすれば、上記
実施の形態と同じ効果を発揮することができる。即ち、
図18に示すように、前記実施の形態における吸引ファ
ン317,ベルト316のかわりに静電吸着ベルト15
01を用い、シート吸着用帯電器1502を静電吸着用
ベルト1501の上流側に配置し、前述したシート先端
からL3の範囲にベルト除電用帯電器1503を配置し
て、前述の吸引ファン317のオン・オフのタイミング
と同様に静電吸着ベルト1501の帯電をオン・オフさ
せても上記実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0051】さらに、図7に示すように、中間トレイ2
00を本実施の形態のシート給送装置のようにすること
も可能であり、自動原稿給送装置と中間トレイ双方を本
発明のシート給送装置にすれば、両面原稿のサイズ混載
であっても、自動的に複写できるシート給送装置を供給
することができる。
【0052】また、多くの場合、シートサイズの混載
は、A3,A4等の長さ1/2の組合せである。そこ
で、図8(トレイ積載台上視図)のように、抵抗部材2
0と後端規制板11とを連繋する連繋手段を、シートト
レイ10の下方に配置されて後端規制板11と共に移動
するラック11b、それに噛み合う歯車26a、それと
段ギアになっている26b、26bに噛み合う歯車2
5、そして、それに噛み合うラック20b1 で構成して
ある。この構成のうち、歯車26aと歯車26bの歯数
比が1/2であれば、後端規制板11の移動量LE に対
し、抵抗部材20の移動量LC は1/2となるので、双
方(後端規制板11と抵抗部材20)の調整が一度にで
き、抵抗部材20の設置ミス等を低減できる。
【0053】しかしながら、混載されるシートのサイズ
は、A3とA4のように必ずしもシートサイズ1/2の
シートとの組み合わせとは限らない。そこで、図9(図
8の断面K−K)のように、抵抗部材20を任意の位置
に移せるように、歯車25とラック20b1 の噛み合い
を外すことが可能となっている。尚、歯車25とラック
20b1 が、抵抗部材20と後端規制板11との連繋を
解除する連繋解除手段として機能する。ここでは、歯車
を用いたが当然のことながら、ベルトと滑車のような組
合せでも1/2の移動をさせる構成は可能であり、それ
らを用いても本発明は成立する。
【0054】さらに、本実施の形態では、抵抗部材20
をシートの幅方向に両側に2ケ所設けたが、片側をサイ
ズ規制板19のままでも、抵抗部材20とその対向面の
サイド規制板の間隔がLG を満足すれば片側一ケ所でも
良いことは、言うまでもない。 〈第2の実施の形態〉図10は、本発明の他の実施の形
態を複写機に適用した場合の全体構成図である。
【0055】前記第1の実施の形態に対して、エア吸引
方向が下から上に変わった中間トレイ300で、複写時
の全体の動作は第1の実施の形態と同様である。
【0056】図11〜図14は中間トレイの詳細図であ
り、図11は正面側断面図、図12は上視図、図13は
図12のN−N線に沿う断面図、図14は図12のM−
M線に沿う断面図である。
【0057】本実施の形態においては、中間トレイへの
積載に対しては、従来例と同様であり、説明を省略す
る。また、シートの給送に関しても、従来例(特開平7
ー133030号公報参照)と以下の点以外は同様であ
る。
【0058】このシート給送装置は、その動作が各セン
サ,モータを結んでいる図示しないマイクロプロセッサ
(制御手段)より制御されている。その動作を図15の
フローチャートに従って説明する。
【0059】中間トレイの積載時には、図12(a)の
ように、抵抗部材(抵抗手段)320は、ガイド手段3
20dによりガイドされながら、そのサイド規制板(幅
方向規制板)319の突出量を決める偏心コマ334の
短円部334bに当接して、戻しバネ手段333により
戻し方向へ押されているため、サイド規制板319から
突出せず、シートのシート積載台(シート積載手段)3
10上への積載を妨げない(STEP1、2)。
【0060】シート積載台310は、シートの積載状態
を検知する高さ検知手段(例えば図12(b)(図12
のL−L断面)で示すような、フォトインタラプタ34
1にシートSの高さで上下する検知板343がシートの
上昇に応じて検知されるもの)で検知されるまで、図示
しない上昇手段により上昇させられる(STEP3、
4)。
【0061】その後、抵抗部材320は、大サイズのシ
ートにかかり、小サイズのシートにかからない位置(即
ち、小サイズのシートの後端よりもシート搬送方向上流
側位置)にセットされておれば、モータ335が回転す
ることにより偏心コマ334が回転し、サイド規制板3
19からの出没(図中LS 幅とLG 幅の間を往復する)
を数回繰り返すこと(ジョギング動作)により、図12
のように、大サイズのシートSL の幅方向端部がたわ
み、小サイズSS の幅方向端部がたわまない形になる
(STEP5)。尚、モータ335、偏心コマ334及
びバネ手段333により、サイド規制板319をシート
の幅方向に移動させる移動手段を構成している。
【0062】シート給送動作に入り、ファン(分離手
段)317より分離エア317aを吐出するが、抵抗部
材320により、小サイズシートが図12に示す点線部
よりもシート搬送方向下流側にエアで飛ばされることを
防止できる(STEP6)。
【0063】そして、吸引ファン(吸着手段)316に
より最上紙のシートを搬送ベルト(給送手段)315側
に吸着し、その吸着したシートを搬送ベルト315で給
送する(STEP7)。その際、第1の実施の形態と同
様に、図11において、小サイズシートは、L12分しか
下流へ移動しないので、吸引ファン316による空気吸
引口の位置をシート積載位置先端よりL13≧L12の位置
に設定することにより、次の(上に積載された)シート
の重送等を防ぐことができる。
【0064】さらに、所定枚数までシートが吸引ファン
316及び搬送ベルト315によって給送され(STE
P8)、途中でシート高さが検知高さより下がった場合
(STEP9)、分離エア317aの吹きつけを停止し
(ファン317を止め、又、弁等でふさぐことにより分
離エア317aを停止してもよい)、抵抗部材320を
サイド規制板319内に下げ(STEP10)、再びシ
ートトレイ310を上昇させて(STEP3)、シート
の給送を続けることができる。
【0065】本実施の形態において、図13に示すよう
に、抵抗部材320は、大サイズシートをたわませ易く
(シートの積載方向上方への移動を阻止するように機能
し)、且つ積載板(シートトレイ310)が上昇する際
にひっかからないようにするために、階段状に段差部
(320c,320e)を形成したが、第1の実施の形
態のようなテーパ形状(図13a)のものであってもよ
い。また、先の実施例と同様に抵抗部材320は、モー
タ335等と1つのユニット331として、シートサイ
ズに応じて図14の矢印Q方向に移動可能となってい
る。
【0066】本実施の形態においては、積載台(シート
トレイ310)をシートの積載高さに応じて上昇させた
が、これに限ることなく、シートの給送枚数等に応じて
上昇させるようにしても、抵抗部材320を上述した実
施の形態と同様の動作を行わせれば、同様の効果を得る
ことができる。
【0067】また、シート端部に余分な力をかけてシー
トが永久変形するようなことがないように、図16
(a),(b)に示すように、抵抗部材320を弾性部
材346,338で支えて揺動可能にしても良い。
【0068】本実施の形態においては、シート積載台
(シートトレイ)は、水平のもののみを示したが、シー
トが上流側にそろうように上流向きに傾けたり、手を入
れやすいように下流側に傾けたりしても、前記各実施の
形態と同様の効果を得ることができる。
【0069】尚、上記実施の形態は、図11〜図13に
示すように、制御手段1000によりモータ335の作
動が制御され、又、制御手段1000によりシートトレ
イ310の上昇移動が制御され、更に、制御手段100
0によりファン317の作動が制御される。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、シート
積載手段にサイズの異なる長さのシートを混載した場
合、短いシートの後端よりもシート搬送方向上流側で且
つ短いシートのシート幅より僅かに小さな幅となるよう
な位置に配置され、シートのシート搬送方向逆方向への
移動を規制する抵抗手段を備えており、ファンによって
シートを確実に給送手段側に吸引でき、その吸引したシ
ートを給送手段でもって確実に給送できるため、給送不
能や重送という不具合の発生を防止できる。
【0071】又、本発明は、シート積載手段にサイズの
異なる長さのシートを混載した場合、短いシートの後端
よりもシート搬送方向上流側で且つ短いシートのシート
幅より僅かに小さな幅となるような位置に配置され、シ
ートのシート搬送方向逆方向への移動を規制する抵抗手
段と、シート積載手段に積載されたシートの後端から抵
抗手段までの距離よりもシート先端からシート搬送方向
上流側に大きく離間した位置に配置され、ファンによっ
て吸引される空気を導く吸引ダクトとを備えており、分
離手段によりシートの給送方向先端側からエアを吹き付
けても、短いシートの移動を抵抗手段で規制でき、ファ
ン及び吸引ダクトでそのシートを確実に給送手段側に吸
引でき、給送手段によってシートを確実に給送できるの
で、給送不能や重送という不具合の発生をより一層効果
的に防止できる。
【0072】又、本発明は、抵抗手段が、シート搬送方
向へ移動できるように幅方向規制板」取り付けられてい
るため、シートの搬送方向長さと吸着力除去手段との相
対位置関係に応じた最適の位置でもって、シートのシー
ト搬送方向と逆方向への移動を規制でき、より一層効果
的にシートの搬送不良を防止できる。
【0073】又、本発明は、シート積載手段にシートを
積載する際に、抵抗手段をシートの幅方向端部から離間
させる一方、シート積載手段からシートを送り出す際
に、抵抗手段をシートの幅方向端部に押し付ける移動手
段を備えてなるため、シートのシート積載手段への積載
性を損なうことなく、給送性能を向上できる。
【0074】又、本発明は、移動手段をシート給送直前
に作動させて、抵抗手段をシート幅方向2位置間で複数
回往復移動させる制御手段を備えているため、シート積
載手段上に複数積載された混載状態のシートを十分に捌
き、シート間に分離用のエアを導入し易くすることがで
き、混載状態のシートを一枚づつに確実に分離して給送
することができる。
【0075】又、本発明は、制御手段が、抵抗手段を所
定のシート給送枚数毎に往復移動させるため、混載状態
のシートの分離・給送をより一層確実にでき、重送等の
給送不良を効果的に防止できる。
【0076】又、本発明は、給送手段をシート積載手段
の上方に配置し、シート積載手段に積載された最上位の
シートから給送する場合であっても、シート積載手段上
の一番上のシートの位置を検知する高さ検知手段と、該
高さ検知手段の信号に基づいて前記シート積載手段を所
定量上昇させると共に、該シート積載手段の上昇後に抵
抗手段をシート幅方向2位置間で複数回往復移動させる
制御手段と、を備えているため、混載状態のシートを確
実に一枚づつに分離して給送することができる。
【0077】又、本発明は、抵抗手段が、シート給送方
向下流側に向かうにしたがってシートの幅方向間隔を狭
めるような傾斜部を備えているため、シートのシート搬
送方向への抵抗を過度に増加させることなく、シートの
幅方向端部を撓ませることができ、混載されたシート間
に分離用のエアを導入し易くすることができるので、混
載されたシートを一枚づつに確実に分離して給送するこ
とができる。
【0078】又、本発明は、抵抗手段が、シート積載方
向下方に向かうにしたがってシートの幅方向間隔を狭め
るような傾斜部を備えているため、シート積載手段上へ
のシートの積載性を損なうことなく、シートの幅方向端
部を撓ませることができ、混載されたシート間に分離用
のエアを導入し易くすることができるので、混載された
シートを一枚づつに確実に分離して給送することができ
る。
【0079】又、本発明は、抵抗手段が、シートの積載
方向上方への移動を阻止するような段差部を備えている
ため、シートの幅方向端部を撓ませて、混載状態のシー
ト間にエアを導入でき、シートを一枚づつ確実に分離・
給送することができる。
【0080】又、本発明は、後端規制手段に抵抗手段を
連繋し、該抵抗手段を前記後端規制手段の移動に連動さ
せようにしてあるため、後端規制手段をシートサイズに
応じた位置に移動させるだけで、抵抗手段を最適の位置
に移動させることができ、抵抗手段の位置設定を容易に
できる。
【0081】又、本発明は、抵抗手段が、後端規制手段
の移動量の1/2を移動するように後端規制手段に連繋
されているため、例えばシート積載手段上にA3とA4
のシートが混載された場合、抵抗手段をA4の移動を規
制するに最適の位置に自動的に移動させることができ、
抵抗手段の位置設定を極めて容易に行うことができる。
【0082】又、本発明は、抵抗手段と後端規制手段と
の連繋を解除する連繋解除手段を備えているため、抵抗
手段を後端規制手段に連動させることができるのはもち
ろんのこと、抵抗手段を後端規制手段とは別に移動させ
ることもでき、抵抗手段の位置設定の自由度が増加す
る。
【0083】更に、本発明の画像形成装置は、上記のよ
うな給送性能に優れたシート給送装置を備えているた
め、シート給送装置により給送されたシートに確実に画
像を形成することができ、該画像形成装置に対する信頼
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すシート給送装
置(自動原稿給送装置)の断面図。
【図2】同シート給送装置の斜視図。
【図3】図2のB−B線に沿う断面図。
【図4】図2のC−C線に沿う断面図。
【図5】同シート給送装置の平面図(上視図)。
【図6】図2のD方向矢視図。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装
置を備えた複写機の概略構成図。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係るトレイ積載台
の内部構造図。
【図9】図8のK−K線に沿う断面図。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る複写機の概
略構成図。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る中間トレイ
の断面図。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係る中間トレイ
の構成図。図12(a)は同中間トレイの平面図(上視
図)、図12(b)は抵抗手段の平面図。図12(c)
は図12(a)のLーL線に沿う断面図。
【図13】同中間トレイの側面図。図13(a)は図1
2(a)のN−N線に沿う断面図、図13(b)は抵抗
部材の他の実施の形態図。
【図14】図12(a)のM−M線に沿う断面図。
【図15】本発明の第2の実施の形態の作動制御状態を
示すフローチャート図。
【図16】本発明の第2の実施の形態に係る抵抗手段の
構造図。図16(a)は同抵抗手段の要部側面図、図1
6(b)は同抵抗手段の要部平面図。
【図17】従来例のシート給送装置の断面図。
【図18】本発明の他の実施の形態を示すシート給送装
置の断面図。
【符号の説明】
10、310 シートトレイ(シート積
載手段) 11、311 後端規制板(後端規制手
段) 15、315 搬送ベルト(搬送手段) 16、316 ファン(吸着手段) 161 吸引ダクト 17、317 ファン(分離手段) 19、319 サイド規制板(幅方向規
制板) 20、320 抵抗部材(抵抗手段) 20a 第1の傾斜部 20b 第2の傾斜部 20b1 ラック(連繋手段) 25 歯車(連繋手段) 130 感光ドラム(画像形成
部) 320c,320e 段差部 333 バネ手段(移動手段) 334 偏心コマ(移動手段) 335 モータ(移動手段) 341 フォトインタラプタ(高
さ検知手段) 343 検知板(高さ検知手段) 1000 制御手段 1501 静電吸着ベルト 1502 吸着用帯電器 1503 除電用帯電器(静電除去
手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 516 G03G 15/00 516

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のシートの積載が可能なシート積
    載手段と、 該シート積載手段に積載されたシートの幅方向位置を規
    制する幅方向規制板と、 前記シート積載手段に積載されたシートの後端位置を規
    制する後端規制手段と、 前記シート積載手段に積載されたシートを送り出す給送
    手段と、 前記シート積載手段に積載されたシートの一枚を前記給
    送手段側に吸引するファンと、 前記給送手段によって送り出されるシートの給送方向先
    端側からエアを吹きつけ、シートを一枚ずつに分離する
    分離手段と、 を備えたシート給送装置において、 前記シート積載手段にサイズの異なる長さのシートを混
    載した場合、短いシートの後端よりもシート搬送方向上
    流側で且つ短いシートのシート幅より僅かに小さな幅と
    なるような位置に配置され、シートのシート搬送方向と
    逆方向への移動を規制する抵抗手段を備えたことを特徴
    とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】 前記シート積載手段に積載されたシート
    の後端から前記抵抗手段までの距離よりもシート先端か
    らシート搬送方向上流側に大きく離間した位置に配置さ
    れ、前記ファンによって吸引される空気を導く吸引ダク
    トを備えたことを特徴とする請求項1記載のシート給送
    装置。
  3. 【請求項3】 前記給送手段が、複数の穴を備えたベル
    トであることを特徴とする請求項1乃至請求項2記載の
    シート給送装置。
  4. 【請求項4】 前記幅方向規制板がシートの幅方向に移
    動可能に構成され、該幅方向規制板に前記抵抗手段が取
    り付けられたことを特徴とする請求項1記載のシート給
    送装置。
  5. 【請求項5】 前記抵抗手段が、シート搬送方向へ移動
    できるように前記幅方向規制板に取り付けられたことを
    特徴とする請求項4記載のシート給送装置。
  6. 【請求項6】 前記抵抗手段が、シート幅方向に移動で
    きるように前記幅方向規制板に取り付けられたことを特
    徴とする請求項4乃至請求項5記載のシート給送装置。
  7. 【請求項7】 前記シート積載手段にシートを積載する
    際に、前記抵抗手段をシートの幅方向端部から離間させ
    る一方、前記シート積載手段からシートを送り出す際
    に、前記抵抗手段をシートの幅方向端部に押し付ける移
    動手段を備えてなることを特徴とする請求項1乃至請求
    項6記載のシート給送装置。
  8. 【請求項8】 前記移動手段をシート給送直前に作動さ
    せて、前記抵抗手段をシート幅方向に往復移動させる制
    御手段を備えたことを特徴とする請求項7記載のシート
    給送装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段が、前記抵抗手段を所定の
    シート給送枚数毎に往復移動させることを特徴とする請
    求項8記載のシート給送装置。
  10. 【請求項10】 前記給送手段がシート積載手段の上方
    に配置され、 前記シート積載手段上の一番上のシートの位置を検知す
    る高さ検知手段と、 該高さ検知手段の信号に基づいて前記シート積載手段を
    所定量上昇させると共に、該シート積載手段の上昇後に
    前記抵抗手段をシート幅方向に往復移動させる制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする請求項8乃至請求項9記載の
    シート給送装置。
  11. 【請求項11】 前記抵抗手段をシート幅方向に往復移
    動させる際に、前記分離手段の作動を停止させる制御手
    段を備えたことを特徴とする請求項8乃至請求項10記
    載のシート給送装置。
  12. 【請求項12】 前記抵抗手段が、シート給送方向下流
    側に向かうにしたがってシートの幅方向間隔を狭めるよ
    うな傾斜部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求
    項11記載のシート給送装置。
  13. 【請求項13】 前記抵抗手段が、シート積載方向下方
    に向かうにしたがってシートの幅方向間隔を狭めるよう
    な傾斜部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    12記載のシート給送装置。
  14. 【請求項14】 前記抵抗手段が、シートの積載方向上
    方への移動を阻止するような段差部を備えたことを特徴
    とする請求項12載のシート給送装置。
  15. 【請求項15】 前記後端規制手段に前記抵抗手段を連
    繋し、該抵抗手段を前記後端規制手段の移動に連動させ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項14記載のシー
    ト給送装置。
  16. 【請求項16】 前記抵抗手段が、前記後端規制手段の
    移動量の1/2を移動するように前記後端規制手段に連
    繋されたことを特徴とする請求項15項記載のシート給
    送装置。
  17. 【請求項17】 前記抵抗手段と前記後端規制手段との
    連繋を解除する連繋解除手段を備えたことを特徴とする
    請求項15乃至請求項16記載のシート給送装置。
  18. 【請求項18】 複数枚のシートの積載が可能なシート
    積載手段と、 該シート積載手段に積載されたシートの幅方向位置を規
    制する幅方向規制板と、 前記シート積載手段に積載されたシートの後端位置を規
    制する後端規制手段と、 前記シート積載手段に積載されたシートを送り出す給送
    手段と、 前記シート積載手段に積載されたシートの一枚を前記給
    送手段側に吸引するファンと、 前記給送手段によって送り出されるシートの給送方向先
    端側からエアを吹きつけ、シートを一枚ずつに分離する
    分離手段と、 を備えたシート給送装置において、 前記シートのシート搬送方向と逆方向への移動を規制す
    る抵抗手段と、 前記シート積載手段に積載されたシートの後端から前記
    抵抗手段までの距離よりもシート先端からシート搬送方
    向上流側に大きく離間した位置に配置され、前記ファン
    によって吸引される空気を導く吸引ダクトを備えたこと
    を特徴とするシート給送装置。
  19. 【請求項19】 複数枚のシートの積載が可能なシート
    積載手段と、 該シート積載手段に積載されたシートの幅方向位置を規
    制する幅方向規制板と、 前記シート積載手段に積載されたシートの後端位置を規
    制する後端規制手段と、 前記シート積載手段に積載されたシートの一枚を吸着し
    て送り出す静電吸着ベルトと、 前記給送手段によって送り出されるシートの給送方向先
    端側からエアを吹きつけ、シートを一枚ずつに分離する
    分離手段と、 を備えたシート給送装置において、 前記シート積載手段にサイズの異なる長さのシートを混
    載した場合、短いシートの後端よりもシート搬送方向上
    流側で且つ短いシートのシート幅より僅かに小さな幅と
    なるような位置に配置され、シートのシート搬送方向と
    逆方向への移動を規制する抵抗手段を備えたことを特徴
    とするシート給送装置。
  20. 【請求項20】 前記シート積載手段に積載されたシー
    トの後端から前記抵抗手段までの距離よりもシート先端
    からシート搬送方向上流側に大きく離間した位置に配置
    され、前記静電吸着ベルトの静電吸着力を解除する静電
    除去手段を備えたことを特徴とする請求項19記載のシ
    ート給送装置。
  21. 【請求項21】 前記請求項1乃至請求項20のいずれ
    か1項に記載のシート給送装置と、該シート給送装置に
    より給送されたシートに画像を形成する画像形成部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP8001036A 1996-01-08 1996-01-08 シート給送装置及び該シート給送装置を備えた画像形成装置 Pending JPH09188431A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013091538A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Sharp Corp 給紙装置、及びそれを備えた画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013091538A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Sharp Corp 給紙装置、及びそれを備えた画像形成装置

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